JPS5826127B2 - 頭部と脚部との直径比の小さいリベット型電気接点の成形方法 - Google Patents

頭部と脚部との直径比の小さいリベット型電気接点の成形方法

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JPS5826127B2
JPS5826127B2 JP55032151A JP3215180A JPS5826127B2 JP S5826127 B2 JPS5826127 B2 JP S5826127B2 JP 55032151 A JP55032151 A JP 55032151A JP 3215180 A JP3215180 A JP 3215180A JP S5826127 B2 JPS5826127 B2 JP S5826127B2
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forming
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恒俊 鈴木
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は頭部の直径と比較して脚部の直径の比率の小さ
い大径の脚を有する電気接点の成形方法に関する。
一般に電気接点にあっては棒状の脚部の先端に頭部を一
体成形したリベット型電気接点が使用されている。
そしてその成形に際しては従来、第1図に示すように線
状材1を所望の長さに切断した接点素材2を第2図に示
すように脚部と同形状の内面形状を有する中空型3内に
挿入し、下側押圧子4を押し上げつつ頭部成形用のパン
チ5で上端を加圧し、頭部A1と脚部A2とを有する電
気接点Aを得るようにしている。
また、接点素材としては第3図に示すように、例えば銅
からなるベース金属6に金又は銀等の貴金属材6aを貼
り合わせた粘材7を所望長さに切断した接点素材2を使
用する場合も同様に成形するようにしている。
このような従来の成形方法は脚部A2と、頭部A1の直
径の比が大きい場合、即ち、頭部A□に対し、脚部A2
の直径が大幅に小さい場合は、接点素材2の加締状が大
きいため所望の頭部形状が複雑であっても、その成形は
比較的容易である。
しかし前述した比率が小さい場合、即ち、太径の脚部を
有し、しかも第4図に示すように頭部頂面を弧状に成形
したり、中央部分に突部あるいは凹部を成形する場合は
頭部成形用のパンチにより所望形状が得られるまで加圧
すると、第5図イに示すように頭部A0の周縁にばり8
ができる。
このぼりができない程度の加圧では第5図口に示すよう
に頂面が所望形状に充分成形されない欠点があった。
本発明は上述の如き欠点をなくし、大径の脚を有する電
気接点の頭部頂面が所望の形状に、きれいに、しかも簡
単な工程で簡単に成形し得る成形方法を提供することを
目的とし、その要旨とするところは線状材もしくは粘材
を所定の長さに切断した接点素材を中空型内に挿入し、
該中空型内においてその底部より下側押圧子を挿入して
該接点素材を押し出すともに上面を一番パンチで加圧し
て予備成形し、その後その予備成形素材を二番パンチに
より加圧して完成接点となすリベット型電気接点の成形
方法において、前記予備成形に際し、接点素材として完
成接点の脚部より細径のものを使用し、前記中空型内で
一番パンチと下側抑圧子との間での加圧によって完成後
の脚部と同径に太らせるとともに、該一番パンチにより
上端を完成接点の頭部中央と同形状に成形し、その後二
番パンチにより頭部を加圧して完成接点となす頭部と脚
部との直径比の小さいリベット型電気接点の成形方法に
存する。
次に本発明の実施例を図面について説明する。
まず第1図に示すように線状材1を所望長さに切断した
第一材料の接点素材2を使用して接点Aを成形する例を
説明する。
まず従来と同様に線状材1を常法によりカッターをもっ
て所望長さに切断した接点素材2を適宜掴み機構により
挾持して中空型11内に挿入する。
この中空型11はその内面形状を接点Aの脚部A2と同
じ断面形状に成形したものを使用する。
そしてその中空型11内には底部より下側抑圧子12を
挿入しておき、かつその中空型11が下側押圧子12に
対し、上下に移動自在となし、スプリング13により上
方に附勢したものを使用する。
そして、この中空型11内に接点素材2を挿入した後、
その中空型11の上面に一番パンチ14を打ち降し、一
番パンチ14と下側押圧子12とによって接点素材2を
上下に加圧し、中空型11の内面形状に近い断面形状に
太らせる。
なおこの一番パンチ14はその押圧面に成形しようとす
る接点Aの頭部中央頂面形状に合わせた形状の型面14
aを有するものを使用し、接点素材2を太らせると同時
にその上端の頂面を接点Aの頂面中央部分の形状と同形
状に成形した予備成形素材Bとなす。
その後この予備成形素材Bを中空型11の押し下げによ
り型内より取り出し、必要に応じて焼なまし、及び研摩
を施し、加工硬化、方向性を除去し、表面をきれいにす
る。
このように処理した予備成形素材Bを再び中空型11内
に挿入し、二番パンチ15を中空型11の上面に打ち降
し、頭部A1及び脚部A2を仕上成形する。
この二番パンチ15はその先端に頭部A1と同形状の型
面15a’に有するものを使用する。
この二番パンチ15の打ち降しにより、中空型11が押
し下げられ、これによって予備成形素材Bは下側押圧子
12により相対的に押し出され、その押し出された部分
が頭部A□に成形され、中空型11内の部分が脚部A2
に成形されて接点Aが成形される。
なお本発明は上述した焼なまし及び研摩は素材の金属材
料の種類によっては必ずしも必要ではなく、この場合は
一番パンチ14による加工の後、そのまま同じ中空型1
1内に予備成形素材Bを収容した状態で二番パンチ15
による加工を施してもよいものである。
また、一番パンチ14の型面形状は二番パンチ15によ
り成形しようとする頭部形状に合わせて使用するもので
あり、第8図イに示すように頭部A□の頂面を球面状に
成形する場合には型面3aを凹球面状に、また同図口に
示すように頭部A□に突起aを形成する場合には型面1
4aに凹部a′を有する形状に、更に同図ハに示すよう
に頭部A0に凹欠すを成形する場合には型面14aを突
部b′を有する形状に形成したものを使用する。
また、本発明は上述した単一材料の線状材を切断した接
点素材の外、第3図に示した貼付7を切断した接点素材
2を使用する場合も同様に成形し得るものである。
本発明の頭部と脚部との直径比の小さいリベット型電気
接点の成形方法は上述の如く構成され、線材又は貼付を
一番パンチで予備成形する際に、完成接点の脚部より細
径の素材を使用し、これを完成接点の脚部と略同形に太
らせると同時に上端を完成接点の頭部中央と同形状に形
成するようにしたことによって、頭部の加締化を大きく
することができ、従って”ぼり”がでることや未加工部
分を残すことなく、脚部に対して頭部の直径比の小さい
リベット型の電気接点であっても頭部形状の加工度の高
い複雑な形状のものまで容易に成形し得ることとなった
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は接点素材の製造例を示す斜視図、第2図は従来
の接点成形方法を示す縦断面図、第3図は別の接点素材
製造例の斜視図、第4図イ〜ハは本発明方法により成形
する電気接点の例を示す側面図、第5図イ2口は従来方
法による不良品例の側面図、第6図は本発明方法の予備
成形工程を示す縦断面図、第7図は仕上成形工程を示す
縦断面図、第8図イ〜ハは一番パンチ、二番パンチ成形
品の関係例を示す図である。 A・・・・・・接点、A□・・・・・・頭部、A2・・
・・・・脚部、B・・・・・・予備成形素材、1・・・
・・・線状材、2・・・・・・接点素材、11・・・・
・・中空型、12・・・・・・下側押圧子、13・・・
・・・スプリング、14・・・・・・一番パンチ、14
a・・・・・・型面、15・・・・・・二番パンチ、1
5a・・・・・・型面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 線状材もしくは粘材を所定の長さに切断した接点素
    材を中空型内に挿入し、該中空型内においてその底部よ
    り下側押圧子を挿入して該接点素材を押し出すともに上
    面を一番パンチで加圧して予備成形し、その後その予備
    成形素材を二番パンチにより加圧して完成接点となすリ
    ベット型電気接点の成形方法において、前記予備成形に
    際し、接点素材として完成接点の脚部より細径のものを
    使用し、前記中空型内で一番パンチと下側押圧子との間
    での加圧によって完成後の脚部と同径に太らせるととも
    に、該一番パンチにより上端を完成接点の頭部中央と同
    形状に成形し、その後二番パンチにより頭部を加圧して
    完成接点となす頭部と脚部との直径比の小さいリベット
    型電気接点の成形方法。
JP55032151A 1980-03-15 1980-03-15 頭部と脚部との直径比の小さいリベット型電気接点の成形方法 Expired JPS5826127B2 (ja)

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JPS56130021A JPS56130021A (en) 1981-10-12
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58133709A (ja) * 1982-02-03 1983-08-09 三菱電機株式会社 電力開閉装置

Families Citing this family (2)

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JPS6037620A (ja) * 1983-08-08 1985-02-27 有限会社相原製作所 複合接点の成形方法
JPH07101576B2 (ja) * 1986-10-22 1995-11-01 田中貴金属工業株式会社 リベツト型電気接点の予備成形方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4721662U (ja) * 1971-03-03 1972-11-10
JPS52155362A (en) * 1976-06-18 1977-12-23 Tanaka Precious Metal Ind Device for manufacturing electric contacts

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