JPS5936712Y2 - 圧縮機 - Google Patents

圧縮機

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Publication number
JPS5936712Y2
JPS5936712Y2 JP4022479U JP4022479U JPS5936712Y2 JP S5936712 Y2 JPS5936712 Y2 JP S5936712Y2 JP 4022479 U JP4022479 U JP 4022479U JP 4022479 U JP4022479 U JP 4022479U JP S5936712 Y2 JPS5936712 Y2 JP S5936712Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
valve seat
connecting bolt
compressor
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4022479U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55139279U (ja
Inventor
稔 山崎
憲治 吉川
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイキン工業株式会社 filed Critical ダイキン工業株式会社
Priority to JP4022479U priority Critical patent/JPS5936712Y2/ja
Publication of JPS55139279U publication Critical patent/JPS55139279U/ja
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Publication of JPS5936712Y2 publication Critical patent/JPS5936712Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、半密閉あるいは開放形の圧縮機に係り、更に
詳しくはこの種圧縮機の気筒上蓋取付構造に関するもの
である。
この種圧縮機の従来例として、実開昭51−83814
号公報記載の如く、予め弁座に吐出弁および吐出介挿え
を取付ネジにより締付けて組立て、この弁座−吐出弁組
立品をパツキンを介して気筒頭部に皿ネジにより締付け
てなる密閉形圧縮機が既に知られている。
ところが、上記構成のものを半密閉形あるいは開放形の
圧縮機に採用しようとすると、気筒上蓋取付用のボルト
本数が多くなるため、弁座−吐出弁組立品を気筒頭部に
取付けると、パツキンのたわみ代の違いにより、取付ネ
ジの締付けがゆるんで脱落するおそれがあるという問題
を内包していた。
本考案は、上記問題点に鑑み、気筒上蓋、弁座および吐
出介挿えを結合する連結ボルトの脱落防止を計ることを
目的とするものであり、かかる目的達成のため、架構の
1部を構成する気筒部に形成された気筒を覆蓋する気筒
上蓋内に弁座および吐出介挿えを所定位置に位置決めし
て連結ボルトを介して相対移動可能に結合して上蓋ユニ
ットを構成し且つ前記弁座下面に形成した凹部内に前記
連結ボルトの頭部を収納し、更に前記凹部には、その底
面と連結ボルト頭部との間に隙間の発生を許容し得る位
置に連結ボルトの脱落防止用のC形すングを介設すると
ともに、前記上蓋ユニットを前記架構気筒部に対してボ
ルト等の固着手段によって着脱自在に取付けた構成を特
徴とする。
以下添付の図面を参照して本考案の実施例にかかる開放
形の圧縮機を説明する。
第1図において、符号1は架構、2は架構1の気筒部1
aに形成された気筒、3は弁座、4は気筒上蓋、5はピ
ストン、6は連接棒、7はクランクシャフト、8は動力
伝達用プーリ、9は吸入側カバーをそれぞれ示している
この圧縮機の気筒部分を第2図に基づいて説明する。
気筒上蓋4内には、安全類バネ12、吐出介挿え11お
よび円盤状の弁座3が所定の位置に位置決めされて配設
され、且つこれらを弁座3と気筒上蓋4とを連結する連
結ボルト13で一体的に個室して上蓋ユニット10が構
成されている。
即ち、弁座3はその外周縁を気筒上蓋4下端の吸吐出通
路隔壁14に形成した切欠部15に嵌合され、吐出介挿
え11は気筒上蓋4内面に突設されたガイドリブ30.
30・・・に安全類バネ12によって弁座3側へ付勢さ
れる如くして遊嵌されている。
前記連結ボルト13は、その上端部13aを硬化剤等に
よって緩み止めを施されて気筒上蓋4に螺着する一方、
その下端部13bを弁座3に対して摺動自在に挿通して
いる。
符号16は弁座3と連結ボルト13との間をシールする
0リングである。
弁座3下面には、連結ボルト13の頭部13cを収容す
るための凹部17が形成されており、該凹部17には連
結ボルト13の落下を防止するC形すング18が嵌め込
まれている。
前記上蓋ユニット10を架構気筒部1aに取付けるには
、弁座3下面に一体に突設された円形突部19を気筒2
の吸入弁ガイド用の環状四部20に嵌合せしめた後、上
蓋ユニット10を架構気筒部1aにボルト21,21・
・・で固着せしめる。
この時、上蓋ユニット10の取付完了状態では、連結ボ
ルト13の頭部13cと弁座3の凹部17の底面17a
との間には若干の隙間Sが形成されるようになっている
このようにすることによって、架構気筒部1aと、弁座
3および気筒上蓋4との密着度や向上せしめることがで
きる。
なお図面中、符号22は吸入孔、23は吐出孔、24は
吸入弁、25は吐出弁、26は吸入通路、27は吐出通
路、28.29はパツキンを示している。
上記説明においては1個の気筒部のみについて説明した
が、他の気筒部についても同様な構造なのでその説明を
省略する。
図示の実施例においては、弁座3を気筒2に対応する円
盤状となしているが、気筒2,2に共通な一体形の弁座
を採用する場合にも本考案の適用し得ることは勿論であ
る。
続いて本考案の圧縮機の効果を以下に列記する6即ち、
本考案によれば、 (1)気筒上蓋4内に弁座3および吐出介挿え11を所
定位置に位置決めして連結ボルト13を介して一体的に
固定して上蓋ユニット10を構成し、該」二蓋ユニット
10を架構気筒部1aに着脱自在に取付けるようにした
ので、圧縮機のサービススペースが狭い場所にお・いて
も、一体的に構成された上蓋ユニット10を着脱すれば
よいから、弁座回り部品の交換を正確かつ容易に行なう
ことができる、 (2)弁座3下面に形成した凹部17内に連結ボルト1
3の頭部13cを収納したので、弁座3下面に突出する
部材がなく、トップクリアランスボリウムを減少せしめ
得る、 (3)前記凹部17内に連結ボルト13の脱落防止用の
C形すング18を介設したので、上蓋ユニット10の組
付は後において、連結ボルト13の螺合部にゆるみが生
じても、連結ボルト13が気筒2内へ脱落することはな
くなる、 (4)C形すング18の取付位置を、凹部17の底面1
7aと連結ボルト頭部13cとの間に隙間Sの発生を許
容し得る位置としたので、上蓋ユニット10の組付は時
にお・いて、連結ボルト13と弁座3とが相対移動可能
となり、架構気筒部1aと弁座3および気筒上蓋4との
密着度を向上せしめることができる、 等の実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる圧縮機の縦断面図、第
2図は第1図の要部拡大図である。 1・・・・・・架構、1a・・・・・・架構気筒部、2
・・・・・・気筒、3・・・・・・弁座、4・・・・・
・気筒上蓋、10・・・・・・上蓋ユニット、11・・
・・・・吐出介挿え、13・・・・・・連結ボルト、1
3c・・・・・・頭部、17・・・・・・凹部、18・
・・・・・C形すング、21・・・・・・ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 架構1の1部を構成する気筒部1aに形成された気筒2
    を覆蓋する気筒上蓋4内に弁座3および吐出介挿え11
    を所定位置に位置決めして連結ボルト13を介して相対
    移動可能に結合して上蓋ユニット10を構成し且つ前記
    弁座3下面に形成した凹部17内に前記連結ボルト13
    の頭部13cを収納し、更に前記凹部17には、その底
    面17aと連結ボルト頭部13cとの間に隙間Sの発生
    を許容し得る位置に連結ボルト13の脱落防止用のC形
    すング18を介設するとともに、前記上蓋ユニット10
    を前記架橋気筒部1aに対してボルト21等の固着手段
    によって着脱自在に取付けたことを特徴とする圧縮機。
JP4022479U 1979-03-27 1979-03-27 圧縮機 Expired JPS5936712Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4022479U JPS5936712Y2 (ja) 1979-03-27 1979-03-27 圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4022479U JPS5936712Y2 (ja) 1979-03-27 1979-03-27 圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55139279U JPS55139279U (ja) 1980-10-04
JPS5936712Y2 true JPS5936712Y2 (ja) 1984-10-09

Family

ID=28908538

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JP4022479U Expired JPS5936712Y2 (ja) 1979-03-27 1979-03-27 圧縮機

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JPS55139279U (ja) 1980-10-04

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