JPS5830231B2 - マンコンベア - Google Patents

マンコンベア

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Publication number
JPS5830231B2
JPS5830231B2 JP5416779A JP5416779A JPS5830231B2 JP S5830231 B2 JPS5830231 B2 JP S5830231B2 JP 5416779 A JP5416779 A JP 5416779A JP 5416779 A JP5416779 A JP 5416779A JP S5830231 B2 JPS5830231 B2 JP S5830231B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
tread
shaped
comb
passenger conveyor
Prior art date
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Expired
Application number
JP5416779A
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English (en)
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JPS55151481A (en
Inventor
忠一 斉藤
洋 郷古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS55151481A publication Critical patent/JPS55151481A/ja
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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エスカレータ或いは電動道路等のマンコンベ
アに関する。
マンコンベアは、建屋内における必要不可欠なサービス
設備として広く定着してきている。
特に最近では、都市交通網の一環として地下鉄駅や立体
高架駅などの人口密集地域にも設置されはじめ、従来に
ない厳しい設置環境での稼動を強いられている。
このため、従来広く普久してきたデパート等での使用環
境に比べると、例えば、地下水の侵入にも耐えるという
耐食性、それに乗客の接触によってその表面が損傷しな
いという表面硬度など主に耐久性の面での新しいニーズ
が発生し、これに対応できるマンコンベアの出現が期待
されている。
ここで、従来のマンコンベアは、無端状に配列されて利
用客を運ぶ踏段、この踏段と同期的に回動するハンドレ
ールなどの回転体、欄干部を形成する欄干パネル、ハン
ドフレーム、外デツキ、この外デツキに対向し欄干パネ
ルの裏側に配置される内デツキ等の静止体で構成されて
いる。
そして欄干部は、前記略半円状のノ\ンドレールフレー
ムに連なる曲線部のハンドレールフレーム、傾斜部のハ
ンドレールフレームなどが無端に接続されてマンコンベ
アの長手方向を形成している。
このような従来の欄干部を構成するノ)ンドレールフレ
ームおよび踏段部の踏板部は、共にアルミニューム合金
の押出成形材で構成され、耐久性および表面損傷の面で
大きな欠点を有していた。
即ち、日本金属学会の文献(1962年刊、耐食合金)
によれば、耐アルカリのデータとして、とあり、ステン
レス材や鉄材に比べて25,000倍の腐食度とされて
いる。
この結果は、マンコンベアが設置される場所には強アル
カリ性のコンクリートが敷きつめられ、その影響が避は
得ないものとなっているため、極めて深刻であり、現状
の大部分のものが少なからず腐食しているということが
その実態を物語っている。
一方、アルミニュームは、ショア硬度13と軟らかく、
乗客の靴等の接触により損傷し易いという欠点があった
この解決策として、硬度がアルミニュームの2倍、耐食
性は25000倍というステンレス材でハンドレールフ
レームおよび踏板部を作成することが考えられる。
しかしながら、ステンレス材は、機械加工上難削材とさ
れ、かつ、塑性加工の分野でも極めて成形性が悪い材料
として認識され、現在普及していない。
本発明の目的は、ハンドレールフレームおよび踏板部を
成形性の良い形状とすることにより、このハンドレール
フレームおよび踏板部へのステンレス材の適用を可能と
することにある。
特に、踏板部をステンレス材で成形した時の諸問題を解
決するものを得る目的をも有している。
上記目的は、踏板部を、ステンレス鋼板を折曲げ成形し
た波状体で構成し、かつ、波状体の踏板部裏面に補強体
を配設し、一方、ハンドレールフレームを、ステンレス
鋼板から成るハンドレール側に開口するU字状の第1部
材と欄干パネル側に開口するU字状の第2部材とを背中
合せに溶接接合し、かつ、前記波状体からなる踏板部の
踏段進行方向両端に、この踏板部に形成された空所をふ
さぐ櫛板指片を設けることにより達成される。
マンコンベアは、第1図に示すように、乗客を運ぶため
に無端状に配列されて回動し、乗降口に配設された櫛板
状の歯(図示せず)と噛合う踏板部を備えた踏段1およ
びこの踏段1と同期的に回動するハンドレール2などの
回動体と、欄干部3を形成する欄干パネル4、ハンドレ
ールフレーム5、外デツキ6等の静止体で構成されてい
る。
ハンドレールフレーム5は、第2図にその詳細を示す如
く、欄干パネル4側に開口する断面U字形のステンレス
鋼板からなる第1部材5aとハンドレール2側に開口す
る断面U字形のステンレス鋼板からなる第2部材5bと
を背中合せに溶接接合して構成されている。
このような2分割構成のハンドレールフレームとするこ
とにより、ステンレス鋼板からの製作を可能ならしめた
ものである。
そして、第1部材5aと第2部材5bとを背中合せに溶
接接合することにより、この両者の製作誤差(特にター
ミナル部の曲げ加工時の誤差)による隙間の発生を防止
できる利点がある。
又、第1部材5aの開口部には、パツキン8を介して鼾
パネル4の端部が収納支持され、第2部材5bの開口部
にはハンドレール2を案内する転動ローラ7(直線部分
では破線で示す単なるガイド7′)が収納支持される。
しかも第1部材5aの開口部は、カバー9にて覆われる
踏段1は第3図に示す如くステンレス鋼板を折曲げ成形
した波状体からなる踏板部10、ライザー11.これら
踏板部10、ライザー11とを支持する枠体12および
踏板部10裏面に接着固定された補強板13とより構成
され、前記踏板部10の前後端にはこの踏板部10の有
する空所17をふさぐ櫛形指片15,16が設けられる
この櫛形指片15,16は、黄色等の危険帯を表示する
合成樹脂製で製作されるならば、空所17をふさぐ役目
と、危険帯表示の2つの役目を達成することができる。
枠体12に設けられた軸14は踏段案内用のローラ(図
示せず)を支持するために設けられたものである。
第4図は、踏板部10の拡大図で、踏板部10は、りI
J−N8およびその間なる凹溝19を備えるようにステ
ンレス鋼板を折曲げ成形した波状体により構成されてい
る。
この踏板部10は荷重が加わった時のり’J−N8のつ
ぶれを防止するため、第5図に示すように裏面に補強板
13が溶接接合される。
そして、この補強体13を介して枠体12に取外し自在
に固定される。
踏板部10の空所17は、第6図、第7図に示すように
櫛形指片16によりふさがれており、この櫛形指片16
は、クリート部16aとフレーム部16bとから構成さ
れ、フレーム部16bを介して補強板13に固定される
この例では、踏板部10の後端側空所をふさぐ構造を示
したが、前端側も櫛形指片15にてふさがれている。
第8図〜第10図は、補強板と櫛形指片とを他の構成に
した変形例である。
即ち、補強は、ハツト形の補強枠体20を踏板部10の
前後に各1本、中央部に1木釘3本配置し、先の補強板
13と同様の役目をなすようにしたものである。
このような補強枠20の採用により、強度UPが計れる
ため、薄鋼板ですみ、重量低減を計れるという効果を達
成する。
この補強枠20は、両側水平部20a。20a′および
中央突出水平部20bとからなるハツト状に構成されて
おり、両側水平部20a、20a’を介して枠体13に
、中央突出水平部20bを介して踏板部と溶接接合する
変形櫛形指片30は、クリート部30a、フレーム部3
0bおよび空所17への嵌合突出部30cとから構成さ
れている。
このように嵌合突出部30cと空所1Tとを嵌合するこ
とにより、踏板部10と櫛形指片30との係合関係にず
れが生じないという効果を達成する。
この櫛形指片30は、補強枠20の水平部20a′上に
乗るように設けられ、この水平部20a′にボルト31
により固定する。
この取付構造は踏板部10の前端も同様に行われる。
以上が本発明の一実施例の説明で、この例ではハンドレ
ールフレームをU字状とした例を挙げたが、若干変形し
た形状例えば凹状も含むものである。
本発明によれば、踏板部を折曲げ成形した波状体で構成
することにより、およびハンドレールフレームをハンド
レール側と欄干パネル側とに開口するU字状フレームの
組合せ構成とすることにより、ステンレス鋼板の採用が
可能となり、この結果、耐久性の優れたマンコンベアを
提供できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、マンコンベアの上部乗降口付近の側面図、第
2図は、本発明の一実施例になるステンレス製ハンドレ
ールフレームを示す第1図のn −■断面図、第3図は
本発明の一実施例になるステンレス製踏段を示す斜視図
、第4図は踏板部を拡大して示す斜視図、第5図は踏板
部と補強との接合状態を示す図、第6図は踏板部と端部
櫛形指片との関係を示す側断面図、第7図は第6図の斜
視図、第8図は他の実施例になる踏板部と補強との関係
を示す側断面図、第9図は第8図の斜視図、第10図は
踏板部の空所と櫛形指片との噛合い関係を示す図である
。 1・・・・・・踏段、2・・・・・・ハンドレール、3
・・・・・・欄干部、4・・・・・・欄干パネル、5・
・・・・・ハンドレールフレーム、5a・・・・・・第
1部材、5b・・・・・・第2部材、10・・・・・・
踏板部、11・・・・・・ライザー、13・・・・・・
補強板、15.16・・・・・・櫛形指片、11・・・
・・・空所。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乗降口に配設された櫛板状の歯と噛合う複数のクリ
    ートおよびその間なる凹溝を備えた踏板部とこの踏板部
    の取付く枠体部等からなる踏段、およびこの踏段と同期
    的に回動するハンドレール並びにこのハンドレールの下
    方に位置するハンドレールフレーム、欄干パネル等から
    なるマンコンベアにおいて、前記踏板部をステンレス鋼
    板を折曲げ成形した波状体で構成し、かつ、この波状体
    の踏板部裏面に補強体を配設し、一方、前記ハンドレー
    ルフレームをステンレス鋼板から成るハンドレール側に
    開口するU字形の第1部材と欄干パネル側に開口するU
    字形の第2部材とを背中合せに溶接接合して構成し、か
    つ、前記波状体からなる踏板部の踏段進行方向両端に、
    この踏板部に形成された空所をふさぐ櫛形指片を設けた
    ことを特徴とするマンコンベア。 2 前記櫛形指片を合成樹脂製の着色体で構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマンコンベア
    。 3 前記櫛形指片に嵌合突出部を形成し、この嵌合突出
    部を踏板部の空所に嵌入したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のマンコンベア。 4 前記補強体を、両側水平部および中央突出水平部と
    からなるハツト状に構成し、両側水平部を介して枠体部
    に中央突出水平部を介して踏板部に溶接接合したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1 項記載のマンコンベア
    。 5 前記ハツト状補強体を踏板部の踏板進行方向両端と
    中央部の少なくとも3ケ所に配置したことを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載のマンコンベア。 6 踏板部の踏板進行方向両端に設けられたハツト状補
    強体の両側水平部の一方に、踏板部の空所をふさぐ櫛形
    指片を固設したことを特徴とする特許請求の範囲第5項
    記載のマンコンベア。
JP5416779A 1979-05-04 1979-05-04 マンコンベア Expired JPS5830231B2 (ja)

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JP5416779A JPS5830231B2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 マンコンベア

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JP5416779A JPS5830231B2 (ja) 1979-05-04 1979-05-04 マンコンベア

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JPS55151481A JPS55151481A (en) 1980-11-26
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JP6084664B2 (ja) * 2015-07-27 2017-02-22 東芝エレベータ株式会社 エスカレータ用踏段及びエスカレータ

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