JPS5829627B2 - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPS5829627B2
JPS5829627B2 JP54013708A JP1370879A JPS5829627B2 JP S5829627 B2 JPS5829627 B2 JP S5829627B2 JP 54013708 A JP54013708 A JP 54013708A JP 1370879 A JP1370879 A JP 1370879A JP S5829627 B2 JPS5829627 B2 JP S5829627B2
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JP
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transistor
forming
ion implantation
mos transistor
gate electrode
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JP54013708A
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英輔 一戸
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は半導体記憶装置釦よびその製造方法に関し、そ
の目的はMOS型集積回路の読出し専用メモリーすなわ
ちリード・オンリー・メモリー(ROM)等に関し、よ
り少ない工程で、且つ、優れた特性が得られる記憶装置
を提供するものである。
従来、MO8型半導体集積回路ニチ・けるROMは、−
例をあげると第1図に示されるように、Xデコーダ1.
Yデコーダ2によって選択された1個のトランジスタT
がメモリ素子となって卦り、通常最小の面積が可能とな
る各メモIJ )ランジスタのスレッシホルト電圧vT
を制御する方式が用いられている。
第1図中で×印のついているトランジスタ(T 、T
T 、T 、T ・・・・・・)11
139 22 31 33はvlが
高く、その他のトランジスタ(T12 、T21 tT
23.T3□・・・・・・)はvlが低いとすれば、こ
れらのトランジスタの■1の高低に応じてit l m
l 、 ((Q blを決定できる。
すなわち、vlの高低にに応じて1(l n 、 RQ
)kの記憶素子の対応づけが行われている。
これらの各MO8)ランジスタは半導体集積回路の製造
時にit 、 h% 、 ((Q hlの記憶がなされ
ることになり、■1の相違を実現するべく、通常(11
1%と′O゛のMOS)ランジスタで製造条件を異なら
せている。
捷ず、同一半導体基板にvlの異なるMOS)ランジス
タを製造する従来の方法を第2図とともに述べる。
第2図aで、P型シリコン基板11上にフィールド酸化
膜12.ゲート酸化膜13を形成する。
次にv7の高いトランジスタを形成する部分のみに、フ
ォトレジスト膜等のマスク14を用い、イオン注入法に
よりボロン不純物15を選択的に導入するす。
ボロン不純物15を注入した部分では、P型の高濃度の
不純物のためこの部分に後に形成されるMOS)ランジ
スタはVlが高くなる。
次に全面にポリシリコン層を形成し、フォトエッチによ
り選択的にゲート酸化膜13−1.13−2、ゲート電
極16A、16Rを形成するC8 こうしたのち、ゲート電極16をマスクとして、ゲート
酸化膜13をエツチングし、n型のリン不鈍物を基板に
拡散してソース・ドレイン領域17を形成するdoこと
で、17−1は16−1をゲート電極とするMOSトラ
ンジスタT1のソース領域、17−2はToのドレイン
領域かつ16−2をゲー)!極とするMOS)ランジス
タT2のソース領域、17−3はT2のドレイン領域で
ある。
後に完成されるMOS )ランジスタT1が低いv7を
有するMOSトランジスタ、同T2が高いvlを有する
MOS )ランジスタとなる。
次に、全面にCVD法によりシリコン酸化膜18を形成
し、コンタクトの窓19を選択的に形成するeoそして
At電極を蒸着し配線20を形成することによりMOS
)ランジスタT1.T2を記憶素子とするROMが完成
するf0第2図gは第2図fの状態でのROMの部分概
略平面図である。
第2図gの19’ 、 20’は隣接する他の素子のコ
ンタクト部分ち−よびAt配線であり、16.20は第
1図の配線の所定部に用いられる。
さて、以上の方法では■制御のためのイオン注入工程を
必要とする欠点がある。
さらに第2図fgからも明らかなとと〈vlの高いMO
S)ランジスタ’l’2v7ci−いてもそのドレイン
領域ならびにゲート電極がT1と同じく重なって釦り、
T2の寄生容量が大きく回路の高速動作に大きな影響を
及ぼす。
更に、第2図の方法では■1を高くするためにイオン注
入にて基板の不純物濃度を大きく1〜で釦り、トランジ
スタの耐圧が低くなる欠点がある。
このように、第2図の方法は様々な問題点を有している
本発明はこのような検討にもとづき、v1制御のための
イオン注入が不要で高速動作に極し耐圧も高い半導体記
憶装置を提供するものである。
以下、第3図に従って、本発明の一実施例の半導体RO
Mの製造方法について詳細に説明する。
P型シリコン半導体基板21上にフィールド酸化膜22
とゲート酸化膜23を形威し、全面にシリコンナイトラ
イド膜24を形成した後、シリコンナイトライド膜24
及びゲート酸化膜23に窓25を形成してゲート酸化膜
を23−1 、23−2[分離するa。
次に全面にポリシリコン膜26釦よヒソの上にシリコン
ナイトライド膜27を形成するboこのポリシリコン膜
26ij:n型不純物をドープさせて族長させるか、又
は膜形成後、n型不純物を拡散させる。
次にフォトレジスト膜(図示せず)でポリシリコン電極
26−1.26−2.26−3のパターンを形成し、C
F2Ct2雰囲気中のスパッタエツチング法により、シ
リコンナイトライド膜27釦よびポリシリコン膜26の
ほぼ半分の厚さをエツチングし、薄くシタポリシリコン
膜28を形成するc026−1 、26−3はそれぞれ
後に形成されるMOS)ランジスタのゲート電極となり
、26−2はドレイン卦よびソース電極となるものであ
る。
次に、トランジスタとして動作させない領域を例えばフ
ォトレジスト膜29でマスクして、イオン注入法により
リンイオンを薄くしたポリシリコンQl(28を通して
基板21に選択的に導入し、イオン注入層30を形成す
るdoこのときイオン注入の条件は、ポリシリコン電極
26−1.26−2 。
26−3を通しては基板に注入されないような加速電圧
で行なう。
次にフォトレジスト膜29を除去し、シリコンナイトラ
イド膜27をマスクとして選択酸化により薄くしたポリ
シリコン膜28を酸化膜31に変換してポリシリコン電
極26−L26−2.26−3を分離し、合せてイオン
注入層30を活性化し、ソース・ドレイン領域32及び
ポリシリコン膜よりの拡散層33を形成させるeoここ
でゲート電極26−1を有するMOS)ランジスタTR
1とゲート電極26−3を有するMOS )ランジスタ
TR2とが形成され、TR1は前述の第1図[1−けル
V、(7)低イT12 、T21 s T23 *T3
2・・・・・・、第2図のT1に相当し、TR2は第1
図のT11.T13.T2□、 T31 + T33・
・・・・・、第2図のT2に相当するMOS)ランジス
タである。
32−1ばTR1のソース領域、32−2はTR1のド
レイン領域となり、32−3はTR2のソース領域、3
2−4はTR2のドレイン領域に相当するが、TR2の
ソース・ドレイン領域32−3.32−4は第3図eか
ら明らかなようにそのゲート電極26−3と重複してち
−らずトランジスタTR2はオフセットトランジスタと
なっている。
すなわち、TRg常81FF状態を呈するトランジスタ
となる。
TR,はゲート電極26−1とソース・ドレイン領域の
重複L〜たMOS)ランジスタである。
次に、全面[CVD法によるシリコン酸化膜34を形成
し、窓あげした後、熱リン酸等により選択的にシリコン
ナイトライド膜27を除去し、コンタクト部35を形成
するf。
次にアルミニウムを蒸着し電極配線36を形成するg0
第3図11 VCg図に示した断面構造の概略平面図を
示す。
36′は隣接する。
U配線である。以上の説明から明らかなように、第3図
ではトランジスタとして動作するMOS)ランジスタT
R,とオフセットのトランジスタTR2を形成してわり
、この両トランジスタにてROMを作成することができ
、v1制御のためのイオン注入は不要である。
そして、第3図から明らかなように、回路でトランジス
タとして動作させない所すなわちオフセットトランジス
タTR2では、ソース・ドレインのイオン注入層が形成
されない。
したがってその分だけ配線36に接続される拡散層と基
板間の接合容量が少なくなる。
又オフセットトランジスタTR2では、ゲート電極26
−3と基板間の容量は、マイノリティキャリアのソース
よりの注入がないためゲート電極26−3の下に反転層
を生じず、その結果ゲート絶縁膜の容量と、基板表面に
生ずる空乏層の容量との直列接続となり大幅に減少する
なち・、以上述べた実施例では、表面段差を少なくする
ため、薄いポリシリコン膜28を残す例で説明したが、
薄いポリシリコン膜28が残らないようにエツチングし
ても良いことは明白である。
又同様に第2図に示した方法に釦いても、ポリシリコン
エツチング後、マスクを用いて選択的にイオン注入を行
なうことによりオフセットトランジスタを形成すれば本
発明を適用できることは明らかである。
捷たMOS)ランジスタのオフセットはソースとゲート
電極を離すことにより達成される。
以上のように、本発明によれば、ROM等でのt(l
u 、 it Q h%のプログラムをソース・ドレイ
ン領域のイオン注入による形成時に、オフセットトラン
ジスタとなるようにマスクすることによって行われるの
で、従来のように、独自に鴇制御のためのイオン注入が
不要となり、それだけ工程が少なくてすむ。
更に、本発明によれば、ROMのプロクラムが、IC製
造工程で最後に近い方の工程ナノで、従来のように初期
の工程でプログラムするより、納期がせ捷られる新規な
ROMのプログラムが必要な場合、すぐに対応できる。
又、本発明によれば、オフセットトランジスタとして作
られる部分での拡散層容量、ゲート容量共従来のものよ
り大巾に減少するので、回路の高速動作が実現できる。
又、従来のようにv7匍脚のイオン注入により、耐圧が
下がるといった点も改良できる。
このように、本発明は高性能な半導体記憶装置の作成に
犬きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はROM回路の動作原理を説明する回路図、第2
図a−fは従来[チーけるROMIC製造工程の断面図
、第2図gは同fに訃ける上面図、第3図a ”−’
gは本発明の一実施例のROMICの製造方法の各工程
にち・ける断面図、第3図りは同gvcおける上面図で
ある。 21・・・・・・P型シリコン基板、23・・・・・・
ゲート酸化膜、24,27・・・・・・シリコンナイト
ライド膜、25・・・・・・窓、26.28・・・・・
・ポリシリコン膜、26−1.3・・・・・・ゲート電
極、29・・・・・・フォトレジスト膜、32・・・・
・・ソース・ドレイン領域、33・・・・・・拡散層、
36・・・・・・電極配線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少くともソース領域の一部がゲート電極の下部に重
    複形式されているMOSトランジスタと、ソース領域が
    ゲート電極の下部に重複しないMOSトランジスタとを
    情報の記録素子としてなることを特徴とする半導体記憶
    装置。 2 半導体基板の一主面上に、薄い絶縁層よりなるゲー
    ト絶縁膜領域を選択的に設け、前記基板ならびに薄い絶
    縁層上に半導体層を形成し、少なくともこの半導体層の
    一部を選択的に除去して窓領域を形成する工程と、その
    上にイオン注入を防止するマスクを選択的に形成する工
    程と、イオン注入法により前記窓領域の選択された部分
    のみを通して前記半導体基板に不純物を導入する工程と
    を備え、前記マスクの形成されない部分に、前記不純物
    の導入された領域と前記半導体層よりなるゲート電極が
    重なるMOSトランジスタを形成し、前記マスクの形成
    された部分に、オフセラ) MOSトランジスタを形成
    することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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