JPS5831610B2 - 自動位置補正装置 - Google Patents

自動位置補正装置

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JPS5831610B2
JPS5831610B2 JP4802877A JP4802877A JPS5831610B2 JP S5831610 B2 JPS5831610 B2 JP S5831610B2 JP 4802877 A JP4802877 A JP 4802877A JP 4802877 A JP4802877 A JP 4802877A JP S5831610 B2 JPS5831610 B2 JP S5831610B2
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JP
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correction
signal
correction signal
static pressure
rotating shaft
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政和 宮下
彰 金井
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、静圧支持された制御対象の位置を自動補正
するための装置に関し、この自動位置補正を微小位置決
め手段によって行う装置に関する。
従来、静圧軸受によって支持された回転軸の回転振れ(
軸心の変位)を小さく抑えて高い回転精度を実現するた
めには、回転軸およびその軸受を高い精度で加工するこ
とが行われている。
しかし得られる回転精度は、部品の加工精度に依存する
ので、加工精度についての限界に制約されることになる
また回転軸の回転に伴って軸受内に発生する動圧によっ
て回転中心が移動するという現象も起る。
一方、種々の移動体を任意の案内面に沿って移動させる
場合、この移動体は、自身の、あるいは案内面の真直度
などの形状精度に影響されて蛇行する。
この発明は、回転軸あるいは移動体などの制御対象の運
動精度を、加工精度などの要因に影響されることなく自
動的に補正することができる自動位置補正装置を提供し
ようとするものである。
以下にこの発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第1図から第3図において符号1で示す回転軸は、一端
で4個を1組とする静圧パッド2a、2b、2c、2d
によって、また他端で4個を1組とする静圧パッド3a
、3b、3c。
3dによってそれぞれ支持され、図示しない回転駆動装
置からの動力を受けて回転するようになっている。
第2図に示すように、相対向する一対の静圧パッド2a
および2bは回転軸1をY方向に支持し、そして残りの
静圧パッド2cおよび2dは回転軸1をX軸方向に支持
する。
この関係は、静圧パッド3a〜3dについても同様であ
る(第3図)。
そして静圧パッド2aおよび2bには、後述するサーボ
弁4から、所定の圧力Paおよびpbがそれぞれ固定絞
り5aおよび5bを介して供給され、また静圧パッド2
cおよび2dには、一定の供給圧Ps2がそれぞれ固定
絞り5cおよび5dを介して供給される。
なお静圧パッド3a〜3dには、一定の供給圧Ps3が
それぞれ固定絞り6a〜6dを介して供給されるように
なっている。
さらに回転軸1の半径方向の変位を検出するために位置
検出器1が設けられ、また回転軸1の回転角度を検出す
るために回転角検出器8が設けられていて、回転角検出
器8から得られた回転角信号θは、補正信号発生装置9
に供給される。
補正信号発生装置9は、回転軸1を含む回転系について
あらかじめ定められた補正信号、ffcをデータとして
記憶し、回転角検出器8からの回転角信号に応じて補正
信号IYcをつぎの差動増幅器10に送り出す機能を有
するものである。
この補正信号△Ycは、回転軸1の軸心に既に加工の際
の精度に起因した誤差が生じているのでこの補正を加え
ないときに必然的に生ずる様な回転軸の振れを補正する
ための信号である。
したがってこの信号△Ycは回転角度と関数関係をもち
、回転軸1が回転振れを生じることなく回転するのに必
要な回転軸1の1回転分の補正量を定めたもので、回転
角信号θに応して読出されることによって、この回転角
における補正量を表わす同期補正信号JYc(θ)を与
える。
この同期補正信号JYc(のは、つぎの差動増幅器10
において、回転軸1の実際の変位量を示す変位検出器7
の出力信号、(Y(θ)との差を求める演算処理を受け
たのち、補償回路11およびサーボ増幅器12を経て、
前述のサーボ弁4に供給される。
なお補償回路11は、本装置の制御特性たとえば定常特
性を改善するためのものである。
サーボ弁4は、サーボ増幅器12から与えられた信号に
応じて、静圧パッド2aおよび2bに対する供給圧Pa
およびPbの比を制御する。
サーボ弁4に対する供給圧PS1は一定であるので、供
給圧PaおよびPbの比が変化すると、静圧パッド2a
および2b間における力のバランスが変化し、これによ
って回転軸1はY方向に移動して回転軸1のY方向にお
ける位置が変化することになる。
そしてこの変位は、回転軸1の回転中心における変位(
回転振れ)を打消す方向に補正信号と比較しながら行わ
れるので、回転軸1の回転振れは高い精度で自動的に補
正される。
サーボ弁4の具体的な構成の一例を第4図に示す。
第4図において、符号41はトルクモータのアーマチュ
ア(磁石、コイルは図示していない)、42および43
はアーマチュア41に固定されたフラッパ、44,45
,46および4γはノズル、4aおよび4bは制御ポー
ト、4cはドレインポー)、4dは圧力供給ポートをそ
れぞれ示す。
制御ポー)4a、4bはそれぞれ第1図における静圧パ
ッド2aおよび2bに接続され、ドレインポート4cは
常時は閉じられている。
このサーボ弁4に供給される制御信号がゼロのときは、
制御ポー)4a、4bにおける作動流体(たとえば油)
の圧力および流量は相互に等しく、回転軸1は静圧パッ
ド2aおよび2b間の中央位置に静止する。
ここで駆動信号が加えられると、アーマチュア41とと
もにフラッパ42.43が変位して、フラッパ42およ
びノズル45間のすき間と、フラッパ43およびノズル
46間のすき間との関係は、一方が増加した分だけ他方
が減少するように変化する。
これによって制御ポート4aおよび4b間の圧力の平衡
がくずれ、静圧パッド2aおよび2b間に差圧が生じる
この結果、回転軸1はいずれかの方向に移動し、静圧パ
ッド2a、2b間の差圧がゼロになった位置で停止する
このような順序で回転軸1がY方向に微小移動すると、
この変位量は、位置検出器7によって検出されて出力信
号JY(θ)を与え、この信号、(Y(θ)と、補正信
号発生装置9の出力信号1Yc(θ)との差がサーボ弁
4に駆動信号として供給される。
補正信号発生装置9から供給する同期補正信号△Yc(
θ)は回転軸1の軸心の振れを補正してY方向の所望位
置を維持するのに必要な補正出力量すなわち目標値を意
味するので、この偏差信号はこの目標値である回転軸1
の所望位置と位置検出器7からの実際の位置とのずれを
示している。
そこでこの偏差の大きさに応じてサーボ弁4が静圧パッ
ド2aおよび2bへの供給圧力Paおよびpbの比を変
動させ、この偏差が零になるような方向に回転軸1の移
動量を制御する。
そしてJY(θ)が、(Yc(θ)に等しくなると軸1
は移動を停止し、回転振れが補正される。
したがって、偏差が零であるためサーボ弁4には修正信
号が加えられず静圧パッド2aおよび2bの供給圧力比
は一定に維持されて安定し、回転体1のY方向の位置を
所定の目標値に制御する。
再び偏差が現われるとまた修正動作を行う。
このような閉回路による修正動作は、回転系が有してい
る固有の回転振れ要因とともに、動圧効果による回転中
心の移動、および回転軸1に加わる外力によって生じる
回転中心の移動を抑制する機能を有するので、高い回転
精度を安定に得ることができる。
第1図から第3図に示した例では、回転軸1の変位の検
出および位置補正をY軸方向についてのみ行うように構
成した場合を示した。
しかし回転軸1の回転振れをより高い精度で補正するた
めには、X方向についても位置検出および位置補正を行
うことが望まれる。
このようなYおよびX方向についでの位置補正が可能な
装置の構成を第5図および第6図に示す。
この例では、回転軸1のY方向における変位を検出する
位置検出器Iとともに、X方向における変位を検出する
位置検出器γが設けられ、さらに回転軸1のY方向にお
ける位置補正を行う機構と同じ機構がX方向の補正のた
めに設けられる。
この両者は実質的に同一の構成を有し、同一の動作を行
うので、X方向の位置補正機構の各部は、Y方向の位置
補正機構の各部を示す符号にダッシュをつけて示し、そ
の説明を省略する。
また回転軸1の右端を支持する静圧パッド3a〜3dに
ついても、Y方向のみ、あるいはYおよびX両方向にお
ける位置補正を行う機構を設け、回転軸1の両端で回転
振れを補正すれば、さらに高い回転精度を得ることが可
能である。
なおサーボ弁と各静圧パッドとの間に設けた固定絞りは
、使用するサーボ弁の特性によっては省略することがで
きる。
第7図および第8図は、この発明による自動位置補正装
置を、案内面22に沿って直線的に移動する移動体21
の位置補正に適用した例を示している。
移動体21は、これを所定の高さに支持するための静圧
パッド23とともに、案内面22に垂直な方向(X方向
)における位置を規制するための2組の静圧パッド24
a 、24bおよび25a 、25bを有する。
そして図示しない移動機構からの操作力を受けたとき、
移動体21は案内面22と平行な方向(Y方向)に移動
することができ、Y方向における位置は、信号板26と
位置検出器27との相対位置によって、またX方向にお
ける位置は、位置検出器28によってそれぞれ検出され
るようになっている。
静圧パッド24aおよび24bには、それぞれ固定絞り
29aおよび29bを介して、サーボ弁4から供給圧が
加えられており、したがって移動体21のX方向におけ
る位置は、固定絞り29aおよび29bの上流側の圧力
、すなわちサーボ弁4の二つの制御ポートにおける圧力
によって決定される。
そしてこれらの圧力を制御するために、補正信号発生装
置9、差動増幅器10、補償回路11およびサーボ増幅
器12が設けられている。
これらの要素は、第1図に示したものと実質的に同一で
あるので、対応するものは同一の参照符号で示し、その
説明を省略する。
ただし補正信号発生装置9は、移動体1のY方向におけ
る移動範囲内でX方向における蛇行を補正するのに必要
なものとしてあらかじめ求めておいた補正信号IXcを
記憶し、位置検出器27から与えられた位置信号yに応
じて同期補正信号JXc (y )を発生するように動
作する。
また差動増幅器10は、同期補正信号JXc(y)と、
位置検出器28から与えられた位置信号lX (y )
との差を演算する機能を有する。
この結果、移動体21は、X方向の実際の位置があらか
じめ定めた位置と一致するように自動的に位置補正され
ることになる。
なお静圧パッド25aおよび25bには一定の供給圧を
与えておいてもよいが、より高精度な位置補正を望む場
合には、第8図に示した位置補正機構を設けることがで
きる。
また以上の説明においては、移動体21の位置を案内面
22との間の相対的な変位として検出することとしたが
、案内面22とは別に高精度の基準面を設け、この基準
面に対する変位を検出するようにすれば、さらに高い精
度での位置補正が可能である。
これまでの説明においては、あらかじめ制御対象の回転
振れあるいは蛇行量を測定し、これらの測定結果に基づ
いて補正信号を決定することとした。
しかし、静圧支持された制御対象の場合その回転振れあ
るいは蛇行量は、静圧支持機構の各要素の形状精度によ
って支配されることが明らかにされているので、これら
の要素の形状精度を正確に測定すれば、この測定結果よ
り解析的に補正信号を決定することが可能である。
以上に説明したようにこの発明によれば、回転軸あるい
は移動体などの制御対象の位置補正は、あらかじめ定め
られた補正信号と、制御対象の実際の位置との相関関係
にもとづいて行われるので、その補正精度は、制御対象
側の加工精度などの要因に依存せず、したがって高精度
で安定した自動位置補正動作が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による自動位置補正装置を
示す概略的縦断面図、第2図は第1図のA−A線におけ
る断面図、第3図は第1図のB −B線における断面図
、第4図は同装置に用いられたサーボ弁の構成を示す概
略的斜視図、第5図および第6図はこの発明の他の実施
例による自動位置補正装置の各要素の配置を示すブロッ
ク図、第7図はこの発明のさらに他の実施例による自動
位置補正装置の構成を示す概略的平面図、第8図は第7
図のC−C線における断面図である。 1・・・・・・回転軸、2a〜2d 、3a〜3d・・
・・・・静圧パッド、4,4′・・・・・・サーボ弁、
7.7’・・・・・位置検出器、8,8′・・・・・・
回転角検出器、9,9′・・・・・・補正信号発生装置
、10,10’・・・・・差動増幅器、11.11’・
・・・・・補償回路、12,12’・・・・・・サーボ
増幅器、21・・・・・・移動体、22・・・・・・案
内面、23゜24a 、24b 、25a 、:2sb
−・・−・−静圧パッド、26・・・・・・信号板、2
7,28・・・・・・位置検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 制御対象の実際の位置を検出して位置信号を発生す
    る位置検出器と、前記制御対象が所定の運動からのずれ
    を補正するのに必要な補正信号を記憶し、前記制御対象
    の回転もしくは移動に同期してこの補正信号を同期補正
    信号として発生する補正信号発生装置と、前記同期補正
    信号および前記位置信号間の差を演算し、この差に応じ
    てサーボ弁を制御する手段と、このサーボ弁によって、
    前記制御対象の位置を規制する静圧パッドに供給される
    供給圧を制御する手段とを備えた自動位置補正装置。
JP4802877A 1977-04-07 1977-04-26 自動位置補正装置 Expired JPS5831610B2 (ja)

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JP4802877A JPS5831610B2 (ja) 1977-04-26 1977-04-26 自動位置補正装置
US05/890,908 US4193644A (en) 1977-04-07 1978-03-28 Servo control system
GB12230/78A GB1597681A (en) 1977-04-07 1978-03-29 Servo control system
DE19782814578 DE2814578A1 (de) 1977-04-07 1978-04-05 Positioniervorrichtung fuer bauteile mit geregelter nachfuehrung

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JPS53132679A JPS53132679A (en) 1978-11-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57184723A (en) * 1981-05-06 1982-11-13 Nippon Seiko Kk Direct driven guiding device

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