JPH0670680A - 製茶乾燥機 - Google Patents

製茶乾燥機

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JPH0670680A
JPH0670680A JP25201992A JP25201992A JPH0670680A JP H0670680 A JPH0670680 A JP H0670680A JP 25201992 A JP25201992 A JP 25201992A JP 25201992 A JP25201992 A JP 25201992A JP H0670680 A JPH0670680 A JP H0670680A
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JP
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dryer
fluidized bed
tea
hot air
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Application number
JP25201992A
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Inventor
Susumu Masuda
進 増田
Taizan Uchida
太山 内田
Hiroshi Yoneyama
宏 米山
Katsuhiko Akahori
雄彦 赤堀
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Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流動層乾燥機部とバンド型乾燥機部とから成
る製茶乾燥機は、連続して多量の茶葉を乾燥させる。 【構成】 製茶乾燥機1は流動層乾燥機部10およびバ
ンド型乾燥機部30から成る。流動層乾燥機部10はス
プロケットに渡設された一対の無端チェーンの間に、一
連の、全体に貫通孔が形成された多孔板14が取り付け
られ、その下から熱風が供給される。多孔板14上の茶
葉は浮遊し、撹拌され乾燥される。多孔板14の移動方
向と垂直の両端が丸められ、これにより浮遊している茶
葉をも移動可能となる。バンド型乾燥機部30には複数
のコンベヤ32が設けられ、そのコンベヤ32と平行に
熱風が供給され、茶葉の乾燥がさらになされる。バンド
型乾燥機から排気された熱風の一部が流動層乾燥機に供
給され、再利用される。乾燥処理後の茶葉の含水率、温
度が測定され、茶葉の品質を均一にするように製茶乾燥
機が制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製茶乾燥機に関し、特に
茶葉の移動を可能にした流動層乾燥機、ならびに該流動
層乾燥機およびバンド型乾燥機を組み入れた製茶乾燥機
に関する。
【0002】
【従来技術】荒茶製造の最終段階に乾燥工程があるが、
この乾燥工程を実施するために製茶乾燥機が用いられて
いる。この製茶乾燥機には、流動層乾燥機、バンド型乾
燥機などがある。
【0003】流動層乾燥機は、茶葉が通過しないような
多数の貫通孔が形成された多孔板の下方から熱風を供給
し、多孔板上の茶葉を浮遊させて、激しく撹拌させ、乾
燥(すなわち流動層乾燥)を進めて行くものである。こ
の流動層乾燥機は乾燥処理能力が高いという長所をも
つ。
【0004】バンド型乾燥機は、コンベヤベルト(ベル
ト式の外に、キャタピラ式のコンベヤも含む)に茶葉を
配置し、そのコンベヤベルトと平行に熱風を供給し、乾
燥を進めて行くものである。このバンド型乾燥機は、流
動層乾燥機の場合のように茶葉の表面を白くすることが
ないという長所をもつ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の流動層
乾燥機は、乾燥させる茶葉が均一でないと処理できない
という欠点、上記したように茶葉の表面を白くするとい
う欠点がある。さらに、茶葉を多孔板上で浮遊させ撹拌
させているときに、その茶葉を移動させることが困難で
あることから処理量に制限がある。
【0006】また、従来のバンド型乾燥機は、乾燥効率
が悪いという欠点の外、乾燥処理後の茶葉の色が悪いと
いう欠点がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、連続して乾燥で
きるように茶葉を移動させることのできる流動層乾燥機
を提供することである。
【0008】本発明の目的は、不均一な茶葉をも乾燥処
理できる流動層乾燥機を提供することである。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、前記流動層
乾燥機部とバンド型乾燥機部とを組み合わすことで、連
続して多量の茶葉を乾燥させることのできる製茶乾燥機
を提供することである。
【0010】さらに、本発明の他の目的は、乾燥後の茶
葉の含水率、温度を検出して、製茶乾燥機を制御して、
乾燥茶葉の品質を均一にする製茶乾燥機を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的達成するため、
本発明の流動層乾燥機は、一対の無端チェーン、該チェ
ーン間に渡設される複数の多孔板、およびチェーンを駆
動する駆動手段を有するキャタピラ式コンベヤ手段と、
多孔板上に供給される被乾燥物をその上で浮遊させ、乾
燥させるために、多孔板の下から熱風を供給する手段と
から成り、多孔板の少なくとも外側面には多孔板上の被
乾燥物を多孔板と共に移動させるための突起が形成され
ている。
【0012】ここで、多孔板の貫通孔が板全体に形成さ
れることが望ましい。被乾燥物をコンベヤ手段の終端前
に落下させるときは、多孔板を一対のチェーンのそれぞ
れに軸支し、多孔板の突起を内側面にも形成する。その
多孔板の突起は、多孔板の移動方向と垂直の両端で、か
つ上下対称に形成されることが望ましい。
【0013】本発明の製茶乾燥機は、上記流動層乾燥機
部、およびバンド型乾燥機部から成る。
【0014】バンド型乾燥機部は、複数のコンベヤ手段
と、該コンベヤ手段と平行に熱風を供給する熱風供給手
段とから成る。
【0015】製茶乾燥機は、バンド型乾燥機部から排気
される熱風の少なくとも一部を流動層乾燥機の熱風供給
手段に供給する手段をさらに有することが望ましい。
【0016】また、製茶乾燥機部は、その製茶乾燥機か
ら排出された被乾燥物の含水率、温度を非接触で検出す
る手段、および含水率、温度を所定値にするために、コ
ンベヤ手段の駆動速度、流動層乾燥機部およびバンド型
乾燥機部の熱風供給手段により形成される熱風の温度お
よび風量、ならびに製茶乾燥機に投入される被乾燥物の
量の、少なくとも一つを制御する制御手段をさらに有す
ることが望ましい。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の製茶乾燥機1の概要を示
す。製茶乾燥機1は、基本的に流動層乾燥機部10と、
バンド型乾燥機部30とから構成される。流動層乾燥機
部10には、熱風発生装置40がダクト41と3つの送
風機42とを介して連結されている。この送風機42
は、以下で説明する流動層乾燥機部10において必要と
なる風量を供給するためのもので、図1(b)には3個
が例示されているが、これに限定されるものではなく、
茶葉の処理量に応じてその個数が決定される。
【0018】バンド型乾燥機部30も同様に、熱風発生
装置50がダクト51を介して連結されている。バンド
型乾燥機部は、流動層乾燥機部10と異なりさほど風量
を必要としていないため、送風機は設けられていない。
バンド型乾燥機部30の上方には、そのバンド型乾燥機
部30から排出される熱風の少なくとも一部を送風機4
2に供給するダクト43が設けられている(図1(C)
を参照)。これにより必要な風量の生成が容易になる。
【0019】製茶乾燥機1の上端の一角に、茶葉投入口
2が設けられ、茶葉供給装置3により茶葉が製茶乾燥機
1に投入される。製茶乾燥機1により所望に乾燥した茶
葉は茶葉排出口4より排出される。この排出口3には、
一定量の茶葉を排出させるためのロータリーフィーダを
設けてもよい。
【0020】排出口4の近傍には、排出された茶葉の一
部を茶葉に含有される水分を検出する水分計5、茶葉の
温度を検出する温度計の近傍に供給するための供給装置
6が設けられている(図2を参照)。ここで、水分計と
して赤外線水分計やマイクロ波水分計などが利用でき、
温度計として放射温度計などが利用できる。これら検出
器はいずれか一方でも良いが、より所望の品質の茶を得
るためには両方を備えることが望ましい。
【0021】図1および図2において、製茶乾燥機1を
構成する流動層乾燥機部10は、製茶乾燥機1の一部と
して示されているが、これは説明上の便宜のためであ
り、それ自身分離させることもできる。したがって、流
動層乾燥機部のみをもって茶葉を乾燥させることができ
る。
【0022】図2において、流動層乾燥機部10および
バンド型乾燥機部30の構造が詳細に示されている。
【0023】流動層乾燥機部10は、上部ハウジング1
1内に設けられたスプロケット12、12の間に一対の
無端チェーン13が渡設されている。そのチェーン13
間には、貫通する多数の孔が形成された一連の多孔板1
4がキャタピラ式ベルトのように取り付けられ、スプロ
ケット12を回転させる駆動装置(図示せず)とともに
コンベヤを形成する。ここで多孔板の貫通孔は茶葉が通
過しない程度の大きさである。多孔板14は、スプロケ
ット12を回転させる駆動手段(図示せず)によるスプ
ロケットの回転によりチェーン13の移動とともに移動
する。
【0024】その多孔板14が図3(a)に示されてい
る。多孔板14は、好適には貫通する多数の孔があけら
れた、金属製の細板の両端を丸めることにより形成され
る。その丸められた部分14A、14Bのいずれか一方
の端の両側に短いロッド15、16が取り付けれら、そ
のロッド15、16が、一対のチェーン13に取り付け
られる。これにより、多孔板14はチェーンに対し軸支
され、ロッドを中心に回動自在になる。
【0025】ハウジング11の両側壁のそれぞれには、
レール17および18がそれぞれ平行に固着され、多数
の多孔板14がその上を摺動するときは、全体で板状に
なりその上に供給される茶葉を移動させることができ
る。レールがないところでは、多孔板14はロッド1
5、16を中心に枢動し、その上にあった茶葉がコンベ
ヤの終端前に下方に落下する(図において矢印で示
す)。
【0026】多孔板14には前記したように、その両端
に丸められた部分14A、14Bが設けられているた
め、茶葉が多孔板14上で貫通孔より吹き上がる熱風に
より浮遊しているときでも、その丸められ部分が突起と
なって茶葉を多孔板とともに移動させることができる
(図3(b)を参照)。図に示すように、丸められた部
分14A、14Bは上下対称に形成されていることか
ら、コンベヤを構成する上方の多孔板がコンベヤ終端近
くで次々と枢動することで、コンベヤを構成する下方の
多孔板上に落下した茶葉もこの丸められた部分により確
実に多孔板とともに移動できる。
【0027】ハウジング11の側壁には、各送風機42
と連通する3つの送風口19が設けられている。熱風発
生装置40により生成された熱風は送風機42を介して
送風口19を通してハウジング11内に送られ、さら
に、多孔板14の貫通孔を通過し、その上の茶葉を浮遊
し、撹拌させ乾燥(流動層乾燥)させる。
【0028】ここで、茶葉が均一でないとき、隣接する
多孔板の間に集まり、茶葉の乾燥にムラが生じるが、図
3(b)の矢印に示すように、丸められた部分にも貫通
孔が形成されているため、熱風は丸められた部分をも通
過し、そのため多孔板間に集積されることがなく、した
がって乾燥にムラが生じることがない。なお、均一な茶
葉が投入されるときでも、丸められた部分に貫通孔が設
けられた多孔板を用いることがより望ましい。
【0029】多孔板14の丸められた部分14A、14
Bは、上述したように浮遊している茶葉をも多孔板とと
もに移動させるためのものであるから、かかる目的を達
成できるものであれば他の手段、たとえば、多孔板の中
央で、かつ移動方向に垂直な線状突起を設けてもよく、
また多数の凸状部を多孔板全体に設けてもよい。
【0030】図2のコンベヤは、茶葉をそのコンベヤの
終端前に下方に落下させるタイプのものであるが(その
ために多孔板がチェーンに軸支されている)、コンベヤ
の終端で茶葉を落下させるタイプのもの(通常のベルト
コンベヤのタイプのもの)であるときは、上記突起は、
多孔板の外側面に設けるだけでよい。
【0031】バンド型乾燥機部30は、流動層乾燥機部
10と組み合わせて製茶乾燥機の一部として構成すると
きは、流動層乾燥機部10の真下に整合するように組み
立てられる。そのバンド型乾燥機部30は、ハウジング
31内に、複数のコンベヤ32を縦方向に間隔をおいて
配置されている。このコンベヤ32の構造は、スプロケ
ットの径の大きさを除き上述した流動層乾燥機部10の
コンベヤと同じである。したがって、流動層乾燥機部1
0のコンベヤから落下してきた茶葉を、順次多孔板上に
受けて、平行に移動させコンベヤの終端近傍前で下方に
落下させ、排出口4より排出させる。各コンベヤの移動
速度はスプロケットを駆動する駆動手段を制御すること
により変えることができる。
【0032】なお、バンド型乾燥機部を構成するコンベ
ヤは、上記のコンベヤに限定されず、従来のベルトから
成るコンベヤであってもよい。この場合は、茶葉はコン
ベヤの終端から下方に落下するので、各コンベヤは落下
する茶葉を受け取れるように一つおきにずらす必要があ
る。
【0033】ハウジング31の一方(図では右側側面)
にはダクト51が連通され、送風口52より、熱風がコ
ンベヤ32上を平行に送られる。これにより、コンベヤ
32上の茶葉が乾燥する。
【0034】流動層乾燥機部10の下端近傍には、ダク
ト51より送風された熱風を排気する排気口34が設け
られている。この排気口34にはダクト43が連通さ
れ、このダクト43より、排気される熱風が流動層乾燥
機部10のための送風機42に送られる。
【0035】流動層乾燥機部10とバンド型乾燥機部3
0とから成る製茶乾燥機の動作は次のようになされる。
【0036】茶葉は茶葉供給装置3より、流動層乾燥機
部10の茶葉投入口2に投入され、流動層乾燥機部10
内のコンベヤを構成する上部の一連の多孔板の一端(図
2では左端)に落下し、多孔板14とともに他端方向に
移動する。そのとき、熱風発生装置40より生成された
多量の熱風(ダクト43によりバンド型乾燥機部からの
熱風も含まれる)が、送風機42を介して送風口19よ
り一連の多孔板14の下側に供給され、その貫通孔より
上方へ吹き上がる。したがって、多孔板14上の茶葉は
浮遊し、撹拌され乾燥される。この乾燥で、茶葉の水分
の70〜80%を除去する。
【0037】茶葉は熱風の供給により浮遊しているが、
多孔板14の両側の丸められた部分14A、14Bによ
り多孔板14とともに他端(図2では右側)へと移動す
る。かくして、流動層乾燥機部10は、茶葉を流動層乾
燥させながら、移動できるので、多量の茶葉を連続して
効率良く乾燥処理できる。
【0038】他端に移動した茶葉は、多孔板14の枢動
により、コンベヤを構成する下部多孔板上に落下し、そ
してその多孔板とともに前記一端へと移動する。このと
き、多孔板の茶葉はほとんど流動層乾燥はしないが、そ
の上を通過する熱風により乾燥が促進される。一端に移
動した茶葉は、多孔板の枢動により下方に落下する。
【0039】流動層乾燥機部10からの茶葉は、バンド
型乾燥機部30内のコンベヤ32上に落下し、一方から
他方へと移動し、そして順次下方のコンベヤへと落下す
る。このとき、熱風発生装置50より生成された熱風が
ダクト51を介し、送風口52によりコンベヤと平行に
供給され、コンベヤ上の茶葉は乾燥していく。この工程
により、残存水分が所望の水分、たとえば3〜4%にな
るまで茶葉は乾燥処理される。
【0040】バンド型乾燥機部30内の最下位にあるコ
ンベヤからの茶葉は、排出口4に落下し、ロータリーフ
ィーダによりその排出量が一定となるよう排出される。
排出された乾燥した茶葉の一部は、供給装置6により、
水分計6および/または放射温度計へと供給され、水
分、温度が検出され、そのデータが制御盤に送られる。
その制御盤で、乾燥した茶葉の水分、温度が所望の値に
あるか否かが判断される。もし、所望の値でないとき
は、茶葉供給装置3、流動層乾燥機部のコンベヤのスプ
ロケットを駆動する駆動装置、バンド型乾燥機部の各コ
ンベヤのスプロケットを駆動する駆動装置、熱風発生装
置40、50、送風機42を制御し、投入茶葉の量、コ
ンベヤの移動速度、熱風の温度および風量を調節する。
【0041】
【発明の効果】本発明の流動層乾燥機は、均一な茶葉の
ほか、不均一な茶葉をも浮遊させ、撹拌させて乾燥させ
る流動層乾燥できる一方で、その茶葉を移動させること
ができる。したがって、高効率の流動層乾燥ができると
ともに、連続して多量の茶葉を乾燥することができる。
【0042】この流動層乾燥機と、バンド型乾燥機とを
組み合わして構成した本発明の製茶乾燥機は、流動層乾
燥機により茶葉の含水の大半を除去し、さらにバンド型
乾燥機により所望の含水率まで乾燥させることができ
る。したがって、流動層乾燥機だけで乾燥する際に茶葉
の表面が白っぽくなることが本製茶乾燥機では生じな
い。また、バンド型乾燥機では乾燥茶葉の色が悪く、明
るくならなったが本製茶乾燥機によりかかる欠点が解消
される。
【0043】さらに、本発明の製茶乾燥機は、流動層乾
燥機とバンド型乾燥機とで個別に乾燥処理した場合よ
り、乾燥処理能力が格段と高くなったばかりか、熱風の
一部を再利用するできることから装置の作動コストの軽
減を図ることができる。
【0044】さらにまた、本製茶乾燥機は、乾燥処理し
た茶葉の含水率、温度を検出し、本乾燥機の動作を制御
することから、その品質を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の製茶乾燥機の正面図を、
図1(b)は本発明の製茶乾燥機の平面図を、図1
(c)は本発明の製茶乾燥機の側面図を示す。
【図2】本発明の、流動層乾燥機部とバンド型乾燥機部
とからなる製茶乾燥機の縦断面図を示す。
【図3】図3(a)は本発明の流動層乾燥機部のキャタ
ピラ式コンベヤに利用される多孔板の斜視図を、図3
(b)は図3(a)のb−b線にそった多孔板の断面を
示す。
【符号の説明】
1 製茶乾燥機 5 水分計(温度計) 10 流動層乾燥機部 11 ハウジング 13 無端チェーン 14 多孔板 14A、B 丸められた部分(突起) 19 送風口 30 バンド型乾燥機部 31 ハウジング 32 コンベヤ 34 排気口 40 熱風発生装置 50 熱風発生装置

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動層乾燥機であって、 一対の無端チェーン、該チェーン間に渡設される一連の
    多孔板、および前記チェーンを駆動する駆動手段を有す
    るキャタピラ式コンベヤ手段と、 前記多孔板上に供給される被乾燥物をその上で浮遊さ
    せ、乾燥させるために、前記多孔板の下から熱風を供給
    する手段と、から成り、 前記多孔板上の被乾燥物を多孔板と共に移動させるため
    の突起を前記多孔板の、少なくとも外側面に有する、と
    ころの流動層乾燥機
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の流動層乾燥機であっ
    て、 前記多孔板の貫通孔が板全体に形成される、ところの流
    動層乾燥機。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の流動層乾燥機であっ
    て、 前記多孔板の突起が内側面にも形成され、 前記被乾燥物を前記コンベヤ手段の終端前に落下させる
    ために、前記多孔板が前記一対のチェーンのそれぞれに
    軸支される、ところの流動層乾燥機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の流動層乾燥機であっ
    て、 前記多孔板の突起が、多孔板の移動方向と垂直の両端
    で、かつ上下対称に形成される、ところの流動層乾燥
    機。
  5. 【請求項5】 流動層乾燥機部、ならびにバンド型乾燥
    機部から成る製茶乾燥機であって、 A.前記流動層乾燥機部が、 一対の無端チェーン、該チェーンの間に渡設される一連
    の多孔板、および前記チェーンを駆動する駆動手段から
    成るキャタピラ式コンベヤ手段と、前記多孔板上に供給
    された被乾燥物をその上で浮遊させ、乾燥させるため
    に、前記多孔板の下から熱風を供給する熱風供給手段
    と、から成り、 前記多孔板の、少なくとも外側面には、前記多孔板上の
    被乾燥物を多孔板と共に移動させるための突起が形成さ
    れ、 B.前記バンド型乾燥機部が、 複数のコンベヤ手段と、 該コンベヤ手段と平行に熱風を供給する熱風供給手段
    と、から成る、ところの製茶乾燥機。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の製茶乾燥機であって、 前記流動層乾燥機部のコンベヤ手段の前記多孔板の貫通
    孔が板全体に形成される、ところの製茶乾燥機。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の製茶乾燥機で
    あって、 前記バンド型乾燥機部から排気される熱風の少なくとも
    一部を前記流動層乾燥機部の熱風供給手段に供給する手
    段をさらに有する、ところの製茶乾燥機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の製茶乾燥機であって、 前記多孔板の突起が内側面にも形成され、 前記被乾燥物を前記コンベヤ手段の終端前に落下させる
    ために、前記多孔板が前記一対のチェーンのそれぞれに
    軸支される、ところの流動層乾燥機。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の製茶乾燥機であって、 前記多孔板の突起が、多孔板移動方向と垂直の両端で、
    かつ上下対称に形成される、ところの製茶乾燥機。
  10. 【請求項10】 請求項5に記載の製茶乾燥機であっ
    て、 前記製茶乾燥機部から排出された被乾燥物の含水率を非
    接触で検出する手段、および前記検出値を所定値にする
    ために、前記コンベヤ手段の駆動速度、前記流動層乾燥
    機部および前記バンド型乾燥機部の熱風供給手段により
    形成される熱風の温度および風量、ならびに前記製茶乾
    燥機に投入される被乾燥物の量の少なくとも一つを制御
    する制御手段、をさらに有する製茶乾燥機。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の製茶乾燥機であっ
    て、 さらに、非接触で被乾燥物の温度を測定する手段を有す
    る、ところの製茶乾燥機。
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