JPS582953B2 - シンキ ナ ピリドピリミジンジオンユウドウタイ ノ セイゾウホウ - Google Patents

シンキ ナ ピリドピリミジンジオンユウドウタイ ノ セイゾウホウ

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JPS582953B2
JPS582953B2 JP49038978A JP3897874A JPS582953B2 JP S582953 B2 JPS582953 B2 JP S582953B2 JP 49038978 A JP49038978 A JP 49038978A JP 3897874 A JP3897874 A JP 3897874A JP S582953 B2 JPS582953 B2 JP S582953B2
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JP
Japan
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lower alkyl
reaction
alkyl group
general formula
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JP49038978A
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井出博之
中川晃
本村敏治
野田寛治
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Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
Original Assignee
Hisamitsu Pharmaceutical Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般式(I) (式中、R1は(1)水素原子、(2)低級アルキル基
、(3)ハロゲン原子、アルコキシ基、アセトキシ基、
ビニルオキシ基、水酸基又はフエニル基で置換された低
級アルキル基、(4)アルケニル基、又は(5)アルキ
ニル基を意味する)で表わされる新規なピリドピリミジ
ンジオン誘導体の製造法に関するものである。
更に詳しくは一般式(■) (式中、Rは低級アルキル基を意味する)で表わされる
2−アニリノニコチン酸エステル誘導体に一般式(■) R1NHCOR2 (■)(式中、R1
は前記と同じ意味を有し、R2は低級アルコキシ基及び
アミノ基を意味する)で表わされるウレタン又は尿素誘
導体を反応させ前記一般式(I)で表わされる化合物を
製造する方法に関するものである。
前記一般式(1),(■)及び(■)おけるR,R’及
びR2に就いて更に詳細に説明すると、Rlの低級アル
キル基はメチル、エチル、プロビル等の低級アルキル基
を表わす。
次にR1の低級アルキル基はメチル、エチル、プロピノ
ペイソプ口ピル、n−ブチル、イソブチル、n−ペンチ
ル等の低級アルキル基を、置換された低級アルキル基は
塩素、臭素、弗素、沃素等のハロゲン原子、メトキシ、
エトキシ、プロポキシ、ブトキシ等のアルコキシ基、ア
セトキシ基、ビニルオキシ基、水酸基又はフエニル基等
で置換された低級アルキル基を、アルケニル基はアリル
、3−メチルアリル、3,3−ジメチルアリル等を、ア
ルキニル基はプロパルギル等を表わす。
更にR2の低級アルコキシ基はメトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ等の低級アルコキシ基を表わす。
本発明の方法を反応式で示すと次の通りである。
本発明における反応はベンゼン、トルエン、キシレン、
ジメチルホルムアミド、テトラヒド口フラン等の不活性
溶媒中、塩化亜鉛、塩化鉄、塩化アルミニウム等のルイ
ス酸又は水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、ナトリ
ウムエチラート等の金属化合物の存在下で還流下3〜7
時間反応させることによって進行するが、ルイス酸を使
用する場合はオートクレープ中150〜200℃で反応
させると有利である。
生成した反応混合物はこれより有機溶媒を留去し、残渣
をメタノール等の有機溶媒で再結晶するか又はカラムク
ロマトで分離精製することによって純品を得ることがで
きる。
本発明によって得られた化合物はいずれも文献未載の新
規化合物であり顕著な鎮痛作用、抗炎症作用及び中枢神
経抑制作用等の薬理作用を有し医薬品として産業上有用
な化合物である。
以下に、そのことを薬理試験において立証する。
試験方法 (1)中枢神経抑制作用試験 被験化合物は0.5%CMC−salineに懸濁し、
dd系雄性マウス(体重16〜24g)に腹腔内投与し
、正向反射の消失を観察した。
正向反射の消失が発現する用量は以下の評価法で示す。
1000■\kg以上 :一 1000〜300mg/kg: ± 300 〜100mg/kg :+ 100〜30m9/kg :++ 30〜10mg/k9:+++ 10mg\ky以下:++++ (2)抗炎症作用試験 体重100〜150gのウイスター系雄性ラットを1群
5匹として用い、0.5%CMC−salineに溶解
した被験化合物を経口投与した。
経口投与30分後に注射用蒸留水に溶解した0.5%〜
1.0%のカラゲニンを後肢足鍍に皮下注射した。
カラゲニン投与3時間後、カラゲニン誘発沸腫を溶積法
にて測定し、被険化合物の抑制率を対照群の浮腫率から
算出した。
抑制率の表示は以下の通りである。
抑制率 15係以下 :± 16〜30% :+ 31〜45%:++ 46へ60%:+++ 60%以上:++++ {3}鎮痛作用試験 被験化合物は0.5%CMC−salineに懸濁し、
dd系雄性マウス(体重18〜20g)に経口投与した
投与1時間後,0.6%酢酸溶液を体重10.9当り0
.1mlとなるように腹腔内投与した。
苦悶症状(writhing syndrome)を酢
酸溶液投与後10分から30分間観察した。
そして、50%鎮痛量(ED5o)及びその95%信頼
限界を求めた。
以上の各試験結果を表1に示す。
以下に本発明の実施例を示す。
実施例1 2−(m−ニトロアニリノ)ニコチン酸エチルエステル
2.9gとジメチルホルムアミド20mlの溶液に55
%水素化ナトリウム0.48gを加え1時間室温で攪拌
し、次にN−メチルウレタン10.3gを加え100℃
で20時間反応せしめた。
反応終了後、固形物を戸過しろ液を減圧下で濃縮し、残
渣に水を加え析出した結晶を戸取しメタノールより再結
晶して、淡黄色プリズム晶の1−(m=ニトロフエニル
)−3−メチルピリド(2,3−d〕ピリミジン−2.
4(IH.3H)一ジオン1,4gを得た。
この物質の融点及び元素分析値は次の通りであった。
融点 234〜235℃ 元素分析値 C14HION4o4 理論値 C:56.38 H:3.38 N:18.7
9実測値 C:56.32 H:3.39 N:18.
68実施例2 2−(m−ニトロアニリノ)ニコチン酸メチルエステル
2.7gとジメチルホルムアミド20mlの溶液に55
%水素化ナトリウム0.48gを加え室温で1時間攪拌
し、次に尿素6gを加え160℃で15時間反応せしめ
た。
反応終了後、固形物を沢過し戸液を減圧下に濃縮し、残
渣に水を加えて析出した結晶をジメチルホルムアミドよ
り再結晶して、無色プリズム晶の1−(m−ニトロフエ
ニル)ピリド(2,3−d)ピリミジン−2,4(IH
,3H)一ジオン1.5gを得た。
この物質の融点及び元素分析値は次の通りであった。
融点 302〜303℃ 元素分析値 C13H8N404 理論値 C:54.93 H:2.84 N二19.7
1実測値 C:54.81 H:2.81 N:19.
67実施例3 2−(m−ニトロアニリノ)ニコチン酸エチルエステル
2.9gとジメチルホルムアミド20mlの溶液に55
%水素化ナトリウム0.48gを加え室温で1時間攪拌
後、N一エチルウレタン11.7gを加え100℃で1
5時間反応せしめた。
反応終了後、固形物を戸過し戸液を減圧下に濃縮し、残
渣に水を加えて析出した結晶をメタノールより再結晶し
て、淡黄色プリズム晶の1−(m−ニトロフエニル)−
3−エチルピリド(2,3−d)ピリミジン−2,4(
IH,3H)一ジオン1.3gを得た。
この物質の融点及び元素分析値は次の通りであった。
融点 210〜211℃ 元素分析値 C15H12N404 理論値 C:57.69 H:3.87 N:17.9
4実測値 C:57.59 H:3.82 N:17.
89実施例4 2−(m−ニトロアユリノ)ニコチン酸メチルエステル
5−4g、N−(n−プ口ピル)ウレタン13.1g、
トルエン50ml、塩化亜鉛0.7gの混合物をオート
クレープ中190〜200℃にて4時間反応させた。
次に反応溶液を室温にて放置し析出した結晶を戸取し温
水にて数回洗浄、乾燥後クロロホルムに溶解しアルミナ
をつめたカラムに吸着させクロロホルムで溶出し、溶出
分よシ溶媒を留去し残渣をメタノールより再結晶して、
淡黄色プリズム晶の1−(m−ニトロフエニル)−3−
n−プロピルピリド(2.3−d)ピリミジン−2.4
(IH,3H)一ジオン2.2gを得た。
この物質の融点及び元素分析値は次の通りであった。
融点 184〜185℃ 元素分析値 C16H14N4o4 理論値 C:58.89 H:4.32 N:17.1
7実測値 C:58.72 H:4.21 N:17.
08実施例5〜21 実施例1〜4の方法に準じて次表に示す化合物を好収率
で得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Rは低級アルキル基を意味する)で表わされる
    化合物に一般式 R1NHCOR2 (式中、R1は(1)水素原子、(2)低級アルキル基
    、(3)ハロゲン原子、アルコキシ基、アセトキシ基、
    ビニルオキシ基、水酸基又はフエニル基で置換された低
    級アルキル基、(4)アルケニル基、又は(5)アルキ
    ニル基を、Rは低級アルコキシ基又はアミン基を意味す
    る)で表わされる化合物をルイス酸、又はアルカリ金属
    化合物の存在下に反応させることを特徴とする一般式 (式中、R2は前記と同じ意味を有する)で表わされる
    新規なピリドピリミジンジオン誘導体の製造法。
JP49038978A 1973-12-18 1974-04-04 シンキ ナ ピリドピリミジンジオンユウドウタイ ノ セイゾウホウ Expired JPS582953B2 (ja)

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JP49038978A JPS582953B2 (ja) 1974-04-04 1974-04-04 シンキ ナ ピリドピリミジンジオンユウドウタイ ノ セイゾウホウ
NL7416021A NL7416021A (en) 1973-12-18 1974-12-10 Anti-inflammatory, analgesic substd. pyrido-pyrimidine diones - prepd. from a substd. pyrido pyrimidine dione, sodium hydride and alkylhalide
SE7501430A SE425247B (sv) 1974-03-23 1975-02-10 Analogiforfarande for framstellning av 1-nitrofenylpyrido(2,3-d)pyrimidin-2,4(1h,3h)-dioner
CA220,795A CA1040631A (en) 1974-03-23 1975-02-24 Process for preparing 1-nitrophenyl-pyrido (2,3-d) pyrimidine-2,4 (1h,3h)-diones
CH237075A CH605945A5 (en) 1974-03-23 1975-02-25 Anti-inflammatory, analgesic substd. pyrido-pyrimidine diones

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JPS5826353B2 (ja) * 1974-04-24 1983-06-02 ヒサミツセイヤク カブシキガイシヤ 1− チカンピリド (2,3−d) ピリミジン −2,4(1h,3h)− ジオンユウドウタイ ノ セイゾウホウホウ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4840788A (ja) * 1971-10-07 1973-06-15
DE2334266A1 (de) * 1972-07-07 1974-01-31 Hisamitsu Pharmaceutical Co Pyrido eckige klammer auf 2,3-d eckige klammer zu pyrimidin-2,4 (1h, 3h)-dione

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