JPH1014495A - 製茶中揉機の茶粉乾燥装置 - Google Patents

製茶中揉機の茶粉乾燥装置

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Publication number
JPH1014495A
JPH1014495A JP19399396A JP19399396A JPH1014495A JP H1014495 A JPH1014495 A JP H1014495A JP 19399396 A JP19399396 A JP 19399396A JP 19399396 A JP19399396 A JP 19399396A JP H1014495 A JPH1014495 A JP H1014495A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tea
machine
powdery
crumpling
hot air
Prior art date
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Pending
Application number
JP19399396A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Terada
順一 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Terada Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Terada Seisakusho Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Terada Seisakusho Co Ltd filed Critical Terada Seisakusho Co Ltd
Priority to JP19399396A priority Critical patent/JPH1014495A/ja
Publication of JPH1014495A publication Critical patent/JPH1014495A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製茶中揉機から分離される茶粉を搬送しなが
ら乾燥させること。 【解決手段】 製茶中揉機背後に中揉機に沿って振動コ
ンベヤを設け、振動コンベヤで輸送中の茶粉に熱風を当
てる。振動コンベヤに金網又は多孔板を張って、2重構
造とし、輸送中の茶粉に熱風を通気させる。 【効果】 製茶中揉機の能率が上がる。荒茶の製茶乾燥
機、製茶,精揉機の能率が上がり、荒茶の性質が向上す
る。茶粉専用の乾燥機を設けなくてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、緑茶製造プラン
トの中揉工程で生じる茶粉の処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蒸熱処理した茶葉に、揉圧を加えながら
乾燥操作を行う緑茶製造工程において、製茶中揉機は粗
揉、揉捻に続く工程に位置している。製茶中揉機では、
回転胴の一方より熱風を供給し、回転胴内の茶葉を乾燥
させ、他方より排気が行われている。排気中には、多量
の茶粉が含まれており、サイクロン等の茶粉分離器によ
り、排気と茶粉の分離が行われている。中揉工程では、
回分処理が行われており、1回分の茶葉(60K型では
生葉換算約60kg、120K型では120kg等)が製茶
中揉機に投入され、一定時間(約20分〜50分)の処
理を受ける。
【0003】排気より分離される茶粉は、製茶中揉機へ
の茶葉の投入当初より、連続的に少しづつ排出されてく
る。この茶粉は、そのまま輸送機で次の精揉工程へ送
られる場合、そのまま製茶乾燥機へ送られる場合、
製茶中揉機の設けてある取出コンベヤ内へ溜められて、
中揉処理を終わって取り出された茶葉と一緒に混ざっ
て、精揉工程へ送られる場合、実公平5−31915
のように、茶粉をもう一度製茶中揉機内へ戻し、循環さ
せる場合等がある。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】製茶中揉機投入
後、初期に出てくる茶粉はほとんど乾燥されていず、多
量の水分を含んでいる。従って、精揉工程、あるいは乾
燥工程で、これらの水分の多い茶粉は十分に乾燥され
ず、変色してしまう。又、上記の場合、製茶中揉機を
出た茶葉は、製茶精揉機に設けられた多数の計量器に分
配されるので、特定の計量器に茶粉だけが多く入ってし
まう。の場合、製茶乾燥機は、茶葉の乾燥に調節され
ているので、茶粉は十分に乾燥されない。の場合、一
回の中揉工程が終わるまで、取出コンベヤ内で滞留して
いる間に、未乾燥の茶粉の変色が起きる。の場合は、
茶粉を製茶中揉機内へ戻す為、製茶中揉機内の茶粉を分
離するための金網の目が詰まってしまう。
【0005】
【課題を解決する為の手段】製茶中揉機の茶粉回収装置
から分離された茶粉を、振動コンベヤ上で受け、搬送し
ながら、振動コンベヤに熱風を送り、乾燥させる手段を
とる。更に、金網、又は多孔板で形成した通気性の床面
を、振動コンベヤ底面の上に設けて、振動コンベヤの底
を2重構造とし、通気性の床面と底面との間の空間で送
風室を形成し、該送風室へ熱風発生器を接続し、通気性
床面の下から、熱風を茶粉に通気させる手段をとる。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明では、製茶中揉機に沿っ
て振動コンベヤを設置し、この振動コンベヤへ、製茶中
揉機の茶粉分離措置から分離された茶粉を誘導し、この
振動コンベヤへ熱風を供給する。更に、これを効果的に
するために、振動コンベヤの底面より少し上に金網、又
は多孔板で形成した通気性の床面を設け、振動コンベヤ
の底を2重とし、通気性床面の下から熱風を供給する。
製茶中揉機内に張ってある金網で分離された茶粉は、比
較的均一で細かなものである。振動コンベヤは、これら
の茶粉を薄く広げながら搬送する作用がある。この薄く
広げられた茶粉を熱風にさらすことにより、茶粉を搬送
しながら乾燥させるという作用をする。
【0007】
【実施例】実施例について、図面を参照して説明する。
製茶中揉機は、複数の台数を並べて使用する場合が一般
的である。図1に2台を並べておいた場合の実施例を示
す。
【0008】前工程を終えた茶葉は、コンベヤ1により
運ばれ、振分シュート2により、右の製茶中揉機3、又
は4に投入される。3、4はそれぞれ製茶中揉機の回転
胴を示している。製茶中揉機3、4に投入された茶葉
は、熱風発生器5、6から回転胴3、4内に吹き込まれ
る熱風により乾燥される。茶葉の水分を奪った空気は、
排気ファン7、8により、回転胴の一端から吸引されて
排出される。吸引される空気と一緒に回転胴内の茶葉も
引かれるので、茶葉が飛び出さないように、10メッシ
ュほどの金網9、10が張ってある。この金網を通って
しまう細かな茶粉25は、排気ファン7、8で空気と一
緒に吸引され、サイクロン11、12により分離され、
振動コンベヤ13、14へ落ちて運ばれる。
【0009】振動コンベヤ13、14の底には、底面か
ら間を空けて細かな金網15、16が張ってある。この
金網13、14は、茶粉が通らない程度のものとする。
又、金網13、14と振動コンベヤ13、14の底との
間を送風室26、27とし、送風室26、27にはフレ
キシブルなダクト17、18を介して熱風発生器19、
20が接続されている。振動コンベヤ13、14内へ落
ちた茶粉25は、金網15、16上を振動しながら運ば
れ、同時に、金網15、16の下方から熱風により通気
され乾燥する。振動コンベヤ13、14により乾燥され
ながら運ばれた茶粉25は、輸送機21により次工程へ
運ばれる。
【0010】この実施例では、サイクロン11で分離さ
れた茶粉は振動コンベヤ13で乾燥されながら運ばれ、
サイクロン12に分離された茶粉は振動コンベヤ14で
乾燥されながら運ばれ、途中で振動コンベヤ13の茶粉
と一緒になって、輸送機21まで運ばれる。図1のよう
に、振動コンベヤを13、14に分けて配置すれば、サ
イクロン11、12のどちらから出た茶粉も、輸送長さ
は同じとなり、同じように輸送中に乾燥作用を受ける。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果がある。
【0012】製茶工場内では、機械の配置上、製茶中揉
機の背後に空間が生ずることが多い。この空間に、単な
るコンベヤが設置されて茶粉の輸送が行われている。こ
の発明により、この空間を利用して、単なる輸送だけで
なく、輸送しながら茶粉の乾燥ができるので、特別に、
茶粉専用の乾燥機を用意する必要ない。茶粉を製茶精揉
機、あるいは製品である荒茶の製茶乾燥機に、混ぜて乾
燥させる必要がないので、製品の品質が大いに向上す
る。又、茶粉も製品として販売することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の正面図。
【図2】図1のA−A’の断面図。
【符号の説明】
1 コンベヤ 2 振分シュート 3 製茶中揉機 4 製茶中揉機 5 熱風発生器 6 熱風発生器 7 排気ファン 8 排気ファン 9 金網 10 金網 11 サイクロン 12 サイクロン 13 振動コンベヤ 14 振動コンベヤ 15 金網 16 金網 17 ダクト 18 ダクト 19 熱風発生器 20 熱風発生器 21 輸送機 22 バネ 23 製茶中揉機機枠 24 製茶中揉機機枠 25 茶粉 26 送風室 27 送風室

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製茶中揉機の茶粉回収装置から分離され
    た茶粉を、振動コンベヤ上で受け、搬送しながら振動コ
    ンベヤに熱風を送り、乾燥させることを特徴とした製茶
    中揉機の茶粉乾燥装置。
  2. 【請求項2】 金網、又は多孔板で形成した通気性の床
    面を、振動コンベヤ底面の上に設けて、振動コンベヤの
    底を2重構造とし、通気性の床面と底面との間の空間で
    送風室を形成し、該送風室へ熱風発生器を接続すること
    を特徴とした第1項記載の製茶中揉機の茶粉乾燥装置。
JP19399396A 1996-07-04 1996-07-04 製茶中揉機の茶粉乾燥装置 Pending JPH1014495A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19399396A JPH1014495A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 製茶中揉機の茶粉乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19399396A JPH1014495A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 製茶中揉機の茶粉乾燥装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1014495A true JPH1014495A (ja) 1998-01-20

Family

ID=16317193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19399396A Pending JPH1014495A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 製茶中揉機の茶粉乾燥装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1014495A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11207694B2 (en) 2012-05-04 2021-12-28 Tpresso Ag Packaging dry leaves in sealed capsules

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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