JPS5826605Y2 - ショ−ケ−スの連結構造

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【考案の詳細な説明】本考案は、スーパーマーケット内の角部でショーケース
が連続しているように見せることと、直角状にショーケ
ースを配置したときに見ばえをよくシ、シかも側板及び
鏡の破損を防止したショーケースの連結構造を提供する
ものである。

従来スーパーマーケットなどで使用するショーケースは
、連結した場合にもその両端には側板を設けなければな
らない。

しかしこの側板は、通常用いられているもので特別な工
夫は施されて督らず、また直角状にショーケースを配置
したときにも、側板相互の間に隙間があって見苦しいも
のであった。

本考案はこれら従来例の欠点を解消したものである。

以下図面により本考案の実施例を説明する。

１は開放型の冷凍もしくは冷蔵のショーケースで、前面
の開放部分に循環冷却風によるエアーカーテンを形成し
、複数の棚２を有する収納部に商品を陳列収納する。

３はショーケース１の側端に固着した側板で、ショーケ
ース１が当接する側（商品収納側）には鏡４を配設して
、ショーケース１及び収納商品がうつるようにしている
。

側板３とショーケース１との固着は、ショーケース１の
下部及び後部においてボルトを螺着するほか、第３図で
示したように、ショーケース１と側板３のそれぞれ上部
に取付金具５を固着し、その取付金具５をボルト６とナ
ツト７により固着するようにしている。

直角状に配置したショーケース１の側端、即ち側板３相
互は、第２図でその断面形状を示したように隣接する側
板３及び鏡４の前面に角柱形状の柱部８ａと取付片１０
とからなる断面略心形状の側柱８を使用して連結する。

側板３の側面と前記側板３及び鏡４の前面には、側柱８
の柱部８ａの側面９と該側面９に対して直角に位置する
取付片１０の側面１０ａに当接し、前記取付片１０にね
じ１１を螺着することにより前記側柱８を側板３に固着
する。

したがって、ショーケース１の側端には鏡４を配設して
なる側板３が位置しているため、ショーケース１が鏡４
即ち側板３の向こうまで連続しているように見え、陳列
している商品も実際以上に豊富に陳列しているように見
せることができる。

また、ショーケース１の直角配置部では、各側板及び鏡
４の前面に柱部８ａと取付片１０からなる断面時◇形状
の側柱８が配置するため、側板３相互の間に隙間ができ
ず、外観も見苦しくないものである。

以上のように、本考案は直角状に配置したショーケース
の端縁に鏡を配設してなる側板を固着し、この側板相互
を断面路◇形状の側柱により連結したショーケースの連
結装置であるから、ショーケースと陳列商品が鏡にうつ
り、ショーケースの連続感、商品の豊富感を釦客に訴え
ることができる。

また側柱が側板の間に配置するので、コーナ一部分の外
観がよくなる効果を有する。

さらに側柱の側面が側板及び鏡の前面に当接した構成と
しているので、買物用カート等の衝突による衝撃によっ
て生じる鏡及び側板の破損を防止する効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案ショーケースの連結構造を示す斜視図、
第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図、第３図は第１図のＢ
−Ｂ線断面図である。１・・・ショーケース、３・・・側板、４・・・鏡、８
・・・側柱、８ａ・・・柱部、１０・・・取付片。

【実用新案登録請求の範囲】

直角状に配置したショーケースの端縁に固着した側板の
商品収納側に鏡を配設し、隣接する前記側板及び鏡の前
面に柱部と取付片からなる断面時◇形状の側柱を配設し
、前記側柱を介して側板相互を連結したことを特徴とす
るショーケースの連結構造。