JPS5830360B2 - ドライクリ−ニングヨウザイカラカサンカスイソオジヨキヨスルホウホウ - Google Patents

ドライクリ−ニングヨウザイカラカサンカスイソオジヨキヨスルホウホウ

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JPS5830360B2
JPS5830360B2 JP49140431A JP14043174A JPS5830360B2 JP S5830360 B2 JPS5830360 B2 JP S5830360B2 JP 49140431 A JP49140431 A JP 49140431A JP 14043174 A JP14043174 A JP 14043174A JP S5830360 B2 JPS5830360 B2 JP S5830360B2
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06LDRY-CLEANING, WASHING OR BLEACHING FIBRES, FILAMENTS, THREADS, YARNS, FABRICS, FEATHERS OR MADE-UP FIBROUS GOODS; BLEACHING LEATHER OR FURS
    • D06L1/00Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods
    • D06L1/02Dry-cleaning or washing fibres, filaments, threads, yarns, fabrics, feathers or made-up fibrous goods using organic solvents
    • D06L1/10Regeneration of used chemical baths
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J41/00Anion exchange; Use of material as anion exchangers; Treatment of material for improving the anion exchange properties
    • B01J41/04Processes using organic exchangers
    • B01J41/05Processes using organic exchangers in the strongly basic form

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Description

【発明の詳細な説明】 綿−ポリエステルの如き新しい織布は天然繊維と合成繊
維の混紡である。
典型的な従来技術においては、綿、リネン、レーヨン等
の如きセルロース系繊維は漂白剤を含む水性系でクリー
ニングされる。
この漂白剤の活性は水性媒質中全体に亘って該漂白剤を
稀釈することによりまたその溶解性に基づいて織布から
効果的に除去することにより調節される。
これに対し、合成繊維からなる多くの織布は有機即ち塩
素化有機溶剤媒質中での1ドライクリーニングに極めて
良く感応する。
さらに最近では、ドライクリーニング技術は親油性と親
水性の汚れの両方を同時に取除くように進展している。
例えば、米国特許第3635667号および第3679
59Q号は水下混合性炭化水素の連続相と水溶性漂白剤
、例えば、過酸化水素を含む不連続の水相とからなるク
リーニング基質を開示している。
かかる有機/水性漂白剤系の使用における固有の問題は
セルロース系繊維が劣下を起す濃度で過酸化水素を選択
的に残留せしめるということである。
上記の米国特許は残留過酸化水素の問題をアルコールを
含むすすぎ溶液を使用しあるいはドライクリーニング浴
のpHを調節して過酸化水素の急速反応を促進すること
により解決している。
さらに、本出願人の1973年4月16日に出願された
同時係属米国特許出願第 351730号は水不溶性有機溶剤およびより効果的に
過酸化水素を抽出するための洗浄剤とを含むすすぎ溶液
の使用を教示している。
一般には、抽出過酸化水素の量はすすぎ溶液の各再循環
毎に蓄積する傾向にあり、次第に、すすぎ溶液の許容量
まで過酸化水素を減少させる効果を低下せしめる。
本発明はドライクリーニング溶液をイオン交換樹脂と接
触させることによって該溶液から過酸化水素を連続的か
つ有利に除去する方法である。
本発明はまたイオン交換樹脂との接触により調製した実
質的に過酸化水素の無いドライクリーニング溶剤で織布
を繰返し抽出処理することにより織布から過酸化水素を
除去する方法にも関する。
本発明のある面はイオン交換樹脂を用いて糸から望まし
くない過酸化水素を除去するすすぎサイクルの使用から
なる改良された織布のドライクリーニング方法を教示す
ることである。
ドライクリーニング媒質の主要成分を構成する有機溶剤
は、かかる目的で使用する通常の炭化水素またはハロゲ
ン化炭化水素液体から選択する。
例えば、ナフサ、クリーニング用ガソリン、パークロロ
エチレン、トリクロロエチレン、メチルクロロホルム、
l・1・3−ト+)クロロトリフルオロエタン、ジクロ
ロジフルオロメタン等である。
ドライクリーニング媒質の不連続水相は、通常、有機溶
剤成分の重量基準で約0.1〜約15重量%から成る。
この水性相の水不溶性有機相部分全体に亘っての分散は
洗浄剤によって助長される。
適当な洗浄剤としては次のものがある。
アニオン系洗浄剤 適当な洗浄剤としてはアルキルスルホン酸の各種塩、硫
酸化およびスルホン酸化アミンまたはアミド類、りん酸
エステル類、アルコール硫酸塩、エトキシ化アルコール
硫酸塩、アルキルナフタレンのスルホン酸塩、硫酸化エ
トキシ化アルキルフェノール、硫酸化脂肪酸エステル、
硫酸化およびスルホン化油および脂肪酸、ドデシルベン
ゼンスルホン酸、トリテシルベンゼンスルホン酸塩、石
油スルホン酸塩および酒石酸塩がある。
さらに、アルキル、アリールまたはアルキルアリールり
ん酸も遊離の酸またはアルカリ金属塩の形で使用し得る
他のアニオン系洗浄剤としてはアルキルアルカリ金属ス
ルホコハク酸塩、アルキルフェノキシポリ(エチルエノ
キシ)アルコールの硫酸エステルのアルカリ金属塩、変
性ココナツジェタノールアミド、アルキルベンゼンスル
ホン酸のアミン塩、高分子量アルキルアリールスルホン
酸およびそのアルカリ金属塩がある。
本発明において使用できるさらに別のアニオン系洗浄剤
はイングロビルナフタレンスルホン酸ナトリウム、ナト
リウムスルホコハク酸のジオクチルエステル、硫酸化ひ
まし油、アルキルアリールスルホン酸ナトリウム、ジオ
クチルスルホコハク酸ナトリウム、硫酸化アルキルフェ
ノキシポリ(エチレンオキシ)エタノールのナトリウム
塩、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、アルキ
ルジアリールスルホン酸ナトリウム、N−オレイル酒石
酸ナトリウム、アルキルスルホコノ・り酸ナトリウム、
エトキシ化スルホコノ・り酸ナトリウム、ラウリルエー
テル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、2−エ
チルヘキシル硫酸ナトリウム、トリデシル硫酸ナトリウ
ム、N−メチルN−オレイル酒石酸ナトリウム、および
有機りん酸エステルである。
アニオン系洗浄剤は漂白およびすすぎの両工程において
高度に効果的であるので本発明の実施において好ましい
ものである。
最も好ましいのは脂肪族アルコールまたはアルキルフェ
ノールのエチレンオキサイド付加物から誘導されるモノ
エステルまたはジエステルの混合物からなる酸またはア
ルカリ金属りん酸エステル表面活性剤である。
特に、次式: 2=アルカリ金属または水素、好ましくはカリウム n=6〜12の整数、好ましくは9 y=5〜15の整数、好ましくは10 (Z=k : n=9 : y=10であるりん酸エス
テルはフィリップA、ハント・ケミカル・コーポレーシ
ョンのウェイランド化学部門から商標名ウェイホスDN
P−10にとして市販されている)〕および 〔式中、R−CnH2n+t (o−CH2−CH2+
y2=アルカリ金属または水素、好ましくはカリウム n−6〜24の整数、好ましくは13 y=3〜9の整数、好ましくは6 (2=水素:n=13 :y=6のりん酸エステルはフ
ィリップA、ハント・ケミカル・コーポレーションのウ
ェイランド化学部門からウェイホス6TDとして市販さ
れている。
)〕によって示される組成物は有用である。
上記(I)により示されるリン酸エステル洗浄剤組成物
はドライクリーニングサイクルの洗浄およびすすぎ工程
の両方で単一の洗浄剤組成物が望まれる本発明の実施に
おいて最も良好な諸性質のバランスを有しているものと
考えられている。
カチオン系洗浄剤 使用できるカチオン系洗浄剤は、炭化水素鎖がラウリル
、セチル、ステアリル、およびオレイルである脂肪族ジ
メチルベンジルアンモニウムクロライドの如き第4級ア
ンモニウム塩を包含する。
ジラウリルジメチルアンモニウムクロライドもまた有用
である。
ピリジン、ピコリンおよびブタジンの如キ環状アミンは
、例えば、ラウリルピリジニウムクロライドの如き有用
な第4級塩のベースを形成する。
ポリアルキルナフタレンメチルピリジニウムクロライド
および置換ベンジル:2:4−シクロロベンジルジメチ
ルラウリルアンモニウムクロライドの如き洗浄剤と殺菌
性粉末とを組合せるよう企図された組成物も使用できる
他の有用なカチオン系洗浄剤はエタノール化アルキルグ
アニジンアミン錯体、セチルジメチルベンジルアンモニ
ウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムブロマ
イド、ミリスチルジメチルアミンオキサイドおよびアル
キルジメチルアミンオキサイドを含む。
非−イオン系洗浄剤 本発明において有用な非イオン系洗浄剤はアルキルフェ
ノキシポリアルケンオキシアルカノール類:アルカノー
ルアミド類:エトキシ化アヅレコール、アミド、アミン
類および脂肪酸類:グリ七ロールエステル類およびソル
ビタン誘導体を包含スる。
本発明方法に有用な他の非−イオン系洗浄剤はソルビタ
ンモノオレート、ポリオキシエチレンエーテルアルコー
ル、アルキルフェノキシポリオキシエタノール、ココナ
ツジェタノールアミド、脂肪族アルコールポリグリコー
ルエーテルカルボン酸、ポリエチレングリコール脂肪族
エステル、脂肪族アルキロールアミン縮合物、ココナツ
アミドプロピルジメチルアミンオキサイド、脂肪族アル
コールの硫酸化エステル、脂肪族アルコールのエチレン
オキサイドとの縮合物、脂肪族アルキロールアミド縮合
物、およびアルキルポリエチレンエーテルがある。
洗浄剤はドライクリーニング溶剤の重量基準で0.1〜
4%の濃度で使用する。
ドライクリーニング溶剤中の過酸化水素濃度はクリーニ
ングしかつ漂白すべき織布の重量に関連すべきである。
過酸化水素濃度は織布重量当り0.005〜4%、好ま
しくはO,OS〜1.5%(100%H2O2として計
算)である。
過酸化水素量の調整は接触時間、温度、織布の性質およ
び汚染物の如き可変条件による。
ドライクリーニング溶剤の織布に対する比率は織布1−
当り少なくとも溶剤6.25J(織布1ポンド当り少な
くとも溶剤0.75ガロン)であり、好ましいのは処理
する織布1kg当り8.3〜20.91(織布1ポンド
当り1〜2.5ガロン)である。
温度は室温から殆んどドライクリーニング媒質の沸点近
くまでの範囲にある。
織布の洗浄溶液との接触時間は好ましくは1時間以内で
あり、典型的には10〜20分である。
各種のイオン交換樹脂は過酸化水素除去に適用できるこ
とを見出した。
′イオン交換樹脂“なる語の使用は本発明の実施におけ
る樹脂の形状(フオーム)と型(タイプ)の組合せの使
用に拡大する。
イオン交換樹脂は通常以下の形状を取る。好ましい樹脂
は官能基が第4級アンモニウム、即ち、4個の有機基に
結合した窒素原子である強塩基型である。
この型の最も普通の樹脂はタイプIとタイプ■として知
られている。
タイプ■樹脂においては、窒素原子がCH2基を介して
ベンゼン核と3個のメチル基に結合している。
タイプ■樹脂は1個のメチル基をエタノール基で置換し
た以外は同じである。
正の電荷を担持する第4級アンモニウム基は通常クロラ
イド型にある。
即ち、カチオン第4級基と結合したアニオンがクロライ
ドである。
しかしながら、本発明の実施においては、樹脂がこのア
ニオン型であることは臨界的なものではない。
例えば、CN5−、ニー、NO3−1Br−1CN−1
H8O,−1H8O3−1NO2−1C1−1HCO3
−1OH−1およびF−を第4級アンモニウム基と結合
し得る。
イオン交換樹脂の過酸化水素除去能力は樹脂を水洗する
ことによって再生できる。
過酸化水素は水洗によって樹脂カラムからそのま〜除去
され、樹脂は再び吸着活性を示す。
さらに、有機溶剤(例えば、アルコール、ケトン)を単
独または水に混合して樹脂カラムから過酸化水素を除去
するのに用い得る。
必要なら、過酸化水素と反応し得る化学試剤(例えば、
硫酸ナトリウム二フラー土)を樹脂洗浄液中に溶解また
は懸濁させて過酸化水素の除去を容易にすることもでき
る。
イオン交換樹脂の粒度および架橋度の如きパラメータは
所望する流速、操作温度または必要な機械的緒特性に基
づいて選択し得る。
好ましい樹脂は水性および非水性媒質の両方に不溶性で
あることに特徴を有する架橋された熱硬化性スチレン系
重合体の主鎖を含む。
スチレンおよびある種の変性剤に加えて、樹脂(おJ・
割合の多官能性の架橋用物質を含む。
この物質は線状ポリマー分子と架橋して三次元の不溶不
融性ポリマーネットワークを生ずる。
スチレンポリマーを架橋するのに使用できる化合物には
p’p’−ジビニルビフェニル、ビニルメタクリレート
、無水アクリル酸、アリルメタクリレート、ジアリルマ
レート、ジアリルイタコネート、2個のエチレ/性結合
を含む2−クロロアリルエステルおよびジアリルシナメ
ートがある。
ただし、これらに限定するものではない。好ましい架橋
剤はジビニルベンゼン(DvB)である。
一般に、スチレン系樹脂は100℃以上の温度で軟化し
始める。
一定のクリーニング溶剤系に必要なイオン交換樹脂の量
は(1)用いる樹脂のH2O2吸着能力および(2除去
すべき過酸化水素の量による。
実際には、上記パラメーター(1)はブ定でなり、上記
パラメーター(2)はより便利にはドライクリーニング
溶剤の容量(一定パーセントの)Ll! 02を用いる
)に関連する。
即ち、本発明者等の実験装置において、アンバーライ)
IRA−400樹脂(強塩基性アニオン第4級アンモニ
ウム型)を35%H2O2の0.4%を含む約113.
6J(30ガロン)のドライクリーニング溶剤に対して
用いた。
この系は約113.6.//分(30ガロン/分)の流
速で用いた。
イオン交換樹脂は本発明における本質的な要件であるけ
れども、本発明をイオン交換活性の理論に基づくものと
解釈すべきではない。
実験はステンレス スチール ホイール アッセンブリ
ー(耐腐蝕性付与のため)、オーバーサイズ スチール
(oversize 5till )、溶剤熱交換器、
および十分に融通性のある操作を行うのに必要なパルプ
およびパイプとを加えることにより改造した20ポンド
ブトレックス コイン始動ドライクリーニング装置(
Detrex coin −opdryclcanin
g uni t )内で行った。
このンステムは連続溶剤精製貯蔵手段を含み、全体の操
作はカードあるいは他の自動プログラミングに適してい
る。
過酸化水素および洗浄剤以外には特別な化学物質を必要
としない。
漂白操作は0.75重量%の洗浄剤を添加した溶剤を用
いて5分間継続操作(break run )で開始す
る。
この操作はホイールと熱交換器を経る溶剤再循還により
行う。
上記の断続操作は直接な時間損失なしに溶剤を加熱する
機会を与える。
このサイクルの最後で溶剤とホイールの温度は約7IC
(160’F)にすべきである。
必要な断続操作時間は熱交換器水蒸気圧を適当に調整す
ることにより短縮あるいは延長し得る。
所定の温度に到達したとき循環ポンプ止め、漂白サイク
ルを0.4重量%の35%過酸化水素と15重量%の水
(織布基準)を石けんポツパーにより添加して開始する
処理充填物が15分間ぐるぐる回転し、この間に温度が
約2.8〜5.6℃(約5〜10’P)低下する。
この時点で、ホイールの溶剤過酸化水素は約50ppm
であり織布の過酸化水素濃度は2000ppmの範囲で
ある。
処理済溶剤を蒸留し、回収した蒸留物をメイン貯蔵タン
クに返し、そこで0.75%の洗浄剤を再添加する。
室温すすぎサイクルは上記メイン貯蔵タンクから直接の
0.75%添加溶剤で行い得る。
これはホイールを満し、織布充填物および外部イオン交
換樹脂床を経て2分間循環し次いでメイン貯蔵タンクに
戻すことによって行う。
第2、第3の2分間すすぎを同じ条件で行ってすすぎサ
イクルを完了する。
この操作の終了時で、溶剤の過酸化水素含有量は10p
pm以下に減少されており、織布中の残留量は典型的に
は80ppm以下である。
1100ppで最も許容し得る値である。
添付図面に示した本発明の1例は次の如くして操作する
ホイール11にベースタンク13からの新鮮溶剤と織布
充填物とを仕込む。
クリーニングサイクル(東5分間”断続操作″で始まり
、そこで溶剤がライン15、熱交換器17を経て、ホイ
ールへ戻るようにホイールから循環される。
約5分間で、ホイールの温度は約71’C(約160下
)となり、ドライクリーニング液の循環を停止する。
しかる後、過酸化水素の水溶液をホッパー19へ導入し
、加熱溶剤、織布および過酸化水素からなるホイールの
内容物を15分間回転させる。
回転後、使用洗浄溶剤を織布から分離し、パルプ21に
よりライン23を経てスチールタンク25に送る。
精製した溶剤をスチール27からライン29を経てベー
スタンク13へ戻す。
回転後ホイール中に残った織布は最初の2分間すすぎを
行う。
この最初のすすぎは、ベースタンクから溶剤をホイール
に引き次いでこのすすぎ溶剤をバイブ21、ライン15
およびパルプ31を経て熱交換器17へすすぎ溶剤温度
がイオン交換樹脂を損傷させない温度〔典型的には、3
7.8℃(100″F)〕に低下するまで循環させるこ
とにより行う。
その後、ホイールから引かれた過酸化水素汚染すすぎ溶
剤をパルプ21によりライン15、パルプ31を経てイ
オン交換カラム33へ送り、次いでライン35により熱
交換器17を経てホイールへ戻す。
イオン交換樹脂を経るすすぎ溶液の循環はすすぎサイク
ルの間中続行する。
第1すすぎサイクル終了時に、すすぎ溶液を織布から分
離しパルプ21よりベースタンク13へ引く。
次いで、第2および第3番目の2分間すすぎをベースタ
ンク13からの新鮮溶剤を用いて行う。
この第2および第3すすぎはすすぎ溶液の予冷を必要と
せず、溶液は連続的にイオン交換樹脂を経て循環する。
第3すすぎの後、ホイールを回転して存在する溶剤を機
械的に除去する。
約63〜71℃(145〜160’F)で15分間乾燥
するとドライクリーニング操作は完了する。
周期的に、イオン交換樹脂カラム33の過酸化水素吸収
能を樹脂洗浄液タンク37に貯えられた水または他の洗
浄溶液で洗い、樹脂洗浄溶液をライン39を経て追い出
すことにより再生させることが必要である。
実施例 1 本例は樹脂吸着による過酸化水素濃度の影響を説明する
※※ 実験は
0.4重量%、i、o重量%、および2.0重量%の3
5%H20□(それぞれ、溶剤重量基準)を含むパーク
ロロエチレンを用いて行う。
約113.6J(30ガロン)のドライクリーニング溶
液を第4級アンモニウム官能基とスチレン−ジビニルベ
ンゼン主鎖を有する強塩基性アニオン樹脂(アンバーラ
イ)IRA−400樹脂)の約6.8kg(15ポンド
)の床を経て約113.6J/分の速さで循環させて第
1表で示す如き時間の関数としてのH2O2濃度で表わ
される結果を得た。
上Bq結果から、溶剤中の高いH2O2量を長い循環時
間を要するけれども、許容基準に減少できることが判る
実施例 2 本例は樹脂仕込み量を増大させることの過酸化水素除去
に対する影響を説明する。
一連の実験が実施例1のドライクリーニング溶剤容量お
よび流速、および3種のH2O2(35%物濃度(溶剤
重量当’)0.4重量%、1.0重量%および2.0重
量%)を用いて行った。
アンバーライトIRA−400イオン交換樹脂は約6.
8−(15ポンド)から約8.4kg(18,5ポンド
)に増した。
結果は第2表に示す。これらの実験結果は約1.6kg
(20%)の樹脂床の増加が試験したすべての基準にお
いて樹脂のH2O2除去効果を認め得る程増大させない
ことを示した。
実施例 3 本例は樹脂仕込量を減らすことの過酸化水素除去に対す
る影響を示す。
実験は約3.4(7,5ポンド)の樹脂床を使いて実施
例2の方法で行った。
溶剤は0.4%H2O2(35%H2O2を用いて溶剤
の重量基準)含んでいた。
第3表は時間の関係としてのH2O2濃度(ppm)を
示す。
結果はH2O2除去効果の著しい落込み、即ち、連続再
循環の5分間で23.lppmまで20分後で14.3
ppmまでのわずかしか減少していないことを示してい
る。
実施例 4 本例は樹脂床の温度の影響を示す。
溶剤中のH2O2除去効果を増大させる強力な手段とし
て溶剤の温度を上げることで試験した。
使用樹脂はアンバーライトIRA−400であった。
過酸化水素を0.4重量%濃度(溶剤重量基準の35%
H202)で約113.61/分の速度で約6.8kg
のイオン交換樹脂床を通して循環させた。
溶剤を水蒸気加熱して54.4℃(130″’F)の温
度にした。
樹脂の除去効率は著しく増大した(2分以内の連続再循
環でわずかに8.8 ppm K H202濃度を減少
した)けれども、加熱溶剤は樹脂を軟化する効果を生じ
て貧弱な溶剤流量を与えた。
実施例 5 本釣まイオン交換樹脂の過酸化水素除去能についての繰
返し操作の影響を説明する。
実験は0.4重量%H20□(35%H2O2の溶剤重
量基準)を有する23.9℃(75’F)の実施例1の
溶剤を用いて行い、数回の連続試験が樹脂の再生を行う
ことなく行い得るかどうかを測定した。
5回Q連続15分間試験を再生なしで行った本実験の結
果は第4表に示す。
溶剤は各試験において6.8kg樹脂床を約113.6
J/分の速度で通した。
実施例 6 試験した種々のイオン交換樹脂の物理的性質を第5表に
示す。
各種イオン交換樹脂なH2O2除去効率について以下の
手順で試験した。
直径3clrL長さ10crrLのガラスカラムに約8
5グラムの樹脂を充填した。
樹脂充填カラムをウェイホスDNP−10に洗浄剤を溶
剤容量基準で0.75%含む300m1のパークロロエ
チレンですすいだ。
過酸化水素含有試験溶剤は次の組成を有していた。
124m1 パークロロエチレン1.50+
711H20 0,041rL135%H2O2 0,75% ウェイホスDNP−10K(溶剤容
量基準) 与えられた樹脂の過酸化水素除去効率を樹脂を通した後
の溶剤中の残存酸酸化水素量で測定する。
第6表はこの測定結果を示す。
試験した各試験に対し、5つの124rrLlのパーク
ロロエチレンH2O2試験溶液を上記の処方に従って調
製した。
次いで、5つの試験溶液の各々を試験用の樹脂カラムに
ゆっくりと連続的に通した。
各溶液(即ち、第6表のX1〜X5)の通過後、試験溶
液の残留過酸化水素を分析した。
過酸化水素含有試験溶液による処理後、樹脂カラムを水
切し、5つの124m1部の蒸留水を樹脂カラムを通し
た。
含有H2O2の分析は各蒸留水について行った。
即ち、樹脂の過酸化水素除去能と水洗により再生される
べき能力の両方を試験した。
これら各試験における過酸化水素の定量分析は次の手順
によりなされた。
5rrLlの過酸化水素含有ドライクリーニング溶剤を
200TLlの0.05S’の硫酸マンガンと201!
Llの20%H2SO4を含むH2Oに加えた。
混合物を0.1 NKMnO4でピンク色を呈するまで
滴定した。
0、017 X KMnOの規定度×100%1′。
′−溶剤の容量×溶剤の比重溶剤すすぎ操作からのH2
O2除去における各種重合体イオン交換樹脂および吸着
剤樹脂の評価1゜ 2゜ 最初に0.75%(OVS)のウェイホスDNP−10
に、0.4%(OWG)の35%H2O2および15%
(OWG)のH2Oを含む124rrLlのパークロロ
エチレンを含ンテいた浴1,0WG=処理織布(goo
ds )重量基準、0WS−溶剤重量基準液対処理織布
比20:1および理論量10yの織布サンプル基準での
H2O2(100%)含有量 以下、本発明の実施態様を示す。
(1)イオン交換樹脂が第4級アンモニウム官能基を有
する強塩基性アニオン樹脂である特許請求の範囲記載の
方法。
(2)塩素化ドライクリーニング溶剤がパークロロエチ
レンを含む特許請求の範囲記載の方法。
(3)イオン交換樹脂が多孔質の床として含まれ、過酸
化水素がドライクリーニング溶剤から該床の1回または
複数回の通過により除去される特許請求の範囲記載の方
法。
(4)最初、ドライクリーニング溶剤のイオン交換樹脂
との接触で終り、次いで、イオン交換樹脂を水を含む洗
浄溶液で洗浄し、しかるのち該洗浄溶液を廃棄し;次い
でドライクリーニング溶液と樹脂の接触を再び行うこと
を特徴とする特許請求の範囲記載の方法。
(5)樹脂とドライクリーニング溶剤との接触および蓄
積した過酸化水素を除去するための樹脂の洗浄の手順を
繰返す前第(4)項記載の方法。
(6)繊維を浴と接触させ、該浴がその上成分として該
浴の大部分を構成する実質的に、水不混和性の塩素化有
機ドライクリーニング溶剤の連続相および該連続相中に
分散し該浴の小部分を構成する上記有機クリーニング溶
剤に実質的に非混和性の過酸化水素と水とからなる不連
続相とを有し、上記繊維と浴との接触を処理が所望の水
準に達したとき終らせ、次いで繊維を実質的に過酸化物
を含まない有機クリーニング溶剤のすすぎ溶液ですすぐ
ことからなる繊維の処理方法において、上記すすぎ溶液
を合成イオン交換樹脂と接触させて抽出した過酸化水素
を除去し、精製したすすぎ溶液をすすいだ物品に再循環
し、上記イオン交換による精製およびすすぎの手順を繊
維中の残留過酸化水素の許容基準が得られるまで繰返す
ことを特徴とする改良された上記処理方法。
(7)イオン交換樹脂が第4級アンモニウム官能基を有
する強塩基性アニオン樹脂である前菜(6)項記載の方
法。
(8)塩素化有機ドライクリーニング溶剤がパークロロ
エチレンを含む前菜(6)項記載の方法。
(9)パークロロエチレンドライクリーニング溶剤がエ
チレンオキサイド−アルキルフェノール付加物のアルカ
リ金属塩形りん酸エステルから本質的になる前菜(8)
項記載の方法。
αO)最初、すすぎ溶液とイオン交換樹脂との接触で終
り、次いで樹脂を水からなる洗浄溶液で洗浄し、しかる
後洗浄溶液を廃棄し、さらにすすぎ溶液と樹脂との接触
を繰返す前菜(6)項記載の方法。
(11)すすぎ溶液の組成な、該溶液がクリーニング浴
中に含まれる過酸水素を含まないかあるいは。
より小割合でしか含まないことを除いて、実質的にクリ
ーニング浴の組成と同一である前菜(6)項記載の方法
αつ 各すすぎサイクルが1〜8分である前菜(6)項
記載の方法。
(13)セルロース系繊維を処理する前菜(6)項記載
の方法。
Ha) 繊維を主成分として水不混和性の塩素化有機
溶剤を有する液組成物と、繊維中に含まれる過酸化水素
の一部を除去するのに十分な時間接触させ、繊維からド
ライクリーニング溶剤を分離し、しかる後、 (b) 過酸化水素含有ドライクリーニング溶液を合
成イオン交換樹脂と含有過酸化水素の一部を吸着するの
に十分な時間接触させ、しかるのち (c)精製したドライクリーニング溶剤をすすぎとして
クリーニングすべき物品へ再循環し、そして (d) 一連の(a)、(b)および(e)の工程を
所望の残留過酸化水素含量を有する繊維が得られるまで
繰返すことを特徴とする繊維から過酸化水素を除去する
方法。
(15)工程(b)のイオン交換樹脂が第4級アンモニ
ウム官能基を有する前第0氾頁記載の方法。
α6)工程(a)の液状組成物が洗浄剤、および場合に
より不連続水性相を含む前菜04)項記載の方法。
(L7)洗浄剤がエチレンオキサイド−アルキルフェノ
ール付加物のアルカリ金属塩形りん酸エステルから本質
的になる前菜(16)項記載の方法。
(1al 水不混和性塩素化有機ドライクリーニング
溶剤がパークロロエチレンである前菜(10記載の方法
(19)工程(b)における過酸化水素含有ドライクリ
ーニング溶剤の接触を終らせ、イオン交換樹脂を水から
なる洗浄溶液で処理し、次いで、該洗浄溶液を廃棄し、
さらに上記ドライクリーニング溶液と樹脂との接触を再
び行う前菜04)項記載の方法。
(20)セルロース系繊維に適用する前菜04)項記載
の方法。
(21)工程(c)のイオン交換樹脂処理すすぎ溶液が
工程(a)で使用したすすぎ溶液よりも低い過酸化水素
含有量を有する第04)項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施に適するクリーニング装置の一例を
示す。 11・・・・・・ホイール、13・・・・・・ベースタ
ンク、JT・・・・・・熱交換器、19・・・・・・ホ
ッパー、21゜31・・・・・・パル7’、25・・・
・・・スチールタンク、27・・・・・・スチール、3
3・・・・・・イオン交換カラム、37・・・・・・イ
オン交換樹脂洗浄液タンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 液状塩素1七ドライクリーニング溶剤を合成の架橋
    イオン交換樹脂と該溶剤がより低い過酸化水素濃度を有
    するまで接触させることを特徴とする上記溶剤から小濃
    度の過酸化水素を除去する方法。
JP49140431A 1973-12-11 1974-12-06 ドライクリ−ニングヨウザイカラカサンカスイソオジヨキヨスルホウホウ Expired JPS5830360B2 (ja)

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IT1027022B (it) 1978-11-20
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