JPS5833219B2 - テトラロ−ルカゴウブツノ セイゾウホウ - Google Patents

テトラロ−ルカゴウブツノ セイゾウホウ

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JPS5833219B2
JPS5833219B2 JP49067539A JP6753974A JPS5833219B2 JP S5833219 B2 JPS5833219 B2 JP S5833219B2 JP 49067539 A JP49067539 A JP 49067539A JP 6753974 A JP6753974 A JP 6753974A JP S5833219 B2 JPS5833219 B2 JP S5833219B2
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benzyloxy
tetrahydronaphthalene
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安 三野
弘貞 杉原
正夫 西川
正純 渡辺
道生 本橋
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Takeda Chemical Industries Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D207/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D207/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D207/30Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D207/32Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D207/33Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms with substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D207/335Radicals substituted by nitrogen atoms not forming part of a nitro radical
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P11/00Drugs for disorders of the respiratory system
    • A61P11/08Bronchodilators

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医薬として有用な新規テトラロール化合物の製
造法に関する。
従来、喘息の治療剤としては、β−アドレナリンの受容
体の興奮作用を有するイソプロテレノールやメタプロテ
レノールが多く用いられている。
しかし、インフロテレノールはβ2−アドレナリン受容
体に関係があるといわれている気管支拡張作用を有する
と同時にβ1−アドレナリン受容体に関係があるといわ
れている心臓の機能をも昂進させる強い副作用があり、
またメタプロテレノールは上記副作用は弱いが気管支拡
張作用も弱く、イスれも満足のいくものではなかった。
本発明者らはこれらの事情に鑑み種々研究した結果、上
記副作用が殆んどなく、しかも優れた気管支拡張作用を
有する新規テトラロール化合物を合威し、さらに研究を
重ねて本発明を完成した。
すなわち本発明は、 (1)一般式 〔式中、A1は一般式−NHR’(式中、R1は水素原
子、カルボン酸由来のアシル基あるいは低級アルコキシ
、シクロアルキル、アリール、ヒドロキシアリール、低
級アルコキシアリール、テトラヒドロピラニルもしくは
インドリルで置換されていてもよい低級アルキル基また
は低級アルケニル基あるいは低級アルキルで置換されて
いてもよいシクロアルキル基またはシクロアルケニル基
を示す。
)で表わされる基、ニトロインニトロンまたは−N=R
”(R” は低級アルキリデン基)で表わされる基を、
Xは>C−〇または>CH−OHを示し、A1が−NH
R1の場合はXは〉C=0である。
Yは水素原子、アシル基、水酸基、低級アルコキシ基、
アシルオキシ基、アミノ基、第2級もしくは第3級アミ
ノ基、アシルアミノ基、ニトロ基、シアノ基またはハロ
ゲン原子を、nは0.1または2の整数(ただしYが水
素原子の場合はnは1または2の整数。
)を、−oz’ は低級アルキル、ベンジルもしくは
アシルで保護されていてもよい水酸基を示す。
〕で表わされる化合物を還元反応に付すことを特徴とす
る一般式 〔式中、R’ 、Y、nおよび一0Z1 は前記と同定
義を有する。
〕で表わされるテトラロール化合物の製造法。
(2)一般式 〔式中、Y、nおよび−021は前記と同意義、A2は
アミノ基、ニトロ基またはイソニトロソ基を、Xは>C
=Oまたは>CH−OHを示す。
〕で表わされる化合物を一般式 〔式中、R2は水素原子または低級アルキル基を、R3
は水素原子あるいは低級アルコキシ、シクロアルキル、
アリール、ヒドロキシアリール、低級アルコキシアリー
ル、テトラヒドロピラニルもしくはインドリルで置換さ
れていてもよい低級アルキル基または低級アルケニル基
あるいは低級アルキルで置換されていてもよいシクロア
ルキル基またはシクロアルケニル基を示し、R2とR3
とが互いに結合して隣接する炭素原子とともにシクロア
ルカンもしくはシクロアルケンを形成していてもよい。
〕で表わされるカルボニル化合物の存在下で還元反応に
付すことを特徴とする特許 〔式中、R2、R3、Y、nおよび−oz’ は前記
と同定義を有する。
〕で表わされるテトラロール化合物の製造法。
(3)一般式 〔式中、R1、Yおよびnは前記と同意義、zl、z2
はそれぞれ水素原子または低級アルキル、ベンジルおよ
びアシルから選ばれた保護基を示し、Zl、Z2の少な
くとも一方は当該保護基である。
〕で表わされる化合物を保護基除去反応に付すことを特
徴とする一般式 〔式中、R’、Yおよびnは前記と同定義、1/は水素
原子または上記保護基を示し、上記Z2が水素原子であ
る場合は21′は水素原子である。
〕で表わされるテトラロール化合物の製造法である。
前記一般式CI)、〔■〕、(VI)、〔■〕に関し、
R1としての低級アルキル基は、直鎖状もしくは分校状
のいずれでもよく、たとえばメチル、エチル、n−プロ
ピル、i−プロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブ
チル、5ee−ブチル、n−ペンチル、l−エチルプロ
ピル、iペンチル、t−ペンチル、n−ヘキシル、i−
ヘキシル、2−メチルペンチル、1−メチルペンチル、
1−エチルペンチル、l−エチルヘキシル基などが挙げ
られ、低級アルケニル基としてはたとエバエチニル、フ
ロベニル、フチニル、ペンテニル、ヘキセニル、メチル
プロペニル、エチルペンテニル、エチルへキセニル基な
どが挙げられる。
これらは置換基を有していてもよい。
かかる置換基としては、シクロアルキル基(例、シクロ
プロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチル基など。
)、アリール基(例、フェニル、ナフチル基など。
)、ヒドロキシアリール基、低級アルコキシアリール基
、テトラヒドロピラニル、インドリルおよび低級アルコ
キシ基(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ基など。
)が挙げられる。R1としてのシクロアルキル基として
は、たとエバシクロプロビル、シクロブチル、シクロヘ
ンチル、シクロヘキシル、シクロアルキル基ナトカ、シ
クロアルケニル基としてはたとえばシクロペンテニル、
シクロへキセニル基などがあげられ、これらはその任意
の位置に前記した低級アルキル基を有していてもよい。
R1としてのカルボン酸由来のアシル基としては、たと
えばホルミル、アセチル、メトキシアセチル、クロロア
セチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、メタ
クリロイル、シクロヘキサンカルボニル、ベンゾイル、
トルオイル、メシトイル、4−I’ロロペンソイル、4
−ヒドロキシベンゾイル、フェニルアセチル、2−(p
−メトキシフェニル)アセチル、3−フェニルプロピオ
ニル、2−フェニルプロピオニル、シンナモイル基ナト
があげられる。
一般式(IV)、(V、lに関し、R2としての低級ア
ルキル基は、直鎖状もしくは分枝状低級アルキル基のい
ずれでもよく、たとえばメチル、エチル、n−プロピル
、i−プロピル、n−7”チル、i−ブチル、t−ブチ
ル、5ee−ブチル、n−ペンチル、l−エチルプロピ
ル、i−ペンチル、tヘンチル、n−ヘキシル、i−ヘ
キシル、lメチルペンチル、2−メチルペンチル、■−
エチルペンチル、■−エチルヘキシル基などがあげられ
る。
一般式(IV)、(V、lに関し、R3としての低級ア
ルキル基、低級アルケニル基、シクロアルキル基、シク
ロアルケニル基ならびにそれらの置換外はR1に関して
詳述したものと同様なものである。
上記R2とR3とは互いに結合して隣接する炭素原子と
ともにシクロアルカン(例、シクロプロパン、シクロブ
タン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタ
ンなど)またはシクロアルケン(例、シクロペンテン、
シクロヘキセンなど)を形成していてもよい。
一般式CI)、〔■〕、〔■〕、〔■〕、〔■〕、〔■
〕に関し、Yとしてのアシル基としては、たとえばカル
ボン酸、炭酸、カルバミン酸、スルフェン酸、スルフィ
ン酸、スルホン酸由来のアシル基などがあげられ、カル
ボン酸由来のアシル基としては、R1において詳述した
と同様の基が、炭酸由来のアシル基としては、たとえば
低級アルコキシカルボニル基(例、メトキシカルボニル
、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキ
シカルボニル基など。
)。などが、カルバミン酸由来のアシル基としては、た
とえばカルバモイル基、N−モノまたはジ低級アルキル
カルバモイル基(例、N−メチルカルバモイル、N−エ
チルカルバモイル、N−N−ジメチルカルバモイルなど
)などカ、スルフェン酸、スルフィン酸、スルホン酸由
来のアシル基としては、たとえば低級アルキルチオ基(
例、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチ
オ基など。
)、低級アルカンスルフィニル基(例、メタンスルフィ
ニル、エタンスルフィニル、フロパンスルフィニル、フ
ロンスルフィニル基など。
)、低級アルカンスルホニル基(例、メタンスルホニル
、エタンスルホニル、フロパンスルホニル、フロンスル
ホニル基など。
)、低級ハロゲン化アルカンスルホニル基(例、トリフ
ルオロメタンスルホニル基など。
)などがあげられる。
Yとしての低級アルコキシ基における低級アルキル基と
してはたとえばメチル、エチル、n−プロピル、i−プ
ロピル、n−ブチル、i−ブチル、t−ブチル、5ee
−ブチル、n−ペンチル、i−ペンチル、t−ペンチル
、n−ヘキシル基などが、アシルオキシ基におけるアシ
ルとしてはたとえばホルミル、アセチル、プロピオニル
、フチニル、2−7’チル−2−ブテノイル、モノクロ
ロアセチル、ジクロロアセチル、トリフルオロアセチル
、ベンゾイル、トルイル、メシトイル、4−クロロベン
ゾイル、3−ペンソイルプロハノイル、キサンチン−9
−カルボニル、ベンゼンスルホニル、トルエンスルホニ
ル、メタンスルホニル、トリフルオロメタンスルホニル
、ベンジルオキシカルボニル、t−ブチルオキシカルボ
ニル、i−ボルニルオキシカルボニル、カルバモイル、
トリクロロメチルイミドイル基などが挙げられる。
なお、Yが上記したように保護されていてもよい水酸基
の場合、nは1または2の整数であることが好ましい。
Yとしてのアミノ基が置換基を有する場合、その置換基
を有するアミノ基としては、第2級または第3級アミノ
基(例、メチルアミノ、エチルアミノ、イングロピルア
ミノ、ベンジルアミノ、フェネチルアミノ、ジメチルア
ミノ、ジエチルアミノ基など。
)、アシルアミノ基(例、ホルミルアミノ、アセチルア
ミノ、プロピオニルアミノ、N−メチル−N−ホルミル
アミノ、N−メチル−N−アセチルアミノ、メタンスル
ホニルアミノ、エタンスルホニルアミノ、N〜メチル−
N〜メタンスルホニルアミノ、N−ベンジル−N−メタ
ンスルホニルアミノ、メトキシカルボニルアミノ、エト
キシカルボニルアミノ、プロポキシカルボニルアミノ、
ブトキシカルボニルアミノ、カルバモイルアミノ、メチ
ルカルバモイルアミノ、エチルカルバモイルアミノ基な
ど。
)などがあげられる。
Yとしてのノ・ロゲン原子としてはフッ素、塩素、臭素
、ヨウ素があげられる。
一般式CI)、(II)、CIII)、〔V〕に関し、
O2l としての保護されていてもよい水酸基が保護さ
れている場合、その保護基としては前記Yとしての保護
されていてもよい水酸基について詳述した保護基と同様
の基およびベンジルがあげられる。
一般式(Vl)に関し、zl、z2としての保護基とし
ては、前記Y、−oz” としての保護されていても
よい水酸基が保護されている場合について詳述した保護
基と同様の基があげられる。
一般式〔■〕に関し、 1/としての保護基としては、
前記z1としての保護基と同様の基があげられる。
本発明の(1)および(2)の方法における還元反応は
通常水または有機溶媒(例、メタノール、エタノ−ル、
エチルエーテル、ジオキサン、ベンゼンなど。
)の存在下に行なわれ、還元手段としてはたとえば白金
、パラジウムなどを触媒とする接触還元、リチウムアル
ミニウムヒドリド、リチウムボロヒドリド、リチウムシ
アノボロヒドリド、ナトリウムボロヒドリド、ナトリウ
ムシアノボロヒドリドなどの金属水素化合物による還元
、アルミニウムイソプロポキシドなどを用いるメヤヮイ
ンーポンドルフーバーレイ還元、金属ナトリウム、金属
マグネシウムなどとアルコール類による還元、亜鉛末と
塩基による還元、鉄、亜鉛などの金属と塩酸、酢酸など
の酸による還元、電解還元、還元酵素による還元などが
あげられるが、その他いかなる還元手段も用いることが
できる。
反応温度は還元手段によって異なるが一般には約−20
°−100℃程度が好ましい。
本反応は常圧で充分目的を達成することができるが、都
合によっては加圧または減圧下に反応を行なってもよい
上記溶媒は単一または混合して用いられるが、反応を阻
害しない限りいかなるものでもよく、また(2)の方法
の場合には一般式(IV )で示されるカルボニル化合
物を過剰に用いて溶媒とすることもできる。
本発明(2)の反応は一般式(m)の化合物を一般式(
IV)で示されるカルボニル化合物の存在下に還元反応
に付すことにより遂行することができる。
この場合一般式 〔式中、R2、R3、X、Y、nおよび−oz ’
は前記と同意義。
〕で表わされる化合物を経由して反応が進行することも
あり、場合によっては上記化合物〔■〕を単離した後、
さらに還元を行なって目的化合物(V)とすることもで
きる。
なお、上記一般式〔■〕の化合物は、場合によってはそ
の互変異性体である下記一般式の構造で生成することも
ある。
〔式中、R2、R3、X、Y、nおよび−O2l は
前記と同意義。
〕また上記一般式〔■〕、〔げ〕の化合物は本発明(1
)の方法における原料化合物〔■〕として用いることも
できる。
本発明(3)の方法は二股式(VI)で示される化合物
を保護基除去反応に付すことにより行なわれる。
保護基除去反応としては自体公知のいかなる方法を用い
てもよく、たとえば還元反応、酸化反応、加溶媒分解反
応などが好都合に用いられ、さらに詳しくは、たとえば
■白金、パラジウム、ロジウム、ラネーニッケルなどを
触媒とする接触還元、■液体アンモニアまたはエタノー
ル、ブタノールのようなアルカリ土類金属ナトリウム、
カリウムなどによる還元、■リチウムアルミニウムヒド
リド、ナトリウムアルミニウムヒドリド、ナトリウムボ
ロヒドリドなど水素化金属化合物による還元、■亜鉛、
鉄などの金属と酢酸、ギ酸などの有機酸、塩酸、硫酸な
どの無機酸とによる還元、■塩化アルミニウム、臭化ア
ルミニウム、塩化亜鉛、ヨウ化マグネシウム、塩化鉄、
三塩化ホウ素、三臭化ホウ素などのルイス酸との反応、
■弗化水素、48%臭化水素酸、臭化水素−酢酸、塩酸
、ヨウ化水素などのハロゲン化水素酸、硫酸、硝酸、リ
ン酸、過塩素酸、ホウ酸などの酸またはその水、アルコ
ールなどの溶液との反応、■トリフルオロ酢酸、酢酸、
シュウ酸、パラトルエンスルホン酸、ギ酸などの有機酸
またはその水溶液との反応、■水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、水酸化バリウム、炭酸カリウム、炭酸水素
ナトリウム、アンモニヤ水、ヒドラジンヒトラードなど
の無機塩基、ピリジン塩酸塩、水酸化テトラメチルアン
モニウム、コリジン−ヨウ化リチウムなどの有機塩基と
の反応、■濃硝酸、無水クロム酸、過マンガン酸カリ、
オゾン、過酸化ベンゾイルなどの酸化剤との反応、[相
]チオ尿素、メルカプチド、酢酸鉛などの化学物質との
反応、0水、メタノール、エタノ−ルなどの溶媒との反
応、@電解還元、電解酸化、紫外線照射などの物理的処
理、0酵素反応などの反応が好ましく用いられる。
反応温度は反応によっても異なるが、一般には約−40
’C〜150”C程度が好ましい。
本反応は通常常圧で行なわれるが、場合によっては減圧
または加圧下に行なってもよい。
本発明(1)、(2)の方法において一般式CI)、(
ID、(IV)の原料化合物のR1、R3、(CH2)
Y、−oz’で示される基が還元されうる基である場合
、本発明(1)、(2)の方法の還元反応によって同時
に還元されることもあり、対応する目的化合物として上
記の部分が還元された基を有する化合物が得られること
もある。
かかる場合の具体例としては、たとえば原料化合物のR
1、R3が不飽和基である場合対応する飽和基を有する
目的化合物が、原料化合物のR1がカルボン酸由来のア
シル基である場合その(−CO−)部分が(−CH2−
)になった目的化合物が、原料化合物の−(CH2)n
Y部分がニトロ基である場合アミノ基の目的化合物が、
同じ部分がホルミル基である場合ヒドロキシメチル基の
目的化合物が、原料化合物の−OZ1がベンジルオキシ
基である場合水酸基の目的化合物が得られることなどが
ある。
本発明(3)の方法においても一般式(Vl)の原料化
合物のR1、(CH2)nyで示される基が保護基除去
反応によって変化しうる基である場合、対応する目的化
合物として上記の部分が変化した基を有する化合物が得
られることもある。
たとえば、保護基除去反応として還元的手段を用いる場
合には上記の本発明(1)、(2)の方法の場合と同様
の変化が、加水分解などの手段を用いる場合には上記R
1、−(CH2)nYの部分が加水分解された目的化合
物が得られることがある。
すなわち、上記の例で明らかなように本発明(1)、(
2)、(3)の方法において原料化合物と目的化合物に
共通して用いているR I 、 R2、R3、−(CH
2)nY、OZl などの記号表示はそれらが同定義に
属する基を表わすことを示しているものであって、それ
らが必ずしも反応の前後を通じて同一であることを示す
ものではない。
本発明の目的物すなわち一般式(II)、(V)および
〔■〕で示される化合物は通常の分離精製手段、たとえ
ば濃縮、沢過、再結晶、カラムクロマトグラフィーなど
の手段を用いることによって反応混合物から容易に単離
することができる。
これらの化合物はいくつかの不整炭素原子を有するため
数種の異性体があり、通常はこれらの異性体混合物とし
て得られるが、場合によっては立体特異的に生成物が得
られることもある。
またラセミ異性体混合物は所望により通常の方法たとえ
ば光学活性の酸または塩基と塩を生成させて分離するこ
とができ、また多孔性吸着樹脂を用いて物理吸着を利用
して分離することも可能である。
また本発明の目的化合物は常法により塩たとえば無機酸
塩(例、塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩など。
)、有機酸塩′(例、マレイン酸塩、フマール酸塩、酒
石酸塩、トルエンスルホン酸塩、ナフタリンスルホン酸
塩、メタンスルホン酸塩など。
)などの酸付加塩として単離することもできる。
かくして製造される本発明の目的物すなわち一般式(I
I)、CV)および〔■〕で示される化合物およびその
塩はβ−アドレナリン受容体の興奮作用もしくは抑制作
用、冠動脈拡張作用、鎮痛作用、血圧降下作用、中枢抑
制作用、抗うつ作用などの薬理作用を有し、たとえば喘
息、不整脈、狭心症、偏頭痛、高血圧症、神経症などの
疾病に対する治療剤、予防剤として有用である。
本発明の目的化合物をこれらの医薬として用いる場合、
それ自体あるいは適宜の薬理的に許容される担体、賦形
剤、希釈剤と混合し、粉末、顆粒、錠剤、カプセル剤、
注射剤、噴霧剤などの形態で経口的または非経口的に投
与することができる。
投与量は対象疾患、症状、化合物の種類、投与方法によ
っても異なるが、たとえば喘息または不整脈の治療剤と
して成人に投与する場合、経口投与では1日あたり約1
〜100■程度、静注投与では1日あたり約0.01〜
11nJ?程度、噴霧などによる局所投与では1回あた
り約0.1〜10ml1程度がそれぞれ好ましい投与量
である。
さらに、本発明り目的化合物(II)、〔■〕、〔■〕
は各種医薬品の合成中間体としても有用である。
なお本発明で用いる原料化合物〔I〕、〔■〕、CVI
)はたとえば以下に示す反応によって得ることができる
〔式中、R1、R2、R3、y、n、−oz’、zl、
Z2は前記と同意義、ただしくC)、(d)の反応の場
合エニル基を示す。
〕上記−(CH2)nY、−oz’、Zl、Z2として
の各種置換基を有する原料化合物は、たとえば上記(a
)、(b)の反応の各工程で得られる化合物またはこれ
らの化合物を(e)、(d)、(e)、(f)の反応に
付して各工程で得られる化合物を自体公知の各種の反応
に付すことにより適宜の置換基を有する原料化合物とし
て容易に得ることができる。
以下に本発明の方法を参考例および実施例によってさら
に詳しく説明するが、これらは本発明の範囲を何ら限定
するものではない。
参考例 1 6−ヒドロキシ−3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタ
レノン21’と濃塩酸110rfLlとの混合物にパラ
ホルムアルデヒド(80%)46グを加え、室温で20
時間攪拌する。
水2oomlを加え沈殿を沢過し、水、ベンゼンで洗浄
し乾燥すると5−クロロメチル−6−ヒドロキシ−3・
4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノンを得る。
収量21グ。
融点:172−174℃(分解)。元素分析値 C11
H1,02C1として計算値 C62,71、H5,2
6 実測値 C62,66、H5,13 参考例 2 5−クロロメチル−6−ヒドロキシ−1(2H)ナフタ
レノン21グをメタノール300m1に溶解し、トリエ
チルアミン17rrLlを加え3時間加熱還流する。
反応液を減圧濃縮し残留物に水および酢酸エチルと酢酸
5mlを加えた後、酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、水洗、無水硫酸ナトリウムで乾
燥後、溶媒を減圧下に留去する。
残留物をベンゼン−n−ヘキサンの混液から再結晶する
と6−ヒドロキシ−5−メトキシメチル−3・4−ジヒ
ドロ−1(2H)−ナフタレノンの無色プリズム晶を得
る。
収量19グ。融点142143℃。
元素分析値 C1□HI403として 計算値 C69,88、H6,84 実測値 C69,87、H6,82 参考例 3 5−ヒドロキシ−6−メトキシメチルー3・4ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノン521と、塩化ベンジル3
21、無水炭酸カリウム35Pとをジメチルホルムアミ
ド3007711中に加え、100℃で4時間攪拌する
反応液を水iz中にあげ遊離する油層を分離し、これを
酢酸エチル300m1を加え、水で洗浄、無水硫酸ナト
リウムで乾燥後溶媒を減圧下に留去し得られる残留物を
ヘキサンから再結晶すると6−ベンジルオキシ−5メト
キシメチル−3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタレノ
ンの無色針状晶を得る。
収量58グ。融点:55−56℃。
元素分析値 C19H2003として 計算値 C77,00、H6,80 実測値 C76,75、H6,83 参考例 4 6−ベンジルオキシ−5−メトキシメチル−3・4−ジ
ヒドロ−1(2H)−ナフタレノン58グを氷酢酸20
0TLlに溶解し、47%臭化水素酸水溶液34TLl
を加え、40−50℃で4時間放置する。
反応液を減圧濃縮し残留物をベンゼン500就に溶解し
、水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶
媒を留去し得られる残留物をシクロヘキサンから再結晶
すると6−ベンジルオキシ−5−ブロモメチル−3・4
−ジヒドロ1(2H)−ナフタレノンの無色針状晶を得
る。
収量44グ。
融点103−104℃。元素分析値 Cl8H1□0□
Brとして計算値 C62,62、H4,96 実測値 C62,23、H4,54 参考例 5 ジメチルスルホキシド400rulに炭酸水素ナトリウ
ム8(lを加え、窒素気流中で反応液を100℃に加熱
、攪拌しながら6−ベンジルオキシ−5−ブロモメチル
−3・4−ジヒドロ1(2H)−ナフタレノン44グを
一度に加え、20分間攪拌する。
反応液を氷水中にあけ、ベンゼンで抽出する。
ベンゼン層を水で洗浄し、無水硫酸す) IJウムで乾
燥後、溶媒を減圧濃縮する。
残留物をメタノールから再結晶すると6−ベンジルオキ
シ−5−ホルミル−3・4−ジヒドロ1(2H)−ナフ
タレノンの無色針状晶を得る。
収量23グ。
融点97−98°C8元素分析値 Cl8H1603と
して 計算値 C76,57、H6,43 実測値 C76,53、H6,28 参考例 6 ローペンジルオキシー5−ホルミル−3・4ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン2.0′ftをベンゼン50
m1に溶解し、エチレングリコール5mlとp−トルエ
ンスルホン酸201n9を加え2時間加熱還流し、連続
的に生ずる水を除く。
反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し得られる残
留物をエーテル−n−ヘキサンから再結晶すると6−ベ
ンジルオキシ−5−ホルミル−3・4ジヒドロ−B2f
()−ナフタレノン エチレンアセタールの無色プリズ
ム晶を得る。
収量2.0り。融点88−89℃。
元素分析値 C20H2004として 計算値 C74,05、H6,22 実測値 C74,12、H6,46 参考例 7 ナトリウムメトキシド1.31をメタノール20m1に
溶解し、水冷下これにヒドロキシルアミン塩酸塩1.4
1をメタノール20TLlに溶解した溶液を滴下する。
30分間かき混ぜた後、6−ベンジルオキシ−5−ホル
ミル−3・4−ジヒドロ1(2H)−ナフタレノンエチ
レンアセタール5.21をメタノール20−に溶解した
溶液を滴下する。
室温で20時間かき混ぜた後、希塩酸300rrLl中
にあけ2時間かき混ぜる。
生成した沈殿を沢取し、水で洗浄し、乾燥後、ベンゼン
−nへキサンから再結晶すると6−ベンジルオキシ5−
ホルミル−3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタレノン
−1−オキシムの無色針状晶を得る。
収量3.1グ。融点176−177℃。元素分析値 C
l8H1□03Nとして 計算値 C73,20、H5,80、 H4,74 実測値 C73,21H5,75、 H4,75 参考例 8 6−ベンジルオキシ−5−ホルミル−3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノン−1−オキシム3.11’
を乾燥ピリジン15m1に溶解し、氷冷下にベンゼンス
ルホニルクロリド2.11を滴下し3時間かき混ぜた後
−夜氷室に放置する。
反応液を氷水100w1l中にあげ生ずる沈殿を沢取し
、水で洗浄後、乾燥し、ベンゼン−シクロヘキサンから
再結晶すると1−ベンゼンスルホニルオキシイミノ−6
−ペンジルオキシ−5−ホルミル−1・2・3・4−テ
トラヒドロナフタレンの無色針状晶を得る。
収量4.2り。融点142−143℃。元素分析値 C
24H2IO6NSとして計算値 C66,19、H4
,86、 N3.32 実測値 C66,51,H4,59、 N3.17 参考例 9 無水エタノール251fLlと金属カリウム900■と
から調製したカリウムエトオキシドのエタノール溶液を
氷水で5℃に冷却し、窒素ガスを通じながら、1−ベン
ゼンスルホニルオキシイミノ−6ペンジルオキシー5−
ホルミルート2・3・4−テトラヒドロナフタレン7.
61を乾燥ベンゼン100Tllに溶解した溶液を滴下
する。
2時間攪拌した後−夜氷室に放置する。
反応液をセライト上で沢過し、ベンゼンで洗浄する。
r液に希塩酸を加え30分間かき混ぜる。
これを減圧下に蒸発乾固し、残留物をエタノールに溶解
し活性炭処理した後、エタノール−酢酸エチルから再結
晶すると2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−ホルミ
ル−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸
塩の無色針状晶を得る。
収量3.1り。融点180−185℃(分解)。
元素分析値 Cl8H1□03N−HCIとして計算値
C65,16、’H5,47、 H4,22 実測値 C64,95、H5,01゜ H4,01 参考例 10 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−ホルミル−3・
4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩l、0
1をアセトン101nlおよびメタノール15TLlの
混合液に溶解し、窒素ガスを通じながら、反応液を5−
10℃に氷冷し、リチウムシアノボロヒドリドの1分子
のジオキサン付加物(LiBH3CN・ジオキサン)5
00■を加えて2時間かき混ぜる。
反応液にエタノール性塩酸を加えて塩酸酸性とし、減圧
下に溶媒を留去する。
残留物を95%エタノールに溶解し、活性炭処理後、エ
タノール−酢酸エチルから再結晶すると6−ベンジルオ
キシ−5−ホルミル−2−イソプロピルアミノ−3・4
−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩の白色結
晶を得る。
収量62−0mg。融点175−180℃(分解)。
元素分析値 C21H2303N−HClとして計算値
C67,46、H6,47、 N3.75 実測値 C67,16、H6,31、 N3.38 マススペクトル m/ e : 337 (M+−HC
l )。
参考例 11 6−ベンジルオキシ−5−ホルミル−3・4ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン7.61と無水酢酸ナトリウ
ム2.41とをエタノール100rrLlに懸濁させ、
室温でかきませながら塩酸ヒドロキシルアミン2.Ol
を加える。
室温で3時間かきまぜたのちエタノールを減圧留去し、
残留物に水を加え、析出した沈殿を沢取する。
この沈殿を水洗後エタノールから晶出させると、6−ベ
ンジルオキシ−5−ホルミル−3・4−ジヒドロ 1(2H)−ナフタレノン−アルドキシム5,9りが融
点171−173°Cの淡黄色針状晶として得られる。
元素分析値 C18H1□03Nとして 計算値 C73,20、H5,80、 H4,74 実測値 C72,75、H5,71゜ H4,63 参考例 12 6−ベンジルオキシ−5−ホルミル−3・4ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン−アルドキシム5.91をピ
リジン30TrLlに溶かし、ベンゼンスルホニルクロ
リド5.31を加え、室温で一夜かきまぜる。
反応液に水を加え析出した6−ベンジルオキシ−5−シ
アノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノンの
結晶を沢取する。
この結晶を水洗後エタノールから晶出せしめ融点、14
0−141℃の淡黄色針状晶4.71を得る。
元素分析値 Cl8H1502Nとして 計算値 C77,96H5,45 N5.05 実測値 C77,92、H5,40゜ H4,94 参考例 13 6−ベンジルオキシ−5−シアノ−3・4−ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン4.7zを酢酸70rulに
とかし、室温でかきまぜながらピリジン臭化水素酸境遇
臭化物(C5H5N−HBr−Br2)5.41を加え
る。
室温で3時間かきまぜたのち酢酸を減圧留去し、残渣に
水と酢酸エチルとを加えてよく振りまぜる。
酢酸エチル層を分取し、水洗後無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。
溶媒を減圧留去し、残渣を酢酸エチル−n−ヘキサンか
ら晶出せしめ、融点115−116℃の6−ベンジルオ
キシ−2−ブロモ−5−シアノ−3・4−ジヒドロ−1
(2H)−ナフタレノン4,9りが無色針状晶として得
られる。
元素分析値 CtgHn02NBrとして計算値 C6
0,69、H3,96、 N3゜93 実測値 C60,90、H3,81、 N3.80 参考例 14 6−ベンジルオキシ−2−フロモー5−シアノ3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン2、OfとN−メ
チルベンジルアミン2.01とを乾燥ベンゼンに溶解し
、窒素気流中5時間加熱還流する。
反応後冷却し、窒素気流中酢酸エチルと水とを加え、よ
く振とうし、有機層を分取する。
有機層を水および食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧濃縮する。
この液を氷冷し、析出した黄色結晶を沢取し、酢酸エチ
ルで洗浄して6−ベンジルオキシ−2−N−ベンジル−
N−メチルアミノ−5−シアノ−3・4−ジヒドロ−1
(2H)−ナフタレノン1.3tを得る。
本島を酢酸エチルから晶出させると融点142−1’4
3℃の淡褐色板状晶となる。
元素分析値 C26H2402N2として計算値 C7
8,76、H6,10、 H7,07 実測値 C78,62、H5,94、 H7,05 参考例 15 6−ベンジルオキシ−5−ホルミル−3・4ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン5.01をエタ/−ル4−
Omlに溶解し、ヒドロキシルアミン塩酸塩5.0テと
無水酢酸ナトリウム6.0テを加え、4時間加熱還流す
る。
反応液を氷水20Ornl中にあげ、生ずる沈殿を沢取
し、水で洗浄して乾燥後、ベンゼン−酢酸エチルから再
結晶すると6−ベンジルオキシ−5−ホルミル−3・4
−ジヒドロ1、(2H)−ナフタレノント5−ジオキシ
ムの無色プリズム晶を得る。
収量5.2り。融点162164℃。
元素分析値 Cl8H1803N2として計算値 C6
9,66、H5,85、 H9,03 実測値 C69,53、H5,48、 H8,85 参考例 16 ローペンジルオキシー5−ホルミル−3・4ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノント5−ジオキシム1.5S’
を乾燥ピリジン8mlに溶解し、水冷下にベンゼンスル
ホニルクロリド1.91を滴下する。
2時間水冷下に攪拌し、−夜氷室に放置する。
反応液を氷水100rnl中にあげ生ずる沈殿を沢取し
、水で洗浄して得られる残留物をベンゼン100m1に
溶解し、希塩酸ついで水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。
得られる残留物をベンゼンから再結晶すると1−ベンゼ
ンスルホニルオキシイミノ−6−ペンジルオキシ−5−
シアノート2・3・4−テトラヒドロナフタレンの無色
針状晶を得る。
収量1.6S’0融点161−■63℃。
元素分析値 C24H2004N2Sとして計算値 C
66,65、H4,66、 H6,48 実測値 C66,53、H4,40、 H6,47 参考例 17 無水エタノール2omlと金属カリウム800ηとから
調製したカリウムエトオキシドのエタノール溶液を3−
5℃に冷却し、窒素気流中で1−ベンゼンスルホニルオ
キシイミノ−6−ペンジルオキシ−5−シアノート2・
3・4−テトラヒドロナフタレン6.51を無水ベンゼ
ン60m1および無水アセトニ) IJル30rrLl
に溶解した溶液を滴下する。
3時間攪拌した後、−夜氷室に放置し、参考例9に示し
た方法で処理すると2−アミノー6−ベンジルオキシ−
5−シアノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレ
ノン塩酸塩を得る。
収量4.0P。
メタノール−酢酸エチルから再結晶すると、融点208
−213℃(分解)の無色針状晶が得られる。
元素分析値 Cl8H1602N2・HCl−H20と
して計算値 C62,33、H5,52、 H8,08 実測値 C61,98、H5,41゜ H7,95 マススペクトルrn/e : 292 (M+−MCI
)。
参考例 18 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−シアノ−3・4
−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩3.61
をアセトン40Tllとメタノール607711の混合
溶液に溶解し、水冷下、窒素ガスを導入する。
ついでリチウムシアノボロヒドリドの1分子ジオキサン
付加物2.02を少しずつ加え、3時間かき混ぜる。
反応液にアルコール性塩酸を加え塩酸酸性とし、減圧下
に濃縮する。
得られる残留物をメタノールに溶解し活性炭処理後メタ
ノール−酢酸エチルから再結晶すると、6−ベンジルオ
キシ−5−シアノ−2−インプロピルアミノ−3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩の無色プリ
ズム晶を得る。
収量3.0り。融点195−199℃(分解)。
元素分析値 C21H2202N2・HCI・1/2H
20として 計算値 C66,39、H6,37、 H7,37 実測値 C66,34H6,24、 H7,35 参考例 19 トランス−5−アミノメチル−6−ベンジルオキシ−1
−ヒドロキシ−2−イソプロピルアミノート2・3・4
−テトラヒドロナフタレン塩酸塩2001n9をエタ/
−/L/10mlと水41rLlとの混合溶液に溶解し
、シアン酸カリウム50■を加え3時間加熱還流する。
反応液を減圧下に濃縮し、残留物に飽和食塩水と炭酸水
素ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性とし、酢酸エチ
ルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
す) IJウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去して得ら
れる残留物をエタノール−酢酸エチルから再結晶すると
トランス−6−ベンジルオキシl−ヒドロキシ−2−イ
ソプロピルアミノ−5ウレイドメチル−1・2・3・4
−テトラヒドロナフタレンの白色結晶を得る。
収量103rn9゜融点202−204℃(分解)。
元素分析値 C22H2903N3として計算値 C6
8,90、H7,62、 N10.96 実測値 C68,56、H7,95、 N11.15 参考例 20 6−ベンジルオキシ−5−メトキシメチル−3・4−ジ
ヒドロ−1(2H)−ナフタレノン6.0グを酢酸ナト
リウム13グ、ヒドロキシルアミン塩酸塩131および
エタノール70rrLlとともに4時間加熱還流させる
冷後反応液を氷水200m1中にあげて生ずる沈殿を沢
取し、エタノールから再結晶スると6−ベンジルオキシ
−5−メトキシメチル−3・4−ジヒドロ−1(2H)
−ナフタレノン−1−オキシムの無色プリズム晶を得る
収量60グ。
融点138−140°C0元素分析値 C19H210
3Nとして 計算値 C73,29、H6,80、 H4,50 実測値 C72,90、H6,61、 H4,30 参考例 21 6−ベンジルオキシ−5−メトキシメチル−3・4−ジ
ヒドロ−1(2H)−ナフタレノン−1オキシム5.7
2を乾燥ピリジン20TLlに溶解し、水冷下ベンゼン
スルホニルクロリド3.5zを滴下する。
2時間かき混ぜた後−夜氷室に放置し氷水20orrL
l中にあげ、ベンゼンで抽出する。
ベンゼン層を合わせ希塩酸、ついで水で洗浄し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去すると1−
ベンゼンスルホニルオキシイミノ−6−ベンジルオキシ
ル5−メトキシメチル−1・2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレンの無色油状物を得る。
収量6.3グ。
元素分析値 C25H250,NSとして計算値 C6
6,50、H5,58、 N3.10 実測値 C66,21、H5,20、 N2.98 参考例 22 無水エタノール201rLlと金属カリウム1.0Pと
からカリウムエトオキシドのエタノール溶液をつくり、
窒素ガスを導入しながら、氷水で5−8℃に反応液を冷
却し、1−ベンゼンスルホニルオキシイミノ−6−ペン
ジルオキシ−5−メトキシメチル−1・2・3・4−テ
トラヒドロナフタレン6.32を乾燥ベンゼン50rr
Llに溶解した溶液を滴下する。
2時間かき混ぜた後−夜氷室に放置し、生ずる析出物を
沢去する。
沢液にIN 塩酸1201rLlを加えて30分間かき
混ぜる。
水層を分離し、ベンゼンで洗浄し、30℃以下で減圧濃
縮する。
得られる残留物をエタノール−エーテルから再結晶する
と2−アミノ−6−ベンジルオキシ5−メトキシメチル
−3・4−ジヒドロ 1(2H)−ナフタレノン塩酸塩の無色プリズム晶を得
る。
収量750■。融点180−185℃(分解)。
元素分析値 C1,H2103N−HClとして計算値
C65,61、H6,38、 H4,03 実測値 C65,13、H6,01、 H4,25 参考例 23 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−メトキシメチル
−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩
710■をアセトン10m1とメタノール15m1の混
合溶液に溶解し、水冷下に窒素ガスを導入しながらリチ
ウムシアノボロヒドリドの1分子のジオキサン付加物3
00rn9を少しづつ加える。
満開かき混ぜた後飽和食塩水を加え、酢酸エチルで抽出
する。
酢酸エチル層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後エタノール性塩酸を加える。
減圧下に溶媒を留去し残留物をエタノール−エーテルか
ら再結晶すると6−ベンジルオキシ−2−イソプロピル
アミノ−5−メトキシメチル−3・4−ジヒドロ−1(
2H)−ナフタレノン塩酸塩の無色プリズム晶を得る。
収量420rn9゜融点175−180℃(分解)。
元素分析値 C22H2□03N−HCl・2/3H2
0として 計算値 C65,74、H7,36、 N3.48 実測値 C65,60、H6,93、 N3.55 参考例 24 6−ベンジルオキシ−2−イソプロピルアミノ5−メト
キシメチル−3・4−ジヒドロ 1(2H)−ナフタレノン塩酸塩を0.2 N塩酸40
rrLlに溶解し、窒素気流中で20時間加熱還流する
反応液を活性炭処理後、40℃以下で減圧濃縮する。
得られる残留物をエタノール−エーテルから再結晶する
と6−ヒドロキシ−5−ヒドロキシメチル−2−イソプ
ロピルアミノ−3・4ジヒドロ−1(2H)−ナフタレ
ノン塩酸塩の無色結晶を得る。
収量2301rIIio融点200205℃(分解)。
元素分析値 Cl4H1903N−HCl・1/2H2
0として 計算値 C53,68、H6,43、 H4,47 実測値 C53,42、H6,55、 H4,76 参考例 25 6−ヒドロキシ−3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタ
レノン151を濃硫酸60rfLlにとかし、5−0℃
で混酸201711(濃硫酸12rrLlと濃硝酸8m
lより調製)を激しくかきまぜながら滴下する。
滴下後、反応物を氷水に加え、析出物を1取した後、酢
酸エチルにとかし、水洗、乾燥後、減圧下で濃縮乾固し
、得られる残留物をベンゼンで洗浄すると、融点196
−198℃の無色プリズム晶として6−ヒドロキシ−5
−ニトロ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノ
ン8. o yカ得られる。
。元素分析値 Cl0H904Nとして 計算値 C57,97、H4,38、 H6,76 実測値 C58,10、H4,26、 H6,70 参考例 26 ローヒドロキシー5−二トロー3・4−ジヒドロ−1(
2H)−ナフタレノン14I?、無水炭酸カリウム4.
91および塩化ベンジル8.81のジメチルホルムアミ
ド140rrLl溶液を8O−100℃で3時間加熱か
きまぜる。
冷後反応物を氷水に加え、析出する結晶を沢取、水洗、
乾燥後エタノールから再結晶すると融点105−107
℃の無色プリズム晶として6−ベンジルオキシ−5−ニ
トロ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン1
8グが得られる。
元素分析値 C17HI 504 Nとして計算値 C
68,67、H5,08、 H4,71 実測値 C68,60、H4,96、 H4,45 参考例 27 ローペンジルオキシー5−ニトロ−3・4−ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン18グのエタノール240m
1溶液にラネーニッケル2iを加え還流下でかきませな
から抱水ヒドラジン14グのエタノール30m1溶液を
滴下する。
滴下後、反応物からラネーニッケルをf別し、1液を減
圧下で約半量に濃縮し、氷室に放置すると融点1241
26℃の無色針状晶として5−アミノ−6−ベンジルオ
キシ−3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタレノン14
Pが得られる。
元素分析値 C17H1□02Nとして 計算値 C7−6,38、H6,41、 H5,24 実測値 C76,07、H6,34、 H4,98 参考例 28 5−アミノ−6−ベンジルオキシ−3・4−ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン13グのピリジン10077
11溶液にメタンスルホニルクロリド61を滴下する。
反応物を室温で3時間かきまぜたのち、氷水に加え析出
結晶をr取、水洗、乾燥後エタノールから再結晶すると
融点1847185℃の無色針状晶として6−ベンジル
オキシ−5メタンスルホニルアミノ−3・4−ジヒドロ
1(2H)−ナフタレノン15グが得られる。
元素分析値 Cl8H1904NSとして計算値 C6
2,60、H5,55、 H4,06 実測値 C62,57、H5,54、 N3.89 参考例 29 6−ベンジルオキシ−5−メタンスルホニルアミノ−3
・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン36?のジ
メチルホルムアミド200 rrtl溶液に無水炭酸カ
リウム9グと塩化ベンジル18′?を加え、100℃で
2時間かきまぜながら加熱する。
冷後反応物を水に加え、析出する結晶を1取、水洗、乾
燥後、エタノールから再結晶すると融点206−208
°Cの淡黄色プリズム晶として6ベンジルオキシー5−
(N−ベンジル−N−メタンスルホニルアミノ)−3・
4−ジヒドロ1(2H)−ナフタレノン37?が得られ
る。
元素分析値 C25H2504NSとして計算値 C6
8,95、H5,79、 N3.22 実測値 C68,65、H5,71゜ N2.80 参考例 30 6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル−Nメタンス
ルホニルアミノ)−3・4−ジヒドロ1(2H)−ナフ
タレノン37グのメタノール720m1溶液に水72m
1、塩酸ヒドロキシルアミン251、および無水炭酸カ
リシーム25グを加え、かきませながら1.5時間還流
する。
冷後反応物を水に加え析出する結晶を1取、水洗、乾燥
後、メタノールから再結晶すると融点223−225℃
の無色針状晶として6−ベンジルオキシ−5(N−ベン
ジル−N−メタンスルホニルアミノ)3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノンオキシム381が得られる
元素分析値 C25H2604N2Sとして計算値 C
66,65、H5,82、 H6,22 実測値 C66,65、H5,66、 H6,23 参考例 31 6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル−Nメタンス
ルホニルアミノ)−3・4−ジヒドロ1(2H)−ナフ
タレノンオキシム36グのピリジン1201rLl溶液
ニp−トルエンスルホニルクロリド301のピリジン8
0TLl溶液を水冷下かきませながら滴下する。
滴下後室温で3時間かきまぜたのち、反応物を氷水に加
え析出する結晶なr取、水洗、乾燥後、メタノールから
再結晶すると融点159−161℃の無色針状晶として
6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル−N−メタン
スルホニルアミノ) −1−p −)ルエンスルホニル
オキシイミノ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ン47グが得られる。
元素分析値 C3□H32o6N2 s2として計算値
C63,57、H534、 H4,63 実測値 C63,54、H5,38、 H4,54 参考例 32 6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル−N−メタン
スルホニルアミノ) −1−p−)ルエンスルホニルオ
キシイミノ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン
24Pの無水ベンゼン400就溶液を水冷下でかきまぜ
ながらカリウムエトキシド50m1(カリウム1,7り
と無水エタノール50TrLlより調製)を滴下する。
滴下後反応物を冷所に一夜放置後、析出した結晶を戸別
し、1液にlO%HCI 400m1を加え激しくか
きまぜる。
エーテル21を加えて、析出する結晶を1取、エーテル
で洗浄し、少量のエタノールにとかし、活性炭処理後、
エーテルを加え、析出する結晶を1取すると融点193
−195℃の無色針状晶として2−アミノ−6−ベンジ
ルオキシ−5−(Nベンジル−N−メタンスルホニルア
ミノ)−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン
塩酸塩6.71が得られる。
元素分析値 C25H2604N2S−HClとして計
算値 C61,66、H5,59、 H5,75 実測値 C61,78、H5,57、 H5,60 参考例 33 6−ベンジルオキシ−5−ニトロ−3・4−ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン18Pのメタノール480m
1溶液に水481rL11塩酸ヒドロキシルアミン16
.5?および無水炭酸カリウム16.5グを加え、かき
まぜながら3時間還流する。
冷後反応物を水に加え、析出する結晶なf取、水洗、乾
燥後、メタノールから再結晶すると融点152153℃
の無色鱗片状晶として6−ベンジルオキシ−5−二トロ
ー3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタレノンオキシム
18グが得られる。
元素分析値 C1□H1604N2として計算値 C6
5,37、H5,16、 H8,97 実測値 C65,40,H5,07、 H8,67 参考例 34 6−ベンジルオキシ−5−二l・ロー3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノンオキシム17グのピリジン
60m1溶液を水冷下でかきまぜる。
これにp=)ルエンスルホニルクロリド21グのピリジ
ン45rnl溶液を滴下する。
滴下後室温で3時間かきまぜ、反応液を氷水に加え、析
出する結晶を1取し、水洗、乾燥後、メタノールから再
結晶すると融点1’52−153℃の無色針状晶として
6−ベンジルオキシ−5−ニトロ−1−p−トルエンス
ルホニルオキシイミノ−1・2・3・4テトラヒドロナ
フタレン24グが得られる。
元素分析値 C24H2□06N2Sとして計算値 C
61,80、H4,75、 H6,01 実測値 C61,79H4,61、 H5,99 参考例 35 6−ベンジルオキシ−5−ニトロ−1−p−トルエンス
ルホニルオキシイミノ−1・2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレン18グのベンゼン1801711溶液を水冷
下でかきまぜる。
これにカリウムエトキシド54m1(カリウム1.8Z
と無水エタノール54m1より調製)を滴下する。
滴下後、反応物を冷所で一夜放置後、析出した結晶を1
去し、溶液に10%塩酸80′rILlを加え激しくか
きまぜる。
これにエーテル500m1を加えて析出する結晶を1取
する。
一方、P液の水層部を分取し、40°Cで減圧濃縮し残
留物を先に得られた結晶と合わせ、少量のメタノールに
とかし活性炭処理後、エーテルを加え、析出する結晶を
1取、エーテルで洗浄後乾燥すると融点220−222
℃の無色鱗片状晶として2−アミノ−6−ベンジルオキ
シ−5−ニトロ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフ
タレノン塩酸塩9.51が得られる。
元素分析値 Cl7H1604N2・HCIとして計算
値 C58,54、H4,91゜ H8,03 実測値 C58,60、H’5.16、 H7,64 参考例 36 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−ニトロ−3・4
−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩7.0i
のメタノール140TLl溶液にペンズアルデヒド6.
11とナトリウムシアノボロヒドリド1.5fを加えて
室温で5時間かきまぜる。
析出した結晶をP取し水洗、乾燥すると淡黄色プリズム
晶として2−ベンジルアミノ−6−ペンジルオキシ−5
−ニトロ−1(2H)−ナフタレノン5.41が得られ
る。
これをアルコール性塩酸にとかし、エチルエーテルを加
え析出する結晶を1取すると融点173−176℃の上
記化合物の塩酸塩が淡黄色プリズム晶として得られる。
元素分析値 C24H2204N2・HCIとして計算
値 C65,67、H5,28、 H6,38 実測値 C65,62、H5,18、 H6,30 参考例 37 ローペンジルオキシー5−ニトロ−3・4−ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン6.0Pの酢酸60rrLl
溶液にピリジン臭化水素酸境遇臭化物7.01を加え、
室温で1時間かきまぜる。
反応液を氷水に加え、析出する結晶を1取、水洗乾燥後
、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて分離精
製すると融点95−97℃の無色針状晶として2−ブロ
モ−6−ベンジルオキシ−5−ニトロ3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノン6.01が得られる。
元素分析値 C17H1404NBrとして計算値 C
54,27、H3,75、 N3.72 実測値 C54,56、H3,44、 N3.58 参考例 38 2−ブロモ−6−ベンジルオキシ−5−二トロ3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン60グのメチルエ
チルケトン60rrLl溶液にN−メチルベンジルアミ
ン4.02を加え、かきまぜなから60−80℃で5時
間反応させる。
析出した結晶を1去し、P液を減圧濃縮し残留物を10
%塩酸で抽出し、活性炭処理後、炭酸水素ナトリウムで
アルカリ性とし析出する油状物質を酢酸エチルで抽出、
水洗乾燥後、減圧濃縮すると油状物質として2−(N−
ベンジル−N−メチルアミノ)6−ベンジルオキシ−5
−ニトロ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノ
ン3.OS’が得られる。
赤外スペクトル 1695cIrL ’(カルボニル)
参考例 39 シス−5−アミノ−2−(N−ベンジル−Nメチルアミ
ノ)−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシート2・3
・4−テトラヒドロナフタレン1.01をギ酸3WLl
と無水酢酸5mJの混合液にとかし、1夜室温放置後、
反応液を減圧濃縮、残留物をメタノール50m1にとか
し、水2mlと炭酸ナトリウム21を加えて1時間かき
まぜる。
反応液を減圧濃縮し、残留物を酢酸エチルで抽出、乾燥
後シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて分離精
製を行なう。
アセトンとベンゼン(1:1)の混合溶媒で溶出すると
融点124−125℃の淡褐色針状晶としてシス−2−
(N−ベンジルN−メチルアミノ)−6−ベンジルオキ
シ−5N−ホルミルアミノ−1−ヒドロキシ−1・2・
3・4−テトラヒドロナフタレン0.41が得られる。
元素分析値 C26H2803N2として計算値 C7
4,97、H6,78、 H6,73 実測着 C74,46、H6,56、 H6,69 参考例 40 トランス−5−アミノ−2−(N−ベンジル−N−メチ
ルアミノ)−6−ベンジルオキシ−lヒドロキシート2
・3・4−テトラヒドロナフタレン1.Ozをギ酸3m
lと無水酢酸5TrLlの混合液にとかし、−夜室温放
置後、反応液を減圧濃縮、残留物をメタノール5077
Ilにとかし、水2rrLlと炭酸す) IJウム2r
を加えて1時間かきまぜる。
反応液を減圧濃縮し、残留物を酢酸エチルで抽出、乾燥
後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて分離
精製を行なう。
アセトンとベンゼン(1:1)の混合溶媒で溶出すると
油状物質としてトランス−2−(N−ベンジル−N−メ
チルアミノ)−6−ベンジルオキシ−5−N−ホルミル
アミノ−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン0.31が得られる。
赤外スペクトル 1690CrfL ’(カルボニル)
参考例 41 シス−5−アミノ−2−(N−ベンジル−Nメチルアミ
ノ)−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシート2・3
・4−テトラヒドロナフタレ70.5?のメタノール5
1711溶液に酢酸1 mlを加え激しくかきまぜる。
これにシアン酸カリウム0.51の水溶液3rrLlを
加え、室温で1時間かきまぜる。
反応液を減圧濃縮し、残留物に水を加え、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液でアルカリ性とし析出する油状物を酢
酸エチルで抽出する。
水洗、乾燥後減圧濃縮すると油状物質としてシス−2−
(Nベンジル−N−メチルアミノ)−6−ベンジルオキ
シ−1−ヒドロキシ−5−ウレイド−1・2・3・4−
テトラヒドロナフタレン0.51が得られる。
赤外スペクトル 1685CrrL ’(カルボニル)
参考例 42 トランス−5−アミノ−2−(N−ベンジルN−メチル
アミノ)−6−ベンジルオキシ−1ヒドロキシ−1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン0.51のメタノー
ル5ml溶液に酢酸ITILlを加え激しくかきまぜる
これにシアン酸カリウム0.52の水溶液3TrLlを
加え、室温で1時間かきまぜる。
反応液を減圧濃縮し、残留物に水を加え、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液でアルカリ性とし析出する油状物を酢
酸エチルで抽出する。
水洗、乾燥後減圧濃縮すると油状物質としてトランス2
−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−6ペンジルオ
キシー1−ヒドロキシ−5−ウレイドト2・3・4−テ
トラヒドロナフタレン0.5が得られる。
赤外スペクトル 1690crIL ’(カルボニル)
参考例 43 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−二トロ3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩1゜01の
メタノール20TLl溶液にアセトン30m1とリチウ
ムシアノボロヒドリド0.7y′を加え、室温で5時間
かきまぜる。
反応液に10%塩酸を加え分解後、少量の水に加えて飽
和炭酸水素ナトリウムでアルカリ性とし、酢酸エチルで
抽出。
する。
有機層を水洗乾燥後、減圧濃縮し残留物を少量のアルコ
ール性塩酸にとかし、エチルエーテルを加えると融点2
25−227℃の黄緑色プリズム晶として6−ベンジル
オキシ−2−イソプロピルアミノ−5−ニトロ−3・4
−ジヒドロ1、(2H)−ナフタレノン塩酸塩が得られ
る。
元素分析値 C2oH2204N2・HClとして計算
値 C61,45、H5,93、 H7,17 実測値 C61,08、H5,77、 H7,08 参考例 44 5−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2
−イソプロピルアミノート2・3・4テトラヒドロナフ
タレン0.61のメタノール6TIll溶液に酢酸1
rulを加え激しくかきまぜる。
これにシアン酸カリウム0.6fの水溶液3rILlを
加え、室温で1時間かきまぜる。
反応液を減圧濃縮し、残留物に水を加え、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液でアルカリ性とし、析出する油状物を
酢酸エチルで抽出する。
水洗、乾燥後減圧濃縮すると油状物質として6−ベンジ
ルオキシ−1−ヒドロキシ2−イソプロピルアミノ−5
−ウレイド−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン
0,5りが得られる。
赤外スペクトル 1685cfrL ’(カルボニル)
参考例 45 5−アミノ−6−ベンジルオキシ−3・4−ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン1.3.5Pのジメチルホル
ムアミド100m1と濃塩酸227711溶液を0℃に
冷却し、これに亜硝酸ナトリウム3.51の水溶液10
1nlをかきまぜながら滴下する。
この際に反応温度を5℃以下に保つ。
生成したジアゾ化合物を塩化第一銅7.0りと濃塩酸2
21fLlの混合液に滴下する。
滴下後、反応液を室温にもどし1時間かきまぜたのち、
水を加え析出物を酢酸エチルで抽出、水洗、乾燥後減圧
下で酢酸エチルを留去し、残留物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(ベンゼンで溶出)で分離精製すると
融点99−100℃の無色鱗片状晶として6−ベンジル
オキシ−5−クロロ−3・4−ジヒドロ1(2H)−ナ
フタレノン4.0Pが得られる。
元素分析値 C1□H1502C1 計算値 C71,20、H527 実測値 C71,33、H4,83 参考例 46 ローペンジルオキシー5−クロロ−3・4−ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン2.51のメタノール25r
nlと水2.5 rnlの溶液にヒドロキシルアミン塩
酸塩2.51?と炭酸カリウム2.51を加え3時間か
きまぜながら還流する。
冷後反応物に水を加え析出する結晶を1取し、水洗、乾
燥後メタノ−ルから再結晶すると融点175−176°
Cの無色鱗片状晶として6−ベンジルオキシ−5−クロ
ロ−l−ヒドロキシイミノ−1・2・3・4−テトラヒ
ドロナフタレン2.01が得られる。
元素分析値 C07H1602NCI 計算値 C67,66、H5,35、 H4,64 実測値 C67,59、H5,7,3、 N 4..30 参考例 47 ローペンジルオキシー5−クロロ−1−ヒドロキシイミ
ノ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン2.(l
のピリジン201711溶液にp−トルエンスルホニル
クロリド2.iのピリジン15mA溶液をかきませなが
ら滴下する。
室温で3時間かきまぜた後氷水に加え析出する結晶を1
取、水洗、乾燥後、メタノールから再結晶すると融点1
53−155℃の無色プリズム晶として6−ベンジルオ
キシ−5−クロロ−1−p−)ルエンスルホニルオキシ
イミノ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン3゜
5グが得られる。
元素分析値 C24H2□0.NCl5 計算値 C63,23、H487、 N3.07 実測値 C63,11、H4,63、 N2.99 参考例 48 6−ベンジルオキシ−5−クロロ−1,−p−)ルエン
オキシイミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン
5.2zをベンゼン100rnlに懸濁させ、激しくか
きまぜながらカリウムエトキシド(カリウム528wu
?と無水エタノール16rILlより調製する)16r
rLl溶液を滴下する。
滴下後反応物を冷所に5日間放置する。
析出物質を1去し、r液に10%塩酸200rrLlを
加えてかきまぜたのち水層を分取、40℃で減圧濃縮し
残留物をアルコールとエチルエーテルから再結晶すると
融点251−253℃の無色針状晶として2−アミン6
−ベンジルオキシ−5−クロロ−3・4−ジヒドロ−1
(2H)−ナフタレノン塩酸塩0.91が得られる。
元素分析値 C17H1602NCIHC1言慣f直
C60,36、H5,07、H4,14 実測値 C59,98、H4,94、 436 参考例 49 6−ベンジルオキシ−5−メタンスルホニルアミノ−3
・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン7.01の
ジオキサン9oTLl溶液にナトリウムメトキシド18
.1’を加え0℃で30分間かきまぜる。
これにギ酸エチル4.72を滴下し、O−5°Cで4時
間反応させる。
反応物に水を加え酢酸で酸性とし析出する油状物質をベ
ンゼンで抽出する。
水洗、乾燥後減圧下でベンゼンを留去し、残留物をエチ
ルエーテルから再結晶すると融点135138℃の無色
プリズム状晶として6−ベンジルオキシ−2−ホルミル
−5−メタンスルホニルアミノ−3・4−ジヒドロ−1
(2H)−ナフタレノン8.21が得られる。
元素分析値 C19H1905NS 計算値 C61,12、H5,13、 N3.75 実測値 C61,311H5,12、 N 3.70 参考例 50 6−ベンジルオキシ−2−ホルミル−5−メタンスルホ
ニルアミノ−3・4−ジヒドロ 1(2H)−ナフタレノン8.2′y′をジクロロメタ
ン65rrLl、酢酸31O1111と水15.5ml
の混合液に溶解し、これに水冷下で亜硝酸す) IJウ
ム2.7グの水溶液41mA’を滴下する。
滴下後反応液を2時間かきまぜたのち水を加え、ジクロ
ロメタンで抽出する。
水洗乾燥後ジクロロメタンを留去し、残留物を酢酸エチ
ルから再結晶すると融点225227℃の黄色プリズム
状晶として6−ベンジルオキシ−5−メタンスルホニル
アミノ−2−オキシイミノ−3・4−ジヒドロ−1(2
H)−ナフタレノン3.01が得られる。
元素分析値 Cl8H1805N2S 計算値 C57,75、H4,85、 N7.48 実測値 C5770、H4,73、 N6.82 参考例 51 6−ベンジルオキシ−2−フロモー5−二トロ3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン02?のジメチル
ホルムアミド21rLl溶液にフロログルシノール90
1n9と亜硝酸ナトリウム75■を加えて室温で2時間
かきまぜる。
反応物に水を加え酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後減
圧下で濃縮し、残留物をエタノールと石油エーテルの混
合溶媒から再結晶すると融点97−98℃の淡黄色針状
晶として6=ベンジルオキシ−2・5−ジニトロ−3・
4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン0.171が
得られる。
元素分析値 C1□HI406N2 計算値 C59,64、H4,12、 H8,18 実測値 C59,35、H371、 H7,71 参考例 52 6−ベンジルオキシ−5−メトキシカルボニル3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン1.01を氷酢酸
10TLlに溶解し、室温でかき混ぜながらピリジン臭
化水素酸境遇臭化物1.1を少しづつ加える。
3時間かき混ぜた後、減圧下に氷酢酸を留去し、残渣を
ベンゼン5orrtlに溶解し、水洗、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、得られる残留物
をベンゼン−n−ヘキサンから再結晶すると6−ベンジ
ルオキシ−2ブロモ−5−メトキシカルボニル−3・4
−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノンの無色プリズム
晶を得る。
収量1.2グ。融点130−131’G。元素分析値
C1,H1704Br 計算値 C58,63、H4,42 実測施 C58,43、H4,26 参考例 53 6−ベンジルオキシ−2−フロモー5−メトキシカルボ
ニル−3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタレノン0.
401とN−メチルベンジルアミン0.31を411L
lのメチルエチルケトンにとかし、窒素雰囲気中60°
で3時間かきませる。
反応終了後反応液に酢酸エチルと水とを加え、十分振り
混ぜたのち有機層を分取する。
有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を留
去して6ベンジルオキシー5−メトキシカルボニル−2
(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−3・4ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノンを黄色油状物として得る。
収量0.35f。本島は常温では不安定なため精製せず
に次の反応に用いられる。
赤外スペクトル 1730,1690cIrL ’
(カルボニル) 参考例 54 6−ベンジルオキシ−5−メトキシカルボニル−2−(
N−ベンジル−N−メチルアミノ)−3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノン200■をエタノール4T
Llにとかし、水素化ホウ素ナトリウム40mgを加え
て室温で2時間かきまぜる。
反応終了後エタノールを減圧留去し、残渣に酢酸エチル
を加え水洗する。
無水硫酸す) IJウムで乾燥後溶媒を留去し、残渣を
シリカゲルのカラムを用いてクロマトグラフィーを行う
クロロホルムで溶出しトランス、ついでシス−6−ベン
ジルオキシ−5−メトキシカルボニル−2−(N−ベン
ジル−N−メチルアミン)=1−ヒドロキシ−1・2・
3・4−テトラヒドロナフタレンをそれぞれ50T1?
得る。
トランス体及びシス体をそれぞれメタノール性塩酸で処
理して塩酸塩とし、メタノール−イソプロピルエーテル
から晶出せしめ無色結晶とする。
融点、トランス体225−226℃、シス体245−2
46℃(分解)。
元素分析値 C27H290,N−HCl計算値 C6
9,29、H6,46、 N 13.68 実測値 C69,00,H6,50、 N 13.50(トランス体) C69,01、H6,56、 N13.55(シス体) 参考例 55 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−メトキシメチル
−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩
1,01をエタノール20m1に溶解し、濃塩酸101
′ILlを加え60℃で3時間加熱する。
反応液を減圧下に濃縮し残留物をメタノール−酢酸エチ
ルから再結晶すると2−アミノ−6−ベンジルオキシ−
5−クロロメチル−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナ
フタレノン塩酸塩の無色プリズム晶を得る。
収量930■。融点175179℃(分解)。
元素分析値 C78H18C1NO2・HCl計算値
C61,37、H5,44、 N3.98 実測値 C61,53、H5,01゜ N3.54 参考例 56 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−クロロメチル−
3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩9
007/lpを氷酢酸’;lQml、無水酢酸1rIl
lおよび酢酸ナトリウム500rn9とともに3時間加
熱還流する。
反応液を減圧下に濃縮し残留物に酢酸エチルと水を加え
酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、減圧下に溶媒を留去し得られる残留物を酢酸エ
チルから再結晶すると、2−アセチルアミノ−5−アセ
トキシメチル−6−ベンジルオキシ−3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノンの無色針状晶を得る。
収量350■。融点192−194°C 元素分析値 C22H23NO5 計算値 C69,27、H6,08、 N3.67 実測値 C69,23、H5,98、 N3.63 参考例 57 5−クロロメチル−6−ヒドロキシ−3・4ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン301を、無水酢酸200r
nl、氷酢酸200 TLlおよび酢酸ナトリウム15
グとともに2時間加熱還流する。
反応液を冷却後、濾過しP液を減圧濃縮し残留物をベン
ゼン200m1に溶解し、水洗、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、溶媒を減圧下に留去し得られる残留物を減圧蒸
留する。
沸点193−195℃(1mm/Hg )の両分を取り
、6−アセトキシ5−アセトキシメチル−3・4−ジヒ
ドロ1、(2H)−ナフタレノンの無色油状物を得る。
収量30グ。
元素分析値 C15H1605 計算値 C65,21,H5,84 実測値 C65,32、H5,54 参考例 58 金属ナトリウム6.01と無水エタノール300扉lか
らつくったナトリウムエトキシドのエタノール溶液に6
−アセトキシ−5−アセトキシメチル3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノン15Pをエタノール20T
Llに溶かした溶液を5060℃で攪拌下に滴下する。
1時間40−50℃で攪拌し、ついで硫酸ジメチル45
2を50=60℃で滴下しこの温度で2時間攪拌する。
冷後反応液を減圧濃縮し残留物を酢酸エチルに溶解し、
水洗、無水硫酸す) IJウムで乾燥後、溶媒を減圧に
留去し残留物をシクロヘキサンから再結晶すると、5−
エトキシメチル−6−メトキシ−3・4ジヒドロ−1(
2H)−ナフタレノンの無色針状晶を得る。
収量8.OS’。融点85−86℃。元素分析値 C1
3H1603 計算値 C71,77、H7,74 実測値 C71,72、H7,92 参考例 59 5−エトキシメチル−6−メトキシ−3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩を塩酸ヒドロキシア
ミン151、酢酸ナトリウム15Pおよびエタノール1
00TrLlとともに4時間加熱還流する。
冷後反応液を氷水200rrLl中にあげ生ずる沈殿物
を1取し水で洗浄後、エタノールから再結晶すると5−
エトキシメチル−6−メトキシ3・4−ジヒドロ−1(
2H)−ナフタレノンオキシムの無色プリズム晶を得る
収量7.5り。融点121−122℃。
元素分析値 CI4 H19NO3 計算値 C67,44、H7,68、 N5.62 実測値 C67,56、H7,79、 N5.33 参考例 60 5−エトキシメチル−6−メトキシ−3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノンオキシム14′L?を乾燥
ヒリジン877Ilに溶解し、ベンゼンスルホニルクロ
リド1.21をO−5℃に反応液を冷却しながら滴下す
る。
3時間攪拌し一夜冷蔵庫に放置後、氷水100rftl
中にあげ生ずる沈殿を1取、水、冷メタノールの順に洗
浄し乾燥すると1−ベンゼンスルホニルオキシイミノ−
5−エトキシメチル−6−メトキシ−1・2・3・4−
テトラヒドロナフタレノンの白色結晶を得る。
収量1.6P。融点97−98℃。
元素分析値 C2oH23N05S 計算値 C61,67、H5,95、 N3.59 実測値 C61,53、H5,81、 N3.92 参考例 61 100mlの三つロフラスコに無水エタノール15rI
llと金属カリウム1.21を加え、カリウムエトオキ
シドのエタノール溶液をつくり、窒素気流中反応液をO
−5℃に冷却する。
攪拌下に1−ベンゼンスルホニルオキシイミノ−5−エ
トキシメチル−6−メトキジート2・3・4−テトラヒ
ドロナフタレン9.51を乾燥ベンゼン20rILlに
溶解した溶液を滴下する。
滴下後3時間攪拌し一夜氷室に放置する。
反応液を1過し1液をIN塩酸で抽出する。
水層をベンゼンで洗浄し、40℃以下で減圧濃縮する。
残渣をメタノール−エーテルから再結晶すると、2−ア
ミノ−5−エトキシメチル−6−メトキシ−3・4−ジ
ヒドロ 1(2H)−ナフタレノン塩酸塩の無色プリズム晶を得
る。
収量2.51゜融点190−198℃(分解)。
元素分析値 C14H1oNO3・HCl・1/2H2
0計算値 C57,04、H7,18、 H4,75 実測値 C56,72、H6,97、 H4,69 参考例 62 5−クロルメチル−6−ヒドロキシ−3・4ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン10グおよびナトリウムメタ
ンスルフィネート5.41をエタノール100m1に加
えた混合物を2時間加熱還流する。
ついで反応混合物を濃縮し残留物をクロロホルムに溶解
し、水洗する。
クロロホルム層を常法により乾燥し、クロロホルムを留
去すると5メタンスルホニルメチル−6−ヒドロキシ−
3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノンが得られ
る。
融点225−230℃(分解)。元素分析値 Cl2H
1404Sとして 計算値 C56,68、H’5.55 実測値 C56,90、H5,59 参考例 63 5−メタンスルホニルメチル−6−ヒドロキシ3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン4.31、無水炭
酸カリウム2.21、塩化ベンジル2、 i ml、ヨ
ー化カリウム3.01をジメチルホルムアミド1O1n
lに加えた混合物を2時間80100℃で加熱する。
反応液に酢酸エチルを加え20%食塩水で洗浄する。
酢酸エチル層を0.5 N水酸化ナトリウム溶液で洗浄
し、再度20%食塩水で洗浄する。
酢酸エチル層を乾燥し、酢酸エチルを留去し、残留物を
エタノールより再結晶すると5−メタンスルホニルメチ
ル−6−ベンジルオキシ−3・4−ジヒドロ−1(2H
)−ナフタレノンが得られる。
融点159.0−160.5℃。元素分析値 C19H
2004Sとして 計算値 C66−26、H5,85 実測値 C65,94、H5,72 参考例 64 5−メタンスルホニルメチル−6−ベンジルオキシ−3
・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン1.0り、
ナトリウムメトキシド0.41およびギ酸エチル1.5
mlを無水ベンゼンに加え窒素気流下で4時間攪拌する
反応後に希塩酸を加え、よく攪拌した後、ベンゼン層を
常法により処理し、残留物をメタノールから再結晶する
と2−ヒドロキシメチレン−5−メタンスルホニルメチ
ル−6ペンジルオキシー3・4−ジヒドロ−1(2H)
ナフタレノンが得られる。
融点149.5150℃。
元素分析値 C20H2005Sとして 計算値 C64,50、H5,41 実測値 C64,24、H5,63 参考例 65 2−ヒドロキシメチレン−5−メタンスルホニルメチル
−6−ベンジルオキシ−3・4−ジヒドロ−1(2H)
−ナフタレノン500rr19をジクロロメタン6TL
11酢酸30m1.および水1.5mlの混液に溶解し
、水冷下型硝酸ナトリウム186mgを水3.0mlに
溶解した溶液を滴下する。
滴下後1時間水冷下に攪拌し、ジクロロメタンおよび水
を加えてよく振とうする。
ジクロロメタン層を洗液が中性になるまで水洗、乾燥し
、ジクロロメタンを留去スると2−インニトロソ−5−
メタンスルホニルメチル−6−ベンジルオキシ−3・4
−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノンが得られる。
融点170−180℃(分解)。
元素分析値 C19H1905NSとして計算値 C6
1,11、H5,13、 N3.75 実測値 C61,38、H5,28、 N3.61 参考例 66 6−ペンジルオキシ−,2−(N−ベンジル−Nメチル
アミノ)−5−シアノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)
−ナフタレノン1.31をエタノール40m1とテトラ
ヒドロフラン20m1との混合液にとかし、室温で水素
化ホウ素ナトリウム0.251を加える。
4時間かきまぜたのち溶媒を減圧留去し、残渣にベンゼ
ンと水とを加え、よく振とうし、ベンゼン層を分取する
このベンゼン層を水洗し無水硫酸すトリウムで乾燥後溶
媒を留去する。
残渣をシリカゲルのカラムを用いてクロマトグラフィー
を行ない。
クロロホルムで溶出してトランス−5−ベンジルオキシ
−2−(N−ベンジルN−メチルアミノ)−5−シアノ
−l−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン0.321とシス−6−ベンジルオキシ−2−N
ベンジル−N−メチルアミノ−5−シアノ−1ヒドロキ
シ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.15
Pとを得る。
トランス体は酢酸エチル−n−へキサンから再結晶する
と融点140141℃の無色プリズム晶となる。
本品をエタノール性塩酸と処理後エタノールから再結晶
すると無色針状晶の塩酸塩となる。
融点234〜236°C(分解)。
シス体は酢酸エチル−n−へキサンから再結晶すると融
点141−142℃の無色板状晶となり、本品をトラン
ス体と同様処理すると融点245−247℃(分解)の
無色プリズム晶の塩酸塩となる。
元素分析値 トランス体C26H2602N2 として
計算値 C78,36、H6,58、 H7,03 実測値 C78,23、H642、 H6,97 元素分析値 トランス塩酸塩 C26H2602N−HClとして 計算値 C71,79、H6,26、 H6,44 実測値 C71,76、H6,15、 H6,43 元素分析値 シス体 C26H2602N2として計算
値 C78,36、H6,58、 H7,03 実測値 C78,09、H6,38、 H7,29 元素分析値 シス塩酸塩 C26H26o2N2・HC
Iとして 計算値 C71,79、H6,26、 H6,44 実測値 C71,78、H6,26、 H6,63 参考例 67 6−ベンジルオキシ−2−(N−ベンジル−Nメチルア
ミノ)−5−シアノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−
ナフタレノン0.9zをテトラヒドロンラン30rIl
lにとかし、室温で水素化トリ第三級ブトキシアルミニ
ウムリチウム2.21?を加える。
室温で6時間かきまぜたのちメタノールついで水を加え
て未反応の還元剤を分解し、ベンゼンを加えてよく振り
ませる。
ベンゼン層を分取し、水洗ついで無水硫酸ナトリウムで
乾燥後溶媒を留去する。
この残渣を酢酸エチル−n−へキサンから再結晶を行な
い、6−ベンジルオキシ−2−(N−ベンジル−N−メ
チルアミノ)−5−シアノ−1−ヒドロキシート2・3
・4−テトラヒドロナフタレンのシス体0.26?を得
る。
再結晶母液を濃縮乾固しエタノールから再結晶してトラ
ンス体0.12を得る。
参考例 68 テトラヒドロフラン20wLlにリチウムアルミニウム
ヒドリド120m1?を加え、窒素ガスを通じながう、
トランス−6−ベンジルオキシ−5−シアノ−1−ヒド
ロキシ−2−イソプロピルアミノド2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン500■を10m1の乾燥テトラヒド
ロフランに溶解した溶液を滴下する。
2時間加熱還流し、過剰のリチウムアルミニウムヒドリ
ドを酢酸エチルで分解し、飽和食塩水を加え、酢酸エチ
ルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、得られる
残留物を酢酸エチルに溶解しアルコール性塩酸を加え塩
酸塩とする。
得られる塩酸塩をイソプロピルアルコール−酢酸エチル
から再結晶するとトランス−5−アミノメチル−6−ベ
ンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−イソプロピルアミ
ノ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩の
白色結晶状粉末を得る。
収量490■。参考例 69 2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−6ペンジル
オキシー5−ニトロ−3・4−ジヒド0−1 (2H)
−す7タレ/ン3.oftのメタ/−ル30r/Ll
溶液に水素化ホウ素ナトリウム1.5Pを加え、室温で
30分間かきまぜる。
反応物を水に加え、析出する油状物質を酢酸エチルで抽
出、水洗、乾燥後減圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで分離精製する。
アセトンとベンゼン1:4の混合溶媒で溶出するとまず
トランス−2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−
6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5ニドロート2
・3・4−テトラヒドロナフタレンi、oyが油状物質
として得られる。
これをアルコール性塩酸にとかしエチルエーテルを加え
ると融点251−253℃の無色針状晶が得られる。
元素分析値 C25H2604N2・HCIとして計算
値 C66,00、H5,98、 H6,16 実測値 C66,31,H5,72、 H6,21 さらに溶出を続けると、シス−2−(N−ベンジル−N
−メチルアミノ)−6−ベンジルオキシ1−ヒドロキシ
−5−ニドロート2・3・4テトラヒドロナフタレン0
.61が油状物質として得られる。
これをアルコール性塩酸にとかしエチルエーテルを加え
ると融点235−236℃の無色針状結晶が得られる。
元素分析値 C25H26o4N2・HCIとして計算
値 C66,001H5,98、 H6,16 実測値 C65,73、H5,77、 H5,88 参考例 70 シス−2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)6−ベ
ンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−ニドロート2・3
・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩3.Ozのエタノ
ール30 rul、溶液にラネニッケル1.Oiを加え
、かきまぜながら還流する。
これに抱水ヒドラジン3.01のエタノール30m1l
溶液を滴下し、滴下後さらに30分間反応させる。
ラネーニッケルを1去し、1液を減圧濃縮すると結晶が
析出する。
これをP取し、少量のエタノールで洗浄後乾燥すると融
点148150℃の無色プリズム晶としてシス−5−ア
ミノ−2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)■ヒド
ロキシ−6−ベンジルオキシ−1・2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン1.8tが得られる。
元素分析値 C25H2802N2として計算値 C7
7,29、H7,27、 H7,21 実測値 C77,14、H7,35、 N、7.26 参考例 71 トランス−2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−
6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ5−=1−0−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩4.02
のエタノール4or/ll溶液にラネーニッケル1.3
Zを加えかきまぜながら還流する。
これに抱水ヒドラヂン4.01のエタノール40rrL
l溶液を滴下し、滴下後さらに30分間反応を行なう。
ラネーニッケルを1去し、と液を減圧濃縮し、残留物に
水を加え、析出する結晶を1取し、水洗乾燥後メタノー
ルから再結晶すると融点124−126℃の無色プリズ
ム晶としてトランス−5−アミノ−2(N−ベンジル−
N−メチルアミノ)−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロ
キシド2・3・4−テトラヒドロナフタレン2.01が
得られる。
元素分析値 C25H2802N2として計算値 C7
7,29、H7,27、 H7,21 実測値 C77,11,H7,00゜ H7,09 参考例 72 6−ベンジルオキシ−■−ヒドロキシー2−イソプロピ
ルアミノ−5−ニトロ=■・2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレン塩酸塩2.0Pのエタノール30TLl溶液
にラネーニッケル0.5?を加え、かきまぜながら還流
する。
これに抱水ヒドラヂン2.01のエタノール30rrL
l溶液を滴下する。
滴下後さらに30分間加熱後、触媒を1去し、1液を減
圧濃縮し、得られた結晶を少量のエチルエーテルで洗浄
すると融点218−220℃の無色プリズム晶として5
−アミノ−6−ベンジルオキシl−ヒドロキシ−2−イ
ソプロピルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタ
レン0.7?が得られる。
元素分析値 C20H260□N2として計算値 C7
3,56、H8,03、 H8,58 実測値 C73,28、H8,00、 H8,78 実施例 1 6−ベンジルオキシ−5−クロロ−2−イソプロピルア
ミノ−1−ヒドロキシート2・3・4テトラヒドロナフ
タレン塩酸塩0.3fをトリフロロ酢酸3 mlに加え
、水浴上80℃に1時間加熱した後、減圧下にトリフロ
ロ酢酸を留去し、残留物に少量のエタノール性塩酸を加
えた後、エチルエーテルを加え、析出する結晶をエタノ
ール・エチルエーテルから再結晶すると融点20420
5℃の5−クロロ−2−イソプロピルアミノート6−ジ
ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン
塩酸塩0.11が得られる。
元素分析値 C13H1802NC1−HC1計算値
C53,43、H6,55、 H4,79 実測値 C53,50,H6,48、 H4,49 実施例 2 5−クロロ−1−ヒドロキシ−6−メトキシ2−イソプ
ロピルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン
lrと塩化アルミニウム3グをベンゼン20m1に加え
、3時間煮沸還流した後、1%塩酸5mlで抽出し、塩
酸層は不溶物を1去して減圧下に乾固する。
残留物をエタノール5TLlで抽出し、エチルエーテル
を加えると、5−クロロ2−イソプロピルアミノート6
−ジヒドロキシート 酸塩0.3t?が析出する。
エタノール・エチルエーテルから再結晶して融点204
−205°C0実施例1の方法によって得られた標品と
混融して融点降下を示さない。
実施例 3 シス−6−ベンジルオキシ−2−(N−ベンジル−N−
メチルアミノ)−5−シアノ−1−ヒドロキシート2・
3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩250mgと5
%パラジウム炭素とをメタノール301rLlに懸濁さ
せ水素気流中室温で30分間かきませる。
反応後触媒を1去し、1液を減圧濃縮してシス−5−シ
アノ−ドロージヒドロキシ−2−メチルアミノ−1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩の白色沈殿を
得る。
このものはエタノール−酢酸エチルから再結晶すると融
点226−227℃(分解)の無色結晶となる。
収量112rn9。
元素分析値 C12H1402N−HClとして計算値
C 56.58、H5.94、N 11.00 実測値 C 56.30,H 6.09、N10.
88 実施例 4 トランス−6−ベンジルオキシ−2−(N−ベンジル−
N−メチルアミノ)−5−シアノ−lヒドロキシメチル
2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩150■と
5%パラジウム炭素とをメタノール20mlに懸濁させ
、水素気流中室温で1時間かきまぜる。
反応後触媒をP去し、1液を減圧濃縮してトランス−5
−シアノ−1・6−シヒドロキシー2−メチルアミノ−
1・2・3・4テトラヒドロナフタレン塩酸塩の白色沈
殿を得る。
このものはエタノール−酢酸エチルから再結晶すると融
点230−232℃(分解)の無色プリズム晶となる。
収量65■。元素分析値 C12,H1402N−HC
Iとして計算値 C 56.58、H5.94、N1
1.00 実測値 C56.13、H5.95、 N10.92 実施例 5 水素化ホウ素ナトリウム100■をエタノールi0ml
に懸濁しかき混ぜながら、6−ベンジルオキシ−5−ホ
ルミル−2−イソプロピルアミノ3・4−ジヒドロ−1
(2H)−ナフタレノン塩酸塩200■を加え、2時間
室温でかき混ぜる。
反応液に飽和食塩水と酢酸エチルを加え、酢酸エチル層
を分離し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで
乾燥後、溶媒を減圧下に留去し、残留物を酢酸エチル−
エタノールから再結晶するとトランス−6−ベンジルオ
キシ−1−ヒドロキシ5−ヒドロキシメチル−2−イソ
プロピルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ンの白色結晶を得る。
収量128rru?。融点138139°C0 元素分析値 C21H2□03N・1/2H20として
計算値 C 71.98、H8.05、H4.00 実測値 C 72.37、H8.06、N3.92 実施例 6 エタノール20m1に5%パラジウム炭素30mgを加
えて水素置換する。
これにトランス−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ
−5−ヒドロキシメチル−2−イソプロピルアミノート
2・3・4−テトラヒドロナフタレン1103rnを加
え、室温で水素気流中で振り混ぜる。
1時間で約91nlの水素を吸収する。
触媒を1去し、1液を減圧下に濃縮し残留物をエタノー
ル−酢酸エチルから再結晶するとトランス−1・6−シ
ヒドロキシー5−ヒドロキシメチル−2−イソプロピル
アミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレンの白色
結晶を得る。
収量55■。融点182−185℃(分解)。
元素分析値 C14H2103N・1/2H20として
計算値 C64,59、H8,52、 N5.38 実測値 C64,84、H8,49、 N5.32 実施例 7 水素化ホウ素ナトリウムlOO■をエタノール20rr
Llに加え、かき混ぜながら2−アミノ−6ベンジルオ
キシー5−ホルミル−3・4−ジヒドロ−1(2H)−
ナフタレノン塩酸塩5001n9を少しづつ加える。
室温で2時間かき混ぜたのち反応液に飽和食塩水100
縦を加え、酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し得られる残
留物をエタノール−酢酸エチルから再結晶すると、トラ
ンス−2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキ
シ−5−ヒドロオキシメチルート2・3・4−テトラヒ
ドロナフタレンの白色結晶が得られる。
収量260rn9o融点148−150℃。
元素分析値 Cl8H2103N・1/2H20として
計算値 C70,11、H7,19、 H4,54 実測値 C70,51,H7,09、 H4,79 実施例 8 5%パラジウム炭素50■をエタノール20rrLlに
加え、水素気流中で10分間かき混ぜ、この溶液にトラ
ンス−2−アミノ−6−ベンジルオキシ1−ヒドロキシ
−5−ヒドロキシメチル−1・2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン86r11gを加え室温で水素気流中1時
間かき混ぜる。
水素9mlを吸収し止まる。
触媒をt去し、P液を減圧下に濃縮する。
残留物に酢酸エチルを加えて放置するとトランス−2−
アミノ−ドロージヒドロキシ5−ヒドロキシメチル−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレンの白色結晶を得
る。
このもののアニス酸との塩は酢酸エチル−エタノールか
ら再結晶すると白色プリズム晶となる。
収量43■。融点120−123℃(分解)。
元素分析値 CxIH1503N”C5HsO3・H2
0として計算値 C60,15、H6,64、 N3.69 実測値 C59,92、H6,26、 N3.92 実施例 9 水素化ホウ素ナトリウム300■をエタノール80mに
溶解し、室温で攪拌しながら6−ベンジルオキシ−5−
シアノ−2−イソプロピルアミノ3・4−ジヒドロ−1
(2H)−ナフタレノン塩酸塩3.11を少しづつ加え
る。
2時間室温で攪拌し、反応液を減圧下に約107711
まで濃縮し、飽和食塩水を加え酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去し、得られる残
留物に酢酸エチルを加えて放置するとトランス−6−ベ
ンジルオキシ−5−シアノ−1−ヒドロキシ−2−イソ
プロピルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ンの白色結晶を得る。
収量2.8り。
融点141−143℃。このものを塩酸塩にすると融点
258−260℃(分解)の無色プリズム晶(メタノー
ル)となる。
元素分析値 C21H2402N2・HCl−H20と
して計算値 C64,52、H6,96、 H7,17 実測値 C64,56、H6,50、 H7,18 実施例 10 トランス−6−ベンジルオキシ−5−シアン1−ヒドロ
キシ−2−イソプロピルアミノ−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン200m9をエタノール20 ml
に溶解し、5%パラジウム炭素50■の存在下に水素気
流中でかき混ぜる。
30分で16TLlの水素を吸収し、水素の吸収は止ま
る。
触媒を1去し、P液を減圧下に濃縮し、得られる残留物
をエタノール−酢酸エチルから再結晶するとトランス−
5−シアノ−ドロージヒドロキシ−2−イノプロピルア
ミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレンの白色結
晶を得る。
収量113■。
融点183−185°C(分解)。NMR−スペクトル
(d6−DMSO) δ: 4.17 (IH,d、J=7Hz )。
元素分析値 C14N18 o2N2・1 / 2 N
20として 実施例 11 トランス−6−ベンジルオキシ−5−シアノ−1−ヒド
ロキシ−2−イソプロピルアミノート2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン塩酸塩150rvを実施例10に示
した方法にしたがって接触還元するとトランス−5−シ
アノート6ジヒドロキシー2−イソプロピルアミノ−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩が得られ
る。
収量971n9o融点246−248℃(分解)。NM
Rスペクトル(d6−DMSO−D2o)δ: 4.7
2 (IH,d、J=8Hz )。
元素分析値 C14H1802N2・HCl−H2Oと
して 実施例 12 水素化ホウ素ナトリウム200■をエタノール20TL
lに加えかき混ぜながら、2−アミノ−6−ベンジルオ
キ7−5−シアノ−3・4−ジヒドロ1(2H)−ナフ
タレノン塩酸塩850mgを少しづつ加える。
室温で2時間かき混ぜた後飽和食塩水を加え、酢酸エチ
ルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後アルコール性塩酸を加え、減圧下に
溶媒を留去し、得られる残留物をエタノール酢酸エチル
から再結晶するとトランス−2−アミノ−6−ベンジル
オキシ−5−シアノ−1−ヒドロ5.86. 10.91 65.94. 1.0.53 7.501 7.42. 7.04. 6.65、 55.901 9.31 56.37. 9.14 計算値 実測値 計算値 実測値 ロキシート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩
の無色プリズム晶を得る。
収量700Iv0融点272−276℃(分解)。
元素分析値 c18 N18 o2N2・HCI と
して計算値 C65,35、H5,79、 N8.47 実測値 C65,24、H5,47、 N8.32 実施例 13 トランス−2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−シア
ノ−1−ヒドロキシート2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン塩酸塩200■をメタノール20m1に溶解し、
5%パラジウム炭素30■を加え室温で水素気流中30
分間かき混ぜる。
水素16rnlを吸収し、水素の吸収は止まる。
触媒をr去し、P液を減圧下に濃縮し、得られる残留物
をメタノール−酢酸エチルから再結晶すると2アミノ−
5−シアノ−ドロージヒドロキシ−1・2・3・4−テ
トラヒドロナフタレン塩酸塩の白色結晶を得る。
収量136■。融点259261 ”C(分解)。
元素分析値 C1□H1202N2・Hcl・1/4H
2゜として 計算値 C53,86、H5,55、 N11.43 実測値 C53,68、H5,25、 N10.91 実施例 14 2〜アミノ〜6−ベンジルオキシ−5−シアノ−1−ヒ
ドロキシート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩450■をアセトン15m1とメタノール20rIl
lの混合溶液に溶解し、窒素ガスを通じながら、5−1
0℃でリチウムシアノボロヒドリドの1分子のジオキサ
ン付加物150■を少しずつ加える。
2時間かき混ぜた後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで
抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、エタノー
ル−酢酸エチルから再結晶すると6−ベンジルオキシ−
5−シアノ−1−ヒドロキシ−2−イソプロピルアミノ
ート2・3・4−テトラヒドロナフタレンの白色結晶を
得る。
水晶は実施例9の方法ニよって得られた標品と一致した
収量297■。
実施例 15 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−(2−ヒドロキシエチル)−1・2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン塩酸塩0.3S’から実施例14に示
したと同様の操作によって6=ベンジルオキシ−1−ヒ
ドロキシ−5−(2−ヒドロキシエチル)−2−インプ
ロピルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン
の無晶形粉末0.15Pが得られる。
元素分析値 C2□H2903Nとして 計算値 C74,33、H8,22、 N3.94 実測値 C74,01、H7,98、 N4.14 実施例 16 トランス−6−ペンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−
イソプロピルアミノ−5−ウレイドメチル−1・2・3
・4−テトラヒドロナフタレン95■をエタノール20
−に溶解し、5%パラジウム炭素5011Iyを加え、
水素気流中で30分間かき混ぜる。
水素8mlを吸収して水素の吸収は止まる。
触媒を沢去し、F液を減圧下に濃縮し、得られる残留物
をエタノール−酢酸エチルから再結晶するとトランス−
1・6−シヒドロキシー2−インプロピルアミノ−5−
ウレイドメチル−1・2・3・4−テトラヒドロナフタ
レンの無色結晶を得る。
収量487Q。融点120−122℃(分解)。元素分
析値 C15H23o3N3として計算値 C61,4
1、H7,90、 N14.33 実測値 C60,89、H7,82、 N13.91 実施例 17 ローヒドロキシー5−ヒドロキシメチル−2イングロビ
ルアミノー3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタレノン
塩酸塩200■をエタノール20m1.とトリエチルア
ミン21rLlに溶解し、5%パラジウム炭素50rv
を加え、水素気流中で15時間かき混ぜる。
触媒を沢去し、涙液を減圧濃縮し、得られる残留物をテ
トラヒドロフランに溶解し、不溶物を沢去し、涙液を減
圧濃縮する。
残留物をエタノール−酢酸エチルから再結晶すると実施
例6の方法で得たものと完全に一致する1・6−シヒド
ロキシー5−ヒドロキシメチル−2−インプロピルアミ
ノート2・3・4−テトラヒドロナフタレンの無色結晶
が得られる。
収量1081n9゜実施例 18 トランス−2−アミノ−6−ベンジルオキシ1−ヒドロ
キシ−5−ヒドロキシメチル−1・2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン3 o orvをメタノール1511
11およびアセトン10m1に溶解し、窒素ガスを通じ
ながら、10℃でリチウムシアノボロヒドリドの一分子
のジオキサン付加物2.50m9を少しづつ加える。
2時間かき混ぜた後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで
抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去する。
残留物をエタノール−酢酸エチルから再結晶するとトラ
ンス−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−ヒド
ロキシメチル−2−イソプロピルアミノート2・3・4
−テトラヒドロナフタレンの無色結晶を得る。
収量250■。実施例 19 6−ヒドロキシ−5−ヒドロキシメチル−2−イソプロ
ピルアミノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレ
ノン塩酸塩1507Qをエタノール10m1と水素化ホ
ウ素ナトリウム100In9との懸濁液中に室温で少し
ずつ加える。
1時間かき混ぜた後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルで
抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾喋後、減圧下に溶媒を留去し、エタノー
ル−酢酸エチルから再結晶するとトランス−1・6−シ
ヒドロキシー5−ヒドロキシメチル−2−イソプロピル
アミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレンの無色
結晶を得る。
収量63■。
実施例 20 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル
−N−メタンスルホニルアミノ)−3・4−ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン塩酸塩0.6Pのメタノール
101rLl溶液に水素化ホウ素ナトリウムO,,lを
加え、水冷下で30分間かきまぜる。
反応液を水にあげ酢酸エチルで抽出、水洗、乾燥後、減
圧下で濃縮、残留物をアルコール性塩酸にとかし、エー
テルを加え、析出する結晶を沢取すると融点205−2
07℃の無色針状晶として2−アミノ−6−ベンジルオ
キシ−5−(Nベンジル−N−メタンスルホニルアミノ
)−1ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン塩酸塩0.51が得られる。
元素分析値 C25H2804N2S−HCl として
計算値 C61,401H5,98、 N5.73 実測値 C61,76、H5,96、 N5.72 実施例 21 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−(N −ベンジ
ル−N−メタンスルホニルアミノ)−3・4−ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩0.51を水10m
1にとかし、酸化白金0.25Pを加え、常温常圧で接
触還元を行う。
理論量の水素を吸収させたのち、触媒を沢去し減圧濃縮
し、残留物を少量のエタノールにとかしエーテルを加え
、析出する白色針状晶を戸取すると融点233235℃
(分解)の2−アミノ−ドロージヒドロキシ−5−メタ
ンスルホニルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン塩酸塩0.15fが得られる。
元素分析値 C01H1604N2S−HCl−H20
として 計算値 C40,43、H5,86、 H8,57 実測値 C40,87、H5,47、 H8,48 実施例 22 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル
−N−メタンスルホニルアミノ)−1ヒドロキシ−1・
2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.5Pの
エタノール10′Inl溶液にアセトン5rIllとリ
チウムシアノボロヒドリド0.31を加え、室温で1時
間かきまぜる。
反応物に10%塩酸を加え、分解後少量の水に加え、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液でアルカリ性とし、酢酸エ
チルで抽出、水洗、乾燥後、減圧濃縮し、残留物をアル
コール性塩酸にとかし、エーテルを加え、析出する結晶
を戸取すると融点212−214℃の無色針状晶として
6−ベンジルオキシ−5(N−ベンジル−N−メタンス
ルホニルアミン)−1−ヒドロキシ−2−イソプロピル
アミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩
0.3iが得られる。
元素分析値 C28H3404N2S−HClとして計
算値 C60,18、H6,31゜ N5.02 実測値 C60,29、H6,46、 N5.20 実施例 23 6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル−N−メタン
スルホニルアミノ)−1−ヒドロキシ−2−イソプロピ
ルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩0.29をエタノール10rrLlに溶解し、10%
パラジウム炭素0.21を加えて接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させた後触媒を沢去し、エーテルを
加えると無色結晶が得られる。
これをエタノール−エーテルカラ再結晶すると融点21
0−213℃(分解)の無色針状晶として1・6−シヒ
ドロキシー2−インプロビルアミノ−5−メタンスルホ
ニルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩
酸塩0.11が得られた。
元素分析値 C14H2204N25−HCl として
計算値 C47,93、H6,61、 H7,99 実測値 C47,63、H6,81、 H7,47 実施例 24 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−二トロ3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩7.01の
メタノール70rILl溶液に水素化ホウ素ナトリウム
1.31を加え、室温で30分間かきまぜる。
反応物を水に加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を水洗
、乾燥後、減圧濃縮し得られた油状物質を少量のアルコ
ール性塩酸にとかし、活性炭処理後エーテルを加え、析
出する結晶を戸数すると融点213−215℃の無色針
状晶として2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−二ト
ロー1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナ
フタレン塩酸塩6.01が得られる。
元素分析値 C1□H18o、 N2・HCI として
計算値 C58,20,H5,46、 H7,99 実測値 C58,34、H5,59、 H7,68 実施例 25 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−二トロ3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン0.51の水溶液
10rnlに濃塩酸0.5 rulと酸化白金0.25
fを加えて接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させた後触媒を沢去し、涙液を減圧
濃縮し、残留物を少量のエタノールにとかしエチルエー
テルを加え、析出する結晶を戸数すると融点300℃以
上の無色プリズム晶として2・5−ジアミノ−1・6−
シヒドロキシー1・2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ン塩酸塩0.3Pが得られる。
元素分析値 として 計算値 C 実施例 26 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−ニドロート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩1.Olのメタノール30就溶液にフェニルアセトン
3.01とナトリウムシアノボロヒドリド1.01を加
え、室温で5時間かきまぜる。
反応物を水に加え、10%塩酸で分解後、炭酸水素ナト
リウムでアルカリ性とし、析出する油状物質を酢酸エチ
ルで抽出、水洗、乾燥後減圧濃縮し、残留物をアルコー
ル性塩酸にとかし、エチルエーテルを加え、析出する結
晶を戸数、乾燥すると融点204−206°Cの無色針
状晶として6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−
(α−メチルフェネチルアミノ)−5−ニドロート2・
3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.81が得ら
れる。
元素分析値 C26H2804N2・HCIとして計算
値 C66,58、H6,23、 N 5.98 C66,50,H H5,59 実施例 27 ローペンジルオキシー1−ヒドロキシ−2(α−メチル
フェネチルアミノ)−5−ニドロート2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン塩酸塩0.72のエタノール70T
Llにとかし、5%パラジウム炭素0.7Pを加え、接
触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を沢去し、涙液にア
ルコール性塩酸27dを加え、減圧濃縮し、残留6.5
2. 6.51. 6.04、 ・2 HCl 3 /2H20 Cl0H1402N2 40.82. 9.52 41.14. 9.25 実測値 実測値 物をメタノールとエーテルの混合溶媒にとかし、−夜冷
所に放置すると淡緑色結晶性粉末が析出する。
これを戸数し、エーテルで洗浄後乾蒙すると5−アミノ
−ドロージヒドロキシ−2−(α−メチルフェネチルア
ミノ)−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩0.=lが得られる。
元素分析値 C19H24o2N2・2HC1として計
算値 C59,22、H6,80、 H7,27 実測値 C59,01,H6,73、 H7,02 実施例 28 6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−(α−メチ
ル−p−ヒドロキシフェネチルアミノ)5−ニドロート
2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.7fのエタノ
ール79 m1f4ニ5%パラジウム炭素0.71を加
え、接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち、触媒をf去し、f液に
アルコール性塩酸2mlを加え、減圧濃縮し、残留物を
メタノールとアセトンの混合溶媒から結晶化させると融
点198−203℃(分解)の無色針状晶として5−ア
ミノート6−ジ巨ドロキシ−2−(α−メチル−p−ヒ
ドロキシフェネチルアミノ)−1・2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン塩酸塩0.51が得られる。
元素分析値 C19H2403N2・2HC1・3/2
H20として 計算値 C53,27、H6,82、 H6,54 実測値 C53,44、H6,59、 H6,28 実施例 29 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−ニトロ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩
酸塩1.01のメタノール301nl溶液にp−ヒドロ
キシフェニルアセトン3.01とナトリウムシアノボロ
ヒドリド1.01を加え、室温で5時間かきまぜる。
反応物を水に加えて10%塩酸で分解後、炭酸水素ナト
リウムでアルカリ性とし、析出する油状物質を酢酸エチ
ルで抽出、水洗、乾燥後減圧濃縮し、残留物をアルコー
ル性塩酸にとかしエチルエーテルを加え、析出する結晶
を戸数、軟融すると融点232−235℃の無色針状晶
として6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシー2−(d
−メチル−p−ヒドロキシフェネチルアミ/)−5−ニ
ドロート2・3・4−テ)ラヒドロナフタレン塩酸塩0
.7fが得られる。
元素分析値 C26H2805N2・HCI として
計算値 C64,39、H6,02、 H5,78 実測値 C64,00、H6,21、 H5,53 実施例 30 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−ニドロート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩1.Of?のメタノール30 ydFI液にp−メト
キシフェニルアセトン3.0Pとナトリウムシアノボロ
ヒドリド1.0yを加え、室温で5時間かきまぜる。
反応物を水に加え、10%塩酸で分解後、炭酸水素ナト
リウムでアルカリ性とし、析出する油状物質を酢酸エチ
ルで抽出、水洗、乾燥後減圧濃縮し、残留物をアルコー
ル性塩酸にとかしエチルエーテルを加え、析出する結晶
な戸数、乾燥すると融点228−230℃の無色針状晶
として6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ2−(α゛
−メチルーp−メトキシフエネチルアミノ−5−二トロ
ー1−2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.
71が得られる。
元素分析値 C27H3oO5N2・HCl として計
算値 C64,98、H6,26、 H5,62 実測値 C64,95、H5,86、 H5,86 実施例 31 6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2(α−メチル
−p−メトキシフェネチルアミノ)−5−ニドロート2
・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.6fのエ
タノール60m1溶液に5%パラジウム炭素0.61を
加え、接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を沢去し、涙液にア
ルコール性塩酸を加え減圧濃縮し、残留物をメタノール
とエーテルの混合溶媒で再結晶すると融点189−19
3℃の無色針状晶として5−アミノ−ドロージヒドロキ
シ−2−(α−メチル−p−メトキシフェネチルアミノ
)−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0
.31が得られる。
元素分析値 C20H260a N2 ・2 HCl
として計算値 C57,83、H6,79、 H6,75 実測値 C57,82、H6,41、 H7,01 実施例 32 2−ベンジルアミノ−6−ペンジルオキシ−5ニトロ−
3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン2、Oz
のメタノール50m1溶液に水素化ホウ素ナトリウム0
.51を加え室温で30分間かきまぜる。
反応物を水にあげ析出する結晶を戸数、水洗乾燥後アル
コール性塩酸にとかし、エチルエーテルを加えると融点
241−246℃の無色針状晶として2−ベンジルアミ
ノ−6−ペンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−ニドロ
ート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩1.7
rが得られる。
元素分析値 C24H24o4N2・HCI として
計算値 C65,37、H5,72、 H6,35 実測値 C65,40,H5,52、 N 6.32 実施例 33 2−ベンジルアミノ−6−ペンジルオキシ−5ニトロ−
3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩0
,5りのエタノール10TrLl溶液にアルコール性塩
酸1mlと酸化白金0.51を加えて接触還元を行なう
水素吸収が停止した後、触媒を沢去し、P液にエチルエ
ーテルを加えると無色結晶が析出する。
これを戸数し、エチルエーテルで洗浄後乾燥すると融点
230−234℃(分解)の無色針状晶として5−アミ
ノ−2−シクロヘキシルメチルアミノ−トロ−ジヒドロ
キシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩
0.21が得られる。
元素分析値 C1□H2602N2・2HC1として計
算値 C56,20,H7,77、 H7,71 実測値 C56,43、H7,49、 H7,85 実施例 34〜37 実施例17に示したと同様の方法に従って次表に示す結
果が得られる。
実施例 38 シス−2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)6−ベ
ンジルオキシ−5−ホルミルアミノ−1ヒドロキシ−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.3Pのエタ
ノール107711溶液に5%パラジウム炭素0.32
を加え、接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を1去し、涙液にフ
マール酸のエーテル溶液を加え、析出する結晶を戸数す
ると融点198−201℃(分解)の淡褐色針状晶とし
てシス−5−N−ホルミルアミノ−ドロージヒドロキシ
−2−メチルアミツト2・3・4−テトラヒドロナツタ
レンツマール酸塩0.2Pが得られる。
元素分析値 C12H16o3N2・C4H404とし
て計算値 C54,54、H5,72、 H7,95 実測値 C54,33、H5,82、 H7,96 実施例 39 トランス−2−(N−ベンジツメ−N−メチルアミノ)
−6−ベンジルオキシ−5−ホルミルアミノ−1−ヒド
ロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.
31のエタノール10m1溶液に5%パラジウム炭素0
.3Pを加え、接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を1去し、r液にフ
マール酸のエーテル溶液を加え、析出する結晶を戸数す
ると融点156−160℃の無色針状晶としてトランス
−5−N−ホルミルアミノ−ドロージヒドロキシ−2−
メチルアミノート2・3・4−テトラヒドロナツタレン
ツマール酸塩0.15fが得られる。
元素分析値 C□2H1603N2・C4H40,とし
て計算値 C54,54、H5,72、 H7,95 実測値 C54,65、H5,88、 H7,94 実施例 40 シス−2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−6−
ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−ウレイド−1・
2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.5 ′?のエ
タノール10m1溶液にアルコール性塩酸1TLlと5
%パラジウム炭素1.01を加えて接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を1去し、涙液を減
圧濃縮し、残留物をメタノールとアセトンの混合溶媒に
とかし放置すると結晶性粉末としてシス−ドロージヒド
ロキシ−2−メチルアミン−5−ウレイドート2・3・
4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.2 Pが得られ
る。
NMRスペクトル(d6−DMS O’)δ: 4.7
5 (IH,d、 J=2Hz )、2.60 (3H
1s ) 実施例 41 トランス−2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−
6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ5−ウレイド−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.51のエタ
ノール10rrLl溶液にアルコール性塩酸1rIll
と5%パラジウム炭素1.0?を加えて接触還元を行な
う。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を1去し、p液を減
圧濃縮し、残留物をメタノールとアセトンの混合溶媒に
とかし放置すると結晶性粉末としてトランス−ドロージ
ヒドロキシ−2−メチルアミノ−5−ウレイド−1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0、15 P
が得られる。
NMRスペクトル(d6−DMS O) δ: 4.60 (I H,d、 J=8.2Hz )
、2.64 (3H1s ) 実施例 42 6−ベンジルオキシ−2−イソプロピルアミノ5−ニト
ロ−3−4−ジヒドロ−1(2H)ナフタレン塩酸塩0
.6zのメタノール20rrLl溶液に水素化ホウ素ナ
トリウム0.42を加え、室温で30分間かきまぜる。
反応液を水に加え、析出する結晶をr取、水洗、乾燥後
、アルコール性塩酸にとかし活性炭処理後エチルエーテ
ルを加え、析出する結晶を戸数すると融点268−27
0℃の無色針状晶として6−ベンジルオキシ−1−ヒド
ロキシ−2−イノプロピルアミノ−5−ニドロート2・
3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.41が得ら
れる。
元素分析値 C2oH2404H2・HCl として
計算値 C61,14、H6,41、 H7,13 実測値 C61,44、H6゜30゜ H7,21 実施例 43 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−ニドロート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩5.01のメタノール50rrLl溶液にリチウムシ
アノボロヒドリド5.(lとアセトン150rnlを加
え、室温で3時間かきまぜる。
反応物を水にあげて析出する結晶を戸数、水洗、乾燥後
、アルコール性塩酸にとかし、活性炭処理後、エチルエ
ーテルを加えると融点268−270℃の無色針状晶と
して6−ベンジルオキシ−2イングロビルアミノー5−
ニトロ−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン塩酸塩4.71が得られる。
実施例 44 6−ベンジルオキシ−2−インプロピルアミノ5−ニト
ロ−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナ
フタレン塩酸塩0.42のエタノール10R1溶液に濃
塩酸17711と5%パラジウム炭素0.41を加えて
接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させた後、触媒をP去し、P液にエ
チルエーテルを加え析出する結晶を戸数すると融点17
8−182℃の無色針状晶として5−アミノ−ドロージ
ヒドロキシ−2−イソプロピルアミノート2・3・4−
テトラヒドロナフタリン塩酸塩0.2 Pが得られる。
元素分析値 C13H2oO2N2・2HC1・2H2
0として 計算値 C45,21、H7,59、 H8,11 実測値 C45,38、H7,36、 H7,86 実施例 45 6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−イソプロピ
ルアミノ−5−ウレイド−1・2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン0.51をエタノール5TLlにとかし、
アルコール性塩酸ITfLlと5%パラジウム炭素0,
5zを加えて接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させた後、触媒を沢去し、P液を減
圧濃縮し、残留物をエタノールとアセトンの混合溶液か
ら再結晶すると融点198−200℃(分解)の無色針
状晶として1・6−シヒドロキシー2−インプロピルア
ミノ−5−ウレイド−1・2・3・4−テトラヒドロナ
フタレン塩酸塩0.21が得られる。
元素分析値 C14H21o3N3・HCI として
計算値 C53,24、H7,02、 N13.31 実測値 C53,01、H7,32、 N13.44 実施例 46 2−アミノ−5−シアノ−ドロージヒドロキシ−1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩450mI?
を用い、実施例14に示したと同様の操作を施すことに
よって、5−シアノート6ジヒドロキシー2−イソプロ
ピルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレンの
無色結晶が得られる。
融点183−185℃(分解)。本品は実施例10の方
法によって得られた標品と混融して融点降下を示さず、
またNMRスペクトルも完全に一致した。
収量300■。実施例 47 2−アミノ−ドロージヒドロキシ−5−ウレイド−1・
2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.51を用い実
施例14に示したと同様の操作を施すことによって得ら
れた油状物をアルコール性塩酸に溶かし、アセトンを加
えると1・6′−ジヒドロキシ−2−イソプロピルアミ
ノ−5−ウレイド−1・2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン塩酸塩0.29が得られる。
融点198−200℃(分解)。
本品は実施例45の方法によって得られた標品と混融し
て融点降下を認めない。
実施例 48 6−ヒドロキシ−5−(2−ヒドロキシエチル)2−イ
ソプロピルアミノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナ
フタレノン塩酸塩0.22を実施例17に示したと同様
の操作を施すことにより、1・6−シヒドロキシー5−
(2−ヒドロキシエチル)2−インプロピルアミノート
2・3・4−テトラヒドロナフタレンの無色結晶状粉末
0.IPを得る。
元素分析値 C15H2303Nとして 計算値 C67,89、H8,74、 H5,28 実測値 C67,39、H8,68、 H5,13 実施例 49 6−ベンジルオキシ−2−オキシイミノ−5−メタンス
ルホニルアミノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフ
タレノン1yをメタノール10m1に溶解し、5%パラ
ジウム−炭素0.11を触媒として、水素吸収が停止す
るまで接触還元反応を行なう。
触媒を沢去した後、r液を濃縮し、残留物を少量のエタ
ノール性塩酸に溶解して、少しずつエーテルを加えると
無色針状晶が析出する。
これを戸数すると2−アミノ−ドロージヒドロキシ−5
−メタンスルホニルアミノ−1・2・3・4−テトラヒ
ドロナフタレン塩酸塩0.5fが得られる。
融点233−235℃(分解)。実施例21の方法によ
って得られたものと混融して融点降下を示さず、また両
者のIRスペクトルも完全に一致する。
実施例 50 6−ベンジルオキシ−2−オキシイミノ−5=メタンス
ルホニルアミノ−3・4−ジヒドロ1(2H)−ナフタ
レノン1zをエタノール10−とアセトン20rnlの
混液に加え、さらにトリエチルアミン0.21と5%パ
ラジウム炭素0.5Pを加えて水素気流中で接触還元す
る。
触媒を消去し、P液にエタノール性塩酸を加えて減圧乾
固し、残留物にエタノールを加え、析出した結晶を戸数
し、少量のクロロホルムで洗浄した後、エタノール・エ
ーテルから再結晶すると1・6−シヒドロキシー2−イ
ソプロピルアミノ−5−メタンスルホニルアミノ−1・
2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.2♂が
得られる。
融点210213℃。
実施例23の方法で得られた標品と混融して融点降下を
示さない。
実施例 51 6−ベンジルオキシ−2・5−ジニトロ−3・4−ジヒ
ドロ−1(2H)−ナフタレノン2.5f?ヲ150r
ILlのベンゼンに加え、ナトリウムビス(2−メトキ
シエトキシ)アルミニウムヒドリドの70%ベンゼン溶
液26f?を滴下し6時間還流し、70TLlの水を加
えて沢過する。
涙液を減圧乾固し、残留物をメタノール10orrLl
に溶解し、5%パラジウム炭素11を加えて水素気流中
接触還元する。
触媒を沢去し、p液を減圧乾固し、残留物を少量のエタ
ノール性塩酸に溶解した後、エチルエーテルを加えると
2・5−ジアミノ−1・6−シヒドロキシー1・2・3
・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩o、syが無色結
晶として得られる。
融点300℃以上。実施例 52 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−ニドロート2・3・4−テトラヒドロナフタレ4酸塩
1.01のメタノール301rLl溶液にメトキシアセ
トアルデヒド3.Orとナトリウムシアノポロヒドリド
1.01を加え室温で1時間かきまぜる。
反応物に水を加え析出する結晶を酢酸エチルで抽出し、
水洗、乾燥後、減圧濃縮し残留物にアルコール性塩酸を
加え塩酸塩とする。
これをエタノールとエチルエーテルから再結晶すると融
点195−197℃の無色針状晶として6ベンジルオキ
シー1−ヒドロキシ−2−(2−メトキシエチルアミノ
)−5−ニドロート2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ン塩酸塩0.7Pが得られる。
元素分析値 C2o)f2402H6,NC1−C2H
,、OH計算値 C58,07、H6,87、 H6,16 実測値 C58,32、H6,69、 H5,85 実施例 53 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−ニトロ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩
酸塩1.01のメタノール30rnl溶液にアクロレイ
ンダイマー1.Olとナトリウムシアノボロヒドリド1
. Ofを加え室温で1時間かきまぜる。
反応物に水を加え酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後、
減圧濃縮し残留物をエチルエーテルから再結晶すると融
点175−178℃の無色針状晶として6−ベンジルオ
キシ−1−ヒドロキシ−5−ニトロ−2−(3・4−ジ
ヒドロ−2Hピラン−2−イル)−メチルアミノート2
・3・4−テトラヒドロナフタレン0.41が得られる
元素分析値 c23 H26o、N2 計算値 C67,301H6,39、 H6,83 実測値 C67,36、H6,31、 H6,51 実施例 54 6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−(2−メト
キシエチルアミノ)−5−ニドロート2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン0.51のエタノール301rLl
溶液に5%パラジウム炭素0.55’を加えて常温常圧
で接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を沢去し、r液を減
圧濃縮し、フマール酸エーテル溶液を加えフマール酸塩
にし、エタノールとエチルエーテルから再結晶すると融
点162−164℃の無色針状晶として5−アミノ−ド
ロージヒドロキシ−2−(2メトキシエチルアミノ)−
1・2・3・4−テトラヒドロナツタレンツマール酸塩
0.2 y カmうれる。
元素分析値 C13H20o3N2 ” c、 H4o
計算値 C55,49、H6,56、 H7,61 実測値 C55,41、H6,87、 H7,46 実施例 55 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−ニドロート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩1.Oiのメタノール30rrLl溶液にシクロヘキ
サノン3.Ofとナトリウムシアノボロヒドリド1.0
1を加え室温で5時間かきまぜる。
反応物に水を加え酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後減
圧濃縮し、残留物にアルコール性塩酸を加えて塩酸塩と
し、これをエチルアルコールとエチルエーテルの混合物
から再結晶すると融点271−273℃(分解)の無色
針状晶として6−ベンジルオキシ−2−シクロヘキシル
アミノ−1−ヒドロキシ−5−ニドロート2・3・4−
テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.7Pが得られる。
元素分析値 023 H28o4N2・’FfC1−H
20計算値 C61,39、H6,72、 H6,23 実測値 C62,01、H6,42、 H6,17 実施例 56 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−ニトロ−■・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩
酸塩1.0?のメタノール30m1溶液に3−インドリ
ルアセトン1.01とリチウムシアノボロヒドリド1.
01を加え、室温で3時間かきまぜる。
反応物に水を加え酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後減
圧濃縮し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(アセトン、ベンゼン=l:1で溶出)を用いて分離
精製を行なうと油状物質0.51が得られる。
これをアルコール性塩酸で塩酸塩としたメタノールとエ
チルエーテルから再結晶すると融点215−217℃の
淡紅色針状晶として6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキ
シ2−(2−(3−インドリル)−1−メチル)エチル
アミノ−5−ニドロート2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン塩酸塩0.5S’が得られる。
元素分析値 C28H29o4N3・HCI計算値 C
66,20、H5,95、 H8,27 実測値 C65,99、H5,81、 H8,13 実施例 57 ローペンジルオキシー1−ヒドロキシ−2(2−(3−
インドリル)−1−メチル)エチルアミノ−5−ニトロ
L1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.4S’
のメタノール20I711溶液に5%パラジウム炭素0
.4tを加え常温常圧で接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を沢去し、P液にフ
マール酸エーテル溶液を加えフマール酸塩にする。
減圧下で約半量に濃縮し、これにエチルエーテルを加え
ると結晶が析出する。
これを戸数すると融点300℃以上を示す5−アミノ−
ドロージヒドロキシ−2−(2−(3−インドリル)−
1−メチル)エチルアミノート2・3・4−テトラヒド
ロナツタレンツマール酸塩0.21が得られる。
元素分析値 C21H25o2N3・2 C4H40゜
計算値 C59,68、H5,70゜ 7−20 実測値 C59,44、H5,53、 H7,01 実施例 58 6−ベンジルオキシ−2−シクロヘキシルアミノ−1−
ヒドロキシ−5−ニドロート2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレン塩酸塩0.71のエタノール70rrLl溶
液に5%パラジウム炭素0.’lを加えて常温常圧で接
触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち、触媒をP去し、p液を
減圧濃縮する。
残留物をアルコール性塩酸にとかし、エチルエーテルを
加え析出する結晶を戸数すると融点206−209℃の
無色針状晶として5−アミノ−2−シクロヘキシルアミ
ノ−トロ−ジヒドロキシ−1−2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン塩酸塩0.4′?が得られる。
元素分析値 C16H2402N2・2HC1・3/2
H20計算値 C51,20、H7,52、 H7,46 実測値 C51,00、H7,24、 H7,39 実施例 59 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−クロロ−3・4
−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩0.71
のメタノール147rLl溶液に水素化ホウ素ナトリウ
ム0.35 fを加え室温で30分間かきまぜる。
反応物に水を加えて酢酸エチルで抽出する。
水洗、乾燥後減圧下で酢酸エチルを留去し、残留物にア
ルコール性塩酸を加え塩酸塩としたのち、エタノールと
エチルエーテルから再結晶すると融点2’!7−279
°Cの無色プリズム状晶として2−アミノ−6−ベンジ
ルオキシ−5−クロロ1−ヒドロキシ−1・2・3・4
−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.5?が得られる。
元素分析値 C1□H1802NC1−HC1計算値
C60,01、H5,63、 H4,12 実測値 C60,41、H5,14、 H4,10 実施例 60 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−クロロ1−ヒド
ロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩0.55’をアセトン30wLlとメタノール30T
Llの混合液にとかし、これにリチウムシアノボロヒド
リド0.51を加え、室温で2時間かきまぜる。
これに水を加え酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後減圧
下で酢酸エチルを留去し、残留物にアルコール性塩酸を
加えて塩酸塩とし、エタノール−エチルエーテルから再
結晶すると融点265−267℃の無色針状晶として6
−ベンジルオキシ−5−クロロ−2−インプロピルアミ
ノ−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナ
フタレン塩酸塩0.3?が得られる。
元素分析値 C2oH2502NC1−HCl−H20
言慣f直 C60,00,H6,80、N3.50 実測値 C59,96、H6,83、 N3.42 実施例 61 6−ベンジルオキシ−5−クロロ−2−イソプロピルア
ミノ−1−ヒドロキシート2・3・4−テトラヒドロナ
フタレン塩酸塩0,2iのエタノール10m1溶液に5
%パラジウム炭素0,2tを加えて接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を戸別し、涙液にエ
チルエーテルを加え析出する結晶をP取乾燥すると融点
204−205℃の無色針状晶として5−クロロ−2−
イソプロピルアミノート6−ジヒドロキシート2・3・
4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.11が得られる
実施例1の方法で得られた標品と混融して融点降下を示
さない。
実施例 62 6−ヒドロキシ−5−ヒドロキシメチル−2−イソプロ
ピルアミノ−3・4−ジヒドロ 1(2H)−ナフタレノン塩酸塩200■を2N−塩酸
20rrLlに溶解し、5%パラジウム炭素100■を
加え水素気流中で4時間かき混ぜる。
水素の吸収が終ったところで触媒を沢去し、p液を40
°C以下で減圧濃縮する。
得られる残留物をエタノール−エーテルから再結晶する
と、無色粉末の1・6−シヒドロキシー2−インプロビ
ルアミノ−5−メチル−1・2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレン塩酸塩を得る。
収量152■。元素分析値 C14 H21 NO2・
NCl−H20計算値 C58.02、H8.35、 H4.83 実測値 C57.72、H8.09、 H4.61 実施例 63 エタノール10mlに水素化ホウ素ナトリウム50■を
加え室温で攪拌下に2−アミノ−5−エトキシメチル−
6−メトキシ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタ
レノン塩酸塩200■を少しずつ加える。
2時間かき混ぜた後、飽和食塩水と酢酸エチルを加え、
酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去し得られる残
留物を酢酸エチルから再結晶するとトランス−2−アミ
ノ−5−エトキシメチル−1−ヒドロキシ−6−メドキ
シー1・2・3・4−テトラヒドロナフタレンの白色結
晶を得る。
収量85m9。
融点117−118°C0元素分析値 C14H2□N
03。
計算値 C 66、90、H8.42、H5.57 実測値 C66、82、H8,58、 H5,31 実施例 64 2−アセチルアミノ−5−アセトキシメチル6−ベンジ
ルオキシ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノ
ン200■を水素化ホウ素ナトリウム30m9をエタノ
ール10m1に懸濁させた溶液に室温で少しづつ加える
2時間室温でかき混ぜた後、酢酸エチルと飽和食塩水を
反応液に加え、酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を合わせ、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸
ナトリウムで乾燥後溶媒を減圧下に留去し得られる残留
物をメタノールから再結晶するとトランス−2−アセト
アミノ−5−アセトキシメチル−6−ベンジルオキシ−
1−ヒドロキシート2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ンの無色プリズム晶を得る。
収量76■。
融点190−194℃。元素分析値 C2□H25NO
5 計算値 C68,91,H6,57、 N3.65 実測値 C68,75、H6,54、 N3.68 実施例 65 2−(N−ベンジル−N−メチルアミン)−6−ベンジ
ルオキシ−1−ヒドロキシ−5−メトキシカルボニル−
1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン1iをメタノ
ール100m1に加え、5%パラジウム炭素0.21を
添加して水素気流中で水素の吸収が止むまで接触還元し
た後、触媒を沢去し、f液を減圧濃縮し、残留物を少量
のアルコール性塩酸に溶解しエチルエーテルを加えると
1・6−シヒドロキシー5−メトキシカルボニル−2−
メチルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン
塩酸塩0.3 Pが無晶形粉末として得られる。
元素分析値 C13H17o4N−Hcl計算値 C5
4,26、H6,30゜ N48.69 実測値 C54,00,H6,18、 N48.18 実施例 66 6−ベンジルオキシ−5−メタンスルホニルメチル−2
−オキシイミノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフ
タレノン0.51をメタノール10TLlに溶解し、パ
ラジウム炭素(5%) ’0.1 Pを加えて水素気流
中で3当モルの水素を吸収するまで接触還元を行ない、
触媒を沢去して涙液を減圧乾固した後、残留物を水5T
Llに溶解して再びパラジウム炭素(5%)0.4fを
加え、水素の吸収が完全に停止するまで接触還元し、触
媒を戸去してF液を減圧乾固する。
残留物を少量のエタノール性塩酸に溶解し、エチルエー
テル50m1を加え、析出物を戸数、乾燥すると2−ア
ミノ−ドロージヒドロキシ−5−メタンスルホニルメチ
ル−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0
.2tが無色無晶形粉末として得られる。
元素分析値 C1□H1□O,H5−HCI計算値 C
46,83、H5,89、 H4,55 実測値 C46,58、H5,58、 H4,34 実施例 67 6−ベンジルオキシ−5−クロロ−1−ヒドロキシ−2
−イソプロピリデンアミノート2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン0,5zをアセトン10rulとメタノー
ル10m1に溶解し、5%パラジウム炭素0.]Jを加
えて水素気流中水素の吸収が止むまで接触還元し、触媒
をp表し、涙液を濃縮乾固して残留物を少量のエタノー
ル性塩酸に溶解した後、エチルエーテル2orrtll
を加え、析出した結晶を戸数すると、5−クロロ−2−
イングロビルアミノート6−ジヒドロキシート2・3・
4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.2 Pが得られ
る。
融点204−205℃の無色針状晶。実施例1の方法で
得られた標品と混融して融点降下を示さない。
実施例 68 5−アセトキシメチル−2−アセチルアミノ6−ベンジ
ルオキシ−1−ヒドロキシート2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン0.3S’をメタノール5rnlおよび濃
塩酸2Mと沸とう水浴上1時間加熱した後、溶媒を留去
し、残留物を少量のメタノールに溶解しエチルエーテル
を加えで放置すると無色粉末状物質が析出する。
これを戸数して2アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒ
ドロキシ5−ヒドロキシメチル−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン塩酸塩0.05Pが得られる。
実施例 69 6−アセトキシ−2−アセチルアミノ−5−クロロ−1
−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ン0.3Pをメタノール5Ttlに溶解し、塩酸1ml
を加えて沸とう水浴上1.5時間加熱した後、減圧下に
乾固し、残留物にエチルエーテルを加えると徐々に固化
する。
これをP取すると2−アミノ−5−クロロ−ドロージヒ
ドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩
酸塩0.15 fが得られる。
元素分析値 C1oH802N−HC1 計算値 C57,02、H4,31、 H6,65 実測値 C57,38、H4,14、 H6,30 実施例 70 6−ベンジルオキシ−2−(2−シクロヘキセニルアミ
ノ)−1−ヒドロキシ−5−ニトロ−1・2・3・4−
テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.42をエタノール4
0m1.に溶解し、パラジウム炭素(5%)0.4Pを
加えて常温常圧で接触還元を行なう。
水素の吸収が停止した後、触媒を1去してf液を減圧下
に濃縮し、以下実施例58の場合と同様に処理すると5
−アミノ−2−シクロへキシルアミノ−ドロージヒドロ
キシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩
0.2Pが得られる。
融点206−209℃。実施例58の方法で得られた標
品と混融して融点降下を示さない。
実施例 71 6−ベンジルオキシ−5−クロロ−2−イノフロビリデ
ン−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン0.
31をメタノール5mA!1アセトン10m1の混液に
溶解し、5%パラジウム炭素0.12を触媒として水素
吸収の止むまで接触還元し、実施例67の場合と同様の
処理を施すことにより、5−クロロ−2−イングロビル
アミノート6一ジヒドロキシ−1・2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン塩酸塩0.11が得られる。
融点204205℃。
実施例 72 6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−(2−ヒド
ロキンエチル)−2−インプロピルアミノート2・3・
4−テトラヒドロナフタレン0.21から実施例61に
示したと同様の操作によって1 ・6−シヒドロキシー
5−(2−ヒドロキシエチル)−2−イソプロピルアミ
ノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.IPが
無色結晶状粉末として得られろ。
元素分析値 c15H23o3N 計算値 C67,89、H8,74、 N 5.28 実測値 C67,53、H8,48、 H4,91 実施例 73 6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−ニトロ−2
−(3・4−ジヒドロ−2H−ピラン−2−イル)メチ
ルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン0.
4Pのエタノール20rfLl溶液に5%パラジウム炭
素0.42を加え常温常圧で接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち触媒を1去し、P液を減
圧濃縮し、フマール酸エーテル溶液を加えてフマール酸
塩にしたのち、エチルアルコールとエチールエーテルノ
混合溶媒から再結晶すると融点185−188℃の無色
針状晶として5−アミノ−ドロージヒドロキシ2−(3
・4・5・6−テトラヒドロ−2H−ピランー2−イル
)メチルアミノート2・3・4テトラヒドロナフタレン
フマール酸塩0.2 Pが得られる。
元素分析値 cta H24o3N2 c4H4o、と
して計算値 C58,81、H6,91、 N 6.86 実測値 C58,59、H6,90、 H7,03 実施例 74 6−ベンジルオキシ−1・2−tert −ブチルイ
ミノ−5−シアノート2・3・4−テトラヒドロナフタ
レン1.52をジオキサン45 mlに溶かし、95℃
の水浴で加熱しながら、酢酸0.38Pを含む酢酸水1
5rnlを10分間に滴下する。
反応液を95℃で2時間保ったのち溶媒を留去し、残留
物に水を加えて酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後溶媒
を留去してトランス−6−ベンジルオキシ−2−ter
t −ブチルアミノ−5−シアノ−1ヒドロキシ−1・
2・3・4−テトラヒドロナフタレン1.21を得る(
融点120−122℃)。
本島を90rulのメタノールに溶かし、パラジウム・
炭素を触媒として接触還元に付す。
反応液を沢過後、P液を減圧濃縮し、残留物にエタノー
ル性塩酸を加え、濃縮後エタノール−イソプロピルエー
テルから再結晶すると、トラフ スー2− tertブ
チルアミノ−5−シアノ−ドロージヒドロキシ−1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩が得られる。
融点190−192℃(分解)。
元素分析値 C15H2oO2N2・HCl−C2H5
0Hとして 計算値 C59,55、H7,94、 H8,17 実測値 C59,12、lH8,18、 N 8.22 実施例 75 6−ベンジルオキシ−1・2−tert −ブチルイ
ミノ−5−メトキシカルボニル−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン1.01を、ジオキサン30m1、
水10rILlおよび氷酢酸2507Qに溶かし、80
℃で3時間攪拌する。
反応液を減圧下に濃縮し、残留物を酢酸エチルに溶かし
、アルコール性塩酸を加えるとトランス−6−ベンジル
オキシ−2−tert −7’チルアミノ−1−ヒド
ロキシ−5−メトキシカルボニル−1・2・3・4−テ
トラヒドロナフタレン塩酸塩が析出する(融点240−
242℃(分解))。
本品を無水テトラヒドロンラン30TIllに懸濁し、
窒素気流中でナトリウム ビス(2−メトキシエトキシ
)アルミニウムヒドリドの70%ベンゼン溶液3TLl
を加え、5時間加熱還流し、冷後水を加え、酢酸エチル
で抽出する。
抽出液は飽和食塩水で洗い、乾燥後溶媒を減圧下に留去
すれば、トランス−6−ベンジルオキシ−2−tert
−ブチルアミノ−1−ヒドロキシ−5−ヒドロキシ
メチル−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン(融
点143−144°c )が得られる。
本品を40 rrtlのメタノールに溶解し、パラジウ
ム−炭素を触媒として接触還元し、触媒をF去後減圧下
に溶媒を留去し、残留物をメタノール−酢酸エチルから
再結晶すると、トランス−2−tert −ブチルア
ミノ−1・6−シヒドロキシー5−ヒドロキシメチル−
1・2・3・4テトラヒドロナフタレン240■が得ら
れる。
融点197−204℃(分解)。
元素分析値 C15H2303Nとして 計算値 C67,89、H8,74、 H5,28 実測値 C67,58、H8,55、 H5,40 実施例 76 トランス−6−ペンジルオキシ−2−tertブチルア
ミノ−1−ヒドロキシ−5−メトキシカルボニル−1・
2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩400■を
メタノール30m1に溶解し、5%パラジウム炭素を触
媒として接触還元する。
触媒を沢去し、1液を減圧濃縮し、残留物をメタノール
−イソプロピルエーテルから再結晶すると、トランス−
2−tert −ブチルアミノ−ドロージヒドロキシ
−5−メトオキシカルボニル−1・2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン塩酸塩の白色結晶285rnI?を得
る。
融点230−232℃(分解)。
元素分析値 C16H23NO4・HCIとして計算値
C58,26、H7,33、 N 4.25 実測値 C58,15、H7,52、 H4,13 実施例 77 シス−6−ペンジルオキシ−2−tert −ブチル
アミノ−1−ヒドロキシ−5−ヒドロキシメチル−1・
2・3・4−テトラヒドロナフタレン533■をメタノ
ール5QmAに溶解し、5%パラジウム炭素50■を加
え常温常圧で接触還元を行なう。
水素の吸収が止まったところで触媒を戸去し、P液を減
圧下に留去し、残留物をメタノール−酢酸エチルから再
結晶するとシス−2−tertブチルアミノ−1・6−
シヒドロキシー5−ヒドロキシメチル−1・2・3・4
−テトラヒドロナフタレンの無色板状晶が得られる。
融点163165℃(分解) 収量279■ NMR(DMSO−a6’) δ:4.25 (IH,d、J=4Hz)元素分析値
C15H23o3Nとして 計算値 C67,89、H8,74、 H5,28 実測値 C67,89、f(8,98、 H5,13 実施例 78 シス−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ5−ヒドロ
キシメチル−2−イソプロピルアミノ1・2・3・4−
テトラヒドロナフタレン744■をメタノール30m1
に溶解し、5%パラジウム炭素50■を加え、常温、常
圧で接触還元する。
水素の吸収が止まったところで触媒を沢去し、P液を減
圧濃縮し、残留物をメタノール]詐酸エチルから再結晶
すると、シス−ドロージヒドロキシ−5−ヒドロキシメ
チル−2−イソプロピルアミノート2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレンの白色結晶が得られる。
融点167169℃(分解)、収量390■ NMR(d6−DMSO) δ: 4.40 (I H,d、 J=4Hz )元素
分析値 C14H2□03Nとして 計算値 C66,90,H8,42、 H5,57 実測値 C66,50、H8,94、 H5,31 実施例 79 2−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−6−ベンジ
ルオキシ−1−ヒドロキシ−5−ニトロト2・3・4−
テトラヒドロナフタレン塩酸塩1.81に炭酸水素ナト
リウムを加えて中和したのち、メタノール507711
に溶解し、10%パラジウム炭素1.8′?の存在下、
常温常圧で接触還元を行なう。
理論量の水素が吸収されたのち触媒をP去し、p液にフ
マール酸のエーテル溶液を加えて放置すると、融点30
0℃以上の淡褐色針状晶として、トランス−5−アミノ
−ドロージヒドロキシ−2−メチルアミノート2・3・
4−テトラヒドロナフタレン・フマール酸塩0.71が
得られる。
元素分析値 C1□H1602N2・C4H4o4トシ
て 計算値 C55,55、H6,22、 H8,64 実測値 C55,30,H6,14、 H8,33 NMR(DMSO−d6) δ: 4.50 (LH,d、J=8Hz )、2.5
2(3H,s) 実施例 80 6−ベンジルオキシ−2−tert −フfルアミノ
ー1−ヒドロキシ−5−ニトロ−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン0.9Pのメタノール50TLl溶
液に10%パラジウム炭素0.91を加え常温常圧で接
触還元を行なう。
理論量の水素が吸収されたのち、触媒をP去し、P液に
フマール酸のエーテル溶液を加え放置すると、融点30
0’C以上の無色針状晶として、5−アミノ−2−te
rt −ブチルアミノ−ドロージヒドロキシ=1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン・フマール酸塩0.
4zが得られる。
元素分析値 C14H2202N2・C,H404・1/2H20と
して 計算値 C57,58、H7,25、 N 7.46 実測値 C57,82、H7,49、 H7,86 NMR(DMSOd6) δ: 4.50 (IH,d1J=9Hz )、1.3
2(9H,s) 実施例 81 シス−5−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)6−ベ
ンジルオキシ−2tert −ブチルアミノ−1−ヒ
ドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン・
シュウ酸塩0.3fに炭酸水素ナトリウムを加えて中和
した後、メタノール10m1に溶解し、10%パラジウ
ム炭素0.31を加え常温常圧で接触還元を行なう。
理論量の水素が吸収されたのち、触媒を沢去し、P液に
フマール酸のエーテル溶液を加え放置すると、融点19
5197℃の無色針状晶として、シス−2−tertブ
チルアミノ−ドロージヒドロキシ−5 メチルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン
・フマール酸塩0.11が得られる。
元素分析値 C15H2402N2・C4H404とし
て 計算値 C59,98、H7,44、 H7,69 実測値 C60,13、H7,66、 H7,63 NMR(DMSO−d6) δ:2.64(3H,S)、4.60 (IH,d。
J=4Hz)。
実施例 82 トランス−5−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−
6−ベンジルオキシ−2−tert −ブチルアミノ
−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン・シュウ酸塩1.0 Pを炭酸水素ナトリウムで
中和した後、メタノール30T/Llに溶解し、10%
パラジウム炭素1.Orの存在下常温常圧で接触還元を
行なう。
理論量の水素吸収が行なわれた後、触媒を1去し、涙液
にフマール酸エーテル溶液を加えて放置すると融点20
5207℃を示す無色針状晶として、トランス−2−t
ert −ブチルアミノ−ドロージヒドロキシ5−メ
チルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン・
フマール酸塩0.41が得られる。
元素分析値 C1□H24o2N2・1/2C,H40
4として 計算値 C63,33、H8,13゜ H8,69 実測値 C63,30,H8,09、 H8,3O NMR(DMSOda) δ: 2.63 (3H,s )、4.50(ILd、
J=8Hz) 実施例 83 5−(N−ベンジル−N−メチルアミン)−6−ベンジ
ルオキシ−1−ヒドロキシ−2−イノプロピルアミノー
ト2・3・4−テトラヒドロナフタレン・シュウ酸塩(
異性体混合物)0.6@を炭酸水素ナトリウムで中和し
た後、メタノール301′Llに溶解し、10%パラジ
ウム炭素0.1’の存在下常温常圧で接触還元を行なう
理論量の水素を吸収した後、触媒を1去し、涙液にフマ
ール酸エーテル溶液を加えて放置すると、融点1741
76℃を示す無色針状晶として、トランスドロージヒド
ロキシ−2−イソプロピルアミノ5−メチルアミノ−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレン・フマール酸塩
が析出する。
収量0.15P。
元素分析値 C14H2□02N2・C4H,04とし
て 言慎f直 C59,001H7,15、H7,65 実測値 C59,44、H7,16、 H7,92 NMR(DMSOdo) δ:2.60 (3H,s )、4.60(LH,d、
J−=9Hz)。
実施例 84 6−ベンジルオキシ−5−メタンスルホニルメチル−3
・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン−〇−p−
トルエンスルホニルオキシム5.01を無水ベンゼン5
00m1に懸濁させ、この懸濁液に金属カリウム500
m9を無水エタノール30就に加えて調整したカリウム
エトキサイドのエタノール溶液を加え1夜攪拌し、生じ
た不溶分を濾過して除く。
P液を0〜5℃に冷却し3規定塩酸10r/Llを滴下
する。
ベンゼンを留去し、残留物に少量のエタノールを加え、
エタノールを留去する。
残留物をエタノール−エーテルの混合液から再結晶する
と2−アミン−6−ベンジルオキシ−5メタンスルホニ
ルメチル−3・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノ
ン塩酸塩が得られる。
この塩酸塩をエタノール100rnlに溶解し水冷下水
素化ホウ素ナトリウム1.5′?を少量ずつ加える。
添加後30分水冷下に攪拌し、エタノールを留去する。
残留物を酢酸エチルに溶解し、水洗する。酢酸エチル層
を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、酢酸0.6 TLlお
よび水0.6 rnlを加えると2−アミノ−6−ベン
ジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−メタンスルホニルメ
チル−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン酢酸塩
が結晶として得られる。
融点110〜115℃(分解) 質量分析スペクトル(m/ e ) : 361 (M
” )実施例 85 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−メタンスルホニルメチ)1/−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン酢酸塩200m9をエタノール15
m1および水0.5 ml中5%パラジウム炭素を用い
て常温、常圧で還元する。
計算量の水素を吸収した後、触媒を1去し、濃塩酸0.
1rrLlを加えエタノールを留去すると、2−アミノ
−ドロージヒドロキシ−5−メタンスルホニルメチル−
1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩1水和
物が得られる。
融点195〜225℃(徐々に分解し明確な融点を示さ
ない)。
元素分析値 C1□H1□0.H5−HCI ・H20
として 計算値 C44,24、H6,19、 N4.30 実測値 C44,47、N5.86、 N4.12 実施例 86 5−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−イソプロピ
ルアミノ−5−メタンスルホニルメチルト2・3・4−
テトラヒドロナフタレン酢酸塩220m9をエタノール
15m1および水0.5 rrLlの混液中5%パラジ
ウム炭素を用いて常温常圧で還元スる。
常法により処理しエタノール−水−エーテルの混液から
再結晶すると、1・6−シヒドロキシー2−イソプロピ
ルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1・2・3・
4−テトラヒドロナフタレン酢酸塩1水和物の無色結晶
が得られる。
融点:160〜190℃の間で徐々に分解し明確な融点
を示さない。
元素分析値 C15H2304NS−CH3COOH−N20として
計算値 C52,16、N7.47、 N3.58 実測値 C52,05、H7,20゜ N3.51 実施例 87 トランスー2−アミノ−6−ベンジルオキシ1−ヒドロ
キシ−5−メトキシカルボニル−1・2・3 ・4−テ
トラヒドロナフタレン1.Orをメタノール20rrt
lに溶解し、シクロブタノン500■を加え水冷下にリ
チウムシアノボロヒドリド500rvを添加する。
3時間かき混ぜた後減圧下に溶媒を留去し残渣に水を加
え、酢酸エチルで抽出する。
有機層を合わせ水洗、乾燥後減圧下に濃縮し残留物を酢
酸エチル−n−へキサンから再結晶するとトランス−6
−ベンジルオキシ−2シクロブチルアミノ−1−ヒドロ
キシ−5−メトキシカルボニル−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレンの無色針状晶を得る。
融点117119°G NMRスペクトル(CDC13) δ: 4.26 (IHla、J=8Hz)元素分析値
C23H2□NO4として 計算値 C72,42;H7,13; N3.67 実測値 C72,16;H7,08; N3.65 実施例 88〜91 トランス−2−アミノ−6−ベンジルオキシ1−ヒドロ
キシ−5−メトキシカルボニル−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレンに実施例87の方法に準じてシクロ
ブタノンの代りに下記の表に示すカルボニル化合物を反
応させることによって、生成化合物の欄に示す化合物が
得られる。
実施例 92 トランス−2−アミノ−6−ベンジルオキシ1−ヒドロ
キシ−5−メトキシカルボニル−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン500■をアセトン3mlおよび乾
燥ベンゼン10m1に溶解し、5時間加熱還流する。
反応液を減圧濃縮し残留物にエタノール10m1を加え
、室温でかき混ぜながら水素化ホウ素ナトリウム100
7%を加え5時間かき混ぜる。
反応液を減圧濃縮し残渣に水と酢酸エチルを加え酢酸エ
チルで抽出する。
有機層を合わせ水洗、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧
濃縮し残留物を酢酸エチル−n−へキサンから再結晶す
るとトランス−6−ベンジルオキシ−2−イソプロピル
アミノ−1−ヒドロキシ−5−メトキシカルボニル−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレンの無色針状晶を
得る。
融点:91−92℃元素分析値 C2□H2□NO4と
して 計算値 C71,52;H7,37; N3.79 実測値 C71,05;H7,46; N3.59 実施例 93 トランス−6−ベンジルオキシ−2−シクロフチルアミ
ノ−1−ヒドロキシ−5−ヒドロキシメ※※チルート2
・3・4−テトラヒドロナフタレン300■をメタノー
ル20m1に溶解し、5%パラジウム炭素を触媒として
接触還元する。
水素の吸収が止まったところで触媒を沢去し、涙液に酢
酸60mI?を加え減圧下に濃縮し残留物をメタノール
−酢酸エチルから再結晶するとトランス−2−シクロブ
チルアミノ−1・6−ジヒドロキシ−5=ヒドロキシメ
チル−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン酢酸塩
の無色板状晶を得る。
融点143−145°C(分解)。
NMRスペクトル(DMSO−d6+D20)δ: 4
.15 (IH,d、J=8Hz )、4.48 (2
H,s ) 元素分析値 C15N21 NO3・C2H402とし
て計算値 C63,14;H7,79; N4.33 実測値 C63,66;H7,71; N4.25 実施例 94−98 実施例93の方法に準じて則応するトランス6−ベンジ
ルオキシ−2−置換アミノ−l−ヒドロキシ−5−ヒド
ロキシメチル−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ンから下記に示す生成化合物が得られる。
実施例 99 (a)トランス 6−ベンジルオキシ エトキ シカルボニルアミノ−1−ヒドロキシ−5−メトキシカ
ルボニル ト 2 ・3 ・4 テトラヒ ドロナフタレンを実施例87の方法に準じて水素化アル
ミニウムリチウムで還元するとトランス−6−ベンジル
オキシ−1−ヒドロキシ−5−ヒドロキシメチル−2−
メチルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン
が得られる。
無色針状晶。融点:172−173℃(メタノール−酢
酸エチル) NMRスペクトル(DMS Oda ) δ: 4.38 (IH1d1J=8Hz )、4.5
4 (2H,s ) 元素分析値 C19H23NO3・2/3H20として
計算値 C70,13;H7,54; N4.30 実測値 C69,86;H7,25; N4.19 (b)トランス−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ
−5−ヒドロキシメチル−2−メチルアミノート2・3
・4−テトラヒドロナフタレンを実施例93の方法に準
じて接触還元し、酢酸を加えずに処理する□とトランス
−1・6−シヒドロキシー5−ヒドロキシメチル−2−
メチルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン
が得られる。
白色結晶。融点198−210℃(分解)(メタノール
−酢酸エチル)NMRスペクトル(DM S O−d6
)δ: 4.20 (IH,d、 J=8Hz )、4
.47(2H,s) 元素分析値 C1□H□7NO3・1/2H20として
計算値 C62,05;H7,81; N6.03 実測値 C61,75;H7,73; N5.74 実施例 100 シス−6−ベンジルオキシ−2−tert −ブチルア
ミノ−5−シアノ−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−
テトラヒドロナフタレンを実施例93の方法に準じて接
触還元し塩酸塩とするとシス−2−tert−ブチルア
ミノ−5−シアノート6ジヒドロキシー1・2・3・4
−テトラヒドロナフタレン塩酸塩が得られる。
無色プリズム晶。融点:1.97−199℃(分解)(
エタノール−イソプロピルエーテル) NMRスペクトル(DMSC)−d6+D20)δ:
4.72 (LH,d、 J =4Hz )元素分析値
C15N2o N202 ・HC1・N20 として 計算値 C57,22;H7,36; N8.90 実測値 C57,28;H7,38; N8.60 実施例 101 トランス−5−アミノメチル−6−ベンジルオキシ−2
−tert −ブチルアミノ−1−ヒドロキシ−1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩を実施例93
の方法に準じて接触還元し、塩酸塩にするとトランス−
5−アミノメチル−2tert−ブチルアミノ−トロ−
シヒドロキシト塩酸塩が得られる。
無色プリズム晶、融点247−250℃(分解)、(メ
タノール−酢酸エチル)。
NMRスペクトル(DMSO−d6+D20)δ: 4
.6 2 ( I H, d1J=9Hz )元素分析
値 C 15 N24 N2 0□・2HC1として計
算値 C 53.41;H 7.77:N8.31 実測値 C 53.64;H 7.80;N8.2
4 実施例 102 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5
−メタンスルホニルメチル−1・2・3・4−テトラヒ
ドロナフタレン酢酸塩712■をアセトン15ml、エ
タノール12mlの混合液に加え、実施例87に準じて
還元アルキル化を行なう。
反応終了後水を少量加え、減圧濃縮し、残留物に水を加
え、酢酸エチルで抽出する。
酢酸エチル層を水洗、乾燥し、少量の酢酸を加え、減圧
濃縮し、残留物を酢酸エチルとエーテルの混液から再結
晶スルと、6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−
イソプロピルアミノ−5−メタンスルホニルメチル−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレン酢酸塩の無色結
晶660■が得られろ。
融点86−91℃ NMRスペクトル(DMSO d6) δ:1.06ー1、21(6H,m)、 2、8 2 ( 3H, s.)、4.49(2H,
s)、5、25 (2H, s ) 実施例 103 トランス−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシー2−
インプロピルアミノ−5−二l・ロート2・3・4−テ
トラヒドロナフタレン塩酸塩6.Orのメタノール60
m1l溶液に10%パラジウム炭素を加え、常温常圧で
接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち、触媒をP表し、1液に
アルコール性塩酸5mlとエーテル100m1を加えて
放置すると無色針状晶のトランス−5−アミノ−ドロー
ジヒドロキシ−2−イソプロピルアミノート2・3・4
−テトラヒドロナフタレン塩酸塩3.51が得られる。
融点220−222℃元素分析値 C13H2oO2N
2・2HC1として計算値 C50,49;H7,17
; N9.06 実測値 C50,47;H7,24; H8,85 NMR(DMSOd6) δ: 4.80 (I H,d、 J=9Hz )実施
例 104 トランス−2−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒド
ロキシ−5−ニトロ−1・2・3・4テトラヒドロナフ
タレン塩酸塩1.01のメタノール3oml溶液にシク
ロブタノン1.0?とりチウムシアノボロヒドリド1.
Otを加え、室温で5時間かきまぜたのち、反応液に1
0%塩酸を加えて過剰の試薬を分解し、炭酸水素ナトリ
ウムを加えて中和する。
これを酢酸エチルで抽出、水洗、乾燥後、減圧濃縮し、
残留物をアルコール性塩酸に溶解し、エーテルを加えて
冷所に放置し、析出する結晶を戸数すると、融点242
−244℃の無色針状晶として6−ベンジルオキシ−2
−シクロブチルアミノ−1−ヒドロキシ−5−ニドロー
ト2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.71
が得られる。
元素分析値 C21H2404N2・HCIとして計算
値 C62,29;H6,22; H6,92 実測値 C61,81;H6,44; H6,61 NMRスペクトル(DMS Oda ) δ: 4,90 (LH,d、 J=9Hz )実施例
105 トランス−6−ベンジルオキシ−2−シクロフチルアミ
ノ−1−ヒドロキシ−5−ニドロート2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン塩酸塩0.7グのメタノール30T
Ll溶液に10%パラジウム−炭素0.7Pを加え、常
温常圧で接触還元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち、触媒をP去し、1液に
アルコール性塩酸5rrLlおよびエーテル50m1を
加え冷所に放置し、析出する結晶を戸数すると、融点2
05−207℃(分解)の無色針状晶としてトランス−
5−アミノ−2−シクロブチルアミノ−1・6−シヒド
ロキシー1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸
塩0,4りが得られる。
元素分析値 C14H2oO2N2・2HC1・3/2
H20として 計算値 C48,27;H7,24; H8,05 実測値 C48,36;H7,26; H8,06 NMRスペクトル(DMSO−d6) δ: 4.35 (LH,d、 J=8Hz )実施例
106 トランスー2−アミノ−5−(N−ベンジルN−メチル
アミノ)−6−ベンジルオキシ−1ヒドロキシ−1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン・シュウ酸塩6.(
lを水にとかし、炭酸水素す) IJウムでアルカリ性
とし、酢酸エチルで抽出する。
水洗、乾燥後減圧濃縮し、残留物をメタノール60Tr
Llとアセトン180m1の混合溶媒にとかし、アルコ
ール性塩酸1 mlを加えたのちリチウムシアノボロヒ
ドリド6.0♂を加える。
室温で3時間攪拌後10%塩酸で分解し、反応液に水3
00m1を加え、炭酸水素ナトリウムでアルカリ性にし
酢酸エチルで抽出する。
水洗、乾燥後減圧濃縮し、残留物をメタノール10m1
にとかし、シュウ酸のエーテル溶液を加え室温に放置す
ると、トランス−5−(N−ベンジル−N−メチルアミ
/ ) −5−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2イ
ソプロピルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタ
レン・シュウ酸塩4.2rが得られる。
融点193−195℃ 元素分析値 C27H3202N2°C2H204とし
て計算値 C68,75、H6,77、 N5.53 実測値 C68,55、H7,0O1 N5.4O NMRスペクトル(DMSOd6) δ:4、so (IH,d、J=9I(z)実施例 1
07 2−アミノ−5−(N−ベンゾイル−N−メチルアミン
)−6−ベンジルオキシ−3・4−ジヒドロ−1(2H
)ナフタレノン塩酸塩1.OS’のメタノール20m1
!溶液に水素化ホウ素ナトリウム0、Flを加え氷冷下
で30分間攪拌する。
反応液に水100rrLlを加え、酢酸エチルで抽出し
、水洗、乾燥後、減圧濃縮する。
残留物を酢酸エチルとエーテルの混合溶媒より再結晶す
ると無色プリズム晶のトランス−2−アミノ−5−(N
−ペンソイル−N−メチルアミノ)−6−ベンジルオキ
シ1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン0.6ftが得られる。
融点192194℃ 元素分析値 C25H26o3N2として計算値 C7
4,60、H6,51゜ H6,96 実測値 C74,45、H6,70、 H6,77 NMR(CDCI 3) δ: 4.10 (IH,d、 J=8Hz )実施例
108 トランス−2−アミノ−5−(N−ベンジルオキシカル
ボニル−N−メチルアミン)−6−ベンジルオキシ−1
−ヒドロキシ−1・2・3・4テトラヒドロナフタレン
塩酸塩1.(lのメタノール30TrLl溶液にシクロ
ブタノン1、O2とリチウムシアノボロヒドリド1.0
1を加え、室温で5時間かきたぜたのち、反応液に10
%塩酸を加えて過剰の試薬を分解し、炭酸水素ナトリウ
ムで中和して酢酸エチルで抽出する。
抽出液を水洗、乾燥後、減圧濃縮し、残留物にシュウ酸
のエーテル溶液を加えて析出するシュウ酸塩を沢取し、
酢酸エチルとエーテルの混合溶媒から再結晶すると融点
119−121℃の無色針状晶としてトランス5−(N
−ベンジルオキ7カルボニルーN−メチルアミノ)−6
−ベンジルオキシ−2−シクロブチルアミノ−1−ヒド
ロキシ−1・2・3・4テトラヒドロナフタレン・シュ
ウ酸塩0.71が得られる。
元素分析値 C30H34o4N2 ’ c2H2o、
として計算値 C66,65、H627、 H4,86 実測値 C66,44、H6,30、 H4,58 NMRスペクトル(d6−DMSO) δ: 4.80 (LH,d、J=8Hz )実施例
109 トランス−5−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−
メチルアミノ)−6−ベンジルオキシ−2−シクロブチ
ルアミノ−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒ
ドロナフタレン・シュウ酸塩0.72を20m1の水に
溶解し、炭酸水素ナトリウムでアルカリ性とし、酢酸エ
チルで抽出、水洗、乾燥後、減圧濃縮する。
残留物をメタノール30縦に溶解し、これに10%パラ
ジウム−炭素0.71を加えて常温常圧で接触還元を行
なう。
理論量の水素を吸収させたのち、触媒を沢去し、涙液に
フマール酸のエーテル溶液を加え、冷所に放置し、析出
した結晶を沢取すると融点196−198℃(分解)の
無色針状晶としてトランス−2−シクロブチルアミノ−
1・6−シヒドロキシー5−メチルアミノート2・3・
4−テトラヒドロナフタレン・フマール酸塩0.21が
得られる。
元素分析値 C15H22o2N2・1/2C4H404・1/2H
20として 計算値 C61,98、H7,65、 H8,51 実測値 C62,001H7,85、 H8,28 NMRスペクトル(do DMS O)δ: 4.7
0 (IH,d、J=8Hz )実施例 110 トランス−2−アミノ−5−(N−ベンジルオキシカル
ボニル−N−メチルアミノ)−6−ベンジルオキシ−1
−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ン塩酸塩0.51のメタノール201711溶液に10
%パラジウム−炭素0.51を加え、常温常圧で接触還
元を行なう。
理論量の水素を吸収させたのち、触媒を沢去し、p液に
エチルエーテル20m1を加え、冷所に放置し、析出し
た結晶を沢取すると融点300℃以上の無色針状晶とし
てトランス−2−アミノ−ドロージヒドロキシ−5−メ
チルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩
酸塩が0.2P得られる。
元素分析値 C1□H1602N2・2HC1−H20
として 計算値 C44,15、H6,74、 N9.36 実測値 C44,35、H6,61、 N9.29 NMRスペクトル(d6 DMSO) δ: 4.61 (IH,d、 J =8Hz )。
実施例 111 水素化ホウ素ナトリウム260■をエタノール25m1
に懸濁させ、室温でかき混ぜなから2−アミノ−6−ベ
ンジルオキシ−5−メトキシカルボニル−3・4−ジヒ
ドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩1.41を少し
づつ加える。
添加後3時間かき混ぜた後、反応液を減圧濃縮し、残留
物に水を加え、酢酸エチルで抽出する。
有機層を水洗、乾燥後、減圧濃縮し、残留物を酢酸エチ
ルから再結晶すると、トランス−2−アミノ−6−ベン
ジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−メトキシカルボニル
−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレンの無色プリ
ズム晶を得る。
融点=124〜126℃。
元素分析値 C1,H21NO4として 計算値 C69,70,H6,47、 H4,28 実測値 C69,20、H6,59、 H4,07 実施例 112 2−アミノ−6−ペンジニトロシ−5−二トロ3・4−
ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩から実施例
111の方法に準じて融点213−215℃の無色針状
晶として2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−ニトロ
−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン塩酸塩が得られる。
元素分析値 C1□H18o、 N2・HCIとして計
算値 C58,20,H5,46、 N7.99 実測値 C58,34、H5,59、 N7.68 実施例 113 実施例55の方法に準じて、トランス−2−アミノ−6
−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジルオキシカルボニ
ル−N−メチルアミノ)’−1−ヒドロキシー1・2・
3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩1.OS’をシ
クロヘキサノン30m1と反応すせ、トランス−6−ベ
ンジルオキシ−5−(N−ベンジルオキシカルボニル−
N−メチルアミノ)−2−シクロヘキシルアミノ−1−
ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン
塩酸塩1.01が得られる。
融点152−153°C(分解)。
元素分析値 C3゜H3804N2・HCIとして計算
値 C69,74、H7,13、 H5,08 実測値 C69,71,H7,10、 H5,04 実施例 114 実施例30の方法に準じて、トランス−2−アミノ−6
−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジルオキシカルボニ
ル−N−メチルアミノ)−1−ヒドロキシ−1・2・3
・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩1.01をp−メ
トキシフェニルアセトン3.0 ’f? ト反応すせ、
トランス−6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジルオ
キシカルボニル−N−メチルアミノ)−1−ヒドロキシ
−2−(α−メチル−p−メトキシフェネチルアミノ)
−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩1.
01が得られる。
融点143−147℃(分解)。元素分析値 C36H
39o、N2・HClとして計算値 C70,17、H
6,54、 H4,55 実測値 C69,92、H6,36、 H4,50 実施例 115 トランス−2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−(N
−ベンジルオキシカルボニル−N−メチルアミノ)−1
−ヒドロキシ−1・2・3・4テトラヒドロナフタレン
塩酸塩2.Ofを実施例22の方法に準じて反応させる
ことにより、6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル
オキシカルボニル−N−メチルアミノ)−1−ヒドロキ
シ2−イソプロピルアミノート2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン塩酸塩1,5iが得られる。
融点224−225℃。
元素分析値 C29H3404N2・HCIとして計算
値 C68,15、H6,90゜ N 5.48 実測値 C67,85、H7,00、 実施例 116 ■ ※ ※ 実施例27の方法に準じて下記の反応により、次表
に示す生成物が得られる。
実施例 120−121 実施例83に示したと同様の方法に従って下記の反応に
より、 次表に示す生成物が得られる。
実施例 122 トランス−6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジルオ
キシカルボニル−N−メチルアミノ)−2−シクロヘキ
シルアミノ−1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン塩酸塩1.02のメタノール30m1
溶液に10%パラジウム炭素i、o′iIを加え、常温
常圧で接触還元を行なう。
理論量の水素が吸収された後、触媒をp去し、涙液にエ
チルエーテルを加える。
析出した結晶を戸数し、乾燥すると無色針状晶としてト
ランス−2−シクロヘキシルアミノ−1・6−シヒドロ
キシー5−メチルアミノート2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレン塩酸塩0.5 Pが得られる。
融点218−220℃(分解)。
元素分析値 C17H2602N2・2HC1として計
算値 C56,20、H7,77、 H7,71 実測値 C56,16、H7,81、 H7,55 実施例 123 トランス−6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジルオ
キシカルボニル−N−メチルアミン)−1−ヒドロキシ
−2−(α−メチル−p−メトキシフェネチルアミノ)
−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.
9Pを実施例122の方法に準じて反応させると、無色
針状晶としてトランス−1・6−シヒドロキシー5−メ
チルアミノ−2−(α−メチル−p−メトキシフェネチ
ルアミノ)−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン
塩酸塩0.4Pが得られる。
融点216218℃(分解)。
元素分析値 C21H2□03N2・2HC1として計
算値 C58,88、H6,82、 H6,54 実測値 C58,70,H6,86、 H6,41 実施例 124 トランス−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−2−
イソプロピルアミノ−5−ジメチルアミノート2・3・
4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩0.1’を実施例1
22の方法に準じて反応させると、無色針状晶としてト
ランス−1・6−シヒドロキシー2−イソプロピルアミ
ノ−5−ジメチルアミノート2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレン塩酸塩0.35′?が得られる。
融点220222℃(分解)。
元素分析値 C15H24o2N2・2HC1として計
算値 C53,41、H7,77、 H8,31 実測値 C53,25、H7,83、 実施例 125 トランス−5−アミノ−6−ベンジルオキシ−1−ヒド
ロキシ−2−イソプロピルアミノ−1・2・3・4−テ
トラヒドロナフタレン0.51の酢酸20m1溶液に水
素化ホウ素ナトリウム1.Ozを加え、室温で7時間か
きまぜる。
反応液に水を加え、炭酸水素ナトリウムを加えてアルカ
リ性にしたのち、酢酸エチルで抽出する。
水洗、乾燥後減圧下で濃縮すると粗製のトランス−6−
ベンジルオキシ−5−エチルアミノ−1−ヒドロキシ−
2−イソフロピルアミノート2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレン0.31が得られる。
これをメタノール10m1に溶かし10%パラジウム炭
素0.32の存在下で接触還元を行なう。
理論量の水素が吸収されたのち、触媒を沢去し、と液に
アルコール性塩酸5rIllとエチルエーテル50m1
を加えて、室温で放置すると、無色針状晶のトランス−
5−エチルアミノート6−ジヒドロキシー2−イソプロ
ピルアミノート2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩
酸塩0.1が得られる。
融点198−200℃(分解)。
元素分析値 C15H24o2N2・2HCl・1/2
H20として 計算値 C52,02、H7,86、 N8.09 実測値 C52,09、H7,90、 N7.62 実施例 126 トランスー5−アミノ−6−ベンジルオキシ1−ヒドロ
キシ−2−イソプロピルアミノート2・3・4−テトラ
ヒドロナフタレン0.51の酢酸2.0 ml溶液に水
素化ホウ素ナトリウム1.05’を加え、室温で5日間
かきまぜる。
反応液に水を加え、炭酸水素す) IJウムを加え、ア
ルカリ性にしたのち、酢酸エチルで抽出する。
水洗、乾燥後減圧下で濃縮すると粗製のトランス−6−
ベンジルオキシ−5−ジエチルアミノ−1−ヒドロキシ
−2−イソプロピルアミノート2・3・4−テトラヒド
ロナフタレンが0.5S’得られる。
これをメタノール10m1にとかし、10%パラジウム
炭素0.5?の存在下で接触還元を行なう。
理論量の水素が吸収されたのち、触媒を沢去し、p液に
フマール酸のエーテル溶液を加え、室温で放置すると、
無色針状晶のトランス−5−ジエチルアミノ−トロ−ジ
ヒドロキシ−2−イソプロピルアミノート2・3・4−
テトラヒドロナツタレンツマール酸塩0.155’が得
られる。
融点215−217℃(分解)。
元素分析値 C17H2802N2・C4H404とし
て計算値 C61,74、H7,90、 N6.86 実測値 C61,73、H8,10、 N7.14 実施例 127 2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル
−N−メチルアミノ)−3・4−ジヒドロ−1(2H)
−ナフタレノンを実施例20の方法に準じて水素化ホウ
素ナトリウムで還元し、生成物をシュウ酸塩に導くこと
により、2−アミノ−6−ベンジルオキシ−5−(N−
ベンジル−Nメチルアミノ)−1−ヒドロキシート2・
3・4−テトラヒドロナフタレン・シュウ酸塩が得うれ
る。
融点189−191℃。元素分析値 C25H2802
N2・C2H204として計算値 C67,76、H6
,32、 H5,85 実測値 C67,55、H6,01、 H5,76 実施例 128 トランス−6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル−
N−メチルアミン)−2−エトキシカルボニルアミノ−
1−ヒドロキシ−1・2・3・4テトラヒドロナフタレ
ン1.21のテトラヒドロフラン50m1溶液に水素化
リチウムアルミニウム0.61を加え、かきまぜながら
2時間還流する。
冷却後反応物を水で分解し、不溶物を沢去し、涙液を乾
燥後減圧濃縮する。
得られた油状物をメタノール10Tnlに溶解してシュ
ウ酸のエチルエーテル溶液を加え室温に放置すると、ト
ランス−6ペンジルオキシー5−(N−ベンジル−N−
メチルアミノ)−1−ヒドロキシ−2−メチルアミツト
2・3・4−テトラヒドロナフタレン・シュウ酸塩1,
0りが得られる。
融点191−192℃(分解)。
元素分析値 C26H3002N2 ’C2H204と
して計算値 C68,27、H6,55、 H5,69 実測値 C68,05、H6,41、 H5,52 実施例 129 トランス−2−アセチルアミノ−6−ベンジルオキシ−
5−(N−ベンジル−N−メチルアミノ)−1−ヒドロ
キシート2・3・4−テトラヒドロナフタレン1.22
のテトラヒドロナフタレン50m1溶液に水素化リチウ
ムアルミニウム0.6iを加え、かきまぜながら3時間
還流を行なう。
冷却後反応物を水で分解し、不溶物を沢別し、涙液を乾
燥後減圧濃縮する。
得られた油状物をメタノール10m1にとかしてシュウ
酸のエチルエーテル溶液を加え室温に放置するとトラン
ス−6−ベンジルオキシ−5−(N−ベンジル−N−メ
チルアミノ)−2−エチルアミノ−1−ヒドロキシ−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレン・シュウ酸塩0
.91が得られる。
融点178−180℃。元素分析値 C2□H3□02
N2・C2H204として計算値 C68,75、H6
,77、 H5,53 実測値 C68,70,H6,54、 N 5.38 実施例 130 5−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−,7’チル
アミノ)−6−ベンジルオキシ−1−(pトルエンスル
ホニルオキシイミノ)−1・2・3・4−テトラヒドロ
ナフタレン31tiIをベンゼン640m1に懸濁させ
、これにカリウム2.6zとエタノール78m1より調
製したカリウムエトキシド溶液を水冷下で滴下し、反応
液を冷所で3日間放置し、析出した結晶を沢去し、涙液
に10%HCI 140mlを加え、40℃以下で減
圧濃縮行なう。
得られた粗2−アミノ−5−(N−ベンジルオキシカル
ボニル−N−メチルアミノ)−6ペンジルオキシー3・
4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン塩酸塩をメタ
ノール300m1にとかし、水冷下で水素化ホウ素ナト
リウム10グを加え、1時間かきまぜたのち、反応物に
水11を加え、酢酸エチルで抽出、水洗、乾燥後、減圧
下で濃縮し、残留物をアルコール性塩酸100m1にと
かし、活性炭処理後、エーテルを加え放置すると融点1
45−147℃の無色針状晶としてトランス−2−アミ
ノ−5−(N−ベンジルオキシカルボニル−N−メチル
アミノ)−6−ベンジルオキシ−1−ヒドロキシ−1・
2・3・4−テトラヒドロナフタレン塩酸塩7.5tが
得られる。
元素分析値 C26H2804N2・HClとして計算
値 C66,66、H6,22、 H5,96 実測値 C66,40、H6,01゜ H5,7O NMRスペクトル(DM S O−do )δ: 4.
75 (IH,d、 J=9Hz )実施例 131−
134 実施例43の方法に準じて下記の反応により次表に示す
生成物が得られる。
参考例 73 6−ベンジルオキシ−5−ホルミル−3・4ジヒドロ−
1(2H)−ナフタレノン3.C1をアセトン40rr
Llに溶解し、室温でかき混ぜながらジョーンズ試薬(
三酸化クロム−硫酸)5mlを加え1時間かき混ぜる。
析出物を沢去、P液を減圧下に留去し残留物を酢酸エチ
ルに溶解し、水洗、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し、得
られる残留物をアセトンから再結晶すると6−ベンジル
オキシ5−カルボキシ−3・4−ジヒドロ−1(2H)
−ナフタレノンの無色プリズム晶2.3?を得る。
融点221−223℃。
元素分析値 Cl8H1604として 計算値 C72,9,6、H5,44 実測値 C72,76、H5,40 参考例 74 6−ベンジルオキシ−5−カルボキシ−3・4ジヒドロ
−1(2H)−ナフタレノン6.01をアセトン50m
1に溶解し、硫酸ジメチル3.Ozおよび無水炭酸カリ
ウム4.0Pを加え、攪拌下に加熱還流させる。
2時間後、無機物を沢去し7、涙液を濃縮し残留物をベ
ンゼンに溶解し、水洗、乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
得られる残留物をnヘキサン−エーテルから再結晶する
と、6−ベンジルオキシ−5−メトキシカルボニル−3
・4−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノンの無色プリ
ズム晶5.21を得る。
融点55−56℃。元素分析値 C1,H18C4とし
て 計算値 C73,53、H5,85 実測値 C73,98、H5,91 参考例 75 6−ベンジルオキシ−5−メトキシカルボニル−3・4
−ジヒドロ−1(2H)−ナフタレノン2.96fをエ
タノール30rnlに溶解し、室温でかき混ぜながら水
素化ホウ素ナトリウム400■を加え3時間かき混ぜる
反応液を減圧濃縮し、水と酢酸エチルを加え、酢酸エチ
ル層を水洗、乾燥後、減圧下に溶媒を留去すると6−ベ
ンジルオキシ−1−ヒドロキシ−5−メトキシ力ルボニ
ルート2・3・4−テトラヒドロナフタレン2.8iを
得る。
これをベンゼン507711に溶解し、硫酸水素カリウ
ム10■を加え、加熱還流し、生ずろ水を除く。
2時間後無機物をp去し、減圧下に溶媒を留去し、残渣
をメタノールから再結晶すると6ペンジルオキシー5−
メトキシカルボニル−3・4−ジヒドロナフタレンの無
色針状晶22グを得る。
融点100−101℃。元素分析値 C19H1803
として 計算値 C77,53、H6,16 実測値 C77,34、H5,94 参考例 76 参考例75の方法に準じ、6−ベンジルオキシ−5−シ
アノ−3・4−ジヒドロ−1(2H)ナフタレノン1.
71から6−ベンジルオキシ−5シアノ−1−ヒドロキ
シ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン(融点1
22−123℃)を経て、6−ベンジルオキシ−5−シ
アノ−3・4−ジヒドロナフタレン1.11を得る。
融点99−100’C 元素分析値 Cl8H15ONとして 計算値 C82,73、H5,79、 H5,36 実測値 C82,53、H5,84、 H4,97 参考例 77 6−ベンジルオキシ−5−メトキシカルボニル3・4−
ジヒドロナフタレン1.5iをジメチルスルホキシド3
0w1lと水1mlの混合溶液に溶解し、室温でN−ブ
ロモコハク酸イミド1.IS’を加え30分間かき混ぜ
る。
反応液を水の中にあげエーテル抽出する。
エーテル層を水洗、乾燥後、減圧下に溶媒を留去し、残
留物をベンゼン−n−へキサンから再結晶するとトラン
ス−6−ベンジルオキシ−2−ブロモ−1−ヒドロキシ
−5−メトキシカルボニル−1・2・3・4−テトラヒ
ドロナフタレンの無色針状晶1.6!lを得る。
融点124−125°C 元素分析値 ClgHlg04Brとして計算値 C5
8,32、H4,89 実測値 C58,24、H4,59 参考例 78 参考例77の方法に準じ、6−ベンジルオキシ−5−シ
アノ−3・4−ジヒドロナフタレン0.98 Pカラ)
ランス−6−ベンジルオキシ−2ブロモ−5−シアノ−
1−ヒドロキシ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタ
レン1.C1を得る。
融点123−124℃ 元素分析値 Cx5Hta02NBrとして計算値 C
60,35、H4,50゜ N3.91 実測値 C60,65、H4,21、 N3.73 参考例 79 トランス−6−ベンジルオキシ−2−クロモ1−ヒドロ
キシ−5−メトキシカルボニル−1・2・3・4−テト
ラヒドロナフタレン3,0りを無水ベンゼン207′r
Llに溶解し、無水炭酸カリウム5iおよびナトリウム
メトキシド1.01を加え室温で3時間かき混ぜる。
反応後無機物を沢去し、涙液を減圧濃縮し、残留物をベ
ンゼン−n−ヘキサンから再結晶すると、6−ベンジル
オキシート2−エポキシ−5−メトキシカルボニル−1
・2・3・4−テトラヒドロナフタレンの無色板状晶1
.981を得る。
融点135−136℃。元素分析値 C19H1804
として 計算値 C73,53、H5,85 実測値 C73,47、H5,89 参考例 80 参考例79の方法に準じ、トランス−6−ベンジルオキ
シ−2−ブロモ−5−シアノ−1−ヒドロキシート2・
3・4−テトラヒドロナフタレンi、o′ftから6−
ベンジルオキシ−5−シアノート2−エポキシ−1・2
・3・4−テトラヒドロナフタレン0.65fを得る。
融点158159℃ 元素分析値 Cl8H1502Nとして 計算値 C77,96、H5,45、 N5.05 実測値 C77,58、H5,46、 N4.83 参考例 81 6−ベンジルオキシ−1・2−エポキシ−5メトキシカ
ルボニル−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン1
.67Pをメタノール207711とtert−ブチル
アミン10m1中に溶解し、封管中で100°Cで12
時間加熱する。
反応液を減圧濃縮し、残留物をベンゼンに溶解し、エタ
ノール性塩酸を加え、生ずる沈殿を戸数、メタノール−
エーテルから再結晶すると、6−ベンジルオキシ1−
tert −ブチルアミノ−2−ヒドロキシ−5メトキ
シカルボニル−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレ
ン塩酸塩の無色プリズム晶1.3りを得る。
融点235−236℃(分解)。元素分析値 C23H
2904N−HClとして計算値 C65,78、H7
,20、 N 3.34 実測値 C65,52、H7,21゜ N3.39 参考例 82 参考例81の方法に準じ、6−ベンジルオキシ5−シア
ノート2−エポキシート2・3・4−テトラヒドロナフ
タレン4.01を原料とし、ベンゼン抽出物にエタノー
ル性塩酸を加えずに酢酸エチル・n−へキサンから再結
晶すると6−ベンジルオキシ−1tert−ブチルアミ
ノ−5−シアノ−2−ヒドロキシ−1・2・3・4−テ
トラヒドロナフタレン3.4iを得る。
融点115116℃ 元素分析値 C2□H260□N2として計算値 C7
5,40、H7,48、 H7,99 実測値 C75,55、H7,54、 H7,94 参考例 83 6−ベンジルオキシ−1−tert −7”チルアミ/
−2−ヒドロキシ−5−メトキシカルボニル1 ・2・
3・4−テトラヒドロナフタレン1.Ovを′無水ベン
4フフ0m1に溶解し、無水硫酸−トリエチルアミン6
00■を加え2時間80℃に加熱する。
つU)で無水炭酸カリウム2.01を加え、80℃で攪
拌する。
2時間後無機物を戸去し、涙液を減圧濃縮し、残留物を
エーテル−石油エーテルから再結晶すると、6−ベンジ
ルオキシ−1・2 tert −ブチルイミノ−5−
メトキシカルボニル−1・2・3・4−テトラヒドロナ
フタレンの無色針状晶890■を得る。
融点78−80℃。
元素分析値 C23H2□03N 計算値 C75,59、H7,45、 N3.83 実測値 C75,31、H7゜59、 N3.58 参考例 84 参考例83の方法に準じ、6−ベンジルオキシ1− t
ert −ブチルアミノ−5−シアノ−2−ヒドロキ
シ−1・2・3・4−テトラヒドロナフタレン2.!1
1’から6−ベンジルオキシ−1・2−ter t −
ブチルイミノ−5−シアノート2・3・4−テトラヒド
ロナフタレン2.Oiを得る。
融点114−1 14.5℃ 元素分析値 C2□H24ON2として 計算値 C79,48、H7,28、 H8,43 実測値 C79,63、H6,90、 H8,27

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式 (式中、A1は一般式−NHR’(式中、R1は水素原
    子、カルボン酸由来のアシル基あるいは低級アルコキシ
    、シクロアルキル、アリール、ヒドロキシアリール、低
    級アルコキシアリール、テトラヒドロピラニルもしくは
    インドリルで置換されていてもよい低級アルキル基また
    は低級アルケニル基あるいは低級アルキルで置換されて
    いてもよいシクロアルキル基またはシクロアルケニル基
    を示す。 )で表わされる糸、ニトロ、インニトロソまたは−N=
    R” (R”は低級アルキリデン基)で表わされる基を
    、Xは>C=Oまたは>CH−()Hを示し、A1が−
    NHR’の場合はXは〉C=0である。 Yは水素原子、アシル基、水酸基、低級アルコキシ基、
    アシルオキシ基、アミノ基、第2級もしくは第3級アミ
    ノ基、アシルアミノ基、ニトロ基、シアノ基またはハロ
    ゲン原子を、nは0.1または2の整数(ただしYが水
    素原子の場合はnは1または2の整数。 )を、−oz’ は低級アルキル、ベンジルもしくは
    アシルで保護されていてもよい水酸基を示す。 〕で表わされる化合物を還元反応に付すことを特徴とす
    る特許 〔式中、R1、Y、nおよび−oz’ は前記と同定
    義を有する。 〕で表わされるテトラロール化合物の製造法。 2一般式 〔式中、Y、nおよび一0Z1 は前記と同意義、A2
    はアミノ基、ニトロ基またはインニトロソ基を、Xは>
    C=Oまたは>CH−OHを示す。 〕で表わされる化合物を一般式 〔式中、R2は水素原子または低級アルキル基を、R3
    は水素原子あるいは低級アルコキシ、シクロアルキル、
    アリール、ヒドロキシアリール、低級アルコキシアリー
    ル、テトラヒドロピラニルもしくはインドリルで置換さ
    れていてもよい低級アルキル基または低級アルケニル基
    あるいは低級アルキルで置換されていてもよいシクロア
    ルキル基またはシクロアルケニル基を示し、R2とR3
    とが互いに結合して隣接する炭素原子とともにシクロア
    ルカンもしくはシクロアルケンを形成していてもよい。 〕で表わされるカルボニル化合物の存在下で還元反応に
    付すことを特徴とする一般式〔式中、R2、R3、Y、
    nおよび−oz’ は前記と同定義を有する。 〕で表わされるテトラロール化合物の製造法。 3一般式 〔式中、R1、Yおよびnは前記と同意義、zl、Z2
    はそれぞれ水素原子または低級アルキル、ベンジルおよ
    びアシルから選ばれた保護基を示し、Zl、z2の少な
    くとも一方は当該保護基である。 〕で表わされる化合物を保護基除去反応に付すことを特
    徴とする一般式 〔式中、R1、Yおよびnは前記と同定義、Z′は水素
    原子または上記保護基を示し、上記z2が水素原子であ
    る場合はz1′は水素原子である。 〕で表わされるテトラロール化合物の製造法。
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