JPS5825632Y2 - 高圧発生装置 - Google Patents

高圧発生装置

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JPS5825632Y2
JPS5825632Y2 JP1976140835U JP14083576U JPS5825632Y2 JP S5825632 Y2 JPS5825632 Y2 JP S5825632Y2 JP 1976140835 U JP1976140835 U JP 1976140835U JP 14083576 U JP14083576 U JP 14083576U JP S5825632 Y2 JPS5825632 Y2 JP S5825632Y2
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JP
Japan
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circuit
output
high voltage
television system
frequency
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JP1976140835U
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JPS5357738U (ja
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豊勝 古賀
克彦 山本
克己 森田
実 竹田
進 辻原
茂和 富樫
坦 北浦
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松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は現行のNTSC,PAL方式等の標準方式にお
ける水平走査線数と全く異なった撮影装置で撮像する高
品位テレビジョン方式と、前記標準方式のテレビジョン
信号が受像可能なテレビジョン受像機の高圧発生装置に
関する。
本考案は水平走査周波数がfHzの標準テレビジョン方
式と、水平走査周波数が前記水平走査周波数の約N倍の
f’Hzの高品位テレビジョン方式の信号を自動的に識
別し、各方式信号に適切な周波数を発振させることによ
り、高圧駆動回路、高圧出力回路を変更することなく安
定した高圧を供給することのできる高圧発生装置を提供
することを目的とする。
説明を簡単にするためN=2とし、水平走査周波数がf
Hzの標準テレビジョン方式の1例として走査線数52
5本、f =15 、 75 KHzのNTSC方式と
し、水平走査周波数が約N倍のf ’Hzの高品位テレ
ビジョン方式の1例として走査線数1125本、f ’
=33.75 KHz、フレーム周波数・インクレース
比はNTSC方式と同様な高品位テレビジョン方式とす
る。
ここでまず従来の高圧発生装置について第1図を用いて
説明する。
図において1は水平同期信号が加わる入力端子、2は高
圧駆動回路、8は出力トランジスタ3、ダンパーダイオ
ード4、共振コンデンサ5、ダミーコイル6、フライバ
ックトランジスタ7よりなる高圧出力回路、9は高圧整
流回路、10は出力端子で゛ある。
次にその動作について説明する。
これは、公知のフライバックパルス方式の高圧発生回路
であり、ここでダミーコイル6のインダクタンスをL、
電源電圧を■、水平走査期間をtl、フライバックパル
ス幅をt2、共振コンデンサ5の容量をC1出力トラン
ジスタコレクタパルスの電圧を■とすると、周知のよう
に l=■4・tl ・・・・・・(
1)t2I+ππ「 ……(2)v/V
= a+b−t、/12 (a 、bは定数) −−−
−−(3)の関係がある。
ここでまづ水平走査周波数が33.75 KHzの高品
位テレビジョン方式(この時の1水平走査期間はIHと
する)で動作しているとすると、ダミーコイル6には(
1)式で示されるような電流i(第2図b)が流れ、出
力トランジスタ3には振幅が約半分の第2図dに示すよ
うなコレクタ電流icが流れる。
また、パルス幅が(2)式、振幅が(3)式で表わされ
るようなフライバックパルス電圧(第2図C)が出力ト
ランジスタ3のコレクタに発生し、このパルス電圧をフ
ライバックトランス7で昇圧し、高圧電圧を得る。
次に水平走査周波数が高品位テレビジョン方式の約半分
の15.75KHzのNTSC方式を受像している時の
動作について述べる。
この時の1水平走査期間はほは2Hであり、(2)式よ
りフライバックパルス幅t2は回路定数が変らないこと
により一定であるため、走査期間t1が高品位テレビジ
ョン方式の約2倍になる。
その結果NTSC方式では、ダミーコイル6に流れる電
流i(よ(1)式より第2図fに示すようにほぼ2倍に
なり、コレクタ電流icも高品位テレビジョン方式の約
2倍の電流が流れる。
また、出力トランジスタ3のコレクタパルスの振幅■も
(3)式より、高品位テレビジョン方式の場合より大き
くなり(第2図g)、その結果、出力端子10に現われ
る高圧電圧が高くなってしまう。
以上述べたところで明らかなように第1図に示す高圧発
生回路では、NTUC方式の受像時には出力トランジス
タ3に流れるコレクタ電流が高品位テレビジョン方式の
場合のほぼ2倍になり、又、コレクタに発生するフライ
バックパルスの振幅も大きくなるため、容量の大きなト
ランジスタを必要とする欠点があり、また、フライバッ
クパルスの振幅が増大するため、高圧電圧も高くなると
いう欠点か゛あった。
本考案は上記従来の欠点を除去するものである。
第3図に本考案の高圧発生装置の具体的実施例を示す。
図において、11は水平同期信号が加わる入力端子、1
2,13.23は単安定マルチバイブレータ、14゜1
9.20はAND回路、15は再トリガー可能な単安定
マルチバイブレータ、16はNOT回路、17は位相比
較器、18は電圧制御マルチバイブレーク、21はN分
周回路、22はOR回路、24は出力端子で゛あり、1
7゜18.19,20,21.22はPLL(Phas
e−Locked Loop)回路を構成している。
次にその動作を説明する。
まづ、水平走査線数が1125本の高品位テレビジョン
方式信号の場合について説明を行なう。
第3図は入力端子11に加わる同期増幅回路(図示せず
)からの33.75 KHz(1125X30 Hz)
の水平同期信号(第4図A)の単安定マルチバイブレー
タ(以下単安定マルチと記す)12、AND回路14、
NOT回路16に供給される。
単安定マルチ12でパルス幅を1水平走査期間1H以上
のPWlとする。
これによりIH後の水平同期信号では単安定マルチ12
は動作せず2Hごとに動作する。
この単安定マルチ12のQ出力(第4図B)を単安定マ
ルチ13およびAND回路14に供給する。
単安定マルチ13でパルス幅をPW2とし、このQ出力
(第4図C)をAND回路14に供給し、このAND回
路4で各出力(第4図A、B、C)ゲートをし出力(第
4図D)を得る。
この出力(第4図D)を再トリガー可能な単安定マルチ
15に供給する。
この単安定マルチ15のパルス幅を2H以上に選定する
ことにより、2H間隔でパルスが入力される限り単安定
マルチ15の一σ出力(第4図E)はHighレベルを
維持する。
この時Q出力はLowレベルである。この単安定マルチ
15のQ出力、Q出力はそれぞれAND回路19.20
に供給される。
一方、NOT回路16に供給された水平同期信号(第4
図A)は反転されて第4図Fとなり位相比較器(打丁P
Cと記す)17に供給される。
このPCl3の出力電圧が電圧制御マルチバイブレータ
(以下VCMと記す)18に供給されて発振周波数を制
御する。
このVCM18の出力はAND回路19.20に供給さ
れて上述の単安定マルチ15のQ出力、Q出力とゲート
される。
ここで゛、Q出力(第4図E)はHighレベルで゛あ
り、°Q−出力はLowレベルで゛あるため一方のAN
D回路19が動作してVCM18の出力信号が得られ、
OR回路22を介してPCl3に供給される。
このPCl3、VCM18、AND回路19、OR回路
22はPLL回路を構成し、ロック状態でVCM18の
出力には人力水平同期信号と同周波数、同位相の出力(
第4図G)が得られる。
このVCM18の出力は単安定マルチ23に供給され、
この単安定マルチ23により高圧発生回路に適したパル
ス幅PW3のパルス(第4図H)を出力端子24に発生
する。
この出力(第4図H)は従来例で説明した第1図の入力
端子1に供給される。
高圧発生については従来例において説明したのでここで
は説明は省略する。
次に水平走査線数525本の標準テレビジョン方式の場
合であるが、回路動作については前述の説明と同様であ
るためここでは簡単に説明する。
入力端子11に加わる同期増幅回路からの15゜75
KHz (525X 30 Hz)の水平同期信号(第
4図■)は単安定マルチ12、AND回路14、NOT
回路16に供給される。
単安定マルチ12および単安定マルチ13のパルス幅は
前述の場合と同様であるためAND回路14の出力には
パルスは発生せず、LOWレベルで゛ある。
このAND回路4の出力(第4図L)が再トリガー可能
な単安定マルチ15に供給されると、単安定マルチ15
のQ出力はLowレベル、Q出力はHighレベル(第
4図M)となりAND回路19.20を制御する。
この場合は前述とは逆にAND回路20が動作して、V
CM18より出力信号(第4図O)が得られ、N分周回
路21に供給される。
本実施例で゛はN=2で゛あるので゛2分周されて出力
(第4図P)を得る。
この出力(第4図P)はOR回路22を介してPCl3
に供給されて、水平同期信号(第4図N)と位相比較さ
れる。
ここで中LL回路がロック状態ではVCM18の出力(
第4図O)は水平同期信号(第4図N)の2倍の周波数
である。
このVCM18の出力(第4図O)は単安定マルチ23
でパルス幅PW3のパルス(第4図Q)となり前述と同
様に高圧発生回路に供給される。
したがって本構成によれば水平走査周波数が前述のよう
に33.75 KHzおよび15.75 KHzの2倍
、即ち31.5 KHzの水平同期信号が供給されても
高圧駆動回路、高圧出力回路、高圧整流回路の各素子値
を変更しなくてもよい。
なお、上記実施例ではN=2として説明を行なったが、
Nは2に限定されず、整数であればよいものである。
以上説明したように本考案によれば、従来の高品位テレ
ビジョン方式のみ受像可能なテレビジョン受像機の高圧
発生回路の前段に、高品位テレビジョン方式信号か標準
テレビジョン方式信号かを自動的に識別することができ
、かつ各テレビジョン方式信号に適切な発振周波数、す
なわちほぼ同じ発振周波数を自動的に発生する手段を付
加することにより、高圧駆動回路、高圧出力回路の各素
子値を変更することなく、また出力トランジスタとして
容量の大きなものを必要とせず、小容量のトランジスタ
が使用でき、各テレビジョン方式信号に合致した高圧電
圧を安定に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の高圧発生装置の回路図、第2図は第1図
の動作説明のための電圧電流波形図、第3図は本考案の
一実施例における高圧発生装置の回路図、第4図は第3
図の動作説明のための波形図である。 2・・・・・・高圧駆動回路、8・・・・・・高圧出力
回路、9・・・・・・高圧整流回路、12,13.23
・・・・・・単安定マルチ、15・・・・・・再トリガ
ー可能な単安定マルチ、14,19.20・・・・・・
AND回路、17・・・・・・位相比較器、18・・・
・・・電圧制御マルチ、21・・・・・・2分周回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平走査周波数がfHzの標準テレビジョン方式と、水
    平走査周波数が前記標準テレビジョン方式と約N倍(N
    は整数)のf’Hzの高品位テレビジョン方式が受像可
    能なテレビジョン受像機において、前記両テレビジョン
    方式信号を自動的に識別する手段と、この識別信号によ
    りPLL (PhaseLoched Loop)回路
    の発振周波数を前記標準テレビジョン方式受像時にはN
    fHzに、前記高品位チービジョン方式受像時にはf’
    Hzに制御する手段と、これらの発振出力により高圧電
    圧を発生する手段とを備えたことを特徴とする高1圧発
    生装置。
JP1976140835U 1976-10-19 1976-10-19 高圧発生装置 Expired JPS5825632Y2 (ja)

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JP1976140835U JPS5825632Y2 (ja) 1976-10-19 1976-10-19 高圧発生装置

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JP1976140835U JPS5825632Y2 (ja) 1976-10-19 1976-10-19 高圧発生装置

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JPS5357738U JPS5357738U (ja) 1978-05-17
JPS5825632Y2 true JPS5825632Y2 (ja) 1983-06-02

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JP1976140835U Expired JPS5825632Y2 (ja) 1976-10-19 1976-10-19 高圧発生装置

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JPS5357738U (ja) 1978-05-17

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