JPS5827676B2 - ドウバリセキソウバン - Google Patents
ドウバリセキソウバンInfo
- Publication number
- JPS5827676B2 JPS5827676B2 JP50139890A JP13989075A JPS5827676B2 JP S5827676 B2 JPS5827676 B2 JP S5827676B2 JP 50139890 A JP50139890 A JP 50139890A JP 13989075 A JP13989075 A JP 13989075A JP S5827676 B2 JPS5827676 B2 JP S5827676B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminate
- flame
- copper
- retardant
- thermosetting resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、難燃性の銅張積層板に関するものである。
印刷回路方式の発達は、半導体素子の発展と含まって電
子機器装置の小型高性能化とアッセンブリの合理化に大
きな役割を果たしている。
子機器装置の小型高性能化とアッセンブリの合理化に大
きな役割を果たしている。
電子機器の小型高性能化にともない使われる銅張積層板
の性能も一段と高度なものが要求される。
の性能も一段と高度なものが要求される。
一般の銅張積層板は、火災に対して燃え易いという欠点
があり製品の安全面から好ましくない性質である。
があり製品の安全面から好ましくない性質である。
近時このような安全面から、特+ご難燃性を付与した銅
張積層板の使用を法的に規制されるようGこなった。
張積層板の使用を法的に規制されるようGこなった。
かかる目的から使用する積層板用合成樹脂を難燃化する
と共に合成樹脂を含浸する基材も紙あるいは布など燃え
易いものから、ガラスペーパーあるいはガラス布などに
変わりつつめる。
と共に合成樹脂を含浸する基材も紙あるいは布など燃え
易いものから、ガラスペーパーあるいはガラス布などに
変わりつつめる。
しかし単に難燃性にすることは容易であるが、電気特性
及び物理特性を低下させずに、且つ穴あけ等加工性を低
下させず又価格上昇を余りまねかす(こ難燃化すること
は非常にむずかしい問題である。
及び物理特性を低下させずに、且つ穴あけ等加工性を低
下させず又価格上昇を余りまねかす(こ難燃化すること
は非常にむずかしい問題である。
難燃性銅張積層板の製法は難燃化したレゾール系フェノ
ールホルムアルデヒド樹脂、又は難燃化したエポキシ樹
脂を紙又はガラス布基材Gこ含浸し8〜11枚積層しこ
の上に電解銅箔を重ねて玉網プレスするものである。
ールホルムアルデヒド樹脂、又は難燃化したエポキシ樹
脂を紙又はガラス布基材Gこ含浸し8〜11枚積層しこ
の上に電解銅箔を重ねて玉網プレスするものである。
一般に樹脂を難燃化するためにはハロゲンあるいはチッ
ソ、リンを含む燃え難い添加剤を附加するため樹脂本来
の特性がそこなわれる欠点がある。
ソ、リンを含む燃え難い添加剤を附加するため樹脂本来
の特性がそこなわれる欠点がある。
特に積層板と銅箔との接着力及び耐熱性2機械強度の低
下が太きく又電気特性の低下もきたす。
下が太きく又電気特性の低下もきたす。
従って燃焼性に対する特性は著しく向上するが反面その
他の緒特性は可燃性銅張積層板に比べ全ての面で悪くな
る欠点がある。
他の緒特性は可燃性銅張積層板に比べ全ての面で悪くな
る欠点がある。
本発明は難燃性を低下させないで電気特性及び物理特性
を向上させ且つ加工性の優れた銅張り積層板を提供しよ
うとするものであり、以下本発明の一実施例について図
面とともに説明する。
を向上させ且つ加工性の優れた銅張り積層板を提供しよ
うとするものであり、以下本発明の一実施例について図
面とともに説明する。
まず各種の紙、布、ガラス布等の基材に難燃性フェノー
ル樹目旨、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸し力ロ
熱乾燥させ必要枚数積層し置網プレスに挿入し、加熱加
工して積層板を構成する。
ル樹目旨、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸し力ロ
熱乾燥させ必要枚数積層し置網プレスに挿入し、加熱加
工して積層板を構成する。
次に上記積層板の両面又は片面(こ可燃性の熱硬化性樹
脂槽をもうけ加熱乾燥させる。
脂槽をもうけ加熱乾燥させる。
次に市販の熱硬化性接着剤付金属箔を重ねカロ圧、接着
し可燃性熱硬化性樹脂膜を本硬化させた金属張積層板を
構成する。
し可燃性熱硬化性樹脂膜を本硬化させた金属張積層板を
構成する。
以下その実施例を列記する。実癩例 l
難燃性エポキシ積層板(厚さ1.5mm)を上記方法で
作成したのちエポキシアクリレート樹脂を積層板表裏全
面に厚さ20〜701t!こ塗布し光、電子線硬化を行
う。
作成したのちエポキシアクリレート樹脂を積層板表裏全
面に厚さ20〜701t!こ塗布し光、電子線硬化を行
う。
次に接着剤付き銅箔(35μ)を重ね、加工、加熱プレ
スし銅張積層板を作成する。
スし銅張積層板を作成する。
なお銅箔は片面又は両面とも自由に選択できる。
実施例 2
難燃性フェノール樹脂積層板を作成したのち片面のみに
ロールコーダーでフェノール樹脂(可燃性)をコーティ
ングしたのち加熱乾燥する。
ロールコーダーでフェノール樹脂(可燃性)をコーティ
ングしたのち加熱乾燥する。
次に接着剤付き銅箔をフェノール樹脂(可燃性)をコー
ティングした而(こ重ね合わせ、加熱、加圧プレスし片
面銅張積層板を作成する。
ティングした而(こ重ね合わせ、加熱、加圧プレスし片
面銅張積層板を作成する。
なお可燃性熱硬化性樹脂は銅箔接着剤及び難燃性積層板
との接着力等を勘案して適宜選択する。
との接着力等を勘案して適宜選択する。
第1図は難燃性積層板の表裏全佃に可燃性熱硬化性樹脂
を塗布し片面に銅箔を接着したものである。
を塗布し片面に銅箔を接着したものである。
第2図は、上記**方法で両面とも銅箔を接着したもの
である。
である。
第3図は片面のみ可燃性熱硬化性樹脂を塗布しその上に
銅箔を重ね接着したものである。
銅箔を重ね接着したものである。
図において1は難燃性積層板(1,5mm) 2.2’
は可燃性熱硬化性樹脂膜、3は金属銅箔Gこあらかじめ
処理した接着剤、4は銅箔である。
は可燃性熱硬化性樹脂膜、3は金属銅箔Gこあらかじめ
処理した接着剤、4は銅箔である。
以下本発明で実施した銅張積層板と従来の難燃性紙フエ
ノール樹脂銅張積層板(NEMA規格PR−2、UL認
定フレームクラスV−1)との)特性比較を示す。
ノール樹脂銅張積層板(NEMA規格PR−2、UL認
定フレームクラスV−1)との)特性比較を示す。
可燃性熱硬化性樹脂の塗布厚と緒特性を従来品と比較す
ると次のようになる。
ると次のようになる。
その他の物理電気特性を比較すると下記の通りである。
表の結果からも明らかな通り、可燃性熱硬化性樹脂層を
積層板表面にもうけることの効果は、極めて顕著である
。
積層板表面にもうけることの効果は、極めて顕著である
。
特(こ半田耐熱性、引き剥し強度の向上(初期、熱老化
)は著しい。
)は著しい。
従来の難燃性基板は、樹脂中に付加している難燃化剤の
分解温度が低いため熱処理によりガスが多量に発生し銅
箔の接着剤を侵かす欠点が犬であった。
分解温度が低いため熱処理によりガスが多量に発生し銅
箔の接着剤を侵かす欠点が犬であった。
本考案では積層板中から発生するガスを可燃性熱硬化性
樹脂膜で遮蔽するため接着剤の劣化が少ない。
樹脂膜で遮蔽するため接着剤の劣化が少ない。
なお難燃焼性の低下は膜厚がうすいためほとんど起こら
ない。
ない。
以上の如く本発明による銅張積層板は難燃性を有しなが
らその他の特性は可燃性の銅張積層板と同等またはそれ
以上の特性を示し極めて有用な銅張積層板を得ることが
できる。
らその他の特性は可燃性の銅張積層板と同等またはそれ
以上の特性を示し極めて有用な銅張積層板を得ることが
できる。
第1図、第2図、第3図はそれぞれ本発明の実施例Gこ
おける銅張積層板の断面図である。 1・・・・・・難燃性積層板、2,2′・・・・・・可
燃性熱硬化性樹脂膜、3・・・・・・接着剤、4・・・
・・・銅箔。
おける銅張積層板の断面図である。 1・・・・・・難燃性積層板、2,2′・・・・・・可
燃性熱硬化性樹脂膜、3・・・・・・接着剤、4・・・
・・・銅箔。
Claims (1)
- 1 難燃性熱硬化性樹脂積層板の表層面に薄い可燃性熱
硬化性樹脂膜をもうけ、この可燃性熱硬化性樹脂膜の上
に金属銅箔を接着してなる銅張積層板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50139890A JPS5827676B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | ドウバリセキソウバン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50139890A JPS5827676B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | ドウバリセキソウバン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5262660A JPS5262660A (en) | 1977-05-24 |
JPS5827676B2 true JPS5827676B2 (ja) | 1983-06-10 |
Family
ID=15255974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50139890A Expired JPS5827676B2 (ja) | 1975-11-20 | 1975-11-20 | ドウバリセキソウバン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827676B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63189741A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-05 | Noritsu Co Ltd | 水加熱器 |
JPH01153455U (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-23 | ||
JPH024161U (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-11 |
-
1975
- 1975-11-20 JP JP50139890A patent/JPS5827676B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63189741A (ja) * | 1987-02-02 | 1988-08-05 | Noritsu Co Ltd | 水加熱器 |
JPH01153455U (ja) * | 1988-04-14 | 1989-10-23 | ||
JPH024161U (ja) * | 1988-06-16 | 1990-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5262660A (en) | 1977-05-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5827676B2 (ja) | ドウバリセキソウバン | |
JP3125582B2 (ja) | 金属箔張り積層板の製造法 | |
JPS627190A (ja) | フレキシブル配線用基板およびその製造方法 | |
JPS60214953A (ja) | 金属ベ−スプリント配線基板 | |
JPS60236278A (ja) | 配線用板 | |
JPS62173236A (ja) | 多層板の製造方法 | |
JPS60263497A (ja) | プリント回路板の製法 | |
JP2000124611A (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
JPS5852697Y2 (ja) | フレキシブルプリント配線用基板 | |
JPS62205690A (ja) | 多層プリント配線板の製造方法 | |
JPS62238680A (ja) | プリント配線基板 | |
JPS6090753A (ja) | アルミニウム芯銅張積層板の製造法 | |
JPH04197717A (ja) | 電気用積層板の製造方法 | |
JPS6021593A (ja) | 積層板の製造方法 | |
JPH02130146A (ja) | 電気用積層板 | |
JPH01141012A (ja) | コンポジット積層板の製造法 | |
JPS62124938A (ja) | 金属箔張り積層板の製造法 | |
JPH05198907A (ja) | 多層プリント配線板用プリプレグ及びこのプリプレグを用いた多層プリント配線板の製造方法 | |
JPS60236747A (ja) | フレキシブルプリント配線基板 | |
JPH0245141A (ja) | 積層板の製造方法 | |
JPH04122644A (ja) | 電気用積層板 | |
JPH1034820A (ja) | 非対称両面フレキシブル金属箔積層板の製造方法 | |
JPS60257591A (ja) | 多層プリント配線板の製法 | |
JPH06278222A (ja) | 銅張積層板の製造方法 | |
JP2000052482A (ja) | 銅箔を使用した金属張積層板 |