JPS5827997Y2 - 気密型貯蔵体の液体シ−ルゲ−ト構造 - Google Patents

気密型貯蔵体の液体シ−ルゲ−ト構造

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Publication number
JPS5827997Y2
JPS5827997Y2 JP1978158929U JP15892978U JPS5827997Y2 JP S5827997 Y2 JPS5827997 Y2 JP S5827997Y2 JP 1978158929 U JP1978158929 U JP 1978158929U JP 15892978 U JP15892978 U JP 15892978U JP S5827997 Y2 JPS5827997 Y2 JP S5827997Y2
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JP
Japan
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gate
liquid
seal
tank
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978158929U
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English (en)
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JPS5574693U (ja
Inventor
雅俊 的場
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社新潟鐵工所 filed Critical 株式会社新潟鐵工所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、気密型貯蔵体例えば舗装用アスファルト合材
を貯蔵するホットミックスサイロの液体シールゲート構
造に関するものである。
周知の如く、舗装用アスファルト合材をサイロ等で長時
間(24時間以上)貯蔵する場合には、アスファルトが
空気に触れて酸化劣化を、起さないように、サイロ内の
空気を追い出して不活性ガスを封入するか、あるいはサ
イロ内の空気を還元(脱酸素)する等の方法がとられて
いる。
このように外気と遮断しなければならないものを貯蔵す
るには、サイロ本体は勿論のこと排出ゲー1へも気密構
造にする必要がある。
サイロ本体の排出ゲートは、一般に開閉する機会が多い
ことから、気密構造にすることが非常に難しく、これま
でにも種々の液体シールゲート構造が提案されている。
通常シールゲートを開く前に液体をゲートから別のタン
クに移送して除去し、また閉じた後タンクの液をシール
状態に満す操作が必要である。
上記操作は従来タンクを上下する機構又はポンプを使用
する方法その他によって液体に正負の圧力を加える等し
て液体を移動し、その後ゲートの開閉を行なう2つの操
作を必要とした。
このため、構造が複雑になったり、開閉操作が面倒にな
ったり、あるいはシール用液体が貯蔵物と接触して該貯
蔵物を変質させたりする等実用上の問題が有った。
本考案は上記の事情に鑑み、構造が簡単で操作が容易に
行なえ、しかもシール用液体が貯蔵物と接触しない液体
シールゲート構造を提供することを目的とするもので、
その要旨ば液体タンクをゲートに固定し、その位置、容
量、形状をゲートが閉の状態で、サイロ本体の開口レベ
ル以上にシール液をゲートに満たすようにし、さらにゲ
ートが開の状態でこの液をすべてタンクに収容させるよ
うにしたもので、ゲート開閉用の駆動力の他に液体の移
動用の駆動源を不要とした液体シールゲーI・構造にあ
る。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本考案の縦断面図を示しており、図中1はサイ
ロ本体であって、その内部に舗装用アスファルト合材が
収容されており、その下端部1aは円錐状に紋られ、そ
してこの下端部1aにサイロ本体1の下端開口面2を覆
う排出ゲート3が揺動可能に取り付けられている。
この排出ゲート3は、サイロ本体1の下端部1a側壁面
にピン4を介して枢着された略三角形状の左右側板3a
、3bと、これら左右側板3 a 、3 b間に設けら
れたゲート板3Cとから構成されており、ゲート板3C
の後縁部底面所要個所に空圧シリンダまたは油圧シリン
ダ5のピストン軸6の先端部のヨーク7が枢着され、該
空圧シリンダまたは油圧シリンダ5の作動時にピン4を
支点として第1図示す矢印a方向に揺動して、サイロ本
体1の下端開口面2を開口するようになっている。
なおゲート板3Cの上面とサイロ本体1の下端開口面2
との間には若干の隙間すが形成されていて、排出ゲート
3がサイロ本体1に接触することなく円滑に揺動し得る
ようになっている。
そして前記排出ゲート3は、サイロ本体1の下端部1a
に溶接等の手段で側蓋されたシールボックス8によって
囲繞されている。
このシールボックス8は、気密状に構成されその空間部
8aが前記排出ゲート3の揺動を許容する大きさに設定
され、またその上壁面に前記ピストン軸6が貫通する孔
9が形成されていて、そしてこの孔9が気密性ジャバラ
10により外気が侵入しないように密閉され、さらに前
記サイロ本体1の下端開口面2と対向する下端部位置に
開口部11が形成されていて、この開口部11がシール
ボックス8に揺動可能に取り付けられたシールゲート1
2により密閉されるようになっている。
シールゲート12は、シールボックス8の側壁面にピン
13を介して枢着された略三角形状の左右側板14゜1
5と、これら左右側板14.15間に設けた横断面円弧
状のゲート板16とから構成されており、ゲート板16
の後縁部底面所要個所に空圧シリンダまたは油圧シリン
ダ17のピストン軸18の先端部のヨーク19が枢着さ
れ、該空圧シリンダまたは油圧シリンダ17の動作時に
ピン13を支点として第1図に示す矢印C方向に揺動し
て、前記シールボックス8の開口部11を開口するよう
になっている。
また前記シールゲート12のゲート板16の後縁部には
該縁部に沿って立上り板20が連設されていて、この立
上り板20とゲート板16と左右側板14.15とで前
記シールボックス8の開口部11を密閉するためのシー
ル用液体21の液溜部22が形成されている。
さらに前記シールゲート12のゲート板16の前縁部底
面には該縁部に沿ってタンク23が設けられていて、シ
ールゲート12がピン13を支点として第1図矢印C方
向に揺動したとき、ゲート板16の前縁部に形成した孔
24がら前記シール用液体21が流入するようになって
いる。
またさらに前記シールゲート12のゲート板16の中央
部底面には電気ヒータ等の面状発熱体25が貼着されて
いて、該面状発熱体25により前記シール用液体21を
加熱して前記シールボックス8内を温めて前記サイロ本
体1内の舗装用アスファルト合材が硬くなるのを防止し
前記排出ゲート3の揺動が重くならないようにする。
なお図中26は前記タンク23に設けたエアーベントで
ある。
次に上記装置の開閉動作について説明する。
まず第1図に示す状態では、シールボックス8の開口部
11がシールゲート12の液溜部22内のシール用液体
21中に浸漬されていて、シールボックス8の空間部8
aが密閉されている。
このためサイロ本体1の下端開口面2と排出ゲート3と
の間の隙間すからは外気が侵入する惧れかない。
次にこの状態からサイロ本体1の下端開口面2を開口す
るには、空圧シリンダまたは油圧シリンダ17を作動し
てシールゲート12をピン13を支点として矢印C方向
に揺動させる。
するとシールゲート12の揺動に伴なって、液溜部22
内のシール用液体21が孔24からタンク23内に流入
して液溜部22内は空になり、シールボックス8の開口
部11が開口される。
なおシール用液体21がタンク23内に流入するとき、
タンク23内の空気はエアーベンド26を介して外部に
排出されるから、シール用液体21の流入が円滑に行な
われる。
次いで空圧シリンダまたは油圧シリンダ5を作動して排
出ゲート3をピン4を支点として矢印a方向に揺動させ
る。
すると第3図に示すようにサイロ本体1の下端開口面2
が開口される。
この状態でサイロ本体1内がら舗装用アスファルト合材
Aが排出されることになる。
ま□た閉じる時には、開く時と逆に先ず排出ゲート3を
閉じ、次いでシールゲート12を閉じる。
シールゲート12を閉じることにより、タンク23内の
シール用液体は液溜部22に移行し、シールボックス8
の開口部11は密閉される。
なお上記実施例において、シールゲート12が揺動して
全開位置に達したとき、これをリミットスイツ千等で検
出して空圧シリンダまたは油圧シリンダ5を作動させる
よう、電気的にインターロックすることも可能である。
また排出ゲート3とシールゲート12とをリンク機構を
用いて連動し得るようにして、1つの動力源で調時に作
動させることも可能である。
また上記実施例においてシール用液体21として熱媒体
油を使用すれば、より効果的にシールボックス8内を加
温することができて、サイロ本体1内の舗装用アスファ
ルト合材が硬くならないように保持され、さらに排出ゲ
ート3の揺動を軽くすることが可能となる。
以上の実施例では、舗装用アスファルト合材を貯蔵する
サイロに本考案の液体シールゲート構造を適用した場合
について説明しているが、これに限定されるものでなく
、舗装用アスファルト合材以外のものを貯蔵するサイロ
にも適用し得ることは勿論である。
以上説明したように本考案の液体シールゲート構造によ
れば、気密型貯蔵体(サイロ本体)の排出ゲートを気密
的に囲繞するシールボックスと、このシールボックスに
揺動可能に取付けられてシールボックスの開口部を液溜
部内のシール用液体で密閉するシールゲートと、このシ
ールゲートに取付けられ、前記シール用液体を収容する
タンクとを具備してなり、前記シールゲートを揺動して
前記シールボックスの開口部を開口するとき、前記シー
ルゲートの液溜部内のシール用液体はタンク内に収容さ
れ、前記シールゲートを揺動して、前記シールボックス
の開口部を閉じるときにはタンク内に収容されたシール
用液体はシールゲートの液溜部内に移るように構成され
ているから、構造が非常に簡単で、また開閉操作も排出
ゲートおよびシールゲ=)を揺動するだけで済み容易に
行なえ、しかもシール用液体が貯蔵物と接触する惧れも
なく、シール用液体が汚染されたり、貯蔵物が変質する
ようなこともない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は縦断側
面図、第2図は縦断正面図、第3図は使用状態を示す縦
断側面図である。 1・・・・・・サイロ本体(気密型貯蔵体)、3・・・
・・・排出ゲート、8・・・・・・シールボックス、1
1・・・・・・開口部、12・・・・・・シールゲート
、13・・・・・・ピン、16・・・・・・ゲイト板、
21・・・・・・シール用液体、22・・・・・・液溜
部、23・・・・・・タンク、24・・・・・・孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気密型貯蔵体の排出ゲートが開閉自在となるように上記
    排出ゲートを気密的に囲繞して取付けられたシールボッ
    クスと、このシールボックスの開口部に設けられ支点を
    中心として揺動し、下部の円弧状の断面を有するゲート
    板によって上記開口部を開閉し、かつ閉した時上記ゲー
    ト板の一方の縁側上部が上記開口部をシールする液の液
    溜部となるシールゲートと、上記ゲート板の他方の縁側
    下面に上記ゲート板に一体に取付けられたタンクと、こ
    のタンクの上部の上記ゲート板に穿設され、上記シール
    ゲートが閉じた時、タンク内の液が上記液溜部に流出し
    、シールゲートを開いた時上記液溜部の液が上記タンク
    内に流入する孔とを具備してなる気密型貯蔵体の液体シ
    ールゲート構造。
JP1978158929U 1978-11-18 1978-11-18 気密型貯蔵体の液体シ−ルゲ−ト構造 Expired JPS5827997Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978158929U JPS5827997Y2 (ja) 1978-11-18 1978-11-18 気密型貯蔵体の液体シ−ルゲ−ト構造

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JP1978158929U JPS5827997Y2 (ja) 1978-11-18 1978-11-18 気密型貯蔵体の液体シ−ルゲ−ト構造

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Publication Number Publication Date
JPS5574693U JPS5574693U (ja) 1980-05-22
JPS5827997Y2 true JPS5827997Y2 (ja) 1983-06-17

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ID=29151258

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JP1978158929U Expired JPS5827997Y2 (ja) 1978-11-18 1978-11-18 気密型貯蔵体の液体シ−ルゲ−ト構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215608A (en) * 1975-07-24 1977-02-05 Fuji Mfg Co Ltd Absorbtive screening apparatus for fiber molded article

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5215608A (en) * 1975-07-24 1977-02-05 Fuji Mfg Co Ltd Absorbtive screening apparatus for fiber molded article

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