JPS5832309A - 高調波抑制用電線及びリアクトル - Google Patents
高調波抑制用電線及びリアクトルInfo
- Publication number
- JPS5832309A JPS5832309A JP13129581A JP13129581A JPS5832309A JP S5832309 A JPS5832309 A JP S5832309A JP 13129581 A JP13129581 A JP 13129581A JP 13129581 A JP13129581 A JP 13129581A JP S5832309 A JPS5832309 A JP S5832309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- harmonic suppression
- reactor
- electric wire
- conductor portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 34
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 16
- 230000035699 permeability Effects 0.000 claims description 13
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 6
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 6
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010949 copper Substances 0.000 claims description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 230000002500 effect on skin Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高調波電流を抑制する効果の大きい複合導体式
の電線に関するものである。
の電線に関するものである。
従来直流回路等において高調波成分を抑制するには、通
常、送電側の電力設備としてインダクタンスの十分に大
きい据置型のりアクドルを設け、このリアクトルを回路
に直列に挿入して用いていた。しかしながらこのような
従来の装置では、リアクトルの巻線として抵抗率及び比
透磁率の小さい銅またはアルミの巻線を用い、この巻線
のインダクタンスの作用のみによって高調波成分を抑制
していたため、十分な抑制効果のあるインダクタンスの
値を得るには多くの巻回数の巻線が必要であった。従っ
て装置全体が大型となるため、送電線に直結させた懸垂
型とすることは困難であり、据置型のものとせざるを得
なかった。このため、装置を設置するために広い場所を
確保する必要があり、また価格も高価であった。
常、送電側の電力設備としてインダクタンスの十分に大
きい据置型のりアクドルを設け、このリアクトルを回路
に直列に挿入して用いていた。しかしながらこのような
従来の装置では、リアクトルの巻線として抵抗率及び比
透磁率の小さい銅またはアルミの巻線を用い、この巻線
のインダクタンスの作用のみによって高調波成分を抑制
していたため、十分な抑制効果のあるインダクタンスの
値を得るには多くの巻回数の巻線が必要であった。従っ
て装置全体が大型となるため、送電線に直結させた懸垂
型とすることは困難であり、据置型のものとせざるを得
なかった。このため、装置を設置するために広い場所を
確保する必要があり、また価格も高価であった。
本発明はこの点に鑑みなされたものであり、従来このよ
うな観点からは全く顧みられたことのなかった電流の表
皮効果を積極的に利用することにより、前述の従来この
種の装置における問題を解決したものである。以下に図
面を用いて本発明の実施例について詳述することにより
本発明を明らかにする。
うな観点からは全く顧みられたことのなかった電流の表
皮効果を積極的に利用することにより、前述の従来この
種の装置における問題を解決したものである。以下に図
面を用いて本発明の実施例について詳述することにより
本発明を明らかにする。
第1図は本発明の一実施例としての高調波抑制用電線の
断面図である。図において、この電線の断面中心部は抵
抗率及び比透磁率の比較的小さい例えばアルミニウムま
たは銅等よりなる第1の導なる第2の導体部2である。
断面図である。図において、この電線の断面中心部は抵
抗率及び比透磁率の比較的小さい例えばアルミニウムま
たは銅等よりなる第1の導なる第2の導体部2である。
このような構成の本発明の高調波抑制用電線は以下のよ
うに作用する。
うに作用する。
すなわち、一般に電線に交流電流を流すと表皮効果によ
って電流密度は電線の外表面に近い部分はど大きくなる
。この現象は電流の周波数が島い程顕著になる。従って
直流に交流成分(高調波)が重量した電流が電線を流れ
る場合、直流分または交流分の基本波等の周波数の低い
、成分は電線の中心またはその近傍部を流れ、交流分の
第6調波第抑制用電線では、高調波電流の密度が高くな
る電線の外表面近傍の第2の導体部2は前述のとおり抵
抗率及び比透磁率の比較的大きい導体で構成し果の影梼
を受けないため、主として電線中心部の低抵抗率かつ低
比透磁率の第1の導体部を流れるのでこの電流は極めて
低損失で伝導する。
って電流密度は電線の外表面に近い部分はど大きくなる
。この現象は電流の周波数が島い程顕著になる。従って
直流に交流成分(高調波)が重量した電流が電線を流れ
る場合、直流分または交流分の基本波等の周波数の低い
、成分は電線の中心またはその近傍部を流れ、交流分の
第6調波第抑制用電線では、高調波電流の密度が高くな
る電線の外表面近傍の第2の導体部2は前述のとおり抵
抗率及び比透磁率の比較的大きい導体で構成し果の影梼
を受けないため、主として電線中心部の低抵抗率かつ低
比透磁率の第1の導体部を流れるのでこの電流は極めて
低損失で伝導する。
基本的に前述のような作用をする本発明の高調波抑制用
電線を巻線に用いてリアクトルを構成すれば、比透磁率
及び抵抗率の大きい第2の導体部の作用によって巻数の
少ない空心コイル型のりアクドルであっても十分に大き
いインダクタンス値を有するリアクトルが得られる。従
って本発明によれば高調波抑制用リアクトルを極めて小
型軽量に構成するξとができるので、ξのようなりアク
ドルは送電線に直結した懸垂型とすることが可能である
。このため、装置を設置するために広い場所を確保する
必要があるという従来の問題は完全に解決され、また価
格も極めて安価なものにすることができる。
電線を巻線に用いてリアクトルを構成すれば、比透磁率
及び抵抗率の大きい第2の導体部の作用によって巻数の
少ない空心コイル型のりアクドルであっても十分に大き
いインダクタンス値を有するリアクトルが得られる。従
って本発明によれば高調波抑制用リアクトルを極めて小
型軽量に構成するξとができるので、ξのようなりアク
ドルは送電線に直結した懸垂型とすることが可能である
。このため、装置を設置するために広い場所を確保する
必要があるという従来の問題は完全に解決され、また価
格も極めて安価なものにすることができる。
なお、上述においては抵抗率及び比透磁率の比較的小さ
い第1の導体部と、抵抗率及び比透磁率の比較的大きい
第2の導体部が第1図に示されたように同心状に配され
た場合の実施例について説明したが、本発明の電線はこ
のほか第2図の断面図に示されたように周知の鋼心アル
ミより線と同様の断面形状を有するより線型のものとす
ることもできる。この場合は断面中心部の第1の導体部
IIを抵抗率及び比透磁率の比較的小さい銅またはアル
ミニウム等のよも線とし、この第1の導体部1′周囲の
第2の導体部2/を抵抗率及び比透磁率の比較的大きい
鋼等のより線で構成すればよい。上述の第2図の実施例
によれば第1図の実施例のものと同様の効果が得られる
ほか、比較的大径でも可撓性に優れた電線とすることが
できる。
い第1の導体部と、抵抗率及び比透磁率の比較的大きい
第2の導体部が第1図に示されたように同心状に配され
た場合の実施例について説明したが、本発明の電線はこ
のほか第2図の断面図に示されたように周知の鋼心アル
ミより線と同様の断面形状を有するより線型のものとす
ることもできる。この場合は断面中心部の第1の導体部
IIを抵抗率及び比透磁率の比較的小さい銅またはアル
ミニウム等のよも線とし、この第1の導体部1′周囲の
第2の導体部2/を抵抗率及び比透磁率の比較的大きい
鋼等のより線で構成すればよい。上述の第2図の実施例
によれば第1図の実施例のものと同様の効果が得られる
ほか、比較的大径でも可撓性に優れた電線とすることが
できる。
第1図は本発明の一実施例としての高調波抑制用電線の
断面図、第2図は本発明の他の実施例の高調波抑制用電
線の断面図である。 l、1/・・・第1の導体部、2 、2’・・・第2の
導体部代理人 弁理士 東島隆治 第1図 第2図
断面図、第2図は本発明の他の実施例の高調波抑制用電
線の断面図である。 l、1/・・・第1の導体部、2 、2’・・・第2の
導体部代理人 弁理士 東島隆治 第1図 第2図
Claims (6)
- (1)抵抗率及び比透磁率の比較的小さい導体よりなる
断面中心部の第1の導体部と、抵抗率及び比透磁率の比
較的大きい導体よりなる前記第1の導体線周囲の第2の
導体部とを有する高調波抑制用電線。 - (2)前記第1の導体部はアルミニウムであり、第2の
導体部は鋼である特許請求の範囲第1項記載の高調波抑
制用電線。 - (3)前記第1の導体部は銅であり、第2の導体部は鋼
で′ある特許請求の範囲第1項記載の高調波抑制用電線
。 - (4)抵抗率及び比透磁率の比較的小さい導体よりなる
断面中心部の第1の導体部と、抵抗率及び比透磁率の比
較的大きい導体よりなる前記第1の導体線周囲の第2の
導体とを有する高調波抑制用電線の巻線を有する高調波
抑制用リアクトル。 - (5)前記高調波抑制用電線の第1の導体部はアルミニ
ウムであり、第2の導体部は鋼である特許請求の範囲第
4項記載の高調波抑制用リアクトル。 - (6)前記高調波抑制用電線の第1の導体部は銅であり
、第2の導体部は鋼である特許請求の範囲第4項記載の
高調波抑制用リアクトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13129581A JPS5832309A (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | 高調波抑制用電線及びリアクトル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13129581A JPS5832309A (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | 高調波抑制用電線及びリアクトル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5832309A true JPS5832309A (ja) | 1983-02-25 |
Family
ID=15054621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13129581A Pending JPS5832309A (ja) | 1981-08-20 | 1981-08-20 | 高調波抑制用電線及びリアクトル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832309A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6096595U (ja) * | 1983-12-06 | 1985-07-01 | 東芝セラミツクス株式会社 | 昇降炉 |
JP2008159409A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Oki Electric Cable Co Ltd | Emi対策ノンシールドケーブル及び耐ノイズ強化シールドケーブル。 |
-
1981
- 1981-08-20 JP JP13129581A patent/JPS5832309A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6096595U (ja) * | 1983-12-06 | 1985-07-01 | 東芝セラミツクス株式会社 | 昇降炉 |
JP2008159409A (ja) * | 2006-12-25 | 2008-07-10 | Oki Electric Cable Co Ltd | Emi対策ノンシールドケーブル及び耐ノイズ強化シールドケーブル。 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH10189351A (ja) | 絶縁トランス | |
JPS5832309A (ja) | 高調波抑制用電線及びリアクトル | |
JP2009021325A (ja) | 巻線型コモンモードチョークコイル | |
JPH0661055A (ja) | インダクタ | |
JPH04133408A (ja) | 平面トランス | |
JPH09330824A (ja) | ヒューズ機能を備えたインダクタ | |
JPH10172841A (ja) | チョークコイルおよびそれを用いたノイズフィルタ | |
JP3157735B2 (ja) | コイルとその製造方法 | |
JPS6022663Y2 (ja) | ノイズフイルタ | |
JPS5838968Y2 (ja) | 通信用光ケ−ブルを添付せる架空送電線 | |
JPS61166015A (ja) | 高圧トランス | |
JPS5921538Y2 (ja) | ノイズフイルタ | |
JPH0414904Y2 (ja) | ||
JPS59155910A (ja) | リアクトル | |
JPS631593Y2 (ja) | ||
JPH0542481Y2 (ja) | ||
JPH0945535A (ja) | チップコイル | |
JPS63114532A (ja) | 高調波防止抑制装置 | |
JPS58131523U (ja) | 同軸ケ−ブル | |
JP2778733B2 (ja) | スピーカー用ボイスコイル | |
JPS58118109A (ja) | 複合電子部品 | |
JPS6390105A (ja) | 地上コイル | |
JPH0219611B2 (ja) | ||
JPH05243049A (ja) | インダクタ | |
JP2000286136A (ja) | ラインフィルタ |