JPS5826514Y2 - リアクトル装置 - Google Patents
リアクトル装置Info
- Publication number
- JPS5826514Y2 JPS5826514Y2 JP8246879U JP8246879U JPS5826514Y2 JP S5826514 Y2 JPS5826514 Y2 JP S5826514Y2 JP 8246879 U JP8246879 U JP 8246879U JP 8246879 U JP8246879 U JP 8246879U JP S5826514 Y2 JPS5826514 Y2 JP S5826514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- oil guide
- block
- acdle
- wound coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はギャップ付鉄心の外周に、帯状導体を巻回し
てなるバンド巻コイルを配設したりアクドル装置に関す
る。
てなるバンド巻コイルを配設したりアクドル装置に関す
る。
従来のこの種リアクトル装置では第1図及び第2図に示
すように、スペーサ11を介してブロック鉄心12を積
み重ねてなるギャップ付鉄心1の外側に、たとえばアル
ミニウム、銅などの薄板からなる帯状導体をたとえばク
ラフト紙、合成樹脂フィルムなどの層間絶縁物を介して
所望ターン数を巻回してなるバンド巻コイル2を配設し
ている。
すように、スペーサ11を介してブロック鉄心12を積
み重ねてなるギャップ付鉄心1の外側に、たとえばアル
ミニウム、銅などの薄板からなる帯状導体をたとえばク
ラフト紙、合成樹脂フィルムなどの層間絶縁物を介して
所望ターン数を巻回してなるバンド巻コイル2を配設し
ている。
そして、従来では前記バンド巻コイル2の冷却を図るに
際し、バンド巻コイル2内の発生損失を一様と考え、所
望の冷却面積を得るため、たとえば全ターンを数60タ
ーンとすると、各20ターンの均等なブロック21,2
2.23に区分し、各ブロック2122.22−23間
に油導片31を介在して油導3を形成していた。
際し、バンド巻コイル2内の発生損失を一様と考え、所
望の冷却面積を得るため、たとえば全ターンを数60タ
ーンとすると、各20ターンの均等なブロック21,2
2.23に区分し、各ブロック2122.22−23間
に油導片31を介在して油導3を形成していた。
なお、図中4は継鉄、5は絶縁筒である。
ところが、この考案者らが種々実験検討したところ、バ
ンド巻コイル2のギャップ付鉄心1に近い位置、すなわ
ち内側のブロックはど浅瀬磁束の鎖交が多く、うず電流
積が増大し、又内側のブロックは前記浅瀬磁束に対して
電磁シールドとして作用するため、外側のブロックのう
ず電流積はさらにこの影響によっても減少することが確
認された。
ンド巻コイル2のギャップ付鉄心1に近い位置、すなわ
ち内側のブロックはど浅瀬磁束の鎖交が多く、うず電流
積が増大し、又内側のブロックは前記浅瀬磁束に対して
電磁シールドとして作用するため、外側のブロックのう
ず電流積はさらにこの影響によっても減少することが確
認された。
このため、バンド巻コイル2内の損失分布は第2図口に
示す浅瀬磁束分布図から明らかな通り非常に不均一とな
る。
示す浅瀬磁束分布図から明らかな通り非常に不均一とな
る。
なお、第2図口において、縦軸は同図イの高さ方向(Z
方向)を、横軸は浅瀬磁束量(IHhI)を示す。
方向)を、横軸は浅瀬磁束量(IHhI)を示す。
又、各曲線a、l)、cはそれぞれ第2図イの一点鎖線
で示す測定個所を示す。
で示す測定個所を示す。
したがって、上述した従来構成のりアクドル装置にあっ
ては、バンド巻コイル2の内側に位置するブロック21
が、局部的に加熱され、場合によっては層間絶縁物が過
度に劣化又は焼損される危惧があった。
ては、バンド巻コイル2の内側に位置するブロック21
が、局部的に加熱され、場合によっては層間絶縁物が過
度に劣化又は焼損される危惧があった。
この考案は上述の事柄に鑑み、バンド巻コイルの内側に
位置するブロックの巻厚を薄く、外側に位置するブロッ
クのそれを厚くするようにしたものである。
位置するブロックの巻厚を薄く、外側に位置するブロッ
クのそれを厚くするようにしたものである。
以下この考案の一実施例を示す第3図に基づいて説明す
る。
る。
なお、第1図及び゛第2図と同じ符号を附した部分は同
−又は対応する部分を示す。
−又は対応する部分を示す。
図示例ではバンド巻コイル2をブロック21,22.2
3に3区分し、内側に位置するブロック21の巻厚をた
とえば10ターンとして薄くし、中間及び外側に位置す
るブロック22及び23の巻厚をそれぞれ25ターンと
して厚くしたものである。
3に3区分し、内側に位置するブロック21の巻厚をた
とえば10ターンとして薄くし、中間及び外側に位置す
るブロック22及び23の巻厚をそれぞれ25ターンと
して厚くしたものである。
以上の構成によるときは、バンド巻コイル2の最もうず
電流損が大きく、これによって発熱量が大きくなる内側
に位置するブロック21は、巻厚が薄いため冷却面への
熱伝導が良く、又I2R損を含めた発熱量に比べて冷却
面積の増大が図れ、他のブロック22.23に比べて最
も冷却効率を良くできる。
電流損が大きく、これによって発熱量が大きくなる内側
に位置するブロック21は、巻厚が薄いため冷却面への
熱伝導が良く、又I2R損を含めた発熱量に比べて冷却
面積の増大が図れ、他のブロック22.23に比べて最
も冷却効率を良くできる。
なお、上述の実施例では内側に位置するブロックのみを
薄くしたが、この考案はこれに限られることなく、たと
えば内側から外側に向かって、各ブロックの巻厚を順次
厚くするようにして、各ブロックの発熱量に対応するよ
うにしても良い。
薄くしたが、この考案はこれに限られることなく、たと
えば内側から外側に向かって、各ブロックの巻厚を順次
厚くするようにして、各ブロックの発熱量に対応するよ
うにしても良い。
又各ブロック間に形成された油導の巾も、内側を大きく
、外側を小さくするようにしても良いのは勿論である。
、外側を小さくするようにしても良いのは勿論である。
以上詳述の通り、この考案によればきわめて簡単な構成
でもって、バンド巻コイルの局部的な加熱を、防止でき
る外、コイル全体から見ても冷却面積を大巾に増加する
必要がないのでコイルの体積、材料費などを増大を抑制
できるなどといった実用的な効果を奏する。
でもって、バンド巻コイルの局部的な加熱を、防止でき
る外、コイル全体から見ても冷却面積を大巾に増加する
必要がないのでコイルの体積、材料費などを増大を抑制
できるなどといった実用的な効果を奏する。
第1図は従来例を示す要部断面図、第2図イは第1図に
示すリアクトル装置の要部の正面断面図、第2図口は浅
瀬磁束分布図である。 第3図はこの考案の一実施例を示す要部断面図である。 1:ギャップ付鉄心、2:バンド巻コイル、21,22
゜23ニブロツク、3:油導、31:油導片。
示すリアクトル装置の要部の正面断面図、第2図口は浅
瀬磁束分布図である。 第3図はこの考案の一実施例を示す要部断面図である。 1:ギャップ付鉄心、2:バンド巻コイル、21,22
゜23ニブロツク、3:油導、31:油導片。
Claims (1)
- 1.ギャップ付鉄心と、この外周に配設された帯状導体
を巻回してなるバンド巻コイルからなり、前記バンド巻
コイルを複数ブロックに区分し、内側に位置するブロッ
クの巻厚を薄く、外側に位置するブロックのそれを厚く
したことを特徴とするりアクドル装置。 2、各ブロック間に油導片を介在して油導を形成してな
る実用新案登録請求の範囲第1項記載のりアクドル装置
。 3、内側に形成された油導中を大きく、外側に形成され
た油導中を小さくした実用新案登録請求の範囲第1項記
載のりアクドル装置。 4、内側から外側に向かって、各ブロックの巻厚を順次
厚くした実用新案登録請求の範囲第1項記載のりアクド
ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8246879U JPS5826514Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | リアクトル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8246879U JPS5826514Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | リアクトル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55181328U JPS55181328U (ja) | 1980-12-26 |
JPS5826514Y2 true JPS5826514Y2 (ja) | 1983-06-08 |
Family
ID=29315693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8246879U Expired JPS5826514Y2 (ja) | 1979-06-15 | 1979-06-15 | リアクトル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5826514Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5258455B2 (ja) * | 2008-08-25 | 2013-08-07 | 三菱電機株式会社 | 空心リアクトル |
JP4974992B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2012-07-11 | 三菱電機株式会社 | 空心リアクトル |
-
1979
- 1979-06-15 JP JP8246879U patent/JPS5826514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55181328U (ja) | 1980-12-26 |
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