JPS5828647Y2 - スピンドル搬出台車 - Google Patents
スピンドル搬出台車Info
- Publication number
- JPS5828647Y2 JPS5828647Y2 JP4070477U JP4070477U JPS5828647Y2 JP S5828647 Y2 JPS5828647 Y2 JP S5828647Y2 JP 4070477 U JP4070477 U JP 4070477U JP 4070477 U JP4070477 U JP 4070477U JP S5828647 Y2 JPS5828647 Y2 JP S5828647Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- cart
- mill stand
- chain
- trolley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はバーチカルミルにおいてスピンドルを□ルスタ
ンド外に取出すためのスピンドル搬出台車に関する。
ンド外に取出すためのスピンドル搬出台車に関する。
バーチカルミルにおいて例えばスピンドル全ミルスタン
ド外に取出す作業は、従来一般に、ロール等のミルスタ
ンド内備品をミルスタンド外に取出した後に、第1図イ
に示すように、天井クレーン(図示せず)から吊下げた
ロープ2をスピンドル1の頂部に取付けて前記ロールを
取出した跡の空間Sに垂下させ、クレーン及び数条のチ
ェーンブロック(図示せず)により、該スピンドル1の
下端部及び胴部を適宜玉掛けして下端部及び胴部を持ち
上げることにより、スピンドル1を1′ 。
ド外に取出す作業は、従来一般に、ロール等のミルスタ
ンド内備品をミルスタンド外に取出した後に、第1図イ
に示すように、天井クレーン(図示せず)から吊下げた
ロープ2をスピンドル1の頂部に取付けて前記ロールを
取出した跡の空間Sに垂下させ、クレーン及び数条のチ
ェーンブロック(図示せず)により、該スピンドル1の
下端部及び胴部を適宜玉掛けして下端部及び胴部を持ち
上げることにより、スピンドル1を1′ 。
1“の如くに傾斜せしめ、その傾斜角度が一定角度に達
すると胴部に玉掛けしたチェーンブロックをさらに上方
に掛替えて吊り下げ重量を前記ロープ2と数条のチェー
ンブロックに適宜配分することによりスピンドル1が動
揺しないようバランスを保ちながらスピンドル1の傾斜
角度を1#′の如く水平に移行させ、ひきつづいて前記
ロープ2を取外して2条のチェーンブロックにて吊り下
げられたスピンドル1をミルスタンド外に搬送する方法
で行われていた。
すると胴部に玉掛けしたチェーンブロックをさらに上方
に掛替えて吊り下げ重量を前記ロープ2と数条のチェー
ンブロックに適宜配分することによりスピンドル1が動
揺しないようバランスを保ちながらスピンドル1の傾斜
角度を1#′の如く水平に移行させ、ひきつづいて前記
ロープ2を取外して2条のチェーンブロックにて吊り下
げられたスピンドル1をミルスタンド外に搬送する方法
で行われていた。
しかし上記作業は、スピンドル1を動揺させないための
胴部に玉掛げしたチェーンブロックの掛替えに高度の熟
練と長時間を要し、かつ安全上も好ましくない。
胴部に玉掛げしたチェーンブロックの掛替えに高度の熟
練と長時間を要し、かつ安全上も好ましくない。
本考案は上記欠点を解消するため、ロール等ミルスタン
ド内備品を搬出するためのレールチェーン駆動装置等の
設備を活用して、前記レール上にスピンドル搬出台車を
設けることにより、前記の吊り下げたスピンドルを傾斜
せしめる作業を行わないでスピンドルをミルスタンド外
に取出すよう構成したから、高度な熟練を必要とせず、
かつ短時間に安全に作業できる特徴がある。
ド内備品を搬出するためのレールチェーン駆動装置等の
設備を活用して、前記レール上にスピンドル搬出台車を
設けることにより、前記の吊り下げたスピンドルを傾斜
せしめる作業を行わないでスピンドルをミルスタンド外
に取出すよう構成したから、高度な熟練を必要とせず、
かつ短時間に安全に作業できる特徴がある。
以下図面に基いて本考案を更に詳細に説明する。
第1図口はミルスタンド内スピンドル支持装置により支
持された状態のスピンドルの正面図。
持された状態のスピンドルの正面図。
第2図、第3図は本考案の搬出台車の正面図及び側面図
である。
である。
図中1はスピンドル、2はスピンドル頂部に取付けた天
井クレーン(図示せず)から吊げげられたロープ、22
はミルスタンド内のスピンドル支持装置である。
井クレーン(図示せず)から吊げげられたロープ、22
はミルスタンド内のスピンドル支持装置である。
3はスピンドル胴部の軸である。第2図の4は所要の面
積を持つスピンドル搬出台車で、ミルスタンドに於て前
記第1図口のスピンドル支持装置等の下方に備わる内備
品搬出軌条9上にあってスピンドル支持装置22から脱
されたスピンドルがロープ2で吊下げられ、既に台車上
に載置されている状態を示している。
積を持つスピンドル搬出台車で、ミルスタンドに於て前
記第1図口のスピンドル支持装置等の下方に備わる内備
品搬出軌条9上にあってスピンドル支持装置22から脱
されたスピンドルがロープ2で吊下げられ、既に台車上
に載置されている状態を示している。
5は前記台車4上に構成したスピンドル支持枠であり、
6はスピンドルの前記軸3を嵌着して固定軸支するため
の軸受であり上記支持枠5に固定している。
6はスピンドルの前記軸3を嵌着して固定軸支するため
の軸受であり上記支持枠5に固定している。
γはスピンドル1下端部を嵌着して固定載置するため、
台車4上に設けたスピンドル下端径に適合した径を有す
る円形縁を備えた受台である。
台車4上に設けたスピンドル下端径に適合した径を有す
る円形縁を備えた受台である。
即ちスピンドル1は上記軸受6と受台7により台車4上
に直立して固定載置されるよう構成されている。
に直立して固定載置されるよう構成されている。
8はスピンドル1を載置した台車4を前記軌条9上を可
及的に安定に運行させるため例へば台車4の台枠10の
平行両縁の外側に取付けた車輪である。
及的に安定に運行させるため例へば台車4の台枠10の
平行両縁の外側に取付けた車輪である。
11は台車4上に載置したスピンドル1の転倒を防止す
るため台車上方に立設した保護枠であり、支柱12の頂
部支軸13を軸として左右に開閉し、先端部14′を閉
じることによってスピンドル1を支へるよう構成された
2個の半円形腕木14を備えている。
るため台車上方に立設した保護枠であり、支柱12の頂
部支軸13を軸として左右に開閉し、先端部14′を閉
じることによってスピンドル1を支へるよう構成された
2個の半円形腕木14を備えている。
15.15はスピンドル1を載置した台車の重心を下げ
て安定を保つため台車上面の前記支柱11と反対側両側
部に固定した重錘である。
て安定を保つため台車上面の前記支柱11と反対側両側
部に固定した重錘である。
16はチェーン駆動装置により軌条9間の床面に軌条9
沿いに設けた案内溝17中を摺動する突起18を配設し
たチェーンである。
沿いに設けた案内溝17中を摺動する突起18を配設し
たチェーンである。
19は下面に前記チェーン16の突起18が係合する凹
部20を2箇所備えて台枠10の一側にピン21で連結
され、台車を駆動する際に前記駆動チェーン16に係合
する接続金具である。
部20を2箇所備えて台枠10の一側にピン21で連結
され、台車を駆動する際に前記駆動チェーン16に係合
する接続金具である。
スピンドルを搬出する操作は、まづ腕木14を左右に開
いてスピンドル1を前述の如く台車4上に垂下させ、ス
ピンドル1下端部を受台に、軸3を軸受に嵌着させると
共に、腕木14の先端部14′を閉じてスピンドル1を
台車4上に固定載置する。
いてスピンドル1を前述の如く台車4上に垂下させ、ス
ピンドル1下端部を受台に、軸3を軸受に嵌着させると
共に、腕木14の先端部14′を閉じてスピンドル1を
台車4上に固定載置する。
次いでロープ2をスピンドル1から取外し、突起18を
接続金具19の凹部20,20に係合させ、案内溝1γ
中を摺動するチェーン16によって台車4を運行せしめ
、スピンドル1を□ルスタンド外に搬出する。
接続金具19の凹部20,20に係合させ、案内溝1γ
中を摺動するチェーン16によって台車4を運行せしめ
、スピンドル1を□ルスタンド外に搬出する。
□ルスタンド外に搬出されたスピンドル1は他のクレー
ン等により適宜台車4から吊り上げられて他に搬送され
る。
ン等により適宜台車4から吊り上げられて他に搬送され
る。
スピンドル1のミルスタンド外への取出しが終了した後
、ひきつづいて前記同様の操作にて次のスピンドルのミ
ルスタンド外への取出しを行う。
、ひきつづいて前記同様の操作にて次のスピンドルのミ
ルスタンド外への取出しを行う。
なおミルスタンド外のスピンドルをミルスタンドに組込
むときには、前記の取出し操作の順序を逆にして行えば
よい。
むときには、前記の取出し操作の順序を逆にして行えば
よい。
即ちクレーンにて吊り下げられたスピンドルを前記と同
様な手順にて台車4上に固定載置し、チェーン駆動装置
の前記と逆な駆動により台車4をミルスタンド内所定位
置まで運行させた後、台車上のスピンドル1の頂部ニロ
ープ2を取付けてスピンドルを所定高さに吊り上げ支持
装置22に組込む。
様な手順にて台車4上に固定載置し、チェーン駆動装置
の前記と逆な駆動により台車4をミルスタンド内所定位
置まで運行させた後、台車上のスピンドル1の頂部ニロ
ープ2を取付けてスピンドルを所定高さに吊り上げ支持
装置22に組込む。
上記の如く、本考案によれば高度の熟練を要するチェー
ンブロックの掛替えを必要とせず、かつ短時間に安全に
スピンドルの取出し組込作業ができるので、圧延作業の
能率向上及び安全対策に大きく寄与する。
ンブロックの掛替えを必要とせず、かつ短時間に安全に
スピンドルの取出し組込作業ができるので、圧延作業の
能率向上及び安全対策に大きく寄与する。
第1図イはミルスタンド内のスピンドルの従来の取出し
方法の説明図。 第1図口は□ルスタンド内スピンドル支持装置により支
持されたスピンドルの正面図。 第2図、第3図は本考案の搬出台車で、第2図は正面図
、第3図は側面図である。 1、.1/ニスピンドル、2:ロープ、3:軸、4ニス
ピンドル搬出台車、5:支持枠、6:軸受、1:受台、
8:車輪、9:軌条、10:台枠、11:保護枠、12
:支柱、13:支軸、14:腕木、15:重錘、16:
チェーン、17:案内溝、18:突起、19:接続金具
、20:凹部、21:ピン、22ニスピンドル支持装置
。
方法の説明図。 第1図口は□ルスタンド内スピンドル支持装置により支
持されたスピンドルの正面図。 第2図、第3図は本考案の搬出台車で、第2図は正面図
、第3図は側面図である。 1、.1/ニスピンドル、2:ロープ、3:軸、4ニス
ピンドル搬出台車、5:支持枠、6:軸受、1:受台、
8:車輪、9:軌条、10:台枠、11:保護枠、12
:支柱、13:支軸、14:腕木、15:重錘、16:
チェーン、17:案内溝、18:突起、19:接続金具
、20:凹部、21:ピン、22ニスピンドル支持装置
。
Claims (1)
- ミルスタンド内備品をミルスタンド外に取出すための搬
出設備を有するバーチカルミルに於て、軌条9上を走行
するよう設けた台車4の上部に頂部の支軸13を軸とし
て開閉自在の腕木14を備えた保護枠11と支持枠5に
よって支持されスピンドル10軸3を軸支する軸受6と
スピンドル1の下端を嵌着載置するよう設けた受台γと
を設け、更に台車4を運行させるための搬送用チェーン
16に台車4に取付けた接続金具19を係合し得るよう
設けたことを特徴とするスピンドル搬出台車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4070477U JPS5828647Y2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | スピンドル搬出台車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4070477U JPS5828647Y2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | スピンドル搬出台車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53135440U JPS53135440U (ja) | 1978-10-26 |
JPS5828647Y2 true JPS5828647Y2 (ja) | 1983-06-22 |
Family
ID=28909919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4070477U Expired JPS5828647Y2 (ja) | 1977-03-31 | 1977-03-31 | スピンドル搬出台車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828647Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-31 JP JP4070477U patent/JPS5828647Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53135440U (ja) | 1978-10-26 |
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