JPS5828370Y2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPS5828370Y2 JPS5828370Y2 JP1981092925U JP9292581U JPS5828370Y2 JP S5828370 Y2 JPS5828370 Y2 JP S5828370Y2 JP 1981092925 U JP1981092925 U JP 1981092925U JP 9292581 U JP9292581 U JP 9292581U JP S5828370 Y2 JPS5828370 Y2 JP S5828370Y2
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- Japan
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- junction
- semiconductor
- radiation
- island portion
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、順方向にバイアスした際に再結合放射線を放
出しつるp −n接合を有する少くとも1個のダイオー
ドを設けた半導体本体を具え、該半導体本体には第1導
電型の基板領域を設け、該基板領域と前記半導体本体の
略々平坦な第1面とに隣接する第2導電型の層と、前記
基板領域とで前記のp −n接合を形威し、半導体本体
からp−n接合に平行な方向に再結合放射線を放出しつ
るようにし、前記基板領域と第2導電型の前記層との各
々に接続導体を設けた、非干渉性の電磁放射線を発生す
る半導体装置に関するものである。
出しつるp −n接合を有する少くとも1個のダイオー
ドを設けた半導体本体を具え、該半導体本体には第1導
電型の基板領域を設け、該基板領域と前記半導体本体の
略々平坦な第1面とに隣接する第2導電型の層と、前記
基板領域とで前記のp −n接合を形威し、半導体本体
からp−n接合に平行な方向に再結合放射線を放出しつ
るようにし、前記基板領域と第2導電型の前記層との各
々に接続導体を設けた、非干渉性の電磁放射線を発生す
る半導体装置に関するものである。
順方向にバイアスしたp−n接合にまたがって電荷キャ
リアを注入することにより再結合放射線を発生しうるよ
うにした半導体装置は既知であり、一般に非干渉性の再
結合放射線を放出するソノラドステート光源の形態で特
に用いられている。
リアを注入することにより再結合放射線を発生しうるよ
うにした半導体装置は既知であり、一般に非干渉性の再
結合放射線を放出するソノラドステート光源の形態で特
に用いられている。
光は半導体本体からp−n接合に直角な方向に放出する
ことができ、或はp −n接合に平行な方向に放出しう
る。
ことができ、或はp −n接合に平行な方向に放出しう
る。
表面輝度をできるだけ大きくすることを望む場合には後
者の方法が好適である。
者の方法が好適である。
その主な理由は、この場合放射線を発生する区域が、p
−n接合が到達している面まで延在しているのに対し
、放射線がp −n接合に対し直角に放出される場合放
射線の可成りの部分が第2導電型の層中で著しく吸収さ
れる為である。
−n接合が到達している面まで延在しているのに対し
、放射線がp −n接合に対し直角に放出される場合放
射線の可成りの部分が第2導電型の層中で著しく吸収さ
れる為である。
更にp −n接合に平行な方向に放射線を放出させる場
合には、電極をp −n接合に平行な半導体表面上に設
けることができ、所望に応じこの電極上に冷却部材(熱
だめ)を設けることができる。
合には、電極をp −n接合に平行な半導体表面上に設
けることができ、所望に応じこの電極上に冷却部材(熱
だめ)を設けることができる。
その理由は、これら電極および冷却部材に放射線を透過
させる必要がない為である。
させる必要がない為である。
これが為、p −n接合にできるだけ近づけて、従って
最大のエネルギー消費が行なわれる区域の附近で冷却を
行なうことができる。
最大のエネルギー消費が行なわれる区域の附近で冷却を
行なうことができる。
半導体本体からp −n接合に平行な方向に放射線を放
出させる上述した半導体装置は例えば米国特許第329
0539号明細書において既知である。
出させる上述した半導体装置は例えば米国特許第329
0539号明細書において既知である。
しかしこの既知の装置の場合、メサ型のダイオードから
p −n接合に平行なすべての方向に放出された放射線
を反射装置によりp −n接合に直角な方向に反射させ
ている。
p −n接合に平行なすべての方向に放出された放射線
を反射装置によりp −n接合に直角な方向に反射させ
ている。
ある場合には、例えば高解像度が要求される吸収或は反
射パターンを走査する場合には略々一方向にのみ放射線
を放出する極めて小さな光放出面が望ましい。
射パターンを走査する場合には略々一方向にのみ放射線
を放出する極めて小さな光放出面が望ましい。
この目的の為に半導体本体の寸法を容易に処理しうる大
きな寸法とすれば、比較的大きなp −n接合を用いる
こととなり、これにより放出された放射線は小さな領域
以外で遮蔽する必要がある。
きな寸法とすれば、比較的大きなp −n接合を用いる
こととなり、これにより放出された放射線は小さな領域
以外で遮蔽する必要がある。
しかしこのようにすることは極めて不経済であり、所望
の極めて小さな面を経て放射線を発生させる場合に必要
とする場合よりも大きな電流を特徴とする特に数個の隣
接するダイオードを作動せしめる必要がある場合、例え
ば互にわずかに離れた個所で放射線を同時に発生させる
場合、上述したようにすると許容しえない程度に大きな
電流が消費されたり、冷却問題が生じたりする。
の極めて小さな面を経て放射線を発生させる場合に必要
とする場合よりも大きな電流を特徴とする特に数個の隣
接するダイオードを作動せしめる必要がある場合、例え
ば互にわずかに離れた個所で放射線を同時に発生させる
場合、上述したようにすると許容しえない程度に大きな
電流が消費されたり、冷却問題が生じたりする。
また極めて小さなメサ型ダイオードを用いるようにする
こともできる。
こともできる。
しかしこれらダイオードの表面積は小さい為、これらダ
イオードを冷却するのが困難である。
イオードを冷却するのが困難である。
その理由は、平坦面を有する冷却部材とメサダイオード
とを、冷却部材が半導体表面の他の部分と接触しないよ
うに或は傾かないように接触させるのに特別な注意を払
わなければならない為である。
とを、冷却部材が半導体表面の他の部分と接触しないよ
うに或は傾かないように接触させるのに特別な注意を払
わなければならない為である。
本考案の目的は、既知の装置に生じる上述した欠点を除
去、或は著しく減少させることにある。
去、或は著しく減少させることにある。
本考案は、半導体本体の寸法が容易に処理しうる寸法で
あり、この半導体本体がp −n接合附近に位置する略
々平坦な表面を有し、この表面の全体に亙って電極層を
延在させることができ、従ってこの電極層をその表面全
体に亙り簡単に冷却でき、それにもかかわらず再結合放
射線が発生するp −n接合の活性部分が前記の半導体
本体の平坦な表面よりも可成り小さくなるようにした上
述した種類の装置を造ることは、構造を適当に選択する
ことにより遠戚しうるという事実を確かめ、かかる認識
を基に威したものである。
あり、この半導体本体がp −n接合附近に位置する略
々平坦な表面を有し、この表面の全体に亙って電極層を
延在させることができ、従ってこの電極層をその表面全
体に亙り簡単に冷却でき、それにもかかわらず再結合放
射線が発生するp −n接合の活性部分が前記の半導体
本体の平坦な表面よりも可成り小さくなるようにした上
述した種類の装置を造ることは、構造を適当に選択する
ことにより遠戚しうるという事実を確かめ、かかる認識
を基に威したものである。
本考案は、接点を設けた第1導電型の半導体基板と、該
半導体基板とでエレクトロルミネッセンス作用を有する
p −n接合を形成する第2導電型の半導体層とを具え
、非干渉性の放射を発生する半導体装置であって、前記
の半導体層が前記のp−n接合に対し平行な第1面と、
前記のp −n接合に対し垂直な第2面とを有し、前記
の第2面から放射を生せしめるようにした半導体装置に
おいて、前記の半導体層が、前記の第1面内で前記の半
導体層を貫通して延在する3つの溝と、前記の第2面と
によって国威された活性島部分を有し、前記の溝の2つ
を前記の第2面に対し垂直とし、残りの1つの溝を前記
の第2面に対し平行とし、前記の半導体層が更に前記の
活性島部分および前記の溝の外部に不活性領域を有して
おり、前記の活性島部分の一部分上で前記の第1面上に
また前記の不活性領域上に且つ前記の溝内に絶縁層が延
在しており、この絶縁層が電極層で完全に被覆されてお
り、この電極層が前記の絶縁層中の窓内で前記の活性島
部分と接触しており且つ前記の第1面金体に亙って延在
しており、前記の電極層に平坦な熱だめが接触している
ようにしたことを特徴とする。
半導体基板とでエレクトロルミネッセンス作用を有する
p −n接合を形成する第2導電型の半導体層とを具え
、非干渉性の放射を発生する半導体装置であって、前記
の半導体層が前記のp−n接合に対し平行な第1面と、
前記のp −n接合に対し垂直な第2面とを有し、前記
の第2面から放射を生せしめるようにした半導体装置に
おいて、前記の半導体層が、前記の第1面内で前記の半
導体層を貫通して延在する3つの溝と、前記の第2面と
によって国威された活性島部分を有し、前記の溝の2つ
を前記の第2面に対し垂直とし、残りの1つの溝を前記
の第2面に対し平行とし、前記の半導体層が更に前記の
活性島部分および前記の溝の外部に不活性領域を有して
おり、前記の活性島部分の一部分上で前記の第1面上に
また前記の不活性領域上に且つ前記の溝内に絶縁層が延
在しており、この絶縁層が電極層で完全に被覆されてお
り、この電極層が前記の絶縁層中の窓内で前記の活性島
部分と接触しており且つ前記の第1面金体に亙って延在
しており、前記の電極層に平坦な熱だめが接触している
ようにしたことを特徴とする。
本考案半導体装置によれば、最小の電流消費量で大きな
表面輝度の極めて小さな面を経て放射線を放出すること
ができ、半導体本体の寸法を、放射線放出p −n接合
の面よりも著しく大きく容易に処理しうる寸法としうる
という重要な利点が得られる。
表面輝度の極めて小さな面を経て放射線を放出すること
ができ、半導体本体の寸法を、放射線放出p −n接合
の面よりも著しく大きく容易に処理しうる寸法としうる
という重要な利点が得られる。
更に半導体本体の略々平坦な面を溝のみによって分断し
、上記の平坦面に1個の平坦な冷却部材を接触させるこ
とにより上記の平坦面を容易に冷却することができる。
、上記の平坦面に1個の平坦な冷却部材を接触させるこ
とにより上記の平坦面を容易に冷却することができる。
第2導電型の層の活性部分をその一部で溝により、残部
で第2面によって国威することにより活性部分の良好な
画成が遠戚される。
で第2面によって国威することにより活性部分の良好な
画成が遠戚される。
また溝全体を電気絶縁層で被覆し、電極層を絶縁層上で
溝の内部にも延在しうるようにし、この電極層を分断す
る必要がないようにするのが好適である。
溝の内部にも延在しうるようにし、この電極層を分断す
る必要がないようにするのが好適である。
前記の溝は、全表面の下側に延在するp −n接合の放
射線放出用島状部分のみを経て電流が流れ、従ってこの
電流を小さくしうるようにする作用をする。
射線放出用島状部分のみを経て電流が流れ、従ってこの
電流を小さくしうるようにする作用をする。
これが為、ある条件の下では溝を完全にp −n接合に
至る深さまで延在させずに第2導電型の層の厚さの少く
とも半分の深さまで延在させれば充分であるが、p−n
接合に至る深さまで溝を延在させた方が好適である。
至る深さまで延在させずに第2導電型の層の厚さの少く
とも半分の深さまで延在させれば充分であるが、p−n
接合に至る深さまで溝を延在させた方が好適である。
この場合p −n接合は溝により分断され、p −n接
合の放射線放出部分がp−n接合の残部から電気的に完
全に絶縁され、p −n接合の放射線放出用島状部分の
みを電流が流れうるようになる。
合の放射線放出部分がp−n接合の残部から電気的に完
全に絶縁され、p −n接合の放射線放出用島状部分の
みを電流が流れうるようになる。
半導体本体の第2面、すなわち放射線が放出される面は
切断或は腐食により得ることができ、従ってこの第2面
はいかなる配向とすることもできる。
切断或は腐食により得ることができ、従ってこの第2面
はいかなる配向とすることもできる。
しかしこの第2面は結晶の臂開面とするのが好適である
。
。
その理由は洗浄により略々完全に平坦な面を、材料を損
失することなく簡単に得ることができる為である。
失することなく簡単に得ることができる為である。
2本以上の放射線ビームを必要とする多くの場合には、
半導体本体に少くとも2個の前述した活性領域を設け、
これら活性領域をすべて同じ第1面と同じ第2面とに隣
接させることができる。
半導体本体に少くとも2個の前述した活性領域を設け、
これら活性領域をすべて同じ第1面と同じ第2面とに隣
接させることができる。
放射線放出p−n接合を有するいがなる装置も本考案に
よる構造とすることができるが、本考案による特に効率
的な好適例では、基板領域をn型GaAsより戊るプレ
ートを以って構成し、このプレート上にn型Gax −
xAIXAs (0、1<、 x <0 、7)より戊
るエピタキシアル層を成長させ、第2導電型の層を、前
記のエピタキシアル層上にエピタキシアル成長させたp
型Ga+−yAlyAs(0りy<0.5 、 ’1<
X)より威る層と、この層上にエピタキシアル成長させ
たp型Ga1−mAlmAS(0,l(mり0.7.y
<m)より戊る層と、この後者ρ層上にエピタキシアル
成長させたp型GaAsより戒る層とを以って構成する
。
よる構造とすることができるが、本考案による特に効率
的な好適例では、基板領域をn型GaAsより戊るプレ
ートを以って構成し、このプレート上にn型Gax −
xAIXAs (0、1<、 x <0 、7)より戊
るエピタキシアル層を成長させ、第2導電型の層を、前
記のエピタキシアル層上にエピタキシアル成長させたp
型Ga+−yAlyAs(0りy<0.5 、 ’1<
X)より威る層と、この層上にエピタキシアル成長させ
たp型Ga1−mAlmAS(0,l(mり0.7.y
<m)より戊る層と、この後者ρ層上にエピタキシアル
成長させたp型GaAsより戒る層とを以って構成する
。
図面につき本考案を説明する。
図面は線図的なものであり、各部の寸法は必ずしも比例
するものではない。
するものではない。
また図面に示す2つの例で対応する部分には同一符号を
付した。
付した。
第1図は非干渉性の電磁放射線を発生する本考案半導体
装置の一例を一部を断面として示す部分的斜視図である
。
装置の一例を一部を断面として示す部分的斜視図である
。
本例の半導体装置には、単結晶半導体本体1を設け、こ
の半導体本体1には順方向にバイアスされた際に再結合
放射線を放射しうるp −−n接合2を有するダイオー
ドを設ける。
の半導体本体1には順方向にバイアスされた際に再結合
放射線を放射しうるp −−n接合2を有するダイオー
ドを設ける。
半導体本体1には第1導電型、本例の場合n導電型の基
板領域3を設け、この基板領域3が、この領域および半
導体本体の略々平坦な第1面4に隣接する第2導電型、
本例の場合p導電型の層5と相俟って前記のp −n接
合2を形成するようにする。
板領域3を設け、この基板領域3が、この領域および半
導体本体の略々平坦な第1面4に隣接する第2導電型、
本例の場合p導電型の層5と相俟って前記のp −n接
合2を形成するようにする。
矢印6で示す再結合放射線はp−n接合2に平行な方向
に放出しうる。
に放出しうる。
基板領域3には金属層7の形態で接続導体を設け、層5
にも電極層8の形態で接続導体を設ける。
にも電極層8の形態で接続導体を設ける。
本考案によれば第1面4に溝9.10.11を設け、こ
の溝9,10.11の面4がら層5の厚さ方向にその厚
さの少なくとも大部分に亙り、本例の場合層5の厚さ全
体に亙り延在させ、しかも本例の場合上記溝9,10.
11をp −n接合2よりも深い位置まで延在させる。
の溝9,10.11の面4がら層5の厚さ方向にその厚
さの少なくとも大部分に亙り、本例の場合層5の厚さ全
体に亙り延在させ、しかも本例の場合上記溝9,10.
11をp −n接合2よりも深い位置まで延在させる。
層5の活性部分12を形威し、この活性部分12をその
一部で前記の溝9.10.11によって、残部で半導体
本体の略々平坦な第2面13によって国威する。
一部で前記の溝9.10.11によって、残部で半導体
本体の略々平坦な第2面13によって国威する。
この第2面13は第1面4およびp −n接合2の双方
を略々直角に交差するものとする。
を略々直角に交差するものとする。
この場合の第2面13は結晶の110璧開面であり、こ
の面から放射線が矢印6の方向に放出しうる。
の面から放射線が矢印6の方向に放出しうる。
本考案によれば、更に溝9゜10.11と、第1面4の
少くとも大部分とを本例の場合酸化珪素より威る電気絶
縁層14で被覆し、この電気絶縁層14には島状領域1
2上の位置で接点窓15を設ける。
少くとも大部分とを本例の場合酸化珪素より威る電気絶
縁層14で被覆し、この電気絶縁層14には島状領域1
2上の位置で接点窓15を設ける。
また電気絶縁層14を導電性の電極層8で被覆し、この
電極層8を接点窓15内で層5に隣接させる。
電極層8を接点窓15内で層5に隣接させる。
このようにして非干渉性の放射線を発生する半導体装置
が得られ、その半導体本体の寸法は処理しやすい寸法(
本例では300 X 300μ)であり、しかも島状部
分12.の表面は著しく小さく、本例の場合はんの10
X 50μとりる。
が得られ、その半導体本体の寸法は処理しやすい寸法(
本例では300 X 300μ)であり、しかも島状部
分12.の表面は著しく小さく、本例の場合はんの10
X 50μとりる。
電気、絶縁層14が存在することにより電流は層5の島
状部分1.2のみを流れる為、・少ない、電流消費量で
表面輝度を大きくすることができる。
状部分1.2のみを流れる為、・少ない、電流消費量で
表面輝度を大きくすることができる。
更に半導体装置の上側面は略々平坦である為、この半導
体装置を、例えば半田層18を介して電極層8に連結さ
れた略々平坦な面17を有する冷却部材(熱だめ)16
によって容易に冷却することができる。
体装置を、例えば半田層18を介して電極層8に連結さ
れた略々平坦な面17を有する冷却部材(熱だめ)16
によって容易に冷却することができる。
上記の半田層18により、第2図に断面で示すように生
じるわずかな中間の空間を充填することができる。
じるわずかな中間の空間を充填することができる。
本例においては、溝9,10.11を、第2面13に対
し略々直角に延在する2つの互に略々平行な部分9およ
び10と、これら溝部分9および10を連結し、第2面
13に略々平行に延在する第3の部分11とを以って構
成する。
し略々直角に延在する2つの互に略々平行な部分9およ
び10と、これら溝部分9および10を連結し、第2面
13に略々平行に延在する第3の部分11とを以って構
成する。
かかる溝は容易につくることができる。
しかし原理的には、開放端を第2面13によって閉じた
U字状溝を用いることもできる。
U字状溝を用いることもできる。
本例では、第2面13に平行な方向における第2導電型
の層5の活性部分12の寸法は20μよりも小さい。
の層5の活性部分12の寸法は20μよりも小さい。
本例において放射線放出ダイオードの特に有効な例は、
基板領域3を、厚さが約100μで不純物添加濃度が約
1018原子/cm3のn型GaASのプレート3Aと
、このプレー)3A上にエピタキシアル成長され、厚さ
が約7μで不純物添加濃度が約2・1017原子/cr
n3のn型Ga1−xAlxAS(0,1ユXり0.7
)ノエビタキシアル層3Bとを以って構威し、p型層5
を、上記のエピタキシアル層3B上にエピタキシアル成
長され、不純物濃度が約2・1017原子/cm3のp
型Ga1−yAlyAS(O<、y<0.5;yりx)
の層5Aと、この層5A上に成長され、不純物添加濃度
が約2.5−1017原子/cm3で、厚さが約1.5
μのp型Ga1mA1mAs(0,1<m <−0,7
; y <m)cy)層5Bと、この層5B上に成長さ
れ、不純物添加濃度が約1018原子/cm3で厚さが
約1.5μのp型GaAsの層5Cとを以って構成した
例である。
基板領域3を、厚さが約100μで不純物添加濃度が約
1018原子/cm3のn型GaASのプレート3Aと
、このプレー)3A上にエピタキシアル成長され、厚さ
が約7μで不純物添加濃度が約2・1017原子/cr
n3のn型Ga1−xAlxAS(0,1ユXり0.7
)ノエビタキシアル層3Bとを以って構威し、p型層5
を、上記のエピタキシアル層3B上にエピタキシアル成
長され、不純物濃度が約2・1017原子/cm3のp
型Ga1−yAlyAS(O<、y<0.5;yりx)
の層5Aと、この層5A上に成長され、不純物添加濃度
が約2.5−1017原子/cm3で、厚さが約1.5
μのp型Ga1mA1mAs(0,1<m <−0,7
; y <m)cy)層5Bと、この層5B上に成長さ
れ、不純物添加濃度が約1018原子/cm3で厚さが
約1.5μのp型GaAsの層5Cとを以って構成した
例である。
他の配向を用いることができるが、本例では第1面4に
対して100の面を、第2面13に対して110の面を
用いた。
対して100の面を、第2面13に対して110の面を
用いた。
110面は襞間面として容易に得ることができる。
本考案によれば第1および2図に示す装置を以下のよう
にして造るのが有利である。
にして造るのが有利である。
出発材料(第3図参照)は厚さが約400μで不純物添
加濃度が約1018原子/cm”のn型GaAstニア
)半導体プレート3Aとし、既知のように、例えば特に
1971年1月に発行された紐誌Journal of
the ElectrochemicalSocie
ty第118巻第1号第150〜152頁に記載されて
いる液相エピタキシアル成長法を用いることにより上記
の半導体プレー)3A上に、厚さが7μのn型Ga1−
xAIXASの層3Bと、厚さが1μのp型Ga1−y
AlyAs c7)層5Aと、厚さが1.5μのp型G
a1−mAlmASの層5Bと、厚さが1.5μのp型
GaAsの層5Cとを順次に成長させる。
加濃度が約1018原子/cm”のn型GaAstニア
)半導体プレート3Aとし、既知のように、例えば特に
1971年1月に発行された紐誌Journal of
the ElectrochemicalSocie
ty第118巻第1号第150〜152頁に記載されて
いる液相エピタキシアル成長法を用いることにより上記
の半導体プレー)3A上に、厚さが7μのn型Ga1−
xAIXASの層3Bと、厚さが1μのp型Ga1−y
AlyAs c7)層5Aと、厚さが1.5μのp型G
a1−mAlmASの層5Bと、厚さが1.5μのp型
GaAsの層5Cとを順次に成長させる。
ただし不純物添加濃度とx、yおよびmの値は前述した
通りである。
通りである。
次に、例えば光耐食マスク(図示せず)を用いてH2S
O4,H2O2およびH2Oを有する腐食液で腐食をす
ることにより、溝9,10および11を設け(第4図参
照)、これら溝をp −n接合2を越える深さまで延在
させる(溝11は第4図の断面図では見えない)。
O4,H2O2およびH2Oを有する腐食液で腐食をす
ることにより、溝9,10および11を設け(第4図参
照)、これら溝をp −n接合2を越える深さまで延在
させる(溝11は第4図の断面図では見えない)。
次に、例えばSiO2を熱分解堆積することにより、溝
を含む表面全体に亙って厚さが0゜25μの酸化硅素層
14を設け、その後に溝9,10および11で囲まれた
領域に写真食刻処理を施して酸化珪素層14に接点窓1
5をあける。
を含む表面全体に亙って厚さが0゜25μの酸化硅素層
14を設け、その後に溝9,10および11で囲まれた
領域に写真食刻処理を施して酸化珪素層14に接点窓1
5をあける。
次に上側面全体に電極層8、本例の場合蒸着その他の方
法で設けた金属層を被着する。
法で設けた金属層を被着する。
しかしある場合には例えば容易に導電性としうる多結晶
珪素を上記の金属層の代りに用いることもできる。
珪素を上記の金属層の代りに用いることもできる。
層8は接点窓15内でのみp型層5Cとオーム接点を形
成するようにするのが好適である。
成するようにするのが好適である。
また研摩および/または腐食により、プレー)3Aの全
体の厚さを約100μとなるまで減少させ、電極層7、
例えばプレー)3Aとオーム接点を形成するのが好適な
金属層を下側面に設ける。
体の厚さを約100μとなるまで減少させ、電極層7、
例えばプレー)3Aとオーム接点を形成するのが好適な
金属層を下側面に設ける。
プレー)3Aの厚さの減少および金属層7のこれら工程
は処理中の適当に選択したいかなる時にも行なうことが
できる。
は処理中の適当に選択したいかなる時にも行なうことが
できる。
以上のようにして第6図に示す構造のものが得られる。
最後に、プレートを110面に応じて滑9および10に
直角に襞間する。
直角に襞間する。
これにより第1図に示す装置が得られ、この装置に例え
ば第2図に示すように冷却部材16を設ける。
ば第2図に示すように冷却部材16を設ける。
例えば第7図に示すように、上述した装置を2個以上同
時に造ることができる。
時に造ることができる。
この第7図は第6図に示す工程に相当する構造を示す平
面図であり、この場合溝9および10に直角に2つの溝
11Aおよび11 Bを設ける。
面図であり、この場合溝9および10に直角に2つの溝
11Aおよび11 Bを設ける。
この第7図のものを襞間面S−5に沿うて襞間すること
により、この襞間面の両側に2つの同様な装置が得られ
る。
により、この襞間面の両側に2つの同様な装置が得られ
る。
上述した装置はp −n接合2を順方向にバイアスする
と非干渉性の再結合放射線を放出しうる。
と非干渉性の再結合放射線を放出しうる。
しかし可干渉性の放射線(レーザ放射線)は上述した装
置によって放出させることができない。
置によって放出させることができない。
その理由は、可干渉性の放射線を発生させるのに必要な
共鳴空胴がない為である(p−n接合に直角な襞間面は
ただ1個であり、その反対側では島状領域が溝11で画
成されており、この溝11の壁部は一般にp −n接合
に対し直角ではない)。
共鳴空胴がない為である(p−n接合に直角な襞間面は
ただ1個であり、その反対側では島状領域が溝11で画
成されており、この溝11の壁部は一般にp −n接合
に対し直角ではない)。
上述した例では層5をエピタキシアル層としたが、例え
ばn型GaAs基板に亜鉛を拡散することにより得た拡
散層を用いることもできる。
ばn型GaAs基板に亜鉛を拡散することにより得た拡
散層を用いることもできる。
本考案は上述した例のみに限定されず種々に変更しうろ
こと勿論である。
こと勿論である。
例えば、上述した例で用いた半導体材料とは異なる半導
体材料、例えばSi。
体材料、例えばSi。
Ge 、GaPを用いることができる。
また前述した導電型を反対の導電型とすることができ、
溝の配置、形状および深さを変えることができる。
溝の配置、形状および深さを変えることができる。
また装置の放射線を放出する面に非反射層を設けること
ができる。
ができる。
第1図は本考案半導体装置の一例を一部を断面で示す斜
視図、第2図は冷却部材を設けた第1図の装置の線図的
断面図、第3〜6図は第1図の装置の順次の製造工程を
示す線図的断面図、第7図は第6図に示す製造工程にお
ける第1図の装置の平面図である。 1・・・・・・半導体本体、2・・・・・・p −n接
合、3・・・・・・基板領域、4・・・・・・1の第1
面、5・・・・・・P導電型層、6・・・・・・再結合
放射線、7・・・・・・金属層、8・・・・・・電極層
、9,10,11 。 11 A、11 B・・・・・・溝、12・・・・・・
活性部分(島状領域)、13・・・・・・1の第2面、
14・・・・・・電気絶縁層、15・・・・・・接点窓
、16・・・・・・冷却部材、18・・・・・・半田層
。
視図、第2図は冷却部材を設けた第1図の装置の線図的
断面図、第3〜6図は第1図の装置の順次の製造工程を
示す線図的断面図、第7図は第6図に示す製造工程にお
ける第1図の装置の平面図である。 1・・・・・・半導体本体、2・・・・・・p −n接
合、3・・・・・・基板領域、4・・・・・・1の第1
面、5・・・・・・P導電型層、6・・・・・・再結合
放射線、7・・・・・・金属層、8・・・・・・電極層
、9,10,11 。 11 A、11 B・・・・・・溝、12・・・・・・
活性部分(島状領域)、13・・・・・・1の第2面、
14・・・・・・電気絶縁層、15・・・・・・接点窓
、16・・・・・・冷却部材、18・・・・・・半田層
。
Claims (1)
- 接点を設けた第1導電型の半導体基板と、該半導体基板
とでエレクトロルミネッセンス作用を有するp −n接
合を形成する第2導電型の半導体層とを具え、非干渉性
の放射を発生する半導体装置であって、前記の半導体層
が前記のp −n接合に対し平行な第1面と、前記のp
−n接合に対し垂直な第2面とを有し、前記の第2面
から放射を生ぜしせるようにした半導体装置において、
前記の半導体層が、前記の第1面内で前記の半導体層を
貫通して延在する3つの溝と、前記の第2面とによって
国威された活性島部分を有し、前記の溝の2つを前記の
第2面に対し垂直とし、残りの1つの溝を前記の第2面
に対し平行とし、前記の半導体層が更に前記の活性島部
分および前記の溝の外部に不活性領域を有しており、前
記の活性島部分の一部分上で前記の第1面上にまた前記
の不活性領域上に且つ前記の溝内に絶縁層が延在してお
り、この絶縁層が電極層で完全に被覆されており、この
電極層が前記の絶縁層中の窓内で前記の活性島部分と接
触しており且つ前記の第1面金体に互って延在しており
、前記の電極層に平坦な熱だめが接触しているようにし
たことを特徴とする半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981092925U JPS5828370Y2 (ja) | 1981-06-23 | 1981-06-23 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981092925U JPS5828370Y2 (ja) | 1981-06-23 | 1981-06-23 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5726860U JPS5726860U (ja) | 1982-02-12 |
JPS5828370Y2 true JPS5828370Y2 (ja) | 1983-06-21 |
Family
ID=29454866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981092925U Expired JPS5828370Y2 (ja) | 1981-06-23 | 1981-06-23 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828370Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4826384A (ja) * | 1971-08-09 | 1973-04-06 |
-
1981
- 1981-06-23 JP JP1981092925U patent/JPS5828370Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4826384A (ja) * | 1971-08-09 | 1973-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5726860U (ja) | 1982-02-12 |
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