JPS5829638Y2 - タイマ回路装置 - Google Patents
タイマ回路装置Info
- Publication number
- JPS5829638Y2 JPS5829638Y2 JP1511877U JP1511877U JPS5829638Y2 JP S5829638 Y2 JPS5829638 Y2 JP S5829638Y2 JP 1511877 U JP1511877 U JP 1511877U JP 1511877 U JP1511877 U JP 1511877U JP S5829638 Y2 JPS5829638 Y2 JP S5829638Y2
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- Japan
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- time
- voltage
- resistor
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案はタイマ回路装置に関する。
タイマ回路装置には、例えば時定数回路とスイッチング
回路とから成る時限回路を有し、定電圧が所定時間継続
してこの時限回路に入力されたときスイッチングを行わ
せタイムアツプ出力を発生させるものがある。
回路とから成る時限回路を有し、定電圧が所定時間継続
してこの時限回路に入力されたときスイッチングを行わ
せタイムアツプ出力を発生させるものがある。
このような従来のタイマ回路装置を第1図に示す。
第1図において、入力端子01.02間に印加される電
圧は抵抗Rを介して時限回路1に人力される。
圧は抵抗Rを介して時限回路1に人力される。
この時限回路1の出力はインピーダンスR1の出力回路
2に送られる。
2に送られる。
また、ツェナーダイオード10が時限回路1に並列に接
続されている。
続されている。
普ず、動作電圧が端子01.02間に入力されると、時
限回路1は動作開始する。
限回路1は動作開始する。
タイムアツプ前では出力回路2には電流が流れず、時限
回路1を流れる電流ITCのみが流れる。
回路1を流れる電流ITCのみが流れる。
やがて、時限回路1がタイムアツプすると、電流TTc
のほかに、電流IRIが抵抗R1時限回路1を介して出
力回路2に流れ、出力回路2がタイムアツプ動作を行う
。
のほかに、電流IRIが抵抗R1時限回路1を介して出
力回路2に流れ、出力回路2がタイムアツプ動作を行う
。
これは、時限回路1の入力側から見たインピーダンスR
Teが、タイムアツプ後小さくなったことを示し、入力
電圧を一定にするには、図示するように時限回路1と並
列にツェナーダイオード10を付加しなければならない
。
Teが、タイムアツプ後小さくなったことを示し、入力
電圧を一定にするには、図示するように時限回路1と並
列にツェナーダイオード10を付加しなければならない
。
また、この構成では動作開始前に入力端子0102から
残留電圧V(動作電圧より小さい)が入力されていると
、動作電圧印加と同時にタイムアツプ出力を生じるとい
う誤動作が生じやすい。
残留電圧V(動作電圧より小さい)が入力されていると
、動作電圧印加と同時にタイムアツプ出力を生じるとい
う誤動作が生じやすい。
すなわち、残留電圧Vがある場合、時限回路1の入力電
圧VTcは、時限回路1のタイムアツプ前のインピーダ
ンスRTCが抵抗Rに比して極めて犬であるため となり、残留電圧Vがほとんど時限回路1に印加されて
し筐う。
圧VTcは、時限回路1のタイムアツプ前のインピーダ
ンスRTCが抵抗Rに比して極めて犬であるため となり、残留電圧Vがほとんど時限回路1に印加されて
し筐う。
時限回路1はその分だけ自走し、その結果、動作電圧印
加が行われるとそれとほぼ同時にタイムアツプするおそ
れがある。
加が行われるとそれとほぼ同時にタイムアツプするおそ
れがある。
この考案は上記に鑑み、残留電圧による誤動作を改善し
、さらに定電圧素子の付加を無用にしたタイマ回路装置
を提供することを目的とする。
、さらに定電圧素子の付加を無用にしたタイマ回路装置
を提供することを目的とする。
以下、この考案の実施例について第2図を参照しながら
説明する。
説明する。
第2図において、入力端子0L02間に印加される電圧
は抵抗Rを介して時限回路1に入力される。
は抵抗Rを介して時限回路1に入力される。
この時限回路1は、例えばコンデンサ11および可変抵
抗器12から戒る時定数回路と、例えばC−MOSから
成るインバータ13,14とから構成されている。
抗器12から戒る時定数回路と、例えばC−MOSから
成るインバータ13,14とから構成されている。
出力回路2は、抵抗Rを介さずに入力端子01.02間
に直列接続されるリレー21およびサイリスタト22と
抵抗R1とから戒っている。
に直列接続されるリレー21およびサイリスタト22と
抵抗R1とから戒っている。
時限回路1のインバータ14の出力端子はこの抵抗R1
を介してサイリスタ22のゲートに接続されるとともに
、インバータ3および抵抗R2を介して端子02に接続
される。
を介してサイリスタ22のゲートに接続されるとともに
、インバータ3および抵抗R2を介して端子02に接続
される。
なお、抵抗R1、R2のインピーダンスは等しくなって
いる。
いる。
筐ず、動作電圧が入力されると、コンデンサ11の両端
電圧が上昇開始するっ当初、この両端電圧は所定レベル
に達せずインバータ13の出力はHとなっている。
電圧が上昇開始するっ当初、この両端電圧は所定レベル
に達せずインバータ13の出力はHとなっている。
したがってインバータ14の出力はLとなり、サイリス
タ22にゲート電流が流れない。
タ22にゲート電流が流れない。
やがて、所定時間が経過し、コンデンサ11の両端電圧
が所定レベルに達すると(タイムアツプ)、インバータ
13の出力はHからLに反転し、インバータ14の出力
がHとなる。
が所定レベルに達すると(タイムアツプ)、インバータ
13の出力はHからLに反転し、インバータ14の出力
がHとなる。
そうすると、電流IRIが抵抗R□を介してサイリスタ
22のゲートに流れ、サイリスタ22をオンとする。
22のゲートに流れ、サイリスタ22をオンとする。
その結束、リレー21が駆動され、所定の出力動作を行
う。
う。
ところで、インバータ3の出力はタイムアツプに応じて
HからLに反転する。
HからLに反転する。
そして、これに応じてタイムアツプ前のみ抵抗R2を介
して電流IR2が流れる。
して電流IR2が流れる。
なお、抵抗R1tR2のインピーダンスが等しいからI
RI””IR2である。
RI””IR2である。
したがって、時限回路1の出力電流はタイムアツプ前後
で変動することがないっまた、サイリスタ22がオンに
なってリレー21及びサイリスタ22に電流が流れても
、この電流は抵抗Rよりも入力端子側から流れるので、
抵抗Rの時限回路1側にあられれる電圧はサイリスタ2
2のオンラオフに影響されない。
で変動することがないっまた、サイリスタ22がオンに
なってリレー21及びサイリスタ22に電流が流れても
、この電流は抵抗Rよりも入力端子側から流れるので、
抵抗Rの時限回路1側にあられれる電圧はサイリスタ2
2のオンラオフに影響されない。
そのため、従来のようにツェナーダイオード等を用いる
ことなしに、時限回路1の入力電圧をタイムアツプ前後
の出力回路2のオンまたはオフの各状態に関りなく一定
とすることができる。
ことなしに、時限回路1の入力電圧をタイムアツプ前後
の出力回路2のオンまたはオフの各状態に関りなく一定
とすることができる。
また、残留電圧Vが印加されているときの、時限回路1
の入力電圧v’rcは、RTC>>R2だから となる。
の入力電圧v’rcは、RTC>>R2だから となる。
つ1す、時限回路1に印加される電圧が従来の
となり(志1)参照)、残留電圧
の影響が軽減され、誤動作が改善される。
例えば、従来では定格動作の15%程度の残留電圧で誤
動作していたが、この実施例では定格動作電圧の50%
程度の残留電圧に対しても安定した動作を行わせること
ができる。
動作していたが、この実施例では定格動作電圧の50%
程度の残留電圧に対しても安定した動作を行わせること
ができる。
なお、RTCは時限回路1の入力側から見たインピーダ
ンスである。
ンスである。
以上、一実施例について説明したように、この考案は、
時定数回路(コンデンサ11.可変抵抗器12)とこの
時定数回路の出力電圧が所定値以上になったときにスイ
ッチングして出力電流を生じるスイッチング回路(イン
バータ13.14)とを含む時限回路1と、この時限回
路1の出力電流がスイッチング素子駆動用インピーダン
ス素子(抵抗R1)を介して送られることによりスイッ
チングするスイッチング素子(サイリスタ22)を含む
出力回路2とからなるタイマ回路装置において、前記時
限回路1に抵抗Rを介して入力電圧を与えるとともに、
この抵抗Rの入力電圧側に前記出力回路2を接続してこ
の出力回路2には前記抵抗Rを介さずに入力電圧を与え
るようにし、且つ前記時限回路1の出力端子に接続され
るインバータ3と、前記スイッチング素子駆動用インピ
ーダンス素子(抵抗R1)とほぼ等しいインピーダンス
のインピーダンス素子(抵抗R2)とを備え、前記時限
回路1から出力電流が生じていないときに前記インバー
タ3に生じる出力電流を前記インピーダンス素子R2を
通して流すようにしたことを特徴とする。
時定数回路(コンデンサ11.可変抵抗器12)とこの
時定数回路の出力電圧が所定値以上になったときにスイ
ッチングして出力電流を生じるスイッチング回路(イン
バータ13.14)とを含む時限回路1と、この時限回
路1の出力電流がスイッチング素子駆動用インピーダン
ス素子(抵抗R1)を介して送られることによりスイッ
チングするスイッチング素子(サイリスタ22)を含む
出力回路2とからなるタイマ回路装置において、前記時
限回路1に抵抗Rを介して入力電圧を与えるとともに、
この抵抗Rの入力電圧側に前記出力回路2を接続してこ
の出力回路2には前記抵抗Rを介さずに入力電圧を与え
るようにし、且つ前記時限回路1の出力端子に接続され
るインバータ3と、前記スイッチング素子駆動用インピ
ーダンス素子(抵抗R1)とほぼ等しいインピーダンス
のインピーダンス素子(抵抗R2)とを備え、前記時限
回路1から出力電流が生じていないときに前記インバー
タ3に生じる出力電流を前記インピーダンス素子R2を
通して流すようにしたことを特徴とする。
したがってタイムアツプ前はインピーダンス素子(抵抗
R2)に電流が流れタイムアツプ後はスイッチング素子
駆動用インピーダンス素子(抵抗R1)に電流が流れ、
これらのインピーダンスはほぼ等しいので、タイムアツ
プ前後での電流は等しくなる。
R2)に電流が流れタイムアツプ後はスイッチング素子
駆動用インピーダンス素子(抵抗R1)に電流が流れ、
これらのインピーダンスはほぼ等しいので、タイムアツ
プ前後での電流は等しくなる。
捷た、タイムアツプ前の出力回路2のオフ状態とタイム
アツプ後の出力回路2のオン状態ではこの出力回路2に
流れる電流は異なるが、この出力回路2に流れる電流は
抵抗Rの入力電圧側より流れるので抵抗Rの時限回路1
側にあられれる電圧は出力回路2の状態によっては影響
されないことになる。
アツプ後の出力回路2のオン状態ではこの出力回路2に
流れる電流は異なるが、この出力回路2に流れる電流は
抵抗Rの入力電圧側より流れるので抵抗Rの時限回路1
側にあられれる電圧は出力回路2の状態によっては影響
されないことになる。
これらのことからツェナーダイオード等の定電圧素子を
接続しなくても時限回路1の入力電圧を一定にできる。
接続しなくても時限回路1の入力電圧を一定にできる。
さらに、抵抗Rとインピーダンス素子(抵抗R2)の作
用によって残留電圧による誤動作の問題を改善できる。
用によって残留電圧による誤動作の問題を改善できる。
第1図は従来例を示すブロック図、第2図はこの考案の
一実施例を示すブロック図である。 1・・・・・・時限回路、2・・・・・・出力回路、1
1・・・・・・コンデンサ、12 、R、R1t R2
・・・・・・抵抗、13゜14.3・・・・・・インバ
ータ、21・・・・・・リレー、22・・・・・・サイ
リスタ。
一実施例を示すブロック図である。 1・・・・・・時限回路、2・・・・・・出力回路、1
1・・・・・・コンデンサ、12 、R、R1t R2
・・・・・・抵抗、13゜14.3・・・・・・インバ
ータ、21・・・・・・リレー、22・・・・・・サイ
リスタ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1)時定数回路とこの時定数回路の出力電圧が所定値以
上になったときにスイッチングして出力電流を生じるス
イッチング回路とを含む時限回路と、この時限回路の出
力電流がスイッチング素子駆動用インピーダンス素子を
介して送られることによりスイッチングするスイッチン
グ素子を含む出力回路とからなるタイマ回路装置におい
て、前記時限回路に抵抗を介して入力電圧を与えるとと
もに、この抵抗の入力電圧側に前記出力回路を接続して
この出力回路には前記抵抗を介さずに入力電圧を与える
ようにし、且つ前記時限回路の出力端子に接続されるイ
ンバータと、前記スイッチング素子駆動用インピーダン
ス素子と略等しいインピーダンスのインピーダンス素子
とを備え、前記時限回路から出力電流が生じていないと
きに前記インバータに生じる出力電流を前記インピーダ
ンス素子を通して流すようにしたことを特徴とするタイ
マ回路装置。 2)インバータはC−MOSで構成される実用新案登録
請求の範囲第1項記載のタイマ回路装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1511877U JPS5829638Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | タイマ回路装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1511877U JPS5829638Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | タイマ回路装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53112257U JPS53112257U (ja) | 1978-09-07 |
JPS5829638Y2 true JPS5829638Y2 (ja) | 1983-06-29 |
Family
ID=28836256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1511877U Expired JPS5829638Y2 (ja) | 1977-02-10 | 1977-02-10 | タイマ回路装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829638Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-10 JP JP1511877U patent/JPS5829638Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53112257U (ja) | 1978-09-07 |
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