JPH0749351Y2 - 循環型穀粒乾燥機における張込み排出の切換装置 - Google Patents

循環型穀粒乾燥機における張込み排出の切換装置

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JPH0749351Y2
JPH0749351Y2 JP4745490U JP4745490U JPH0749351Y2 JP H0749351 Y2 JPH0749351 Y2 JP H0749351Y2 JP 4745490 U JP4745490 U JP 4745490U JP 4745490 U JP4745490 U JP 4745490U JP H0749351 Y2 JPH0749351 Y2 JP H0749351Y2
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惣一 山本
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、循環型の穀粒乾燥機において、機体に併設せ
る昇降機で揚送する穀粒が、機体内の貯留部に供給され
ていく状態と、機体外に取り出される状態とに切り換わ
るようにする切換装置についての改良に関する。
循環型の穀粒乾燥機Aは、通常、第1図および第2図に
示しているように、箱状に形成した機体1の内部の上半
側に、乾燥すべき穀粒を張り込む貯留部aを形成し、下
半側には、通気性の隔壁10……で仕切られた熱風の導風
路11と穀粒の流下路12と排風路13とが左右に並列する乾
燥部bを装設して、それの導風路11の一端側に、機体1
の前面側(第1図で右面側)に装設せる熱風生成装置2
の吐風口20を接続連通し、穀粒流下路12の上端側を貯留
部aに連通し、排風路13を機体1の後面側に装設せる排
風機3の吸引側30に連通しておき、また、機体1の前面
には、昇降機4を併設して、それの揚穀塔4aの上端部に
装設せる放出筒部40を、機体1の上部に横架して搬送方
向の始端部を該放出筒部40内に突入させてある上部スク
リューコンベア5と、その放出筒部40の底部に設けられ
る取出樋6とに切換装置Wを介してWを介して切換自在
に連通し、乾燥部bの穀粒流下路12の下端には、回転シ
ャッター7を設け、それの下方の機体1内の底部には下
部スクリューコンベア8を設けて、それの機体1の前面
側に突出する搬送方向の終端側を、前述の昇降機4の揚
穀塔4aの底部に接続連通することで構成してある。
そして、これにより、穀粒の乾燥作業を行なうときは、
回転シャッター7の作動を停止しておいて、切換装置W
を作動させて、昇降機4の放出筒部40が上部スクリュー
コンベア5の始端部に連通する状態に切換え、この状態
において、乾燥するべき穀粒を、昇降機4の揚穀塔4aの
底部に設けてある張込みホッパー、または、機体1の側
面に設ける側面ホッパーから投入することで、その穀粒
を、下部スクリューコンベア8および昇降機4ならびに
上部スクリューコンベア5の作動で貯留部a内に張り込
み、この作動を終えたところで、回転シャッター7を追
加作動させるとともに熱風生成装置2および排風機3を
作動させて、穀粒を循環させながら乾燥部bにおいて熱
風を浴びせて乾燥させていくようにし、また、穀粒の乾
燥作業を終えて、乾燥し終えた穀粒を取出す取出作業
(または排出作業)を行なうときは、前述の切換装置W
を作動させて、昇降機4の放出筒部40が取出樋6に接続
連通する状態に切換え、この状態において、回転シャッ
ター7・下部スクリューコンベア8・昇降機4等を作動
させ、貯留部a内の穀粒を回転シャッター7および下部
スクリューコンベア8により機外に搬出して、昇降機4
により揚送し、放出筒部40から取出樋6を経て機外に取
出すようにしてある。
そして、この穀粒を機体1内に張込む状態と機体外に取
出す状態とに切換える切換装置Wは、通常、第3図に示
している如く、昇降機4の揚穀塔4aの頂部に装設した放
出筒部40内に突入する上部スクリューコンベア5の搬送
樋50の床面に、放出筒部40の底部に装設する取出樋6と
連通する開口を設けて、その開口に、回転軸90を中心と
して回動するシャッターSを装設し、そのシャッターS
の回転軸90を回動させることで、シャッターSを第3図
にて実線に示している如く開口を閉塞して上部スクリュ
ーコンベア5の搬送樋50の床板となる状態と、同第3図
にて鎖線に示している如く開口を開放して放出筒部40が
取出樋6の基端部に連通する状態とに切換えるように構
成してある。そして、また、この切換装置Wが、昇降機
4の頂部近くの高い位置に設けられることから、シャッ
ターSの回転軸90を回転させる作動は、回転軸90に焼付
き防止装置付きで、正逆に切換わって回転するモーター
Mの出力軸を、伝導機構を介して連繋しておき、このモ
ーターMの作動を、機体1の前面の低い位置に装設され
る制御盤cに組込んでおくスイッチの操作で、遠隔制御
することにより行なうようにしている。
この手段は、スイッチの操作でモーターMを正に回転さ
せて、シャッターSを第3図において時計方向に回動さ
せると、シャッターSがストッパー91に衝突して閉塞状
態となり、以後、通電が続く間この状態を保持し続ける
ようになり、またスイッチの操作でモーターMを逆回転
させると、シャッターSが第3図において反時計方向に
回動し、それによりスツパー92に衝突して同第3図にて
鎖線に示す状態となって開口を開放し、以後、通電が続
く間、この状態を保持し続けるようになる。
従って、この手段は、スイッチを操作してモーターMの
回転方向を正・逆に切り換えさえすれば、シャッターS
が所定の切換作動を行なうようになるわけであるが、シ
ャッターSの回動軌跡上に、穀粒中に混入している藁屑
等が流れ込んで、シャッターSに噛み込んだ場合に、開
放作動または閉塞作動が不完全な状態位置でシャッター
Sがストップして、以後、その状態を保持し続けるよう
になる場合がある。そして、この状態が、シャッターS
の装設位置が高い所の昇降機4の機内になっていること
で、目視し得ないことから、このようになったときに、
気が付かないままに放置されて、穀粒の張込作業または
排出作業が行なわれるようになる。すると、穀粒の張込
作業のときは、機体1内の貯留部aに送り込む穀粒が、
取出樋6に流れて、機外に放出されて飛散するようにな
る不都合が生じ、また、穀粒乾燥機を並列させて組合わ
せているときは、乾燥し終えた穀粒が次位に並列してい
る穀粒乾燥機に供給する生籾に混入するようになる不都
合が生ずる。また、穀粒を取出す排出作業の場合には、
穀粒の搬送系が作動していることで、排出作業が行なわ
れているように見えても、実際には、穀粒が循環して排
出作業が行なわれていない状態となる不都合が生じ、さ
らに、穀粒乾燥機を多連に並列している穀粒乾燥施設に
おいては、各穀粒乾燥機からの穀粒の排出および各穀粒
乾燥機に対する穀粒の流れに乱れが生じてくる。
本考案は、この従来手段に生じている問題を解消せしめ
るためになされたものであって、藁屑塔がシャッターS
に噛込んで、閉塞作動または開放作動が不完全な状態と
なったときに、穀粒が機外に散出したり、生籾と乾燥籾
とが混合したり、また、排出作業が行なわれず穀粒が循
環し続ける状態となるなどの不都合を生ぜしめないよう
にする新たな手段を提供することを目的とするものであ
る。
そして、本考案においては、この目的を達成するための
手段として、昇降機の揚穀塔内のバケットコンベアによ
り揚送して放出する穀粒を誘導するよう揚穀塔の頂部に
設けた放出筒部を、正逆に回転するモーターに駆動され
る回転軸により正逆に回動するシャッターを介して、機
体内の穀粒の貯留部に連通する状態と機外に穀粒を取出
す取出樋に連通する状態とに切換え自在に連通し、その
シャッターの回動軌跡上には、該シャッターの放出筒部
と貯留部とを連通させる方向の回動作動のエンドにおい
て、該シャッターと衝合してオンに作動するスイッチを
設け、昇降機等の穀粒の搬送系の駆動回路を、該スイッ
チのオン作動により駆動が可能となるよう制御せしめた
ことを特徴とする循環型穀類乾燥機における張込み排出
の切換装置を提起し、さらに、昇降機の揚穀塔内のバケ
ットコンベアにより揚送して放出する穀粒を誘導するよ
う揚穀塔の頂部に設けた放出筒部を、正逆に回転するモ
ーターに駆動される回転軸により正逆に回動するシャッ
ターを介して、機体内の穀粒の貯留部に連通する状態と
機外に穀粒を取出す取出樋に連通する状態とに切換え自
在に連通し、そのシャッターの回動軌跡上には、該シャ
ッターの放出筒部と取出樋とを連通させる方向の回動作
動のエンドにおいて、該シャッターと衝合してオンに作
動するスイッチを設け、昇降機等の穀粒の搬送系の駆動
回路を、該スイッチのオン作動により駆動が可能となる
よう制御せしめたことを特徴とする循環型穀類乾燥機に
おける張込み排出の切換装置を提起するものである。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は従
前手段のものと同効の構成部材については同一の符号を
用いるものとする。
第4図は本考案を実施せる循環型穀類乾燥機Aの要部の
縦断側面図、第5図は同上要部の側面図で、同図におい
て、1は機体、4は機体1の前面に立設せる昇降機、40
は昇降機4の揚穀塔4aの頂部に装設せる放出筒部、5は
機体1の頂部に横架装設せる上部スクリューコンベア、
6は放出筒部40の底部に設けた取出樋、Sは放出筒部40
に放出されてくる穀粒を、機体1内の貯留部a(図面で
は省略している)に送給する状態と取出樋6に送給する
状態とに切換えるシャッター、90はそのシャッターSの
回転軸、Mはその回転軸90を駆動するモーター、SW1お
よびSW2はスイッチを示す。
機体1は第1図および第2図に示している従来手段のも
のと同様に構成される従来公知のものであり、図面では
省略しているが、内部に貯留部aおよび乾燥部bおよび
回転シャッター7および下部スクリューコンベア8が装
設され、また、上部には上部スクリューコンベア5が装
設されている通常のものである。
昇降機4は、揚穀塔4a内にバケットコンベア4bを収蔵せ
しめて構成し、機体1の前面側に立設して、揚穀塔4aの
下端部を機体1の底部に装設してある下部スクリューコ
ンベア8の終端部に連通してある。そして、揚穀塔4aの
頂部に設けた放出筒部40は、機体1の頂部に横設せる上
部スクリューコンベア5の始端部および取出樋6の基端
部に連通してある。
シャッターSは、放出筒部40内に突出している上部スク
リューコンベア5の搬送樋50の始端部の床面に開設した
開口を閉塞する仕切板状に形成してあって、回転軸90中
心に正逆に回動することで、開口を開放して放出筒部40
が取出樋6に対し連通する状態と、開口を閉塞して放出
筒部40が上部スクリューコンベア5を介し機体1内の貯
留部aに連通する状態とに切換える形態のもので、第3
図に示している従来公知のものと同様の構成のものであ
り、それの回転軸90には正逆に回転するモーターMの出
力軸が、伝導機構を介し伝導している。そして、該シャ
ッターSの正方向の回転作動のエンドおよび逆方向の回
転作動のエンドは、放出筒部40内に設けられるストッパ
ー91・92により規制されるようにしてある。
このシャッターSは、穀粒乾燥機Aが、第6図に示して
いる如く、昇降機4のバケットコンベア4bから放出筒部
40に放出される穀粒を、そのままダイレクトに機体1内
の貯留部aに放出する形態に作られている場合には、同
第6図にあるよう、放出筒部40を、機体1内の貯留部a
に対し直接連通させる状態と放出筒部40の底部に設けた
取出樋6の基端部に対し直接連通させる状態とに切換え
る切換弁状に形成される。しかし、この場合において
も、回転軸90を正逆に回転するモーターMの出力軸と伝
導機構を介し伝導し、正逆の回転作動のエンドをストッ
パー91・92により規制することは前述の実施例と同様で
ある。
再び第5図において、5aは放出筒部40の機壁から突出さ
せた上部スクリューコンベア5のスクリュー軸51の突出
端部に設けた伝導輪、41及び42は、昇降機4の揚穀塔4a
の機壁から突出させたバケットコンベア4bの上部プーリ
ー43の回転軸44の突出端部に設けた伝導輪、mはこれら
伝導輪5a・41・42に伝導ベルト45・46を介して出力軸を
伝導させたバケットコンベア4b及び上部スクリューコン
ベア5の駆動用のモーターである。また、93は放出筒部
40の機壁から突出させた前述のシャッターSの回転軸90
の突出端部に設けた伝導輪で、モーターMの出力軸に設
けた伝導輪94と伝導ベルト95を介し伝導していて、モー
ターMの正逆の回転作動をシャッターSの回転軸90に伝
導し、そのシャッターSに所定の回転作動を与えるよう
に作用する。
また、同第5図において、SW1はシャッターSが、放出
筒部40と機体1内の貯留部aとを連通させる状態位置に
向け回動するときの回動作動のエンドにおいて、該シャ
ッターSと衝合してオンに作動するスイッチ、また、SW
2はシャッターSが放出筒部40と取出樋6の基端部とを
連通させる状態位置に向け回動していくときの回動作動
のエンドにおいて、該シャッターSと衝合してオンに作
動するスイッチであって、それぞれ、放出筒部40の機壁
の外面に取付けてある。そして、シャッターSの回動作
動により、該シャッターSの回転軸90の突出端部に設け
たアーム状の衝合部材96と衝合することで所定の作動を
行なうようにしてある。
そしてまた、このスイッチSW1・SW2は、それらがオンに
作動することで、下部スクリューコンベア8および昇降
機4等の穀粒の搬送系を駆動する前記モーターm等の駆
動が可能となるように、そのモーターmらの駆動回路の
制御回路に接続せしめてあって、これにより、制御盤c
に設けたスイッチを操作して、正または逆にモーターM
を作動させ、シャッターSを、放出筒部40が貯留部aま
たは取出樋6と連通する状態とする位置に回動させて、
所定の切換作動を行なわせたときに、シャッターSのそ
れぞれの回動方向における回動作動がエンドに達して、
スイッチSW1またはスイッチSW2をオンとした状態でない
と、昇降機4等の穀粒搬送系の駆動が行ないようにして
いる。
このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
穀粒乾燥機Aの機体1内の貯留部aに、乾燥すべき穀粒
を張り込んで乾燥作業を行なうときは、昇降機4の放出
筒部40が機体1内の貯留部aと連通する状態とするよ
う、まず、制御盤cに設けてあるスイッチを張込作業に
セットする。これにより、昇降機4の放出筒部40内に設
けてあるシャッターSの駆動用のモーターMが正の方向
(第5図・第6図において時計方向)に回動し、従っ
て、シャッターSは、回転軸90中心に第5図および第6
図において時計まわりに回動し、放出筒部40が機体1内
の貯留部aに対し連通して取出樋6との連通を遮断する
状態位置を占めるようになる。
このとき、シャッターSの回動作動が藁屑等の噛み込み
で不調を来たし、不完全な状態位置でストップすれば、
スイッチSW1はオフの状態位置を保持したままとなる。
このため、前述のスイッチの操作に引き続いて、昇降機
4等の穀粒搬送系を駆動させるようそれの駆動回路をオ
ンとする操作を行なうか、または、そのスイッチの作動
に連動して穀粒搬送系の駆動回路をオンとする作動が行
なわれても、スイッチSW1の制御作動により、穀粒搬送
系の駆動回路は開の状態を保持し続ける。
従って、穀粒搬送系は作動せず、これにより、シャッタ
ーSの切換作動に異常があることを知らせるとともに、
シャッターSが不完全な切換作動のままで穀粒の張込作
業を行なうことによって生ずる穀粒の機外への散出を防
止するようになる。
次に、穀粒の乾燥作業を終えて、機体1内の穀粒を機外
に取出す排出作業を行なうときは、制御盤cに設けてあ
るスイッチを排出作業にセットする。これにより、シャ
ッターSは、放出筒部40が取出樋6に連通して機体1内
の貯留部aに対する連通を遮断する状態位置に向け回動
していく。このとき、藁屑等の噛込みで、シャッターS
の回動作動に不調を来たし、その回動作動がエンドに達
しないでストップしていれば、それにより、スイッチSW
2がオンに作動せずオフの状態を保持し続けるので、制
御盤cに設けた前述のスイッチの操作に引続いて、穀粒
の搬送系を駆動させるか、または、前記スイッチに連動
させて穀粒の搬送系を駆動させる場合に、その穀粒の搬
送系が作動しないようになる。従って、シャッターSの
切換え作動が正しく行なわれていないことで、穀粒の搬
送系が作動していても、穀粒が循環するようになって、
実際には排出作業が行われないようになる不都合が、穀
粒の搬送系が作動しないことでオペレーターに知らせる
ことになる。また、穀粒乾燥機Aを並列させている穀粒
乾燥施設において、シャッターSの切換作動の不調によ
り生ずる穀粒の搬送経路における混乱を防止するように
なる。
以上説明したように、本考案手段においては、穀粒を機
体1内に張込むために、昇降機4の放出筒部40が、機体
1内の貯留部aに対し連通し取出樋6に対し連通を遮断
された状態とするよう、シャッターSを遠隔操作により
作動させたときに、それの回動作動がエンドに達しない
ときには、穀粒の搬送系が作動しないようになるので、
シャッターSの作動が不完全で穀粒が取出樋6から機外
に散出したり、乾燥し終えた籾粒が生籾と混合したりす
るのを防止し得るようになる。また、穀粒の排出作業を
行なうために、昇降機4の放出筒部40が、取出樋6と連
通し機体1内の貯留部aに対する連通を遮断された状態
となるようシャッターSを遠隔操作で作動させたとき
に、シャッターSの回転作動が不完全な場合には、穀粒
の搬送系が作動しないので、シャッターSの作動の不調
にすぐに気付くようになって、穀粒が循環していること
に気付かないで排出作動を行なっている不都合を防止し
得るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は循環型の穀粒乾燥機の縦断側面図、第2図は同
上の縦断正面図、第3図は同上の要部の縦断正面図、第
4図は本考案を実施せる穀粒乾燥機の要部の縦断正面
図、第5図は同上要部の正面図、第6図は別の実施例の
要部の縦断側面図である。 図面符号の説明 A……穀粒乾燥機、M……モーター S……シャッター、W……切換装置 SW1・SW2……スイッチ a……貯留部、b……乾燥部 c……制御盤、m……モーター 1……機体、10……隔壁 11……導風路、12……流下路 13……排出路、2……熱風生成装置 20……吐風口、3……排風機 30……吸引側、4……昇降機 4a……揚穀塔、4b……バケットコンベア 40……放出筒部、41・42……伝導輪 43……上部プーリー、44……回転軸 45・46……伝導ベルト 5……上部スクリューコンベア 5a……伝導輪、50……搬送樋 51……スクリュー軸、6……取出樋 7……回転シャッター 8……下部スクリューコンベア 90……回転軸、91・92……ストッパー 93・94……伝導輪、95……伝導ベルト 96……衝合部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】昇降機4の揚穀塔4a内のバケットコンベア
    4bにより揚送して放出する穀粒を誘導するよう揚穀塔4a
    の頂部に設けた放出筒部40を、正逆に回転するモーター
    Mに駆動される回転軸90により正逆に回動するシャッタ
    ーSを介して、機体1内の穀粒の貯留部aに連通する状
    態と機外に穀粒を取出す取出樋6に連通する状態とに切
    換え自在に連通し、そのシャッターSの回動軌跡上に
    は、該シャッターSの放出筒部40と貯留部aとを連通さ
    せる方向の回動作動のエンドにおいて、該シャッターS
    と衝合してオンに作動するスイッチSW1を設け、昇降機
    4等の穀粒の搬送系の駆動回路を、該スイッチSW1のオ
    ン作動により駆動が可能となるよう制御せしめたことを
    特徴とする循環型穀粒乾燥機における張込み排出の切換
    装置。
  2. 【請求項2】昇降機4の揚穀塔4a内のバケットコンベア
    4bにより揚送して放出する穀粒を誘導するよう揚穀塔4a
    の頂部に設けた放出筒部40を、正逆に回転するモーター
    Mに駆動される回転軸90により正逆に回動するシャッタ
    ーSを介して、機体1内の穀粒の貯留部aに連通する状
    態と機外に穀粒を取出す取出樋6に連通する状態とに切
    換え自在に連通し、そのシャッターSの回動軌跡上に
    は、該シャッターSの放出筒部40と取出樋6とを連通さ
    せる方向の回動作動のエンドにおいて、該シャッターS
    と衝合してオンに作動するスイッチSW1を設け、昇降機
    4等の穀粒の搬送系の駆動回路を、該スイッチSW1のオ
    ン作動により駆動が可能となるよう制御せしめたことを
    特徴とする循環型穀粒乾燥機における張込み排出の切換
    装置。
JP4745490U 1990-05-07 1990-05-07 循環型穀粒乾燥機における張込み排出の切換装置 Expired - Lifetime JPH0749351Y2 (ja)

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