JPS5833283Y2 - 油圧式エレベ−タ - Google Patents

油圧式エレベ−タ

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Publication number
JPS5833283Y2
JPS5833283Y2 JP1977140869U JP14086977U JPS5833283Y2 JP S5833283 Y2 JPS5833283 Y2 JP S5833283Y2 JP 1977140869 U JP1977140869 U JP 1977140869U JP 14086977 U JP14086977 U JP 14086977U JP S5833283 Y2 JPS5833283 Y2 JP S5833283Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
hydraulic
muffler
hydraulic cylinder
filter
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977140869U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5372088U (ja
Inventor
洋 弓野
義人 佐藤
康夫 木戸
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
Priority to JP1977140869U priority Critical patent/JPS5833283Y2/ja
Publication of JPS5372088U publication Critical patent/JPS5372088U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5833283Y2 publication Critical patent/JPS5833283Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は油圧ポンプの吐出油を油圧シリンダに給送し
て乗りかごの上昇を行なう油圧式エレベータに関するも
のである。
油圧式エレベータでは、油圧ポンプから発生する圧力脈
動が配管系、油圧プランジャを振動させ騒音の発生の原
因となり、エレベータの乗心地および周囲の設備に対し
悪影響をおよぼす。
また、パワーユニットと油圧シリンダとを連結する配管
は現地作業となるため、作業中に生じるごみ等が作業油
中に混入し、制御バルブの目づまり、シート面の損傷に
よるバルブの固渋、内部もれ等の誤動作を起し、エレベ
ータの事故につながる。
上記の問題を解決するため従来はオイルマフラおよび可
逆フィルタを、個々に配管途中、あるいはパワーユニッ
ト中に組込んでいる。
しかし、配管途中にオイルマフラおよび可逆フィルタを
組込む方法は、限定された大きさのエレベータ昇降路、
あるいは機械室内に設置する関係上、スペース的に非常
に無理がある。
また、パワーユニットに組込む方法もユニット内の他機
器、たとえば制御バルブ、モーフ、油圧ポンプ等の配置
の関係上、オイルマフラ、フィルタに許される位置およ
びスペースは大幅に制約を受け、かつその保守性が悪い
さらに、オイルマフラおよびフィルタを単品として製作
するため、当然その原価が割高になる。
本考案の目的は、スペース効率が良く、シかも保守性の
良いオイルマフラを組込んだ油圧式エレベータを提供す
るものである。
本考案は油タンクから油圧ポンプによって作動油を吸引
し、この作動油を油圧シリンダに送り出し、プランジャ
を動作して乗かとを上昇させ、方、前記油圧シリンダか
ら油を排出させてプランジャと共に乗かごを下降させる
ようにした油圧式エレベータにおいて、前記油タンクか
ら油圧シリンダに至る油圧系路に、−側が油タンク側の
、他側が油圧シリンダ側の配管と連通ずる連絡路および
連絡口を備えた本体からなるオイルマフラを設け、かつ
、このオイルマフラ内に前記連絡路に連通ずる微細な網
目を備えたフィルタを設けたものである。
この考案の実施例を説明するにさきたって第1図に示す
従来の油圧式エレベータについて述べる。
油モポンプ1が駆動モーフ2により駆動されると、油タ
ンク3の油が吸効用フィルタ4を通して吸い上げられ、
油圧ポンプ1の吐出側から送り出される。
その圧油は制御バルブ5、可逆フィルタ6、オイルマフ
ラ7を通る。
前記各機器によりパワーユニットPが構成される。
オイルマフラ7を経た圧油は配管8を介して油圧シリン
ダ9に送りこまれ、プランジャ10を押し上げる。
これにより乗りかと11が上昇させられる。
乗りかと11の下降時には、乗りかと11およびプラン
ジャ10の自重により、油圧シリンダ9内の作動油が押
しもどされ、配管8、オイルマフラ7、可逆フィルタ6
、制御バルブ5を通って戻り管12から油タンク3に流
れ込む。
オイルマフラ7は回路中の脈圧、騒音を吸収するために
、また、可逆フィルタ6は回路中に混入している異物が
制御バルブ5に流入することを封止するために設置した
ものである。
第2図はこの考案の一実施例を示すもので、同図中第1
図と同じ符号をつけたものは同じもの、もしくは相当す
るものを示す。
パワーユニットPには可逆フィルタ13を内蔵したオイ
ルマフラ14が組込まれている。
オイルマフラ14は第3図に示す構造からなる。
すなわち、本体15の一端面側にはボルト16によりカ
バー17が固定されており、両者のかん合面部には01
Jング18が設けられている。
本体15の他端面側には配管8につらなる連絡口19が
設けられ、カバー17には制御バルブ5側の配管と可逆
フィルタ13内に通じる連絡路20が設けられている。
作動油中に混入している異物は可逆フィルタ13により
ろ過される。
作動油は第3図に実線および破線の矢印で示すように、
フィルタ13内でかく乱され、さらにフィルタの微細な
網目によって拡散されるため、オイルマフラ14による
脈圧および騒音の吸収効果が一層向上する。
第4図は従来の空胴オイルマフラとこの考案によるフィ
ルタ内蔵のオイルマフラとの圧力脈動伝達損失を比較し
た線図で%LIは前者の伝達損失、L2は後者のそれを
示す。
なお、横軸は周波数(Hz)を表わし、縦軸は圧力脈動
の伝達損失(dB)を表わす。
以上説明したこの考案によれば、脈圧吸振性、スペース
効率の高い油圧式エレベータを安価に製作することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧式エレベータの油圧系統を示す図、
第2図はこの考案による油圧式エレベータの油圧系統を
示す図、第3図は第2図におけるオイルフラの断面図、
第4図は従来のオイルマフラとこの考案によるフィルタ
内蔵オイルマフラとの圧力脈動伝達損失を示す線図であ
る。 P・・・・・・パワーユニット、1・・・・・・油圧ポ
ンプ、3・・・・・・油圧ポンプ、5・・・・・・制御
バルブ、8・・・・・・配管、9・・・・・・油圧シリ
ンダ、10・・・・・・プランジャ、11・・・・・・
乗りかご、13・・・・・・可逆フィルタ、14・・・
・・・オイルマフラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 油タンクから油圧ポンプによって作動油を吸引し、この
    作動油を油圧シリンダに送り出し、プランジャを動作し
    て乗かごを上昇させ、一方、前記油圧シリンダから油を
    排出させてプランジャと共に乗かごを下降させるように
    した油圧式エレベータにおいて、前記油タンクから油圧
    シリンダに至る油圧系路に、−側が油タンク側の、他側
    が油圧シリンダ側の配管と連通ずる連絡路および連絡口
    を備えた本体からなるオイルマフラを設け、かつ、この
    オイルマフラ内に前記連絡路に連通ずる微細な網目を備
    えたフィルタを設けたことを特徴とする油圧式エレベー
    タ。
JP1977140869U 1977-10-19 1977-10-19 油圧式エレベ−タ Expired JPS5833283Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977140869U JPS5833283Y2 (ja) 1977-10-19 1977-10-19 油圧式エレベ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977140869U JPS5833283Y2 (ja) 1977-10-19 1977-10-19 油圧式エレベ−タ

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Publication Number Publication Date
JPS5372088U JPS5372088U (ja) 1978-06-16
JPS5833283Y2 true JPS5833283Y2 (ja) 1983-07-25

Family

ID=28749625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977140869U Expired JPS5833283Y2 (ja) 1977-10-19 1977-10-19 油圧式エレベ−タ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141859U (ja) * 1974-09-21 1976-03-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5141859U (ja) * 1974-09-21 1976-03-27

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JPS5372088U (ja) 1978-06-16

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