JPS5828215B2 - テイユウテンガラスソセイブツ - Google Patents
テイユウテンガラスソセイブツInfo
- Publication number
- JPS5828215B2 JPS5828215B2 JP5575175A JP5575175A JPS5828215B2 JP S5828215 B2 JPS5828215 B2 JP S5828215B2 JP 5575175 A JP5575175 A JP 5575175A JP 5575175 A JP5575175 A JP 5575175A JP S5828215 B2 JPS5828215 B2 JP S5828215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- temperature
- less
- tengaraso
- teiyu
- Prior art date
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- Expired
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- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
、本発明はガラス、セラ□ツ 等の無機固体または鉄な
どの金属体に、低温で焼成塗布あるいは封着できるガラ
ス組成物を製造するためになされた。
どの金属体に、低温で焼成塗布あるいは封着できるガラ
ス組成物を製造するためになされた。
従来、上記のような目的のために用いられるものとして
、 (1) ホウケイ酸ガラス(ホーロー用フリット)が
ある。
、 (1) ホウケイ酸ガラス(ホーロー用フリット)が
ある。
このものは耐候性が良いが、焼成温度が高く(大体75
0℃以上)、ガラスや薄物鉄板への応用は不向であった
。
0℃以上)、ガラスや薄物鉄板への応用は不向であった
。
すなわち、焼成中にガラスや、薄物鉄板が熱変形するの
である。
である。
(2)低融点フリットがある。
これは、大抵鉛、カドミウムの酸化物、あるいはフッ化
物を含んでi−b、毒性、公害の点から使用できなくな
った。
物を含んでi−b、毒性、公害の点から使用できなくな
った。
(3) 封着用ガラスがある。
このものは公害関連物質を含んだり、タリウム、銀など
の酸化物を含むものど高価過ぎる。
の酸化物を含むものど高価過ぎる。
本発明は以上のような従来例の欠点の改良された低融点
の結晶化ガラスを提供する目的でなされた。
の結晶化ガラスを提供する目的でなされた。
しかして本発明に係るガラスは、重量幅(以下幅と略す
)で表した組成が Na2O:3以上〜6以下 ZnO:20以上〜55以下 B2O3:6以上〜20未満 P2O5二20を超える量〜65以下 であるガラスからなる点に特徴を有する。
)で表した組成が Na2O:3以上〜6以下 ZnO:20以上〜55以下 B2O3:6以上〜20未満 P2O5二20を超える量〜65以下 であるガラスからなる点に特徴を有する。
以上の範囲の組成にi−mで、たとえばNa2Oが3係
未満では焼成温度が高くなるか、または結晶化が著るし
くなるために流動性が乏しくなり、6係を超えると結晶
化しにくくなり、隠蔽力が低下したり、膨張率が太きく
なり過ぎる。
未満では焼成温度が高くなるか、または結晶化が著るし
くなるために流動性が乏しくなり、6係を超えると結晶
化しにくくなり、隠蔽力が低下したり、膨張率が太きく
なり過ぎる。
ZnOが20qb未満ではガラスの耐水性が極端に悪く
なる。
なる。
55係を超えるとガラス化しないかまたはガラス化した
としても再加熱した場合の結晶化が著るしくなり実用
でなくなる。
としても再加熱した場合の結晶化が著るしくなり実用
でなくなる。
B2O3が6係未満ではガラスの表面平滑性が悪くなり
、一方20%以上となると軟化点が高くなり過ぎる。
、一方20%以上となると軟化点が高くなり過ぎる。
またP2O5が20’Z以下になるとガラス化しにくく
なり、65係を超えると耐水性が悪くなる。
なり、65係を超えると耐水性が悪くなる。
以上の組成のガラスを得るための原料としては上記の酸
化物を威す元素を含み、焼成により上記ガラス配合中の
酸化物になるような化合物であれば、原則的に使用可能
である。
化物を威す元素を含み、焼成により上記ガラス配合中の
酸化物になるような化合物であれば、原則的に使用可能
である。
たとえば炭酸ソーダ、リン酸ソーダ(正リン酸塩、縮合
リン酸塩)、硝酸ソーダ、ホウ酸ソーダ(メタホウ酸塩
を含む)、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、炭酸亜鉛、リン酸亜
鉛(正リン酸亜鉛、縮合リン酸塩)、ホウ酸亜鉛、リン
酸、リン酸アンモニウム、ホウ酸などが用すられる。
リン酸塩)、硝酸ソーダ、ホウ酸ソーダ(メタホウ酸塩
を含む)、酸化亜鉛、水酸化亜鉛、炭酸亜鉛、リン酸亜
鉛(正リン酸亜鉛、縮合リン酸塩)、ホウ酸亜鉛、リン
酸、リン酸アンモニウム、ホウ酸などが用すられる。
以上の各原料を用いて目的のガラスを得るには以下のよ
うにする。
うにする。
(イ)常温で、要すれば加熱して充分粉砕混合する。
勿論粉砕混合せずにガラス熔融を行わせてもよい。
(ロ)上記混合物を炉中で加熱焼成して熔融ガラス化せ
しめる。
しめる。
(ハ)ガラス熔融の最終段階では800〜1300℃で
1〜4時間熔融させる。
1〜4時間熔融させる。
必要があれば途中で攪拌する。
に)なか、ガラス熔融に際して、要すれば前焼成を行っ
てもよい。
てもよい。
たとえばリン酸、炭酸ソーダ、ホウ酸、酸化亜鉛を用い
た場合、1ず常温で原料を充分に混合反応させる。
た場合、1ず常温で原料を充分に混合反応させる。
この際要すれば加熱する。
つぎに150〜500℃で、1〜3時間反応させつつ脱
水する。
水する。
このようにして固形物を得る。
つぎに粉砕する。つぎに(ハ)のガラス熔融を行うので
ある。
ある。
このようにすればガラス熔融時に脱水、脱炭酸ガスがほ
とんど起らないためにルツボ中よりふきこぼれなどが起
らず安全かつ好都合である。
とんど起らないためにルツボ中よりふきこぼれなどが起
らず安全かつ好都合である。
(ホ)以上の他、原料として第1リン酸ソーダ、第1リ
ン酸亜鉛、炭酸亜鉛、リン酸アンモニウムなどの水を含
むものや、炭酸塩、アンモニウム塩を用いた場合は、熔
融する前に上記に)の前焼成を行うのが好ましい。
ン酸亜鉛、炭酸亜鉛、リン酸アンモニウムなどの水を含
むものや、炭酸塩、アンモニウム塩を用いた場合は、熔
融する前に上記に)の前焼成を行うのが好ましい。
(へ)熔融したガラスは水中に投じて急冷するか、厚い
鉄板の上に流して急冷する。
鉄板の上に流して急冷する。
(ト)得られたガラスはポットミル、振動ミル、ライカ
イ機などで微粉砕し、乾式施釉の場合は、顔料と混合し
、湿式施釉の場合は常法に従い、必要に応シて顔料、カ
ルボキシルメチルセルロース、アラビアゴムなどの添加
物を加え、水系のスリップにして施釉し、要すれば乾燥
した後、焼成する。
イ機などで微粉砕し、乾式施釉の場合は、顔料と混合し
、湿式施釉の場合は常法に従い、必要に応シて顔料、カ
ルボキシルメチルセルロース、アラビアゴムなどの添加
物を加え、水系のスリップにして施釉し、要すれば乾燥
した後、焼成する。
焼成温度はガラス組成によって異るがはg軟化温度より
150〜200’C高い温度が適当である。
150〜200’C高い温度が適当である。
(ホ)以上の組成物製造操作は限定的なものではなく、
上記例示以外の操作、あるいは他の附随的操作、補助的
操作を含んでもよい。
上記例示以外の操作、あるいは他の附随的操作、補助的
操作を含んでもよい。
たとえばガラスの上にコーティングする場合は徐冷を原
則にし、最高温度550〜600℃で3分〜10分程度
保持するように考慮すべきである。
則にし、最高温度550〜600℃で3分〜10分程度
保持するように考慮すべきである。
あるいはフリット粉末の塗装に当っては流動浸漬法を採
用してもよい。
用してもよい。
その場合、コーティングすべき下地材を予めフリットの
軟化点以上の温度に予熱する必要があり、またフリット
も軟化点よりやX低い温度1で予熱して卦くと都合がよ
い。
軟化点以上の温度に予熱する必要があり、またフリット
も軟化点よりやX低い温度1で予熱して卦くと都合がよ
い。
以上本発明による組成物は焼成温度が低いため焼成コス
トが安く、ガラスや薄い鉄板のような耐熱性の低いもの
にも適用ができるものである。
トが安く、ガラスや薄い鉄板のような耐熱性の低いもの
にも適用ができるものである。
さらにガラスまたは鉄板と熱膨張率が近似しているので
密着性がよい。
密着性がよい。
さらに耐水性に訃いてもすぐれている。
実施例
(1)第1表のような配合により原料配合を行った。
なあ・、単位は重量部である。
*
重リン酸亜鉛はほぼZn(H2PO4)2・2H20の
組成をもつものである。
組成をもつものである。
第1A表(数値は係)
(1)以上の原料配合物を150〜200℃で3時間加
熱乾燥させた。
熱乾燥させた。
つぎに粗粉砕し、1000〜1200℃で70分清澄さ
せた。
せた。
得られたガラスは厚い鉄板の上に流し、急冷した後ポッ
ト□ルで粉砕し、100メツシユ全通にした。
ト□ルで粉砕し、100メツシユ全通にした。
得られたガラスの物性は第2表のようであった。
な釦、物性測定方法は以下の通りである。
■ 熱膨張率ふ・よび軟化温度
径約3朋、長さ約30m、の棒状ガラスを試料料とし昇
温速度約20℃で膨張を変位計により測定した。
温速度約20℃で膨張を変位計により測定した。
軟化温度は、ガラスが膨張から変形による収縮に変る点
を記録紙から読み取った。
を記録紙から読み取った。
■ 煮沸減量
*
ガラスの粒度を33メツシユ〜60メツシユに揃え、3
グを精秤し、300ccのナスフラスコに50αの熱水
と共に入れ、環流しつつ60分間煮沸する。
グを精秤し、300ccのナスフラスコに50αの熱水
と共に入れ、環流しつつ60分間煮沸する。
煮沸した試料はIG3のガラスフィルターでろ過し、煮
沸前厄の重量を秤量することにより煮沸減量を求め、煮
沸前の重量に対する百分率で表わした。
沸前厄の重量を秤量することにより煮沸減量を求め、煮
沸前の重量に対する百分率で表わした。
卸 ガラス釦よび鉄板へのコーティング方法およびその
結果 上記の方法で作成したガラス粉末を2%のメチルセルロ
ースを含む1係ホウ酸ソーダ水溶液に分散させ、スリッ
プ化して、スプレー法により、ガラス器物釦よび鉄板へ
塗装した。
結果 上記の方法で作成したガラス粉末を2%のメチルセルロ
ースを含む1係ホウ酸ソーダ水溶液に分散させ、スリッ
プ化して、スプレー法により、ガラス器物釦よび鉄板へ
塗装した。
乾燥後第3表に示す焼成条件で焼成した結果、得られた
ものの性能を第3表に1とめて示した。
ものの性能を第3表に1とめて示した。
☆焼成条件:徐熱徐冷し、第3表に示した温度が最高温
度になるように焼成した。
度になるように焼成した。
☆性 能
・熱衝撃ナス) : 10crrIX10cmの試料を
所定温度に保った乾燥器に入れ30分間放置後常温の冷
水に投入し、クラックおよび・・クリの有無をチェック
した。
所定温度に保った乾燥器に入れ30分間放置後常温の冷
水に投入し、クラックおよび・・クリの有無をチェック
した。
試料に異常の生じない最高温度で表示した。
・煮沸ナス) : 10cmX 10cmの試料を沸と
う水中に5時間浸漬したのち外観の変化をチェックした
。
う水中に5時間浸漬したのち外観の変化をチェックした
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量幅で示される組成が、 Na2O=3以上〜6以下 ZnO:20以上〜55以下 B2o3 :6以上〜20未満 P2O5:20を超える量〜65以下 であることを特徴とする低融点ガラス組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5575175A JPS5828215B2 (ja) | 1975-05-08 | 1975-05-08 | テイユウテンガラスソセイブツ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5575175A JPS5828215B2 (ja) | 1975-05-08 | 1975-05-08 | テイユウテンガラスソセイブツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51130415A JPS51130415A (en) | 1976-11-12 |
JPS5828215B2 true JPS5828215B2 (ja) | 1983-06-14 |
Family
ID=13007547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5575175A Expired JPS5828215B2 (ja) | 1975-05-08 | 1975-05-08 | テイユウテンガラスソセイブツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5828215B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6809049B2 (en) | 2000-05-25 | 2004-10-26 | Noritake Co., Ltd. | Glass compositions and glass forming materials comprising said compositions |
-
1975
- 1975-05-08 JP JP5575175A patent/JPS5828215B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51130415A (en) | 1976-11-12 |
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