JPS582728B2 - コウカンノカンタンキヨウセイホウホウ - Google Patents
コウカンノカンタンキヨウセイホウホウInfo
- Publication number
- JPS582728B2 JPS582728B2 JP7413475A JP7413475A JPS582728B2 JP S582728 B2 JPS582728 B2 JP S582728B2 JP 7413475 A JP7413475 A JP 7413475A JP 7413475 A JP7413475 A JP 7413475A JP S582728 B2 JPS582728 B2 JP S582728B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- steel pipe
- pipe
- tool
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電縫管あるいは鍛接管などの鋼管の製造におい
て、接断機特にディスクバイトで、鋼管を一定長さに切
断するときに、切断面およびその近傍において発生する
管端の変形を矯正すると同時に開先加工を実施する方法
に関するものである,熱延鋼板のコイルより、電縫管あ
るいは鍛接管に成形した後、定められた長さに鋼管を切
断する方法には、(1)1個ないし3個の丸刃によるデ
ィスクバイト方法、(2)バイトによる旋削の方法、(
3)金鋸による方法、(4)プレス材によるせん断法な
ど種種の方式が用いられている。
て、接断機特にディスクバイトで、鋼管を一定長さに切
断するときに、切断面およびその近傍において発生する
管端の変形を矯正すると同時に開先加工を実施する方法
に関するものである,熱延鋼板のコイルより、電縫管あ
るいは鍛接管に成形した後、定められた長さに鋼管を切
断する方法には、(1)1個ないし3個の丸刃によるデ
ィスクバイト方法、(2)バイトによる旋削の方法、(
3)金鋸による方法、(4)プレス材によるせん断法な
ど種種の方式が用いられている。
このうち、現在では生産能率の面から主に(1)のディ
スクバイト方法が広く一般に使われている。
スクバイト方法が広く一般に使われている。
この方法は、第1図に示したように、工具鋼からなるデ
ィスクバイト2を切断する鋼管1の周囲に回転させなが
ら力を加えて、鋼管を切断する方式である。
ィスクバイト2を切断する鋼管1の周囲に回転させなが
ら力を加えて、鋼管を切断する方式である。
この方法で切断に要する時間は鋼管の直径、肉厚、材質
鋼管の製造速度、切断機の走行距離および切削の送り速
度によって異なるが、近来の如く鋼管の製造速度が速く
なると切削板の走行距離範囲内で切断を完了させるため
に切削の送り速度を早くして、鋼管の製造速度に同調し
て切削している。
鋼管の製造速度、切断機の走行距離および切削の送り速
度によって異なるが、近来の如く鋼管の製造速度が速く
なると切削板の走行距離範囲内で切断を完了させるため
に切削の送り速度を早くして、鋼管の製造速度に同調し
て切削している。
この方法は、ディスクバイトに負荷を与えて、鋼管にそ
れを押し込んでいくものであるから、バイトによる旋削
による方法と違って、切りくずの発生がないなど、連続
する鋼管の製造において、有利な面がある。
れを押し込んでいくものであるから、バイトによる旋削
による方法と違って、切りくずの発生がないなど、連続
する鋼管の製造において、有利な面がある。
しかし、その切断の材構上、切断面およびその近傍にま
で変形が波及して、そのままでは製品とはなりがたい。
で変形が波及して、そのままでは製品とはなりがたい。
変形は鋼管の直径が大きいほど大になり、特に、直径1
4“以上において著しい。
4“以上において著しい。
また、変形の状態は、板厚が薄い場合には管端が内側に
曲がるが、板厚が厚い場合には、ディスクバイトの刃の
厚みの影響で、管の外側に素材の盛り上がる変形即ち突
起が生じる。
曲がるが、板厚が厚い場合には、ディスクバイトの刃の
厚みの影響で、管の外側に素材の盛り上がる変形即ち突
起が生じる。
このように変形した管端は製品価値を損うものであるか
ら、通常の突切りバイトにて、変形部を除去する工程が
必要となる。
ら、通常の突切りバイトにて、変形部を除去する工程が
必要となる。
さらに、この工程において、管端の開先加工も同時に実
施されている。
施されている。
この工程は連続せる製管材のオフライン上で実施され、
しかも突切りバイトで、変形部を完全に削除するため、
かなりの時間を要し、しかも管端部を20〜50mmも
切り捨てるため、歩留りを悪くするなどの欠点を有して
いた。
しかも突切りバイトで、変形部を完全に削除するため、
かなりの時間を要し、しかも管端部を20〜50mmも
切り捨てるため、歩留りを悪くするなどの欠点を有して
いた。
本発明者等はこれまで説明してきた工程上の問題点を一
掃して、有利に解決する方法を提供しようとするもので
、その要旨は被加工管の適宜位置をチャックで保持し、
円錐状工具を回転させながら切断により変形した管端部
より押し進め、内面変形を矯正しつつまたは矯正した後
円錐状工具に設置された切削治具により管端の外面に突
起している部分を切削する鋼管の矯正方法に関する。
掃して、有利に解決する方法を提供しようとするもので
、その要旨は被加工管の適宜位置をチャックで保持し、
円錐状工具を回転させながら切断により変形した管端部
より押し進め、内面変形を矯正しつつまたは矯正した後
円錐状工具に設置された切削治具により管端の外面に突
起している部分を切削する鋼管の矯正方法に関する。
すなわちチャックは鋼管の管端変形部分の近くをチャッ
クするようにしても良く、鋼管の長手中央部をチャック
するようにしても良い。
クするようにしても良く、鋼管の長手中央部をチャック
するようにしても良い。
また鋼管の管端変形部の加工は片管端部ずつ加工するよ
うにしても良く、両管端部を同時に加工するようにして
も良い。
うにしても良く、両管端部を同時に加工するようにして
も良い。
両管端部を同時に加工するようにすれば装置の設置面積
を大くとらなくてすむ利点がある。
を大くとらなくてすむ利点がある。
同一外径の鋼管でも、その肉厚が種々あり、それに応じ
て、管端変形の状況も変化するため、その変化に対応し
た矯正方法を考慮しなければならない。
て、管端変形の状況も変化するため、その変化に対応し
た矯正方法を考慮しなければならない。
本発明の方法は内側に変形した部分は回転ポンチによる
拡管方式を採用し、外側に変形した部分突起はバイトに
よる切削方式を採用し、しかも、一つの回転工具により
、上記二つの動作を連続して実施するところに本発明の
最大の特徴がある。
拡管方式を採用し、外側に変形した部分突起はバイトに
よる切削方式を採用し、しかも、一つの回転工具により
、上記二つの動作を連続して実施するところに本発明の
最大の特徴がある。
その上、管端の外側の変形部(突起部)は切削と同時に
、面取り加工或いは開先加工も同時に実施され、生産能
率の向上、人員の省力化を達成できる。
、面取り加工或いは開先加工も同時に実施され、生産能
率の向上、人員の省力化を達成できる。
次に本発明の実施例を第2図および第3図にて説明する
。
。
第2図は本発明矯正方法の原理を示すもので、ディスク
バイト切断機によって定尺寸法に切断された鋼管1は、
該切断ラインと平行に設けられた管端矯正ラインに送ら
れる。
バイト切断機によって定尺寸法に切断された鋼管1は、
該切断ラインと平行に設けられた管端矯正ラインに送ら
れる。
図示する管端矯正機は、鋼管1の管端変形部3に挿入さ
れる円錐状工具4を先端に有する回転工具6と、該回転
工具6に付設され鋼管1端部の外側に突起する部分を除
去しかつ同時に開先加工するためのバイト5とから構成
される。
れる円錐状工具4を先端に有する回転工具6と、該回転
工具6に付設され鋼管1端部の外側に突起する部分を除
去しかつ同時に開先加工するためのバイト5とから構成
される。
まず矯正しようとする鋼管1は第3図に示す鋼管チャッ
ク7によって中央部を固定した後、管端から円錐状工具
4を回転させながら挿入I一て変形部3を押し広げ、該
変形部3内径が正規の内径に矯正された時点(あるいは
矯正しつつ)で、バイト5が作用して外側に突起した部
分を切削する。
ク7によって中央部を固定した後、管端から円錐状工具
4を回転させながら挿入I一て変形部3を押し広げ、該
変形部3内径が正規の内径に矯正された時点(あるいは
矯正しつつ)で、バイト5が作用して外側に突起した部
分を切削する。
第3図は鋼管1中央部をチャック7で固定しその両端か
ら回転工具8,9を挿入して、両端の変形部3を同時に
矯正しようとする場合を示している。
ら回転工具8,9を挿入して、両端の変形部3を同時に
矯正しようとする場合を示している。
第3図に示したように、両端部を同時に矯正し、しかも
切り捨て部がないため、極めて短い時間でこの工程は終
了することが可能である。
切り捨て部がないため、極めて短い時間でこの工程は終
了することが可能である。
この方法により、材料歩留りを2〜3%向上させること
ができ、しかも生産能率を1.5倍にすることができた
。
ができ、しかも生産能率を1.5倍にすることができた
。
次に実施例により説明する。
試験に供した鋼管は直径14“のもので、肉厚は3,5
.7mmのものを使用した。
.7mmのものを使用した。
素材の引張強さは45.4kg/mmであった。
各々長さ5mの定尺で切断して、各20本づつ本発明の
矯正方法を実施した結果、すべて一級の製品を製造する
ことができた。
矯正方法を実施した結果、すべて一級の製品を製造する
ことができた。
以上詳述した如く本発明によれば、鋼管の管端切断変形
部の矯正を極めて能率的に処理することができ、生産性
の向上および品質ならびに歩留向上に益するところが極
めて大きい。
部の矯正を極めて能率的に処理することができ、生産性
の向上および品質ならびに歩留向上に益するところが極
めて大きい。
第1図は鋼管のディスクバイト方法の説明図である。
第2図は管端変形部の矯正方法の説明図、第3図は実ラ
インにおける矯正方法の概略説明図である。 1・・・鋼管、2・・・ディスクバイト、3・・・管端
変形部、4・・・円錐状工具、5・・・バイト、7・・
・チャック、8,9・・・回転工具。
インにおける矯正方法の概略説明図である。 1・・・鋼管、2・・・ディスクバイト、3・・・管端
変形部、4・・・円錐状工具、5・・・バイト、7・・
・チャック、8,9・・・回転工具。
Claims (1)
- 1 被加工管の適宜位置をチャックで保持し、円錐状工
具を回転させながら切断により変形した鋼管の管端部に
押し進め、内面変形を矯正しつつまたは矯正した後円錐
状工具に設置された切削治具により鋼管の管端外面に突
起している部分を切削することを特徴とした鋼管の管端
矯正方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7413475A JPS582728B2 (ja) | 1975-06-17 | 1975-06-17 | コウカンノカンタンキヨウセイホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7413475A JPS582728B2 (ja) | 1975-06-17 | 1975-06-17 | コウカンノカンタンキヨウセイホウホウ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51149158A JPS51149158A (en) | 1976-12-21 |
JPS582728B2 true JPS582728B2 (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=13538404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7413475A Expired JPS582728B2 (ja) | 1975-06-17 | 1975-06-17 | コウカンノカンタンキヨウセイホウホウ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582728B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5919035A (ja) * | 1982-07-22 | 1984-01-31 | Toshiba Corp | 面取り装置 |
JPH0335451Y2 (ja) * | 1985-09-17 | 1991-07-26 | ||
JPS645717A (en) * | 1987-06-29 | 1989-01-10 | Asahi Okuma Ind | Hollow wire shearing device |
JPH01177014U (ja) * | 1988-05-27 | 1989-12-18 |
-
1975
- 1975-06-17 JP JP7413475A patent/JPS582728B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51149158A (en) | 1976-12-21 |
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