JPS5832487Y2 - 耐力ブレ−ス取付装置 - Google Patents
耐力ブレ−ス取付装置Info
- Publication number
- JPS5832487Y2 JPS5832487Y2 JP8228979U JP8228979U JPS5832487Y2 JP S5832487 Y2 JPS5832487 Y2 JP S5832487Y2 JP 8228979 U JP8228979 U JP 8228979U JP 8228979 U JP8228979 U JP 8228979U JP S5832487 Y2 JPS5832487 Y2 JP S5832487Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- place
- mounting device
- brace mounting
- load
- bearing brace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は耐カブレース取付装置に関するものである。
柱と梁により骨組みを形成する建築物等においてその水
平耐力を向上させるために一般に耐カブレース(すしか
い)が用いられている。
平耐力を向上させるために一般に耐カブレース(すしか
い)が用いられている。
そして、この耐カブレースは、たとえば゛第1図に示す
ようにI形(またはH形)鋼からなる梁材1に端部プレ
ート2を溶接してその端部プレート2を介して梁材1と
柱3とを結合し、梁材1のフランジ部分4に三角形のプ
レース固定部材5を付設してプレース6の端部をフラン
ジ部分4とプレース固定部材5に貫通させてナツト7で
固定している。
ようにI形(またはH形)鋼からなる梁材1に端部プレ
ート2を溶接してその端部プレート2を介して梁材1と
柱3とを結合し、梁材1のフランジ部分4に三角形のプ
レース固定部材5を付設してプレース6の端部をフラン
ジ部分4とプレース固定部材5に貫通させてナツト7で
固定している。
ところが、このようなプレース6の固定方法によると、
梁材1のフランジ部分4に集中的に力が加わるために変
形してしまい、水平変位が生じやすくなって十分な機能
を果さなくなるという問題があった。
梁材1のフランジ部分4に集中的に力が加わるために変
形してしまい、水平変位が生じやすくなって十分な機能
を果さなくなるという問題があった。
したがって、この考案の目的は、耐カブレースを安定的
に固定して建物の水平耐力を高めることができ、しかも
構造が単純でその取付けも簡単な耐カブレース取付装置
を提供することである。
に固定して建物の水平耐力を高めることができ、しかも
構造が単純でその取付けも簡単な耐カブレース取付装置
を提供することである。
この考案の一実施例を第2図および第3図に示す。
すなわち、この耐カブレース取付装置は、第2図のよう
にフランジ付きの形鋼からなる梁材8のウェブ部分9に
プレース端部固定用のボルト孔10をその長手方向に対
する傾斜角をもつ直線上に複数個配設するとともに下側
のフランジ11にプレース12を貫通させる孔13を設
け、一方、プレース12の端部14を扁平に形成してボ
ルト孔15を設け、第3図のように柱3に梁材8を結合
し、プレース12の端部14を梁材8の孔13を通して
ボルト孔10と15の位置を合わせ、ボルト16を挿入
してウェブ部分9とプレース12の端部14とを結合し
たものである。
にフランジ付きの形鋼からなる梁材8のウェブ部分9に
プレース端部固定用のボルト孔10をその長手方向に対
する傾斜角をもつ直線上に複数個配設するとともに下側
のフランジ11にプレース12を貫通させる孔13を設
け、一方、プレース12の端部14を扁平に形成してボ
ルト孔15を設け、第3図のように柱3に梁材8を結合
し、プレース12の端部14を梁材8の孔13を通して
ボルト孔10と15の位置を合わせ、ボルト16を挿入
してウェブ部分9とプレース12の端部14とを結合し
たものである。
このように構成したため、建物に水平方向の力が加わっ
た場合にこのプレース12により安定的に保持されるう
え、このプレース12の端部14が梁材8のウェブ部分
9に結合されているためそのプレース12の長手方向に
大きい緊張力が加わっても変形することがなく水平変位
を小さく抑えることができる。
た場合にこのプレース12により安定的に保持されるう
え、このプレース12の端部14が梁材8のウェブ部分
9に結合されているためそのプレース12の長手方向に
大きい緊張力が加わっても変形することがなく水平変位
を小さく抑えることができる。
また、この耐カブレース取付装置は特別な部品を必要と
しないため構造が単純で取付けも容易である。
しないため構造が単純で取付けも容易である。
なお、この考案においては、ウェブまたはプレースの端
部に直角にボルトを植設固定したものを用いたり、ねじ
孔を設けたものを用いてもよい。
部に直角にボルトを植設固定したものを用いたり、ねじ
孔を設けたものを用いてもよい。
また、ボルト以外の結合手段を用いてもよい。
以上のように、この考案の耐カブレース取付装置は、フ
ランジ付きの形鋼からなる梁材とプレース部材とを、そ
のフランジ部分にプレース端部を貫通させてその梁材の
ウェブ部分で結合したため、耐カブレースを安定的に固
定して建物の水平耐力を高めることができ、しかも構造
が単純で取付けも容易であるという効果がある。
ランジ付きの形鋼からなる梁材とプレース部材とを、そ
のフランジ部分にプレース端部を貫通させてその梁材の
ウェブ部分で結合したため、耐カブレースを安定的に固
定して建物の水平耐力を高めることができ、しかも構造
が単純で取付けも容易であるという効果がある。
第1図は従来の耐カブレース取付装置の一例を示す斜視
図、第2図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第3図
はその組立斜視図である。 8・・・・・・梁材、9・・・・・・ウェブ部分、10
.15・・・・・・ボルト孔、11・・・・・・フラン
ジ、12・・・・・・プレース、13・・・・・・孔、
16・・・・・・ボルト。
図、第2図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第3図
はその組立斜視図である。 8・・・・・・梁材、9・・・・・・ウェブ部分、10
.15・・・・・・ボルト孔、11・・・・・・フラン
ジ、12・・・・・・プレース、13・・・・・・孔、
16・・・・・・ボルト。
Claims (1)
- フランジ付きの形鋼からなる梁材とプレース部材とを、
そのフランジ部分にプレース端部を貫通させてその梁材
のウェブ部分で結合した耐カブレース取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228979U JPS5832487Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 耐力ブレ−ス取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228979U JPS5832487Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 耐力ブレ−ス取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56803U JPS56803U (ja) | 1981-01-07 |
JPS5832487Y2 true JPS5832487Y2 (ja) | 1983-07-19 |
Family
ID=29315520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8228979U Expired JPS5832487Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | 耐力ブレ−ス取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832487Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-15 JP JP8228979U patent/JPS5832487Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56803U (ja) | 1981-01-07 |
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