JPS5828475Y2 - 直流電動機制御装置 - Google Patents

直流電動機制御装置

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Publication number
JPS5828475Y2
JPS5828475Y2 JP7742178U JP7742178U JPS5828475Y2 JP S5828475 Y2 JPS5828475 Y2 JP S5828475Y2 JP 7742178 U JP7742178 U JP 7742178U JP 7742178 U JP7742178 U JP 7742178U JP S5828475 Y2 JPS5828475 Y2 JP S5828475Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
switch
resistor
short
capacitor
Prior art date
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Expired
Application number
JP7742178U
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English (en)
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JPS54178032U (ja
Inventor
春喜 山田
敏彦 中島
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Priority to JP7742178U priority Critical patent/JPS5828475Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバッテリ一式フォークリフト又はバッテリ一式
牽引車等の電気車に用いる直流電動機制御装置の改良に
関するものである。
従来特に手動の前後進切換えスイッチを用いた複数段に
変速可能な直流電動機制御装置に於ては、アクセルスイ
ッチを踏み込んだ状態で、前記前後進切換えスイッチを
逆進方向へ切換えても変速用スイッチは動作しなかった
この為に、前記直流電動機は高速状態で逆転し、強力な
制動及び逆転トルクを発生して歯車を損傷し、運転者に
ショックを与えると共に荷くずれを起す事があるという
重大な欠点を有していた。
従って、電動機が高速回転状態にある時に逆転指令を発
しても歯車を損傷したりショックを受けることがなく、
高速正転状態からゆるやかに制動がかかり、ついで逆転
状態にゆるやかに加速されていく装置が要望されていた
ものである。
本考案は上記の問題点に鑑み、滑らかな逆転制動フィー
リングを得る事が出来るところの簡易にして安価で、確
実な直流電動機制御装置を提供することを目的とするも
のである。
以下第1図の第1実施例につき説明する。
1はバッテリー等の直流電源、2は直流直巻電動機で界
磁巻線3及び電機子4を有する。
5,6は界磁巻線通電制御スイッチとなる前後進切換え
スイッチで、5は前進スイッチ、6は後進スイッチであ
り、7は速度制限用の抵抗器、8はアクセル2速スイツ
チ、9,10,11.12,13,14゜15は抵抗器
、16はスイッチ手段となるプログラマブルユニジャン
クショントランジスタ(商標、以下単にPOTという。
)、17はトランジスタ18は短絡接点となる変速用コ
ンタクタで、18′はその励磁コイル、19.20はダ
イオード、21はコンデンサ、Tは遅延回路である。
なお、前記抵抗器15は特に配線経路を構成する。
次にその作動につき説明する。
先ず、前進スイッチ5を常開接点側(図中上側)へ閉じ
ると、直流電源1より速度制限用の抵抗器7を介して、
直流電動機2へ電流が流れ、該電動機2は前進方向へ低
速で回転をする。
次に、アクセルスイッチとなるアクセル2速スイツチ8
を閉成すると、コンデンサ21が抵抗器9及び抵抗器1
5を通して徐徐に充電され、該コンデンサ21の充電電
圧が、抵抗器13及び14による分圧点の電圧以上にな
ると、PUTI6が導通して、トランジスタ17ニヘー
ス電流が流れるので、トランジスタ17が導通して、励
磁コイル18′が励磁され、変速用コンタクタ18が閉
成する。
そのため、前記電動機2は高速回転状態へと加速される
尚、PUT16は一旦導通すると、該PUT16には谷
点電流以上のアノード電流が流れるので連続導通状態に
なるものとする。
次に、アクセル2速ススイツチ8は閉成状態で、前進ス
イッチ5を開放して後進スイッチ6を常開接点側に閉成
しようとすると、まず、前記前進スイッチ5の開放によ
り(この瞬間はスイッチ6は第1図図示状態のままであ
る)、電動機2への電流(1)が遮断されるので、該電
動機2の電機子4の巻線の自己インダクタンス(L)に
よって自己誘導に基づく誘導起電力(e)(逆起電力又
はキックパック電圧とも一般にいわれるものであり、本
考案にいう”誘導起電力”は、この自己誘導による起電
力e = Ld i/d tの意味で用いる。
)これにより、電機子4のA点電圧がバッテリのマイナ
ス側電圧に対して負になるので、前記コンデンサ21の
電荷は抵抗器15(この抵抗値は非常に小さい)及び電
機子4を通して急激に放電して、RUT16のアノード
電位を下げるためPUT16及びトランジスタ17が遮
断して、短絡接点となる変速用コンタクタ18が開放す
る。
そして、前記誘導起電力(e)の発生の次に、スイッチ
5は常閉側(図中下側)に達しスイッチ6は常開側(図
中上側)に達した状態となる。
なお、スイッチ5が常閉側に達しスイッチ6が常閉側に
接続されている期間が存在する場合には、界磁巻線3′
をスイッチ5,6で短絡するので、発電作用により電機
子4内に誘起する誘起電圧(V)のため、A点電圧が正
となるが、この前にA点電圧は前述の誘導起電力(e)
のために大きく負になるのである。
このようにして、前進スイッチ5が常閉接点側にあり、
後進スイッチ6が常開接点側(図中上側)に閉成すると
、電動機2には抵抗器7を介して電流が流れるので、該
電動機2は滑らかに制動がかかつて停止しその直後、後
進方向へ低速で回転をする。
次に電機子4のA点電圧が成る値以上に上昇すると、コ
ンデンサ21は再び抵抗器9及び15を介して充電され
、一定遅延時間後にPUT16及びトランジスタ17が
導通するので、変速用コンタクタ18が閉成して電動機
2は高速状態へと加速される。
次に第2図の第2実施例に於ては、抵抗器15をダイオ
ード22及び23を介して電動機2の界磁巻線3に接続
した場合の一実施例を示すものであるが、第1図と同様
に前進スイッチ5又は後進スイッチ6の遮断時に抵抗器
15及びダイオード22又は23を介して、コンデンサ
21の電荷を放電させて、遅延回路をリセットする事が
出来るので第1図と同様の効果を得ることが出来る。
又、点線にて示す如く、抵抗器15の一端をコンデンサ
21に接続する代りに、トランジスタ17のベースと接
続した場合には、逆転制動時の電機子4の電圧が一定値
になる迄トランジスタ17を遮断させることが出来るの
で、前記第1及び第2の実施例と同様の効果を得ること
が出来る。
尚、以上の実施例に於ては直流電動機2を2段階に速度
制御する場合について述べたが、3段階以上に変速する
場合にも本案を適用出来るし、又手動の前後進切換えス
イッチに代えて、マグネットスイッチを用いてもよい。
以上述べたように本考案に於ては、直流電動機2の電機
子4又は界磁巻線3と、変速用スイッチ18の投入時間
を決定する遅延回路Tとを、少なくとも配線経路となる
例えば抵抗器15を介して接続したので、アクセルスイ
ッチ8を閉成した状態で、前進スイッチ5及び後進スイ
ッチ6を切換えても、前記スイッチ5及び6の切換え時
に、前記電動機2に発生する誘導起電力により遅延回路
Tをリセットする事が出来るため、変速用スイッチ18
が一旦開放し、一定遅延時間後に該変速用スイッチ18
が閉成するので、荷崩れや運転者にショックを与えるこ
とがなく、歯車を傷めることもない滑らかな逆転制動フ
ィーリングを得る事の出来る簡易にして安価で、確実な
直流電動機制御装置を提供することが出来るという効果
が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案装置の夫々第1実施例およ
び第2実施例を示す電気回路図である。 1・・・電源、2・・・直流電動機、5,6・・・界磁
巻線通電制御スイッチ、7・・・電流制限用の抵抗、8
・・・アクセルスイッチ、9・・・時定数を決定する抵
抗、15・・・配線経路となる特に抵抗、16.17・
・・スイッチ手段、18・・・短絡接点、18′・・・
短絡接点を駆動するコイル、21・・・コンデンサ、T
・・・遅延回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 正転用と逆転用の界磁巻線通電制御スイッチに接続
    された直流電動機と、該直流電動機と電源との間に接続
    され電動機入力電流を制限する電流制限用の抵抗と、該
    抵抗の両端を短絡する短絡接点と、該短絡接点にて前記
    抵抗を短絡し前記直流電動機を高速回転させるアクセル
    スイッチと、該アクセルスイッチよりの信号に応じて所
    定時間の遅れをもって前記短絡接点を駆動すると共に前
    記直流電動機の誘導起電力を検出する配線経路を有する
    遅延回路とを備え、かつ、所定の遅延時間後に前記直流
    電動機を低速正転から高速正転に切替えると共に逆転へ
    の移行時には前記直流電動機の誘導起電力により前記遅
    延回路を制御して前記短絡接点を開放しゆるやかに制動
    をかけた後に逆転状態に移行させることを特徴とする直
    流電動機制御装置。 2 前記遅延回路は時定数を決定する抵抗を介して充電
    されるコンデンサと、該コンデンサの両端電圧に応じて
    スイッチング作動が反転し前記短絡接点を駆動するコイ
    ルに通電するスイッチ手段と、前記直流電動機への電流
    が遮断されたときの前記直流電動機に発生する誘導起電
    力を前記コンデンサ又は前記スイッチ手段に導く配線経
    路とを備えたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項に記載の直流電動機制御装置。
JP7742178U 1978-06-07 1978-06-07 直流電動機制御装置 Expired JPS5828475Y2 (ja)

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JP7742178U JPS5828475Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 直流電動機制御装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54178032U JPS54178032U (ja) 1979-12-15
JPS5828475Y2 true JPS5828475Y2 (ja) 1983-06-21

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ID=28993602

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JP7742178U Expired JPS5828475Y2 (ja) 1978-06-07 1978-06-07 直流電動機制御装置

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