JPS5827355Y2 - 籾乾燥機における循環、排出および移送切替装置 - Google Patents

籾乾燥機における循環、排出および移送切替装置

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JPS5827355Y2
JPS5827355Y2 JP1976121990U JP12199076U JPS5827355Y2 JP S5827355 Y2 JPS5827355 Y2 JP S5827355Y2 JP 1976121990 U JP1976121990 U JP 1976121990U JP 12199076 U JP12199076 U JP 12199076U JP S5827355 Y2 JPS5827355 Y2 JP S5827355Y2
Authority
JP
Japan
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gutter
carry
dryer
paddy
supply
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Expired
Application number
JP1976121990U
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English (en)
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JPS5339752U (ja
Inventor
正義 岩崎
勝志 菊池
愛次郎 金子
Original Assignee
金子農機株式会社
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Publication date
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、昇降機を介して搬入樋内に供給された籾を、
切替調節弁の3段階に亙る切替調節操作によって乾燥機
へ循環させたり、次位のホッパーへ排出させたり、或は
乾燥機よりも上位の貯留室へ移送させることが簡単にで
きる籾乾燥機における循環・排出および移送切替装置に
関する。
さきに本出願人は、昇降機によって揚送された籾を乾燥
機へ搬入樋を介して循環供給せしめたり、或は乾燥され
た籾を揚穀機を介して乾燥機よりも上位の貯留室へ移送
させたり、更には乾燥籾を次位の籾摺機その他のホッパ
ーへ切替供給せしめる切替装置を開発した。
ところで上述の切替装置は、第4図に示された如く、昇
降機3頭部に設けられた供給樋すの下端に、乾燥機Cへ
籾を循環流動させる搬入樋dと乾燥籾を乾燥機よりも上
位の貯留室へ移送させる揚穀機fや乾燥籾を次位の貯留
室へ移送させる取出筒gに夫々接続する排出受樋eとを
併列状に装着して、これが搬入樋dと排出受樋eとの仕
切部に切替板りを左右回動自在に設けると共に、′排出
受樋eの内部下方は左右回動自在の切替板iを境として
排出樋j、にとなるよう二叉状に形成して、排出樋j、
にの一方の排出樋jの下端は長い流籾筒1を経て昇降機
aの途中に取付金具mを介して抱き合せ状に支持させた
揚穀機fへ連通状に接続せしめ、又他方の排出樋にの下
端には取出筒gを接続した構造となっていた。
従って籾を循環供給したり、排出させたり、或は移送さ
せる作業を営ませる際にはいちいち二個の切替弁を順次
切替調節しないと前記目的を容易に達成できない不便が
あるので作業中における誤操作や操作忘れ事故が多く発
生して正確な切替作業を安心して行うことができない許
りか重い揚穀機を昇降機の途中に直接取付金具を介し取
付けなければならないので、その取付に多くの作業員を
要し、労力の面、取付施行の面で甚だ不経済となり、昇
降機a全体が高価となるは勿論のこと揚穀機f自体の設
定位置がどうしても搬入樋dに対して著しく低位となる
ことで揚穀能力の高い電動機や回転数のアップが要求さ
れ全体としてあまり効果的とならず、これが改善を強く
望まれていたものである。
そこで本考案は、上記公知の切替装置の欠点を解決する
ために、昇降機頭部に設けた供給樋の下端には搬入樋の
供給側のみを接続し、前記供給樋が接続された位置の搬
入樋底部に開口した落下口には、下部−側に揚穀機を装
着した受樋と下端を機外に開口した取出筒とを併設した
受渡を装着せしめると共に、落下口には3段階に亙り切
替調節のできる一枚の切替調節弁を左右回動自在に軸架
して、該一枚からなる切替調節弁の単なる切替操作によ
り、籾の循環供給作用と排出作用および移送作用を誤操
作事故も発生させず随時正確に営ませると同時に揚穀機
の設置高さを極力上昇させて小能力の揚穀機であっても
、より高い位置へ籾を揚送できる籾乾燥機における循環
・排出および移送切替装置を得ることを目的としたもの
である。
本考案は前記に鑑み、上記目的を達成させるため、特に
その構成を一側に昇降機を付設した乾燥機の頂部に搬入
樋を水平に横設し、該搬入樋の供給側には昇降機頭部に
設けた供給樋の下端を接続し、上記供給樋の下端を接続
した位置の搬入樋底部に落下口を開口し、該落下口位置
の搬入樋には、落下口を介し搬入樋と夫々接続する受樋
と取出筒とを併設した受渡を装着し、該受樋の一側には
受樋内に収蔵軸架した移送スクリューと連結された揚穀
機を装着すると共に、前記落下口には、該落下口を開閉
口させることができ、又搬入樋と取出筒および搬入樋と
受樋とを切替接続できる一枚の切替調節弁を回動軸を軸
として左右回動できるよう軸架した籾乾燥機における循
環・排出および移送切替装置としたものであって、かか
る籾乾燥機における循環・排出および移送切替装置によ
れば、一枚の切替調節弁の切替操作により搬入樋と受渡
とを落下口の閉口作動で接続状態を遮断した時には、昇
降機より供給樋を経て搬入樋に供給された籾を乾燥機へ
循環供給して循環乾燥作業を容易に営ませ、又切替調節
弁を操作して落下口を介し、搬入樋と取出筒とを接続さ
せた際には、乾燥機により乾燥された乾燥籾を昇降機、
供給樋、搬入樋および落下口を経て取出筒より任意の場
所へ取出させ、さらに切替調節弁の切替操作で搬入樋と
受樋とを落下口を介し接続せしめた際には、昇降機、供
給樋、搬入樋および落下口を経て受樋内に供給された乾
燥籾を、移送スクリューおよび揚穀機により乾燥機より
も上位へ揚送できる3作業を誤操作も発生させずに達成
させることができる許りか、揚穀機を搬入樋の下部に設
けた受樋の一側に装着して、揚穀機の設置位置を極力高
くして小能力の揚穀機であっても乾燥籾を高所に揚送で
きるは勿論のこと揚穀機の取付作業も容易に達成できる
効果を奏する。
以下に本考案に係る籾乾燥機における循環・排出および
移送切替装置を添附図面に示された実施例について説明
する。
図面において、1は籾が竪流下する過程で熱風を浴びて
乾燥される乾燥機であって、該乾燥機1の頂部には籾を
乾燥機1へ供給せしめるための搬入樋2が水平に横設さ
れている。
そして上記搬入樋2の供給側には乾燥機1の一側に付設
された昇降機3の頭部に設けられた供給樋4の下端を接
続する。
上記供給樋4を接続した位置の搬入樋2の底部に開口さ
れた落下口8部には受樋6と取出筒7とを併設して形成
した受渡5を取外し自在に装着せしめて、受渡5内に併
設された受樋6と取出筒7とを落下口8を介して搬入樋
2ど連通状に接続せしめる。
上述した搬入樋2内には搬入スクリュー9を、又受樋6
内には移送スクリュー10を夫々収蔵軸架せしめると共
に、受樋6の一側には移送スクリュー10と連結された
揚穀機11が装着されている。
従って揚穀機11は搬入樋2の近くに設けられた受樋6
に装着されることで揚穀機11を簡単に、しかも極力高
い位置に設置できる。
前述した落下口8位置の受渡5内には3段階に亙り切替
調節のできる一枚の切替調節弁12を回動軸を軸として
回動自在に軸架して上記切替調節弁12により落下口8
を閉口した際には籾を搬入樋2を経て乾燥機1へ循環供
給させ、又切替調節弁12を第2図の如く二点鎖線位置
に切替調節した時には落下口8を開口し、受樋6を搬入
樋2と不導通状態に、さらに取出筒7を落下口8を介し
搬入樋2と接続状態として取出筒7より排出し適当なタ
ンク等のホッパー或は次位の籾摺機へ供給せしめ、更に
切替調節弁12を第2図の一点鎖線位置とした時には搬
入樋2と受樋6とを落下口8を介し接続状態にして落下
口8より受樋6内に落人した籾を揚穀機11を介して乾
燥機1よりも高い位置の貯留室へ簡単に揚送せしめるこ
とができる。
なお第1図および第2図の実施例に記載された切替調節
板12は板状のものが図示されているが、これを第3図
に示された他の実施例の如く略半円状を呈する切替調節
弁13によって3段階に亙り切替調節せしめてもよく、
その場合には上記切替調節弁13の軸14を落下口8の
略中心位置に軸架させた方がよい。
次にその作用について説明する。
今、図において一枚の切替調節弁12の切替操作により
落下口8を閉口した状態において昇降機3によって揚送
された籾を供給樋4から搬入樋2の供給側内へ供給すれ
ば、該籾は搬入スクリュー9によって搬入樋2内を搬送
された後、乾燥機1へ供給せられる循環供給工程を営み
、乾燥熱風により乾燥される乾燥作業を確実に遂行する
そして上述乾燥作業によって乾燥された籾を次位の籾摺
機(図示せず)や或は乾燥機1背丈よりも低位の位置へ
取出したい場合には切替調節弁12を回動して第2図実
線位置より二点鎖線位置に切替調節すれば、供給樋4か
ら搬入樋2の供給側へ供給された籾は搬入樋2内を排出
側に向は搬送されることなく、落下口8より切替調節弁
12に沿って取出筒7へ直接流下し所期の場所へ取出さ
れる。
又前記切替調節弁12をさらに第2図に示された一点鎖
線位置に切替調節すれば、籾は総て落下口8より受樋6
内に落人し、移送スクリュー10で揚穀機11へ送られ
、乾燥機1よりも高所の貯留室等へ揚送されるものであ
る。
したがって、籾の循環供給作業、乾燥籾の機外排出作業
および乾燥籾の高所移送作業を一枚の切替調節弁12の
単なる切替作動により容易に達成できるので、上記切替
作業を誤操作も発生させず正確に達成させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示すものであって、第1
図は一部を切欠した斜視図、第2図は要部の一部を切欠
した縦断正面図、第3図は切替調節弁の他側を示す斜視
図、第4図は従来例の一部切欠し、かつ一部を破断した
正面図である。 1・・・・・・乾燥機、2・・・・・・樋入樋、3・・
・・・・昇降機、4・・・・・・供給樋、5・・・・・
・受渡、6・・・・・・受樋、7・・・・・・取出筒、
8・・・・・・落下口、10・・・・・・移送スクリュ
ー、11・・・・・・揚穀機、12・・・・・・切替調
節弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側に昇降機を付設した乾燥機の頂部に搬入樋を水平に
    横設し、該搬入樋の供給側には昇降機頭部に設けた供給
    樋の下端を接続し、上記供給樋の下端を接続した位置の
    搬入樋底部に落下口を開口し、該落下口位置の搬入樋に
    は落下口を介し搬入樋と夫々接続する受樋と取出筒とを
    併設した受渡を装着し、該受樋の一側には受樋内に収蔵
    軸架した移送スクリューと連結された揚穀機を装着する
    と共に、前記落下口には、該落下口を開閉口させること
    ができ、又搬入樋と取出筒および搬入樋と受樋とを夫々
    切替接続できる一枚の切替調節弁を回動輪を軸として左
    右回動できるよう軸架したことを特徴とする籾乾燥機に
    おける循環・排出および移送切替装置。
JP1976121990U 1976-09-10 1976-09-10 籾乾燥機における循環、排出および移送切替装置 Expired JPS5827355Y2 (ja)

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JPS5339752U JPS5339752U (ja) 1978-04-06
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