JPS5828258A - 粉粒体食品原料の乾燥、殺菌方法 - Google Patents

粉粒体食品原料の乾燥、殺菌方法

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JPS5828258A
JPS5828258A JP56124463A JP12446381A JPS5828258A JP S5828258 A JPS5828258 A JP S5828258A JP 56124463 A JP56124463 A JP 56124463A JP 12446381 A JP12446381 A JP 12446381A JP S5828258 A JPS5828258 A JP S5828258A
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JP
Japan
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hot air
raw material
humidity
drying
powdery
Prior art date
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Granted
Application number
JP56124463A
Other languages
English (en)
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JPH0244501B2 (ja
Inventor
Inosuke Furuya
古谷 伊之助
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Okawara Mfg Co Ltd
Original Assignee
Okawara Mfg Co Ltd
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Publication date
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Grain Derivatives (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、パン粉等の粉粒体食品用原料を乾燥し、殺菌
する方法に関し、特に粉粒体食品用原料を高湿度熱風で
浮遊移送して回転乾燥機に投入するものであり、その目
的とするところは含水率の高い粉粒体食品用原料を能率
よく乾燥し、同時に殺菌する点にある。
粉粒体を乾燥する装置として代表的なものは流動層乾燥
機と回転乾燥機とがある。前者は云わば竪型の乾燥機で
あり槽底より熱風を吹き上げて槽内に流動層を形成する
ものであって粒子径の揃った粉粒体を短時間で乾燥する
に適したものであり、後者は云わば横型の乾燥機であり
ドラムを回転させることによってこれに投入された粉粒
体を熱風と接触させるものであって多量の材料を能率よ
く処理するに適したものである。
粉粒体食品用原料を乾燥し、同時にこれを殺菌するため
にはこれを一定時間60℃以上の温度に保つことが必要
とされる。また、一般に食品工業では原料の生産量、云
い換えれば原料の乾燥、殺菌処理量が比較的多いことか
ら、これを処理するに当っては、処理能力と運転経費等
の点から回転乾燥機を用いて処理するのが適しているの
である。しかしながら、先に述べた様に回転乾燥機はド
ラムを回転することによってこれに投入された粉粒体を
攪拌し、然してこれを熱風と接触させて加熱し乾燥させ
ぞものであるから、処理対象とする粉粒体は物性の面で
限定されるのであって原料粒子は粘着力が少なく、ドラ
ムの内面やルーバーへ付着せず、粒子同志が結合しない
ものであることが必要とされるのである。
この様なことから従来は含水率が高(て、特に乾燥と殺
菌を必要とする粉粒体食品用原料は粘着性があるために
回転乾燥機を用いて処理するのは適していなかったので
ある。
本発明は、粉粒体食品用原料を乾燥機に投入するに当り
、これを熱風で浮遊移送するものであり、この様にする
ことによって、原料粒子の表層を乾燥させ見掛は上歯水
率の低い材料と同じ様に粘着力の無いものとして、回転
乾燥機によって処理することを可能にし、併せて熱風は
回転乾燥機から排出される高湿の排ガスを循環使用する
ことによって原料の加熱速度を速めて殺菌効果を高め、
且つ装置の熱の利用効率をよくするものである。
以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
先ず、パン粉等の粉粒体食品原料は投入口1から助走管
2に投入される。一方、助走管2には熱風発生装置5が
接続されていて、ここから高湿の熱風が送られている。
そして助走管2に投入された粉粒体食品用原料は上記高
湿の熱風によって浮遊移送されて回転乾燥機6に投入さ
れる。勿論粉粒体食品原料は助走管2内で高湿の熱風に
よりその表層部分が乾燥されるか°ら、表面は粘着性を
失なって回転乾燥機7のドラム内で攪拌中にドラムの内
面やルーバーへ付着シて焦げたり、原料の粒子同志が結
合して塊になったりする虞れはないのである。回転乾燥
機7で粉粒体食品原料は水分13%以下まで乾燥され、
やがて排出ロータリーパルプ7を経て機外へ取出される
。ここにおいて乾燥用熱風は高湿の熱風が使用されるか
ら低湿度の熱風を使用した場合と比較して原料との伝熱
が速やかに行なわれるのであり原料は60℃以上程度に
保たれて、処理前に保有した一般生菌は99.9%以上
がタンパク変性受けて死滅するのである。回転乾燥機6
から排出される高湿の排ガスはサイクロン8に導かれ、
これに浮遊する原料粒子を分別除去されたのち循環ファ
ン3を通って一部は煙突4へ送られて大気中へ放散され
、他の一部は熱風発生装置5へ送られる。この熱風発生
装置5は既に述べた様に助走管2へ高湿の熱風を送風す
るものであって、循−ファン3を通ってこれに送られた
高湿の排ガスに適量の空気を混合して排ガスを所望の湿
度に調節し而してこれを適宜な温度、例えば120〜5
00℃に加熱するのである。
以上詳述した様に本発明は粉粒体食品原料を先ず高湿の
熱風で浮遊移送し、ここで各原料粒子の表層部分を乾燥
させて粒子の粘着性を無くし、然るのちこれを回転乾燥
機に投入して乾燥させるものである。即ち、この様にす
ることによって流動層乾燥機でも壁面や目皿板に付着す
るために処理することの出来ない様な含水率の高い原料
を回転乾燥機によって乾燥することができるのである。
そのため原料の処理能力が著るしく高くなって、大量の
原料を低コストで処理することができるのであり、特に
熱風は乾燥機から排出される高湿の排ガスを循環使用す
るから、熱の利用効率が一段と高まり、且つ原料粒子は
低湿度の熱風を用いた場合に較べて温度の上昇速度が著
るしく速いから、回転乾燥機に投入された原料は速やか
に所望の温度に達してこれに含まれる生菌を死滅させる
効果があるのである。
実施例 通常の方法で得られたパン粉を図に示した装置を用いて
乾燥しζ先ず水分35%WBの)(ン粉50kgを1.
5 ky 7m i nの割合で投入口1より助走管2
に供給し、これを浮遊移送して回転乾燥機に投入し、乾
燥したのちロータリーバルブ7より取出し排出ガス中に
浮遊するものはサイクロン8に導びいて分別した。
乾燥の条件は送風温度130℃、湿度0.3 kg/ 
kq A I R、品温は85℃であった。
得られたパン粉の水分率は13%wBであり処理前のパ
ン粉の保有菌数は6×10個/グラムであったが乾燥後
−のパン粉の保有菌数は9.6×10個/グラムに減少
した。
【図面の簡単な説明】
図は本発明方法による粉粒体食品用原料の乾燥・殺菌装
置の一例を示す系統図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粉粒体食品用原料を高湿度の熱風で浮遊移送して
    その表層部分を乾燥させ、然るのちこれを回転乾燥機に
    投入して水分13%WB以下にまで乾燥し、殺菌するこ
    とを特徴とする粉粒体食品用原料の殺菌方法
  2. (2)水分30〜40%のパン粉を乾燥排気を循環使用
    することにより得られる0、3〜3に9/ky A I
     R:  の高湿度熱風で浮遊移送してその表層部分を
    乾燥させ、然るのちこれを回転乾燥機に投入して水分1
    3%WB、  以下になるまで乾燥し殺菌することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載のパン粉等の乾燥、
    殺菌方法
JP56124463A 1981-08-07 1981-08-07 粉粒体食品原料の乾燥、殺菌方法 Granted JPS5828258A (ja)

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JP56124463A JPS5828258A (ja) 1981-08-07 1981-08-07 粉粒体食品原料の乾燥、殺菌方法

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JPS5828258A true JPS5828258A (ja) 1983-02-19
JPH0244501B2 JPH0244501B2 (ja) 1990-10-04

Family

ID=14886139

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JP (1) JPS5828258A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62294044A (ja) * 1986-06-13 1987-12-21 Kazuo Honma 自然食品の製造方法
JP2015500652A (ja) * 2011-12-20 2015-01-08 クリスプ センセーション ホールディング エスエーCrisp Sensation Holding SA パン粉の製造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62294044A (ja) * 1986-06-13 1987-12-21 Kazuo Honma 自然食品の製造方法
JP2015500652A (ja) * 2011-12-20 2015-01-08 クリスプ センセーション ホールディング エスエーCrisp Sensation Holding SA パン粉の製造

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JPH0244501B2 (ja) 1990-10-04

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