JPS583217A - 金属化フイルムコンデンサ - Google Patents

金属化フイルムコンデンサ

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JPS583217A
JPS583217A JP10214781A JP10214781A JPS583217A JP S583217 A JPS583217 A JP S583217A JP 10214781 A JP10214781 A JP 10214781A JP 10214781 A JP10214781 A JP 10214781A JP S583217 A JPS583217 A JP S583217A
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film
capacitor
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metal
mpp
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幹雄 沢村
肥土 久
小坂 ▲こう▼志
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Nichicon Corp
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Nichicon Capacitor Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は金属化フィルムコンデンサに関するものである
近年ポリエステルフィルム(以下PETフィルムという
)やポリプロピレンフィルふ(以下PPフィルふという
)にZn金属やA/金金属蒸着したコンデンサが使用さ
れるよう罠なうた。PETフィルムに対しては、一般的
にZn金属が蒸着されたものが使用されているが、この
PETフィルムを用いたコンデンサにおいては、75〜
80℃以上になると誘電圧°接が急激に増加し熱暴走す
る欠点があシ、年々使用温度が過酷になってきているコ
ンデンサには使用できず、おのずと周囲温度および電位
傾度に限界がある。それに反してPPフィルムはフィル
ム0舟の融点以下であれば、誘電正接は非常に安定して
おシ、特に高温、高電圧使用においてはPPフィルムを
使用する傾向忙ある。
しかし、第1図に示すようにPPフィルムKA/金属を
蒸着したメタライズドフィルム(以下MPPフィルムと
いう)1を用いたコンデンサにおいては、印加される電
圧が高くなると、コンデンサ端面から発生するコロナに
よりW、極マージン2側に蒸着されたAJ金金属飛散し
、またMPPフィルム自身ブロッキング作用があり、ま
た絶縁油なとの含浸性が非常に悪いため、空気などのボ
イドの混入が非常に起こりやすい。このためコロナが発
生しやすくなり、上述と同様にその部分に蒸着されたA
I!金属が飛散し1.7ISC4908で規定されてい
るコンデンサの耐用性試験における容量減少率±4%を
大幅に上相る結果が実験的に得られ九〇 また、Zn金属を蒸着したMPPフィルムコンデンサに
おいて同様な実験を試みた結果、上述したAJ金金属蒸
着したMPPフィルムコンデンサのような容量減少はほ
とんどみられなかったが、コンデンサの誘電正接が大幅
に増大し品質の安定したコンデンサを得ることはできな
かった。そこでこの原因を調査した結果、Zn金属を蒸
着したMPPフィルムコンデンサにおけるコロナ発生は
、基本的にはA l 、Z n蒸着MPPフィルムコン
デンサともかわらないが、コロナを受けた影響に差があ
ることが判明した。
つt リAJI着MPPフィルムコンデンサはコロナを
受けた時、コロナによるエネルギーによりA7が飛散し
PPフィルムより消失するが、Zn・蒸着MPPフィル
ムコンデンサは蒸着強度を4たすためCuが波付される
。このためZn金属の機械的、亙気的ストレスに対する
強度が増すため、A7の場合のようにPPフィルムより
の消失現象ハ起こらないが、ベースフィルムでアルP 
P フィルムを劣化させるため誘電正接を悪くしている
ことがわかった。
そこで本発明者等は上述の膚に艦みて種々実験を縁返し
た結果、負荷寿命特性が優れ、信lfl性の高い金属化
フィルムコンデンサ′が得られることを見出した。
すなわち、本発明の要旨とするところは、Zn蒸着膜を
有するプラスチックフィルムトAI!蒸着膜ヲ有するプ
ラスチックフィルムとを積層巻回してコンデンサ素子を
形成し、該コンデンサ素子の咽部にメタリコンを施こし
て電極導出部を購成した仁とを特徴とする金属化フィル
ムコンデンサである。
以下1本発明をさらに詳述する。
第2図はコンデンサ素子の要部展開斜視図で、A/金金
属蒸着したMPPPPフィルム°3n金属を蒸着したM
PPフィルム4とを積層巻回してコンデンサ素子を形成
し、該コンデンサ素子の咽部にメタリコンを施こして電
極導出部5が形成されたものである。
まずAJ金金属蒸着し九MPPフィルムおIよびZn金
属を蒸着し九MPPフィルムをそれぞれクリア試験、絶
縁破壊電圧、膜抵抗測定および誘電正接測定を行なった
結果を第1表に示す。
第1表 ( (各試料群の数は10個である) 第1表においてクリア個数は100 VDC/μの電圧
を印加し、2111’中の絶繰債数をかぞえI当りに換
算した値、絶縁破壊電圧(B、D、V、)値はJISC
2319,233oに準じて測定した値を示す。また誘
電正接はコンデンサの誘電正接を示す。Zn金属を蒸着
したMPPフィルムの場合、膜抵抗値が2Ω/口未満ま
たAI!金属を蒸着したMPPフィルムの場合膜抵抗値
が3Ω/口未満のものを使用すると、MPPフィルムの
絶縁欠陥個数が増加するとともに、蒸着膜圧が厚くなっ
ているため自己回復時のエネルギーが大きくなシ、この
ためベースフィルムであるPPフィルムの溶融も大きく
なり自己回復がしにくくなる。つまり異常破壊を起こす
確率が大きくなる。またZn金属を蒸着したMPPフィ
ルムの場合、膜抵抗値が60/口を越え、AI!金属を
蒸着したMPPフィルムの場合15Ω/口を越えたもの
を使用すると、メタリコンの接触が悪くなシ誘電正接が
増加し、またメタリコンの下部よシ発熱しゃすくなり異
常破壊を起こす原因となる。
次に上述とZn金属を蒸着したMPPフィルムの試料群
Bと、AI!金属を蒸着し九MPPのフィルム試料群E
とを組合せて第2図に示すように積層巻回してコンデン
サ素子を形成し、該素子の端部に組成比Pb77wt%
、Sn20wt%、Sb1wt’4、Z n 2 w 
t%からなる溶融金属を吹付けてメタリコンを施こして
IEfM導出部を形成し、バフフィン系ワックスを含浸
した後、ケースに収納して定格400WVAC,12μ
F O金II 化フィルムコンデンサを製作した。
上記金属化フィルムコンデンサをJISC4908に準
じ温度80℃、試験電圧60VAC/μ にて連続通電
し、24時間後の測定値を初期値とし、500時間後、
1000時間後の静電容量および高温損失率(誘電圧!
f?)を測定し、それぞれの変化率を求めた結果を98
3図および第4図に示す。
第4図中誘電正接は75tにおいて測定した値である。
なお、図中曲線aおよびbは比較のための試料で、曲線
aはZn金属を蒸着し九MPPフィルムを2枚積層巻回
して製作したコンデンサ、曲線すはAJ金金属蒸着した
MPPフィルムを2枚積層巻回して製作したコンデンサ
である0曲Iscは本発明の実施例によるAJ金金属蒸
着し九MPP74yvムとZn金属を蒸着したMPPフ
ィルムとを積層巻回して製作したコンデンサである。
第3図および第4図から明らかなように本発明品は誘電
正接の賢化が少なくかつ容量変化率も規格値を充分満足
し、Zn金属およびA/金金属欠点を除去し九信籾性の
高い金属化コンデンサが得られた。
第2表は上述の*施例においてメタリコン用金属の組成
比を種々変えて試験した結果を比較し丸ものである。
第2表 (各試料群の数は10個である) 第2表中断続寿命試験はJIS C4908に準拠して
行なった。また充放電試験はメタリコン接続部の耐電流
性を評価するためにMPPフィルム長さ方向1′rrL
当り16A流れるように設定し、2秒ON12秒OFF
の繰返しを10万回行なった後、I KHz  におけ
る誘電正接の変動により判定したものである。412表
から試料群Y、ZK区分された組成比によるメタリコン
金属を施こし九本発明に係る金属化フィルムコンデンサ
は断続寿命試験および充放電試験においても異常品は発
生せず、安定した特性が得られることが立証された。な
お試料群2に用いたメタリコン金属はSnの含有量が比
較的多くコスト高になる。
なお、上述の実施例は含浸剤にバフフィン系ワックスを
用いた例について述べたが、ポリエチレン系ワ呼りス、
アタックチックポリプロピレン系ワックスなど融点が7
0〜120℃の範囲の固形状絶縁剤を用いたものについ
ても同様な結果が得られた。また固形状絶縁剤を用いず
非含浸あるいは液状絶徽剤を含浸したコンデンサ素子を
用いて構成したものについても同様な結果が得られた。
叙上のように本発明の金属化フィルムコンデンサは、寿
命特性、充放電特性などコンデンサの電気特性を著しく
向上せしめ、工業的ならびに実用の要部展開斜視図、第
2図は本発明の一実施例の金属化フィルムコンデンサ素
子の要部展開斜視図、第3図は本発明品と従来品とを比
較した金属化フィルムコンデンサの容量変化率−通電時
間特性図、第4図は本発明品と従来品とを比較した金属
化フィルムコンデンサの誘電正接−通電時間特性図であ
る。
3:Al!金属を蒸着したポリプロピレンフィルム4:
Zn金属を蒸着し九ポリプロピレンフィルム5:電極導
出部 特許出願人 日本コンデンサ工業株式会社′

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ZnN着Fljを有するプラスチックフィル
    ムとAI!蒸着輯を有するプラスチックフィルムとを積
    層巻回してコンデンサ素子を形成し、該コンデンサ素子
    の端部にメタリコンを施こしてt極導出部を形成したこ
    とを特徴とする金属化フイAI!蒸着の場合3〜150
    /口であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の金属化フィルムコンデンサ。 (3)上記メタリコンの金属は次や組成からなることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の金属化フイtv
    ムコンデンサ。 Pb  80.5〜7311景% 8n 18〜22重景% 8b   O,5〜 2重量% Zn   1〜3重量形
JP10214781A 1981-06-29 1981-06-29 金属化フイルムコンデンサ Granted JPS583217A (ja)

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JPH0232769B2 JPH0232769B2 (ja) 1990-07-23

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