JPS5832445Y2 - 同軸ケ−ブル端末部 - Google Patents

同軸ケ−ブル端末部

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Publication number
JPS5832445Y2
JPS5832445Y2 JP5788379U JP5788379U JPS5832445Y2 JP S5832445 Y2 JPS5832445 Y2 JP S5832445Y2 JP 5788379 U JP5788379 U JP 5788379U JP 5788379 U JP5788379 U JP 5788379U JP S5832445 Y2 JPS5832445 Y2 JP S5832445Y2
Authority
JP
Japan
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coaxial cable
conductor
outer conductor
insulator
cable terminal
Prior art date
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Expired
Application number
JP5788379U
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JPS55158630U (ja
Inventor
仁 岩崎
芳男 安達
睦 城取
勇 金津
Original Assignee
日本放送協会
日立電線株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は同軸ケーブル端末部の構造に関するものである
一般にケーブル最外周にはプラスチック外被が押出しに
より施されているが、プラスチック外被の押出しによる
残留歪等によってシュリンクバック現象が生じることは
よく知られている。
同軸ケーブルにおいては、外部導体の外周にポリエチレ
ン等のプラスチック外被が押出し被覆されているが、外
部導体とプラスチック外被が複合体となり、低温時プラ
スチック外被の縮む力により外部導体も縮み、内部導体
と外部導体との間に長さの差が生じて内部導体が突出す
る結果となる。
即ちプラスチック外被の熱膨張係数は外部導体の熱膨張
係数に比べ一桁大きい値であり、低温収縮時に相対的に
内部導体が突出するものである。
この内部導体が突出する現象は、ケーブル中間部では、
内外導体間の把持力によっておさえられており、ケーブ
ル端末部に歪が集中して表われるものである。
尚、プラスチック外被の熱収縮力は、断面積と剛性の積
で表わされるもので、外部導体の縮みはプラスチック外
被の剛性が大きい程、また低温になる程大きくなり、内
部導体の突出し量もこれらの要素に左右されることにな
る。
同軸ケーブルが接栓等の他の系と接続されている時は、
内部導体を突出そうとする力は内部応力として端末部に
残留しているが、内部応力が長期間存在すると接栓等を
破壊するおそれがある。
また、接栓等を同軸ケーフルにより取り外すと残留して
いた内部応力が解放されて内部導体が突出し、再び接栓
等を取り付げる場合に非常な困難を伴なう。
本考案は上記に基づいてなされたものであって内部導体
の突出し現象を防止できる同軸ケーブルの端末部の提供
を目的とするものである。
本考案の特徴とするところは、同軸ケーブル端末のプラ
スチック外被を剥ぎ取り、剥ぎ取った部分を外部導体よ
りも剛性の小さい絶縁体で覆って構成した点にある。
プラスチック外被と外部導体の縮みに起因する内部導体
の突出し量Mは次式より求められる。
ここで、 A。
Bは でもって与えられ、μは内部導体引抜力、Elは内部導
体剛性、E2は外部導体剛性、E3はプラスチック外被
剛性である。
上記式より、突出し量Mはプラスチック外被の剛性E3
が小さくなる程小になり、同軸ケーブル端末のプラスチ
ック外被を剥ぎ取ったままの状態が最もよいが、防蝕及
び保護の目的で外被剥ぎ取り部分に剛性の小さな絶縁体
を設けるのである。
この絶縁体としてはゴム系樹脂、自己融着性ゴム系テー
プ類等があげられる。
添付図面は本考案の一実施例を示すもので、1は同軸ケ
ーブルの波付外部導体、2はプラスチック外被、3は同
軸ケーブルに接続される接栓である。
端末において、プラスチック外被2は所要長剥ぎ取られ
ており、この剥ぎ取り部を覆うようにして剛性の小さい
絶縁体4が設ゆられている。
また絶縁体4の外周に粘着テープや薄い金属テープなど
の保護層5を施せば絶縁体4の耐候性を向上できる。
この場合、絶縁体4の剛性に影響を与えないようにスル
ため、保護層5はその両端部においてプラスチックシー
ス2及び接栓3と機械的に接続されないようにすること
が好ましい。
以上説明してきたように本考案によれば、非常に簡単な
構造でもって同軸ケーブルの中心導体の突出し現象を防
止できるようになる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の一実施例の説明図である。 1・・・・・・外部導体、2・・・・・・プラスチック
シ外被、4・・・・・・絶縁体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部導体の外周にプラスチック外被な押出被覆してなる
    同軸ケーブル端末のプラスチック外被を剥ぎ取り、この
    剥ぎ取り部を外部導体よりも剛性の小さい絶縁体で覆っ
    て構成したことを特徴とする同軸ケーブル端末部。
JP5788379U 1979-04-27 1979-04-27 同軸ケ−ブル端末部 Expired JPS5832445Y2 (ja)

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JPS55158630U JPS55158630U (ja) 1980-11-14
JPS5832445Y2 true JPS5832445Y2 (ja) 1983-07-19

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