JPS6356108B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6356108B2 JPS6356108B2 JP55016182A JP1618280A JPS6356108B2 JP S6356108 B2 JPS6356108 B2 JP S6356108B2 JP 55016182 A JP55016182 A JP 55016182A JP 1618280 A JP1618280 A JP 1618280A JP S6356108 B2 JPS6356108 B2 JP S6356108B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hopper
- rotating plates
- discharge port
- material discharge
- storage chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 28
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 19
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えばホツパー車に用いて好適なホ
ツパーに関するものである。
ツパーに関するものである。
従来のホツパー車としては、第1図に示すよう
な断面形状のものが知られている。このホツパー
車1は、本体2の底壁2aを三角形状に予め突出
させておき、内部に収容した材料3の荷下ろし時
に両側の開閉蓋4,5を開放すれば、底壁2aの
傾斜面6に沿つて材料3が排出口7,8へと下降
するようになつている。しかしながら、この方式
では、傾斜面を予め底壁2aに形成し、材料3の
すべり角を利用して荷下ろしを行う関係から、底
壁2aの下方の空間9がデツドスペースとなり、
その分だけ容積効率が悪く、材料の収容量が少な
くなる。しかも底壁2aが突出している為に、材
料収容状態でのホツパー車1の重心が高くならざ
るを得ず、従つてホツパー車1の走行安定性にも
悪影響を与える虞れがある。
な断面形状のものが知られている。このホツパー
車1は、本体2の底壁2aを三角形状に予め突出
させておき、内部に収容した材料3の荷下ろし時
に両側の開閉蓋4,5を開放すれば、底壁2aの
傾斜面6に沿つて材料3が排出口7,8へと下降
するようになつている。しかしながら、この方式
では、傾斜面を予め底壁2aに形成し、材料3の
すべり角を利用して荷下ろしを行う関係から、底
壁2aの下方の空間9がデツドスペースとなり、
その分だけ容積効率が悪く、材料の収容量が少な
くなる。しかも底壁2aが突出している為に、材
料収容状態でのホツパー車1の重心が高くならざ
るを得ず、従つてホツパー車1の走行安定性にも
悪影響を与える虞れがある。
本発明は、こうした欠陥を是正すべくなされた
ものであつて、ホツパー本体の底壁の中央部分を
上方へ持上げ可能に構成し、この持上げによつて
底壁の中央部分を上方へ突出した形状として、そ
の傾斜面に沿つてホツパー本体内の材料を下降さ
せて排出し得るように構成したホツパーに係るも
のである。このように構成すれば、デツドスペー
スを減少させて収容量を多くできる上に安定走行
性が向上し、また材料の排出操作も容易となる。
ものであつて、ホツパー本体の底壁の中央部分を
上方へ持上げ可能に構成し、この持上げによつて
底壁の中央部分を上方へ突出した形状として、そ
の傾斜面に沿つてホツパー本体内の材料を下降さ
せて排出し得るように構成したホツパーに係るも
のである。このように構成すれば、デツドスペー
スを減少させて収容量を多くできる上に安定走行
性が向上し、また材料の排出操作も容易となる。
以下、本発明の実施例を第2図〜第5図を参照
して説明する。
して説明する。
第2図及び第3図に示すように、ホツパー本体
12の底壁は、下方へ収縮する逆台形状に屈曲し
た横断面を有している。そしてこのホツパー本体
12の両側壁には、その下部に、収容材料13を
排出する為の開閉蓋14,15が夫々設けられて
いる。
12の底壁は、下方へ収縮する逆台形状に屈曲し
た横断面を有している。そしてこのホツパー本体
12の両側壁には、その下部に、収容材料13を
排出する為の開閉蓋14,15が夫々設けられて
いる。
一方、ホツパー本体12の内部収容室には、上
記開閉蓋14,15が設けられた収容物排出口の
下端部、即ち、各側壁と底壁との間の結合部に一
対の回動板31,32が設けられている。これら
の回動板31,32は、回動支点33,34を中
心にして、第3図に仮想線で示すように、上下方
向に回動可能に枢支されている。
記開閉蓋14,15が設けられた収容物排出口の
下端部、即ち、各側壁と底壁との間の結合部に一
対の回動板31,32が設けられている。これら
の回動板31,32は、回動支点33,34を中
心にして、第3図に仮想線で示すように、上下方
向に回動可能に枢支されている。
これらの一対の回動板31,32の間には、そ
の対向する先端縁を連結してゴム膜30が設けら
れている。一方、図示は省略したが、回動板3
1,32の前後端には可撓性の膜が固着されてお
り、これらによつて、回動板31,32の下部空
間が、収容室から気密に分離された密閉空間とな
るように構成されている。
の対向する先端縁を連結してゴム膜30が設けら
れている。一方、図示は省略したが、回動板3
1,32の前後端には可撓性の膜が固着されてお
り、これらによつて、回動板31,32の下部空
間が、収容室から気密に分離された密閉空間とな
るように構成されている。
ホツパー本体12に材料13を収容するときに
は、第2図及び第3図に実線で示すように、回動
板31,32を下方へ回動させて収容室の容積を
拡大する。一方、材料13の排出を行うには、開
閉蓋14,15を開放し、底壁に設けた空気圧入
口(図示せず)から回動板下部の密閉空間に空気
を圧入する。すると。回動板31,32は仮想線
の如く加圧されて上方へ回動し、さらに中央のゴ
ム膜30が上方へ弾性変形して丘状に盛上る。こ
の結果、ゴム膜30及び回動板31,32によつ
て傾斜面16が形成され、この傾斜面上を材料1
3が排出口側へスムーズに流動することになる。
は、第2図及び第3図に実線で示すように、回動
板31,32を下方へ回動させて収容室の容積を
拡大する。一方、材料13の排出を行うには、開
閉蓋14,15を開放し、底壁に設けた空気圧入
口(図示せず)から回動板下部の密閉空間に空気
を圧入する。すると。回動板31,32は仮想線
の如く加圧されて上方へ回動し、さらに中央のゴ
ム膜30が上方へ弾性変形して丘状に盛上る。こ
の結果、ゴム膜30及び回動板31,32によつ
て傾斜面16が形成され、この傾斜面上を材料1
3が排出口側へスムーズに流動することになる。
なお上方へ弾性変形後のゴム膜30の頂上が平
坦であれば、ここに材料13の一部が残存する可
能性がある。そこで本例においては、それを防止
する為に、次のようにして、ゴム膜30の中央部
にホツパー本体12の長さ方向に延びる突条部が
形成されるようにしている。
坦であれば、ここに材料13の一部が残存する可
能性がある。そこで本例においては、それを防止
する為に、次のようにして、ゴム膜30の中央部
にホツパー本体12の長さ方向に延びる突条部が
形成されるようにしている。
即ち、第4図の例では、ゴム膜30の中央部に
膨張後の半径の小さいゴム膜60を設けており、
加圧空気19の圧入後にはこの部分が図示の如く
に膨出するので、このゴム膜60の存在によつて
頂上部の平坦領域が著しく減少するか或いは皆無
となる。また、第5図の例では、上記ゴム膜60
の代わりに断面三角形状の比較的大きいゴム製肉
厚部60をゴム膜30の頂上部に一体に設けてい
る。このような構成によつて、排出時にゴム膜3
0上に材料が残存せず、排出を完全に行うことが
できる。
膨張後の半径の小さいゴム膜60を設けており、
加圧空気19の圧入後にはこの部分が図示の如く
に膨出するので、このゴム膜60の存在によつて
頂上部の平坦領域が著しく減少するか或いは皆無
となる。また、第5図の例では、上記ゴム膜60
の代わりに断面三角形状の比較的大きいゴム製肉
厚部60をゴム膜30の頂上部に一体に設けてい
る。このような構成によつて、排出時にゴム膜3
0上に材料が残存せず、排出を完全に行うことが
できる。
なお本実施例においては、第2図に示すよう
に、ホツパー本体12の開閉蓋14,15が存在
しない底壁部分は平坦であるから、この平坦部分
上の材料も充分に排出する為に、第2図に示すよ
うに、上述のゴム膜30と同様に上方へ弾性変形
するゴム膜40を取り付けている。つまり、ゴム
膜40を材料満載状態では平坦な底壁部分上に密
着させておき、本体12に設けた空気圧入口(図
示せず)からの圧入空気によつてこれを仮想線の
如く持ち上げ、これによる傾斜面に沿つてゴム膜
40の両側にある開閉蓋45側の排出口へ向けて
材料を下降させることができる。
に、ホツパー本体12の開閉蓋14,15が存在
しない底壁部分は平坦であるから、この平坦部分
上の材料も充分に排出する為に、第2図に示すよ
うに、上述のゴム膜30と同様に上方へ弾性変形
するゴム膜40を取り付けている。つまり、ゴム
膜40を材料満載状態では平坦な底壁部分上に密
着させておき、本体12に設けた空気圧入口(図
示せず)からの圧入空気によつてこれを仮想線の
如く持ち上げ、これによる傾斜面に沿つてゴム膜
40の両側にある開閉蓋45側の排出口へ向けて
材料を下降させることができる。
上述の実施例においては、ホツパー本体12の
底壁を逆台形状に構成して材料収容時の重心を下
げるようにしたが、ホツパー本体12の底壁は平
坦なものであつても良い。
底壁を逆台形状に構成して材料収容時の重心を下
げるようにしたが、ホツパー本体12の底壁は平
坦なものであつても良い。
以上説明したように、本発明においては、一対
の回動板の回動によつて材料排出時の傾斜面を形
成させるようにしているので、材料収容時にはこ
れらの回動板を下方へ回動させて収容室を大きく
とることができる。また材料収容時の重心が低く
なる為に、例えばホツパー本体を移動させるとき
の走行安定性が増す。さらに、材料の排出は、回
動板による直線的で滑らかな傾斜面によつて行わ
れるので、エアースライド等の特別の機構を用い
なくてもスムーズな排出を行うことができる。
の回動板の回動によつて材料排出時の傾斜面を形
成させるようにしているので、材料収容時にはこ
れらの回動板を下方へ回動させて収容室を大きく
とることができる。また材料収容時の重心が低く
なる為に、例えばホツパー本体を移動させるとき
の走行安定性が増す。さらに、材料の排出は、回
動板による直線的で滑らかな傾斜面によつて行わ
れるので、エアースライド等の特別の機構を用い
なくてもスムーズな排出を行うことができる。
また、一対の回動板の間を弾性膜により連結し
て、これらの下部に密閉空間を形成しているの
で、この密閉空間に空気等のガスを圧入するだけ
で容易に回動板の回動駆動を行うことができる。
て、これらの下部に密閉空間を形成しているの
で、この密閉空間に空気等のガスを圧入するだけ
で容易に回動板の回動駆動を行うことができる。
そして、その際、弾性膜の中央部にホツパー本
体の長さ方向に延びる突条部が形成されるように
しているので、この弾性膜が平坦に架張されて、
その上に材料の一部が残存することを効果的に防
止することができる。
体の長さ方向に延びる突条部が形成されるように
しているので、この弾性膜が平坦に架張されて、
その上に材料の一部が残存することを効果的に防
止することができる。
第1図は従来のホツパー車の縦断面図である。
第2図は本発明をホツパー車に適用した一実施例
を示すホツパーの側面図、第3図は第2図におけ
る−線断面図、第4図及び第5図はゴム膜部
分の形状の種々の態様を示す斜視図である。 なお図面に用いられた符号において、30……
ゴム膜、14,15……開閉蓋、31,32……
回動板、60……突条部である。
第2図は本発明をホツパー車に適用した一実施例
を示すホツパーの側面図、第3図は第2図におけ
る−線断面図、第4図及び第5図はゴム膜部
分の形状の種々の態様を示す斜視図である。 なお図面に用いられた符号において、30……
ゴム膜、14,15……開閉蓋、31,32……
回動板、60……突条部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ホツパー本体の両側壁の下部に夫々収容物排
出口を設け、 前記ホツパー本体の収容室の内部であつて前記
収容物排出口の下端部に、前記ホツパー本体の長
さ方向に延びる回動軸の回りに回動可能に取り付
けられた一対の回動板を設け、 対向配置されたこれらの回動板の先端縁を弾性
膜により互いに連結して、これらの回動板及び弾
性膜の下部に前記収容室に対して気密な密閉空間
が形成されるようになし、 この密閉空間にガスを圧入して前記一対の回動
板を夫々上方へ回動させることにより、前記各収
容物排出口に向つて下方へ傾斜する傾斜面をこれ
らの回動板によつて前記収容室内部に形成し得る
ようにするとともに、 これらの一対の回動板の間に架張された前記弾
性膜の中央部に前記ホツパー本体の長さ方向に延
び且つ上方へ突出する突条部が形成されるように
構成したことを特徴とするホツパー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1618280A JPS56113583A (en) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | Hopper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1618280A JPS56113583A (en) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | Hopper |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56113583A JPS56113583A (en) | 1981-09-07 |
JPS6356108B2 true JPS6356108B2 (ja) | 1988-11-07 |
Family
ID=11909367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1618280A Granted JPS56113583A (en) | 1980-02-13 | 1980-02-13 | Hopper |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56113583A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5868336U (ja) * | 1981-10-30 | 1983-05-10 | 佐野 誠 | 平ボデ−における排雪装置 |
JPS5875128U (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-20 | 佐野 誠 | 平ボデ−における排雪装置 |
JP5931258B1 (ja) * | 2015-07-24 | 2016-06-08 | 有限会社ダイヤストーン | コンテナ |
JP6065166B1 (ja) * | 2016-01-04 | 2017-01-25 | 中国電力株式会社 | 固形物収容ホッパー用ガイド装置および固形物収容ホッパー設備 |
-
1980
- 1980-02-13 JP JP1618280A patent/JPS56113583A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56113583A (en) | 1981-09-07 |
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