JPS58289A - ガス液から硫化水素およびシアン化水素を除去する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガス液中に含有されている硫化水素（Ｈｚ８
）およびシアン化水素（Ｒｏｌｌ）を除去する方法に関
する。

石炭を乾留することによって生成するコークス炉ガス（
００Ｇと略記）を洗浄冷却することｋより分ｌｉれるガ
ス液中に＃１、週常、硫化水素２００〜５００１１Ｉ／
ｊ　、シアン化水素５０〜２００ＭＩ／ｌ　、アンモニ
ア６、Ｇｏｏ〜８．０００ｑ／１程度等が含有されてい
る。

したがってガス液はそのｔ−では河海に放流さ豐ること
ができず、最終的には、例えば活性汚泥決処１［Ｋよっ
て浄化０（１ち放流される。最終的に社と−う０社、験
話性ｔＩ＃泥処理に先立っ□て、■スチーム歇込与等に
よるスシリツビンダ法、■アルカリ条件下に加圧、加温
するシアン化水素の加水分マ９ンを添加してシアン化水
素と反応さ艙るホルマツン添加法などが適用される仁と
が多いからである。上記■、■の方法状、主としてシア
ン化水素しか一＊出来１に−と−う■ムがある虻比し、
■、＠Ｏ方方法ヤシアン化水素硫化水−素も同時的ｋｗ
ｋ＊出来る判点がある。しかし、■の方法は多大な熱エ
ネルギを消費するのみならすシアン化水素硫化水素社、
アンモニアと共忙ストリップペーパ−中に含有排出され
る難があり、また■Ｏ方法は、多量ＯＦ・２＋源（少量
で祉ＷＩＩｋ★困難な錯体シアンが生成）を添加する必
要があるばかりでなく、凝集沈殿のための設備費がかｓ
ｉｔと−う難点がある。

本発明らは、如上方法に代る実際的な方法を研究し、す
でに、空気ｄつ龜法、−おう・多硫化物添加法などを試
みたが、前者ではシアン化水素、硫化水素が排ガス中に
同伴排出される（フライングと称す）こと、後者で轄硫
化水素が除去し切れな−などの１点がある仁とが判明し
た。

本発明社上記難点を克服すべく為された％Ｏであって、
ガス液に、−おりまた社多硫化物もしく祉その両者を添
加し、空気ｄつ気することを特徴とするものである。

本発明は多硫化物によるシアン化水素Ｏ除未と、空気ば
つ気による硫化水素、多硫化物酸化を基礎原理とする亀
ので、ガス液中和シアン化水素と反応するに必Ｗ！な多
硫化物が不足すると龜稈、−おうや多硫化物の添加また
は硫化水素０ＩＩＴ化によフて、その量を充足さ（るＯ
である。

Ｉｆｆ十厘　十％　ｏｔ　−＋＋−４８＋　Ｈ，Ｏ・・
・・・・・・・・・・　（１）ｍｉｇ−＋　（Ｊｌ−１
）ｌ−−→ｍｓ；−−−−−−−−−−−−−−・・−
Ｃ）８８ｍ−１＋　ｊｌ　　　　　　　　　　ＨＦ３；
−＝−−−・−・＝−＝　　（３）ｙｘ液液中シアン化
水素は多硫化物と速かに反応して、それはチオシアン酸
イオン（ｓｏｎ−）１Ｆ）形で固、窺される。

Ｈ８；十ＯＭ−−−→ｓａ葺−十Ｈ３ｍ−’；’・・・
・−・・・・・・（４）なお、上記反応にあずからなか
った多硫化物や硫化水素社、空気ｄつ気によシー化され
てチオ硫拳イオン（！３ｔＯｉ　）となる。

ＨＥｊ；　＋　０２＋　ＨｘＯ−ＩＢｘＯｓ　　＋　８
８ｍ−’ｉ　＋　２ｇ”−（５）また、−おうゃ多硫化
物も亦、水酸イオンや亜硫１１４１ン（ｇｏｓ　）と反
応してチオ硫酸イオン（８２０５）を生成する。

４Ｂ　＋　４０１−一８ｔＯ”、−＋　２１１８−−）
’Ｈ，Ｏ−・・・・・・・・（６）ト ｓ　＋　８０３　　　　　　　　　８２ｏｚ　　−−−
−−−・−−−−・−−−−−−−−−−−（７）要す
るに本発明方決に従えば、シアン化水素、硫化水素およ
び−おうは、５ｏｌ−、５ｌｏ５　　の形で固定され、
それらはまた本発明外の手段たる活性汚泥処ｌＩｋより
て容易Ｋｔｌｋ宍することができる。

仁のような、本発明方法に使用−するーおうとしては、
市販０舅おうそｏｔｔで差支えな−。しかし、とくに好
重しｍ−おり源は、ＯＯａをタカ＾ツタス法＆　＞　ｌ
、　７マツタス法で脱硫するｌＩに副生する脱硫−おう
ケーキである。ζ０いおうケーキのいおう粒子径祉、約
１声と頗る微細で、容易に水中Ｋ　）、０４ド状に分散
でき、−ガスＩＩＫ％１ｌＩＰｋｌ解するのみならず、
色度の悪化も見な−ので、本発明方法に使用する上に好
適である。また、−おうに代え、もしくはそれと併用ぜ
られる多硫化物も亦市販品の多硫物その１１で差支えな
い。

以下、実施例により本願発明を詳述する。。

実施例１ 実験装置として第１図に示す装置を使用した。

オＩＷＪ中（１）韓容量２−のタンク、（２）はタンク
（１）内に配設した曝気用ディ７エーず−、（５）社ス
チーム加熱用のコ、イル、（４）１１！ｒス液供給管、
（５）はガス液オーバーフロー管、（６）ＦＪ空気倶給
管、（７）　、　（８）　Ｉｒｉ流量計量針９）はｘ＋
−Ａ供給ｆ（１０）社排気抜出管１、（１１）は温度針
である。

卆１表に示す性状のガス液をガス液供給管（４）からタ
ンク（１）にオーバー７ｍ−管（５）からオーバー７Ｗ
−すみ童で張込み、ビナ９ジ階を触媒とするコークスＰ
：ＪＩｘＯ濃式脱硫工程から排出′されるーおうケーキ
を等量の水＜１１１１１せしめて乾燥重量換算で２００
□Ｓ添加したのち、空気供給管（６）から１２１１１”
／ＩＩ　Ｏ曝気空気を供給し、ガス液供給管（４）泰も
前記ｘｘＨを滞留時開が２時間、１７５時閏、５時間と
亀みよう連続的に供給し、それぞれ反応温度６８〜７４
℃に保持して平衡に違、するまで屓ｔｈｓせ、シアン化
本素＃硫化水素の除去率を測定した。このＷＩ−おうケ
ーキ社、等量の水［１１１１姥しめて１５分１１に乾燥
重量換算で供給ガス＊に対し２００１／解１０割舎で添
加した。

才１表 硫化水素、シアン化水素の実質除去率（以下Ｎ酊除去率
という）は、未処理ガス液と処ｓｊ！Ｉス液Ｏ１！から
求めた除去率からンツインダ量を差引いて求めた。７ツ
インダ率は、排気中の硫化水素、シアン化水素量から算
出した。

その結果を才２図に示す。卆２図中（ム）は硫化水素の
夏罵Ｔ除去率、（Ｂ）　ａシアン化水素ｆ）　ＭＥＴ除
査率、（Ｏｆ硫化水素のフライング率、（Ｄ）はシアン
化水素の７テイング率である。

第２図に示すとおシ、滞留時間２時間では、シアン化水
素が若干残っているが、硫化水素ｔｉｆｉＰ！完全に除
去されて−る。また、滞留時間が３．７５時間以上の場
合には、硫化水素シアン化水素共Ｋｆｉば完全に除去さ
れて−る。なお、排気中への硫化水素、シアン化水素の
７ツイング轄はとんど厘められなかったが、１０ｆ／Ｗ
１ｓ程度のアンモニアが同伴されていた。

次に滞留時間を２時間、曝気空気量を１２　ＷＥｓ／　
Ｈ一定となし、いおうケーキ添加量を０〜１８０ｆ乃−
（乾燥重量換算−１１５分おきに添加）ｋ賓動破しめて
それぞれ平衡に達するまで反応さ（、硫化水素。

シアン化水素の夏罵！−夫串を求めた。その結果を才５
図に示す。、 才３閣中（罵）韓硫化水素のＮ罵！除去率、（１）轄シ
アン化水素ｏ　ｗｙａ’ｘ　＊　＊率である。

中５閣に示すとお勤、−おうケーキの添加率増大に％＆
って硫化水素、シアン化水素の除去率が向上し、特Ｋ　
１ＢＧ＃／１１１’０添加の場合Ｋｔｉ、はぼ完全に硫
化水素、シアン化水素が除去されている。

さらに１曙気空気量を液の攪拌だけを目的として１．６
ｗｓ”７１ｔｉとなし、滞留時間を６時間一定として、
いおりケー中ａ重量と、硫化水素、シアン化水素の除去
率との関係をｌ１ｌｊａ！した。そ０！Ｉ！Ｆ果を第４
図に示す＠ 第４■中（Ｇ）轢硫化水素Ｏ葺ｍＴ除来率、（ＩＩ）轢
シアン化水嵩Ｏｗ罵−ｒ＊＊率、（１）韓硫化水素の７
テインダ率、（Ｊ）はシアン化水素の７ライング率であ
る。

才５ＩＩＩｌｃ示すとお参、腋の攪拌だけを目的とした
曝気空気量１．６窮”ＡＯ場合に社、シアン化水素の除
去率のみがいおうケーキ添加量の増加に伴なって向上す
るが、硫化水素の除去は望めず、また、シアン化水素、
硫化水素のフライング率は、前記−気空気ｊｉ　１２１
１１”／Ｈの際に比して著しく上昇していることがわか
る。

実施例２ 実施例１で使用した実験装置を用い、前記第１表に示す
ガス液を、滞留時間６時間、曝気空気量１２ｍ”／Ｈ、
Ｒ応’１ｊｉｌｌ　７０°ｃの条件下、多゛硫化ソーダ
をガス液１　ｍＡ当り２００ｇの割合で１５分おきに添
加し、実施例１と同様に反応せしめた。

その結果、硫化水素、シアン化水素共に９８％以上のＭ
冨Ｔ除去率が得られた。また、硫化水素、シアン化水素
の７テイングは、６とんど詔められなかった。

以上述べたとおり本願発明法は、ガス液中の硫化水素、
シアン化水素を同時に、しかも比較的容易にチオシアン
酸壌、チオ硫酸塩等に変換できるから、アンモニア除去
の前処理として有効に利用できるばかりでなく、後段の
活性汚泥処理の安定性が増す等多くの利点を有する６

【図面の簡単な説明】

第１図社実施例で使用した実験装置Ｏａ＃１ｖ４、第２
２図社実施１０ガス液滞留時間と硫化水素。 シアン化水素のｗａｒ　Ｗｋ　ｋ率、７フインダ率との
関係を示すＳ＊、ｔＳ図は同じく滞留時間２時間、−気
空気量１２１ｇ’／Ｈの場合のｉおうケーキ添加量と硫
化水素、シアン化水素ＯＭＩＡＴ除★率との関係を示す
線図、才４図社同じく滞留時ｌ１３時間、曝気空気量１
．６１１１”／Ｈの場合Ｏ−おうケーキ添加量と硫化水
嵩、シアン化水素のＷＩＴ除去率、フライング率との関
係を示すＳ図である。 １Ｆｉタンク、２社ディ７エーず−、５社コイル、４Ｆ
ｉガス液供給管、５＃ｉオーバーフロー管、６Ｆｉ空気
供給管、７．８は流量針、９はスチーム供給管、１０轄
緋気抜出管、１１轄温度針 出願人　住金化工株式金社 代理人　弁理土石間壬生弥 ゛　舜尚澗団 的１４ｉ′！ｌ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）ガス液に１−おうまたは多硫化物もしくはその両者
   を添加し、空−ｄっ禽する仁とを特徴とするガス液から
   硫化水素およびシアン化水素を除去する方法 ２）　ｖｈおう轄コークス炉Ｉス脱硫によって得られる
   −おうケーキである特許請求０１１１！１）記載のガス
   液から硫化水素およびシアン化水素の除去方法