JPS6341751Y2 - - Google Patents

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JPS6341751Y2
JPS6341751Y2 JP11911782U JP11911782U JPS6341751Y2 JP S6341751 Y2 JPS6341751 Y2 JP S6341751Y2 JP 11911782 U JP11911782 U JP 11911782U JP 11911782 U JP11911782 U JP 11911782U JP S6341751 Y2 JPS6341751 Y2 JP S6341751Y2
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JP
Japan
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voltage
contact piece
heaters
heater
contacts
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JP11911782U
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JPS5923006U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は二種類の電源電圧に対して有効な電気
ストーブに関する。
〔考案の技術的背景〕
従来よりこの種電気ストーブに於いては、例え
ば100〔V〕仕様のものに200〔V〕の電圧を印加す
ると、入力が4倍となつてヒータの寿命を縮め、
逆に200〔V〕仕様のものに100〔V〕の電圧を印加
すると、入力が1/4となつて暖房効果が不足する
様になることから、電源電圧が100〔V〕の国内用
としては100〔V〕仕様のものを、又、電源電圧が
200〜240〔V〕の海外用としては200〜240〔V〕仕
様のものを夫々専用に設計し製造して販売してい
た。
〔背景技術の問題点〕
然しながら上記従来のものによると、二種類の
別個の機種を要するため、夫々の価格が割高とな
り、使用者の経済的負担を多くするという問題点
があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の如き事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、二種類の電源電圧に対し一
機種にて巧みに切換えて使用し得る様になし、以
て安価ならしめ、しかもそれを強弱切換式のもの
にて達成できる上、更には自動にて達成できる極
めて実用的な電気ストーブを提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、第一及び第二のヒータを具えて、こ
れらの所定値以下の電圧では動作せず所定値以上
の電圧で動作する電圧リレーにより強弱切換スイ
ツチ装置に対し接続切換えする様にしたことを特
徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明するに、先ず第1図に於いて、1は筐体であ
り、2はその筐体1の反射板3,4によつて囲ま
れた空間部の下部に横架して設けた第一のヒー
タ、5は同部の上部に同じく横架して設けた第二
のヒータ、6は図示しない電源コンセントに差込
み接続されるプラグ、7は摘み8によつて操作さ
れる強弱切換スイツチ装置である。而して強弱切
換スイツチ装置7は電気的には第2図に示す様に
二股状を成す可動接片Aとこれと対を成す二つの
固定接片B及びCとを有して成るもので、その可
動接片Aを前記プラグ6の一方の端子6aに接続
し、他方、固定接片Cを電圧リレー9のスイツチ
10に於ける可動接片aに接続している。ここで
又、上記電圧リレー9はスイツチ10の他にスイ
ツチ11,12,13を有し、更に所定値例えば
200〔V〕以上の電圧が印加されたときに限り上述
のスイツチ10〜13を図中実線で示す状態から
二点鎖線で示す状態へと切換えるべく動作するコ
イル14を有して成るもので、そのスイツチ10
〜13は夫々可動接片a,d,g,jに対し二つ
ずつの固定接片b及びc,e及びf,h及びi,
k及びlを有して成り、そのうちスイツチ10の
固定接片Cを二分岐してその一方を前記第一のヒ
ータ2を介してスイツチ12の可動接片gに接続
し、他方を電圧調整素子としての図示極性のダイ
オード15を介してスイツチ11の固定接片fに
接続すると共に同スイツチ11の固定接片eに接
続している。又、スイツチ10の固定接片bをス
イツチ13の固定接片kに接続しており、一方、
スイツチ11の可動接片dには前記強弱切換スイ
ツチ装置7の固定接片Bを接続している。そして
スイツチ12の固定接片iをスイツチ13の固定
接片lに接続し、更に固定接片hを前記プラグ6
の他方の端子6bに接続していて、又、該端子6
bには前記第二のヒータ5を介してスイツチ13
の可動接片jを接続し、而して前記強弱切換スイ
ツチ装置7の固定接片Bとプラグ6の他方の端子
6bとの間に前記コイル14を接続している。
さて、上記構成のものの場合、先ずプラグ6を
所定値以下例えば100〔V〕の電源に接続したと
き、リレー9のコイル14は通電されても電圧値
が不足でスイツチ10〜13を切換えるまでには
至らず、従つてそれらスイツチ10〜13は第2
図中実線で示す様に夫々接片a−b間、d−e
間、g−h間、j−k間を閉成したままで、これ
により第一及び第二のヒータ2,5は第3図に示
す様に強弱切換スイツチ装置7の第一の接点であ
る接片A−B間及び第二の接点である接片A−C
間に個々に接続された要するに並列接続状態にあ
る。これに対して一方、プラグ6を所定値以上例
えば200〔V〕の電源に接続すると、リレー9のコ
イル14は強弱切換スイツチ装置7の接片A−B
間の閉成によつて通電されたとき充分な電圧を得
てスイツチ10〜13を切換えるものであり、従
つてそれらスイツチ10〜13は第2図中二点鎖
線で示す様に夫々接片a−c間、d−f間、g−
i間、j−l間を閉成する状態に切換わり、よつ
て第一及び第二のヒータ2,5は第4図に示す様
に上記強弱切換スイツチ装置7の接片A−B間に
ダイオード15を介して直列接続され、接片A−
C間にはダイオード15を介さずヒータ2,5の
み直列接続された状態となる。而してそれら第一
及び第二のヒータ2,5を並列接続した第3図の
状態で強弱切換スイツチ装置7の接片A−B間を
閉成させると、第一のヒータ2のみが通電されて
発熱し、接片A−B間と共に接片A−C間を閉成
させると、第一のヒータ2と共に第二のヒータ5
が通電されて夫々発熱する。ここで、第一のヒー
タ2に通電したときの入力をWとすると、第一及
び第二の両ヒータ2,5に通電したときの入力は
二倍で2Wとなる。一方、これに対し第一及び第
二のヒータ2,5を直列接続した第4図の状態で
強弱切換スイツチ装置7の接片A−B間を閉成さ
せると、第一及び第二のヒータ2,5がダイオー
ド15を介して通電され夫々発熱するもので、こ
のとき入力はW/2+W/2でWとなり、一方、
接片A−B間と共に接片A−C間を閉成させた状
態ではダイオード15が短絡され第一及び第二の
ヒータ2,5のみが通電されて夫々発熱すること
から、入力はW+Wで2Wとなる。ところで、上
記ヒータの入力は(電圧)2/抵抗であるから、第
一及び第二のヒータ2,5が並列接続されている
場合、強弱切換スイツチ装置7の接片A−B間を
閉成させた「弱」運転時の入力は、電圧をV、ヒ
ータ2,5の抵抗を夫々Rとすると、V2/Rで、
一方、強弱切換スイツチ装置7の接片A−B間と
共に接片A−C間を閉成させた「強」運転時の入
力は、V2/R+V2/Rで2V2/Rである。これ
に対して第一及び第二のヒータ2,5が直列接続
されている場合、このとき上記並列接続状態の二
倍の電圧を印加する様にすれば、「弱」運転時の
入力は(2V)2/2R×1/2=V2/Rで、上記並
列接続状態の「弱」運転時と同一であり、一方、
「強」運転時の入力は(2V)2/2R=2V2/Rで、
やはり並列接続状態の「強」運転時と同一であ
り、何れの場合も「弱」同志及び「強」同志夫々
同一の暖房効果を得ることができる。
尚、上記実施例に於いては電圧調整素子として
ダイオード15を例示したが、それに代え抵抗を
用いる様にしても良い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
〔考案の効果〕
以上にて明らかな様に本考案は、第一及び第二
のヒータと、第一及び第二の接点を有しその第一
の接点のみを閉成する状態と両接点を共に閉成す
る状態との何れかを選択し得る様に設けられた強
弱切換スイツチ装置と、所定値以下の電圧では前
記強弱切換スイツチ装置の前記第一及び第二の接
点に前記第一及び第二のヒータを個々に接続する
状態にあり所定値以上の電圧で動作して前記第一
の接点に電圧調整素子を介して前記第一及び第二
のヒータを直列に接続し且つ第二の接点に上記電
圧調整素子を介さず第一及び第二のヒータのみを
直列に接続する状態となる電圧リレーとを具備し
て成るものにて、これにより例えば100〔V〕と
200〜240〔V〕など二種類の電源電圧に対し一機
種にて巧みに切換えて同様に使用でき、殊更二種
類を必要としないから安価ならしめ得、しかもそ
れを強弱切換式のもので達成できる上、特にはそ
の接続の切換えを電圧の高低に応じて自動的にで
きることから誤使用の虞れもなく、よつてその高
低二種類の電源電圧の入り混じつた地域に於いて
も間違いを起こさずに使用できる等、優れた実用
的効果を奏する電気ストーブを提供し得るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したものにて、第
1図は外観斜視図、第2図は電気回路図、第3図
は第2図実線状態の等価回路図、第4図は第2図
二点鎖線状態の等価回路図である。 図中、2は第一のヒータ、5は第二のヒータ、
7は強弱切換スイツチ装置、9は電圧リレー、1
5はダイオード(電圧調整素子)である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第一及び第二のヒータと、第一及び第二の接点
    を有しその第一の接点のみを閉成する状態と両接
    点を共に閉成する状態との何れかを選択し得る様
    に設けられた強弱切換スイツチ装置と、所定値以
    下の電圧では前記強弱切換スイツチ装置の前記第
    一及び第二の接点に前記第一及び第二のヒータを
    個々に接続する状態にあり所定値以上の電圧で動
    作して前記第一の接点に電圧調整素子を介して前
    記第一及び第二のヒータを直列に接続し且つ第二
    の接点に上記電圧調整素子を介さず第一及び第二
    のヒータのみを直列に接続する状態となる電圧リ
    レーとを具備して成る電気ストーブ。
JP11911782U 1982-08-04 1982-08-04 電気スト−ブ Granted JPS5923006U (ja)

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JP11911782U JPS5923006U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 電気スト−ブ

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JP11911782U JPS5923006U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 電気スト−ブ

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Publication Number Publication Date
JPS5923006U JPS5923006U (ja) 1984-02-13
JPS6341751Y2 true JPS6341751Y2 (ja) 1988-11-01

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ID=30273509

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JP11911782U Granted JPS5923006U (ja) 1982-08-04 1982-08-04 電気スト−ブ

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JP2003068427A (ja) * 2001-08-28 2003-03-07 Toshiba Tec Corp ヒータ駆動回路

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JPS5923006U (ja) 1984-02-13

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