JPH04211052A - ビタミンD2 化合物及び対応の1α−ヒドロキシル化誘導体の製造方法 - Google Patents

ビタミンD2 化合物及び対応の1α−ヒドロキシル化誘導体の製造方法

Info

Publication number
JPH04211052A
JPH04211052A JP4266491A JP4266491A JPH04211052A JP H04211052 A JPH04211052 A JP H04211052A JP 4266491 A JP4266491 A JP 4266491A JP 4266491 A JP4266491 A JP 4266491A JP H04211052 A JPH04211052 A JP H04211052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydroxy
compound
vitamin
solution
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4266491A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2818494B2 (ja
Inventor
Hector F Deluca
ヘクター エフ. デルーカ
Heinrich K Schnoes
ハインリツヒ ケー. シユノーズ
Shigeya Okada
岡田 繁也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wisconsin Alumni Research Foundation
Original Assignee
Wisconsin Alumni Research Foundation
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/481,990 external-priority patent/US5030772A/en
Application filed by Wisconsin Alumni Research Foundation filed Critical Wisconsin Alumni Research Foundation
Publication of JPH04211052A publication Critical patent/JPH04211052A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2818494B2 publication Critical patent/JP2818494B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は生物学的に活性なビタ
ミンD化合物に関する。より詳しくは、この発明はビタ
ミンD2のヒドロキシル化誘導体の調製法に関する。 [0002]
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ビタミ
ンD類は動物及びヒトのカルシウム及びリンの代謝を規
制するのに非常に重要な薬剤であり、長い間食餌補充剤
として、また骨の正常な成長及び発育を確実にするため
臨床的にも実用されてきた。現在、これらビタミン類、
特にビタミンD2及びD3の生体内活性はヒドロキシル
化形態への代謝に由来することが知られている。すなわ
ち、ビタミンD3は生体内で相次ぐヒドロキシル化反応
を受け、最初に25−ヒドロキシビタミンD3、次いで
1.25−ジヒドロキシビタミンD3 となるが、その
後者がビタミンD3の周知の有益な効果をもたらす化合
物であると考えられている。同様に、食餌補充剤として
用いられるビタミンD2 も同様なその活性形態への相
次ぐヒドロキシル化段階によって、最初に25−ヒドロ
キシビタミンD2  (25(OH) −D2 )とな
り、次いで1.25−ジヒドロキシビタミンD2  (
L  25   (OH)2   D2)となる。これ
らの事実はよく確認されており、この技術分野で周知で
ある(例えば、スダら、バイオケミストリー8.351
5 (1969)  (Sudaetal、 Bioc
hemistry 8.3515 (1969)及びジ
ョーンズら、バイオケミストリー14.1250  (
1975)(Joneset al、 Biochem
istry 14.1250 (1975)参照)。 [0003]ビタミンD3系の代謝体と同様、上記に示
したビタミンD2のヒドロキシル化体はその効能及びそ
の他有用な性能のため、骨及び関連疾病の治療及び予防
用として高度に望ましい食餌補充剤又は薬剤について、
その価値及び可能な用途がこれら化合物類に関連する特
許に認められている(米国特許第3,585,221号
及び同3,880,894号)。 [0004]従来、多数のビタミンD3 の代謝体が化
学的な合成により調製されてきたけれども、ビタミンD
2代謝体の調製についての研究は少なかった。公知のビ
タミンD3系代謝体の合成法は(特に側鎖ヒドロキシル
化化合物の調製に関する限り)、もちろん、対応するビ
タミンD2代謝体の調製には一般的に不適当である。そ
れは後者の特徴がその側鎖構造にあり(すなわち、二重
結合及び余分のメチル基が存在する)、側鎖ヒドロキシ
ル化ビタミンD3化合物に適用するのとは異なった合成
方法が必要とされるからである。 [0005]ビタミンD2代謝体の調製には種々の方法
が公知であり、米国特許第4,448,721号、同4
.847,012号及び同第4,769,181号に記
載されている。その他ステロイド核の縮合を含む25(
OH)  D2及び1α、 25  (OH) 2  
D2化合物の調製はヤマダら″25−ヒドロキシビタミ
ンD2の平易な立体選択性合成″、テトラヘドロン・レ
ターズ、第25巻、33号、3347−3350頁、1
984 (Yamada et al、 、”Faci
le And 5tereoselevtive Sy
mthesis of 25−hydroxyvita
min D2”、 Tetrahedron 1ett
ers、 Vol、 25. No、33.pp、33
47−3350.1984)及びツジら″1α、25−
ジヒドロキシビタミンD2及びその24Rエピマーの新
規かつ簡便な合成”′日本化学会誌、第25巻、10号
、3132−3137頁、1989(Tsujiet 
al、、”A New And Convenient
 5ynthesis of 1(1!、25−Dih
ydroxyvitamin D2 And Its 
24R−Epimer”、 Bull、 Chem、 
Soc、Jpn、、 Vol、 62. No、 10
. pp、 3132−3137.1989)に示され
ている。パールマンら(Perlman et al、
)はジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティ・ケミ
カル・コミニュケーションズ1113−1115頁、1
989(J、 Chem、 Soc、 Chem、 C
om、 pp、1113−1115.1989)にビタ
ミンD核に適切な側鎖フラグメントを縮合させることに
よって1α−OHD2のエピマーを調製することを報告
している。 [0006]
【課題を解決するための手段】ビタミンD2の新規かつ
簡便な合成法が開発された。これをここに示す。この合
成法は下記に示す構造式においてX2が水素であること
によって特徴ずけられるビタミンD2 自体及びビタミ
ンD2の24−エピマー、すなわち24−エピ−ビタミ
ンD2  (24−エピD2)などのビタミンD2化合
物、及び下記に示す構造式においてXl及びX2がとも
に水素であり、R1、R2及びR3がメチル基であるこ
とによって特徴ずけられるビタミンD2化合物を提供す
る。またこの合成法は下記に示す構造式においてXlが
水素であり、X2がヒドロキシ基であり、R1、R2及
びR3がメチル基であることによって特徴ずけられる、
25ヒドロキシビタミンD2  (250HD2 )及
び25ヒドロキシビタミンD2 の24−エピマー、す
なわち25−ヒドロキシ−24−エピ−ビタミンD2 
 (250H−エビD2などの、25−ヒドロキシル化
ビタミンD2化合物を提供する。 [0007]
【化5】 [0008] この合成法はそうしてXlが水素であっ
てもヒドロキシ基であってもよい化合物及びR1及びR
2がアルキル又はアリールである上記の構造式により特
徴ずけられるそれに対応するアルキル又はアリール類似
体、R3がアルキル、ヒドロキシ、保護されたヒドロキ
シ(下記にXl及びX2 について定義するのと同意で
ある)、水素又はフッ素である対応の側鎖置換誘導体、
Xlがアシル、アルキルシリル、アルコキシアルキルか
らなる群から選ばれ、X2が0−アシル、O−アルキル
シリル、O−アルコキシアルキルからなる群から選ばれ
る上記構造式で特徴ずけられる上記化合物のヒドロキシ
保護された誘導体を提供する。 [0009]それに加えて、本方法は上記化合物の5゜
6−トランス−異性体を提供する。さらに、上記化合物
は対応の1α−ヒドロキシビタミンD誘導体が生成する
ように公知の方法によって1α−ヒドロキシル化するこ
とができる。それの特に好ましい例は1α−ヒドロキシ
ビタミンD2.1α、25−ジヒドロキシビタミンD2
.1α−24−エピ−ビタミンD2及び1α、25ジヒ
ドロキシ−24−エピ−ビタミンD2である。 [00101本明細書又は請求の範囲において使用され
る「アシル」とは、炭素数1〜約6の脂肪族アシル基の
すべての可能な異性体形(例えば、ホルミル、アセチル
、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バレリル等
)、又はベンゾイル、異性体メチル−ベンゾイル、異性
体ニトロ−又はハローベンゾイル等の芳香族アシル基(
アロイル基)、あるいは2〜6の原子鎖長のジカルボン
酸アシル基、つまりROOC(CH2)  Co−又は
ROCCH20CH2Co−型(式中nはO〜4の間の
値でありRは水素又はオキサリル、マロニル、スクシノ
イル、グルタリル、アジピル、ジグリコリルのようなア
ルキル基である)のアシル基を意味する。 「アルキル
」は炭素数1〜6の低級アルキル基のすべての可能な異
性体形で、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、二級ブチル、ペンチル等を
指し、 「アリール」はフェニル又は置換エニル基で例
えばアルキルフェニル、メトキシフェニル等を意味する
。 「アルキルシリル」はアルキル基が同じであっても
異っていてもよいトリアルキルシリコーングループを指
し、その例としてトリメチルシリル、トリエチルシリル
、ジメチル−tert−ブチルシリル及び同様なグルー
プがある。 「アルコキシアルキル」はメトキシメチル
、エトキシメチル、メトキシエトキシメチル及び同様な
アルコキシメチル基類などの保護基とともに関連する環
状構造、テトラヒドロピラニル又はテトラヒドロフラニ
ルなどを指す。 [00111上記化合物の調製用に開発された方法全体
は一般的な2つの相、すなわち、 (a)完全な形に予
め形成された側鎖フラグメントを適切なステロイド前駆
体に添加し、中央中間体としての5,7−ジエンステロ
イドを得ること、及び(b)この5,7−ジエンをビタ
ミンD構造に転化(coversion) L/目的の
ビタミンD化合物を得ることに分けることができ、必要
なら(C)さらにそのビタミンD化合物を転化して対応
の1α−ヒドロキシビタミンD化合物を得ることが加わ
る。この方法は米国特許第4,448,721号の方法
において転化後に必要とされる比較的困難な異性体分離
段階を行う必要がない。本発明の方法はまた目的の最終
製品を得るのに米国特許第4,448,721号の場合
のような側鎖異性体の混合物でなく完全な形に予め形成
された純粋な側鎖フラグメントを利用するので最終製品
の収率を高くする。 [0012]−股肉に言えば、本発明の方法は次の構造
式を有するステロイド22−アルデヒド
【化6】 (式中、Xl は水素又はヒドロキシ保護基である)と
次の一般式を有するスルホン誘導体 Ar5O2CH2R (式中、Arはフェニル又はトリル基を表わし、Rは直
鎖又は分岐の、飽和又は不飽和の、炭素原子数1〜25
の炭化水素からなる群から選ばれ、置換基はヒドロキシ
、保護されたヒドロキシ及びフッ素からなる群から選ば
れる)との反応を含んでなっている。塩基性媒質中で行
われる上記アルデヒドとスルホン誘導体とのカップリン
グ反応により次の式の縮合生成物が得られる。
【化7】 [0013]次にこの化合物を次に示す22.23−不
飽和ステロイドが得られるように、金属アマルガム(N
a、AI、Znアマルガム)又は関連する溶解金属還元
系を用いて還元処理(22−ヒドロキシとして、又は対
応の22−O−アシル化誘導体)する:
【化8】 (式中、R及びXl は上記に定義した仔馬を表わす。 )このステロイド中間体は次に公知の反応によってさら
に目的のビタミンD化合物に転化される。 [0014]上記のカップリング法に使用されるアリー
ルスルホン誘導体におけるRを適切に変更することによ
って種々の範囲のビタミンD化合物が生成されることは
容易に明らかである。 [0015] 25−ヒドロキシル化化合物(X2:ヒドロキシル)プ
ロセススキーム■によって示される反応順序は方法全体
の特定の態様を表わすものであり、プロセススキームI
Iはスキーム■に示されるステロイド−22−アルデヒ
ドへ添加するための適切な側鎖ユニットの調製を示す。 本発明方法の出発物質はステロイドの22−アルデヒド
類であり、それは、例えば、スキーム■に示されたPA
TD−ジエン−保護された22−アルデヒド(4)であ
りにこにPATDはフェニルトリアゾジン−3,5−ジ
オン−保護基を意味する)、公知の手段によってエルゴ
ステロールから調製することができる(スキーム■)。 [0016]本方法の第一段階は適当な側鎖フラグメン
トの添加を含んでなる。すなわち、スキーム■に示すよ
うにアルデヒド(4)のアニオン型として存在するスル
ホニル側鎖フラグメント(スルホン(21)、<わしく
は後述)のエーテル又は炭化水素溶媒による縮合でヒド
ロキシ−スルホン中間体(5)が生成される。スルホン
(21)側鎖フラグメントのアニオンはエーテル又は炭
化水素溶媒中におけるリチウムジエチルアミド、n−ブ
チルリチウム、又はメチル又はエチルマグネシウムブロ
マイド(又は同様のグリニヤール試薬)などの強塩基に
よるスルホンの処理によって生成され、このスルホンア
ニオンの溶液にエーテル又は炭化水素溶液となったステ
ロイドアルデヒド(化合物4)が添加される。この反応
は不活性雰囲気下で最も良好に行われる。 [00171次の段階は側鎖中のヒドロキシ又はフェニ
ルスルホニル基を22 (23) −トランス二重結合
形成によって除去することを含んでなる。ここでNaH
PO4飽和メタノール溶液中の化合物(5)を不活性雰
囲気下でナトリウムアマルガムで処理して側鎖に所望の
トランス−22−二重結合を有することが特徴の化合物
(6)を得る。もし所望ならば、Na/Hg−還元段階
の前に化合物(5)の22−ヒドロキシ基をアシル化又
はスルホニル化(例えば、メシル化)することもできる
が、これは一般には必要でない。 [0018]プロセススキーム■に示すように、側鎖フ
ラグメント、スルホン(21)のアルデヒド(4)への
添加は炭素20の不斉中心におけるエピマー化を生じさ
せない、すなわち、所望通り、中心における立体化学は
維持されることに留意すべきである。もし必要ならば、
炭素20における立体化学の維持はこの合成段階でタイ
プ(6)の中間体をもとのアルデヒド出発物質に逆転換
することにより点検することができる。例えば、化合物
(6)を還元仕上げ剤により完全に慣例の標準条件下で
オゾン分解に付すと、対応のC−22−アルデヒド、す
なわち、構造(4)のアルデヒドが得られる。オゾン分
解で得られたアルデヒドを分光光学的及びクロマトグラ
フ的にもとの出発物質と比較すれば、C−20における
立体化学の維持が確認される。 [0019]プロセスの次の操作はこれら環B−保護さ
れたステロイドを目的の5,7−ジエン中間体(7)に
転化することが含まれる。PTAD−ジエン−保護され
た化合物(6)の場合、この転化は単一段階、すなわち
、 (6)の強水素化物還元剤(例えば、LiAlH4
)によるエーテル溶媒中での還流温度における処理によ
りジエン(7)が得られる。ジエン(7)は次いでスキ
ーム■に従って公知の操作によりその25−ヒドロキシ
ル化形(8)に転換される。 [0020]  5.7−ジエン(8)の最終ビタミン
D生成物(10)又は(15)への転化は一連の数段階
からなる。プロセススキーム■に示す順序には第一に5
,7ジエン(8)のエーテル又は炭化水素溶液中での紫
外線光照射が含まれ、これによりプレビタミン類似体(
9)が得られ、これは適当な溶媒(例えば、エタノール
、ヘキサン)中での加温(50℃〜90℃)による異性
化反応により25−ヒドロキシビタミンD2化合物(1
0)となる。 [00211その後、化合物(10)はスキーム■に示
す公知の段階によって1,25−ジヒドロキシビタミン
D2化合物(15)に転化することができる。この変換
に関係のある先行技術として米国特許第4. 260.
 549号及び第4,554,106号を参照すること
によってここにその内容を完全に説明されたものとして
取り入れられるものである。 [0022]側鎖フラグメント、スルホン(21)はス
キーム■で用いたように特異的に(R)鏡面異性体であ
る。それゆえ、化合物(10)又は(15)はC−24
R−エピマー類、25−ヒドロキシ−24−エビ−ビタ
ミンD2  (10)又は1,25−ジヒドロキシ−2
4エピ−ビタミンD2  (15)としてそれぞれ得ら
れる。このように化合物(10)又は(15)は光学異
性体的に純粋な形で調製されるから、米国特許第4,4
48.721号に開示された方法で必要とされるC−2
4エピマーの分離は必要でない。本発明方法においてス
ルホン(21)の(S)−エピマーを使用すると、特異
的に25 0HD2が、もちろん、対応の1,25ジヒ
ドロキシビタミンD2 とともに得られる。 [0023] 5.7−ジエン(7)は遊離のヒドロキ
シ化合物として又はそのヒドロキシ−保護された形とし
て用いることができ、そのヒドロキシ−保護基(C−3
及び/又はC−25の保護)は前記で定義したアシル、
アルキルシリル又はアルコキシアルキル基でよい。この
ように、25 0HD2生成物は遊離のヒドロキシ化合
物として、又は、必要ならば、C−3又はC−25−ヒ
ドロキシ−保護された誘導体又は2,25−ヒドロキシ
保護された誘導体として得られよう。スキーム■による
合成は遊離のヒドロキシ化合物として25−0H−D2
生成物を提供するが、3−又は25−保護、又は3゜2
5−両保護された誘導体としての5,7−ジエン中間体
(7)を類似転換すれば対応のヒドロキシ−保護された
25 0HD2誘導体生成物が得られる。 [0024]個々の25 0HD2エピマー、すなわち
、25 0HD2又は25−0H−24−エビ−D2 
 (10)は遊離のヒドロキシ形として得られた場合、
この技術分野で公知の常法反応により簡便にC−3又は
C−25、又は両方の位置でヒドロキシ−保護される。 このように、25 0HD2 はアシル化して、例えば
、25−0HD23−アセテート又は対応の3゜25−
ジアセテートが得られる。3−モノアセテートはさらに
異ったアシル化剤処理によりC−25をアシル化でき、
又はその逆のアシル化ができ、3,25−ジアセテート
は緩和な塩基(KOH/MeOH)で選択的に加水分解
されて25−モノアセテートになり、もし必要ならこれ
は異ったアシル基でC−3を再アシル化することができ
る。他のヒドロキシ−保護基は公知の類似反応により導
入することができる。 [0025]ヒドロキシ−保護された誘導体類に加えて
25−0H−24−エビ−D2ならびに1,25−ジヒ
ドロキシ化合物の5,6−トランス−異性体類は、それ
らが相当のビタミンD様活性を有するから、薬学的用途
に大きな有用性を有する化合物である。これら5,6ト
ランス一化合物は5,6−シス−異性体(例えば、10
又は15)からベールループら、レカイ・トラバーオ・
シミーク・ペイ・バフ8.1004 (1969)(V
eerloop etal、 Rec、 Trav、 
Chim、 Pays Bas 78,1004 (1
969))の方法に準じるヨウ素触媒異性化反応により
調製され、対応の3−及び/又は25−ヒドロキシ−保
護された誘導体は同様に対応の5,6−シス−アシレー
トの類似異性化又は5,6−トランス−250HD2の
ヒドロキシ保護によって得られる。 [0026]所要の側鎖フラグメント、スルホン(21
)はそれ自体プロセススキームIIに示すプロセスによ
り調製される。この合成は端的なものであり、第一段階
として無水テトラヒドロフラン(THF)中でのエステ
ル(16)のメチルマグネシウムブロマイドとの反応で
、ジオール(17)が得られる。ジオール(17)を無
水ピリジンに溶解し、p−トルエンスルホニルクロリド
との反応でトシレート(18)が得られる。トシレート
(18)は無水ジメチルホルムアミド溶液に溶解し、ト
リオフェノール及びt−BuOKと反応させスルフィド
(19)を得る。スルフィド(19)は次にジクロロメ
タンに溶解し、3−クロロペルオキシ安息香酸と反応さ
せヒドロキシスルホン化合物(20)を得る。次に化合
物(20)の無水ジクロロメタン溶液中にピリジニウム
p−トルエンスルホン酸を添加し、ジヒドロピランと反
応させヒドロキシ−保護されたテトラヒドロピラニルス
ルホン(21a)を得る。スルホン(21)の対応の(
S)−エピマーは出発物質として(16)に対応するが
炭素−2に(S)立体配置を有するエステルを用いて同
じ方法で調製される。 [0027] 非25−ヒドロキシル化化合物(X2:水素)プロセス
スキームIIIによって示される反応順序は方法全体の
もう一つの特定の態様を表わすものであり、プロセスス
キームIVはスキーム■に示されるステロイド−22−
アルデヒドへ添加するための適切な側鎖ユニットの調製
を示す。本発明方法の出発物質はステロイドの22アル
デヒド類であり、それは、例えば、スキーム■に示され
たPTAD−ジエン−保護された22−アルデヒド(4
)であり(ここにPTADはフェニルトリアゾリン−3
,5−ジオン−保護基を意味する)、公知の手段によっ
てエルゴステロールから調製することができる(スキー
ム■)。 [0028]本方法の第一段階は適当な側鎖フラグメン
トの添加を含んでなる。すなわち、スキームIIIに示
すようにアルデヒド(4)のアニオン型として存在する
スルホニル側鎖フラグメント(スルホン(35) 、<
わしくは後述)のエーテル又は炭化水素溶媒による縮合
でヒドロキシ−スルホン中間体(22)が生成される。 スルホン(35)側鎖フラグメントのアニオンはエーテ
ル又は炭化水素溶媒中におけるリチウムジエチルアミド
、nブチルリチウム、又はメチル又はエチルマグネシウ
ムブロマイド(又は同様のグリニヤール試薬)などの強
塩基によるスルホンの処理によって生成され、このスル
ホンアニオンの溶液にエーテル又は炭化水素溶液となっ
たステロイドアルデヒド(化合物4)が添加される。こ
の反応は不活性雰囲気下で最も良好に行われる。 [0029]次の段階は側鎖中のヒドロキシ又はフェニ
ルスルホニル基を22(23)−トランス二重結合形成
によって除去することを含んでなる。ここでNaHPO
4飽和メタノール溶液中の化合物(22)を不活性雰囲
気下でナトリウムアマルガムで処理して側鎖に目的のト
ランス−22−二重結合を有することが特徴の化合物(
23)を得る。もし所望ならば、Na/Hg−還元段階
の前に化合物(22)の22−ヒドロキシ基をアシル化
又はスルホニル化(例えば、メシル化)することもでき
るが、これは一般には必要でない。 [00301プロセススキームIIIに示すように、側
鎖フラグメント、スルホン(35)のアルデヒド(4)
への添加は炭素20の不斉中心におけるエピマー化を生
じさせない、すなわち、目的通り、中心における立体化
学は維持されることに留意すべきである。もし必要なら
ば、炭素20における立体化学の維持はこの合成段階で
タイプ(23)の中間体をもとのアルデヒド出発物質に
逆転換することにより点検することができる。例えば、
化合物(23)を還元用ワークアップにより完全に慣例
の標準条件下でオゾン分解に付すと、対応のC−22ア
ルデヒド、すなわち、構造(4)のアルデヒドが得られ
る。オゾン分解で得られたアルデヒドを分光光学的及び
クロマトグラフ的にもとの出発物質と比較すれば、C2
0における立体化学の維持が確認される。 [0031]プロセスの次の操作はこれら環B−保護さ
れたステロイドを目的の5,7−ジエン中間体(24)
に転換することが含まれる。PTAD−ジエン−保護さ
れた化合物(23)の場合、この転換は単一段階、すな
わち、 (23)の強水素化物還元剤(例えば、LiA
lH4)によるエーテル溶媒中での還流温度における処
理によりジエン(24)が得られる。 [0032] 5.7−ジエン(24)の最終ビタミン
D生成物(26)又は(31)への転換は一連の数段階
からなる。プロセススキームIIIに示す順序には第一
に5.7−ジエン(24)のエーテル又は炭化水素溶液
中での紫外線光照射が含まれ、これによりプレビタミン
類似体(25)が得られ、これは適当な溶媒(例えば、
エタノール、ヘキサン)中での加温(50℃〜90℃)
による異性化反応により25−ヒドロキシビタミンD2
化合物(26)となる。 [0033]その後、化合物(26)はスキームIII
に示す公知の段階によって1α−ヒドロキシビタミンD
2化合物(31)に転換することができる。この変換に
関係のある先行技術として米国特許第4,260,54
9号及び第4,554,106号を参照することによっ
てここにその内容を完全に説明されたものとして取り入
れられるものである。 [0034]側鎖フラグメント、スルホン(35)はス
キームIIIで用いたように特異的に(R)鏡面異性体
である。それゆえ、化合物(26)又は(31)はC−
24−R−エピマー類、24−エピ−ビタミンD2(2
6)又は1α−ヒドロキシ−24−エピ−ビタミンD2
(31)としてそれぞれ得られる。このように化合物(
26)又は(31)は光学異性体的に純粋な形で調製さ
れるから、米国特許第4,448,721号に開示され
た方法で必要とされるC−24−エピマーの分離は必要
でない。本発明方法においてスルホン(35)の(S)
−エピマーを使用すると、特異的にビタミンD2が、も
ちろん、対応の1α−ヒドロキシビタミンD2 ととも
に得られる。 [0035] 5.7−ジエン(24)は遊離のヒドロ
キシ化合物として又はそのヒドロキシ−保護された形と
して用いることができ、そのヒドロキシ−保護基(C−
3の保護)は前記で定義したアシル、アルキルシリル又
はアルコキシアルキル基でよい。このように、ビタミン
D2生成物は遊離のヒドロキシ化合物として、又は、必
要ならば、C−3−ヒドロキシ−保護された誘導体とし
て得られよう。スキームIIIによる合成は遊離のヒド
ロキシ化合物としてビタミンD2生成物を提供するが、
3保護された誘導体としての5,7−ジエン中間体(2
4)を類似の転化反応に付すと対応のヒドロキシ−保護
された25 0HD2誘導体生成物が得られる。 [0036]個々のビタミンD2エピマー、すなわち、
ビタミンD2又は24−エビ−D2  (26)は遊離
のヒドロキシ形として得られた場合、この技術分野で公
知の常法反応により簡便にC−3の位置でヒドロキシ−
保護される。このように、ビタミンD2はアシル化して
、例えば、ビタミンD2−3−アセテートが得られる。 他のヒドロキシ−保護基は公知の類似反応により導入す
ることができる。 [0037]ヒドロキシ−保護された誘導体類に加えて
24−エビ−D2の5,6−トランス−異性体類は1α
ヒドロキシ化合物同様に相当のビタミンD様活性である
から薬学的用途に大きな有用性を有する化合物である。 これら5. 6−)ランス−化合物は5,6−シス異性
体(例えば、26又は31)からベールループら、レカ
イ・トラバーオ・シミーク・ペイ・バフ8.1004 
(1969) (Veerloop et al、 R
ec、 Trav、 Chim、 Pays Bas 
78.1004 (1969))の方法に準じるヨウ素
触媒異性化反応により調製され、対応の3−ヒドロキシ
−保護された誘導体は同様に対応の5,6−シス−アシ
レートの類似異性化又は5. 6−トランス−D2のヒ
ドロキシ保護によって得られる。 [00381所要の側鎖フラグメント、スルホン(35
)はペールマンら(Perlman et al、) 
(上記)の方法により、あるいはプロセススキームIV
に示すプロセスにより調製することができる。この合成
は端的なものであり、第一段階として無水ピリジン中に
アルコール(32)を溶解し、p−トルエンスルホニル
クロリドと反応させてトシレート(33)を得る。トシ
レート(33)は無水ジメチルホルムアミド溶液に溶解
し、トリオフェノール及びt−BuOKと反応させスル
フィド(34)を得る。スルフィド(34)は次にジク
ロロメタンに溶解し、3−クロロペルオキシ安息香酸と
反応させスルホン化合物(35)を得る。スルホン(3
5)の対応の(S)−エピマーは、またペールマンら(
上述)またはプロセススキームIVによって、出発物質
として(32)に対応するが炭素−2に(S)立体配置
を有するエステルを用いて同じ方法で調製される。 [00391類似化合物類 さらに、本発明は下記の一般式(40)に示すビタミン
D2類似体(X2は水素である)ならびに25−0HD
2類似体(X2はヒドロキシである)又は対応の1αヒ
ドロキシ−類似体の簡便な合成法もまた提供する。 [0040] (式中、nは1から5までの値をもつ整数であり、Xl
は水素及びヒドロキシ保護基から選ばれ、X2は水素、
ヒドロキシ及び保護されたヒドロキシから選ばれ、R3
はアルキル、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシ、水素
又はフッ素であり、R1及びR2は、同じでも異ってい
てもよく、アルキル基又はアリール基であり、C−24
メチル基が(R)−又は(S)−立体化学配向のいずれ
かを有している。) [0041] これらの化合物は化合物(4)を下記の
一般式で示される適切なアルキル又はアリール側鎖フラ
グメントで縮合することによって調製される。 [0042]
【化10】 (式中、X2、R1、R2、R3及びnは上記と同義で
ある。)スキーム■及びIII中に示した合成プロセス
において側鎖として(41)及び(42)の化合物を用
いるとR1、R2及びR3が上記のようにアルキル又は
アリール残基又はその他の置換基を表わす一般構造式(
4%式% D2−同族体が得られる。−殻構造式(40)の生成物
は次に対応する1α−ヒドロキシル化ビタミンD同族体
が得られるよう公知の方法(米国特許第4. 260゜
549号及び第4,554,106号参照)によって1
α−ヒドロキシル化することができる。 [0043] R1、R2又はR3がメチルの高次同族
体を表わす化合物は一般に強い親油性であるから、上記
構造式(40)によって表わされるアルキル−又はアリ
ール−類似体又はそれらの5,6−トランス−異性体は
より大きい程度の親油性が必要とされる用途に有用であ
る。 [0044]
【実施例】本発明を次に示す例によってさらに説明する
。この説明において特定の生成物を指定する数字、例え
ば、化合物1.2.3等はプロセススキームI又はII
において同じ数字を付した構造に対応する。 [00451例1 エルゴステロール法 無水ピリジン300m1中の50g (0,13モル)
のエルゴステロール1の溶液に33.3ml  (0,
35モル)の無水酢酸を添加した。混合物を室温で1晩
中かきまぜ、600m1の水を添加した。沈殿物を濾別
し、200m1の水で数回洗浄し、エタノールからの再
結晶により42.0g (76%)の2を得た(黄色の
結晶)。 [0046]クロロホルム500m1中の33g(0゜
075モル)の2の溶液に13.2g (0,075モ
ル)の4−フェニル−1,2,4−トリアゾリン−3゜
5−ジオンを添加した。溶液を室温で30分間かきまぜ
、5mlのピリジンを添加した。溶液を一78℃に冷却
し、オゾン−酸素混合物で30分間処理(TLC制御)
し、窒素で十分にパージした。50m1  のジメチル
スルフィドを添加し、混合物を300m1の水、200
m1の2N−HCI (2回)及び300m1の水で順
次洗浄した。有機層を分離し、各洗浄液を400m1及
び200m1のクロロホルムで抽出した。統合した抽出
液をNa2 S04上で乾燥し、真空下で濃縮した。残
留物をシリカゲルカラム(5,06x63cm、150
425μmのシリカゲル550 g)上で溶離剤として
酢酸エチルとヘキサンの混合液を用いて精製した。20
゜5g(50%)の4をヘキサ2930%酢酸エチルに
より溶離した。収率を上げるため、回収した3(ヘキサ
2915%酢酸エチルにより溶離)を上記のオゾン−酸
素混合物で処理した。 [0047]窒素雰囲気下、−78℃でかきまぜ中の1
2、 1g (37,1ミリモル)のスルホン21.5
.10m1  (36,4ミリモル)のジイソプロピル
アミン及び100m1の無水テトラヒドロフラン(指示
薬として1.10−フェナンスロリンを含有)に22.
7m1(36,3ミリモル)のn−BuLi(ヘキサン
中1゜6モル)を添加した。溶液を窒素下、−78℃で
30分間かきまぜた後、無水テトラヒドロフラン40m
1中の10.0g (18,3ミリモル)の4を添加し
た。混合物を一78℃で1時間かきまぜ、100m1の
飽和NH4Clの添加で分解させ、0℃に加温し、10
0m1の酢酸エチルで3回洗浄した。各抽出液を100
m1の飽和NaC1溶液で洗浄し、Na2SO4上で乾
燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(
3,2x60cm175−150μmのシリカゲル15
0g)上で精製した。未反応のスルホン21をベンゼン
を用いて溶離し、14.7g (92%)の5を酢酸エ
チルにより溶離した。 [0048]  14.7g (16,9ミリモル)の
ヒドロキシスルホン5.110gの5%ナトリウムアマ
ルガム及びNa2HPO4で飽和した400m1のメタ
ノールの混合物を窒素雰囲気下、5℃で20時間かきま
ぜた。 反応溶液をデカンテーションし、真空下で濃縮した。残
留物を200m1の酢酸エチルに溶解し、400m1及
び200m1の水で洗浄した。酢酸エチル抽出液を分離
し、各洗浄液を200m1の酢酸エチルで2回抽出した
。統合した抽出液をNa2SO4上で乾燥し、真空下で
濃縮した。10.5g (91%)の6が得られた。 [0049] 400m1のテトラヒドロフラン中の1
0.5g(15,4ミリモル)の6に11. 5g (
303,0ミリモル)のL i A I H4を添加し
た。混合物を還流、窒素雰囲気下で3時間加熱し、氷水
で冷却し、40m1の酢酸エチル及び60m1の水を滴
下で添加することによって分解させた。次いで混合物を
濾過し、濾液を真空下で濃縮した。残留物を200m1
の酢酸エチルに溶解し、200m1の飽和NaC1溶液
で2回洗浄した。酢酸エチル抽出液を分離し、各洗浄液
を200m1の酢酸エチルで抽出した。統合した抽出液
をNa2SO4上で乾燥し、真空下で濃縮した。その後
、残留物をシリカゲルカラム(3,2x25cm、75
−150μmのシリカゲル80g)上で精製し、1.8
g (63%)の7を溶離剤としてベンゼン95%エー
テルを用いて溶離した。 (00501メタノ一ル200m1中の4.4g (8
゜9ミリモル)の7及び130m1のジクロロメタンに
2、 0g (7,9ミリモル)のピリジニウムp−ト
ルエンスルホン酸を添加した。混合物を室温で1晩中か
きまぜ、300m1の飽和NaC1溶液に溶解し、40
0m1のジクロロメタンで3回抽出した。各抽出液は4
00m1の飽和NaC1溶液で洗浄し、統合し、Na2
SO4上で乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をエタノ
ールから再結晶させ、2.5g (68%)の8(白色
結晶)を得た。収率を上げるため、母液を真空下で濃縮
し、クロマトグラフィーで精製し、エタノールから再結
晶させた。 [0051] 1.50g (3,6ミリモル)の8を
500m1のエーテルとベンゼン(4:1)混合液中に
分散させ、オゾンを含まないフィルターを設置した水冷
式石英浸液ウェル中、窒素下でかきまぜながらエイコラ
シャの高圧UVランプを用い25分間光照射した。反応
はりクロソルブ(Lichrosorv) Si  6
0 (5μm)カラム及びヘキサ293%2−プロパツ
ールを用いる265nmでのHPLCで監視した。 [0052]溶液を真空下で濃縮し、100m1のエタ
ノール中に再溶解し、還流下、窒素下で3時間加熱した
。その後、溶液を真空下で濃縮し、残留物をシリカゲル
カラム(3,2x50cm、75−150μmのシリカ
ゲル170 g)上でヘキサン中酢酸エチル混合物で精
製した。0.74g (50%)の10をヘキサン中2
0%酢酸エチルを用いて溶離した。 (白色泡)15m
lの無水ピリジン中の1. 50g (3,6ミリモル
)の10に1. 50g (7,9ミリモル)のトシル
クロリドを添加した。混合物は窒素下、5℃で20時間
かきまぜた。 その後、溶液を200m1の冷却した飽和N a HC
O3溶液中へ注いだ。混合物を30分間放置し、150
m1のエーテルとジクロロメタンの(4:1)混合液で
3回抽出した。各抽出液を150m1の飽和NaC1溶
液、150m1の冷却した希HCI溶液で2回、150
m1の飽和NaC1溶液、150m1の飽和N a H
C03溶液及び150m1の飽和NaC1溶液で順次洗
浄した。 統合した抽出液をNa2SO4上で乾燥し、真空下で濃
縮した。1.90gの11を得て、これをさらに精製す
ることなく12に転化させた。 (白色泡)[0053
] 4.40gの無水KHCO3を200m1の無水メ
タノール中に窒素下、50℃で溶解した。この溶液へ1
. 90g (3,4ミリモル)の11の30m1の無
水ジクロロメタン溶液を滴下しながら添加した。混合物
は窒素下、50℃で21時間かきまぜた。その後、溶液
を真空下で濃縮し、残留物を200m1のエーテルとジ
クロロメタンの(4:1)混合液に溶解し、100m1
の水で2回洗浄した。有機抽出液を分離し、各洗浄液を
100m1の同じエーテルとジクロロメタンの混合液で
2回抽出した。統合した抽出液をNa2SO4上で乾燥
し、真空下で濃縮して1.50g (105%)の12
を得、これをさらに精製することなくヒドロキシル化し
た。 (黄色油) [0054] 2.7ml  (8,1ミリモル)のt
ertブチルヒドロペルオキシド(2,2−4−トリメ
チルペンタ293.0モル)を75m1の無水ジクロロ
メタン中の220mg (2,0ミリモル)の二酸化セ
レン懸濁液に添加した。混合液を窒素下室温で30分間
かきまぜた。0.3mlの無水ピリジンを添加し、続い
て無水ジクロロメタン30m1中の1. 50g (3
,5ミリモル)の12の溶液を添加した。混合物を窒素
下室温で30分間かきまぜ、還流下で10分間加熱した
。その後、50m1の10%NaOH溶液を添加し、混
合物を200m1.100ml、  100mlのエー
テルで抽出した。各抽出液を50m1の10%NaOH
溶液及び50m1の飽和NaC1溶液で洗浄した。統合
した抽出液をNa2 SO4上で乾燥し、真空下で濃縮
した。残留物をシリカゲルカラム(3,2cmx15c
m、75−150μmのシリカゲル50g)上で溶離剤
としてヘキサンと酢酸エチルとの混合液を用いて精製し
た。581mg(37%)の±1をヘキサ2930%酢
酸エチルにより溶離した。 (黄色油) (00551581mg (1,3ミリモル)の1菱を
5mlの酢酸に溶解し、窒素下で50℃に1時間加熱し
た。その後、溶液を氷上に注ぎ、100m1の飽和Na
HCO3溶液で中和した。混合液を150m1のエーテ
ルとジクロロメタン(4:1)混合液で3回抽出した。 各抽出液を100m1の飽和NaHCO3溶液及び10
0m1の飽和NaC1溶液で洗浄した。統合した抽出液
をNa2 S04上で乾燥し、真空下で濃縮した。その
後、残留物の酢酸エチル10m1溶液中へ120m1の
無水マレイン酸を添加し、混合物を窒素下、室温で2時
間放置した。その後溶液を真空下で濃縮し、残留物を5
0m1のエーテル中に溶解した。50m1のメタノール
中0.  IN−KOHを添加し、溶液を室温で1.5
時間かきまぜ、真空下で濃縮した。残留物を100m1
のエーテルとジクロロメタン(4:1)混合液に溶解し
、50m1の10%NaOH溶液(2回)、飽和NaC
1溶液で順次洗浄した。有機抽出物を分離し、各洗浄液
を100m1の同じエーテルとジクロロメタンの混合液
で抽出した。統合した抽出液をNa2SO4上で乾燥し
、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(2,
3x8、  Ocm、45−75μmのシリカゲル10
g)上で溶離剤としてヘキサン中の酢酸エチル混合液を
用いて精製した。310mgの1河をヘキサ2930%
酢酸エチルにより溶離し、他の337mgの1】と統合
し、ギ酸メチルから再結晶させた。 [0056]例2 側鎖用中間体 20g (0,169モル)のメチル(R) −(−)
 −3−ヒドロキシ−2−メチルプロピオン酸十旦を6
0m1の無水ヒドロフランに溶解し、窒素雰囲気下で水
冷しかきまぜ中の245m1  (0,735モル)の
3.0モル/1メチルマグネシウム臭化物のエーテル溶
液に添加した。添加の終了時にかきまぜを促進させるた
め100m1の無水テトラヒドロフランを添加した。混
合物を室温で2時間かきまぜ、水冷しながら注意深<1
50m1の5N−HCIを添加することによって分解さ
せ、200m1のエーテルで3回抽出した。各抽出液を
150m1の飽和NaC1溶液で洗浄し、統合してNa
2SO4上で乾燥した。蒸発によって16.4g (8
2%)の工ヱが黄色油として得られた。 [0057]  16.4g(0,139モル)の工で
、26.5g (0,139モル)のトシルクロリド及
び30m1のピリジンの混合物を4℃で1晩中かきまぜ
た。その後、反応混合液を300m1のエーテルに溶解
し、200m1の水、200m1の希HCI溶液及び2
00m1の飽和N a HCO3溶液で順次洗浄した。 エーテル抽出液を分離し、各洗浄液を200m1のエー
テルで2回抽出した。統合した抽出液をNa2SO4上
で乾燥し、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラ
ム(5,5x20cm、150−425μmのシリカゲ
ル200g)上で精製し、ヘキサン中10−20%の酢
酸エチルを用いて32.1g (85%)のトシレート
(18)を溶離した。 (赤色油) [0058]  14.4g (0,131モル)のチ
オフェノールの70m1無水ジメチルホルムアミド溶液
をかきまぜながら14.4g (0,131モル)のt
−BuOKを添加し、続いて90m1無水ジメチルホル
ムアミド2.1g (0,118モル)の18を添加し
た。混合物を1晩中かきまぜ、300m1の氷水中に溶
解し、300.200.200m1の酢酸エチルで抽出
した。各抽出液を200m1の飽和N a HC03溶
液及び水で洗浄し、統合し、Na2SO4上で乾燥し、
真空下で濃縮した。28.0g (113%、ジメチル
ホルムアミドを含有)の19を得て、さらに精製するこ
となく酸化した。 (赤色油) [0059] 28.0g (0,118モル)の19
を400m1のジクロロメタンに溶解し氷水で冷却した
。この溶液へ51.7g(0,300モル)のm−クロ
ロ過安息香酸をゆっくりと加え、混合液を室温で2時間
かきまぜ、濾過した。濾液を300m1の飽和N a 
HCO3溶液で2回、300m1の飽和Na2 S03
溶液で2回、300m1の飽和N a HCO3溶液で
1同順次洗浄した。有機相を分離し、各洗浄液を300
m1のジクロロメタンで2回抽出した。統合した抽出液
をNa2 S04上で乾燥し、真空下で濃縮し、ヘキサ
ンと酢酸エチルの混合液からの再結晶により25.2g
 (88%)の20を得た。 (白色結晶) (0060120g (0,083モル)の20のジク
ロロメタン50m1溶液をかきまぜながらその中へ新た
に蒸留した20m1  (0,221モル)の2,3−
ジヒドロピランを添加し、続いて0.8gのピリジニウ
ムリトルエンスルホン酸を添加した。混合液を室温で2
時間かきまぜ、飽和NaC1溶液で2回洗浄した。有機
相を分離し、各洗浄液を50m1のジクロロメタンで2
回抽出した。統合した抽出液をNa2SO4上で乾燥し
、真空下で濃縮した。残留物をシリカゲルカラム(3,
3x45cm、75−150μmのシリカゲル150g
)上で精製し、溶離剤としてベンゼンを用い26. 0
g (96%)の21aを得た。 (白色油) [0061]例3 無水ピリジン中のエルゴステロール1の溶液に33.3
ml  (0,35モル)の無水酢酸を添加する。混合
物を室温で1晩中かきまぜ、水を添加する。沈殿物を濾
別し、水で数回洗浄し、エタノールからの再結晶により
2を得る。 [0062]クロロホルム中の沈殿物2の溶液に4−フ
ェニル−1,2,4−)リアゾリン−3,5−ジオンを
添加した。溶液を室温で30分間かきまぜ、ピリジンを
添加する。溶液を冷却し、オゾン−酸素混合物で処理(
TLC制御)し、窒素で十分にパージする。ジメチルス
ルフィドを添加し、混合物を水、2N−HCl及び再び
水で順次洗浄する。有機層を分離し、各洗浄液をクロロ
ホルムで抽出する。統合した抽出液をNa2 SO4上
で乾燥し、真空下で濃縮する。残留物をシリカゲルクロ
マトグラフィーで精製し、化合物4を得る。 [0063]窒素雰囲気下でかきまぜ中のスルホン35
、ジイソプロピルアミン及び無水テトラヒドロフラン(
指示薬として1,10−フェナンスロリンを含有)にn
−BuLi(ヘキサ291.6モル)を添加する。溶液
を窒素下でかきまぜた後、無水テトラヒドロフラン中の
4を添加する。混合物をかきまぜ、飽和NH4Clの添
加で分解させ、加温し、酢酸エチルで3回洗浄する。 各抽出液を飽和NaC1溶液で洗浄し、Na2 SO4
上で乾燥し、真空下で濃縮する。残留物をシリカゲルカ
ラムで精製し化合物22を得る。 [0064] ヒドロキシスルホン22.5%ナトリウ
ムアマルガム及びNa2HPo4で飽和したメタノール
の混合物を窒素雰囲気下でかきまぜる。反応溶液をデカ
ンテーションし、真空下で濃縮した。残留物を酢酸エチ
ルに溶解し、水で洗浄する。酢酸エチル抽出液を分離し
、各洗浄液を酢酸エチルで2回抽出する。統合した抽出
液をNa2 S04上で乾燥し、真空下で濃縮して23
を得る。 [0065]テトラヒドロフラン中の化合物23にLi
AlH4を添加する。混合物を還流、窒素雰囲気下で加
熱し、氷水で冷却し、酢酸エチル及び水を滴下で添加す
ることによって分解させる。次いで混合物を濾過し、濾
液を真空下で濃縮する。残留物を酢酸エチルに溶解し、
飽和NaC1溶液で2回洗浄する。酢酸エチル抽出液を
分離し、各洗浄液を酢酸エチルで抽出する。統合した抽
出液をNa2 S04上で乾燥し、真空下で濃縮する。 その後、残留物をシリカゲルカラム上で精製し、化合物
24を求める。 [0066]化合物24をエーテルとベンゼン(4:1
)混合液中に分散させ、オゾンを含まないフィルターを
設置した水冷式石英浸液ウェル中、窒素下でかきまぜな
がら高圧UVランプを用い光照射する。反応はHPLC
で監視する。溶液を真空下で濃縮し、エタノール中に再
溶解し、還流下、窒素下で加熱する。その後、溶液を真
空下で濃縮し、残留物をシリカゲルカラム上で精製し、
化合物22を得る。 [0067]化合物26の無水ピリジン中溶液にトシル
クロリドを添加する。混合物は窒素下できまぜる。その
後、溶液を冷却した飽和N a HC03溶液中へ注ぐ
。混合物を30分間放置し、エーテルとジクロロメタン
の(4:1)混合液で3回抽出する。各抽出液を飽和N
aC1溶液、冷却した希HCI溶液で2回、飽和NaC
1溶液、飽和N a HCOs溶液及び飽和NaC1溶
液で順次洗浄する。統合した抽出液をNa2 S04上
で乾燥し、真空下で濃縮する。化合物27を得て、これ
をさらに精製することなく28に転換させる。 [0068]無水KHCO3を無水メタノール中に窒素
下で溶解する。この溶液へ化合物27の無水ジクロロメ
タン溶液を滴下しながら添加する。混合物は窒素下でか
きまぜる。その後、溶液を真空下で濃縮し、残留物をエ
ーテルとジクロロメタンの(4:1)混合液に溶解し、
水で2回洗浄する。有機抽出液を分離し、各洗浄液を同
じエーテルとジクロロメタンの混合液で2回抽出する。 統合した抽出液をNa2SO4上で乾燥し、真空下で濃
縮して化合物28を得、これをさらに精製することなく
ヒドロキシル化する。 (0069]  t e r t−ブチルヒドロペルオ
キシド(2,2−4−トリメチルペン2293.0モル
)を無水ジクロロメタン中の二酸化セレン懸濁液に添加
する。 混合液を窒素下室温でかきまぜる。無水ピリジンを添加
し、続いて無水ジクロロメタン中の化合物28の溶液を
添加する。混合物を窒素下室温でかきまぜ、還流下で加
熱する。その後、10%NaOH溶液を添加し、混合物
をエーテルで抽出する。各抽出液を10%NaOH溶液
及び飽和NaC1溶液で洗浄する。統合した抽出液をN
a2 S04上で乾燥し、真空下で濃縮する。残留物を
シリカゲルカラム上で精製し、化合物29を得る。 [0070]化合物29を酢酸に溶解し、窒素下で加熱
する。その後、溶液を氷上に注ぎ、飽和N a HC0
3溶液で中和する。混合物をエーテルとジクロロメタン
(4:1)混合液で3回抽出する。各抽出液を飽和Na
HCOs溶液及び飽和NaC1溶液で洗浄する。統合し
た抽出液をNa2 SO4上で乾燥し、真空下で濃縮す
る。その後、残留物の酢酸エチル溶液中へ無水マレイン
酸を添加し、混合物を窒素下、室温で放置する。その後
溶液を真空下で濃縮し、残留物をエーテル中に再溶解す
る。メタノール中のKOHを添加し、溶液を室温でかき
まぜ、真空下で濃縮する。残留物をエーテルとジクロロ
メタン(4:1)の混合液に溶解し、10%NaOH溶
液(2回)、飽和NaC1溶液で順次洗浄する。有機抽
出物を分離し、各洗浄液を同じエーテルとジクロロメタ
ンの混合液で抽出する。統合した抽出液をNa2304
上で乾燥し、真空下で濃縮する。残留物をシリカゲルカ
ラム上で、溶離剤としてヘキサンと酢酸エチルの混合物
を用いて物情製し、化合物31を得る。 [0071]例4 化合物32、トシルクロリド及びピリジンの混合物を1
晩中かきまぜる。その後、反応混合液をエーテルに溶解
し、水、希HCI溶液及び飽和N a HCO3溶液で
順次洗浄する。エーテル抽出液を分離し、各洗浄液をエ
ーテルで2回抽出する。統合した抽出液をNa2SO4
上で乾燥し、真空下で濃縮する。残留物をシリカゲルカ
ラム上で精製し、トシレート(33)が得られる。 [0072]かきまぜ中のチオフェノールの無水ジメチ
ルホルムアミド溶液にBuOKを添加し、続いて無水ジ
メチルホルムアミド中の化合物33を添加する。混合物
を1晩中かきまぜ、氷水中に溶解し、酢酸エチルで抽出
する。各抽出液を飽和N a HC03溶液及び水で洗
浄し、統合し、Na25OJ上で乾燥し、真空下で濃縮
する。化合物34を得て、さらに精製することなく酸化
する。 [0073]化合物34をジクロロメタンに溶解し氷水
で冷却する。この溶液へm−クロロ過安息香酸をゆっく
りと加え、混合物を室温で2時間かきまぜ、濾過する。 濾液を飽和N a HCO3溶液で2回、飽和Na2S
O3溶液で2回、飽和N a HCOs溶液で1同順次
洗浄する。有機相を分離し、各洗浄液をジクロロメタン
で2回抽出する。統合した抽出液をNa2804上で乾
燥し、真空下で濃縮し、ヘキサンと酢酸エチルの混合液
からの再結晶させて化合物35を形成させる。 [0074]
【発明の効果】本発明によれば、ビタミンD2のヒドロ
キシル化誘導体が効率的なかつ簡素化された工程によっ
て得られ、食餌補充剤及び薬剤として重要なビタミンD
2化合物が製造される。 [0075]
【化11】 プロセススキーム I
【化12】 プロセススキーム I [0076]
【化13】 プロセススキーム II [0077]
【化14】 プロセススキーム III プロセススキーム エエI ” [0078] 20
【化16】 プロセススキーム IV

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】下記一般式を有するビタミンD化合物を製
    造する方法であって、 【化1】 (式中、R3はR又はS立体配置を有していてよく、n
    は1から5の値を有する整数であり、Xl は水素又は
    ヒドロキシ保護基から選ばれ、X2は水素、ヒドロキシ
    及び保護されたヒドロキシから選ばれ、R3はアルキル
    、ヒドロキシ、保護されたヒドロキシ、水素又はフッ素
    から選ばれ、R1とR2は、同じでも異っていてもよく
    、それぞれアルキル又はアリールから選ばれる、ただし
    Xlが水素である時X2 はヒドロキシでありnは1で
    あって、R1、R2及びR3の全てがメチルであること
    はない。)下記一般式のステロイドアルデヒド【化2】 (式中、Xl は上記と同義である。)をAr5O2C
    H2R (式中、Rはアルキル、ヒドロキシル化アルキル、ヒド
    ロキシ−保護されたアルキル、フルオロ−置換されヒド
    ロキシ−保護されたアルキルからなる群から選ばれる。 )で表わされるアリールスルホンと縮合させて下記一般
    式のヒドロキシ−スルホニル付加体を得て、【化3】 (式中、R及びXl は上記と同義である。)該付加体
    のC−22−ヒドロキシ基を随意アシル化又はスルホニ
    ル化し、該付加体を還元して下記一般式の中間体を得て
    、【化4】 (式中、R及びXlは上記と同義である。)該中間体を
    転化して目的のビタミンD化合物を得ることを含んでな
    る方法。 【請求項2】Xl及びX2がともに水素である請求項1
    の方法。 【請求項3】Xlがアシルである請求項1の方法。 【請求項4】R1及びR2がともにアルキル基である請
    求項4の方法。 【請求項5] Rがヒドロキシル化アルキル基又はヒド
    ロキシ−保護されたヒドロキシル化アルキル基である請
    求項1の方法。 【請求項6] Rがフルオロ−置換されたアルキル基で
    ある請求項1の方法。 【請求項71 Rがフルオロ−置換されヒドロキシル化
    されたアルキル基、又はフルオロ置換されヒドロキシ−
    保護されたアルキル基である請求項1の方法。 【請求項8】ビタミンD化合物が24−エピ−ビタミン
    D2である請求項1の方法。 【請求項9】求めるビタミンD化合物を対応する1α−
    ヒドロキシル化ビタミンD化合物が得られるようさらに
    1α−ヒドロキシル化プロセスに付す請求項1の方法。 【請求項10】Xlが水素であり、X2がヒドロキシで
    ある請求項1の方法。
JP4266491A 1990-02-14 1991-02-14 ビタミンD2 化合物及び対応の1α−ヒドロキシル化誘導体の製造方法 Expired - Lifetime JP2818494B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US48198890A 1990-02-14 1990-02-14
US07/481,990 1990-02-14
US07/481,988 1990-02-14
US07/481,990 US5030772A (en) 1990-02-14 1990-02-14 Process for preparing vitamin D2 compounds and the corresponding 1 α-hydroxylated derivatives

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04211052A true JPH04211052A (ja) 1992-08-03
JP2818494B2 JP2818494B2 (ja) 1998-10-30

Family

ID=27047115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4266491A Expired - Lifetime JP2818494B2 (ja) 1990-02-14 1991-02-14 ビタミンD2 化合物及び対応の1α−ヒドロキシル化誘導体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2818494B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2818494B2 (ja) 1998-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5414098A (en) Homologated vitamin D2 compounds and the corresponding 1α-hydroxylated derivatives
US4202829A (en) Process for preparing 1α-hydroxylated compounds
JPH02209863A (ja) ビタミンd↓2関連化合物
US4338250A (en) 1-Hydroxylation process
GB2220660A (en) 1 alpha hydroxy-vitamin-d compounds
US5030772A (en) Process for preparing vitamin D2 compounds and the corresponding 1 α-hydroxylated derivatives
KR900008120B1 (ko) 비타민 d₃유도체의 제조방법
US5250523A (en) Side chain unsaturated 1α-hydroxyvitanim D homologs
IL90065A (en) Hydroxysulfonic intermediates that find use in the synthesis of homologues of A1-Hydroxy Vitamin-D
US5354744A (en) Side chain unsaturated 1 alpha-hydroxyvitamin D analogs
EP0468037B1 (en) Process for preparing vitamin d2 compounds and the corresponding 1 alpha-hydroxylated derivatives
JPH04211052A (ja) ビタミンD2 化合物及び対応の1α−ヒドロキシル化誘導体の製造方法
JP2818493B2 (ja) 25−ヒドロキシビタミンD2 化合物および対応する1α−ヒドロキシル化誘導体の製造方法
US5030626A (en) Fluorine derivatives of vitamin D3 and process for producing the same
JPS58135855A (ja) シクロビタミンd誘導体

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100821

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110821

Year of fee payment: 13