JPS5831298Y2 - マグネトロン用陰極構体 - Google Patents
マグネトロン用陰極構体Info
- Publication number
- JPS5831298Y2 JPS5831298Y2 JP839378U JP839378U JPS5831298Y2 JP S5831298 Y2 JPS5831298 Y2 JP S5831298Y2 JP 839378 U JP839378 U JP 839378U JP 839378 U JP839378 U JP 839378U JP S5831298 Y2 JPS5831298 Y2 JP S5831298Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- magnetron
- getter metal
- cathode structure
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電子レンジ等に用いられる直熱形マグネトロ
ンの陰極構体に関するものである。
ンの陰極構体に関するものである。
一般に、直熱形マグネトロンの陰極構体は第１図に示す
ように横取され、トリウムタングステンからなる螺旋状
陰極１はその一端を第１のエンドハツト２に鑞付けされ
、他端を第２のエンドハツト３に錨付けされる。
ように横取され、トリウムタングステンからなる螺旋状
陰極１はその一端を第１のエンドハツト２に鑞付けされ
、他端を第２のエンドハツト３に錨付けされる。
モリブデン等の高融点金属からなる第１．第２のエンド
ハツト２，３はほは゛円盤状のもので、第１．第２のス
テムリード線４，５の各頂部にそれぞれ鑵付けされて陰
極１を支持するとともに、陰極１に対する通電端子とな
る。
ハツト２，３はほは゛円盤状のもので、第１．第２のス
テムリード線４，５の各頂部にそれぞれ鑵付けされて陰
極１を支持するとともに、陰極１に対する通電端子とな
る。
また、第１のエンドハツト２の内面に付設されたチタン
等からなるゲッタ金属片６は、マグネトロンの管内に残
留するガス、とくに陰極近傍のガスを吸着する作用をな
す。
等からなるゲッタ金属片６は、マグネトロンの管内に残
留するガス、とくに陰極近傍のガスを吸着する作用をな
す。
ところで近時、エンドハツト内面に付設されるゲッタ金
属片６を、マグネトロン製造時に加熱溶融し、前記内面
を覆う膜に形成することが行なわれている。
属片６を、マグネトロン製造時に加熱溶融し、前記内面
を覆う膜に形成することが行なわれている。
この場合、エンドハツト２とゲッタ金属とが完全に密着
するので、ゲッタ金属がエンドハツト２から脱落する危
惧が解消されるのであるが、溶融前のゲッタ金属片６を
予めエンドハツト２に溶接しなければならないのみなら
ず、溶融したゲッタ金属の一部分が図に一点鎖線で示す
ように陰極１の端部近傍に不規則的に付着して、陰極１
の電気的特性にばらつきを与えやすいという欠点があっ
た。
するので、ゲッタ金属がエンドハツト２から脱落する危
惧が解消されるのであるが、溶融前のゲッタ金属片６を
予めエンドハツト２に溶接しなければならないのみなら
ず、溶融したゲッタ金属の一部分が図に一点鎖線で示す
ように陰極１の端部近傍に不規則的に付着して、陰極１
の電気的特性にばらつきを与えやすいという欠点があっ
た。
本考案はこの点に鑑みてなされたもので、本考案のマグ
ネトロン用陰極構体においては、第２図および第３図に
示すように第１のエンドハツト２０の内面に陰極１に向
き合う内面に、陰極１の外径よりも若干大きい内径を有
する同心円環状の凹溝２１を有せしめる。
ネトロン用陰極構体においては、第２図および第３図に
示すように第１のエンドハツト２０の内面に陰極１に向
き合う内面に、陰極１の外径よりも若干大きい内径を有
する同心円環状の凹溝２１を有せしめる。
そして陰極構体製造の最終段階において、チタン等から
なるゲッタ金属線２２をノング状に彎曲させて凹溝２１
内に挿入し、しかるのちこれを加熱溶融するのであり、
凹溝２１内で溶融したゲッタ金属は陰極１に付着するこ
となく溶着層２３を形成しく第４図）、エンドハツト２
０と一体化される。
なるゲッタ金属線２２をノング状に彎曲させて凹溝２１
内に挿入し、しかるのちこれを加熱溶融するのであり、
凹溝２１内で溶融したゲッタ金属は陰極１に付着するこ
となく溶着層２３を形成しく第４図）、エンドハツト２
０と一体化される。
また、彎曲したゲッタ金属線２２はそのスプリングバッ
クにより凹溝２１内に係止させ得るから、エンドハツト
２０に予め溶接しておくことが不要となる。
クにより凹溝２１内に係止させ得るから、エンドハツト
２０に予め溶接しておくことが不要となる。
第１図は従来のマグネトロン用陰極構体の側断面図、第
２図は本考案を実施したマグネトロン用陰極構体のゲッ
タ金属溶融前における側断面図、第３図は同じく要部の
斜視図、第４図は同陰極構体のゲッタ金属溶融後におけ
る要部の斜視図である。 １・・・・・・陰極、２，３．２０・・・・・・エンド
ハツト、２１・・・・・・凹溝２２・・・・・・ゲッタ
金属線、２３・・・・・・ゲッタ金属の溶着層。
２図は本考案を実施したマグネトロン用陰極構体のゲッ
タ金属溶融前における側断面図、第３図は同じく要部の
斜視図、第４図は同陰極構体のゲッタ金属溶融後におけ
る要部の斜視図である。 １・・・・・・陰極、２，３．２０・・・・・・エンド
ハツト、２１・・・・・・凹溝２２・・・・・・ゲッタ
金属線、２３・・・・・・ゲッタ金属の溶着層。
Claims (1)
- 螺旋状陰極の一端に鑓付けされるエンドハツトの前記陰
極に向き合う内面に、前記陰極の外径よりも若干大きい
内径を有する同心円環状の凹溝を有せしめ、前記凹溝内
にゲッタ金属の溶着層を設けたことを特徴とするマグネ
トロン用陰極構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP839378U JPS5831298Y2 (ja) | 1978-01-25 | 1978-01-25 | マグネトロン用陰極構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP839378U JPS5831298Y2 (ja) | 1978-01-25 | 1978-01-25 | マグネトロン用陰極構体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54111454U JPS54111454U (ja) | 1979-08-06 |
| JPS5831298Y2 true JPS5831298Y2 (ja) | 1983-07-11 |
Family
ID=28817374
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP839378U Expired JPS5831298Y2 (ja) | 1978-01-25 | 1978-01-25 | マグネトロン用陰極構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5831298Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-25 JP JP839378U patent/JPS5831298Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54111454U (ja) | 1979-08-06 |
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