JPS6122723Y2 - - Google Patents

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JPS6122723Y2
JPS6122723Y2 JP7319380U JP7319380U JPS6122723Y2 JP S6122723 Y2 JPS6122723 Y2 JP S6122723Y2 JP 7319380 U JP7319380 U JP 7319380U JP 7319380 U JP7319380 U JP 7319380U JP S6122723 Y2 JPS6122723 Y2 JP S6122723Y2
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JP
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workpiece
center
shaft
drive
drive shaft
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JP7319380U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、工作物両端部の筒状軸部外周面な
どを加工する場合に、工作物の搬入、搬出が簡単
でしかも短時間で行なうことができ、また加工部
を変形させずに確実に駆動させることができるよ
うにした工作物の搬入駆動装置に関するものであ
る。
本考案における対象工作物は、第5図に示すよ
うに、中央部に図示省略した窓穴を有する中空大
径部1が形成され、両端部に筒状軸部2,3が一
体に形成された工作物4である。この工作物4の
筒状軸部2,3外周面に切削などの加工を施す場
合に、工作物4内面と係合する回し金5を中空大
径部1に窓孔から着脱可能に収容し、工作物4に
駆動軸6を挿入してその角軸部6aを前記回し金
5の角孔5aに係脱可能に係合させ、角軸部6a
の先端部を一方の筒状軸部2から突出させると共
に、駆動軸6の大径軸部6bを他方の筒状軸部3
に嵌合してセンタ支持する。この状態で、駆動軸
6の角軸部6a先端部を工作機械の駆動センタ7
に形成した角穴7aに係合させ、駆動センタ7お
よびこれと対向する心押台のセンタ8により両筒
状軸部2,3の内周面を支持し、前記駆動センタ
7から駆動軸6、回し金5を介して駆動力を工作
物4に伝達し、これを回転させつつ筒状軸部2,
3の外周面を加工することが行なわれている。
このような加工を行なう場合に、従来は、工作
物の搬入、搬出作業はすべて手作業で行なつてい
た。すなわち、回し金5および駆動軸6を工作物
4に装着した状態で、駆動軸6の角軸部6aを駆
動センタ7の角穴7aに位相合せしつつ挿入する
と共に、作業者が工作物4を手で支えた状態で心
押台のセンタ8を前進させ、工作物4を両センタ
7,8に支持させている。しかし、このようにし
て駆動軸の角軸部と駆動センタの角穴との位相を
合せて係合させ、両センタで工作物を支持させる
までの駆動状態に、工作物を搬入するための搬入
作業を手作業で行なつていたので、作業者に負担
がかかるだけではなく、アイドルタイムが長くか
かつていた。また、このような駆動方式では駆動
軸の角軸部と駆動センタの角穴との位相合せが必
要である一方、加工部を変形させないが、駆動軸
連結のための位相合せを不要にするために、内径
コレツトチヤツクを駆動センタの先端部に設けた
ものは、工作物によつては加工部に歪を生じさせ
る恐れがある。
この考案は、前述した事情に鑑みてなされたも
ので、工作物に回し金および駆動軸を装着する駆
動方式を用いることにより、加工部を変形させる
恐れなく、確実に駆動させることができるもので
ありながら、回し金および駆動軸を装着した状態
での工作物の搬入、搬出を自動化して、作業者の
負担を軽減できると共にアイドルタイムを短縮で
きる工作物の搬入駆動装置を提供することを目的
とするものである。
以下、この考案の一実施例につき図面を参照し
て説明する。
第1図において、11は工作機械のベースで、
このベース11の両端部には支持台12,13が
設けられ、一方の支持台12上に主軸台14が設
けられ、この主軸台14には駆動用電動機15で
駆動される駆動センタ16が設けられている。他
方の支持台13上には心押台17が設けられ、こ
の心押台17には駆動センタ16と対向するセン
タ18が設けられ、このセンタ18はセンタラム
進退用シリンダ19の動作によつて進退されるセ
ンタラム20で進退されるようになつている。前
記ベース上の支持台12,13間には案内台21
が配設され、この案内台21上には工具スライド
22が設けられている。なお、以上の構成は通常
のこの種工作機械と同じである。
第1図乃至第4図に示すように、主軸台14お
よび心押台17にそれぞれ支持部材23,24が
固定され、これらの支持部材23,24に2本の
摺動軸25が摺動可能に支持されている。これら
の摺動軸25は前記センタ16,18の軸線と平
行に配置され、摺動軸25の一部に設けた面取部
25aに係止部材26の上端部が軸方向に所要の
遊びを設けて係合され、係止部材26は前記セン
タラム20に固定されている。前記摺動軸25に
は2つの仮受台27が保持部材28を介して所定
間隔で固定されている。前記仮受台27はほぼ釣
針状に形成され、相対向して傾斜する仮受面27
a,27bが下部に設けられている。この仮受面
27a,27bは、工作物4の支持状態において
工作物中心軸線がセンタ軸線よりやや下方に位置
するようになつており、センタが前進し工作物4
をセンタ支持することにより仮受面から工作物は
上方にわずか離間することになる。また、工作物
4には窓孔1aを有する中空大径部1の両端部に
筒状軸部2,3が一体に形成されている。工作物
4の中空大径部1にその窓孔1aから着脱可能に
工作物4内面と係合する回し金29を嵌合させ、
工作物4に駆動軸30を筒状軸部2,3の一方か
ら挿入し、駆動軸30の大径軸部30aを筒状軸
部2,3の貫通孔に嵌合させ、駆動軸30に設け
たスプラインまたはセレーシヨン部30bを、回
し金29に設けたスプラインまたはセレーシヨン
孔29aに係合させると共に、回し金29に突出
させたピン31に係合させる。この状態で一方の
筒状軸部2から突出する駆動軸30一端部が若干
小径にされ、この部分にセレーシヨンからなる係
合部30cが形成され、この係合部30cの先端
側にはテーパ状面取部30dが形成され、前記係
合部30cは駆動センタ16のセレーシヨン孔か
らなる係合孔16aに係脱可能に係合されるよう
になつている。
なお、第1図、第2図中32は回転主軸、第2
図、第3図中25b,25cは摺動軸25の面取
部25a両端に形成した係止面、第2図中33は
保持部材28を摺動軸25に固定するためのノツ
クピン、第3図中34,35は切削工具である。
次に、以上のように構成した搬入駆動装置の動
作にいて説明する。まず、この装置外で、工作物
4に形成した窓1aから回し金29を工作物4の
中空大径部1内に挿入し、駆動軸30を工作物4
に挿入し、回し金29と駆動軸30とをスプライ
ンまたはセレーシヨン係合させ、工作物4の一方
の筒状軸部2から駆動軸30の係合部30cを突
出させると共に、工作物4の他方の筒状軸部3に
駆動軸30の大径軸部30aを嵌合させて、駆動
軸30と工作物4を同心的に支持しておく。
前述のようにして駆動軸30および回し金29
を装着した工作物4を、心押台13側のセンタ1
8が第2図の右側に後退している状態で、工作物
4の筒状軸部2,3を仮受台27に載せ、センタ
ラム進退用シリンダ19を動作させてセンタラム
20を左方向に前進させる。この前進に伴つて係
止部材26が前進し、摺動軸25の面取部25a
の左側の係止面25bに係合し、この位置で心押
台13のセンタ18が駆動軸30の右端面と近接
した状態となり、駆動軸30の抜止め作用をす
る。その後は、センタラム20の前進によつて係
止部材26と摺動軸25が一体となつて前進し、
これに伴つて工作物4も前進する。このため、工
作物4と同心的に保持された駆動軸30の係合部
30cが駆動センタ16の係合孔16aに嵌挿さ
れて、セレーシヨン係合する。この際に駆動軸3
0の係合部30cの先端部にはテーパ状面取部3
0dが形成されていることにより各セレーシヨン
山の駆動センタ側端部は丸味をもつた面となり、
駆動センタ側の係合孔内方突起(メス側のセレー
シヨン山)と当接した場合に位相ずれしやすい構
成となり、この面取部30dに案内されて駆動軸
30のセレーシヨンと係合孔との位相が合うよう
になり、係合部30cが円滑に係合孔16aに挿
入される。センタラム20が前進端に達すると、
工作物4の筒状軸部2,3の先端部内周面が駆動
センタ16およびセンタ18で支持され、工作物
4の搬入が終る。
この状態で、駆動用電動機15で駆動用センタ
16を回転させ、このセンタ16から駆動軸30
および回し金29を介して工作物4に回転力を伝
達し、工作物4を回転させつつ切削工具34,3
5で筒状軸部2,3の外周面を加工する。
加工が完了した後に駆動用電動機15を停止さ
せ、センタラム20を後退させる。この場合に係
止部材26が摺動軸25の面取部25aの右側の
係止面25cに係合するまでは摺動軸25が後退
せずにセンタ18だけが後退し、その後、摺動軸
25が後退して仮受台27、工作物4が一体とな
つて後退し、駆動軸30と駆動センタ16との係
合が外されて、センタラム20、センタ18、、
係止部材26、摺動軸25、仮受台27および工
作物4が動作前の原位置状態に復帰する。この復
帰後に、仮受台27上から加工済みの工作物4を
取除き、すでに回し金、駆動軸が装着してある未
加工工作物4を仮受台27上に搬入し、以下前述
した動作を繰返すものである。
以上説明しように、この考案は、工作機械の主
軸台と心押台との間にセンタ軸線と平行に架設し
た摺動軸を、心押台のセンタラムで若干の遊びを
有して前進させ、前記摺動軸に設けた仮受台に工
作物をセンタ軸線と同心状態に支持させておくこ
とにより、工作物の両端内周面を駆動センタおよ
びこれと対向する心押台のセンタとで支持するよ
うにし、さらに前記工作物を回し金および駆動軸
が予め装着されているものとし、この駆動軸の工
作物一端から突出したセレーシヨン係合部をこの
係合部の先端側に設けたテーパ状面取部で案内さ
せて駆動センタの係合孔に係合させて、駆動力を
駆動センタから駆動軸、回し金を介して工作物に
伝達してこれを回転させつつ、工作物の外周面の
一部を加工するものである。従つて、この考案に
よれば、工作物に回し金および駆動軸を装着する
駆動方式を用いているので、加工部などを変形さ
せる恐れがなく、また、回し金、駆動軸を装着し
た状態での工作物の搬入、搬出をセンタラムを利
用した比較的簡単な構成で自動化でき、作業者の
負担を軽減でき、さらに工作物の搬入、搬出を短
時間で行なうことができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による工作物の搬
入駆動装置を備えた工作機械の一例を示す概略側
面図、第2図はこの考案の一実施例よる搬入駆動
装置を示す一部を断面した側面図、第3図は同一
部を断面した平面図、第4図は第2図の−線
に沿う断面図、第5図は従来例の装置の側断面図
である。 2,3……筒状軸部、4……工作物、14……
主軸台、16……駆動センタ、17……心押台、
18……センタ、20……センタラム、23,2
4……支持部材、25……摺動軸、26……係止
部材、27……仮受台、29……回し金、30…
…駆動軸、30a……大径軸部、30c……係合
部、30d……テーパ状面取部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工作機械の主軸台と心押台に設けた支持部材
    に、センタ軸線と平行な摺動可能な摺動軸を案内
    保持し、この摺動軸と軸方向に遊びを設けて係合
    する係止部材を前記心押台のセンタラムに突設
    し、前記摺動軸に固定されセンタ軸線とほぼ同心
    状態に工作物を支持する仮受台を設け、前記工作
    物の貫通孔に係合し同心的に支持される駆動軸を
    設け、この駆動軸には工作物内面と係合する回し
    金を相対回転を拘束して取外し可能に係合させる
    中央軸部と、この駆動軸の一端に突設され工作物
    から外方に突出し先端にテーパ状面取部を形成し
    たセレーシヨン係合部を形成し、前記駆動軸のセ
    レーシヨン係合部に係脱可能に係合して駆動軸に
    回転力を伝達する係合孔に主軸台側の駆動センタ
    に成形し、この駆動センタおよびこれと対向する
    心押台のセンタとで工作物の貫通穴両端部内周面
    を支持するようにしたことを特徴とする工作物の
    搬入駆動装置。
JP7319380U 1980-05-29 1980-05-29 Expired JPS6122723Y2 (ja)

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JP7319380U JPS6122723Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29

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JP7319380U JPS6122723Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29

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JPS56176101U JPS56176101U (ja) 1981-12-25
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JP7319380U Expired JPS6122723Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6445257B2 (ja) 2014-06-04 2018-12-26 Ntn株式会社 円筒状ワークの加工方法および加工装置

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