JPS5827381Y2 - テ−プレコ−ダ−の曲間検出装置 - Google Patents

テ−プレコ−ダ−の曲間検出装置

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JPS5827381Y2
JPS5827381Y2 JP1981133333U JP13333381U JPS5827381Y2 JP S5827381 Y2 JPS5827381 Y2 JP S5827381Y2 JP 1981133333 U JP1981133333 U JP 1981133333U JP 13333381 U JP13333381 U JP 13333381U JP S5827381 Y2 JPS5827381 Y2 JP S5827381Y2
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JP
Japan
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circuit
transistor
charging
differentiation
capacitor
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JP1981133333U
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JPS5779953U (ja
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龍洋 安永
賢 藤井
Original Assignee
シャープ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテープレコーダーの無録音部分(通称・曲間と
いう)検出装置に関する。
第1図は従来の曲間検出装置図であり同図について説明
するとテープ駆動メカニズムと一体連動の曲間検出スイ
ッチ3をテープ再生走行状態で押しテープレコーダを曲
間検出状態にする。
テープの走行により再生ヘッド1がテープ上の曲間に対
面させられるとリミッタアンプ2からの出力がなくなり
コンデンサ4.整流回路5(ダイオードからなる)を介
して導入されるそのアンプ2のコンデンサ8への充電々
圧がなくなり既に充電されていた電圧が今度は抵抗9を
介して放電させられる。
このコンデンサ8への充電々臣の斯くの如き変化により
シュミットトリガ回路からなるレベル検出器10(曲間
検出によるチー7mK動機構の駆動信号検出器)の動作
が制御される。
この回路100オン又はオフ状態継続時間(テープの早
送り、巻戻し、或いは再生送りに関する)はコンデンサ
8及び抵抗9から成る時定数回路で定するもののリミッ
タアンプ2の出力が電源電圧子Bの変化で変動し時定数
回路の時定数が一定であるにもかかわらず、回路10の
オン又はオフ状態継続時間が変動し正確な曲間検出がで
きない。
それ故、電源電圧子Bの安定化とアンプ出力レベルの向
上を図る必要がある。
本考案は斯る点に主として考慮を払ったテープレコーダ
ーの曲間検出装置の提供を意図してなされたもので以下
説明すると第2図はその装置の基本的な1実施例を示す
同図に於いて、1は再生ヘッド、2はIJ ミッタアン
プ、3はテープ駆動メカニズムと一体連動の曲間検出ス
イッチ、4はコンデンサ、5は抵抗、6はスイッチング
トランジスタ(尚4,5及び6は有機的に結合してスイ
ッチング充電回路を構成する)7は抵抗8及びコンデン
サ9かもなる充放電回路、10は主に入力側の、トラン
ジスタ11及び出力側のトランジスタ12からなるシュ
ミットトリガ回路(既述のレベル検出器)、13はコン
デンサ14及び抵抗15からなる微分回路にして、コン
デンサ14の一端は上記トランジスタ12のコレクタ電
極に接続されている。
16はトランジスタ、17はトランジスタ16の保護ダ
イオードである。
テープ再生状態で、曲間検出スイッチ3を押すとテープ
レコーダーは曲間検出状態となり、テープからの信号は
再生ヘッド1よりリミッタアンプ2に加えられ、アンプ
出力は結合回路(コンデンサ4及び抵抗5からなる)に
よって、スイッチングトランジスタ60ベースに加えら
れているのでアンプ2の出力電圧がトランジスタ6の■
BEを超えるとこのトランジスタ6はオンとなり、コン
デンサ8を十Bの電位1で充電する。
この電圧はレベル検出器10に加えられているので入力
側のトランジスタ11はオン・出力側のトランジスタ1
2はオフとなり、このトランジスタ12のコレクタ電極
■の電圧は十Bであり、コンデンサ14は電位差がない
ためソレノイド駆動用トランジスタ16はオフでありソ
レノイド18は動作しない。
いま、曲間の無録音部分まで走行してくるとリミッタア
ンプ2の出力はなくなるためトランジスタ6はオフとな
り、今昔で+Btで充電されていたコンデンサ8の電圧
は抵抗9を介して放電し始め、時定数回路7とレベル検
出器10のスレショルドレベルで決まるブ定時間経過す
ると入力側のトランジスタ11がオフ、出力側のトラン
ジスタ12がオンとなり、前記■の電位は略接地電位と
なり。
電源子B、抵抗15、コンデンサ14.0点の経路を介
してコンデンサ14の充電電流が流れるためその間トラ
ンジスタ16がオンとなりソレノイド18に電流が流れ
る。
このソレノイド18の動作によりテープレコーダーのテ
ープ駆動機構を曲間検出状態から再生状態に変え、この
駆動機構に一体的に連通ずる曲間検出スイッチ3を復帰
させる。
このように第1図では整流回路5(ダイオードよりなる
)の代りにコンデンサ4、抵抗5、トランジスタ6から
なるスイッチング充電回路を設けたため、T:1″/、
ゾーン、す8への充電電圧を十B電位1で高めることが
できるーし、レベル検出器10にシュミツトドリカ回路
を用いて、このスレショルドレベルは十Bが上ると高く
なる。
即ち、十Bが高くナルトコンデンサ8の電位とスレショ
ルドレベルとが同時に上るためお互いに打ち消し合う方
向にあり十Bを安定化する回路を別途に設ける必要がな
い。
尚、第2図の回路装置図に於いて、微分回路13を使用
しているが、この微分回路13は曲間を検出して曲間の
ときのみトランジスタ16に駆動信号を送るためのもの
であり、更に云えば0点の電位は、再生ヘッド1からの
信号がなければ常に「O」であり、それ故、無信号テー
プと曲間の無信号部との区別がつかないことを防止する
ため、■にあられれる信号の立下りを検出するためのも
のである。
第3図は本考案装置の他の実施例を示す図で、第2図と
同一部分は同一符号を以て示す。
特に第2図と異なる所は、始動時の誤動作防止回路20
を設けている点である。
第2図の回路装置では、電源投入時(十B)、コンデン
サ14への充電電流が流れるためトランジスタ16がオ
ンとなり、ソレノイド18を誤動作させることもあるし
、コンデンサ4にも充電電流が流れ、その間トランジス
タ6もオンし、コンデンサ8を充電するので充放電回路
γによる時間遅れの後、もう一度ソレノイド18を誤動
作させることもあるが、前記回路20はこれを防止する
即ち、電源スィッチ19の投入時、電源子B、抵抗5、
コンデンサ4、アンプ2、そして接地という経路でコン
デンサ4が充電される間、スイッチングトランジスタ2
3によってトランジスタ6を切り離し、亦、電源子B、
抵抗15、コンデンサ14、レベル検出器10、そして
接地という経路でコンデンサ14が充電される間、スイ
ッチングトランジスタ24によってトランジスタ16を
切り離すことによって前記誤動作の防止という目的を達
成する。
即ち、スイッチングトランジスタ23,24のベースは
互いに接続されており、これには抵抗21とコンデンサ
22による遅延回路が接続されている。
今、電源スィッチ19を投入すると、電源子B、抵抗2
1.コンデンサ22、そして接地という経路でコンデン
サ22に充電電流が流れる。
従って、コンデンサ220両端子電圧は「0」から次第
に+Btで上昇することになり、この電位がトランジス
タ23及び24のエミッタ電位より+VBEだけ高くな
る昔での間該トランジスタ2.3及び、24はオフであ
り、抵抗5、コンデンサ4とトランジスタ6とは、並び
に微分回路13とトランジスタ16とは、夫々互いに切
り離されている。
それ故、この時間をコンデンサ4及び14への充電時間
より長くしておくことによって前記ソレノイド18の誤
動作の防止目的を達成し得る。
第4図は実際のテープレコーダーへの本案装置の応用例
示図であり、注目すべきは、後述の電子減衰器26であ
る。
同図について説明すると、イコライザアンプ25は電子
減衰器26を介して低周波アンプ29に加えられ、スピ
ーカ30から音が出る。
一方、イコライザアンプ25の一部出力は曲間検出装置
のリミッタアンプ2にも加えられ、前記と同様な動作を
する。
一般に曲間検出状態では、テープスピードが早送り又は
巻戻しのスピードとなっているためヘッド1の出力は再
生状態よりそのレベルが大きくなっている。
それ故、スピーカ30からのモニター音は、非常に大き
な音となり不快感を与えるので従来のものは曲間検出状
態では低周波アンプ29をカットするなどしてスピーカ
30から音が出ないようにしていたが、動作状態を確認
できるよう小さい音でスピーカ30からモニター音が出
る方が商品性が高く、そのため、本考案ではアンプ25
と29間に電子減衰器26を付加したものである。
この電子減衰器26は抵抗27と電子可変抵抗素子28
から構成され、その素子28の一例としてトランジスタ
28−a%又はダイオード28−bを使ったものがある
曲間検出スイッチ3がオフのときは、素子28の入力端
子電圧は「O」であるので素子28の出力インピーダン
スは極めて高く、それ故アンプ25からの信号は殆んど
減衰されることなくアンプ29に供給されている。
スイッチ3がオンになり、曲間検出状態になると、素子
28の入力端子には十Bの電圧がかかるため素子28の
出力インピーダンスは低下し、アンプ25かもの信号は
抵抗27と出力インピーダンスとによって減衰されてア
ンプ29に供給される。
本考案は叙上のように再生ヘッドからの再生信号の有無
により充放電する充放電回路と、該充放電回路の電圧に
制御されるトランジスタを主たる構成要素とし上記充放
電回路の充放電レベルを検出するレベル検出回路と、該
レベル検出回路により再生信号が有から無に変わったこ
とが検出された時微分パルスを発生する微分回路と、該
微分回路の微分パルスの出力で作動されテープ駆動機構
を曲間検出状態から再生状態に変位させるソレノイド手
段とから戊り、上記微分回路は上記レベル検出回路のト
ランジスタのオン時上記再生信号が有から無へ変わった
ことが検出されたとして上記微分パルスを出力するテー
プレコーダーの曲間検出装置を提供するものであるから
微分回路の出力する微分パルスでソレノイド手段を直接
的に一動作させ、以って、テープ駆動機を曲間検出状態
から再生状態に変位できる為、回路構成が極めて簡単と
なると共に誤動作の無い信頼性の高い回路を得ることが
できる。
又、殊に本考案では上記のようにレベル検出回路を充放
電回路の電圧に制御されるトランジスタを主たる構成要
素として成し、このトランジスタのオンによって微分回
路より微分パルスを出力するようにしたものであるから
、上記トランジスタのインピーダンスを低くできること
から再生信号の有から無への変化に速応して上記微分回
路より微分パルスを出力させてソレノイド手段を作動さ
せ−速くテープレコーダを曲間検出状態から再生状態に
復帰させることができる。
このことはテープレコーダにおける曲間検出装置では非
常に重要なことで、上記本考案の構成を採ることによっ
て、限られた長さのテープ上にあ・いて無録音部分の長
さを極力短くすることができる訳である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の曲間検出装置図、第2図及び第3図は本
考案装置の各実施例示図、第4図は本考案装置のテープ
レコーダへの取付状況を示し特に電子減衰器と本考案装
置との結合状況を示す図である。 1・・・再生ヘッド、7・・・充放電回路、10・・・
レベル検出回路、11.12・・・トランジスタ、13
・・・微分回路、18・・・ソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 再生ヘッドからの再生信号の有無により充放電する充放
    電回路と、該充放電回路の電圧で制御されるトランジス
    タを主たる構成要素とし上記充放電回路の充放電レベル
    を検出するレベル検出回路と、該レベル検出回路により
    再生信号が有から無に変わったことが検出された時微分
    パルスを発生する微分回路と、該微分回路の微分パルス
    の出力で作動されテープ駆動機構を曲間検出状態から再
    生状態に変位させるソレノイド手段とから成り、上記微
    分回路は上記レベル検出回路のトランジスタのオンで上
    記再生信号が有から無へ変わったことが検出されたとし
    て上記微分パルスを出力するものであることを特徴とす
    るテープレコーダの曲間検出装置。
JP1981133333U 1981-09-07 1981-09-07 テ−プレコ−ダ−の曲間検出装置 Expired JPS5827381Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925883A (ja) * 1972-06-17 1974-03-07
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