JPS5828876B2 - 1α−ヒドロキシル化化合物の調製方法 - Google Patents
1α−ヒドロキシル化化合物の調製方法Info
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- JPS5828876B2 JPS5828876B2 JP54500366A JP50036679A JPS5828876B2 JP S5828876 B2 JPS5828876 B2 JP S5828876B2 JP 54500366 A JP54500366 A JP 54500366A JP 50036679 A JP50036679 A JP 50036679A JP S5828876 B2 JPS5828876 B2 JP S5828876B2
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- C07C2602/02—Systems containing two condensed rings the rings having only two atoms in common
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- C07C2602/18—All rings being cycloaliphatic the ring system containing six carbon atoms
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- C07C2602/00—Systems containing two condensed rings
- C07C2602/02—Systems containing two condensed rings the rings having only two atoms in common
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Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明はビタミンD様の活性を持つ化合物の調製方法
に関するものである。
に関するものである。
詳しくいえばこの発明は分子の炭素1の位置に1つの酸
素官能基を持つ、ビタミンD様活性を有する化合物の調
製方法に関する。
素官能基を持つ、ビタミンD様活性を有する化合物の調
製方法に関する。
さらに詳しくいえば、この発明はシクロビタミンD中間
体からビタミンD様活性を持つ1α−ヒドロキシル化化
合物を調製する方法に関するものである。
体からビタミンD様活性を持つ1α−ヒドロキシル化化
合物を調製する方法に関するものである。
ビタミンDが、腸内のカルシウム吸収の刺激、骨無機物
再吸収の刺激、くる病の防止などある種の生物学的効果
を示すことはよく知られている。
再吸収の刺激、くる病の防止などある種の生物学的効果
を示すことはよく知られている。
このような生物学的活性は、これらビタミンが生体内で
ヒドロキシル化された誘導体に変えられる、つまり新陳
代謝により変化を受けることによることもまた周知の事
実である。
ヒドロキシル化された誘導体に変えられる、つまり新陳
代謝により変化を受けることによることもまた周知の事
実である。
例えば、最近の証拠によれば、1α・25−ジヒドロキ
シビタミンD3がビタミンD3の生体内における活性型
であり、この化合物が先に述べた生物学的効果に関与す
ることを指摘している。
シビタミンD3がビタミンD3の生体内における活性型
であり、この化合物が先に述べた生物学的効果に関与す
ることを指摘している。
1α−ヒドロキシビタミンD3.1α−ヒドロキシビタ
ミンD2のように合成の1α−ヒドロキシビタミンD類
似体もまた顕著な生物学的効力を呈し、自然の代謝産物
を含めそのような化合物はカルシウム代謝および、骨異
栄養症、骨軟化症、骨多孔症などの骨の病気に対する治
療用薬剤として大きな将来性を持っている。
ミンD2のように合成の1α−ヒドロキシビタミンD類
似体もまた顕著な生物学的効力を呈し、自然の代謝産物
を含めそのような化合物はカルシウム代謝および、骨異
栄養症、骨軟化症、骨多孔症などの骨の病気に対する治
療用薬剤として大きな将来性を持っている。
背景技術
ビタミンD化合物およびこれらの誘導体を生物学的に活
性にするのに1α−ヒドロキシル化は欠くことのできな
い要素であるため、このようなヒドロキシル化を化学的
に達成する方法について大きな関心がよせられて来た。
性にするのに1α−ヒドロキシル化は欠くことのできな
い要素であるため、このようなヒドロキシル化を化学的
に達成する方法について大きな関心がよせられて来た。
1α−ヒドロキシビタミンD3 の全体的合成について
提案された一方法(L7thgoeその他、J、 C
hem、 Soc、、Perkin Trans
I、p、2654.1974年)を除けば、本発明の着
想以前のものは、すべて、1α−ヒドロキシル化ビタミ
ンD化合物の合成は1α−ヒドロキシル化ステロイドの
調製を含み、この化合物から対応する1α−ヒドロキシ
−5・7ジ工ンステロール誘導体に転化したのち、周知
の光化学的方法によって目的のビタミンD化合物を得る
のが通常であった。
提案された一方法(L7thgoeその他、J、 C
hem、 Soc、、Perkin Trans
I、p、2654.1974年)を除けば、本発明の着
想以前のものは、すべて、1α−ヒドロキシル化ビタミ
ンD化合物の合成は1α−ヒドロキシル化ステロイドの
調製を含み、この化合物から対応する1α−ヒドロキシ
−5・7ジ工ンステロール誘導体に転化したのち、周知
の光化学的方法によって目的のビタミンD化合物を得る
のが通常であった。
このため有効な合成法は複数の段階を経て行われ、多く
の場合非能率的であると同時に骨の折れるものであった
。
の場合非能率的であると同時に骨の折れるものであった
。
その他の、ビタミンD関連化合物の1α−ヒドロキシル
化を含む合成例は下記に見ることができる。
化を含む合成例は下記に見ることができる。
(1)、ステロイド誘導体の調製法、石川その他、米国
特許第3929770号、1957年12月30日発行
。
特許第3929770号、1957年12月30日発行
。
(2)、 ]α・25−ジヒドロキシコレカルシフェ
ロールの調製法、マツナガその他、米国特許第4022
768号、1977年5月10日発行。
ロールの調製法、マツナガその他、米国特許第4022
768号、1977年5月10日発行。
(3)、1α−ヒドロキシコレカルシフェロール、De
Luca その他、米国特許第3741996号、1
973年6月26日発行。
Luca その他、米国特許第3741996号、1
973年6月26日発行。
(4)、 1α−ヒドロキシエルゴカルシフェロール
および同化合物の調製法、De Luca他、米国特許
第3907843号、1975年9月23日。
および同化合物の調製法、De Luca他、米国特許
第3907843号、1975年9月23日。
(5)、コルカルシフェロールの二酸化セレン酸化、B
ohumil Pe1c、ステロイド、30巻、A2.
1977年8月。
ohumil Pe1c、ステロイド、30巻、A2.
1977年8月。
発明の開示
ビタミンDあるいはビタミンD誘導体分子の炭素原子1
((、−1)の位置に水酸基を導入する新しい方法であ
ってこれまでの合成法とは概念的にも実施面でも根本的
に異なる方法を見い出した。
((、−1)の位置に水酸基を導入する新しい方法であ
ってこれまでの合成法とは概念的にも実施面でも根本的
に異なる方法を見い出した。
この方法は、後に詳しく説明するが、アリル酸化によっ
てC−1の位置に1つの酸素機能を直接に付ける方法を
提供するものである。
てC−1の位置に1つの酸素機能を直接に付ける方法を
提供するものである。
一般に、この発明の方法は一般式
で表わされる1α−ヒドロキシル化化合物を調製するに
当り、次の一般式で表わされる化合物(以下一般的にシ
クロビタミンDという) をアリル酸化し、アリル酸化反応混合物からの1α−ヒ
ドロキシル化シクロビタミンD化合物を回収し、この回
収化合物をアシル化し、その生成物である1α−O−ア
シル誘導体を回収し、上記誘導体の酸触媒によるソルボ
リシスを行い、所望の1α−O−アシルビタミンD化合
物を回収し、1α−0−アシル化生成物を加水分解(あ
るいは水素化剤によって還元)し1α−ヒドロキシビタ
ミンD化合物を得る。
当り、次の一般式で表わされる化合物(以下一般的にシ
クロビタミンDという) をアリル酸化し、アリル酸化反応混合物からの1α−ヒ
ドロキシル化シクロビタミンD化合物を回収し、この回
収化合物をアシル化し、その生成物である1α−O−ア
シル誘導体を回収し、上記誘導体の酸触媒によるソルボ
リシスを行い、所望の1α−O−アシルビタミンD化合
物を回収し、1α−0−アシル化生成物を加水分解(あ
るいは水素化剤によって還元)し1α−ヒドロキシビタ
ミンD化合物を得る。
またこの発明の方法によれば、前記一般式で表わされる
1α−ヒドロキシル化化合物の1−位又は3一位のヒド
ロキシル基をアシル化した化合物も生成物として得るこ
とができる。
1α−ヒドロキシル化化合物の1−位又は3一位のヒド
ロキシル基をアシル化した化合物も生成物として得るこ
とができる。
上に説明した方法で、式中のRはステロイド側鎖を示す
が、この最も一般的なものは、置換もしくは非置換の、
飽和もしくは不飽和の、または置換の不飽和のコレステ
ロール側鎖基であり、式中の2は水素原子、低級アルキ
ル基、低級アシル基、または芳香族アシル基である。
が、この最も一般的なものは、置換もしくは非置換の、
飽和もしくは不飽和の、または置換の不飽和のコレステ
ロール側鎖基であり、式中の2は水素原子、低級アルキ
ル基、低級アシル基、または芳香族アシル基である。
好ましいのは、Rが、目的の分子中の25番炭素原子の
位置(C25)に水素原子または水酸基を持つことを特
徴とするコレステロールアルいはエルゴステロール側鎖
基の場合である。
位置(C25)に水素原子または水酸基を持つことを特
徴とするコレステロールアルいはエルゴステロール側鎖
基の場合である。
ここで、また、後の請求の範囲で語パ低級“はアルキル
またはアシルの修飾語として使用されるが、これは1か
ら約4個の炭素原子を持つ炭化水素鎖を意味し、直鎖ま
たは枝分れ鎖配列の両者を含む。
またはアシルの修飾語として使用されるが、これは1か
ら約4個の炭素原子を持つ炭化水素鎖を意味し、直鎖ま
たは枝分れ鎖配列の両者を含む。
芳香族アシル基とはベンゾイル基、置換ベンゾイル基な
どである。
どである。
また種々の式中で、置換基への波状の線は、その置換基
がαまたはβ立体異性型であることを示す。
がαまたはβ立体異性型であることを示す。
さらに詳しくは、この発明方法の実施において、上記式
中の、以下の全て、そして請求の範囲の式中のRは次の
ような構造式を持つコレステロール側鎖であることが望
まれる。
中の、以下の全て、そして請求の範囲の式中のRは次の
ような構造式を持つコレステロール側鎖であることが望
まれる。
ここでそれぞれのR1、R2、およびR3は、水素原子
、水酸基、低級アルキル基、置換低級アルキル基、〇−
低級アルキル基、置換〇−低級アルキル基、およびフッ
素からなる群から選ばれたものである。
、水酸基、低級アルキル基、置換低級アルキル基、〇−
低級アルキル基、置換〇−低級アルキル基、およびフッ
素からなる群から選ばれたものである。
上記構造を持つ最も好ましい側鎖基としてR1およびR
3が水素原子であり、R2が水酸基であるものを挙げる
ことができる。
3が水素原子であり、R2が水酸基であるものを挙げる
ことができる。
他の好ましい側鎖基としてR1,R,2およびR3が水
素原子であるものまたはR7が水酸基でR2およびR3
が水素原子であるものまたはR1とR2が水酸基でR3
が水素原子のものを挙げることができる。
素原子であるものまたはR7が水酸基でR2およびR3
が水素原子であるものまたはR1とR2が水酸基でR3
が水素原子のものを挙げることができる。
Rで表わされる他の好ましい側鎖基は次の式を特徴とす
るエルゴステロール側鎖基である。
るエルゴステロール側鎖基である。
ここでそれぞれのR1、R2およびR3は、水素原子、
水酸基、低級アルキル基、置換低級アルキル基、〇−低
級アルキル基、置換〇−低級アルキル基、およびフッ素
からなる群から選ばれ、R4は水素原子および低級アル
キル基からなる群より選ばれる。
水酸基、低級アルキル基、置換低級アルキル基、〇−低
級アルキル基、置換〇−低級アルキル基、およびフッ素
からなる群から選ばれ、R4は水素原子および低級アル
キル基からなる群より選ばれる。
上述のエルゴステロール側鎖配列を持つ最も望ましい側
鎖基はR,とR3が水素原子であり、R2が水酸基、R
4がメチル基であるものまたはR1、R2およびR3が
水素原子でR4がメチル基でありR4が立体化学的にエ
ルゴステロールと同様のものである。
鎖基はR,とR3が水素原子であり、R2が水酸基、R
4がメチル基であるものまたはR1、R2およびR3が
水素原子でR4がメチル基でありR4が立体化学的にエ
ルゴステロールと同様のものである。
シクロビタミンD出発物質の側鎖基Rに水酸基が存在す
る場合、この基はどんな場合もアシル化でき、アセチル
基、置換低級アシル基のような低級アシル基に、あるい
はベンゾイル基、置換ベンゾイル基などに変えることが
できることは明らかであるが、このアシル化は必ずしも
この方法においては要求されない。
る場合、この基はどんな場合もアシル化でき、アセチル
基、置換低級アシル基のような低級アシル基に、あるい
はベンゾイル基、置換ベンゾイル基などに変えることが
できることは明らかであるが、このアシル化は必ずしも
この方法においては要求されない。
さらに、側鎖基Rは必ずしも先に列挙したタイプのもの
に限定されるわけでないことに注意すべきである。
に限定されるわけでないことに注意すべきである。
この発明にて説明されている方法は一般的なものであり
、プレグネノロン、デスモスチロール、コレイン酸、ホ
モコレイン酸などの側鎖のような、多くの普通のステロ
イド側鎖を持つシクロビタミンD化合物に適用すること
ができる。
、プレグネノロン、デスモスチロール、コレイン酸、ホ
モコレイン酸などの側鎖のような、多くの普通のステロ
イド側鎖を持つシクロビタミンD化合物に適用すること
ができる。
上に明記した側鎖基に加え、次式によって表わされる側
鎖基Rを持つシクロビタミンD化合物も都合よく調製す
ることができ、これら化合物もまたこの発明の方法出発
物質として使用できる。
鎖基Rを持つシクロビタミンD化合物も都合よく調製す
ることができ、これら化合物もまたこの発明の方法出発
物質として使用できる。
酸化工程用のシクロビタミン出発物質はビタミンD化合
物から次の2段階の操作でたやすく調製できる。
物から次の2段階の操作でたやすく調製できる。
すなわち3β−ヒドロキシル基を有するビタミンD化合
物を対応する3β−トシル化誘導体に転化し、次いで、
このトシル化物を、酢酸ナトリウムを含むメタノール/
アセトン混液などのような適当な緩衝溶液中にて、ソル
ボリシスしてシクロビタミン生成物を得る。
物を対応する3β−トシル化誘導体に転化し、次いで、
このトシル化物を、酢酸ナトリウムを含むメタノール/
アセトン混液などのような適当な緩衝溶液中にて、ソル
ボリシスしてシクロビタミン生成物を得る。
5hevesおよびMazur (J、 Am、Che
m、 S□C,97,6249(1975年))はこの
手法をビタミンD3 に応用し、主要産物としてシクロ
ビタミンD3を得た。
m、 S□C,97,6249(1975年))はこの
手法をビタミンD3 に応用し、主要産物としてシクロ
ビタミンD3を得た。
彼らはこの化合物に次の構造式を与えた。
つまり6R−メトキシ−3・5−シクロビタミンD3
である。
である。
この工程で形成した、シクロビタミン副i物はメトキシ
が68配列の対応する化合物であることが確認された。
が68配列の対応する化合物であることが確認された。
ここにおいて、先に述べたソルボリシス反応を、もしN
aHCO3緩衝液を使用してメタノール中で実行すると
、5heves およびMazur (’)方法よ
り収率良くシクロビタミン生成物を得ることができるこ
とが見い出された。
aHCO3緩衝液を使用してメタノール中で実行すると
、5heves およびMazur (’)方法よ
り収率良くシクロビタミン生成物を得ることができるこ
とが見い出された。
これに加え、(例えば側鎖水酸基のような)他の化学的
に反応性の置換基を持つビタミンD化合物もまた効率的
にそれらのシクロビタミンD誘導体に転化できることが
見い出された。
に反応性の置換基を持つビタミンD化合物もまた効率的
にそれらのシクロビタミンD誘導体に転化できることが
見い出された。
例えば、上述の工程で25−ヒドロキシビタミンD3を
出発物質として使用した場合25−ヒドロキシ−6メト
キシー3・5−シクロビタミンD3の生成が見られる。
出発物質として使用した場合25−ヒドロキシ−6メト
キシー3・5−シクロビタミンD3の生成が見られる。
この化合物の構造は下記の通りであるカ、ここでRは2
5−ヒドロキシコレステロール側鎖を代表する。
5−ヒドロキシコレステロール側鎖を代表する。
同様に、上述の工程で24・25−ジヒドロキシビタミ
ンD3を出発物質とした場合、下記のような24・25
−ジヒドロキシ6−メチル−3・5−シクロビタミンD
3 が生じる。
ンD3を出発物質とした場合、下記のような24・25
−ジヒドロキシ6−メチル−3・5−シクロビタミンD
3 が生じる。
ここでRは24・25−ジヒドロキシコレステロール側
鎖を表わす。
鎖を表わす。
ビタミンD2を出発物質とした場合、同様な手法により
シクロビタミンD2が生じ、これも同様下記構造で表わ
されるが、この場合Rはエルゴステロール側鎖を表わす
。
シクロビタミンD2が生じ、これも同様下記構造で表わ
されるが、この場合Rはエルゴステロール側鎖を表わす
。
これらシクロビタミンD化合物は新規化合物である。
先に引用した5hevesおよびMazurの結果から
類推すれば、6R−メトキシの立体化学体はこれらの反
応で得られた主要ビタミンD生成物に相当し、6旦−メ
トキシ配置はシクロビタミン生成混合物の副次的成分(
5〜10%)に相当する。
類推すれば、6R−メトキシの立体化学体はこれらの反
応で得られた主要ビタミンD生成物に相当し、6旦−メ
トキシ配置はシクロビタミン生成混合物の副次的成分(
5〜10%)に相当する。
この発明による製法ではこれら立体異性体の分離は必要
でない。
でない。
しかし、必要があればこれらの分離は従来の方法で可能
であり、製法効率は必ずしも同じではないが、いづれの
C−(6)−エピマーも使用可能である。
であり、製法効率は必ずしも同じではないが、いづれの
C−(6)−エピマーも使用可能である。
以上の理由から、シクロビタミンD化合物のC−6での
立体化学的配列(構造)は明細書および請求の範囲には
明示されていない。
立体化学的配列(構造)は明細書および請求の範囲には
明示されていない。
試薬または条件を適当に選ぶことによって、この発明の
方法は次のような一般式で表わされるシクロビタミンD
類似体を得ることができる。
方法は次のような一般式で表わされるシクロビタミンD
類似体を得ることができる。
ここでZは水素原子、アルキル基またはアシル基を表わ
し、Rは先に規定した側鎖構造のいづれかのタイプを表
わす。
し、Rは先に規定した側鎖構造のいづれかのタイプを表
わす。
例えば、もし、ソルボリシスの媒体として、メタノール
のかわりにエタノールを使用すると、上記で2がエチル
基を表わすような構造のシクロビタミンが得られる。
のかわりにエタノールを使用すると、上記で2がエチル
基を表わすような構造のシクロビタミンが得られる。
反応媒体に適当なアルコールを使用することによって他
のO−アルキル化シクロビタミンD生成物を得ることが
できることは明らかである。
のO−アルキル化シクロビタミンD生成物を得ることが
できることは明らかである。
同様に、アセトン/H20混液、ジオキサン/中20混
液のようなH2Oを含む溶剤から成るソルボリシス反応
媒体は、酢酸塩または他の緩衝溶液の存在下で、上記の
式中でZが水素原子である構造式の対応するシクロビタ
ミンD化合物を生じる。
液のようなH2Oを含む溶剤から成るソルボリシス反応
媒体は、酢酸塩または他の緩衝溶液の存在下で、上記の
式中でZが水素原子である構造式の対応するシクロビタ
ミンD化合物を生じる。
5hevesおよびMazurは(Tetrahedr
onLetters (A34 ) pp、2987−
29990(1976年))は事実6−ヒドロキシシク
ロビタミンD3 を調製した。
onLetters (A34 ) pp、2987−
29990(1976年))は事実6−ヒドロキシシク
ロビタミンD3 を調製した。
つまりビタミンD3トシル化物をKE(CO3にて緩衝
した水性アセトンで処理して、上記の構造式でZが水素
原子、Rがコレステロール側鎖である化合物を調製した
。
した水性アセトンで処理して、上記の構造式でZが水素
原子、Rがコレステロール側鎖である化合物を調製した
。
ここで6−ヒドロキシ シクロビタミンは、もし必要で
あれば標準条件(無水酢酸/ピリジン)fでアシル化す
ることで、対応のアシル誘導体(つまりZがアセチルあ
るいはベンゾイルのようなアシル基)に転化できること
が見い出された。
あれば標準条件(無水酢酸/ピリジン)fでアシル化す
ることで、対応のアシル誘導体(つまりZがアセチルあ
るいはベンゾイルのようなアシル基)に転化できること
が見い出された。
また、酢酸ナトリウムを含む乾燥メタノールを媒体とし
て、上記ソルボリシスを実施すると副生成物とし、上記
構造式でZがアセチル基であるアシル化されたシクロビ
タミンDを生じる。
て、上記ソルボリシスを実施すると副生成物とし、上記
構造式でZがアセチル基であるアシル化されたシクロビ
タミンDを生じる。
Zがメチル基であるシクロビタミンD化合物は後続反応
の好ましい出発物質である。
の好ましい出発物質である。
この発明の方法においてアリル酸化は、例えばCH2C
l2、CHCl3、ジオキサン、テトラヒドロフランな
どのような適当な溶媒中で、二酸化セレンを酸化試薬と
して使用することで通常行われる。
l2、CHCl3、ジオキサン、テトラヒドロフランな
どのような適当な溶媒中で、二酸化セレンを酸化試薬と
して使用することで通常行われる。
この酸化反応の性質上、反応を室温かまたは低温で行う
ことが望ましい。
ことが望ましい。
この酸化反応はまたtertブチル−ヒドロペルオキシ
ドのようなヒドロペルオキシドの存在下で最も有利に行
われる。
ドのようなヒドロペルオキシドの存在下で最も有利に行
われる。
酸化生成物、つまり1α−ヒドロキシシクロビタミンD
化合物は反応混合物から溶剤抽出(エーテルなど)によ
って簡単に回収できる。
化合物は反応混合物から溶剤抽出(エーテルなど)によ
って簡単に回収できる。
これはさらにクロマトグラフィーによって容易に精製さ
れる。
れる。
必要ならば他のアリル酸化物の使用も可能である。
他の酸化物を使用すれば生成物の収率に差が生じること
は当然であり、酸化の条件を変える必要があるが、これ
は当業者にとって自明なことである。
は当然であり、酸化の条件を変える必要があるが、これ
は当業者にとって自明なことである。
上記構造式で、Zが低級アルキル基(例えばメチル基)
であるシクロビタミンD化合物のアリル酸化の結果生じ
る生成物は次の式によって容易に説明できる。
であるシクロビタミンD化合物のアリル酸化の結果生じ
る生成物は次の式によって容易に説明できる。
ここでRは先に限定した側鎖基のいづれかであり、Zは
低級アルキル(メチル基など)を表わす。
低級アルキル(メチル基など)を表わす。
この発明方法によってシクロビタミンを酸化すると、望
ましい1α−立体化学性をもつ1−ヒドロキシシクロビ
タミンを生じることができる。
ましい1α−立体化学性をもつ1−ヒドロキシシクロビ
タミンを生じることができる。
つまりこの1α−立体化学性は生物学的に活性な1ヒド
ロキモ に活性を有する。
ロキモ に活性を有する。
この酸化方法の位置的および立体化学的選択性と著しく
高い効率は、新規であると同時に全く予期し得なかった
ことがらであり、さらに、ここに開示した1α−ヒドロ
キシシクロビタミンD化合物すべては、新規化合物であ
る。
高い効率は、新規であると同時に全く予期し得なかった
ことがらであり、さらに、ここに開示した1α−ヒドロ
キシシクロビタミンD化合物すべては、新規化合物であ
る。
シクロビタミンD化合物の二酸化セレン酸化による副生
成物は次のような構造の1−オキソシクロビタミンD誘
導体である。
成物は次のような構造の1−オキソシクロビタミンD誘
導体である。
ここで、Zは低級アルキル基を表わし、Rは先に規定し
たいづれかの側鎖基から戒る。
たいづれかの側鎖基から戒る。
これら1オキソシクロビタミンD誘導体は水素化剤(例
、L i A I H4、NaBH4、その他これに相
当する試薬)で容易に還元され、すでに説明した式を持
つlαヒドロキシシクロビタミンD誘導体を主に生じる
。
、L i A I H4、NaBH4、その他これに相
当する試薬)で容易に還元され、すでに説明した式を持
つlαヒドロキシシクロビタミンD誘導体を主に生じる
。
1α−オキソシクロビタミンD化合物のたやすい還元お
よび、特に1α−立体化学性を持つ1α−ヒドロキシシ
クロビタミンD化合物の優先的生成は予期しなかった知
見である。
よび、特に1α−立体化学性を持つ1α−ヒドロキシシ
クロビタミンD化合物の優先的生成は予期しなかった知
見である。
というのは機構論的な議論からすれば1−オキソシクロ
ビタミンD化合物の分子空間的に障害がより少ない側か
ら、水素化還元剤が接近することが予測されるのであり
、その場合1β−ヒドロキシシクロビタミンエピマーを
優先的作用を導くにいたることが予想されるからである
。
ビタミンD化合物の分子空間的に障害がより少ない側か
ら、水素化還元剤が接近することが予測されるのであり
、その場合1β−ヒドロキシシクロビタミンエピマーを
優先的作用を導くにいたることが予想されるからである
。
回収した1α−ヒドロキシシクロビタミンD化合物のア
シル化は、ピリジンなどの適当な溶剤中にて、無水酢酸
のような周知のアシル化剤の使用による標準的方法で簡
単におこなわれる。
シル化は、ピリジンなどの適当な溶剤中にて、無水酢酸
のような周知のアシル化剤の使用による標準的方法で簡
単におこなわれる。
これは通常室温にて数時間、例えば−晩行なわれる。
アシル化による生成物は対応する工α−0−アシルシク
ロビタミンD化合物である。
ロビタミンD化合物である。
これを次の反応にそなえて、媒体から溶剤(たとえばエ
ーテル)抽出および溶剤蒸発などによって十分に純粋な
形で回収する。
ーテル)抽出および溶剤蒸発などによって十分に純粋な
形で回収する。
1α−ヒドロキシシクロビタミンD化合物の側鎖(R)
中に存在するすべての第一級あるいは第二級ヒドロキシ
ル基もまたこのような条件下でアシル化される。
中に存在するすべての第一級あるいは第二級ヒドロキシ
ル基もまたこのような条件下でアシル化される。
第三級ヒドロキシル基(例えば25−ヒドロキシ基)の
完全なアシル化が必要の場合は、より強いアシル化条件
が通常必要である。
完全なアシル化が必要の場合は、より強いアシル化条件
が通常必要である。
例えば高温(75〜100℃)でアシル化する。
このような場合、不安定な化合物の分解をさげるため窒
素雰囲気中で反応を行うことが好ましい。
素雰囲気中で反応を行うことが好ましい。
このようなアシル化による生成物は次の式で説明される
。
。
ここで、Yは低級アシル基あるいは芳香族アシル基を表
わし、Zは低級アルキル基を、そしてRはこの明細書中
で先に限定したステロイド側鎖のいづれかである。
わし、Zは低級アルキル基を、そしてRはこの明細書中
で先に限定したステロイド側鎖のいづれかである。
ここでは、最初存在した第一級あるいは第二級水酸基は
、今は相当するO−アシル置換基として存在し、最初存
在した第三級水酸基は選択した条件によって水酸基とし
て、あるいはO−アシル基として存在する。
、今は相当するO−アシル置換基として存在し、最初存
在した第三級水酸基は選択した条件によって水酸基とし
て、あるいはO−アシル基として存在する。
シクロビタミンの酸触媒によるソルボリシスによって、
1α−O−アシル シクロビタミンを1α−〇−アシル
ビタミンD誘導体に転化することができる。
1α−O−アシル シクロビタミンを1α−〇−アシル
ビタミンD誘導体に転化することができる。
したがって、1α−O−アシル−シクロビタミンDを適
当な溶剤混合物(例ジオキサン/H20)中でp−)ル
エンスルホン酸とあたためると1α−〇−アシル ビタ
ミンD化合物が生じる。
当な溶剤混合物(例ジオキサン/H20)中でp−)ル
エンスルホン酸とあたためると1α−〇−アシル ビタ
ミンD化合物が生じる。
5hevesとMazurはこの反応をシクロビタミン
D3からビタミンD3への転化に利用した( J、 A
m、Chem、Soc 、97.6249(1975年
))。
D3からビタミンD3への転化に利用した( J、 A
m、Chem、Soc 、97.6249(1975年
))。
先行技術からは自明ではなく推測もつかなかった新しい
驚くべき発見として、酸ソルボリシスによって1α−〇
−アシル・シクロビタミンD化合物が、すっかり高い収
率で対応する1α−〇−アシル・ビタミンに転化できる
ということである。
驚くべき発見として、酸ソルボリシスによって1α−〇
−アシル・シクロビタミンD化合物が、すっかり高い収
率で対応する1α−〇−アシル・ビタミンに転化できる
ということである。
1α−ヒドロキシシクロビタミンD化合物のアリル的な
1α−酸素原子機能は、このようなソルボリシス条件で
は非常に不安定であると予想されていたので、この結果
は全く予想外のものであった。
1α−酸素原子機能は、このようなソルボリシス条件で
は非常に不安定であると予想されていたので、この結果
は全く予想外のものであった。
有機カルボン酸、例えば酢酸、ギ酸などの存在で1α−
ヒドロキシシクロビタミンDを直接ツルポルシスし、対
応する3−0−アシル 1α−ヒドロキシビタミンD誘
導体を回収し、そしてこのような誘導体を対応するヒド
ロキシ化合物に転化しそれを回収することもできる。
ヒドロキシシクロビタミンDを直接ツルポルシスし、対
応する3−0−アシル 1α−ヒドロキシビタミンD誘
導体を回収し、そしてこのような誘導体を対応するヒド
ロキシ化合物に転化しそれを回収することもできる。
側鎖中に存在する第三級あるいはアリル−アルコール機
能は対応するアシル化物あるいは他の適当な酸に安定な
保護基に変えて保護することも重要である。
能は対応するアシル化物あるいは他の適当な酸に安定な
保護基に変えて保護することも重要である。
生成物である1α二〇−アシル ビタミンDはソルボリ
シス混合物から容易に溶剤で抽出でき、さらにクロマト
グラフィーにより精製できる。
シス混合物から容易に溶剤で抽出でき、さらにクロマト
グラフィーにより精製できる。
このソルボリシス反応により、自然の5・6−シスニ重
結合幾何異性体をもつ1α−〇−アシル ビタミンD、
および5・6−トランス幾何異性体をもつ対応する1α
−O−アシル ビタミンDの両者が約5:1の比率で得
られる。
結合幾何異性体をもつ1α−〇−アシル ビタミンD、
および5・6−トランス幾何異性体をもつ対応する1α
−O−アシル ビタミンDの両者が約5:1の比率で得
られる。
これらの生成物は溶剤抽出およびクロマトグラフィーに
より簡単に分離でき、その結果下に説明されているよう
な一般式を持つ1α−O−アシル ビタミンD生成物を
純粋な形で得ることができる(同様に、必要に応じて、
対応する5・6−1・ランス異性体を得ることができる
)。
より簡単に分離でき、その結果下に説明されているよう
な一般式を持つ1α−O−アシル ビタミンD生成物を
純粋な形で得ることができる(同様に、必要に応じて、
対応する5・6−1・ランス異性体を得ることができる
)。
ここでYは低級アシル基(例えばアセチル基)または芳
香族アシル基(例えばベンゾイル基)を表わし、Rはす
でに規定したステロイド側鎖のいづれかを示す。
香族アシル基(例えばベンゾイル基)を表わし、Rはす
でに規定したステロイド側鎖のいづれかを示す。
ここで全ての水酸基機能はそれらの対応するO−アシル
誘導体として存在することは理解されよう。
誘導体として存在することは理解されよう。
加水分解あるいは還元によりアシル保護基を除去すれば
、1α−〇−アジルビ゛タミンD誘導体を簡単に所望の
1α−ヒドロキシビタミンD化合物に転化することがで
きる。
、1α−〇−アジルビ゛タミンD誘導体を簡単に所望の
1α−ヒドロキシビタミンD化合物に転化することがで
きる。
個々の方法の選択は、化合物の性質、特に側鎖R基およ
びその置換体の性質によって異なる。
びその置換体の性質によって異なる。
例えば、ケトン、エステルのような還元を受は易い官能
基が同時に還元されるのをさげる場合は、水素化物によ
る還元は行うべきではない。
基が同時に還元されるのをさげる場合は、水素化物によ
る還元は行うべきではない。
この場合、アシル基の還元除去の前にこのような官能基
を適当な形に変えることもできる。
を適当な形に変えることもできる。
こうして、適当な水素化還元剤(例えば水素化アルミニ
ウムリチウム)によるアシル化物ノ処理により、対応す
る1α−ヒドロキシビタミンD化合物を得ることができ
る。
ウムリチウム)によるアシル化物ノ処理により、対応す
る1α−ヒドロキシビタミンD化合物を得ることができ
る。
同様に、アシル化物を温和な塩基性加水分解(例えば
KOH/MeOH)することにより、所望の1α−ヒド
ロキシ誘導体を得ることもできる。
ロキシ誘導体を得ることもできる。
この場合側鎖が分子立体障害の大きい(例えば第三級の
)O−アシル基を持つときはより強い条件(高温、長い
反応時間)が必要であることが理解されよう。
)O−アシル基を持つときはより強い条件(高温、長い
反応時間)が必要であることが理解されよう。
いずれの方法によって調製された1α−ヒドロキシビタ
ミンD化合物も溶剤抽出(例えばエーテル)およびクロ
マトグラフィーおよび/または適当な溶剤から結晶させ
て純粋な形として得ることができる。
ミンD化合物も溶剤抽出(例えばエーテル)およびクロ
マトグラフィーおよび/または適当な溶剤から結晶させ
て純粋な形として得ることができる。
1α−〇−アシル シクロビタミンD化合物を対応する
ビタミンD誘導体に転化する別の新しい方法に、有機酸
(例えば酢酸、ギ酸)からなる媒体中でシクロビタミン
化合物を酸触媒ソルボリシスする方法がある。
ビタミンD誘導体に転化する別の新しい方法に、有機酸
(例えば酢酸、ギ酸)からなる媒体中でシクロビタミン
化合物を酸触媒ソルボリシスする方法がある。
この場合特にシクロビタミンを溶かす必要がある場合は
共溶剤として、アセトンあるいはジオキサンを使用して
もよい。
共溶剤として、アセトンあるいはジオキサンを使用して
もよい。
側鎖Rが第三級水酸基(例えば25−水酸基)を含む場
合、そのような官能性をそれらのアシル誘導体として保
護する必要がないため、この方法が特に有利である。
合、そのような官能性をそれらのアシル誘導体として保
護する必要がないため、この方法が特に有利である。
例えば挙げるなら、氷酢酸中で1αO−アセトキシビタ
ミンD3をソルボリシスした場合、1α−アセトキシ
ビタミンD33βアセテートおよび対応する5・6トラ
ンス化合物が約3:1の比率で生じる。
ミンD3をソルボリシスした場合、1α−アセトキシ
ビタミンD33βアセテートおよび対応する5・6トラ
ンス化合物が約3:1の比率で生じる。
これら生成物はクロマトグラフィーによって分離できる
。
。
またこれら混合物を塩基性(KOH/MeOHなどの)
条件下で加水分解して1α−ヒドロキシビタミンD3お
よび対応スる1α−ヒドロキシ−5・6−トランスビタ
ミンD3 に転化し、それはその後クロマトグラフィー
で分離することもできる。
条件下で加水分解して1α−ヒドロキシビタミンD3お
よび対応スる1α−ヒドロキシ−5・6−トランスビタ
ミンD3 に転化し、それはその後クロマトグラフィー
で分離することもできる。
この方法は、この明細書中ですでに限定したいずれかの
側鎖基Rヲ持つ1α−0−アシル シクロビタミンD化
合物のいづれにも応用できる。
側鎖基Rヲ持つ1α−0−アシル シクロビタミンD化
合物のいづれにも応用できる。
さらにより有利なことには、1α−〇−アシルシクロビ
タミンのソルボリシスは、ギ酸中でも、あるいはギ酸に
ジオキサンのような適当な共溶剤を加えた中でも行うこ
とができることである。
タミンのソルボリシスは、ギ酸中でも、あるいはギ酸に
ジオキサンのような適当な共溶剤を加えた中でも行うこ
とができることである。
この方法、下記式で示されているような1α−Oアシル
−ビタミンD 3β−ホルメートの誘導体を導く。
−ビタミンD 3β−ホルメートの誘導体を導く。
ここでYは低級アシル基(好ましくはホルミル基でない
)、あるいは芳香族アシル基であり、Rはすでに限定し
た側鎖基のいづれかである。
)、あるいは芳香族アシル基であり、Rはすでに限定し
た側鎖基のいづれかである。
ここでも、対応する5・6−トランス化合物が副産物と
して生成する。
して生成する。
lα−〇−アシル基が影響を受けないような条件(実施
例で示されているような、炭酸カリウムでの2〜3分の
処理)で3β−〇ホルミル基は簡単に加水分解されるた
め、3−0ホルミル生成物は簡単に1α−O−アシル
ビタミンDおよびそれに対応する5・6−トランス異性
体に転化できる。
例で示されているような、炭酸カリウムでの2〜3分の
処理)で3β−〇ホルミル基は簡単に加水分解されるた
め、3−0ホルミル生成物は簡単に1α−O−アシル
ビタミンDおよびそれに対応する5・6−トランス異性
体に転化できる。
この混合物はこの段階でクロマトグラフィーによる方法
で簡単に分離することができ、純粋な1α−〇−アシル
ビタミンDおよび対応する5・6−トランス1α−O−
アシルビタミンDを得ることができる。
で簡単に分離することができ、純粋な1α−〇−アシル
ビタミンDおよび対応する5・6−トランス1α−O−
アシルビタミンDを得ることができる。
これをこの時点で別々に、アルカリ加水分解するか、ア
シル基を還元開裂して、1α−ヒドロキシビタミンD化
合物および5・6−トランス−1α−ヒドロキシビタミ
ンD化合物を得ることができる。
シル基を還元開裂して、1α−ヒドロキシビタミンD化
合物および5・6−トランス−1α−ヒドロキシビタミ
ンD化合物を得ることができる。
1α−〇−アシル シクロビタミン誘導体を上記で説明
した構造式を持つ1α−O−アシル−3β−ホルミルビ
タミンD化合物に転化するもう1つ別の新規な方法は、
“クラウン エーテル゛触媒の使用を含む。
した構造式を持つ1α−O−アシル−3β−ホルミルビ
タミンD化合物に転化するもう1つ別の新規な方法は、
“クラウン エーテル゛触媒の使用を含む。
例えば、適当なりラウン エーテル(例、15−クラウ
ン5、AldrichChemical C□ 、Mi
lwaukee)とホルミートイオンが含む、1α−O
−アシルシク□ビタミンDの炭化水素(例、ヘキサン/
ベンゼン)溶液とギ酸から成る2相反応系によれば、高
い収率で1α−0−7シルシクロビタミンDを1α−〇
−アシル3β−O−ホルミルビタミンD誘導体に転化ス
ることができる。
ン5、AldrichChemical C□ 、Mi
lwaukee)とホルミートイオンが含む、1α−O
−アシルシク□ビタミンDの炭化水素(例、ヘキサン/
ベンゼン)溶液とギ酸から成る2相反応系によれば、高
い収率で1α−0−7シルシクロビタミンDを1α−〇
−アシル3β−O−ホルミルビタミンD誘導体に転化ス
ることができる。
この時、副産物として、対応する5・6−トランス異性
体も生じるが、クロマトグラフィーで都合よ(分離でき
る。
体も生じるが、クロマトグラフィーで都合よ(分離でき
る。
上記方法のもう1つの変形方法は、1α−ヒドロキシシ
クロビタミンD化合物を(ピリジン中の酢酸−ギ酸混成
酸無水物で)次の構造式で代表される1α−〇−ホルミ
ル誘導体に転化する方法である。
クロビタミンD化合物を(ピリジン中の酢酸−ギ酸混成
酸無水物で)次の構造式で代表される1α−〇−ホルミ
ル誘導体に転化する方法である。
ここでRは前に述べた側鎖基のいづれかであり、2は低
級アルキル基を表わす。
級アルキル基を表わす。
この中間生成物は先に述べた通り氷酢酸中でソルボリシ
スすることにより、1α−ホルミルオキシビタミンD
3β−アセテートおよび副産物として対応する5・6−
トランス異性体を生じる。
スすることにより、1α−ホルミルオキシビタミンD
3β−アセテートおよび副産物として対応する5・6−
トランス異性体を生じる。
上記に説明した通り、ホルミル基の除去により1α−ヒ
ドロキシビタミンD 3−アセテートおよびその5・6
−トランス異性体が得られる。
ドロキシビタミンD 3−アセテートおよびその5・6
−トランス異性体が得られる。
これはこの段階で簡単にクロマトグラフィーによって分
離できその後、個々に、アセテートを加水分解するか還
元によって開裂し、純粋なlα−ヒドロキシビタミンD
化合物およびその5・6−トランス異性体を得ることが
できる。
離できその後、個々に、アセテートを加水分解するか還
元によって開裂し、純粋なlα−ヒドロキシビタミンD
化合物およびその5・6−トランス異性体を得ることが
できる。
この発明のアリル酸化工程は、6−ヒドロキシル基また
は6−Q−アシル基を有するシクロビタミンD化合物に
も応用できる。
は6−Q−アシル基を有するシクロビタミンD化合物に
も応用できる。
したがって次の構造式中、Zが水素原子をもち、Rが先
に述べたいずれかの側鎖基をもつシクロビタミン化合物
は、この発明のアリル酸化で炭素原子1の位置で酸化さ
れ1α−ヒドロキシ−6−ヒドロキシシクロビタミンD
化合物および1−オキソ−6−ヒドロキシシクロビタミ
ンD化合物を生じる。
に述べたいずれかの側鎖基をもつシクロビタミン化合物
は、この発明のアリル酸化で炭素原子1の位置で酸化さ
れ1α−ヒドロキシ−6−ヒドロキシシクロビタミンD
化合物および1−オキソ−6−ヒドロキシシクロビタミ
ンD化合物を生じる。
前に述べた酸化条件下では、1α−ヒドロキシ−6−ヒ
トロキシシクロビタミンD化合物の5・6−シスおよび
5・6−トランス−1α−ヒドロキシビタミンD混合物
への環転換が起こる。
トロキシシクロビタミンD化合物の5・6−シスおよび
5・6−トランス−1α−ヒドロキシビタミンD混合物
への環転換が起こる。
すべての生成物は酸化混合物からクロマトグラフィーに
よって簡単に取り出すことができる。
よって簡単に取り出すことができる。
アリル酸化によって得られた1α−ヒドロキシ−6−ヒ
ドロキシシクロビタミンD化合物は前述の標準工程によ
ってアシル化(例えばアセチル化)できる。
ドロキシシクロビタミンD化合物は前述の標準工程によ
ってアシル化(例えばアセチル化)できる。
この結果生じた1・6ジアシル シクロビタミンD中間
体は酸ソルボリシスによって簡単に5・6シスおよび5
・6−トランス−1α−O−アシル ビタミンD化合物
に転化できる。
体は酸ソルボリシスによって簡単に5・6シスおよび5
・6−トランス−1α−O−アシル ビタミンD化合物
に転化できる。
この生成物はクロマトグラフィーによって簡単に分離で
きる。
きる。
1−Q−アシル誘導体の(公知の方法による)加水分解
により、所望の1α−ヒドロキシビタミンD生成物およ
びそれらの5・6−トランス異性体をそれぞれ生じる。
により、所望の1α−ヒドロキシビタミンD生成物およ
びそれらの5・6−トランス異性体をそれぞれ生じる。
■−オキソー6−ヒトロキシシクロビタミンD生成物は
水素化剤により容易に還元でき、lα−ヒドロキシシク
ロビタミン誘導体を生じる。
水素化剤により容易に還元でき、lα−ヒドロキシシク
ロビタミン誘導体を生じる。
同様にして、上記構造式でZがアシル基(例えばアセチ
ル、ベンゾイル基)そしてRが前に規定された側鎖基の
いずれかであるシクロビタミンD化合物も、6−ヒドロ
キシ類似体について説明されたと同様に、アリル酸化、
アシル化、酸ソルボリシスそして最終的にアシル基の加
水分解をすることによって、1α−ヒドロキシビタミン
D生成物およびそれらの対応する5・6−トランス異性
体に転化できる。
ル、ベンゾイル基)そしてRが前に規定された側鎖基の
いずれかであるシクロビタミンD化合物も、6−ヒドロ
キシ類似体について説明されたと同様に、アリル酸化、
アシル化、酸ソルボリシスそして最終的にアシル基の加
水分解をすることによって、1α−ヒドロキシビタミン
D生成物およびそれらの対応する5・6−トランス異性
体に転化できる。
この発明をなすに至るまでに得た懸著かっ予想外のもう
1つの発見は、1α−ヒドロキシあるいは1α−〇−ア
シル ビタミンD誘導体の3βl・シル化物(あるいは
メシル化物)のソルボリシスにより、1α−ヒドロキシ
ビタミンD化合物を容易にまた効率よく1α−ヒドロキ
シシクロビタミンD化合物に転化できることである。
1つの発見は、1α−ヒドロキシあるいは1α−〇−ア
シル ビタミンD誘導体の3βl・シル化物(あるいは
メシル化物)のソルボリシスにより、1α−ヒドロキシ
ビタミンD化合物を容易にまた効率よく1α−ヒドロキ
シシクロビタミンD化合物に転化できることである。
例えば、1α−アセトキシビタミンD33−)シル化物
を、先に述べた条件例えば、N a HCO3を含むメ
タノール溶剤中で加熱しソルボリシスすると1α−ヒド
ロキシ−6−メドキシー3・5−シクロビタミンD3が
生じる。
を、先に述べた条件例えば、N a HCO3を含むメ
タノール溶剤中で加熱しソルボリシスすると1α−ヒド
ロキシ−6−メドキシー3・5−シクロビタミンD3が
生じる。
この生成物を酸化すると(例えばCH2Cl2溶剤中で
MnO2によって酸化する)、**個々の実施例で説明
されているように対応の1オキソ−6−メドキシー3・
5−シクロビタミンD3類似体が得られる。
MnO2によって酸化する)、**個々の実施例で説明
されているように対応の1オキソ−6−メドキシー3・
5−シクロビタミンD3類似体が得られる。
発明を実施するための最良の形態
以下の例は、説明の目的のみを持つものであるが、その
各側で特定の生成物を確認するための数字、側光ば1α
−ヒドロキシシクロビタミンD3を示す3aは、下に列
挙されている、生成物の種種の構造式を指示する各数字
に対応するものである。
各側で特定の生成物を確認するための数字、側光ば1α
−ヒドロキシシクロビタミンD3を示す3aは、下に列
挙されている、生成物の種種の構造式を指示する各数字
に対応するものである。
例1
1α−ヒドロキシシクロビタミンDa (3a )お
よび1−オキソ−シクロビタミンD3 (7a):乾燥
した1m1.のCH2Cl2中に1.4771&(1,
2X10−5モル)のSeO2を加えてかきまぜた懸濁
液に70%tert−ブチル ヒドロペルオキシド(t
−BuOOH)を7 pi (5,I X 10−5モ
#)加える。
よび1−オキソ−シクロビタミンD3 (7a):乾燥
した1m1.のCH2Cl2中に1.4771&(1,
2X10−5モル)のSeO2を加えてかきまぜた懸濁
液に70%tert−ブチル ヒドロペルオキシド(t
−BuOOH)を7 pi (5,I X 10−5モ
#)加える。
25分間かきまぜたのち、この溶液に0、5 mlのC
H2Cl2に、97V(2,3X 1 ’O−5−Eル
)の3・5−シクロビタミンD3(化合物2 a、ビタ
ミンD3 (la)から5heves およびMazu
rの方法によって調製、J、Am、Chem。
H2Cl2に、97V(2,3X 1 ’O−5−Eル
)の3・5−シクロビタミンD3(化合物2 a、ビタ
ミンD3 (la)から5heves およびMazu
rの方法によって調製、J、Am、Chem。
S□c、97.6249(1975年)溶かした溶液を
滴下する。
滴下する。
この混合液を室温でさらに25分間かくはんする。
次に10%NaOHを2.0 ml加え、その結果でき
た混合液を15m1のジエチルエーテルで希釈する。
た混合液を15m1のジエチルエーテルで希釈する。
有機相を分離し、10%Na0H(2X I Q mA
! )、H2O(2X 10mA)、飽和Fe504(
3X 10ml! )お゛よび飽和NaC1(15ml
)で連続的に洗浄し、その後MgSO4で乾燥する。
! )、H2O(2X 10mA)、飽和Fe504(
3X 10ml! )お゛よび飽和NaC1(15ml
)で連続的に洗浄し、その後MgSO4で乾燥する。
真空状態で、溶剤を除去すると未精製のオイル状生成物
が得られる。
が得られる。
この生成物を30%エチル酢酸: 5kellysol
ve B溶剤を用いてシリカゲル薄層板(10X20c
frL、750μm)にて展開すると、1α−ヒドロキ
シ−3・5−シクロビタミンD3 (3a)が4.5■
(43%の収率)生じる。
ve B溶剤を用いてシリカゲル薄層板(10X20c
frL、750μm)にて展開すると、1α−ヒドロキ
シ−3・5−シクロビタミンD3 (3a)が4.5■
(43%の収率)生じる。
この生成物は以下の特性を示す。マススペクトル:(m
/e)414(30)、 382(70)、341(35)、269 (20)、
247(45)、174(25)、165 (30)、
135(65);NMR,δ、0.53 (3H,s。
/e)414(30)、 382(70)、341(35)、269 (20)、
247(45)、174(25)、165 (30)、
135(65);NMR,δ、0.53 (3H,s。
18−H3)、0.61 (2H,m、4−H2)、0
.87 (6H,d、 26−H3および27−H3)
、0.92 (3H,d、 21−H3)、3.26
(3H。
.87 (6H,d、 26−H3および27−H3)
、0.92 (3H,d、 21−H3)、3.26
(3H。
S、6−0CH3)、4.18 (IH,d、 J=9
.0Hz 、 6−H)、4.22(IH,m、1−
H)、4.95 (IH,d、J=9Hz、7−H)、
5.17 (LH,d、 J=2.2Hz、 19
(Z ) −H)、5.25 (IH,d、J=2.2
Hz、19(E)−H)。
.0Hz 、 6−H)、4.22(IH,m、1−
H)、4.95 (IH,d、J=9Hz、7−H)、
5.17 (LH,d、 J=2.2Hz、 19
(Z ) −H)、5.25 (IH,d、J=2.2
Hz、19(E)−H)。
副次的成分として、反応混合物から27n9(収率19
%)の1−オキソ−シクロビタミンD3(7a)が分離
された。
%)の1−オキソ−シクロビタミンD3(7a)が分離
された。
マススペクトル;(m/e)412(40)、380(
50)、267(15)、247(23)、135(5
0)、133(100)、NMR,δ、0.49(3H
。
50)、267(15)、247(23)、135(5
0)、133(100)、NMR,δ、0.49(3H
。
S、18−H3)、0.58 (2H,m、4−H2)
、0.87 (6H,d、26−H3)、0.93(3
H。
、0.87 (6H,d、26−H3)、0.93(3
H。
d、2l−H3)、3.30 (3H,s、6−〇CH
3)、4.07 (I H,d、 J = 9.0 H
z、6H)、5.02 (I H,d、 J = 9
.0 Hz、7H)、5.62 (IH,s、19(Z
)−H)、6.04 (LH,s、19 (E) −H
);UV248(4000)。
3)、4.07 (I H,d、 J = 9.0 H
z、6H)、5.02 (I H,d、 J = 9
.0 Hz、7H)、5.62 (IH,s、19(Z
)−H)、6.04 (LH,s、19 (E) −H
);UV248(4000)。
例2
1α−アセトキシ−シクロビタミンD3 (4a):化
合物3a(1,5771のを200μlの乾燥ピリジン
および50μlの無水酢酸に溶解して、室温にて一夜反
応させたのち、5Tnlの飽和NaHCO3溶液で希釈
した。
合物3a(1,5771のを200μlの乾燥ピリジン
および50μlの無水酢酸に溶解して、室温にて一夜反
応させたのち、5Tnlの飽和NaHCO3溶液で希釈
した。
この溶液を5mlのエーテルで3回洗浄したのちこの有
機抽出物をH20(2X10ml)で洗浄する。
機抽出物をH20(2X10ml)で洗浄する。
次にMgSO4にて乾燥し、その後減圧下で溶剤を除去
すると化合物4aが得られる。
すると化合物4aが得られる。
NMR1δ、0.53 (3H,s、18H3、0,6
9(2H,m、4−H2)、0.87 (6H,d、2
6−H3および27−H3)、0.92(3H,d、2
l−H3)、2.10(3H1S、1−OAc)、3.
26 (3H,s、6−0CH3)、4.18 (I
H,’ d、 J=9.2Hz、6−H)、4.98
(IH,d、J=9.2Hz、7−H)、4−.98
(IH,d、 J−2,1Hz、 19 (Z )
−H)、5.23 (I H,m、 1−H)、5.
25(IH。
9(2H,m、4−H2)、0.87 (6H,d、2
6−H3および27−H3)、0.92(3H,d、2
l−H3)、2.10(3H1S、1−OAc)、3.
26 (3H,s、6−0CH3)、4.18 (I
H,’ d、 J=9.2Hz、6−H)、4.98
(IH,d、J=9.2Hz、7−H)、4−.98
(IH,d、 J−2,1Hz、 19 (Z )
−H)、5.23 (I H,m、 1−H)、5.
25(IH。
d、 J −2,1Hz、19(E) −H)。
例3
1α−ヒドロキシビタミンD3 (6±):l・4−ジ
オキサンとH20の3:1混合液0、5 mlにL3m
9の(4a)溶液を加え55°に加熱する。
オキサンとH20の3:1混合液0、5 mlにL3m
9の(4a)溶液を加え55°に加熱する。
これら4μlの水に0.27Qのp−)ルエンスルホン
酸を加えた溶液を加え30分間加熱を続ける。
酸を加えた溶液を加え30分間加熱を続ける。
その後飽和NaHCO32mlで反応を急冷し10m1
のエーテル2部で抽出する。
のエーテル2部で抽出する。
この有機抽出物をMgSO4で乾燥し、真空で溶剤を除
く。
く。
この生成物を30%EtOAc : 5kellyso
lve B 中で10×20cIrLシリカゲル板に
て展開する。
lve B 中で10×20cIrLシリカゲル板に
て展開する。
上記方法で下記のような特性を示す生成物5aを400
p?得た。
p?得た。
UV、λmax264nm;マススペクトル、m/e
442 (M+75 )、382(70)、269(1
5)、134(100)NMR1δ、0.52 (3H
,s、18−H3)、0.86 (6H,d、 J=
5.5Hz、26−H3および27−H3)、0.91
(3H,d、 J=5.9Hz121−H3)、2
.03 (9H,s、■0COCH3)、4.19 (
LH,m、3−H)、5.04(IH,d、J=1.5
Hz、19(Z)■)、5.31 (IH,m(シャー
プ)、19 (E)−H)、5.49 (I H,m、
1−H)、5.93 (L H,d、 J= 1
1.4Hz、 7−H)、6.37 (I H,d、
J= 11.4Hz、6−■)。
442 (M+75 )、382(70)、269(1
5)、134(100)NMR1δ、0.52 (3H
,s、18−H3)、0.86 (6H,d、 J=
5.5Hz、26−H3および27−H3)、0.91
(3H,d、 J=5.9Hz121−H3)、2
.03 (9H,s、■0COCH3)、4.19 (
LH,m、3−H)、5.04(IH,d、J=1.5
Hz、19(Z)■)、5.31 (IH,m(シャー
プ)、19 (E)−H)、5.49 (I H,m、
1−H)、5.93 (L H,d、 J= 1
1.4Hz、 7−H)、6.37 (I H,d、
J= 11.4Hz、6−■)。
生成物5aを0.5 mlのエーテルに取り、過剰のL
lal、 H4で処理する。
lal、 H4で処理する。
この反応を飽和NaC1で急冷し、生成物をろ過し、真
空中で溶剤を蒸発して分離する。
空中で溶剤を蒸発して分離する。
この単離生成物(6a)を1α−ヒドロキシビタミンD
3の標準試料とCHCl3:CH30H−97:3の溶
媒でコク□マドグラフィー展開する。
3の標準試料とCHCl3:CH30H−97:3の溶
媒でコク□マドグラフィー展開する。
(1α−ヒドロキシビタミンD3 Rf−〇、10.1
β−ヒドロキシビタミンD3Rf−0,15、生成物(
6a)のRf=0.10)。
β−ヒドロキシビタミンD3Rf−0,15、生成物(
6a)のRf=0.10)。
この生成物はλmax=264nmを示し、マススペク
トルおよびHmr スペクトルも純粋のlα−ヒドロキ
シビタミンD3 と同一結果を示す。
トルおよびHmr スペクトルも純粋のlα−ヒドロキ
シビタミンD3 と同一結果を示す。
例4
25−ヒドロキシシクロビタミンD3 (2b):乾燥
ピリジン0.5 mlに25−ヒドロキシビタミンD3
(1b)100■、p−)ルエンースルホニル クロ
リド150■を加えた溶液を3°で24時間反応させた
のち飽和NaHCO35rrLlで反応を抑える。
ピリジン0.5 mlに25−ヒドロキシビタミンD3
(1b)100■、p−)ルエンースルホニル クロ
リド150■を加えた溶液を3°で24時間反応させた
のち飽和NaHCO35rrLlで反応を抑える。
この水相をエーテル(2x1omz)で抽出し、このエ
ーテル抽出物を飽和NaHCO3(3X10ml)、3
%HCI (2x 10m1)、およびH20(2X
10 ml! ) テ洗浄し、その後MgSO4上で乾
燥する。
ーテル抽出物を飽和NaHCO3(3X10ml)、3
%HCI (2x 10m1)、およびH20(2X
10 ml! ) テ洗浄し、その後MgSO4上で乾
燥する。
溶剤を真空中で除去し粗残留物(25−ヒドロキシビタ
ミンD33−トシル化物)を1.5mlの無水メタノー
ルと0.3TLlの無水のアセトンに採る。
ミンD33−トシル化物)を1.5mlの無水メタノー
ルと0.3TLlの無水のアセトンに採る。
次にNa0Ac 170■(8eq、)を加え、これを
55°で20時間加熱する。
55°で20時間加熱する。
混合物を冷却し、10m1の水で希釈し、3×10m1
のエーテルで抽出する。
のエーテルで抽出する。
この有機抽出物を10m1の水で3回洗浄してMgSO
4で乾燥し、真空中で溶剤を除去する。
4で乾燥し、真空中で溶剤を除去する。
この粗残留物をS ke l 1yso 1veB:エ
チル酢酸(8:2)系中で、201X20αシリカゲル
TLC板(厚さ750μm)にて展開する。
チル酢酸(8:2)系中で、201X20αシリカゲル
TLC板(厚さ750μm)にて展開する。
これによって48m9(1bに対し通しで45%の収率
)の(2b)が得られた。
)の(2b)が得られた。
2bの特性;マススペクトル、m/e : 414 (
M+40)、399(10)、382 (80)、25
3(50)、59(100);NMR1δ、0;53
(3H,s、18−H3)、0.74(2H。
M+40)、399(10)、382 (80)、25
3(50)、59(100);NMR1δ、0;53
(3H,s、18−H3)、0.74(2H。
m、4−H2)、0.94 (3H,d、 J=6.2
Hz、2l−N3 )、1.21 (6H,s、26−
N3および27−N3)、3.25 (3H,s、6−
0CH3)、4.16(LH,d、J=9.2Hz、6
−H)、4.89 (LH,m(シャープ)、19(Z
)−H)、4.99 (IH,d、 J=9.3Hz、
7−H)、5.04 (LH,m(シャープ)、19(
E)−H)。
Hz、2l−N3 )、1.21 (6H,s、26−
N3および27−N3)、3.25 (3H,s、6−
0CH3)、4.16(LH,d、J=9.2Hz、6
−H)、4.89 (LH,m(シャープ)、19(Z
)−H)、4.99 (IH,d、 J=9.3Hz、
7−H)、5.04 (LH,m(シャープ)、19(
E)−H)。
例5
1α−25−ジヒドロキシシクロビタミンD3(3b)
および1−オキソ−ヒドロキシシクロビタミンD3 (
7b): 2.45m9 (0,5eq、)のSeO2,14μ1
(2eq、)のt −BuOOH,および1.2mlの
乾燥CH2Cl□の混合物を室温で30分間反応させる
。
および1−オキソ−ヒドロキシシクロビタミンD3 (
7b): 2.45m9 (0,5eq、)のSeO2,14μ1
(2eq、)のt −BuOOH,および1.2mlの
乾燥CH2Cl□の混合物を室温で30分間反応させる
。
この酸化媒体に、0.5 mlのCH2Clに溶かした
シクロビタミン(2b)溶液を滴下し、反応を15分間
続ける。
シクロビタミン(2b)溶液を滴下し、反応を15分間
続ける。
次に2.0 mlの10%NaOHで反応を中止させ、
207rLlのジエチルエーテルで希釈する。
207rLlのジエチルエーテルで希釈する。
有機相を分離し、10%NaOH,N20、飽和FeS
O4溶液、飽和NaHCO3で順次に洗浄し、再びN2
0で洗浄したのちMgSO4で乾燥させる。
O4溶液、飽和NaHCO3で順次に洗浄し、再びN2
0で洗浄したのちMgSO4で乾燥させる。
真空中で溶剤を除去し、この粗残留物をシリカゲル薄層
板(20mX 20cm、厚さ750μrrL)にて5
kellysolve B :酢酸エチル(6:4)系
で展開する。
板(20mX 20cm、厚さ750μrrL)にて5
kellysolve B :酢酸エチル(6:4)系
で展開する。
この方法によると、以下の特性を持つ(3b)が11m
9(収率53%)得られる。
9(収率53%)得られる。
マススペクトル:mle 430 (M+15 )、4
12(12)、380(35)、269 (10)、5
9(toO);NMR1δ、0.53 (3H,s。
12(12)、380(35)、269 (10)、5
9(toO);NMR1δ、0.53 (3H,s。
18−N3 )、0.61 (2H,m、 4−N2)
、0.93(3H,d、J=6.2H7,2l−N3
)、]、、21 (6H,s、26−N3および27−
N3)、3.25 (3H,s、6−0CH3)、4.
17(IHld、J−9,2Hz、6−H)、4.20
(I H,m。
、0.93(3H,d、J=6.2H7,2l−N3
)、]、、21 (6H,s、26−N3および27−
N3)、3.25 (3H,s、6−0CH3)、4.
17(IHld、J−9,2Hz、6−H)、4.20
(I H,m。
■−■)、4.95 (IH,d、 J=9.2Hz、
7H)、5.19 (I H,d、 J= 19Hz、
19(Z) −H)、5.22 (IH,d、 J=1
.9Hz、19(E) −H)。
7H)、5.19 (I H,d、 J= 19Hz、
19(Z) −H)、5.22 (IH,d、 J=1
.9Hz、19(E) −H)。
副生成物として、1オキソ−25−ヒドロキシシクロビ
タミンD3(7b)を生成混合物から得た(15%)。
タミンD3(7b)を生成混合物から得た(15%)。
マススペクトル: mle 428 (M+)。
例6
1α 25−ジヒドロキシシクロビタミンD31・25
−ジアセテート(4b−25 OAc ): 200μlの乾燥ピリジンに7mgの(3b)を溶かし
た溶液を10μlの無水酢酸で処理する。
−ジアセテート(4b−25 OAc ): 200μlの乾燥ピリジンに7mgの(3b)を溶かし
た溶液を10μlの無水酢酸で処理する。
この系をN2 でフラッシュし、97°で16時間加熱
する。
する。
冷却後、この混合物を5mlの飽和NaHCO3で希釈
する。
する。
水性混合物を10m1のエーテル2部で抽出し、有機相
を10r/llの飽和NaHC02部および10TLl
のN20で順次に洗浄する。
を10r/llの飽和NaHC02部および10TLl
のN20で順次に洗浄する。
Mg5Oにて乾燥したのち、この溶剤および残留ピリジ
ンを真空中でベンジンを使用し共沸蒸留して除いた。
ンを真空中でベンジンを使用し共沸蒸留して除いた。
次にこの粗生成物をシリカゲル薄層板(10cIrLX
20cm、厚さ750μ77+、)に適用し、5ke
llysolve B :酢酸エチル(8:2)にて処
理する。
20cm、厚さ750μ77+、)に適用し、5ke
llysolve B :酢酸エチル(8:2)にて処
理する。
この結果、ジアセテー)(4b、25−OAc)6■(
72%)および対応する3アセトキシ−25−ヒドロキ
シ誘導体12m9が得られる。
72%)および対応する3アセトキシ−25−ヒドロキ
シ誘導体12m9が得られる。
例7
1α−25−ジヒドロキシビタミンD3−1・25−ジ
アセテート(5b−25−OAc):400μlのジオ
キサン:N20(3:1)混液に3.8即の(4b ・
25−0Ac )を加え55゜に加熱する。
アセテート(5b−25−OAc):400μlのジオ
キサン:N20(3:1)混液に3.8即の(4b ・
25−0Ac )を加え55゜に加熱する。
これに水に溶かした8μlのp−トルエンスルホン酸溶
液を加え10分間加熱を続ける。
液を加え10分間加熱を続ける。
反応を飽和NaHCO3で急冷して抑さえ、10Tll
のエーテル2部で抽出する。
のエーテル2部で抽出する。
エーテル溶液を107nlのN202部で洗浄し、Mg
SO4にて乾燥する。
SO4にて乾燥する。
溶剤を真空中で除去し、残留物をシリカゲル薄層板(5
×20CIrL、厚さ250μrrL)で、5kell
ysolve B :酢酸エチル(8:2)で展開する
。
×20CIrL、厚さ250μrrL)で、5kell
ysolve B :酢酸エチル(8:2)で展開する
。
こうして1.8m9(45%)の(5b−250Ac)
が得られた。
が得られた。
これは次の特性を示した。UV;λmax 265 n
m ;−rススヘクトル;mle 500 (M+、
25)、440(55)、422(15)、398(1
0)、380(45)、134(100);NMRl
δ、0.52(3H1S、18−N3 )、0.92
(3H,d、 J=6.2Hz、 21 Hs
)、1.42 (6H,s、 26H3および27−N
3)、1.97 (3H,s、25−0COCH3)
、2.03 (3H,s、■−0COCH3)、4.1
8 (IH,m、3−H)、5.03 (I H,d、
J= 1.1 Hz、 19 (Z)H)、5.3
i (IH,m(シャープ)、19(E)−H)、5.
49 (IH,m、1−H);5.93 (L H,d
、 J= 11.4Hz、 7−H)、6.37 (
LH,d、J=11.4Hz、6−H)。
m ;−rススヘクトル;mle 500 (M+、
25)、440(55)、422(15)、398(1
0)、380(45)、134(100);NMRl
δ、0.52(3H1S、18−N3 )、0.92
(3H,d、 J=6.2Hz、 21 Hs
)、1.42 (6H,s、 26H3および27−N
3)、1.97 (3H,s、25−0COCH3)
、2.03 (3H,s、■−0COCH3)、4.1
8 (IH,m、3−H)、5.03 (I H,d、
J= 1.1 Hz、 19 (Z)H)、5.3
i (IH,m(シャープ)、19(E)−H)、5.
49 (IH,m、1−H);5.93 (L H,d
、 J= 11.4Hz、 7−H)、6.37 (
LH,d、J=11.4Hz、6−H)。
例8
1α・25−ジヒドロキシビタミンD3 (6b):1
.5mlのエーテルに、ジアセテート、(i上。
.5mlのエーテルに、ジアセテート、(i上。
2525−0Ac)1を加えかきまぜた溶液にLiAl
H4で飽和したエーテル溶液0.5 mlを加える。
H4で飽和したエーテル溶液0.5 mlを加える。
室温で10分間放置したのち、飽和NaC1溶液で反応
を止める。
を止める。
次に3%HCI を加えこの塩を溶解する。
水相をエーテルで抽出し、エーテル抽出物をH2Oで洗
浄し、MgSO4にて乾燥する。
浄し、MgSO4にて乾燥する。
5%Me OF(: CHCl sを使用し薄層クロマ
トグラフィー(5X20に771シリカゲル板、厚さ2
50μm)で処理する。
トグラフィー(5X20に771シリカゲル板、厚さ2
50μm)で処理する。
この結果、UV−スペクトルでλmax 265 n
mを示す1α・25−ジヒドロキシビタミンD3 (6
b)、カ0.6■(70%)得られる。
mを示す1α・25−ジヒドロキシビタミンD3 (6
b)、カ0.6■(70%)得られる。
6bが1α・25−ジヒドロキシビタミンD3であると
の同定は、生成物のマス(質量)およびnmrスペクト
ルを純粋物と直接比較するか、6bを真正な1α・25
−ジヒドロキシビタミンD3 と同時にクロマトグラフ
ィーにかげることで立証できた。
の同定は、生成物のマス(質量)およびnmrスペクト
ルを純粋物と直接比較するか、6bを真正な1α・25
−ジヒドロキシビタミンD3 と同時にクロマトグラフ
ィーにかげることで立証できた。
例9
シクロビタミンD2(20):
0.3Tllのピリジンに溶かした、100mgのビタ
ミンD2(IC)および1001のp−トルエンスルホ
ニルクロリド溶液を3°で24時間反応させて、その後
10m1の飽和NaHCO3にて反応を止める。
ミンD2(IC)および1001のp−トルエンスルホ
ニルクロリド溶液を3°で24時間反応させて、その後
10m1の飽和NaHCO3にて反応を止める。
水性混合物を107711の水2部で抽出し、エーテル
抽出物を飽和NaHC03(3X 10 ml)、3%
HCI (2X10ml)およびH2O(2X10m
A)で順番に洗浄したのちMgSO4にて乾燥する。
抽出物を飽和NaHC03(3X 10 ml)、3%
HCI (2X10ml)およびH2O(2X10m
A)で順番に洗浄したのちMgSO4にて乾燥する。
真空中で溶剤を除去し、粗ビタミンD23−トシル化物
を1.5mlの無水メタノールおよび0、3 mlの無
水アセトン混液に取る。
を1.5mlの無水メタノールおよび0、3 mlの無
水アセトン混液に取る。
次に17Qm9の酢酸ナトリウムを加え、この溶液を5
5°で20時間加熱する。
5°で20時間加熱する。
冷却後、この溶液を10m1のH2Oで希釈し、10T
Llのエーテル3部にて抽出する。
Llのエーテル3部にて抽出する。
有機抽出物を10m1のH2O3部で洗浄し、MgSO
4で乾燥、そして真空下で溶剤を除去する。
4で乾燥、そして真空下で溶剤を除去する。
残留物をシリカゲル薄層板(20X20C!rL、75
0μ7rL)上で5kellysolve B :酢酸
エチル(8:2)を展開剤としてクロマトグラフィーに
て分離する。
0μ7rL)上で5kellysolve B :酢酸
エチル(8:2)を展開剤としてクロマトグラフィーに
て分離する。
60rv(59%)の(2c)が得られる。
(4工)の特性は次の通り;マススペクトル;m/e
410 (M+15 )、378(40)、253(4
0)、] 19(60);NMR,δ、0.55 (3
H,s、18−H3)、0.74(2H1m、4−H2
)、0.82および0.84(6H。
410 (M+15 )、378(40)、253(4
0)、] 19(60);NMR,δ、0.55 (3
H,s、18−H3)、0.74(2H1m、4−H2
)、0.82および0.84(6H。
dd、 J=4.1Hz、26−H3および27H3)
、0.91. (3H,d、 J=7.0Hz、 21
H3)、1.02 (3H,d、J=6.6Hz、
28−H3)、3.26 (3H,s、6−0CH3)
、4.13(IH1d1J=9.6Hz、6−H)、4
.89 (L H,m。
、0.91. (3H,d、 J=7.0Hz、 21
H3)、1.02 (3H,d、J=6.6Hz、
28−H3)、3.26 (3H,s、6−0CH3)
、4.13(IH1d1J=9.6Hz、6−H)、4
.89 (L H,m。
19(Z)−H)、5.00 (I H,d、 J=9
.4Hz 、 7−H)、5.04 (IH,m (
シャープ)、19(E)−H)、5.20 (2H,m
、22−■および23−H)。
.4Hz 、 7−H)、5.04 (IH,m (
シャープ)、19(E)−H)、5.20 (2H,m
、22−■および23−H)。
例10
1α−ヒドロキシシクロビタミンD2(3c)および1
−オキソ−シクロビタミンD2 (7c):1.5ml
の乾燥CH2Cl2に2.7m9のSeO2および13
.4μlの70%t BuooHを混合し、300分
間反応せる。
−オキソ−シクロビタミンD2 (7c):1.5ml
の乾燥CH2Cl2に2.7m9のSeO2および13
.4μlの70%t BuooHを混合し、300分
間反応せる。
次に0.5 mlのCH2Cl2に化合物2c(30■
)を溶かし、これを上記混液に滴下して15分間反応を
続ける。
)を溶かし、これを上記混液に滴下して15分間反応を
続ける。
次に2. Omlの10%NaOHで反応を止める。
溶液を15m1のエーテルで希釈し、エーテル相を分離
し、10%NaOH,H2O、飽和FeSO4溶液、飽
和NaHCO3で順次洗浄し、そして再度H20で洗う
。
し、10%NaOH,H2O、飽和FeSO4溶液、飽
和NaHCO3で順次洗浄し、そして再度H20で洗う
。
Mg5O,にて乾燥したのち、溶剤を真空下で除去し、
残留物をシリカゲル薄層板(20X20備、750μ7
n)にて、5kellysolve B :酢酸エチル
(8:2)系中で展開する。
残留物をシリカゲル薄層板(20X20備、750μ7
n)にて、5kellysolve B :酢酸エチル
(8:2)系中で展開する。
9,5mり(45%)の(憲工)が得られる。
(1工)の特性は次の通り。
マススペクトル: m/e 426 (M+、55)、
394、 (75)、353(30)、269(40)
、135 (95);NMR1δ、0.53 (3H,
3,18−H3)、0.63 (2H,m14−H2)
、0.82および0.84 (6H,dd、26−H3
および27−H3)、0.92 (3H,d、 J=6
.0Hz、2l−H3)、1.02 (3H,d、J−
6,4Hz、28−H3)、3.26 (3H,s、6
0CH3)、4.18 (I H,d、 J = 9.
6 Hz、6H)、4.21 (IH,m、1−H)、
4.94 (I H,d、 J = 9.6 Hz、7
−■)、5.17 (LH,m(シャープ)、19 (
Z )−H)、5.19 (2H,m、22−Hおよび
23−H)、5.24 (IH,m (シャープ)、1
9(E) −H)。
394、 (75)、353(30)、269(40)
、135 (95);NMR1δ、0.53 (3H,
3,18−H3)、0.63 (2H,m14−H2)
、0.82および0.84 (6H,dd、26−H3
および27−H3)、0.92 (3H,d、 J=6
.0Hz、2l−H3)、1.02 (3H,d、J−
6,4Hz、28−H3)、3.26 (3H,s、6
0CH3)、4.18 (I H,d、 J = 9.
6 Hz、6H)、4.21 (IH,m、1−H)、
4.94 (I H,d、 J = 9.6 Hz、7
−■)、5.17 (LH,m(シャープ)、19 (
Z )−H)、5.19 (2H,m、22−Hおよび
23−H)、5.24 (IH,m (シャープ)、1
9(E) −H)。
混合物から分離された2番目に多い化合物は1−オキン
ーシクロビタミンD2 (7c)と同定された。
ーシクロビタミンD2 (7c)と同定された。
マススペクトル、m/ e 424 (M+)。例11
1α−ヒドロキシシクロビタミンD2−1−アセテート
(4c): 300μlの乾燥ピリジンに6.5■の(3c)を溶か
し、これに150μlの無水酢酸を加える。
(4c): 300μlの乾燥ピリジンに6.5■の(3c)を溶か
し、これに150μlの無水酢酸を加える。
この溶液を55°で1時間加熱し、次に5mAの飽和N
aHCO3で希釈し、■0rIllのエーテル2部で抽
出する。
aHCO3で希釈し、■0rIllのエーテル2部で抽
出する。
有機抽出物を飽和NaHCO3およびH2Oで洗浄し、
MgSO4にて乾燥する。
MgSO4にて乾燥する。
残留ピリジンおよび溶剤を真空中でベンゼンにて共沸蒸
留する。
留する。
この結果、化合物4cを生じる。マススペクトル:m/
e 468 (M+、40)、408(20)、376
(65)、251(60)、135(100)。
e 468 (M+、40)、408(20)、376
(65)、251(60)、135(100)。
例12
1α−ヒドロキシビタミンD2−1〜アセテ−)(5c
)ニ ジオキサン:H2O(3:1)からなる混合液400r
ulに5.0 m9の(上皇)を加えて55°に加熱す
る。
)ニ ジオキサン:H2O(3:1)からなる混合液400r
ulに5.0 m9の(上皇)を加えて55°に加熱す
る。
これにp−)ルエンスルホン酸水溶液(50μグ/μl
)を加え10分間加熱を続ける。
)を加え10分間加熱を続ける。
飽和NaHCO3で反応を止め、10TI′Llのエー
テル2部で抽出する。
テル2部で抽出する。
分離したエーテル相を10m1の飽和NaHCO3およ
び10rrLlのH2O2部で洗浄して、MgSO4に
て乾燥する。
び10rrLlのH2O2部で洗浄して、MgSO4に
て乾燥する。
溶剤を真空下で除去する。
シリカゲル(5kellysolve B :酢酸エチ
ル、8:2)薄層クロマトグラフィーにかげる。
ル、8:2)薄層クロマトグラフィーにかげる。
この結果、5cが1.6■(32%収率)得られる。
5eの特性:UV;λmax 265 n yn ;
マススペクトル:m/e454(M+、80)、 394(80)、376(20)、269 (40)、
135 (100);NMR,δ、0.53(3H1S
、18−H3)、0.81および0.84(6H1d
、 J = 4.4 Hz、26−H3および27−H
3)、0.91 (3H,d、J=7.0Hz、2l−
H3)、1.01 (3H,d、J=6.7Hz、28
−H3)、2.03 (3H,s、 3−0COCH3
)、4.18 (IH,m、3−H)、5.03(IH
,d、J=1.5Hz、19(Z) −H)、5.19
(2H1m、22−Hおよび23−H)、5.3(IH
,m(シャープ)、1.9(E)−H)、5.48(I
Hlm、1−H)、5.92 (LH,d、 J=1
1.0Hz 、 7−H)、6.37 (LH,d、
J=11.0Hz、6−H)。
マススペクトル:m/e454(M+、80)、 394(80)、376(20)、269 (40)、
135 (100);NMR,δ、0.53(3H1S
、18−H3)、0.81および0.84(6H1d
、 J = 4.4 Hz、26−H3および27−H
3)、0.91 (3H,d、J=7.0Hz、2l−
H3)、1.01 (3H,d、J=6.7Hz、28
−H3)、2.03 (3H,s、 3−0COCH3
)、4.18 (IH,m、3−H)、5.03(IH
,d、J=1.5Hz、19(Z) −H)、5.19
(2H1m、22−Hおよび23−H)、5.3(IH
,m(シャープ)、1.9(E)−H)、5.48(I
Hlm、1−H)、5.92 (LH,d、 J=1
1.0Hz 、 7−H)、6.37 (LH,d、
J=11.0Hz、6−H)。
例13
1α−ヒドロキシビタミンD2 (6c):エーテル1
.5mlに(L旦)を1.1■溶かした溶液をLiAl
H4で飽和させたエーテル溶液0.51Llで処理する
。
.5mlに(L旦)を1.1■溶かした溶液をLiAl
H4で飽和させたエーテル溶液0.51Llで処理する
。
室温で10分間反応させたのち飽和NaC1で反応を止
め、塩を3%HCI に溶かす。
め、塩を3%HCI に溶かす。
この水溶液をエーテルで抽出し、有機抽出物を水で洗浄
し、MgSO4にて乾燥する。
し、MgSO4にて乾燥する。
5%メタノール:クロロホルム中で、厚さ250μ、5
×20傭板を用いTLC(薄層クロマトグラフィー)に
かげる。
×20傭板を用いTLC(薄層クロマトグラフィー)に
かげる。
これにより、1α−ヒドロキシビタミンD2が0.8■
(75%収率)得られる。
(75%収率)得られる。
その特性は次の通り:UV:λmax265nm:マス
スペクトル: m/e 412 (M+)、394.3
76.287.269.251.152.134(ベー
ス ピーク);NMR:δ、0.56 (3H,s、1
8−H3)、0.82および0.84 (6H,dd。
スペクトル: m/e 412 (M+)、394.3
76.287.269.251.152.134(ベー
ス ピーク);NMR:δ、0.56 (3H,s、1
8−H3)、0.82および0.84 (6H,dd。
J −4,4Hz 、 26 H3および27−H
3)、0.92(3H,d、J=6.6Hz、2l−H
3)、1.02(3H,d、J=6.6Hz、28−H
3)、4.23 (IH,m、3−H)、4.42 (
1,H,m。
3)、0.92(3H,d、J=6.6Hz、2l−H
3)、1.02(3H,d、J=6.6Hz、28−H
3)、4.23 (IH,m、3−H)、4.42 (
1,H,m。
1−H)、5.00 (LH,m(シャープ)、19(
Z)−H)、5.20 (2H,m、22−Hおよび2
3−H)、5.32 (L H,dd、 J= 1.4
Hz、 19 (E ) −H)、6.02 (IH
,d、 J−11,1Hz、7−H)、6.38 (L
H,d、 J=11.6Hz、 6−H)。
Z)−H)、5.20 (2H,m、22−Hおよび2
3−H)、5.32 (L H,dd、 J= 1.4
Hz、 19 (E ) −H)、6.02 (IH
,d、 J−11,1Hz、7−H)、6.38 (L
H,d、 J=11.6Hz、 6−H)。
これらスペクトル値は、全く別の方法(Lamその他、
5cience 、 ’186.1038〜1040(
1974)で調製した1α−ヒドロキシビタミンD2
と完全に一致する。
5cience 、 ’186.1038〜1040(
1974)で調製した1α−ヒドロキシビタミンD2
と完全に一致する。
例i4
酢酸中での1α−アセトキシシクロビタミンDのソルボ
リシス; 200μlの氷酢酸に3.0■の1α−ヒドロキシシク
ロビタミンD3−1−アセテート(4a’)を溶かした
溶液を55°で15分間加熱したのち、氷で冷却した飽
和Na HC03で反応を止める。
リシス; 200μlの氷酢酸に3.0■の1α−ヒドロキシシク
ロビタミンD3−1−アセテート(4a’)を溶かした
溶液を55°で15分間加熱したのち、氷で冷却した飽
和Na HC03で反応を止める。
水性混合液をジエチルエーテルで抽出し、有機相を飽和
NaHCO3および水で洗浄し、Mg5O,にて乾燥す
る。
NaHCO3および水で洗浄し、Mg5O,にて乾燥す
る。
これをろ過すると、5・6−シスおよび5・6 トラン
ス−1α−アセトキシビタミンD33−アセテート(U
V:λmax 267269nm)の溶液が得られる。
ス−1α−アセトキシビタミンD33−アセテート(U
V:λmax 267269nm)の溶液が得られる。
この乾燥(水を含まない)エーテル溶液を少量の(x、
om9) IJチウム アルミニウムハイドライドで処
理し、飽和NaC1で反応を止め、ろ過し、真空状態で
溶剤を除去する。
om9) IJチウム アルミニウムハイドライドで処
理し、飽和NaC1で反応を止め、ろ過し、真空状態で
溶剤を除去する。
粗オイルを5×2oCr/Lシリ力ゲル薄層クロマトグ
ラフィー板(厚さ250μm)にて、5%メタノール:
クロロホルム中で展開する。
ラフィー板(厚さ250μm)にて、5%メタノール:
クロロホルム中で展開する。
生成物のNMR分析の結果から、1α−ヒドロキシビタ
ミンD3 (6a)および相当する5・6−トランス異
性体(5・6−トランス−1α−ヒドロキシビタミンD
3)の混合物(UV、λmax 267−7−269n
が1.6■得られたことが判明した。
ミンD3 (6a)および相当する5・6−トランス異
性体(5・6−トランス−1α−ヒドロキシビタミンD
3)の混合物(UV、λmax 267−7−269n
が1.6■得られたことが判明した。
シス異性体(6a)の特性共鳴値は次の通り:δ、6.
38および6.01 (d、 J= 11.4Hz、6
Hおよび7−H)、5.33 (dd、J = 1.5
Hz、19(E)−H)、5.01(シャープなm、
19(Z−H)、0.54 (s、 18−N3
) : 5・6−トランス異性体の特性:6.58およ
び5.88 (d、 J= 11.4 Hz、6−Hお
よび7−H)、5.13 (d、 J=1.4Hz、
19 (E)−H)、4.98(シャープなm、
19 (Z )−H)、0.56(s、18−N3 )
。
38および6.01 (d、 J= 11.4Hz、6
Hおよび7−H)、5.33 (dd、J = 1.5
Hz、19(E)−H)、5.01(シャープなm、
19(Z−H)、0.54 (s、 18−N3
) : 5・6−トランス異性体の特性:6.58およ
び5.88 (d、 J= 11.4 Hz、6−Hお
よび7−H)、5.13 (d、 J=1.4Hz、
19 (E)−H)、4.98(シャープなm、
19 (Z )−H)、0.56(s、18−N3 )
。
他のシクロビタミンあるいはそれらのC−1−酸素化同
族体のシクロプラン環(Cyclopranering
)の開裂(シクロ転化)も同様の方法でできる。
族体のシクロプラン環(Cyclopranering
)の開裂(シクロ転化)も同様の方法でできる。
したがって、1α−アセトキシ−25−ヒドロキシビタ
ミンD3(化合物I・25−OH官能基のための保護基
は必要でない)を氷酢酸中で上記の通り加熱すれば、主
生成物として1α−アセトキシ−25−ヒドロキシビタ
ミンD33−アセテート(および副生成物としていくら
かの相当する5・6−トランス異性体)が生じ、この混
合物を直接加水分解(MeOH/KOH)するか、上記
のように水素化物で還元すれば、主生成物として1α・
25−ジヒドロキシビタミンD3が、副生成物として5
・6−トランス1α・25−ジヒドロキシビタミンD3
が生じる。
ミンD3(化合物I・25−OH官能基のための保護基
は必要でない)を氷酢酸中で上記の通り加熱すれば、主
生成物として1α−アセトキシ−25−ヒドロキシビタ
ミンD33−アセテート(および副生成物としていくら
かの相当する5・6−トランス異性体)が生じ、この混
合物を直接加水分解(MeOH/KOH)するか、上記
のように水素化物で還元すれば、主生成物として1α・
25−ジヒドロキシビタミンD3が、副生成物として5
・6−トランス1α・25−ジヒドロキシビタミンD3
が生じる。
例15
ギ酸触媒を用いた■α−アセトキシシクロビタミンD3
0ソルボリシス; 乾燥ジオキサンに溶かした1α−アセトキシシクロビタ
ミンD3 (4a)溶液を55°に温め、98%ギ酸対
ジオキサンの1対1の溶液(50μl!/rvシクロビ
タミン)で15分間処理する。
0ソルボリシス; 乾燥ジオキサンに溶かした1α−アセトキシシクロビタ
ミンD3 (4a)溶液を55°に温め、98%ギ酸対
ジオキサンの1対1の溶液(50μl!/rvシクロビ
タミン)で15分間処理する。
次にこの反応を氷水で止めエーテルで抽出する。
エーテル抽出物を水、飽和NaHCO3、飽和NaC1
で洗浄し、MgSO4にて乾燥し、真空にて溶剤を除去
する。
で洗浄し、MgSO4にて乾燥し、真空にて溶剤を除去
する。
粗生成物(1α−アセトキシ3β−ホルミルビタミンD
3およびその5・6−トランス異性体)をジオキサン:
メタノール1対1の溶液に溶かし、等量の水性に2CO
3(10■/100μl)を加える。
3およびその5・6−トランス異性体)をジオキサン:
メタノール1対1の溶液に溶かし、等量の水性に2CO
3(10■/100μl)を加える。
室温で5分間放置したのち、この溶液を水で希釈し、エ
ーテルで繰り返し抽出する。
ーテルで繰り返し抽出する。
エーテル抽出物を水で洗浄し、MgSO4にて乾燥し、
真空で溶剤を除去する。
真空で溶剤を除去する。
この粗lアセトキシー3−ヒドロキシビタミンのシスお
よびトランス混合物を1:3の酢酸エチル:S ke
11yso lve B中にて10×20cIrL、厚
さ750μmのシリカゲル板でクロマト展開し、純粋の
シス−1α−アセトキシビタミンD3を得る、塩基によ
る加水分解、(NaOHのメタノール溶液)を行うと、
1α−ヒドロキシビタミンD3の標準試薬とクロマトグ
ラフからもスペクトルからも同一の生成物が得られる。
よびトランス混合物を1:3の酢酸エチル:S ke
11yso lve B中にて10×20cIrL、厚
さ750μmのシリカゲル板でクロマト展開し、純粋の
シス−1α−アセトキシビタミンD3を得る、塩基によ
る加水分解、(NaOHのメタノール溶液)を行うと、
1α−ヒドロキシビタミンD3の標準試薬とクロマトグ
ラフからもスペクトルからも同一の生成物が得られる。
例16
ビタミンD3−トシル化物のNa HC03−緩衝化ソ
ルボリシスによるシクロビタミンD3(2a): 無水メタノール6、0 m1.中に170■のビタミン
D3−トシル化物を懸濁させた懸濁液に、213rn4
/(8,Oeq、 )のNaHCO3を加える。
ルボリシスによるシクロビタミンD3(2a): 無水メタノール6、0 m1.中に170■のビタミン
D3−トシル化物を懸濁させた懸濁液に、213rn4
/(8,Oeq、 )のNaHCO3を加える。
コノ系(溶液)をN2でフラッシュし、58°に20時
間加熱する。
間加熱する。
次に反応物を飽和NaC1溶液で希釈し、分離用漏斗に
移し、10m1のEt202部で抽出する。
移し、10m1のEt202部で抽出する。
有機抽出物を10mAの飽和NaC1で洗浄し、MgS
O4にて乾燥する。
O4にて乾燥する。
真空中で溶剤を除去したのち、オイル状の残留物を、7
50μ扉、20 X 20anシリカゲル板で、酢酸エ
チル:5kellysolve B 2 : 8中でク
ロマトグラフィーにより分離する。
50μ扉、20 X 20anシリカゲル板で、酢酸エ
チル:5kellysolve B 2 : 8中でク
ロマトグラフィーにより分離する。
シクロビタミンD3 (2a)が94m9(75%)得
られる。
られる。
例17
ローヒドロキシシクロビタミンD3 (8a):100
■のビタミンD3.1.007QのTsClおよび50
0μlの乾燥ピリジンの混合液を5°で24時間保持し
、次にエーテルで希釈し、飽和NaHCO3で数回洗浄
する。
■のビタミンD3.1.007QのTsClおよび50
0μlの乾燥ピリジンの混合液を5°で24時間保持し
、次にエーテルで希釈し、飽和NaHCO3で数回洗浄
する。
有機相をMgSO4で乾燥し、真空で溶剤を除去する。
粗D3−1−シル化物を4.0 rdのアセトン:N2
09:2混液中で17577V(8eq、 )のNaH
CO3と共に懸濁する。
09:2混液中で17577V(8eq、 )のNaH
CO3と共に懸濁する。
上記生成混合物を55°で一晩加熱し、飽和NaC1で
希釈したのち、エーテルで2度抽出する。
希釈したのち、エーテルで2度抽出する。
エーテル抽出物を再び水で洗浄し、MgSO4にて乾燥
し、真空中で溶剤を除去する。
し、真空中で溶剤を除去する。
分離用(preparative ) T L C(2
0X 20cm、750μm、8 : 25kelly
solve B :酢酸エチルで処理すると、55m9
の6−ヒドロキシ−3・5−シクロビタミンD3 (8
a)が得られる。
0X 20cm、750μm、8 : 25kelly
solve B :酢酸エチルで処理すると、55m9
の6−ヒドロキシ−3・5−シクロビタミンD3 (8
a)が得られる。
この物質の特性;マススペクI・ル、m/e 384
(M+)、366.253.247゜ 例18 6−アセドキシシクロビタミンD3 (9ζ):乾燥ピ
リジン300μlとAC20200μlから成る溶液に
、ピリジン200μlに溶かした6■の6−ヒドロキシ
ーシクロビタミンD3(4旦)を加える。
(M+)、366.253.247゜ 例18 6−アセドキシシクロビタミンD3 (9ζ):乾燥ピ
リジン300μlとAC20200μlから成る溶液に
、ピリジン200μlに溶かした6■の6−ヒドロキシ
ーシクロビタミンD3(4旦)を加える。
この反応液を55°にてN2の存在下で2時間加熱し、
次に大過剰のトルエンで希釈する。
次に大過剰のトルエンで希釈する。
トルエンを400で、真空下で蒸発し乾燥すると、粗
6−アセドキシシクロビタミンDa(9a)が得られる
。
6−アセドキシシクロビタミンDa(9a)が得られる
。
このもののマススペクトル、m/ e 426 (M+
)。
)。
例19
■−オキソーシクロビタミンD3 (7a)の3aへの
水素化物による還元: エーテル500μlに1−オキソ−シクロビタミンD3
2.0ml?溶かした溶液を、LiAlH4で飽和した
エーテル300μlで処理する。
水素化物による還元: エーテル500μlに1−オキソ−シクロビタミンD3
2.0ml?溶かした溶液を、LiAlH4で飽和した
エーテル300μlで処理する。
30分後に、飽和NaC1を滴下し注意深(反応を止め
る。
る。
不溶性の塩をろ過により除去し、ろ液をMgSO4で乾
燥する。
燥する。
溶剤を真空中で除去すると、1αヒドロキシシクロビタ
ミンD3 (3a)とこれに対応スる1β−ヒドロキシ
シクロビタミンD3異性体の95:5の割合の混合物が
1..77v得られる。
ミンD3 (3a)とこれに対応スる1β−ヒドロキシ
シクロビタミンD3異性体の95:5の割合の混合物が
1..77v得られる。
これはクロマトグラフィーで分離できる。
NaBH4で飽和した100%エタノール300μlで
1−オキソ−シクロビタミンD3を同様に処理すると、
1α−ヒドロキシと1β−ヒドロキシシクロビタミンD
3化合物(3aとその1β−異性体)との比率8:2の
混合物が生じる。
1−オキソ−シクロビタミンD3を同様に処理すると、
1α−ヒドロキシと1β−ヒドロキシシクロビタミンD
3化合物(3aとその1β−異性体)との比率8:2の
混合物が生じる。
例20
6−ヒドロキシシクロビタミンD3 (8a)の5e0
2/1−Bu00H酸化: 1、5 mlの乾燥CH2Cl2に5ea22.0m9
を加えよくかくはんした懸濁液に7a%t −BuOO
H10μlを加える。
2/1−Bu00H酸化: 1、5 mlの乾燥CH2Cl2に5ea22.0m9
を加えよくかくはんした懸濁液に7a%t −BuOO
H10μlを加える。
均一になったのち、500μlの乾燥CH2Clに14
m9の6−ヒドロキシシクロビタミンDa (8a
)を溶かした溶液を滴下し、室温で1時間30分反応を
続ける。
m9の6−ヒドロキシシクロビタミンDa (8a
)を溶かした溶液を滴下し、室温で1時間30分反応を
続ける。
反応を10%NaOHで止め、エーテルで希釈し、10
%NaOHおよび水で洗浄し、MgSO4にて乾燥し、
真空下で溶剤を除去する。
%NaOHおよび水で洗浄し、MgSO4にて乾燥し、
真空下で溶剤を除去する。
粗オイル状残留物をクロマトグラフィー(10X201
.750μm、1:1酢酸エチル: 5kellyso
lve B)によって展開すると、■、5rn9(1a
%)の1−オキソ−6ヒドロキシーシクロビタミンD3
:マススペクトル、(m/ e )、398(35)
、380(25)、24、7 (25)、135(40
)、133(100);2.0■(15%)の1α・6
−シヒドロキシシクロビタミンD3 (10a):マス
スペクトル;(m/ e )、400(50)、382
(80)、269(20)、247(40)、135(
80)、133(40);および2.0m9(1,5%
)の1αヒドロキシ−ビタミンD3 (6a)、および
対応する1α−ヒドロキシ−5・6−トランス異性体が
得られる。
.750μm、1:1酢酸エチル: 5kellyso
lve B)によって展開すると、■、5rn9(1a
%)の1−オキソ−6ヒドロキシーシクロビタミンD3
:マススペクトル、(m/ e )、398(35)
、380(25)、24、7 (25)、135(40
)、133(100);2.0■(15%)の1α・6
−シヒドロキシシクロビタミンD3 (10a):マス
スペクトル;(m/ e )、400(50)、382
(80)、269(20)、247(40)、135(
80)、133(40);および2.0m9(1,5%
)の1αヒドロキシ−ビタミンD3 (6a)、および
対応する1α−ヒドロキシ−5・6−トランス異性体が
得られる。
例21
1α・6−シヒドロキシーシクロビタミンD3(10a
)の1α−ヒドロキシビタミンD3(6a)への転化: 乾燥ピリジン400μl、氷酢酸200μlおよび1α
・6−シヒドロキシーシクロビタミンD3(1a )
2.0m9から成る溶液を55°で2時間加熱する。
)の1α−ヒドロキシビタミンD3(6a)への転化: 乾燥ピリジン400μl、氷酢酸200μlおよび1α
・6−シヒドロキシーシクロビタミンD3(1a )
2.0m9から成る溶液を55°で2時間加熱する。
次に反応液をトルエンで希釈し、乾燥する。
生成したオイル(1α・6−ジアセドキシシクロビタミ
ンD3 )を100TLlのTHFにとり、200μ
lの97%HCO2Hにて、55°で15分間処理する
。
ンD3 )を100TLlのTHFにとり、200μ
lの97%HCO2Hにて、55°で15分間処理する
。
飽和NaC1による希釈、エーテルによる抽出、飽和N
aHCO3での洗浄、MgSO4での乾燥、真空中での
エーテルの除去により、粗1−アセトキシー3−ホルメ
ート−シスおよびトランス−ビタミン誘導体が得られる
。
aHCO3での洗浄、MgSO4での乾燥、真空中での
エーテルの除去により、粗1−アセトキシー3−ホルメ
ート−シスおよびトランス−ビタミン誘導体が得られる
。
K2CO3でギ酸エステルを選択的に加水分解し、クロ
マトグラフィーで処理することにより、純粋の1α−ア
セトキシビタミンD3 (5a)が得られる。
マトグラフィーで処理することにより、純粋の1α−ア
セトキシビタミンD3 (5a)が得られる。
これはKOH/MeOHによる単純な加水分解で1α−
ヒドロキシビタミンD3 (6a)に転化される。
ヒドロキシビタミンD3 (6a)に転化される。
例22
24(R)・25−ジヒドロキシシクロビタミンD3
(2d): 150μlの乾燥ピリジンに10.4■の24R・25
−(0H)2D3および7.13■(1,5eq、 )
のTsClを加える。
(2d): 150μlの乾燥ピリジンに10.4■の24R・25
−(0H)2D3および7.13■(1,5eq、 )
のTsClを加える。
Ooで72時間反応させ、次に飽和NaHCO3で希釈
し、エーテルで抽出する。
し、エーテルで抽出する。
エーテル抽出物を飽和NaHCO3で洗浄し、MgSO
4で乾燥し、真空下で溶剤を除去したのち、粗トシル化
物(TLCで〜70%)を25■のNaHCO3と伴に
、2mlの無水MeOHに懸濁し、N2中で58°で2
0時間加熱する。
4で乾燥し、真空下で溶剤を除去したのち、粗トシル化
物(TLCで〜70%)を25■のNaHCO3と伴に
、2mlの無水MeOHに懸濁し、N2中で58°で2
0時間加熱する。
反応液を次に飽和NaC1で希釈し、エーテルで抽出す
る。
る。
エーテル抽出物を水で洗浄し、MgSO4で乾燥し、真
空で溶剤を除去する。
空で溶剤を除去する。
分離TLC(10X20薇、750 μrrtシリカゲ
ル、6 : 45kellysolveB:酢酸エチル
)により、2.5■の24R・25(OH)2D 3お
よび4.4#/の24R・25−ジヒドロキシシクロビ
タミンD(2d)かえられる。
ル、6 : 45kellysolveB:酢酸エチル
)により、2.5■の24R・25(OH)2D 3お
よび4.4#/の24R・25−ジヒドロキシシクロビ
タミンD(2d)かえられる。
(2d)の特性:マススペクトル、(m/ e )、4
、30 (15)、398(65)、253(40)、
159(45)、119(55)、59(100);N
MR1δ、0.55 (3H,s、18H3)、0.7
4− (2H,m、4−N2 )、0.94(3H1d
、J=6.2Hz、2l−N3 )、1.17(3H
1S、26−N3 )、1.22 (3H,s、27H
3)、3.26 (3H,s、6−0CH3)、3.3
4 (I H,m、 24−H)、4.17(LH。
、30 (15)、398(65)、253(40)、
159(45)、119(55)、59(100);N
MR1δ、0.55 (3H,s、18H3)、0.7
4− (2H,m、4−N2 )、0.94(3H1d
、J=6.2Hz、2l−N3 )、1.17(3H
1S、26−N3 )、1.22 (3H,s、27H
3)、3.26 (3H,s、6−0CH3)、3.3
4 (I H,m、 24−H)、4.17(LH。
d、J=9.0Hz、6−H)、4.88(IH,m(
シャープ)、19(Z) −H)、5.00(1−H,
d、J=9.0Hz、7−H)、5.04(LHlm(
シャープ)、19(E)−H)。
シャープ)、19(Z) −H)、5.00(1−H,
d、J=9.0Hz、7−H)、5.04(LHlm(
シャープ)、19(E)−H)。
例23
1α−24(R)・25−トリヒドロキシシクロビタミ
ンD3 (3d): 先に調製した溶液、すなわち乾燥したCH2Cl2中に
1.127QのSeO2および12μlの75%tBu
OOHを含む溶液に、4.2■の24R−25ジヒドロ
キシンクロビタミンD3を500μlのCH2Cl2に
溶かし加える。
ンD3 (3d): 先に調製した溶液、すなわち乾燥したCH2Cl2中に
1.127QのSeO2および12μlの75%tBu
OOHを含む溶液に、4.2■の24R−25ジヒドロ
キシンクロビタミンD3を500μlのCH2Cl2に
溶かし加える。
30分後、1.12m9SeO2および12μlの70
%t−BuOOHを500μlのCH2Cl2に溶かし
た溶液を追加しさらに1時間反応を続ける。
%t−BuOOHを500μlのCH2Cl2に溶かし
た溶液を追加しさらに1時間反応を続ける。
10%NaOHで反応を止め、エーテルで希釈し、10
%NaOHで2度洗浄し、次に水で洗浄する。
%NaOHで2度洗浄し、次に水で洗浄する。
有機溶液をMgSO4で乾燥し、溶剤を真空下で除去す
る。
る。
その結果得たオイルを、酢酸エチル: 5kellys
olve B 1 : 1を用い5 X 20cIn、
、250μ肌シリカゲル板を使用しクロマトグラフィー
により精製する。
olve B 1 : 1を用い5 X 20cIn、
、250μ肌シリカゲル板を使用しクロマトグラフィー
により精製する。
これにより、16m!l;lの1(!・24(R)
25−)リヒドロキシシクロビタミンD3 (3d);
マススペクトル、(m/e)、44−6 (30)、4
14、 (50)、396(40)、269(30)、
135(80)、59(100);NMR,δ、0.5
5 (3H,s、18−N3 )、0.65(2H。
25−)リヒドロキシシクロビタミンD3 (3d);
マススペクトル、(m/e)、44−6 (30)、4
14、 (50)、396(40)、269(30)、
135(80)、59(100);NMR,δ、0.5
5 (3H,s、18−N3 )、0.65(2H。
m、4−N2 )、0.96 (3H,d、 J=6.
OHz、2l−4(3)、1.19 (3H,s、 2
6−N3)、1.24 (3H,s、27−N3 )、
3.28 (3H,s、6−0CH3)、3.35(I
H。
OHz、2l−4(3)、1.19 (3H,s、 2
6−N3)、1.24 (3H,s、27−N3 )、
3.28 (3H,s、6−0CH3)、3.35(I
H。
m、24−H)、4.20 (I H,d、 J=9.
0Hz、6−H)、4.22 (IH,m、■−H)、
4.97 (L H,d、 J −= 9.0 Hz、
7−H)、5.18 (IH,m(シャープ)、19
(Z ) −H)、5.26 (IH,d、J=2.2
Hz、19 (E)−H)が得られる。
0Hz、6−H)、4.22 (IH,m、■−H)、
4.97 (L H,d、 J −= 9.0 Hz、
7−H)、5.18 (IH,m(シャープ)、19
(Z ) −H)、5.26 (IH,d、J=2.2
Hz、19 (E)−H)が得られる。
副生成物として、1−オキソ−24(R)・25−ジヒ
ドロキシシクロビタミンD3 (7d)もまた単離され
る(20%以下)。
ドロキシシクロビタミンD3 (7d)もまた単離され
る(20%以下)。
例24
1α・24(R)・25−トリヒドロキシビタミンD3
(4丈): 200μlの乾燥ピリジンおよび150μlのAC20
に1.4■の1α・24B・25−1−リヒドロキシー
シクロビタミンD3 (3d)を加える。
(4丈): 200μlの乾燥ピリジンおよび150μlのAC20
に1.4■の1α・24B・25−1−リヒドロキシー
シクロビタミンD3 (3d)を加える。
この系をN2でフラッシュし95°にて20時間加熱す
る。
る。
その後反応液を乾燥トルエンで希釈し、共沸蒸留し乾燥
する。
する。
油状生成物、1α・24(R)・25−トリアセトキシ
−シクロビタミンD3(4,d−24・25−ジアセテ
ート)を200μlのTHFに溶かし、97%HCO2
H:THFI:1の溶液500μlに加え55°で15
分加熱する。
−シクロビタミンD3(4,d−24・25−ジアセテ
ート)を200μlのTHFに溶かし、97%HCO2
H:THFI:1の溶液500μlに加え55°で15
分加熱する。
冷却した反応液をエーテルで希釈し、水、飽和NaHC
O3、飽和NaC1で洗浄し、MgSO4で乾燥する。
O3、飽和NaC1で洗浄し、MgSO4で乾燥する。
真空中で溶剤を除去したのち、粗1α・24R・25−
トリアセトキシ3β−ホルメートビタミンD中間体を2
00μlのTHFに溶かす。
トリアセトキシ3β−ホルメートビタミンD中間体を2
00μlのTHFに溶かす。
そして、10μlの水及び90%1MeOH中に1.0
即KCO3を含む溶液で、室温にて5分間処理する。
即KCO3を含む溶液で、室温にて5分間処理する。
飽和NaC1で希釈し、エーテルで抽出し、5X20c
rrL、250μm、シリカゲル板を使用し、酢酸エチ
ル: 5kellysolveB4:6の液でクロマト
グラフィーを行って精製をし、1α・24R・25−ト
リアセトキシ−ビタミンD3 を得る。
rrL、250μm、シリカゲル板を使用し、酢酸エチ
ル: 5kellysolveB4:6の液でクロマト
グラフィーを行って精製をし、1α・24R・25−ト
リアセトキシ−ビタミンD3 を得る。
このトリ酢酸塩をL i A I H4で処理すると、
標準試薬と全ての点で同一の1α・24R・25−トリ
ヒドロキシビタミンD3(6d)が得られる。
標準試薬と全ての点で同一の1α・24R・25−トリ
ヒドロキシビタミンD3(6d)が得られる。
例25
■−ヒドロキシシクロビタミンD3 (3a)を1α−
ホルミル中間体(lla)を経て、1α−ヒドロキシビ
タミンD3 (6a)に転化する:無水酢酸200μl
を0°に冷却し、97%のギ酸■00μlを徐々に加え
る。
ホルミル中間体(lla)を経て、1α−ヒドロキシビ
タミンD3 (6a)に転化する:無水酢酸200μl
を0°に冷却し、97%のギ酸■00μlを徐々に加え
る。
この溶液を短時間(15分)500に加熱し、それから
00に冷却する。
00に冷却する。
次にこの酢酸−ギ酸無水物をピリジンに溶かした5■の
1α−ヒドロキシ−シクロビタミンD3 (3a)に、
0°で加える。
1α−ヒドロキシ−シクロビタミンD3 (3a)に、
0°で加える。
2時間後にこの反応液を飽和NaC1で希釈し、エーテ
ルで抽出し、H20で洗浄し、そしてMgSO4で乾燥
する。
ルで抽出し、H20で洗浄し、そしてMgSO4で乾燥
する。
真空下で溶剤を除去し、その結果得られた塩1αホルミ
ルーシクロビタミンD3 (11a)を氷酢酸に溶かし
、55°で15分間加熱する。
ルーシクロビタミンD3 (11a)を氷酢酸に溶かし
、55°で15分間加熱する。
飽和NaC1で希釈、エーテルで抽出し、有機生成物を
分離すると、■−ホルミルオキシビタミンD33アセテ
ート(12a)とこれに対応する5・6トランス異性体
から戒る粗生成物が得られる。
分離すると、■−ホルミルオキシビタミンD33アセテ
ート(12a)とこれに対応する5・6トランス異性体
から戒る粗生成物が得られる。
この粗混合物をH20/MeOHに溶かしたに2CO3
で処理し、クロマ)グラフィ=(5X 2 ocm、2
50μ肌、シリカゲル、3ニア酢酸エチル:5kell
ysolve B)で精製すると、純粋の1α−ヒドロ
キシビタミンD33−アセテートおよび5・6−トラン
ス1α−ヒドロキシビタミンD33アセテートが得られ
る。
で処理し、クロマ)グラフィ=(5X 2 ocm、2
50μ肌、シリカゲル、3ニア酢酸エチル:5kell
ysolve B)で精製すると、純粋の1α−ヒドロ
キシビタミンD33−アセテートおよび5・6−トラン
ス1α−ヒドロキシビタミンD33アセテートが得られ
る。
これは加水分解(KOH/MeOH)により、それぞれ
対応する1α−ヒドロキシビタミンD3 (6a)およ
びその5・6−トランス異性体に転化できる。
対応する1α−ヒドロキシビタミンD3 (6a)およ
びその5・6−トランス異性体に転化できる。
例26
1α−アセトキシシクロビタミンD3 のブラウンエー
テル触媒ニよるシクロリバージョン(シクロ逆転): 15−クラウン−5の0.5 Mへキサ/:ベンゼン(
1:1)溶液(Aldrich Chemical C
o、。
テル触媒ニよるシクロリバージョン(シクロ逆転): 15−クラウン−5の0.5 Mへキサ/:ベンゼン(
1:1)溶液(Aldrich Chemical C
o、。
M i l w aukee )を細かく粉砕した無水
酢酸ナトリウムで飽和する。
酢酸ナトリウムで飽和する。
この溶液300μ1K600μl乾燥ヘキサンに溶かし
た11.0m9の1α−アセトキシ−シクロビタミンD
3 (4a)を加工、次に97%ギ酸200μlを加え
る。
た11.0m9の1α−アセトキシ−シクロビタミンD
3 (4a)を加工、次に97%ギ酸200μlを加え
る。
2相混合物を30分以上にわたり時々強くかくはんし、
その後ヘキサノで希釈し、酸の層を取り除く。
その後ヘキサノで希釈し、酸の層を取り除く。
有機相を飽和NaHCO3、飽和NaC1で洗浄し、M
g5O。
g5O。
で乾燥し、それから真空下で溶剤を除去する。
この粗オイルを300μlのTHFおよび300μlの
メタノールに取り、水100μlに溶かした10m20
に2CO3で処理する。
メタノールに取り、水100μlに溶かした10m20
に2CO3で処理する。
5分間室温雰囲気で放置したのち、反応物を飽和NaC
1で希釈し、エーテル2部で抽出する。
1で希釈し、エーテル2部で抽出する。
有機相をH20で洗浄し、MgSO4で乾燥し、それか
ら真空中で溶剤を除去する。
ら真空中で溶剤を除去する。
この結果得られた混合物を分離TLC(750μm、1
0X20CrrL、75 : 25Skellyaol
ve B :酢酸エチル)で処理すると、5.7rv(
54%)の1α−アセトキシビタミンD3(5a)およ
び2.17Q(20%)の5・6−トランスル1α−ア
セトキシービタミンD3が得られる。
0X20CrrL、75 : 25Skellyaol
ve B :酢酸エチル)で処理すると、5.7rv(
54%)の1α−アセトキシビタミンD3(5a)およ
び2.17Q(20%)の5・6−トランスル1α−ア
セトキシービタミンD3が得られる。
例27
1α−ヒドロキシビタミンD3 (6a)のlαヒドロ
キシシクロビタミンD3 (3a)への仮イヒ: 0、2 rrrlのピリジンに、3.0 m9の1α−
アセトキシビタミンD3(Σ工)、((5±)は1α−
ヒドロキシビタミンD3 (3a)の選択的アセチル化
(ピリジンに2モルの過剰無水酢酸を溶かす、室温にて
4時間放置、5kellysolve B :酢酸エチ
ル3:1の混液を使用し、分離シリカゲル薄層クロマト
グラフィーにて、所望の1α−アセトキシビタミンD3
誘導体を分離)あるいは、実施例2から得られる)およ
び6.0m9のトシルクロライドを加える。
キシシクロビタミンD3 (3a)への仮イヒ: 0、2 rrrlのピリジンに、3.0 m9の1α−
アセトキシビタミンD3(Σ工)、((5±)は1α−
ヒドロキシビタミンD3 (3a)の選択的アセチル化
(ピリジンに2モルの過剰無水酢酸を溶かす、室温にて
4時間放置、5kellysolve B :酢酸エチ
ル3:1の混液を使用し、分離シリカゲル薄層クロマト
グラフィーにて、所望の1α−アセトキシビタミンD3
誘導体を分離)あるいは、実施例2から得られる)およ
び6.0m9のトシルクロライドを加える。
3°で18時間反応したのち、飽和NaC1溶液で反応
を止め、エーテルで抽出し、エーテル抽出物を飽和Na
HCO3溶液にて繰り返し洗浄する。
を止め、エーテルで抽出し、エーテル抽出物を飽和Na
HCO3溶液にて繰り返し洗浄する。
MgSO4で乾燥し、溶剤を真空下で除去したのち、こ
の粗lα−アセトキシビタミンD33−トシル化物を1
2.07VのNaHCO3で緩適化した無水Me OH
3,Oml中にとる。
の粗lα−アセトキシビタミンD33−トシル化物を1
2.07VのNaHCO3で緩適化した無水Me OH
3,Oml中にとる。
この反応混合物を55°で一晩中加熱し、飽和NaC1
溶液で反応を止め、エーテルで抽出し、それから溶剤を
真空中で除去する。
溶液で反応を止め、エーテルで抽出し、それから溶剤を
真空中で除去する。
この粗生成物を調製薄層クロマトグラフィー(5×20
CrrL、250μmシリカゲル、5kellysol
ve B :酢酸エチル、3:1)で処理する。
CrrL、250μmシリカゲル、5kellysol
ve B :酢酸エチル、3:1)で処理する。
この結果、実施例1で得られた物と全ての点で同一の1
α−ヒドロキシシクロビタミンD3 (3a)が2.2
■得ラレル。
α−ヒドロキシシクロビタミンD3 (3a)が2.2
■得ラレル。
例28
1α−ヒドロキシシクロビタミンDa (3a )の
1α−オキシ−シクロビタミンD3 (7a)へのMn
O2酸化: 1.0mlの乾燥CH2Cl2に3.0■の1α−ヒド
ロキシシクロビタミンD3 (3a)および35mI?
の粉砕したMnO2を加える。
1α−オキシ−シクロビタミンD3 (7a)へのMn
O2酸化: 1.0mlの乾燥CH2Cl2に3.0■の1α−ヒド
ロキシシクロビタミンD3 (3a)および35mI?
の粉砕したMnO2を加える。
(たとえば、P aarenその他、J、 Chem、
Soc 、、Chem。
Soc 、、Chem。
Comm、890(1977)を参照)。
2時間後に、反応物をシーライトでろ過し、分離薄層ク
ロマトグラフィー(5×20CrIL、250μm、シ
リカゲル、5kellysolve B :酢酸エチル
)で処理する。
ロマトグラフィー(5×20CrIL、250μm、シ
リカゲル、5kellysolve B :酢酸エチル
)で処理する。
この結果、実施例1に記述した生成物と全ての点で同一
の1−オキソ−シクロビタミンD3(7a)2.6■が
得られる。
の1−オキソ−シクロビタミンD3(7a)2.6■が
得られる。
例29
1α−ヒドロキシシクロビタミンD化合物の直接ソルボ
リシス 380■の1α−ヒドロキシシクロビタミンD3 に3
.8 mlの氷酢酸を加え、この溶液を60゜で10分
間加温する。
リシス 380■の1α−ヒドロキシシクロビタミンD3 に3
.8 mlの氷酢酸を加え、この溶液を60゜で10分
間加温する。
冷却後、この混合物を氷/NaHCO3混合かくはん溶
液に加える。
液に加える。
この中和した(中性の)水溶液をジエチルエーテルで抽
出し、合わせた有機抽出物をもう1回水で洗い、MgS
O4で乾燥する。
出し、合わせた有機抽出物をもう1回水で洗い、MgS
O4で乾燥する。
溶剤を除去したのち、この粗生成物を、1.5X60C
r/Lカラムで、50グの中性シリカゲルを用い、Et
OAc / 5kellysolveB混液の4%液1
00mA、8%液100m1112%液100m1.1
6%液400m1で溶離する。
r/Lカラムで、50グの中性シリカゲルを用い、Et
OAc / 5kellysolveB混液の4%液1
00mA、8%液100m1112%液100m1.1
6%液400m1で溶離する。
この操作で、目的の■α−ヒドロキシビタミンD33−
アセテート異性体が、1α−ヒドロキシ−5・6−ドラ
ンスービタミンD33−アセテートの前に溶離する。
アセテート異性体が、1α−ヒドロキシ−5・6−ドラ
ンスービタミンD33−アセテートの前に溶離する。
この結果175■の1α−ヒドロキシビタミンD33−
アセテートが得られる。
アセテートが得られる。
この化合物の特性+’LUV:λmaX264nTL;
マススペクトル(m/e ) 442 (M+、8)、
382(70)、364(15)、269(20)、1
34(100)である。
マススペクトル(m/e ) 442 (M+、8)、
382(70)、364(15)、269(20)、1
34(100)である。
1α−ヒドロキシビタミンD33−アセテートの加水分
解(10%NaOH/MeOH12時間、室温)により
、1α−ヒドロキシビタミンD3が得られる。
解(10%NaOH/MeOH12時間、室温)により
、1α−ヒドロキシビタミンD3が得られる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (ここでRは、置換された、あるいは非置換の、不飽和
の、あるいは不飽和で置換されたコレステロール側鎖基
、またはRが、コレニック酸、ホモコレニック酸、27
−ツルー25−ケトコレステロール、または24−’7
−)コレステロールレノ側鎖構造から成る群から選ばれ
たものである。 また、A1 は水素原子または低級アシル基もしくは
芳香族アシル基を、A2は水素原子又は低級アシル基を
示す。 )で表わされるlα−ヒドロキシル化化合物を調製する
に当り、 一般式 (ここでRは前記と同様であり、2は水素原子、低級ア
ルキル基、低級アシル基または芳香族アシル基から成る
群から選ばれたいずれかである。 )で表わされる化合物をアリル酸化し、対応する1α−
ヒドロキシ化合物を得、この1α−ヒドロキシ化合物を
アシル化して、1α−〇−アシル誘導体を得、この誘導
体のソルボリシスを行い、そして必要によりソルボリシ
ス生成物を対応するヒドロキシ化合物へ転化することを
特徴とする方法。 2 Zがメチル基である特許請求の範囲第1項記載の方
法。 3 アリル酸化を二酸化セレンで行う特許請求の範囲第
1項記載の方法。 4 アリル酸化を過酸化物の存在下で行う特許請求の範
囲第3項記載の方法。 5 過酸化物が過酸化水素である特許請求の範囲第4項
記載の方法。 6 過酸化物がアルキルヒドロペルオキシドである特許
請求の範囲第4項記載の方法。 7 Rが次の式を持つ特許請求の範囲第1項記載の方法
。 (ここで、それぞれのR1,R2およびR3は、水素原
子、水酸基、低級アルキル基、置換低級アルキル基、〇
−低級アルキル基、置換〇−低級アルキル基、及びフッ
素から成る群から選ばれたものである。 )。8 R1およびR3が水素原子であり、R2・が
水酸基である特許請求の範囲第1項記載の方法。 9 R1、R2およびR3が水素原子である特許請求
の範囲第7項記載の方法。 10R1が水酸基、R2およびR3が水素原子である特
許請求の範囲第7項記載の方法。 11R1およびR2が水酸基であり、R3が水素原子で
ある特許請求の範囲第7項記載の方法。 12 Rが次の式を持つ特許請求の範囲第1項記載の
方法。 (ここでそれぞれのR1、R2およびR3は、水素原子
、水酸基、低級アルキル基、置換低級アルキル基、〇−
低級アルキル基、置換〇−低級アルキル基、およびフッ
素から成る群から選ばれたものであり、R4は水素原子
および低級アルキル基から成る群から選ばれたものであ
る。 )。13R1、R2、およびR3が水素原子で、R4が
メチル基であり、エルゴ・ステロール側鎖の立体化学性
を持つ特許請求の範囲第12項記載の方法。 14R1およびR3が水素原子、R2が水酸基、R4が
メチル基であり、エルゴステロール側鎖の立体化学性を
持つ特許請求の範囲第12項記載の方法。 151α−〇−アシル誘導体のソルボリシス転化が有機
酸の存在下で行われる特許請求の範囲第1項記載の方法
。 16 酸が、p−)ルエンスルホン酸、酢酸、および
ギ酸から成る群から選ばれたものである特許請求の範囲
第15項記載の方法。 17 アリル酸化から得た1α−ヒドロキシ化合物を
有機カルボン酸の存在下で直接ソルボリシスして対応す
る3−0−アシル1α−ヒドロキシビタミンD誘導体を
得、これを対応するヒドロキシ化合物に転化する特許請
求の範囲第1項記載の方法。 181α−〇−アシル誘導体のソルボリシスによる転化
をクラウン エーテル化合物の存在下で行う特許請求の
範囲第1項記載の方法。
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