JPS5828726Y2 - 竪型工作機械のフィ−ドユニットのバランス装置 - Google Patents

竪型工作機械のフィ−ドユニットのバランス装置

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JPS5828726Y2
JPS5828726Y2 JP7756779U JP7756779U JPS5828726Y2 JP S5828726 Y2 JPS5828726 Y2 JP S5828726Y2 JP 7756779 U JP7756779 U JP 7756779U JP 7756779 U JP7756779 U JP 7756779U JP S5828726 Y2 JPS5828726 Y2 JP S5828726Y2
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JP
Japan
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feed unit
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slide
sprocket
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JP7756779U
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JPS55179746U (ja
Inventor
秀樹 堀
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トヨタ自動車株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は上下摺動可能な加工ユニットを有する竪型工
作機械に於て、上記加工ユニットの動きを円滑にし、又
その落下を防止させる為に設けられているバランス装置
に関する。
従来、竪型工作機械では加工ユニットの上下送りのみを
作動させる装置として、フィードユニットを用いる場合
が多い。
このフィードユニットは相当の重量の加工部が取付くた
め、多くの機械にはフィードユニットにバランス装置が
取付けられている。
その目的は■フィードユニットを支承するスライド上に
督いて、フィードユニットの動きを円滑にする。
■フィードユニットの落下を防止して取扱いを安全する
ことにある。
従来の竪型工作機械のフィードユニットとバランス装置
とを第5図及び第6図に示す。
図において、ペッド1の後方にはコラム2があり、コラ
ム2の前面にはスライド3が取りつけられている。
そして、スライド3の前面には、加工ユニットKを取り
つけたフィードユニット4がこのスライド3により上下
方向に摺動可能に支承されている。
コラム2の上部には、左右に一対のブラケット31.3
1’が取りつけられている。
ブラケット3L31’は前端部がスライド3の上方に突
出して、突出部31a、31’aが形成されており、こ
の突出部31a、31′aに前プーリ軸32が回動可能
に取りつけられている。
前プーリ軸32には同一の径をもつブーIJ 33 、
33’が左右に取りつけられている。
ブラケツ)31,31’には、前プーリ軸32より後方
で、前プーリ軸32に平行で、かつ、同じ高さ位置に、
後プーリ軸34が回動可能に取りつけられており、この
後プーリ軸34にもプーリ33と同一径のブーIJ 3
5 、35’が左右に取りつけられている。
そして、左側のプーリ33と35及び右側のプーリ33
′と35′とは互に整列状になっている。
そして、左側のプーリ33と35とにはロープ36が、
又右側のプーリ33′と35′とにはロープ36と同一
の長さのロープ36′が掛装されており、プーリ33か
ら略垂直に吊り下げられたロープ36の下端−は、フィ
ードユニット4の上部左側に固着されたブロック37に
取りつけられて釦り、プーリ36から吊り下げられたロ
ープ36の下端はウェイト38の左側上部に固着された
ブロック36に取りつけられている。
同様にして、ロープ36′の前部下端はフィードユニッ
ト4の上部右側に固着されたブロック37′に取りつけ
られてむり、ロープ36′の後部下端はウェイト38の
上部右側に固着されたブロック39′に取りつけられて
いる。
上記のようにして、一対のロープ36 、36’により
吊り下げられたフィードユニット4とウェイト38とは
、上下の方向に対し互いに反対に移動可能であり、又ウ
ェイト38の重量はフィードユニット4の重量と略等し
くなっている。
すなわち、フィードユニット4のバランス装置としてウ
ェイト38は上記のように取りつけられているので、フ
ィードユニット4はスライド3にガイドされて上下方向
に滑らかに移勢するようになっている。
従来の竪型工作機械では、フィードユニットの重量をバ
ランスさせるためのウェイトが、上記のように左右一対
のロープ等により連結されており、フィードユニットは
鉛直方向には移動できるが、鉛直方向に対して成る角度
をもった方向には移動できないようになっている。
この考案は上記にかんがみ、竪型工作機械において、コ
ラム上で摺動するフィードユニットを、鉛直方向に対し
て傾斜した方向に移動できるようにした、フィードユニ
ットのバランス装置の提供を目的とするものである。
つぎに、この考案を第1図〜第4図に示す実施例にもと
づいて説明する。
図において、竪型工作機械はベッド1の後方に直立した
コラム2があり、コラム2にはその前面にコラム2の鉛
直方向に対して所定の角度(鉛直線Y−Yに対してaの
角度)をもってスライド3が取りつけられている。
又、スライド3にはその前面に、スライド3と同一の傾
斜角αを有するフィードユニット4が、スライド3の前
面である摺動面に対して摺動可能に取りつけられている
そして、フィードユニット4の裏面には、スライド3の
前面の両側に設けられたガイド3aに摺動可能に形成さ
れた溝4aがあり、フィードユニット4はその溝4aに
嵌挿されたガイド3aにより案内されて、鉛直線Y−Y
に対してαの角度をもって移動する。
フィードユニット4は傾斜した上面の中央部に山形のブ
ロック5が取りつけられている6コラム2の上部には、
底板6aの前(後端において上向きに折曲して形成され
た前板6bと後板石cとを有するU字形のブラケット6
が、その前板6bをコラム2の前方に突出させた状態で
取りつけられている。
そして、ブラケット6の前板6bに取りつけられた軸受
7と、後板6Cに取りつけられた軸受8とにより、歯車
軸9が前後方向(スライド3の摺動面に対して略直角)
に水平に支承されている。
歯車軸9には、フィードユニット4のブロック5の上方
附近にスプロケットホイール10(以下第1スプロケツ
トという。
)が取りつけられている。
そして、この第1スプロケツト10には、一端部がピン
11により第1スプロケツト10に取りつけられたチェ
ーン12(以下第1チエーンという。
)が巻掛けられており、この第1チエーン12の他端部
は第1スプロケツト10の下方にあるフィードユニット
4のフロック5に取りつけられている。
そして、上記のように、ブロック5と第1スプロケツト
10とに取りつけられた第1チエーン12の、フロック
5と第1スプロケツト10との間にある部分の方向は鉛
直線Y−Yに対してαの角度になっている。
なお、ブラケット6の底板6aには第1チエーン12を
挿通するための切欠き13が設けられている。
歯車軸9にはブラケット6の後板6Cに近接してその前
方に、第1スプロケツト10より大径のスプロケットホ
イール14(以下第2スプロケツトという。
)が取りつけられている。この第2のスプロケット14
には第2チエーン15の一端がピン16により取りつけ
られて釦り、第2チエーン15は第1チエーン12と反
対向きに第2スプロケツト14に巻き掛けられている。
そして、第2スプロケツト14から垂直につり下がった
第2チエーン15の端部に、平行六面体のウェイト17
が取りつけられている。
このウェイト17はコラム2内にむいて上、下方向に移
動可能になっている。
上記のようにして第1スプロケツト10に第1チエーン
12を介して取りつけられたフィードユニット4と、第
2スプロケツト14に第2チエーン15を介して取りつ
けられたウェイト17とは、歯車軸9を互に反対方向に
回転させる作用をし、ウェイト17の重量はスライド3
上でフィードユニット4が下方にスライドしようとする
力と釣合うようになっている。
上記の構成にかいて、フィードユニット4をその移動装
置(図示しない)により下降させると、フィードユニッ
ト4はスライド3に案内されて下降する。
この時、フィードユニット4の移動方向は鉛直線Y−Y
に対して所定角αを維持している。
フィードユニット4が下降すると、フィードユニット4
に取りつけられた第1チエーン12の端部がフィードユ
ニット4と同方向に移動するので、第1チエーン12の
巻き掛けられた第1スプロケツト10が第1図において
時計方向に回転する。
第1スプロケツト10が時計方向に回転すると、歯車軸
9及びこの歯車軸9に取りつけられた第2スプロケツト
14も同方向に回転し、第2スプロケツト14に掛装さ
れた第2チエーン15も同方向に回転するので、第2チ
エーン15の下端に取りつけられたウェイト17が鉛直
方向に上昇する。
つぎに、フィードユニット4を上昇させる場合には、フ
ィードユニット4はスライド3に案内されて鉛直線Y−
Yに対し角度αを維持しつつ上昇する。
この時の、第1チエーン12、第1スプロケツト10、
歯車軸9、第2スプロケツト14、第2チエーン15及
びウェイト17の移動方向は、フィードユニット4を下
降させた場合と反対である。
なお、上記実施例において、ウェイト17を吊り下げる
第2チエーン15の取りつけられた第2スプロケツト1
4の直径は、フィードユニット4を移動させるための第
1チエーン12に取りつけられた第1スプロケツト10
の直径より大きく形成されているので、両スフロケット
の直径が同じ場合に比較して、ウェイトの重さを軽くす
ることができる。
又、上記実施例において、フィードユニットとウェイト
をバランスさせる手段としてスプロケット及びチェーン
を使用することとしたが、スプロケットの代りにプーリ
等を使用し、又チェーンの代りにロープ等を使用し得る
ことは勿論である。
この考案は上記のように、コラムに取りつけられたスラ
イド上を摺動するフィードユニットと、このフィードユ
ニットの重量をバランスさせるためのウェイトとを有す
る竪型の工作機械において、スライドを鉛直方向に対し
て傾斜させ、フィードユニットとウェイトとのバランス
を、コラムの上部においてスライドの摺動面に対して略
直角方向に配置されかつ回動可能に支承された軸取りつ
けたホイールに懸装した吊下げ手段を介して行なったこ
とにより、フィードユニットを鉛直方向に対して傾斜し
た状態で、円滑に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示し、第1図は
竪型工作機械の要部(一部断面)を示す正面図、第2図
は第1図の側面図、第3図は第2図の■−■線矢視図、
第4図は第2図のIV−IV線矢視図である。 第5図、第6図は従来の例を示し、第5図は竪型工作機
械の要部(一部断面)を示す正面図、第6図は第5図の
側面図である。 2・・・コラム、3・・・スライド、4・・・フィード
ユニット、9・・・歯車軸、10・・・第1スプロケツ
ト、12・・□・第1チエーン、14・・・第2スプロ
ケツト、15・・・第2チエーン、17・・・ウェイト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コラムに取りつけられたスライド上を摺動するフィード
    ユニットとこのフィードユニットの重量をバランスさせ
    るためのウェイトとを有する竪型工作機械において、前
    記スライドを鉛直方向に対して傾斜させ、前記フィード
    ユニットとウェイトとのバランスを、コラムの上部にお
    いてスライドの摺動面に対して略直角方向に配置されか
    つ回動可能に支承された軸に取りつけたホイールに懸装
    した吊下げ手段を介して行なったことを特徴とするフィ
    ードユニットのバランス装置。
JP7756779U 1979-06-06 1979-06-06 竪型工作機械のフィ−ドユニットのバランス装置 Expired JPS5828726Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7756779U JPS5828726Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 竪型工作機械のフィ−ドユニットのバランス装置

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JP7756779U JPS5828726Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 竪型工作機械のフィ−ドユニットのバランス装置

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Publication Number Publication Date
JPS55179746U JPS55179746U (ja) 1980-12-24
JPS5828726Y2 true JPS5828726Y2 (ja) 1983-06-23

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ID=29311043

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JP7756779U Expired JPS5828726Y2 (ja) 1979-06-06 1979-06-06 竪型工作機械のフィ−ドユニットのバランス装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6276644A (ja) * 1985-09-30 1987-04-08 Toshiba Corp 露光装置の縦型移動テーブル装置
KR101810689B1 (ko) * 2011-08-11 2017-12-19 두산공작기계 주식회사 보링 스핀들의 진동 감쇠 장치

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JPS55179746U (ja) 1980-12-24

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