JPS5826901Y2 - 熱密封型封書フォ−ム - Google Patents

熱密封型封書フォ−ム

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JPS5826901Y2
JPS5826901Y2 JP1976037376U JP3737676U JPS5826901Y2 JP S5826901 Y2 JPS5826901 Y2 JP S5826901Y2 JP 1976037376 U JP1976037376 U JP 1976037376U JP 3737676 U JP3737676 U JP 3737676U JP S5826901 Y2 JPS5826901 Y2 JP S5826901Y2
Authority
JP
Japan
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envelope
heat
side edge
edges
folded
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976037376U
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English (en)
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JPS52131316U (ja
Inventor
洋 斎藤
浩 奈良
Original Assignee
共同印刷株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 共同印刷株式会社 filed Critical 共同印刷株式会社
Priority to JP1976037376U priority Critical patent/JPS5826901Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、熱密封型の封書単位が分離用ミシン目を介し
て反復連接する連続封書フオームであって、各封書単位
が折込用ミシン目を介して連接する3葉片で構成される
連続封書フオームに関するものである。
従来、連続封書形成フオームとして、連続した各封書形
成単位に折込、切取用のミシン目を刻設し、さらに封緘
に供される熱融着性接着剤層を塗布したものを使用して
、切り離し、折り、封緘等の作業を能率化することが行
われている。
しかしながら、在来のフオームには、以下にのべる欠点
があった。
すなわち、第1に、在来のフオームは、それらに塗布し
た接着剤層7がすべて同一にして、常に対面する位置に
あって、熱圧着時にそれら相互が確実に接着するよう構
成されていた。
そのため、通常の場合、それは接着条件たる熱と適当な
圧力が加えられてはじめて好ましい接着状態が得られる
が、時には前記対面位置が災いして、加熱・圧着前にお
いて、多数枚のフオームを折り畳んで積み重ねた状態の
場合に、常温下であるにもかかわらず、それらの自重と
か、接着剤の経時的変化等が原因となつζ、予期しない
接着現象(ブロッキングと称呼されている。
)が生じ、それによって、熱圧着時に不良品の発生を招
くことが多がった。
こうした実情から、それらフオームについては、加熱・
圧着装置に導く前に、あらかじめ各フオーム相互が接着
しているような事態のある場合に備え、手作業等でその
接着の有無をたしかめ、接着している場合は丹念にその
剥離を行わねばならないという煩雑さがあり、不便なこ
とであった。
第2に、在来品では封書単位に分離した後折り畳んだフ
オームの各葉片多数枚を熱圧着する場合、折り畳み方向
の接着剤層が上がら下に至るまで同一位置にあるため、
内部への伝熱効率が著しく低くなり、そのため高温度の
もとで加熱する必要があり、作業に支障を来たし、製造
コストの高騰を招いていた。
本考案は、上記従来の欠点であるブロッキングを起さず
、伝熱効率の向上をはかった連続封書形成フオームを提
供することを目的とするものである。
本考案によると、連続封書形成フオームの熱融着性接着
剤層は、該フオームが分離用ミシン目を介し反復連接し
て折り畳まれた状態では相互に対面し接触することがな
く(第1図、第2図参照)、しかも加熱・加圧時におい
ては(第1図、第3図参照)、確実にそれら接着剤層が
相互に適正に圧着する位置にあるよう配慮したものであ
る。
次に、本考案の一実施例について、図面の第1図ないし
第5図に従い説明する。
図面のA、BおよびCはそれぞれ封書単位を構成する葉
片を示すものである。
実施例たる各図面において、分離用ミシン目を介して連
続した各封書単位1,2,3.4・・・・・・に、それ
ぞれ折込用ミシン目5a、分離用ミシン目5b、切取用
ミシン目6aを刻設し、熱融着性接着剤層7を塗布する
こと自体は従来のものと変りはない。
封書単位間の連接部のミシン目は封書単位の切離しに利
用される。
なお、図示例のごとき、三つ折封筒タイプの場合、前記
接着剤層の枠形状の位置は、図示した表面のBおよびC
各葉片の設定位置に対して、裏面の前記枠形状のそれは
、AおよびBの各葉片に施され、それら表裏の枠形状は
、相互にずれた部位に設定されることとなる。
本考案の構成上の特徴は、封書に折畳む際に対面する2
面の側縁部の接着剤層が、対面する各面の両側縁部を上
下に2分した側縁上半部と側縁下半部に、側縁に平行で
互いに他方の延長線と重ならない内側寄り9と外側寄り
8に片寄せた相対部位で、かつ前記対面する隣接2面間
の折込用ミシン目に関して対称に配設され、隣接する封
書単位に折り畳まれた場合(第1図、第2図参照)、対
面した接着剤層が互いに接触しないようにしたことにあ
る。
すなわち、図示例のとおり、三つ折封筒とした場合にお
いて、例えば、葉片A表面に、主として受取人、封書の
表題のごときを表示し、任意的に発信人欄を印設し、ま
た、葉片BおよびCのそれぞれ表面に、受取人に関する
特定の通信テ゛−夕を印設するようなし、更に、Aおよ
びBのそれぞれの葉片の裏面に、個々に、あるいはまた
がって、逆方向から、例えばテ゛−タ解説記事、挨拶文
章等を印設し、しかも葉片C裏面に、例えば広告記事の
ごときを印設するようなしである。
このように構成したA、B、C各葉片についてまず、A
葉片表面を、折込用ミシン目5aにて表出するよう折り
、次にそれぞれ通信テ゛−夕を印刷せるB、C各葉片を
内側に折り込み、ヒートシーラー機のごとき加熱・圧着
装置に導いて圧着した場合、B葉片とC葉片、裏面のA
葉片とB葉片の前述したそれぞれの接着剤層は正しく対
面して接着するようになしたことである。
図中、10はマージナルパンチ部を示し、6bは、適宜
、熱圧着後、附加した切取用ミシン目である。
しかして、かかる連続フオームに、例えば宛先、発信人
の住所、氏名、通信データ等を印刷し、あるいは各種紙
片を封入し、第2図示の如く分離用ミシン目5bに沿っ
て表面同志が重なるように折り合わされるが、この場合
熱融着性接着剤層8,9は側縁部の外側寄りに片寄せた
相対部位に設けられているので、封書単位1,2.3・
・・・・・間の分離用ミシン目で反復連接して折り畳ん
でいても、第1図の封書単位紙葉2上に示す如く、隣接
封書単位紙葉の接着剤層同志は重合することのないもの
である。
従って、本考案に係る連続封書フオームは、封書単位に
折り畳まれた場合(第2図)、前記した在来のフオーム
において派生していた不可避的なブロッキングの問題が
起らず、またヒートシール機のごときにて熱圧着の際は
(第3図)、封書を形成するため折畳んだ紙葉の前記接
着剤層が相互に正しく重合し熱融着し、しかも接着剤層
が振り分けられていることから、前記した在来フオーム
と異なり、加熱に要する熱量が少なくすみ、かつ、多重
の際の内部への伝熱効率が良好となるものである。
以上のべたとおり、本考案は、連続封書フオームの隣接
封書単位の熱融着性接着剤層を重合しないようにしたも
のであるから、反復連接して折り畳まれた状態ではブロ
ッキングが起“らないが、封書形成時は完全に重合する
仕上りのすぐれたものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本考案に係る熱密封型封書フオームの実施例を示
し、第1図は連続した封書単位に施した接着剤層の塗布
位置についての説明図、第2図は連続した各封書単位の
折畳み状態を示す説明図、第3図は封書を形成するべく
封書単位を熱圧着する直前における折り込み状態の説明
図、第4図は封書単位の熱圧着後の斜視図、第5図は封
書開封時の斜視図である。 1.2,3.4・・・・・・封書単位、5a・・・・・
・折込用ミシン目、5b・・・・・・分離用ミシン目、
6 a 、6 b・・・・・・切取用ミシン目、7・・
・・・・接着剤層、8,9・・・・・・振り分は分断し
た接着剤層、A、B、C・・・・・・封書単位構成葉片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折込用ミシン目を介して連続封書形成フオームの流れ方
    向に連接する3葉片で構成される封書単位が分離用ミシ
    ン目を介してフオームの流れ方向に反復連接しており、
    封書単位の構成葉片をジグザグ折りに重ね合わせるとき
    に対面する表裏の各隣接2面を、当該2面間の折込み縁
    を除く辺縁部に予め塗布された熱密封型接着剤層により
    接着する連続封書フオームであって、前記接着剤層が、
    (イ)前記2面間の折込み縁に平行な上下2辺縁沿いに
    、並びに(ロ)前記対面する各面の両側縁部の、側縁部
    を上下に2分した側縁上半部と側縁下半部に、側縁に平
    行で互いに他方の延長線と重ならない内側寄りと外側寄
    りの片寄せた相対部位でかつ当該2面間の折込用ミシン
    目に関して対称に塗布されている熱密封型封書フオーム
JP1976037376U 1976-03-27 1976-03-27 熱密封型封書フォ−ム Expired JPS5826901Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976037376U JPS5826901Y2 (ja) 1976-03-27 1976-03-27 熱密封型封書フォ−ム

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976037376U JPS5826901Y2 (ja) 1976-03-27 1976-03-27 熱密封型封書フォ−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52131316U JPS52131316U (ja) 1977-10-05
JPS5826901Y2 true JPS5826901Y2 (ja) 1983-06-10

Family

ID=28496633

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976037376U Expired JPS5826901Y2 (ja) 1976-03-27 1976-03-27 熱密封型封書フォ−ム

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50155375A (ja) * 1974-06-07 1975-12-15

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527557Y2 (ja) * 1975-10-24 1980-07-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50155375A (ja) * 1974-06-07 1975-12-15

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JPS52131316U (ja) 1977-10-05

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