JPS5830899B2 - 多孔性ポリオレフインシ−トの製造方法 - Google Patents
多孔性ポリオレフインシ−トの製造方法Info
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- JPS5830899B2 JPS5830899B2 JP10978677A JP10978677A JPS5830899B2 JP S5830899 B2 JPS5830899 B2 JP S5830899B2 JP 10978677 A JP10978677 A JP 10978677A JP 10978677 A JP10978677 A JP 10978677A JP S5830899 B2 JPS5830899 B2 JP S5830899B2
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- Japan
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- sheet
- polyolefin
- vinyl acetate
- ethylene
- acetate copolymer
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- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は透過性の優れた多孔性ポリオレフィンフィルム
あるいはシート(以下、これらを単にシートと総称する
)、詳しくは孔径が小さく且つ透水性の大きい多孔性ポ
リオレフィンの製造方法に関する。
あるいはシート(以下、これらを単にシートと総称する
)、詳しくは孔径が小さく且つ透水性の大きい多孔性ポ
リオレフィンの製造方法に関する。
従来、ポリオレフィンに無機充填剤あるいは他の重合体
を混合し、シート状に成形後、延伸または溶出処理をし
て多孔化したポリオレフィンシートが得られることは公
知である。
を混合し、シート状に成形後、延伸または溶出処理をし
て多孔化したポリオレフィンシートが得られることは公
知である。
該多孔性ポリオレフィンシートは透過性を利用する用途
に適しているが、濾過用膜として利用した場合、その構
造か層状に多孔化していること、基材であるポリオレフ
ィンが疎水性であることから、必ずしも高い透水性を有
するとは云えない。
に適しているが、濾過用膜として利用した場合、その構
造か層状に多孔化していること、基材であるポリオレフ
ィンが疎水性であることから、必ずしも高い透水性を有
するとは云えない。
例えば特願昭48−122727号で提案した方法で製
造した多孔性ポリオレフィンシートでも高々5 ml/
CII!L−vtiyt ・atm程度の透水率であり
、粒子分離用膜としては十分に満足されるものでない。
造した多孔性ポリオレフィンシートでも高々5 ml/
CII!L−vtiyt ・atm程度の透水率であり
、粒子分離用膜としては十分に満足されるものでない。
一方、ポリオレフィンに無機充填剤を混合して多孔性ポ
リオレフィンシート’を製造する場合、該充填剤の量を
多くすると多孔度が大きくなり透水率を大きくでき、ま
た延伸倍率を上げることによって孔径が大きくなり透水
率の向上がみられる。
リオレフィンシート’を製造する場合、該充填剤の量を
多くすると多孔度が大きくなり透水率を大きくでき、ま
た延伸倍率を上げることによって孔径が大きくなり透水
率の向上がみられる。
しかしながら、ポリオレフィンに無機充填剤を多く混合
した場合は延伸時に破断を生じ易く、また延伸倍率を大
きくした場合も孔径が大きくなるとともに破断を生じ易
い欠陥がある。
した場合は延伸時に破断を生じ易く、また延伸倍率を大
きくした場合も孔径が大きくなるとともに破断を生じ易
い欠陥がある。
さらにまた、粒子径の大きい無機充填剤を用いることに
より、多孔性ポリオレフィンシートの孔径は大きくなる
が、透水率は必ずしも大きくならない傾向にある。
より、多孔性ポリオレフィンシートの孔径は大きくなる
が、透水率は必ずしも大きくならない傾向にある。
本発明者らは多孔性ポリオレフィンシートの製造に鋭意
研究を重ねてきた結果、ポリオレフィンに無機充填剤と
ともにエチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケン化
物を混合することにより、孔径が小さく且つ高い透水率
を有する多孔性ポリオレフィンシートが得られることを
見出し、本発明を提案するに至った。
研究を重ねてきた結果、ポリオレフィンに無機充填剤と
ともにエチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケン化
物を混合することにより、孔径が小さく且つ高い透水率
を有する多孔性ポリオレフィンシートが得られることを
見出し、本発明を提案するに至った。
即ち、本発明はポリオレフィンに酸、アルカリまたは水
に溶出可能な無機充填剤とエチレン−酢酸ビニル共重合
体またはそのケン化物とを混合し、シート状に成形後、
延伸し、更に酸、アルカリまたは水で溶出処理すること
を特徴とする多孔性ポリオレフィンシートの製造方法で
ある。
に溶出可能な無機充填剤とエチレン−酢酸ビニル共重合
体またはそのケン化物とを混合し、シート状に成形後、
延伸し、更に酸、アルカリまたは水で溶出処理すること
を特徴とする多孔性ポリオレフィンシートの製造方法で
ある。
本発明の最大の特徴はポリオレフィンにエチレン−酢酸
ビニル共重合体またはそのケン化物を混合する点にあり
、その結果、延伸時に破断を生ずることなく、得られる
多孔性ポリオレフィンシートは孔径が小さく且つ透水性
が著しく高い効果が発揮される。
ビニル共重合体またはそのケン化物を混合する点にあり
、その結果、延伸時に破断を生ずることなく、得られる
多孔性ポリオレフィンシートは孔径が小さく且つ透水性
が著しく高い効果が発揮される。
その理由は明確でないが、ポリオレフィンにエチレン−
酢酸ビニル共重合体またはそのケン化物以外の他の重合
体を混合しても本発明のような著しい効果は発揮されず
、本発明のエチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケ
ン化物はポリオレフィン混合物において適当な分散状態
、その極性および弾性等が有効に作用しているものと推
考される。
酢酸ビニル共重合体またはそのケン化物以外の他の重合
体を混合しても本発明のような著しい効果は発揮されず
、本発明のエチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケ
ン化物はポリオレフィン混合物において適当な分散状態
、その極性および弾性等が有効に作用しているものと推
考される。
本発明においてポリオレフィンに無機充填剤とともに混
合される上記エチレン−酢酸ビニル共重合体またはその
ケン化物は、ポリオレフィン混合物の総量に対して2〜
25重量φ重量性しくは5〜20重量ダ添加することに
よって得られる多孔性ポリオレフィンの透水性に顕著な
効果か発揮される。
合される上記エチレン−酢酸ビニル共重合体またはその
ケン化物は、ポリオレフィン混合物の総量に対して2〜
25重量φ重量性しくは5〜20重量ダ添加することに
よって得られる多孔性ポリオレフィンの透水性に顕著な
効果か発揮される。
即ち、上記エチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケ
ン化物の添加量か2重量φ以下の場合は多孔性ポリオレ
フィンシートの透水率に顕著な効果がなく、また25重
量係を越えた場合も透水率か低下したり、延伸時に破断
が生じて好ましくない。
ン化物の添加量か2重量φ以下の場合は多孔性ポリオレ
フィンシートの透水率に顕著な効果がなく、また25重
量係を越えた場合も透水率か低下したり、延伸時に破断
が生じて好ましくない。
また、本発明においては酢酸ビニルの含有率が30〜8
0%のエチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケン化
物を用いることが、多孔性ポリオレフィンシートの透水
率を向上させる効果が大きく好適である。
0%のエチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケン化
物を用いることが、多孔性ポリオレフィンシートの透水
率を向上させる効果が大きく好適である。
上記酢酸ビニルの含有率が30%未満の場合は、多孔性
ポリオレフィンシートの透水率が十分に向上されない。
ポリオレフィンシートの透水率が十分に向上されない。
酢酸ビニルの含有率が80%を越える場合は、シート成
形時にポリオレフィン混合物に分散不良を生じ、次の延
伸したシートに多数のピンホールが発生し均一な多孔性
ポリオレフィンシートが得られない。
形時にポリオレフィン混合物に分散不良を生じ、次の延
伸したシートに多数のピンホールが発生し均一な多孔性
ポリオレフィンシートが得られない。
本発明の多孔性ポリオレフィンシートの基材となるポリ
オレフィンとしてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ(エチレン−プロピレン)共重合体等が挙げられる。
オレフィンとしてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リ(エチレン−プロピレン)共重合体等が挙げられる。
ポリオレフィンに混合する無機充填剤としては、該ポリ
オレフィンのシート成形温度によって分解あるいは熔融
することなく、しかも酸、アルカリまたは水で溶解抽出
可能なもので、粒子径が0.1〜5μのものか好適であ
る。
オレフィンのシート成形温度によって分解あるいは熔融
することなく、しかも酸、アルカリまたは水で溶解抽出
可能なもので、粒子径が0.1〜5μのものか好適であ
る。
一般には炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリ
ウム、硫酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化
アルミニウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸
化チタン等が良好に使用される。
ウム、硫酸マグネシウム、水酸化マグネシウム、水酸化
アルミニウム、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸
化チタン等が良好に使用される。
これら無機充填剤の添加量は該充填剤の種類、粒子径に
よっても異なるが、一般にポリオレフィン混合物の総量
に対して40〜80重量饅が好適である。
よっても異なるが、一般にポリオレフィン混合物の総量
に対して40〜80重量饅が好適である。
上記無機充填剤の添加量が40重量饅以下では透水率の
大きい多孔性ポリオレフィンシートを得ることができず
、また80重量%を越えるとシートの延伸か困難となり
多孔性ポリオレフィンシートを得ることができない。
大きい多孔性ポリオレフィンシートを得ることができず
、また80重量%を越えるとシートの延伸か困難となり
多孔性ポリオレフィンシートを得ることができない。
本発明において上記したポリオレフィン混合物に必要に
応じてさらに界面活性剤を一般に10重量φ以下添加す
ることは好ましく、無機充填剤の酸、アルカリまたは水
による溶出効果を促進し、またポリオレフィンシートの
成形助剤として作用し良好な多孔性ポリオレフィンシー
トを得ることができる。
応じてさらに界面活性剤を一般に10重量φ以下添加す
ることは好ましく、無機充填剤の酸、アルカリまたは水
による溶出効果を促進し、またポリオレフィンシートの
成形助剤として作用し良好な多孔性ポリオレフィンシー
トを得ることができる。
なお、上記のポリオレフィン混合物に界面活性剤を直接
添加しない場合でも、無機充填剤を溶出効果を促進する
ためにポリオレフィンシートの溶出処理前に予め界面活
性剤で処理する方法、また溶出処理時Iこ界面活性剤で
処理する方法も好適に採用される。
添加しない場合でも、無機充填剤を溶出効果を促進する
ためにポリオレフィンシートの溶出処理前に予め界面活
性剤で処理する方法、また溶出処理時Iこ界面活性剤で
処理する方法も好適に採用される。
上記の界面活性剤としては、例えばアルキルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム塩、アルキルナフタレンスルホン酸
ナトリウム塩、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム塩
等のアニオン性界面活性剤;ジアルキルアンモニウムク
ロライド、ポリオキソエチレンアルキルアミン等のカチ
オン性界面活性剤;アルキルベンタイン等の両性界面活
性剤;プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビクン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ホ
リエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物
、トリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エス
テル等のノニオン性界面活性剤等である0 ポリオレフィンに無機充填剤およびエチレン酢酸ビニル
共重合体またはそのケン化物を混合する方法は特に限定
されず、従来のミキシングロール、バンバリーミキサ−
1押出機等を用いて行なう一般的な置台方法か採用され
る。
ルホン酸ナトリウム塩、アルキルナフタレンスルホン酸
ナトリウム塩、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム塩
等のアニオン性界面活性剤;ジアルキルアンモニウムク
ロライド、ポリオキソエチレンアルキルアミン等のカチ
オン性界面活性剤;アルキルベンタイン等の両性界面活
性剤;プロピレングリコール脂肪酸エステル、グリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビクン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ホ
リエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテルホルムアルデヒド縮合物
、トリポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エス
テル等のノニオン性界面活性剤等である0 ポリオレフィンに無機充填剤およびエチレン酢酸ビニル
共重合体またはそのケン化物を混合する方法は特に限定
されず、従来のミキシングロール、バンバリーミキサ−
1押出機等を用いて行なう一般的な置台方法か採用され
る。
上記ポリオレフィン混合物はペレット化あるいは粉砕後
、プレスまたは押出機等の公知のシート成形機を用いる
方法によって成形する。
、プレスまたは押出機等の公知のシート成形機を用いる
方法によって成形する。
なお、スキン層を形成するような成形方法では高い透水
率を有する多孔性ポリオレフィンシートが得られないた
め好ましくなく、したがって例えば押出機より押出した
シート状物は面圧のない状態で冷却固化させる成形方法
が好ましい。
率を有する多孔性ポリオレフィンシートが得られないた
め好ましくなく、したがって例えば押出機より押出した
シート状物は面圧のない状態で冷却固化させる成形方法
が好ましい。
上記の成形したシート状物の延伸方法は一軸あるいは二
軸の延伸のいずれてもよいが、二軸に延伸する方がシー
トの機械的強度のバランスがとれ且つ高い多孔度が得ら
れるため好ましい。
軸の延伸のいずれてもよいが、二軸に延伸する方がシー
トの機械的強度のバランスがとれ且つ高い多孔度が得ら
れるため好ましい。
延伸倍率は一軸方向に少くとも15倍以上、好ましくは
二軸方向にそれぞれ1.5〜4.0程度に延伸するのが
好適である。
二軸方向にそれぞれ1.5〜4.0程度に延伸するのが
好適である。
また延伸速度は通常100%/mix〜2000%/m
1yrで行われる。
1yrで行われる。
延伸速度はポリオレフィンの種類によって異なるか、該
ポリオレフィンの軟化点以下常温以上で延伸することが
好適である。
ポリオレフィンの軟化点以下常温以上で延伸することが
好適である。
なお、所定の温度によって延伸しネッキングあるいは破
断を生じる場合は、該延伸に先立って折り曲げあるいは
常温付近で少くとも一軸方向に1.1〜1.3倍程度に
延伸し均一白化させる方法が採用される。
断を生じる場合は、該延伸に先立って折り曲げあるいは
常温付近で少くとも一軸方向に1.1〜1.3倍程度に
延伸し均一白化させる方法が採用される。
次いで上記の延伸したポリオレフィンシートを酸、アル
カリまた水によってポリオレフィン中に混合されている
無機充填剤溶出処理することによって、本発明の目的と
する多孔性ポリオレフィンシートを得る。
カリまた水によってポリオレフィン中に混合されている
無機充填剤溶出処理することによって、本発明の目的と
する多孔性ポリオレフィンシートを得る。
ポリオレフィンシートの酸、アルカリまたは水による溶
出処理は、該ポリオレフィンが劣化しない条件であれば
よく、一般には弄薄な酸、アルカリの溶液または水に常
温〜50℃の温度でポリオレフィンシートを5分〜5時
間程度浸漬すればよい。
出処理は、該ポリオレフィンが劣化しない条件であれば
よく、一般には弄薄な酸、アルカリの溶液または水に常
温〜50℃の温度でポリオレフィンシートを5分〜5時
間程度浸漬すればよい。
さらに溶出処理したポリオレフィンシートラ水あるいは
アルコール等で洗浄することは、ポリオレフィンに含有
されている残存イオン、成形助剤を除去するために好ま
しい。
アルコール等で洗浄することは、ポリオレフィンに含有
されている残存イオン、成形助剤を除去するために好ま
しい。
本発明によれば多孔度が60〜90%、貫通孔の最大孔
径が10μ以下と小さく且つ透水率が150m/i・m
vt・atmの程度にも高い多孔性ポリオレフィンシー
トを得ることが可能である。
径が10μ以下と小さく且つ透水率が150m/i・m
vt・atmの程度にも高い多孔性ポリオレフィンシー
トを得ることが可能である。
また本発明の多孔性ポリオレフィンシートは孔構造か層
状を形成しているため微粒子の捕捉性に優れ、ポリオレ
フィンを基材としているため酸、アルカリ、アルコール
等の耐薬品性に優れ、また加熱蒸気殺菌もできる耐熱性
にも優れていることから微粒子分離用濾過膜として好適
のほか、エアフィルター、セパレーターとしての用途に
適している。
状を形成しているため微粒子の捕捉性に優れ、ポリオレ
フィンを基材としているため酸、アルカリ、アルコール
等の耐薬品性に優れ、また加熱蒸気殺菌もできる耐熱性
にも優れていることから微粒子分離用濾過膜として好適
のほか、エアフィルター、セパレーターとしての用途に
適している。
本発明を具体的に説明するために実施例および比較例を
下記するが、本発明はこれらによって何ら制限されるも
のでない。
下記するが、本発明はこれらによって何ら制限されるも
のでない。
なお、実施例において記載した多孔度、透水率および最
大貫通孔径は下記の計算式より求めたものである。
大貫通孔径は下記の計算式より求めたものである。
3)最大貫通孔径:ASTMF316−70(エタノー
ル使用)による。
ル使用)による。
実施例 l
ポリプロピレン(徳山曹達社製YE−120゜MI−1
,7比重=0.91 ) 32wt%、炭酸カルシウム
(白石カルシウム社製 ホワイトンSSB。
,7比重=0.91 ) 32wt%、炭酸カルシウム
(白石カルシウム社製 ホワイトンSSB。
平均粒径1.2μ比重−2,7) 60 wt%、第1
表に示す所定の重合体をそれぞれSwt安跡ノニオン性
界面活性剤(日光ケミカルズ社製、ポリオキシエチレン
ステアレート比重=1.0 )3wt%よりなる混合組
成物を200℃の3インチロール15分間混練した後、
200℃で5分間予熱後、100に!9/ciの圧力で
プレスして厚さ4.0Xのシートラ得た。
表に示す所定の重合体をそれぞれSwt安跡ノニオン性
界面活性剤(日光ケミカルズ社製、ポリオキシエチレン
ステアレート比重=1.0 )3wt%よりなる混合組
成物を200℃の3インチロール15分間混練した後、
200℃で5分間予熱後、100に!9/ciの圧力で
プレスして厚さ4.0Xのシートラ得た。
次いで実験用2軸延伸機で常温で微少延伸して均一に白
化後、140℃に昇温して延伸速度600%/m1yr
で1.5X1.5倍に同時2軸延伸した。
化後、140℃に昇温して延伸速度600%/m1yr
で1.5X1.5倍に同時2軸延伸した。
更にこのシートを30℃でswt%<塩酸水溶液に30
分間浸漬した後、30分間水洗、乾燥した。
分間浸漬した後、30分間水洗、乾燥した。
得られたシートの厚さは0.35%であり、いずれも炭
酸カルシウムが理論値の98%以上の抽出率で除去され
たポリオレフィン多孔性シートであり、それぞれ第1表
に示す性状の結果を得た。
酸カルシウムが理論値の98%以上の抽出率で除去され
たポリオレフィン多孔性シートであり、それぞれ第1表
に示す性状の結果を得た。
なお第1表中A−7のエチレン−酢酸ビニル共重合体を
充填剤とみなして、炭酸カルシウム及びエチレン−酢酸
ビニル共重合体の体積分率を計算すると42 vo1%
となる。
充填剤とみなして、炭酸カルシウム及びエチレン−酢酸
ビニル共重合体の体積分率を計算すると42 vo1%
となる。
本実施例の比較例として、同一の体積分率を有する炭酸
カルシウム68w t % 、ポリプロピレン29wt
%、界面活性剤3wt%より成る組成物を同様に延伸、
抽出処理した多孔性シートは多孔度72%、透水率は1
3(d/cr?i−mal・atm)、最大貫通孔径2
.5μであり、この比較例に対しても、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体を添加した系は透水率が大きいことかわか
った。
カルシウム68w t % 、ポリプロピレン29wt
%、界面活性剤3wt%より成る組成物を同様に延伸、
抽出処理した多孔性シートは多孔度72%、透水率は1
3(d/cr?i−mal・atm)、最大貫通孔径2
.5μであり、この比較例に対しても、エチレン酢酸ビ
ニル共重合体を添加した系は透水率が大きいことかわか
った。
実施例 2
ポリプロピレン(徳山曹達社製YE−120)28wt
%、炭酸カルシウム(白石カルシウム社製W、SB赤、
l、75μ)65wt%、、エチレン]詐酸ビニル共重
合体(Wacker社エバスレン−611゜酢酸ビニル
含量60%)5wt%、ノニオン性界面活性剤(日光ケ
ミカルズ社製ポリオキシエチレンオレエート、比重−1
,0)2wt優より成る混合組成物をブレンダーにて混
合した後、スクリュー径90%の2押出機でペレット状
とし、スクリュ径30%のT−ダイ押出機で厚さ0.4
九のシート状組成物を得た。
%、炭酸カルシウム(白石カルシウム社製W、SB赤、
l、75μ)65wt%、、エチレン]詐酸ビニル共重
合体(Wacker社エバスレン−611゜酢酸ビニル
含量60%)5wt%、ノニオン性界面活性剤(日光ケ
ミカルズ社製ポリオキシエチレンオレエート、比重−1
,0)2wt優より成る混合組成物をブレンダーにて混
合した後、スクリュー径90%の2押出機でペレット状
とし、スクリュ径30%のT−ダイ押出機で厚さ0.4
九のシート状組成物を得た。
このシートを折り曲げによって均−に白化させた後、延
伸機によって140℃で第2表に示す所定の延伸倍率で
それぞれ多孔性シートを得た。
伸機によって140℃で第2表に示す所定の延伸倍率で
それぞれ多孔性シートを得た。
次いでこのシートを30℃、 8wt%の塩酸水溶液に
30分間浸漬した後、常温の水で30分間水洗、30分
間メタノールに浸漬して洗浄後風乾した。
30分間浸漬した後、常温の水で30分間水洗、30分
間メタノールに浸漬して洗浄後風乾した。
得られる各多孔性ポリオレフィンシートの性状を第2表
に併記した。
に併記した。
第2表中/I64のシートは炭酸カルシウムが理論値の
99.9%の抽出率で除去されたもので引張強度が10
0 (kg /cwt )、0.5μの粒子径を有する
ポリスチレンラテックスを完全に濾過分離できた。
99.9%の抽出率で除去されたもので引張強度が10
0 (kg /cwt )、0.5μの粒子径を有する
ポリスチレンラテックスを完全に濾過分離できた。
シート中の不純物も微量であり、耐熱性、耐薬品憂骨性
にもすぐれた濾過用膜として使用可能であった。
にもすぐれた濾過用膜として使用可能であった。
この多孔性ポリオレフィンシートの電子顕微鏡写真を第
1図に示した。
1図に示した。
なお比較例として、エチレン−酢酸ビニルと炭酸カルシ
ウムを充填剤として、その体積分率よ同一の炭酸カルシ
ウム73wt%、ポリプロピレン25wt%、界面活性
剤2wt%よりなる混合組成物を同様に延伸、抽出処理
して得た多孔性ポリオレフィンシートは多孔度84饅、
透水率は2.0(rnl/cr7t−rmyt ・at
m )、最大貫通孔径3.3μであった。
ウムを充填剤として、その体積分率よ同一の炭酸カルシ
ウム73wt%、ポリプロピレン25wt%、界面活性
剤2wt%よりなる混合組成物を同様に延伸、抽出処理
して得た多孔性ポリオレフィンシートは多孔度84饅、
透水率は2.0(rnl/cr7t−rmyt ・at
m )、最大貫通孔径3.3μであった。
実施例 3
ポリプロピレン(徳山ポリプロYE−120)a9.5
wt%、炭酸カルシウム(白石カルシウム社製ホワイト
ンB、平均ね径3μ)40wt%、第3表に示す酢酸ビ
ニル含有率の異なるエチレン−酢酸ビニル共重合体20
wt%およびノニオン性界面活性剤0.5wt%より戒
る組成物を実施例1と同様にして厚さ0.4%のシート
状に成形し、次いで140℃で2×2倍に同時2軸延伸
して多孔性シートとした後、実施例2と同様に抽出処理
後洗浄して、厚さ0.28%の多孔性ポリオレフィンシ
ートラ得た。
wt%、炭酸カルシウム(白石カルシウム社製ホワイト
ンB、平均ね径3μ)40wt%、第3表に示す酢酸ビ
ニル含有率の異なるエチレン−酢酸ビニル共重合体20
wt%およびノニオン性界面活性剤0.5wt%より戒
る組成物を実施例1と同様にして厚さ0.4%のシート
状に成形し、次いで140℃で2×2倍に同時2軸延伸
して多孔性シートとした後、実施例2と同様に抽出処理
後洗浄して、厚さ0.28%の多孔性ポリオレフィンシ
ートラ得た。
得られたシートの性状を第3表に示した。
なお第3表中A6.−9の高い酢酸ビニル含有率のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体及び同A11Oの酢酸ビニル
共重合体を添加した場合には、ロール混線時に該添加物
がロールに付着する等のトラブルか発生し、均一に分散
させることが困難であり、得られた延伸シートもピンホ
ールが多く均一な延伸シートが得られなかった。
レン−酢酸ビニル共重合体及び同A11Oの酢酸ビニル
共重合体を添加した場合には、ロール混線時に該添加物
がロールに付着する等のトラブルか発生し、均一に分散
させることが困難であり、得られた延伸シートもピンホ
ールが多く均一な延伸シートが得られなかった。
また比較例としてエチレン−酢酸ビニル共重合体及び炭
酸カルシウムを充填剤とみなして、その体積分率と同一
の炭酸カルシウム7twt%、ポリプロピレン2g、5
wt%およびノニオン性界面活性剤0.5wt%よりな
る組成物を同様にして延伸したシートは多孔度73%、
透水率は13(rnl/(yj、−mlll−atm)
最大貫通孔径3.5μテアツタ。
酸カルシウムを充填剤とみなして、その体積分率と同一
の炭酸カルシウム7twt%、ポリプロピレン2g、5
wt%およびノニオン性界面活性剤0.5wt%よりな
る組成物を同様にして延伸したシートは多孔度73%、
透水率は13(rnl/(yj、−mlll−atm)
最大貫通孔径3.5μテアツタ。
実施例 4
無機充填剤として炭酸カルシウム(白石カルシウム社製
ホワイトン5SB(2)、1.2μ)を40wt咎およ
びノニオン性界面活性剤(日光ケミカルズ社製ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル比重= 1.06
) 2wt%を一定にし、ポリプロピレンとエチレン−
酢酸ビニル共重合体(Wacker社製エバスレン■A
E611、酢酸ビニル含有率60%)の比を変化させた
組成物を実施例1と同様にして厚さ0.45%のシート
状とした後、140℃で2×2倍に同時2軸延伸した。
ホワイトン5SB(2)、1.2μ)を40wt咎およ
びノニオン性界面活性剤(日光ケミカルズ社製ポリオキ
シエチレンノニルフェニルエーテル比重= 1.06
) 2wt%を一定にし、ポリプロピレンとエチレン−
酢酸ビニル共重合体(Wacker社製エバスレン■A
E611、酢酸ビニル含有率60%)の比を変化させた
組成物を実施例1と同様にして厚さ0.45%のシート
状とした後、140℃で2×2倍に同時2軸延伸した。
次いで実施例2と同様にして抽出、洗浄処理して多孔性
ポリオレフィンシートを得た。
ポリオレフィンシートを得た。
いずれも炭酸カルシウムが98%以上の理論抽出率で除
去されており、それらの性状を第4表に示した。
去されており、それらの性状を第4表に示した。
第4表により透水率はエチレン−酢酸ビニル共重合体の
添加量と共に増大するのは該共重合体の混合組成が25
wt%までであり、30wt%の添加量では透水率は低
下する。
添加量と共に増大するのは該共重合体の混合組成が25
wt%までであり、30wt%の添加量では透水率は低
下する。
これはこの付近で該共重合体の分散状態に変化があるた
めと考えられる。
めと考えられる。
なお、比較例としてエチレン−酢酸ビニル共重合体と炭
酸カルシウムを充填剤とみなして体積分率を計算し、そ
の体積分率と同一の炭酸カルシウムだけを充填剤として
同様に延伸、抽出処理した多孔性ポリオレフィンシート
の性状を第4表置に対応して第5表に示した。
酸カルシウムを充填剤とみなして体積分率を計算し、そ
の体積分率と同一の炭酸カルシウムだけを充填剤として
同様に延伸、抽出処理した多孔性ポリオレフィンシート
の性状を第4表置に対応して第5表に示した。
実施例 5
高密度ポリエチレン(三井石油化学社製ハイゼツクス5
000F、MI=0.5比重= 0.96 )32wt
%、水酸化マグネシウム(試供品 粉砕平均3μ比重=
2.4 ) 60 wt%、エチレン−酢酸ヒ=ル共
重合体(wacker社エバスルンVAE−611V
A c = 60φ)5wt%およびアニオン9性界面
活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸Na試薬)3wt
%より威る混合組成物を3インチロールでiso℃、1
5分間混練した後、180℃、5分間予熱後100kg
/cr?Lでプレスして厚さ0.4%のシート状とした
。
000F、MI=0.5比重= 0.96 )32wt
%、水酸化マグネシウム(試供品 粉砕平均3μ比重=
2.4 ) 60 wt%、エチレン−酢酸ヒ=ル共
重合体(wacker社エバスルンVAE−611V
A c = 60φ)5wt%およびアニオン9性界面
活性剤(ドデシルベンゼンスルホン酸Na試薬)3wt
%より威る混合組成物を3インチロールでiso℃、1
5分間混練した後、180℃、5分間予熱後100kg
/cr?Lでプレスして厚さ0.4%のシート状とした
。
次いで、このシートを600φ/mixの速度で110
℃で2×2倍に同時2軸延伸して厚さ0.25%の多孔
性シートを得た。
℃で2×2倍に同時2軸延伸して厚さ0.25%の多孔
性シートを得た。
この多孔性シートを更に40℃、10wt%の塩酸水溶
液に1時間浸漬後、室温で水洗30分、メタノール洗浄
30分した後風乾したところ、このシートは水酸化マグ
ネシウムが理論値の99.8%の抽出率で除去されたポ
リオレフィンシートであった。
液に1時間浸漬後、室温で水洗30分、メタノール洗浄
30分した後風乾したところ、このシートは水酸化マグ
ネシウムが理論値の99.8%の抽出率で除去されたポ
リオレフィンシートであった。
このポリオレフィンシートは多孔度79%で透水率32
(rILl/cI?L・胴・atm)、最大貫通孔径3
.6μであった。
(rILl/cI?L・胴・atm)、最大貫通孔径3
.6μであった。
なお、比較例としてエチレン−酢酸ビニル共重合体及び
水酸化マグネシウムの体積分率を計算し、これと同一の
体積分率を有する、ポリエチレン29wt%、水酸化マ
グネシウム68wt%、アニオン性界面活性剤3wt%
より成る組成物を同様に延伸、抽出処理したシートは抽
出率99饅、多孔度82%、透水率18 (mJ/d−
m−aim )、最大貫通孔径2.8μであった。
水酸化マグネシウムの体積分率を計算し、これと同一の
体積分率を有する、ポリエチレン29wt%、水酸化マ
グネシウム68wt%、アニオン性界面活性剤3wt%
より成る組成物を同様に延伸、抽出処理したシートは抽
出率99饅、多孔度82%、透水率18 (mJ/d−
m−aim )、最大貫通孔径2.8μであった。
実施例 6
エチレン−プロピレン共重合体(徳山曹達社製、プロピ
レン含有10%MI−1,5、比重= 0.93 )3
5wt%、炭酸マグネシウム(試薬 粉砕平均粒子径4
μ、比重−3,04) 60wt%およびエチレン−酢
酸ビニル共重合体(住友化学社製エバテートR5011
、酢酸ビニル含有41%)5wt%より成る混合組成物
を実施例1と同様にして厚さ0.4%のシートを得た後
、常温で折り曲げにより均一に白化後130℃で2×2
倍に同時2軸延伸した。
レン含有10%MI−1,5、比重= 0.93 )3
5wt%、炭酸マグネシウム(試薬 粉砕平均粒子径4
μ、比重−3,04) 60wt%およびエチレン−酢
酸ビニル共重合体(住友化学社製エバテートR5011
、酢酸ビニル含有41%)5wt%より成る混合組成物
を実施例1と同様にして厚さ0.4%のシートを得た後
、常温で折り曲げにより均一に白化後130℃で2×2
倍に同時2軸延伸した。
次いで該シート’r: 0.5 w t%のドデシルベ
ンゼンスルホン酸NaTh含む8wt%の塩酸水溶液に
40℃、1時間浸漬後、水洗を30分間して乾燥した。
ンゼンスルホン酸NaTh含む8wt%の塩酸水溶液に
40℃、1時間浸漬後、水洗を30分間して乾燥した。
得られた多孔性シートは炭酸マグネシウムの抽出率98
qbで厚さ0.26%、多孔度78%、透水率36 (
rul、/cI?L−mm−a tm )、最大貫通孔
径4.8μであった。
qbで厚さ0.26%、多孔度78%、透水率36 (
rul、/cI?L−mm−a tm )、最大貫通孔
径4.8μであった。
なお本実施例の比較例としてエチレン−酢酸ビニル共重
合体及び炭酸マグネシウムの体積分率を計算し、同一の
体積分率を有するエチレン−プロピレン共重合体31w
t%、炭酸マグネシウム69wt%より成る組成物を同
様に延伸抽出処理したシートは炭酸マグネシウムの抽出
率97%、多孔度75多、透水率16 (d/1−mm
−atm)、最大貫通孔径4,3μであった。
合体及び炭酸マグネシウムの体積分率を計算し、同一の
体積分率を有するエチレン−プロピレン共重合体31w
t%、炭酸マグネシウム69wt%より成る組成物を同
様に延伸抽出処理したシートは炭酸マグネシウムの抽出
率97%、多孔度75多、透水率16 (d/1−mm
−atm)、最大貫通孔径4,3μであった。
第1図は実施例2において製造した本発明の多孔性ポリ
オレフィンシートの顕微鏡写真である。
オレフィンシートの顕微鏡写真である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリオレフィンに酸、アルカリまたは水に溶出可能
な無機充填剤とエチレン−酢酸ビニル共重合体またはそ
のケン化物とを混合し、シート状に成形後、延伸し、さ
らに酸、アルカリまたは水で溶出処理することf:特徴
とする多孔性ポリオレフィンシートの製造方法。 2 酢酸ビニルの含有量が30〜80%であるエチレン
−酢酸ビニル共重合体またはそのケン化物を用いる特許
請求の範囲第1項記載の方法。 3 エチレン−酢酸ビニル共重合体またはそのケン化物
をポリオレフィン混合物の総量に対して2〜25重量多
混合する特許請求の範囲第1項記載の方法。 4 無機充填剤の混合量がポリオレフィン混合物の総量
に対して40〜80重量袈である特許請求の範囲第1項
記載の方法。 5 ポリオレフィンの融点以下で延伸する特許請求の範
囲第1項記載の方法。 6 延伸倍率が1軸方向に1.5倍以上である特許請求
の範囲第1項記載の方法。 1 延伸倍率か2軸方向に1.5〜4.0である特許請
求の範囲第1項記載の方法。 8 多孔性ポリオレフィンシートの多孔度が60〜90
%、最大貫通孔径が10μ以下、透水率か5.0rIL
l/cr?t−mm−atIT1以上である特許請求の
範囲第1項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10978677A JPS5830899B2 (ja) | 1977-09-14 | 1977-09-14 | 多孔性ポリオレフインシ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10978677A JPS5830899B2 (ja) | 1977-09-14 | 1977-09-14 | 多孔性ポリオレフインシ−トの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5443982A JPS5443982A (en) | 1979-04-06 |
JPS5830899B2 true JPS5830899B2 (ja) | 1983-07-02 |
Family
ID=14519175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10978677A Expired JPS5830899B2 (ja) | 1977-09-14 | 1977-09-14 | 多孔性ポリオレフインシ−トの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830899B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432639Y2 (ja) * | 1983-04-25 | 1992-08-05 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736132A (ja) * | 1980-08-11 | 1982-02-26 | Nippon Synthetic Chem Ind Co Ltd:The | Shinsuiseiseikeibutsunoseizoho |
JPS60185815A (ja) * | 1985-01-07 | 1985-09-21 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 保水性に優れた微孔性中空糸 |
JPH0635522B2 (ja) * | 1985-08-05 | 1994-05-11 | 日本合成化学工業株式会社 | 成形用樹脂組成物 |
JPH0692499B2 (ja) * | 1986-05-09 | 1994-11-16 | 三井東圧化学株式会社 | 充填材用炭酸カルシウム及びその製造方法 |
-
1977
- 1977-09-14 JP JP10978677A patent/JPS5830899B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432639Y2 (ja) * | 1983-04-25 | 1992-08-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5443982A (en) | 1979-04-06 |
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