JPS5830735B2 - ハンドウタイソウチノ セイゾウホウホウ - Google Patents
ハンドウタイソウチノ セイゾウホウホウInfo
- Publication number
- JPS5830735B2 JPS5830735B2 JP49016224A JP1622474A JPS5830735B2 JP S5830735 B2 JPS5830735 B2 JP S5830735B2 JP 49016224 A JP49016224 A JP 49016224A JP 1622474 A JP1622474 A JP 1622474A JP S5830735 B2 JPS5830735 B2 JP S5830735B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductivity type
- high concentration
- concentration impurity
- diffusion
- oxide film
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は半導体装置の製造方法、特に拡散型半導体装置
の製造方法の改良に関するものである。
の製造方法の改良に関するものである。
一般にプレーナー型半導体装置を製造する場合、酸化膜
を選択拡散のマスクとして使用している。
を選択拡散のマスクとして使用している。
しかしながらこの酸化膜にピンホールがあった場合には
、このピンホールを介して不純物が拡散してしまい素子
の特性に悪影響を及ぼす。
、このピンホールを介して不純物が拡散してしまい素子
の特性に悪影響を及ぼす。
なおこのピンホールは酸化膜の形成時読に出来ていたも
のやエツチング工程の時に発生したものなどがあるが、
逆特性の低下や素子の信頼性の劣化の最も大きな原因で
あり、特にトランジスタに於てはベース、コレクタ接合
には大きな電圧がかかるのでピンホールの発生は製品の
歩留低下に大きく関係してくる。
のやエツチング工程の時に発生したものなどがあるが、
逆特性の低下や素子の信頼性の劣化の最も大きな原因で
あり、特にトランジスタに於てはベース、コレクタ接合
には大きな電圧がかかるのでピンホールの発生は製品の
歩留低下に大きく関係してくる。
さらに酸化膜はP−N接合の保護膜として使用するもの
であるが、この酸化膜は不純物及びアルカリ金属等で汚
染されることが多く、このことが素子の信頼性を低下さ
せている。
であるが、この酸化膜は不純物及びアルカリ金属等で汚
染されることが多く、このことが素子の信頼性を低下さ
せている。
さらに特に注意しなげればならないのはフォトレジスト
からの汚染であり、従って各工程に於てフォトレジスト
を完全に除去してから熱処理工程に入ることが要求され
ている。
からの汚染であり、従って各工程に於てフォトレジスト
を完全に除去してから熱処理工程に入ることが要求され
ている。
従って上述したように従来のプレーナー型半導体装置の
製造方法に於ては、酸化膜を清浄でかつピンホール等の
欠陥のない状態に保つこと、特にトランジスタに於ては
ベース拡散時にコレクター接合近傍で酸化膜のピンホー
ルを通して不純物が拡散することを極力防ぐことが要求
されている。
製造方法に於ては、酸化膜を清浄でかつピンホール等の
欠陥のない状態に保つこと、特にトランジスタに於ては
ベース拡散時にコレクター接合近傍で酸化膜のピンホー
ルを通して不純物が拡散することを極力防ぐことが要求
されている。
これは素子の歩留と信頼性を高く維持するための最大の
課題である。
課題である。
本発明は上述した事情に鑑みてなされたもので、−導電
型半導体基板の一生面にこれと異なる導電型の不純物を
拡散し、反対導電型高濃度不純物層を形成後、この高濃
度不純物層を選択的にエツチングし、この残存した高濃
度不純物層を拡散源としさらに拡散を進めるものであり
、素子の信頼性及び歩留りアップに優れた半導体装置の
製造方法を提供することを目的とする。
型半導体基板の一生面にこれと異なる導電型の不純物を
拡散し、反対導電型高濃度不純物層を形成後、この高濃
度不純物層を選択的にエツチングし、この残存した高濃
度不純物層を拡散源としさらに拡散を進めるものであり
、素子の信頼性及び歩留りアップに優れた半導体装置の
製造方法を提供することを目的とする。
以下図面を参照して本発明に係る一実施例を説明する。
トランジスタに本発明を適用した場合を例にとり説明す
るとまず第1図に示すようにP −P十構造の半導体基
板1を用意し、この基板の一生面全体に亘ってN型不純
物を浅く拡散しN型高濃度不純物層2を形成する。
るとまず第1図に示すようにP −P十構造の半導体基
板1を用意し、この基板の一生面全体に亘ってN型不純
物を浅く拡散しN型高濃度不純物層2を形成する。
これは例えば950℃の温度で、10分程度POCl3
ガスを含んだ雰囲気中で熱処理して1μ程度の深さまで
P (11ン)を拡散させるものである。
ガスを含んだ雰囲気中で熱処理して1μ程度の深さまで
P (11ン)を拡散させるものである。
なおこの高濃度不純物層2は後の工程で拡散源として使
用するため高濃度であることが要求される。
用するため高濃度であることが要求される。
次いで第2図に示すようにこの高濃度不純物層2上に本
来ベース領域となる部分のみに耐触刻性材料例えばフォ
トレジスト3を塗布する。
来ベース領域となる部分のみに耐触刻性材料例えばフォ
トレジスト3を塗布する。
さらに第3図に示すように、基板を例えばFH二I(N
O3系のエツチング液に漬積し、フォトレジストにより
保護されていない高濃度不純物層をエツチング溶去する
。
O3系のエツチング液に漬積し、フォトレジストにより
保護されていない高濃度不純物層をエツチング溶去する
。
この場合のエツチングは浅く形成された拡散層より若干
深くエツチングする必要がある。
深くエツチングする必要がある。
次に第4図に示すように基板1を酸化性雰囲気中で高温
加熱しリンを所定の深さまで拡散すると同時に基板の一
生面全体に酸化膜4を形成する。
加熱しリンを所定の深さまで拡散すると同時に基板の一
生面全体に酸化膜4を形成する。
これは例えば1100℃の温度で2時間水蒸気雰囲気中
で拡散し、拡散深さ5μ、表面濃度5 X 1017/
crrl、酸化膜の厚さ7000Aを得た。
で拡散し、拡散深さ5μ、表面濃度5 X 1017/
crrl、酸化膜の厚さ7000Aを得た。
この工程によりベース領域5が形成される。
次いで第5図に示すように従来のエミッタ拡散と同様に
P型不純物を拡散しエミッタ領域6を形成する。
P型不純物を拡散しエミッタ領域6を形成する。
以上の説明ではPNP型トランジスタの場合を例にとり
説明したがNPN型トランジスタあるいはダイオードそ
の他の半導体装置に適用できることはいうまでもない。
説明したがNPN型トランジスタあるいはダイオードそ
の他の半導体装置に適用できることはいうまでもない。
本発明によれば、あらかじめ基板の一生面全体にベース
領域を形成する不純物を浅く拡散し、エツチング工程に
より不要の部分だけ溶去してしまい、ベース拡散を行う
と同時に基板表面に酸化膜を形成するのである。
領域を形成する不純物を浅く拡散し、エツチング工程に
より不要の部分だけ溶去してしまい、ベース拡散を行う
と同時に基板表面に酸化膜を形成するのである。
従って■ベース拡散時に於ける酸化膜のピンホールによ
るマスク効果不良が発生することがない。
るマスク効果不良が発生することがない。
■エミッタ拡散の場合は従来と同じく選択拡散を必要と
するが、従来ベース、エミッタ拡散の2回の拡散工程を
必要としたのに比べ1回の拡散工程で済むことになりピ
ンホールによる不良はそれだけ少な(なる。
するが、従来ベース、エミッタ拡散の2回の拡散工程を
必要としたのに比べ1回の拡散工程で済むことになりピ
ンホールによる不良はそれだけ少な(なる。
■従来のプレーナー型トランジスタの保護膜である酸化
膜はベース、エミッタ拡散の2回の熱処理を受けてきた
が、その度フォトレジストによる汚染を受けていた。
膜はベース、エミッタ拡散の2回の熱処理を受けてきた
が、その度フォトレジストによる汚染を受けていた。
しかし本発明に係る方法によればこの汚染される機会が
1回に減り、酸化膜汚染の程度が小さくなる。
1回に減り、酸化膜汚染の程度が小さくなる。
本発明は一導電型半導体基板の一生面にこれと異なる導
電型の不純物を浅く拡散し、反対導電型高濃度不純物層
を形成し、この高濃度不純物層の一部を残してエツチン
グ溶去し、この残存した高濃度不純物層を拡散源とし再
び拡散を行うものであり、酸化膜のピンホールによるマ
スク不良、酸化膜の汚染を最小限にすることができ、素
子の信頼性及び歩留りアップに優れたものである。
電型の不純物を浅く拡散し、反対導電型高濃度不純物層
を形成し、この高濃度不純物層の一部を残してエツチン
グ溶去し、この残存した高濃度不純物層を拡散源とし再
び拡散を行うものであり、酸化膜のピンホールによるマ
スク不良、酸化膜の汚染を最小限にすることができ、素
子の信頼性及び歩留りアップに優れたものである。
第1図乃至第5図は本発明に係る製造方法の各工程を示
す縦断面図である。 1・・・・・・半導体基板、2・・・・・・高濃度不純
物層。
す縦断面図である。 1・・・・・・半導体基板、2・・・・・・高濃度不純
物層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1−導電型半導体基板の一生面側に、これと異なる導電
型の不純物を含む層のみを1〔μ扉〕以下の厚さで形成
して反対導電型の高濃度不純物拡散層を形成する工程と
、この高濃度不純物層を選択的にエツチング除去する工
程と、この基板を酸化性雰囲気中で加熱し、前記高濃度
不純物層および前記基板の一生面を覆う酸化膜を形成す
ると共に、前記高濃度不純物層を拡散源として反対導電
型の不純物を拡散させ反対導電型拡散層を形成する工程
と、この反対導電型拡散層内に前記半導体基板と同一導
電型の拡散層を形成する工程とを具備することを特徴と
する半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49016224A JPS5830735B2 (ja) | 1974-02-12 | 1974-02-12 | ハンドウタイソウチノ セイゾウホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49016224A JPS5830735B2 (ja) | 1974-02-12 | 1974-02-12 | ハンドウタイソウチノ セイゾウホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50111988A JPS50111988A (ja) | 1975-09-03 |
JPS5830735B2 true JPS5830735B2 (ja) | 1983-07-01 |
Family
ID=11910552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49016224A Expired JPS5830735B2 (ja) | 1974-02-12 | 1974-02-12 | ハンドウタイソウチノ セイゾウホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5830735B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59208156A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | Nippon Denso Co Ltd | 分配型燃料噴射ポンプの燃料噴射時期調整装置 |
JPH0330595Y2 (ja) * | 1984-06-13 | 1991-06-27 |
-
1974
- 1974-02-12 JP JP49016224A patent/JPS5830735B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59208156A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | Nippon Denso Co Ltd | 分配型燃料噴射ポンプの燃料噴射時期調整装置 |
JPH0330595Y2 (ja) * | 1984-06-13 | 1991-06-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS50111988A (ja) | 1975-09-03 |
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