JPS5830144Y2 - 密閉形電動圧縮機のオイルストレ−ナ取付装置 - Google Patents

密閉形電動圧縮機のオイルストレ−ナ取付装置

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Publication number
JPS5830144Y2
JPS5830144Y2 JP1979050766U JP5076679U JPS5830144Y2 JP S5830144 Y2 JPS5830144 Y2 JP S5830144Y2 JP 1979050766 U JP1979050766 U JP 1979050766U JP 5076679 U JP5076679 U JP 5076679U JP S5830144 Y2 JPS5830144 Y2 JP S5830144Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strainer
oil strainer
oil
mounting plate
thrust bearing
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979050766U
Other languages
English (en)
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JPS55152384U (ja
Inventor
謙次 金井
真二 田中
Original Assignee
株式会社日立製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立製作所 filed Critical 株式会社日立製作所
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Publication of JPS55152384U publication Critical patent/JPS55152384U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5830144Y2 publication Critical patent/JPS5830144Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、密閉形電動圧縮機のオイルストレーナ−取付
装置に係わるものである。
〔従来技術〕
従来の密閉形電動圧縮機の構造を第1図〜第3図に基い
て説明する。
1は密閉容器で、電動要素2ど圧縮要素3を支持要素4
により弾性的に収納している。
5はフレームで、主ベアリング6とシリンダTとが一体
に成形ブれている。
8はクランク軸で、コネクティングロッド9、ピストン
ピン10を介してピストン11に連結されている。
12は下部ベアリングで、下方にスラストベアリング1
3を配設し、該スラストベアリング13の下部潤滑油吸
込部分にオイルストレーナ14がストレーナ取付板15
にて押えられ、締付ボルト16にてスラストベアリング
13に固着されている。
これら圧縮機に使用される部品は洗浄され、清浄な状態
で組立てられるが、極く微量のゴミや金属粉等は存在し
得る。
これらのゴミや金属粉等の異物は、クランク軸8下部に
設けられた給油ポンプより潤滑油と共に吸上げられ、回
転摺動部分のクリアランスに挾19込んでクランク軸8
や主ベアリング6を傷付け、咬9やロックを起こす要因
となる。
このため、これら異物の圧縮機本体への吸込みを防止す
るためオイルストレーナ−14が使用される。
ストレーナ取付板15ネ・よびオイルストレーナ14の
形状は、第2図督よび第3図に示すごときもので、その
スラストベアリング13への組付けは、オイルストレー
ナ14の平面部1Tとスラストベアリング13間に隙間
を生じないように取付ける必要があるため、通常3箇所
程度の取付穴18をストレーナ14およびストレーナ取
付板15に設け、夫々締付ボルト16にて締付固着する
ようにしており部品点数釦よび組立作業の増大を招いた
〔考案の目的〕
本考案はかかる欠点を解消せんとしてなされたものであ
る。
即ち、オイルストレーナをストレーナ取付板によって、
2本のボルトにて取付け、取付構造を簡単にし、使用部
品数を減少させ、組立作業を簡略化することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
クランク軸の下部ベアリングの下面にスラストベアリン
グを取付け、該スラストベアリングの給油穴を覆うよう
にオイルストレーナを設け、該オイルストレーナをリン
グ状のストレーナ取付板にて支持したものにおいて、ス
トレーナ取付板の相対向する2箇所に取付穴を設け、こ
の取付穴を結ぶ線を中心にしてオイルストレーナ押え面
側に向かって全体的に凹状となるようにストレーナ取付
板を湾曲させ、該ストレーナ取付板の取付穴近傍の両側
外周に略V字状の逆反り防止用切欠きを付け、該取付穴
を介してオイルストレーナおよびスラストベアリングを
同一6角ボルトにて下部ベアリングに取付固定したこと
を特徴とする密閉形電動圧縮機のオイルストレーナ取付
装置である。
このようにすることによジオイルストレーナをスラスト
ベアリングに取付ける際、ストレーナ取付板の凹状に湾
曲させた面をオイルストレーナの押え面側にして取付け
れば、凹状面となしたことによるストレーナ取付板のバ
ネ性によりオイルストレーナはスラストベアリング釦よ
びストレーナ取付板間で隙間なく押えられて取付けるこ
とができる。
従って、締付箇所は2箇所で良い。
なお、この場合、取付穴の両側外周に逆反す防止用の切
欠きを付けないと、ボルトの締付力の影響を受けて逆反
りが生じ、オイルストレーナとストレーナ取付板の間に
隙間ができてし筐い、オイルストレーナの本来の機能を
発揮することができない。
〔考案の実施例〕
以下、本考案を第4図、第5図に示す一実施例に基いて
説明する。
ストレーナ取付板15の相対向する2箇所に取付穴18
を設け、該取付穴18を結ぶ線を中心にしてオイルスト
レーナ押え面19側に向って凹状となるようにストレー
ナ取付板15を湾曲させ、さらに、取付穴18の両側外
周に逆反り防止用の切欠き20を付け、取付穴18を介
してストレーナ取付板15をボルト21にてオイルスト
レーナ14、スラストベアリング13と一体に下部ベア
リング12に強固に締付固着したものである。
尚、オイルストレーナ14は従来と同一構造である。
このようにすることにより、オイルストレーナ14をス
ラストベアリング13に取付ける際、ストレーナ取付板
15の凹状に湾曲させた面19をオイルストレーナ14
の押え面側にして取付ければ、凹状面となしたことによ
るストレーナ取付板15のバネ性によジオイルストレー
ナ15はスラストベアリング13およびストレーナ取付
板15間で隙間なく押えられて取付けることができる。
従って、締付箇所は2箇所で良い。
な釦、この場合、第6図のごとく取付穴18の両側外周
に逆反す防止用の切欠き20を付けないと、第1図に示
すようにボルト21の締付力の影響を受けて逆戻シカ上
じ、オイルストレーナ14とストレーナ取付板15の間
に隙間ができてしまい、オイルストレーナ14の本来の
機能を発揮することができない。
〔考案の効果〕
以上述べたごとく本考案によれば、オイルストレーナ、
ストレーナ取付板および下部ベアリングは2本のボルト
にて取付可能となり1取付構造が簡単になると共に、使
用部品数を減少させることができ、組立作業を簡略化す
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の密閉形電動圧縮機の要部縦断面図、第2
図は従来のストレーナ取付板を示す斜視図、第3図は従
来のオイルストレーナを示す斜視図、第4図釦よび第5
図は本考案に係わるストレーナ取付板の実施例を示す平
面図および側面図、第6図は逆戻ジ防止用切欠きのない
ストレーナ取付板を示す平面図、第7図は逆反り防止用
切欠きなしストレーナ取付板をボルトにて締付けた状態
を示す側面図である。 1・・・・・・密閉容器、2・・・・・・電動要素、3
・・・・・・圧縮要素、4・・・・・・支持要素、5・
・・・・・フレーム、6・・・・・・主ベアリング、I
・・・・・・シリング、8・・・・・・クランク軸、9
・・・・・・コネクティングロッド、10・・・・・、
ピストンピン、11・・・・・・ピストン、12・・・
・・・下部ベアリング、13・・・・・・スラストベア
リング、14・・・・・・オイルストレーナ、15・・
・・・・ストレーナ取付板、16・・・・・・締付ボル
ト、17・・・・・・平面部、18・・・・・・取付穴
、19・・・・・・オイルストレーナ押え面、20・・
・・・・切欠き、 21・・・・・・ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クランク軸の下部ベアリングの下面にスラストベアリン
    グを取付け、該スラストベアリングの給油穴を覆うよう
    にオイルストレーナを設け、該オイルストレーナをリン
    グ状のストレーナ取付板にて支持したものに釦いて、ス
    トレーナ取付板の相対向する2箇所に取付穴を設け、こ
    の取付穴を結ぶ線を中心にしてオイルストレーナ押え面
    側に向かって全体的に凹状となるようにストレーナ取付
    板を湾曲させ、該ストレーナ取付板の取付穴近傍の両側
    外周に略V字状の逆反り防止用切欠きを付け、該取付穴
    を介してオイルストレーナ釦よびスラストベアリングを
    同一6角ボルトにて下部ベアリングに取付固定したこと
    を特徴とする密閉形電動圧縮機のオイルストレーナ取付
    装置。
JP1979050766U 1979-04-18 1979-04-18 密閉形電動圧縮機のオイルストレ−ナ取付装置 Expired JPS5830144Y2 (ja)

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JP1979050766U JPS5830144Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 密閉形電動圧縮機のオイルストレ−ナ取付装置

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JP1979050766U JPS5830144Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 密閉形電動圧縮機のオイルストレ−ナ取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55152384U JPS55152384U (ja) 1980-11-04
JPS5830144Y2 true JPS5830144Y2 (ja) 1983-07-02

Family

ID=28938858

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JP1979050766U Expired JPS5830144Y2 (ja) 1979-04-18 1979-04-18 密閉形電動圧縮機のオイルストレ−ナ取付装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937003U (ja) * 1972-06-23 1974-04-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4937003U (ja) * 1972-06-23 1974-04-02

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Publication number Publication date
JPS55152384U (ja) 1980-11-04

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