JPS5826744Y2 - 連続ブロ−チ盤の被加工物搬出保持装置 - Google Patents

連続ブロ−チ盤の被加工物搬出保持装置

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Publication number
JPS5826744Y2
JPS5826744Y2 JP1979095744U JP9574479U JPS5826744Y2 JP S5826744 Y2 JPS5826744 Y2 JP S5826744Y2 JP 1979095744 U JP1979095744 U JP 1979095744U JP 9574479 U JP9574479 U JP 9574479U JP S5826744 Y2 JPS5826744 Y2 JP S5826744Y2
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JP
Japan
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workpiece
wedge
unclamping
engaging portion
presser foot
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979095744U
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English (en)
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JPS5615634U (ja
Inventor
仁士 下山
由人 加藤
賀寿夫 松本
Original Assignee
株式会社不二越
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Publication date
Application filed by 株式会社不二越 filed Critical 株式会社不二越
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は連続ブローチ盤において被加工物を把持する
取付具の改良に関する。
従来製品は例えば第1図に示すような装置であり、軸2
,3間にスプロケット4,5を介して張設されたエンド
レスチェン6が矢印方向に回転可能にされている。
エンドレスチェン6には適所に、普通はほぼ等間隔に、
被加工物14を把持する被加工物取付具7が複数個配設
されており、エンドレスチェン6の運動と対抗する、即
ち両者間に相対的運動がされるようおかれた、ブローチ
刃具9に被加工物14を係合させてブローチ切削加工を
行っていた。
加工作業ではブローチ盤前面部19で作業者21がエン
ドレスチェン6と共に回転している被加工物取付具1に
被加工物14を挿入すると、取付具1の図示しないクラ
ンプ装置が点線矢印のクランプ位置8で図示しない板カ
ムと係合し被加工物14をクランプする。
被加工物14はクランプされた状態で取付具1を案内す
るガイド22に案内されてブローチ刃具9と係合し、ブ
ローチ切削加工がなされる。
その後点線矢印のアンクランプ位置10で取付具1の前
記クランプ装置は図示しない板カムと係合し被加工物1
4をアンクランプするので、被加工物14はスプロケッ
ト5のまわりを回転する時自重でブローチ盤本体1の後
部20に設けられたシュート13に落下し、シュート1
3内から他の工程に被加工物14が移された。
このため前面部19で作業する作業者21は加工後の被
加工物14を取ることは出来ない。
ブローチ盤本体1の前面部19付近に並列的または作業
者21を取囲むように他の機械を配置していわゆる多台
持ちするためには、上記したブローチ加工後の被加工物
はコンベアを用いて作業者まで搬送されなければならず
、余分な動力機械装置やスペースを必要とした。
本考案はかかる従来品の欠点を解消するものであって、
被加工物を従来通り機械の後部付近でアンクランプする
が、被加工物取付具は、そのまま被加工物をそれが下側
のエンドレスチェンで逆ずりされた状態で後部20から
前面部19に運搬される時も落下しないような被加工物
取付具としたものであり、同時に従来アンクランプ前に
被加工物を被加工物取付具7に作業者が正確に挿入する
ための図示しない取付具ガイドを不要にし、作業者が両
手を用いて機械本体前面部で被加工物の挿入と取外しを
容易に行えるようにし、若しくは図示しない挿入または
取外し自動装置を前記前面部付近に設けて被加工物の挿
入または取外しが行えるよう、被加工物取付具の改良を
行い、作業者のいわゆる多台持ちを安価に行えるようす
ることを目的とする。
以下本考案の実症例につき図面に基づき説明すると、第
2図、第3図において、上記したと同じ軸2,3、スプ
ロケット4,5、エンドレスチェン6、ブローチ刃具9
が設けられており、スプロケット5が固着された軸3は
図示しない減速機付電動機またはオイルモータ等で回転
され、エンドレスチェン6を回転させている。
エンドレスチェン6には新規な被加工物取付具7aがほ
ぼ等間隔に複数個配設されており、取付具ガイドは設け
られておらず、ブローチ加工後の被加工物14を受ける
シュート12は機械本体1の前面部19下方に配設され
ている。
被加工物取付具1aは、少くとも1個以上の保持面23
.23と、保持面に面する以外の被加工物14の部分2
4と係合可能な部分25を有する押え金15と、押え金
15を被加工物14に向けて付勢するスプリング11と
、被加工物をクランプまたはアンクランプするよう押え
金15と係合するクランプ用くさび16とを含む。
押え金15は被加工物14とは、エンドレスチェン6の
進行方向と逆方向に本実施例では係合しているが、例え
ば被加工物の側面等と係合させるようにしてもよい。
スプリング11の強さは被加工物14がエンドレスチェ
ン6が下側にあり、被加工物が逆ずりされた時にも落下
しない程度の強さとされる。
なお18はエンドレスチェン6に被加工物取付具7aを
連結するピンであり、17はガイド22と嵌合する案内
みぞである。
また所望により、スプロケット4の前面部19側外周部
付近に被加工物14の自動挿入装置、必要により取外し
装置を装置出来る。
なおりランプ用くさび16は適当なものを使用できるが
、例えば第4図に示すようにクランプ位置8の本体1に
配置されピン33により枢動可能に支持されかっばね3
4でチェノ6側に付勢された板カム即ちクランプ係合部
26と係合するようにされたくさび係合部27と、クラ
ンプ係合部26とくさび係合部27との係合により被加
工物保持具7aのスプリング11と同方向に押え金15
を被加工物14へ押圧してクランプするクランプ手段2
9即ちカム面を有するくさび本体28と、アンクランプ
位置10の本体1上に配置されたアンクランプ係合部3
2即ち点線で示す板カムと係合するアンクランプくさび
係合部30と、を有するものであって点線で示すアンク
ランプ位置10に配置された点線で示すアンクランプ係
合部32およびアンクランプくさび係合部30との係合
によりスプリング11に抗してくさび本体28を反対方
向に押圧してクランプ手段29による被加工物14のク
ランプを解いて、被加工物14はスプリング11で保持
される状態にされるものであってもよい。
第4図の実症例では図示しない押え金15とくさび本体
28とに設けたガイドにより、くさび本体28は押え金
15と直交した方向に移動するようにされている。
次に作動状態について説明すると軸3,4、スプロケッ
ト4,5は矢印方向に回転されており、エンドレスチェ
ン6と被加工物取付具7aも回転されている。
前面部19の作業者21の位置では、被加工物取付具1
aが、被加工物14を取外された空になった状態で下方
から上って来る。
図示の作業者21の手の位置付近で、被加工物14は手
動または、図示しない自動装置で被加工物取付具1aに
挿入される。
このとき、被加工物取付具1aはアンクランプ状態であ
るが、スプリング11で被加工物14を付勢するので、
挿入されたその位置を保つことができるので、上記した
従来品に必要な取付具ガイドは必要としない。
さらに被加工物取付具7aが走行し、点線矢視のクラン
プ位置8に達すると図面の第4図で示すアンクランプ係
合部26即ち板カムがクランプ用くさび16のくさび係
合部27と係合して、第4図でみてくさび本体28は点
線の位置から実線の位置に右方向に押され、カム面即ち
クランプ手段29は押え金15のカム面を押し面36と
係合して、被加工物はクランプされ、その状態でさらに
進みブローチ刃具9と係合しブローチ切削加工が施され
る。
その後で点線矢視のアンクランプ位置10で第4図で点
線で示すアンクランプ係合部32即ち板カムが配置され
ているので、これとアンクランプくさび係合部30が係
合して、くさび本体28を第4図で点線で示すアンクラ
ンプ位置に押して被加工物14はアンクランプされる。
この状態においても、被加工物14はスプリング11に
より押え金を介して付勢されるのでスプロケット5の外
周をまわり下方走行に移り逆ずりされても落下すること
なく、そのまま後部20から前面部19に運搬されて、
シュート12に、作業者21による手動、または図示し
ない自動取外し装置により自動により取外され落下する
上記したように本考案ではブローチ加工後被加工物が機
械後部付近でアンクランプされた後も被加工物取付具は
被加工物をそのまま逆ずり状態でも保持するため、被加
工物は機械本体の前面部まで運搬され、前面部に設けら
れたシュートに取外されて容れられる。
従って被加工物を後部から前面部に搬送する余分な動力
機械装置やそのスペースを必要とせず、大きなコストダ
ウンが出来、能率的な歩合持ちが行なえ、しかもきわめ
て安価な装置で出来るものとなった。
さらに空の被加工物取付具に被加工物を挿入すると、そ
れがクランプ前でもスプリングと押え金により正しくそ
の位置で保持するので、従来品で必要とした取付具ガイ
ドは必要とされないのみか、自動被加工物挿入装置も取
付は易くなるなど、極めて有用なものとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来製品である連続ブローチ盤の構造を示す概
略側面縦断面図、第2図は本考案の実癩例の第1図と同
様な概略側面縦断面図、第3図は第2図の被加工物取付
具の縦断面図、第4図は第3図のクランプ用くさびの作
動機構を示す説明図である。 2.3・・・・・・軸、6・・・・・・エンドレスチェ
ン、7゜7a・・・・・・被加工物取付具、9・・・・
・・ブローチ刃具、11・・・・・・スプリング、14
・・・・・・被加工物、15・・・・・・押え金、16
・・・・・・クランプ用くさび、23・・・・・・被加
工物保持面、24.25・・・・・・部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸間に回転可能に張設されたエンドレスチェンに被加工
    物取付具を適所に配設し被加工物を把持しエンドレスチ
    ェンの運動と対抗するブローチ刃具に係合させる連続ブ
    ローチ盤において、前記被加工物取付具は少くとも1個
    以上の被加工物保持面と、前記保持面に面する面板材の
    被加工物の部分と係合可能な部分を有する押え金と、前
    記押え金を被加工物に向けて付勢するスプリングと、前
    記被加工物をクランプまたはアンクランプするよう押え
    金と係合するクランプ用くさびとを含み、前記くさびは
    、被加工物取付具への被加工物挿入位置とブローチ刃具
    との係合位置との間のクランプ位置本体上に配置された
    クランプ係合部と係合するくさび係合部、前記クランプ
    係合部およびくさび保合部との係合(こより前記スプリ
    ングと同方向に前記押え金を被加工物へ押圧してクラン
    プするクランプ手段を有するくさび本体、前記ブローチ
    刃具との係合部の直後のアンクランプ位置の本体に配置
    されたアンクランプ係合部と係合するアンクランプくさ
    び係合部を有し前記アンクランプ係合部および前記アン
    クランプくさび係合部との保合により前記スプリングに
    抗して前記くさび本体を反対方向に押圧してクランプ手
    段にて被加工物のクランプを解いて被加工物はスプリン
    グで保持される状態にされ、さらに前記被加工物は前記
    被加工物挿入位置の下方付近で取外し位置により取外さ
    れるようにされた、ことを特徴とする連続ブローチ盤の
    被加工物搬出保持装置。
JP1979095744U 1979-07-13 1979-07-13 連続ブロ−チ盤の被加工物搬出保持装置 Expired JPS5826744Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979095744U JPS5826744Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 連続ブロ−チ盤の被加工物搬出保持装置

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JP1979095744U JPS5826744Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 連続ブロ−チ盤の被加工物搬出保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5615634U JPS5615634U (ja) 1981-02-10
JPS5826744Y2 true JPS5826744Y2 (ja) 1983-06-09

Family

ID=29328592

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979095744U Expired JPS5826744Y2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 連続ブロ−チ盤の被加工物搬出保持装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5826744Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4835680U (ja) * 1971-08-31 1973-04-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5615634U (ja) 1981-02-10

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