JPS5828246B2 - ユウキリンノウヤクオフクム テルペンフエノ−ルジユシソセイブツ - Google Patents

ユウキリンノウヤクオフクム テルペンフエノ−ルジユシソセイブツ

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JPS5828246B2
JPS5828246B2 JP49126117A JP12611774A JPS5828246B2 JP S5828246 B2 JPS5828246 B2 JP S5828246B2 JP 49126117 A JP49126117 A JP 49126117A JP 12611774 A JP12611774 A JP 12611774A JP S5828246 B2 JPS5828246 B2 JP S5828246B2
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resin
insecticide
insecticides
insects
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リチヤード ロバーツ ライマン
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Shell Internationale Research Maatschappij BV
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Publication of JPS5828246B2 publication Critical patent/JPS5828246B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/08Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing solids as carriers or diluents
    • A01N25/10Macromolecular compounds

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Pest Control & Pesticides (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、中庭、物置、なや、飼料置場、貯蔵室やその
様な所、植物や土壌における様な通常、空気の自由運動
が起こる場所において害虫を抑制するための、緩慢放出
型有機リン農薬 (pesticides )特に殺虫剤に関する。
この様な状況においては、燻蒸剤型の殺虫剤をも殺虫剤
の殺虫剤としての有効な投薬を達成し維持することが困
難であり、通常殺虫剤適用後すぐにその場所に昆虫が再
蔓延するため、通常有効でない。
この様な場所&東昆虫から保護すべき場所の境域あるい
は内部の1箇所以上の表面に殺虫剤を適用することによ
り、最良に保護される。
急速な再蔓延を防止するためには、長残留期間を有する
殺虫剤を使用することが必要である。
しかし、塩素化炭化水素の様な残留性殺虫剤の使用は最
近、その様な殺虫剤が環境および動物組織内に蓄積する
と主張されるため、きられれている。
種々の有機リン殺虫剤は、高度の昆虫抑制活性を有する
ため良く知られている。
一般的に、この様な殺虫剤は不残留性であり加水分解に
不安定および/あるいは揮発性であって動物体内あるい
は環境内に蓄積せず、そのため環境問題をあまり起こさ
ない。
特に、揮発性β−ハロビニルホスフェート殺虫剤は、閉
鎖場所内であるいは保護すべき物体のすぐ隣りの位置に
置かれた場合に顕著な昆虫抑制活性を示すため、良く知
られている。
これらの揮発性農薬は、動物の生命には無害で昆虫には
有毒な量にて環境に放出される様に組成されることが可
能であって環境問題を起こさないことが必要である。
その上、これらの化合物は動物体内で急速に変形あるい
は破壊されて、体内組織内に蓄積残留物を残さない比較
的無害の物質にする。
しかし、有機リン殺虫剤の固有の有効性を利用すること
は、しばしば困難である。
(a) 多くのものは、空中あるいは土壌内の湿気の
様な水分に敏感で加水分解的に不活性物質に分解する傾
向がある。
(b) 多くのものは、それらが適用される表面に対
して敏感である: (1)いくつかの表面は、水分に対するそれらの反応性
を促進する傾向がある。
(11)いくつかの(特に土壌の)表面はそれらの分解
を引き起こす。
(e) いくつかの表面は、吸収あるいは吸着しテ殺
虫剤の有効性を遮蔽し、そのため昆虫に対して役立たな
くなる。
土壌もまたこの影響を及ぼすことがある。
(d) 家、物置、なや、貯蔵室および飼料置場の中
および周囲および/あるいは動物上のバエの様な飛ぶ昆
虫を抑制する最も有効な殺虫剤のいくつかは、揮発性で
あるのでその殺虫剤が昆虫に対して効力を発するに充分
なだけの長い時間にわたって、保護されるべき場所に殺
虫剤を維持することは非常に困難である。
(e) 殆んどのものは、かなり有毒であり、その殺
虫剤を適用する人あるいは殺虫剤を適用した地域で働く
人々に対する害を避けるために、特別の取扱い技術が要
求される。
これらの欠点を克服してこれらの殺虫剤の固有の有効性
を実現するためには、樹脂母材内に殺虫剤を組込むこと
が知られており、殺虫剤&もこの樹脂母材内から緩やか
に連続的に表面に移り、昆虫を抑制するが人間および温
血動物には無害な量にて、役立つようになる。
この種の典型的な組成物は、アメリカ特許明細書第33
18769号、第3076744号および第32235
13号、およびカナダ特許明細書第701470号およ
び第755683号に記載されている。
概して、この目的に適切な樹脂として+3次の特性を有
するものでなげればならない。
(1)殺虫剤の変質を引き起こすものであってはならな
い。
(2)殺虫剤と物理的に適合するものでなげればならな
い。
即ち、殺虫剤と容易に混合され、樹脂母材全体を通じて
殺虫剤の安定な均一(分子)分散を形成し、この分散系
から殺虫剤がシネレシスによりあるいは圧力を受けて(
例えば組成物が圧迫を受けて)純粋な分離相として自然
的に分離しないものでなげればならない。
(3)水(例えば凝縮水、空中の湿気、洗浄水あるいは
組成物内の水)の影響から殺虫剤を保護するものでなげ
ればならない。
その樹脂から作られた組成物は化学的物理的に湿気に対
して安定でなげればならない。
非多孔性で、疎水性でなげればならない。
その組成物がフィルムあるいは小粒子として適用される
場合にこの水からの保護作用を供給するものでなげれば
ならない。
(4)その樹脂およびその樹脂から作られる組成物は、
これらが適用される表面に関連して安定でなげればなら
ず、またこの表面が及ぼす悪影響から殺虫剤を保護せね
ばならない。
これらは組成物がフィルムあるいは小粒子として適用さ
れる場合に、この保護作用を供給せねばならない。
(5)その樹脂から作られる組成物は、所望の物理的形
状あるいは状態の配合物に配合するのが容易でなげれば
ならない。
その様な組成物は、懸濁液剤、濃厚乳剤、あるいは他の
液体配合物、あるいは粉末、粉剤あるいは他の粉状配合
物として配合されることが可能で、適用される表面上に
所望の形状(フィルム、液体粒子、固体粒子)を与えね
ばならない。
(6)その樹脂から作られる組成物は、殺虫剤がその組
成物の本体からその表面へ(そこで昆虫を抑制するのに
役立つ)その様な抑制を供給するに必要な速さのみで放
出されるように抑制しなげればならない。
組成物が薄いフィルムあるいは小粒子の形であっても、
組成物はこの抑制をなさねばならない。
先行技術の組成物は、(3)、 (4)、(6)の基準
を満たしていないために、フィルムあるいは小粒子とし
て高い面積一体積比を有する形状にて使用される適用に
不適切である。
それらは、組成物が低い面積一体積比を有する形状であ
る場合には、必要な殺虫剤放出速度および殺虫剤を保護
する作用を供給するが、組成物が高い面積一体積比を有
する場合には、殺虫剤をあまりにも急速に放出し殺虫剤
を湿気および/あるいは表面による影響から保護するこ
とができない。
従って、その様な組成物は、閉鎖されていないおよび/
あるいは空気が自由に循環できる場所において昆虫を抑
制するに適切でない。
また、その様な組成物&′!、、作物や他の植物あるい
は土壌に対して(これらにおいて組成物はフィルムある
い&bJ1粒子の形状にて植物上にあるいは土壌上およ
び/あるいは内に位置される)適用するに適切でない。
ある特性を有するテルペンフェノール樹脂量、ある有機
リン農薬特に殺虫剤の有効寿命を延長するための樹脂母
材としてすばらしく優れており、これは樹脂/農薬組成
物がフィルムあるいは小粒子として高い表面積一体積比
を有する形状である場合においてさえも、農薬を有益な
速度にて放出し、また湿気および/あるいは表面による
影響から殺虫剤を保護するということが今や発見された
特に、これらの殺虫剤の混合物が、そして単一の化合物
もまた、本発明において意図されているから、ここで使
用される「殺虫剤」という語は明らかにされる殺虫剤の
混合物を含み、そして個々の殺虫剤をもまた含む。
本発明において意図される有機リン農薬は、次式の有機
ホスフェートおよびそれらの硫黄類似物を含む。
(式中、各々のRは同一あるいは異ってもよいが炭素原
子1〜10望ましくは1〜4のアルキル基を示し、Xは
酸素、あるいは硫黄を示し、Yは水素、塩素あるいは臭
素を示し、2は水素あるいは炭素原子1〜4のアルキル
基を示し、halは塩素あるいは臭素を示し、nは2あ
るいは3である。
)本発明の配合物の典型的で模範的な化合物を本明細書
において以後説明する。
本発明にとって、あるクラスの有機リン殺虫剤は特別な
興味を持てるものである。
活性、揮発性および加水分解安定性は、クラスによりま
た化合物によっても異なる。
本発明において、いくつかの有機リン殺虫剤は本発明に
従う樹脂を用いた配合物とすることにより、それらの残
留活性がより延長されるという点において、より好都合
に感応し、他のものより長い有効寿命を示す。
いずれのクラスあるいはその一員の残留活性もその様な
樹脂との配合物にすることにより決して減少させられる
ことはなく、多くの場合、残留活性はかなり高められる
すべての場合において、殺虫剤は悪影響をおよぼす湿気
および/あるいは表面から保護され、それを供給する取
扱いが安全である。
特別な興味の持てるクラスの有機リン殺虫剤は次のよう
なものである。
(a) クラスに)の化合物の具体例 〇−〔2−クロロ−1−(2・5−ジクロロフェニル)
ビニル〕 0−O−ジエチルホスホロチオエートおよび対応するジ
メチルエステル; 2−クロロ−1−(2・4・5−トリクロロフェニル)
ビニル ジメチルホスフェートおよび対応するジエチルエステル
; 2−クロロ−1−(2・4−ジクロロフェニル)ビニル ジエチルホスフェートおよび対応するジメチルエステル
: (b) クラス(イ)の化合物の具体例2・2−ジク
ロロビニルジメチルホスフェート; 〇−(2・2−ジクロロビニル)0−0−ジメチルホス
ホロチオエート: 2−クロロビニルジエチルホスフェートおよび 2・2−ジクロロビニルメチルオクチルホスフェート さらに興味あるものとして、 (e) クラス←うの化合物の具体例 1・2−−)フロモー2・2−ジクロロエチルジメチル
ホスフェート; (d) クラス(川の化合物の具体例 2−(α−メチルベンジルオキシカルボニル)−1−メ
チルビニル ジメチルホスフェート; (e) クラス(す)の化合物の具体例2−メトキシ
カルボニル−1−メチルビニルジメチルホスフェート 特に興味あるもの番り本発明に従う組成物において、殺
虫剤が上記に明らかにされたクラス(イ)に従つβ−ハ
ロヒニルジアルキルホスフエート、特にそのサブクラス
においてXが酸素である化合物、を含む組成物である。
その特性のためこのサブクラスのうち最も望ましい化合
物&’3通常DDVPとして知られている、2・2−ジ
クロロビニルジメチルホスフェートである。
また、特に興味あるものは、殺虫剤がクラスに)に従う
化合物、特に各々のRがメチルあるいはエチルであり、
Xが酸素であり、Yが水素であり、nが2あるいは3で
あり、halが塩素であるサブクラスの化合物を含む組
成物である。
本発明に従う母材として意図される樹脂は、少なくとも
100℃の軟化点(リングおよびボール法)を有し、ク
カースキイ(Kucharsky )とサブァリツク(
5afaric )による「非水性溶液の滴定」(T
1trations of Non −aqueous
S olutions )、エルスビーA/ (El
sevier )、1965.216および217頁、
CおよびD法に概説される方法によって測定されたフェ
ノール性ヒドロキシル価が樹脂1ooyあたり少なくと
も0.14当量であるテルペンフェノール樹脂である。
軟化点力120℃より上でありフェノール性ヒドロキシ
ル価が樹脂1001あたり少なくとも0.2当量である
方が望ましい。
それ自体その技術に知られているこれらのテルペンフェ
ノール樹脂は、一般に淡色の硬い熱可塑性の脆い樹脂で
あり、テルペンおよびフェノール、典型的には単環式あ
るいは二環式モノテルペン炭化水素および単環式一価フ
ェノールの縮合樹脂生成物である。
これらは、ここに特別参照されたアメリカ特許明細書第
2343845号に開示され、またカーク−オスマー
(Kirk −Othmer )、「化学技術百科辞典
(Encyclopedia ofChemical
Technology) J 、第1編、第13巻、7
25〜6頁にみられる様に、ジペンテン、α−ビネン、
リモネンの様な種々のテルペンや主にこれらおよび/あ
るいは他の単環式あるいは二環式モノテルペン炭化水素
を含む種々のターペンタイン留分と、フェノール、クレ
ゾール、アルキル化フェノール例えばn−ブチルフェノ
ールやt−ブチルフェノールあるいはプロピルフェノー
ルの様なフェノールとを、硫酸、スルホン酸、塩化アル
ミニウム、三弗化硼素、あるいは三弗化硼素とエエール
や酸やアルコールおよびフェノールとの分子化合物の様
なイオン性あるいは縮合触媒の存在fに、反応させるこ
とにより製造される。
本発明に従う組成物に採用されるこれらのテルペンフェ
ノール樹脂は種々の有機溶媒に可溶であり、炭化水素溶
媒に対して種々の溶解度を有する。
適切なテルペンフェノール樹脂は、テルペンあるいはテ
ルペン混合物5部とフェノール1部を反応させることに
より製造することができる。
また樹脂生成物のヒドロキシル価がフェノール対テルペ
ン比の関数であり、またこの技術の熟練者により容易に
確認されうるように、この比率は所望のヒドロキシル価
を有する樹脂生成物を生ずるように調節されるべきもの
であるということを考慮に入れて、より低い比率をもま
た適用することができる。
特に適切なものは、ニューポートデイヴイジョンオブラ
イヒホールドケミカルズ、インコーポレテイドによるN
I REZoSeries 2000 Re5in
sの商品名で売られるテルペンフェノール樹脂である。
ここにすでに指摘したように、先行技術母材の主な欠点
の1つは、終局の組成物が高い面積一体積比を有するフ
ィルムあるいは小粒子の形で使われる場合に、母材が殺
虫剤をあまりにも急速に放出することである。
この様な組成物においては、組成物の本体からその表面
への殺虫剤の運動は単に拡散によるようであり、またこ
の機構は、殺虫剤が組成物の表面に蓄積しないとすると
面積一体積比が増加するにつれて放出速度が増加するこ
とを予告するであろう。
先行技術の組成物の場合は、殺虫剤が一度表面に達する
と放出が自由になることは明らかである。
もし殺虫剤が揮発性であるなら、殺虫剤は実質的には表
面に出現した速度で気化する。
もし固体であるなら、それは単に表面上に横たわってい
て昆虫が接触することによりあるいは振動あるいは摩擦
の様な何らかの物理力により自由に取り去られる。
しかし、本発明に従う組成物を含むテルペンフェノール
樹脂の場合には、殺虫剤の放出は拡散のみによって制御
されないようであり、拡散のみにより制御される場合よ
りもずっと緩慢である。
この様にDDVPの様な揮発性殺虫剤がその様な樹脂と
混合されると、その混合物内の殺虫剤の蒸気圧は、殺虫
剤の樹脂中単純溶液におけるラウールの法則によって予
期される価よりもずっと低くなる。
樹脂/DDVP混合物の新しい堆積物においても、これ
は比較的低い樹脂/DDVP比のため全く軟いのである
が、DDVPの離散傾向は低く、DDVPが放出するに
つれて堆積物は硬fヒ−しDDVPの離散傾向はさらに
減少する。
明らかに、殺虫剤と樹脂は水素結合により相互作用し、
錯体を形威し、この混合物は組成物の表面の錯体と本体
内部の錯体の間に平衡状態になっている。
この殺虫剤/樹脂組成物が大気あるいは水性媒体にさら
されると、組成物表面の錯体がさらされて反応が起こり
、水素結合が切れて殺虫剤分子が遊離する。
どれらの遊離殺虫剤分子は次に昆虫を抑制するに役立つ
のである。
こうしてこの様な遊離殺虫剤分子は、昆虫と接触するこ
とによりおよび/あるいは殺虫剤が揮発性ならば気化に
より、あるいは殺虫剤が実質的に不揮発性液体あるいは
固体ならば機械的な力(振動あるいはその様なもの)を
受ける結果として、組成物の表面から必然的に失われる
遊離殺虫剤分子が失われることにより、平衡が乱れて組
成物本体内の水素結合が切れて遊離殺虫剤分子が生じ、
この遊離殺虫剤分子は次に拡散によって表面に移動しこ
こで錯体となって平衡を再確立するようである。
上記の様に、遊離殺虫剤分子が組成物の表面で役立つよ
うになる速さは次の3つの要因に依存するようである:
(a)組成物表面における錯体が破壊される速さ:(b
)組成物内部の水素結合が切断される速さ:(C)遊離
殺虫剤分子が組成物の内部から表筒へ拡散する速さ。
表面の錯体が反応する速さは比較的遅いようであり、内
部の錯体の水素結合が切断される速さも同様である。
さらに、テルペンフェノール樹脂母材は硬く高度に粘稠
な有機ガラス体であるから、遊離殺虫剤分子がこの樹脂
内を通って拡散する速さは比較的低い。
これらの3つの要因の結果として、遊離殺虫剤分子が昆
虫を抑制するに役立つようになる速さは、先行技術の組
成物による速さよりもずっと遅い。
従って、本発明の樹脂組成物は、フィルムあるいは小粒
子の形での使用に適しており、一方先行技術の組成物は
適していない。
しかしながら、どの様な理由あるいは機構が含まれるに
せよ、テルペン樹脂組成物は、高い面積一体積比構成を
有する形状(即ちフィルムあるいは小粒子)の場合に、
そして低い面積一体積比を有する形状の場合にもまた、
所望の速さで殺虫剤を放出する。
従って、これらの新した組成物は、先行技術の組成物が
使用されることができない情況下で殺虫剤の有効な利用
を可能にするものである。
先行技術の樹脂組成物の第2の重大な欠点は、それらが
高い表面一体積比を有する形状において殺虫剤を湿気か
ら、そ1−でまた組成物が適用される表面の悪影響から
保護しないという事実である。
これとは対照的に、本発明に従う樹脂組成物はその様な
条件下において殺虫剤を保護する。
この樹脂は容易に有機リン殺虫剤と混ざり合って、実質
的に樹脂中への殺虫剤分子の(錯体としての)均ゴ分散
とみもれる系を形成する。
その樹脂母材自体は水に安定な高度に粘稠な有機ガラス
体である。
この樹脂母材およびこれから製造され殺虫剤を含む組成
物は、疎水性であるため、この組成物は水にぬれず、水
に溶けず、また透湿性でもない。
この樹脂/殺虫剤錯体は湿気および組成物が適用される
表面による影響に比較的安定であるから、これらの樹脂
は高い表面一体積比を有する形状である場合においても
殺虫剤を湿気の悪影響から保護する。
換言すれば、テルペンフェノール樹脂は上記に述べた有
用な樹脂母材としての基準を全て満たす。
この樹脂自体は殺虫剤の変質をひき起こさない。
この樹脂組成物はそれが接触する表面と反応せず、その
様な表面が殺虫剤に対して有する可能性のある悪影響か
ら殺虫剤を保護する。
従って、本発明の組成物は、組成物がフィルムや小粒子
あるいは他の高い面積一体積比を有する形状における場
合であっても有機リン殺虫剤の有効寿命を延長するため
に実際的で有用な組成物としての基準の全てを、満たす
ものである。
本発明に従う組成物は多くの方法により製造配合され、
種々の技術により適用されることが可能である。
これらは次のものとして配合することができる:(1)
水中乳化性あるいは分散性濃厚物、これにおいては組成
物は適切な乳化剤あるいは分散剤に閉じ込められており
、この配合物は任意にはその組成物に適した溶媒を含む
こともできる;(2)有機溶媒あるいは溶媒の混合物を
含む、液体を基礎としたスプレー;(3)エロゾル;(
4)食料あるいはフェロモン(pheromone )
の様な誘引剤を含む餌;(5)粉斉IL粉末あるいは顆
粒。
明らかに、この組成物のみで昆虫を抑匍オるに適用され
ることができ、あるいは組成物に所望の他の一つの材料
あるいは複数の材料を加えたものも使用することができ
る。
本発明に従う組成物は、昆虫が接触するあるいは揮発性
殺虫剤の場合には近くに接近する場所へ組成物を適用す
ることにより昆虫を駆除するために使用することができ
る。
こうしてこの組成物は、ある表面を昆虫による攻撃から
保護するためその表面へ適用することができ、あるいは
保護されるべき地域あるいは空間内に位置するあるいは
境域の表面へ適用することができる。
この組成物は、通常の昆虫害虫類が問題となる貯蔵室や
なや、物置、家屋、およびその類似物の様な建物および
柵に通常関連する木材、金属、布、コンクリート、しつ
(い等々の様な通常の表面に使用することが可能である
この組成物はまた、動物や作物等の上にスプレーしある
いはふりかげることができ、また土壌内あるいは土壌上
に使用することもできる。
さらに、この組成物は、昆虫例えば水中の蚊の幼虫を抑
制するため水に適用することも可能であることが発見さ
れている。
また、本発明により意図される有機リン殺虫剤のいくつ
かは温血動物の胃腸系内の寄生虫を抑制するための有効
な駆虫剤であることが知られているから、本発明に従う
その様な駆虫剤の組成物を、温血動物の寄生虫を抑制す
るのに使用することができ、例えば、家庭内の動物やペ
ットや毛皮あるいは生皮および/あるいは肉が目的で飼
育される動物の様な温血動物の食物および/あるいは飲
用水に組成物を注入して使用することができる。
樹脂/殺虫剤組成物を組成する一つの便利な方法は樹脂
と殺虫剤とを共通の溶媒内に一緒に溶かし、その溶液を
組成物が適用される時まで保存し、あるいは粉末を形成
するために使用するのであればその様な溶液を室内にス
プレーして溶媒を揮発させその結果生ずる粉末あるいは
粉剤を集める方法である。
ある場合には、これらの成分を簡単に混合して組成物を
形成することができ、次に所望の物理的形状に変えるこ
とが可能である。
粉剤として用いる時は、組成物をスフレ−と共に適用し
あるいは粉剤袋に入れて用いることもできる。
粉剤も顆粒も、昆虫が使用することが知られている地域
あるいは通路に置いて餌に使用し、あるいは土壌に住む
昆虫を抑制するために土壌にあるいはその中に適用し、
あるいは水中の昆虫を抑制するために水中に導入し、あ
るいは体内の寄生虫を抑制するために温血動物の食料お
よび/あるいは飲料水中に導入して使用することができ
る。
スプレーするのに有用な溶液は、よく知られる不活性な
農薬用溶媒担体あるいはそれらの混合物のいずれかを使
用して製造されることができる。
その様な担体の例としては、ケロセン、ディーゼル油、
コールタール油の様な中間の粘度と揮発性の石油留分や
他の軽鉱物油蒸留物がある。
動植物油モまた、トルエン、キシレン、ナフタリン、ア
ルキル化ナフタリンの様な炭化水素が使用されうるのと
同様に使用されることができる。
アルコール、ケトン、塩素化炭化水素の様な適当な揮発
性を有する他の有機液体もまた有用である。
有機溶媒の例としては、シクロヘキサノール、シクロヘ
キサノン、アセトン メチルエチルケトン、メチレンク
ロリド、テトラクロロエタン、トリクロロエチレン、ト
リおよびテトラクロロベンゼン力する。
ある場合においては、これらの溶媒の混合物が個々の溶
媒よりも優れていることがみいだされるかも知れない。
一般に、揮発性が比較的高い溶媒を用いることが望まし
いことがみいだされるであろう。
溶媒内の樹脂/殺虫剤組成物の小滴即ち溶液が多孔性の
あるいはあらい表面上に付着させられると、これは流動
性であってその様な表面を浸透することができる。
樹脂/殺虫剤組成物が最も効果的に作用する表面にとど
まる量&釦Jh滴が浸透する深さに依存(おおよそ逆関
係である)する。
浸透度合は溶媒が揮発性であるほど減少する(表面の堆
積物は増加する)傾向にある。
溶液は、スプレーと表面間を通過する間にそして表面内
へ浸透する前に気化していくらかの溶媒を失い小滴の液
体の容積が減少しまた組成物の流動性が減少して、表面
への溶媒の浸透が減少する。
従って、溶媒の揮発性が増加するにつれて表面の堆積物
は多くなる。
この理由から、そして容易に入手できることから、ベン
セン、トルエン、キシレンおよヒ他のアルキルベンゼン
の様な軽い芳香族溶媒は望ましいものの1つである。
勿論、殺虫剤の溶媒でない液体を、いくつかの適用面に
おいて利するため、単独であるいは1つ以上の溶媒およ
び/あるいはここに開示される様な他の補助剤と一諸に
使用することが可能である。
スプレーの製造においては、溶媒を基としていても濃厚
乳剤であっても、展着剤、湿潤剤、乳化剤あるいは分散
剤の様な補助剤を添加することが望ましくまた必要でさ
えあるかも知れない。
使用されうる原料は脂肪酸石鹸、ロジン塩、サポニン、
ゼラチン、カゼイン、長鎖脂肪アルコール、アルキルア
リルスルホネート、長鎖アルキルスルホネート、エチレ
ンオキシド縮合物、長鎖アミンおよびアンモニウム塩、
ホスフェートエステル錯体およびその類似物、の様な非
イオン性、アニオン性あるいはカチオン性であってもよ
い。
典型的な非イオン性生成物は、脂肪族アルコール、アミ
ン、カルボキシル酸とエチレンオキシドとの縮合生成物
を含む。
例としては、ポリオキシエチレンンルビタンモノラウレ
ート、モノオレエート、トリステアレート、トリオレエ
ート;オクチルフェノキシポリエトキシエタノール:オ
レイルアミンエチレンオキシド縮合物がある。
使用されうるアニオン性生成物は、有機ホスフェートエ
ステル錯体の遊離酸:ナトリウムリグノスルホネートや
ナトリウムラウリルスルホネートの様な、ドデシルベン
ゼンスルホン酸、石油スルホネートのナトリウム塩であ
る。
第四アンモニウム化合物例えば、アルキルピリジニウム
ハライドやアルキルアンモニウムハライドの様なカチオ
ン性生成物もまた使用されることができる。
本発明の組成物の樹脂/殺虫剤の重量比は通常は10:
1〜0.3:1の間で変化し、8:1〜1:1の間の比
率が昆虫を抑制するに望ましい。
駆虫剤として使用するには、0.4:1〜1:1の範囲
の樹脂/殺虫剤重量比が適しているとみいだされるであ
ろう。
通常の使用においては、本発明に従う組成物の配合物は
、適用に先だって低くは0.1重量%から高くは実用的
である数値までの殺虫剤含量を含んでもよい。
一般には、この上限は70重量%を越える必要はない。
この樹脂/殺虫剤組成物は、所望の補助剤と共に有機溶
媒中の濃厚物として船積みされて後、濃厚乳剤として使
用されるならば水で希釈され、あるいはスプレーするた
めに望まれるに従って付加的溶媒で希釈される。
濃厚物は通常、有機溶媒28〜53重量%に溶かした4
5〜70重量%の樹脂/殺虫剤組成物を含み、また付加
的に2〜10重量%の乳化剤あるいは分散剤を含む。
この配合物は普通のスプレー装置を用いて適用されるこ
とができる。
殺虫剤が緩慢放出されるため、本発明に従って処理され
た表面は、長期にわたって表面上の昆虫に対して有毒で
あり、この期間は温湿度の様な気象条件に依存して変化
するかも知れない。
本発明に帰せしめることのできる付加的有利点は適用さ
れるべき配合物の安全性に存する。
樹脂は、保護されるべき場所内あるいはその近辺の人あ
るいは動物に危険をおよぼさずに殺虫剤の効果的投薬の
適用を可能にする。
つまり、この組成物は昆虫を効果的に駆動する速さで殺
虫剤を放出するがその速さは遅いので任意の時に人ある
いは動物に接触されうる遊離の殺虫剤量は人あるいは動
物に対して有毒なものではない。
例えば、有毒剤としてDDVPを使用したネズミの急性
皮膚毒性の研究ニより、テルペンフェノール樹脂がDD
VPの皮膚毒性を10分の1に減少することが示された
本発明に従う組成物は、一般に有機リン農薬が抑制する
ことが知られている無を椎害虫類のすべての抑制に効果
的である。
これらの害虫類は一般に昆虫類として言及されるが、昆
虫類、という語は真の意味での昆虫類ではないが通常そ
のように呼ばれる他の無を椎害虫類をも包含する。
よって、本発明の化合物は、・・工、蚊、蛾、ウジ、毛
虫、ゾウ虫科の昆虫、甲虫、ダニ、チーズダニ、クモ、
アブラムシおよびその様なものの抑制に使用されること
ができる。
また、この組成物は、本発明に従って使用されるべきあ
る種の有機リン殺虫剤が抑制することが知られている体
内寄生の寄生虫を抑制するためにも使用されることがで
きる。
もし望むならば、本発明に従う組成物は、染料、7エロ
モン(pheromone )、餌、およびその様なも
のの様な他の成分を含むことも可能である。
有機リン殺虫剤と他の殺虫剤あるいは除草剤のような農
薬との混合物が使用されうる様に、1つ以上の有機リン
殺虫剤の混合物も使用されることができる。
本発明を次の実施例によって説明すると:実施例 ■ メチレンクロリドおよび1・1・1−トリクロロエタン
の混合物中に種々の成分を溶解することによって、エロ
ゾルとして直接適用するに適したDDVP含有組成物を
組成し、こうして混合物を形成して、この混合物を次に
エロゾル容器に入れ炭化水素ガスを用いて圧力をかげ、
次の組成物を得た。
(1) (2) NIREZ@2019、−1;l’=i −ホートデイ
ヴイジョンオブライヒホー ルドケミカルメインコーポレテイド 市販、軟化点(リングおよびボール 法):約122℃:フェノール性ヒ ドロキシル価:100fあたり 0.21当量、分子量約620゜ 55%イソブタン 45%プロパン。
実施例 ■ 次に表示する量の次の成分を混合することにより、散布
餌殺虫剤としての使用に適切な組成物を組成した。
実施例 ■ 実施例■の餌組成物試料50■を開放のペトリ皿に入れ
てこの開放のべ) IJ皿を、100匹のバエを入れた
2 8.31Jツトルの金網かごの中に、24時間を周
期として周期的に置いた。
普通の室内湿度において温度は26.7℃に保った。
バエの食料としてミルクにひたしたパン切れを供給した
死んだバエの数を、表■に掲げる様にかご内に試料を入
れた後、1.3.5および24時間の間隔で数えた。
実施例■ 次の比率の成分を混合することにより、濃厚乳剤として
使用するに適切な組成物を組成した。
実施例 V ベニヤ板のパネル(各々0.37i)に水しつ(いを刷
毛で塗布し周囲の条件下で2日間乾燥させに。
実施例IV−bおよびIV −cの組成物を水で希釈し
てDDVPを1%含む浮濁液を形成した。
各各の試料につき2枚のパネルに、各々のパネルが50
m&DDVP10.093mパネルを含むようにこの浮
濁液をスプレーした。
周囲の実験室の条件の下で乾燥後、このパネルを本摺で
つくった大きな開放の小屋内に置いた。
各々の試料から1組を、パネルが小屋の屋根をおおって
いる木摺を通して直射日光を受けるように置いた。
別の1組を、小屋内の数個のテーブルの下に、パネルが
殆んど直射日光を受げないように置いた。
これらのパネルを1週間毎の間隔をおいてイエバエに対
して試験するため実験室へ戻した。
25匹のイエバエMuscadomestica )を
網かごの中に入れ各々のパネル上に置いて24時間連続
して表面に暴露した。
暴露中、食料として網かどの上にミルクをひたしたパッ
ドを置いた。
暴露期間24時間の終りにバエの死亡数を数え、この試
験を2度くり返して表■の結果を得た。
実施例 ■ 実施例Vと同様にベニヤ板のパネルに水しっくいを塗布
した。
面積232.2ciの2組のポルトランドセメントコン
クリートブロックおよび水しっくいを塗布したパネルに
、実施例IV−bおよび■−dの組成物を水で希釈して
得たDDVP 1%を含む乳濁液をスプレーした。
スプレーした地域は、DDVPを約100■70.09
3m?含んだ。
1日乾燥後このブロックおよびパネル上に、25匹のイ
エバエ(Musca domestica )の入った
網かとを置いた。
食料としてミルクをひたしたパッドをかごの上に置いた
24時間暴露した後かごを移動してバエの死亡数を数え
た。
ブロックとパネルを29〜31℃、相対湿度85〜90
%の小室に保ち、この環境から間隔をおいて移動して、
実施例Vに記載したようにして実験室内で試験した。
この試験結果は表■に記載した。
実施例 ■ 実施例Vと同様にベニヤ板のパネルに水しっくいを塗布
した。
面積232.2crAの2組のポルトランドセメントコ
ンクリート(pcc)ブロックおよび水しっくい(WW
)を塗布したパネルに、下記の種々の有機リン殺虫剤を
水で希釈した乳濁液をスプレーした。
スプレーした地域は殺虫剤を約50穆/ o、o 93
m含んだ。
表■にこの試験の結果を記載した。
表■中に各々の殺虫剤の希釈前の組成を示した。
使用樹脂はNIREZ2019であった。
使用溶剤は、別に示されてなげれば、キシレンであった
乳化剤はGAFACRE−610を用いた。
試験された殺虫剤は次のものであった。
(1) マラチオン、即ち、S−〔1・2−ジ(エト
キシカルボニル)エチルツージメチルホスホロチオロチ
オネート(クラス(ロ))*、市販工業製品、純度は不
明。
(2)ネールド(Na1ed )、即ち、ジメチルト2
−シフロモ−2・2−ジクロロエチルホスフェート(ク
ラス←−))、工業製品、ネールド92%、DDVPo
、5%。
(3)工業用(94%)0−(2・2−ジクロロビニル
)O−0−ジメチルホスホロチオネート(クラス(イ)
)、DDvPl、4%を含む。
(4)メチルパラチオン、即ち、0−O−ジメチル0−
p−ニトロフェニルホスホロチオエート(クラス(7)
)、工業製品、メチルパラチオン80%。
(5) クロルフェンビンホス、即ち、2−クロロ1
−(2・4−ジクロロフェニル)−ビニルジエチルホス
フエート(クラスに))、工業製品、β−およびα−異
性体(10:1の比)95%。
(6) クロトキシホス、即ち、1−メチルベンジル
3−(ジメトキシホスフィニルオキシ)−シス−クロト
ネート(クラス(ホ))、工業製品、クロトキシホス8
5%。
(7)ジクロルボス(DDVP) 、即ち、ジメチル※
※ 2・2−ジクロロビニルホスフェート(クラス(イ
))、工業製品、DDVP96.5%、トリクロルホン
1%。
(8)ジメトエート、即ち、0−0−ジメチル5(N−
メチルカルバモイルメチル)−ホスホロジチオエート(
クラス(へ))、市販工業製品、ジメトエート95%。
(9)モノクロトホス、即ち、シス−3−(ジメトキシ
ホスフィニルオキシ)−N−メチル クロトンアミド(クラス(8)、工業製品、モノクロト
ホス81.8%。
00)メビンホス、即ち、2−メトキシカルボニル−1
−メチルビニルジメチルホスフェート(クラス(す))
、工業製品、メビンホスのα−異性体65.3%。
*前記のクラス区分参照。
実施例 ■ メビンホス、即ち、2−メトキシカルボニル−1−メチ
ルビニルジメチルホスフェートの濃厚乳剤を次の様に製
造した。
PH08DRIX殺虫剤(メビンホスのα異性体63%
)240P、NIREZ[F]2019.360S’お
よびGAFACRE−610,80iを混合物1リツト
ルを形成するに充分量のキシレンと混合した。
この濃厚乳剤(今後式Aと表わす)の1部分を異なる量
の水で希釈し、その結果生じた混合物を、はち植えのワ
タの木にスプレーし次にこのワタの※※木を周囲の条件
下に保った。
その後間隔をおいて葉を取って、ハエの食料を入れた網
でおおったペトリ皿内でイエバエを群がらせた。
24時間の暴露の後、・・工に対する有毒剤の効果が認
められた。
間隔をおいて葉を取りその葉柄を、水を入れたビーカー
内の小さな台の穴に通して置き、その葉にオオタバコガ
の幼虫を群がらせた。
48時間の暴露後この幼虫に対する有毒剤の効果が認め
られた。
比較のため、樹脂を含まないメビンホスの市販濃厚乳剤
配合物(今後式Bとして表わす)を同様にして試験した

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次のクラスの式: (式中、各々のRは同一あるいは異なってもよいが炭素
    原子1〜10のアルキル基を示し、Xは酸素あるいは硫
    黄を示し、Yは水素、塩素あるいは臭素を示し、Zは水
    素あるいは、炭素原子1〜4のアルキル基を示し、ha
    lは塩素あるいは臭素を示し、nは2あるいは3である
    。 )の1つを有する有機リン農薬の農薬有効量と、軟化点
    が少なくとも100℃であり樹脂10ozあたり少なく
    とも0.14当量のフェノール性ヒドロキシル価を有す
    るテルペンフェノール樹脂とを均質混合物の形で含み、
    そして樹脂と農薬との重量比がo、3:1〜10:1の
    範囲内にあることを特徴とする農薬組成物。
JP49126117A 1973-11-05 1974-11-02 ユウキリンノウヤクオフクム テルペンフエノ−ルジユシソセイブツ Expired JPS5828246B2 (ja)

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