JP2603847Y2 - 大缶入りビール等のセット注出器 - Google Patents

大缶入りビール等のセット注出器

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JP2603847Y2
JP2603847Y2 JP1993031834U JP3183493U JP2603847Y2 JP 2603847 Y2 JP2603847 Y2 JP 2603847Y2 JP 1993031834 U JP1993031834 U JP 1993031834U JP 3183493 U JP3183493 U JP 3183493U JP 2603847 Y2 JP2603847 Y2 JP 2603847Y2
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JP
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beer
bellows
supply pipe
lid plate
pipe
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JP1993031834U
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JPH0685298U (ja
Inventor
哲夫 及川
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哲夫 及川
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は主として大缶入りビール
をセットして、必要に応じて所要量を円滑に注出できる
セット注出器に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種大缶は口栓をあけてそのま
ゝ缶を傾けて注出しているため、泡の出が良くコップ等
に円滑に注出できず、溢れ出して辺りを汚染する等注出
に支障を来す欠点があつた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案の課題は、大缶
入りビール等を、必要に応じて所要量注出できるセット
注出器を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案の手段は次のとお
りである。大型ビール缶等が収容でき、少なくとも背面
に蓋板を開閉可能に枢着した保温容器から構成され、該
保温容器内に下側を固定したふいごの上側に上下動杆を
昇降可能に固定し、その上下動杆は前記蓋板の下位に一
端を枢着したリンク機構の他端に連絡させて蓋板を開け
るとふいごが収縮するようにし、前記ふいごの下側より
導出した供給パイプの上向き先端部内に注出パイプを昇
降自在に挿入すると共にその先端を大缶の口部より挿し
込んで底面まで到達させ、かつ供給パイプの枝パイプを
保温容器の外部において缶底より下位に取付けたコック
に連絡させたことである。
【０００５】
【作用】保温容器１の上蓋板４及び背面蓋板５を開ける
と、図２に示すようにふいご９はリンク機構１２によつ
て上下動杆１０を介して収縮する。この状態でビール入
りの大缶Ｋを図１に示すようにセットし、注出パイプ１
９を大缶Ｋ内に挿し込む、そして上蓋板４及び背面蓋板
５を閉じると、ふいご９は伸張し注出パイプ１９を経て
缶内のビールを吸引して供給パイプ１８内に充満させ
る。その後必要に応じてコック２０を開くと供給パイプ
１８内のビールは注出され、缶内のビールはサイフオン
作用により連続的に注出される。
【０００６】
【実施例】図について説明すると、保号１は上面と背面
を開放した保温容器で、その各々の内面に断熱材層２を
施し、中底板３の下面のも断熱材層２を張設してある。
又上面と背面を閉じる上蓋板４及び背面蓋板５は一体に
成形して蝶番６により保温容器１の下方に開閉可能に蝶
着し、その各々の内面にも断熱材層２を設けてある。中
底板３上の一隅にふいご受支台７を取付け、又リンク機
構枢支片８を立設する。前記ふいご受支台７に載架した
ふいご９の上側には上下動杆１０を設け、その上下動杆
１０は保温容器１の内面に固定した案内金具１１（図３
参照）に上下動自在に支承される。リンク機構１２は中
間をピン１３によつて枢支片８に枢着し、一端は上下動
杆１０に突設したピン１４に嵌入する長孔１５を設け、
他端は背面蓋板５の内面下位に突説した突片１６にピン
１７で枢着し、背面蓋板５の開閉動作に伴ってリンク機
構１２を介して上下動杆１０を上下運動させ、ふいご９
を収縮伸張させるのである。尚ふいご９の下側は供給パ
イプ１８に連絡させ、供給パイプ１８の上向き先端部１
８ａ内に注出パイプ１９の一端を昇降自在に挿入し（図
４参照）、注出パイプ１９の他端はビール入り大缶Ｋの
口部から挿し込んで先端を内底面まで到達させる。更に
供給パイプ１８の枝パイプ１８ｂを中底板３の下側にお
いて保温容器１の外面に導出し、これにコック２０を取
付ける。尚図中２１は中底板３上に固定した傾斜板で、
ビール入り大缶Ｋを若干傾斜させて注出時にビールを綺
麗に吸い上げるようにしたものである。
【０００７】
【考案の効果】本考案によればビール等の大缶をセット
し、必要に応じてコックを開くことにより円滑に所要量
注出することができるので非常に便利であり、実用上価
値のある考案である。
【図面の簡単な説明】
【図１】大缶をセットした状態の縦断側面図
【図２】上面蓋板及び背面蓋板を開いた状態の縦断側面
図
【図３】図１のＡ−Ａ線における断面図
【図４】供給パイプの上向き先端部内に一端を昇降自在
に挿入した注出パイプの他端を大缶内に挿し込んだ状態
を示す側面図
【符号の説明】
１ 保温容器 ２ 断熱材層 ３ 中底板 ４ 上蓋板 ５ 背面蓋板 ６ 蝶番 ９ ふいご １０ 上下動杆 １２ リンク機構 １８ 供給パイプ １８ａ 供給パイプの上向き先端部 １８ｂ 供給パイプの枝パイプ １９ 注出パイプ ２０ コック

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 大型ビール缶等が収容でき、少なくとも
    背面に蓋板を開閉可能に枢着した保温容器から構成さ
    れ、該保温容器内に下側を固定したふいごの上側に上下
    動杆を昇降可能に固定し、その上下動杆は前記蓋板の下
    位に一端を枢着したリンク機構の他端に連絡させて蓋板
    を開けるとふいごが収縮するようにし、前記ふいごの下
    側より導出した供給パイプの上向き先端部内に注出パイ
    プを昇降自在に挿入すると共にその先端を大缶の口部よ
    り挿し込んで底面まで到達させ、かつ供給パイプの枝パ
    イプを保温容器の外部において缶底より下位に取付けた
    コックに連絡させたことを特徴とする大缶入りビール等
    のセット注出器。
JP1993031834U 1993-05-24 1993-05-24 大缶入りビール等のセット注出器 Expired - Lifetime JP2603847Y2 (ja)

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JPH0685298U JPH0685298U (ja) 1994-12-06
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