JPS5825541Y2 - リミットスイッチ機構 - Google Patents

リミットスイッチ機構

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Publication number
JPS5825541Y2
JPS5825541Y2 JP1977177131U JP17713177U JPS5825541Y2 JP S5825541 Y2 JPS5825541 Y2 JP S5825541Y2 JP 1977177131 U JP1977177131 U JP 1977177131U JP 17713177 U JP17713177 U JP 17713177U JP S5825541 Y2 JPS5825541 Y2 JP S5825541Y2
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JP
Japan
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piece
feed screw
nut member
main shaft
limit
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Expired
Application number
JP1977177131U
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English (en)
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JPS54102654U (ja
Inventor
利治 矢田
Original Assignee
株式会社島津製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社島津製作所 filed Critical 株式会社島津製作所
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリミットスイッチ機構特に可逆回転または往
復動可能な機器の回転または往復動の特定位置において
スイッチを作動させるリミットスイッチ機構に関し、機
器の動作中を任意に設定することができると共に、スイ
ッチの動作位置の精度を高め、かつ非常に大巾な行き過
ぎを生じたときでもスイッチ機構を破損することのない
リミットスイッチ機構の改良に関するものである。
この考案はスイッチの設定位置を越して大巾な行き過ぎ
を生じる可能性のある機器においてその効果が大きいの
みならず、高い精度でスイッチ動作位置の設定ができる
と共にその調整作業が容易で、さらに構造の単純化を計
って、製造、調整、使用上において信頼度の高いリミッ
トスイッチ機構を提供しようとするものである。
従来のこの種機構として、回転カム方式、往復動カム方
式が提案されているが、いずれも精度良好にしてかつリ
ミットスイッチの始動点を任意に調整できるものは存在
しない。
この考案はこの従来の欠点を解決するリミットスイッチ
機構を提供するものであって、その基本的構成は、可逆
回転または往復動する機器の動きをリミットスイッチ機
構の主軸の回転として取出し、この主軸に係合し一端に
制限片をもつ送りネジ部材にこの回転を伝え、スイッチ
作動部材によって回転が制限されたナツト部材をその送
りネジ部材に螺合させ、送りネジ部材の回転によってナ
ツト部材が送りネジ部材の軸方向に移動するように構成
すると共に、スイッチを働らかせるべき位置を設定する
リミット制限片またはリミット調整片に対してナツト部
材が定位置まで軸方向に移動したとき両者を結合して一
体的に回転するようにし、この回転によりナツト部材の
回転を阻止していたスイッチ作動部材を作動させかつス
イッチ作動部材の作動により結合片を働らかせナツト部
材と送りネジ部材とをリミット制限片または調整片を介
して一体結合させ、送りネジ部材の反転時にナツト部材
が取り残されないよう構成されている。
そして送りネジ部材を主軸に対してその回転方向位置を
任意に調整できるようにしてリミットスイッチの設定始
動点を変更できるようにしたものである。
以下、図面の実施例によりこの考案のリミットスイッチ
機構を説明する。
図において、1は可逆回転または往復動する機器の出力
軸(図示せず)と結合して回転する主軸、2は中空の送
りネジ部材で、その一端(図示左端)にリミット制限片
3が固着され、他端には主軸1に対する設定、固定手段
をもった設定部材4を備えている。
したがってこの送りネジ部材2は設定部材4における固
定ネジ4′をゆるめることにより主軸1の回転方向位置
を任意に調整できるようになっており、この調整によっ
て始動点を変更できるようになっている。
aはリミット制限片3に設けられた係合突部である。
5は送りネジ部材2に螺合され一端に係合突部すを有し
、送りネジ部材2に対し設定自在な固定手段をもつリミ
ット調整片である。
6は送りネジ部材2に螺合し、このネジ2の回転により
その軸方向に移動可能なナツト部材、7はナツト部材6
に装置され、その直径方向(図中上下方向)に摺動自在
な結合片である。
結合片7はナット部材6両端面に摺接する平板部7a、
7a’と、これらをそれぞれ一端(図中上端)において
連結する連結部7bとがらなり、各平板部7a、7a’
は長孔7c、7c’を有し、また平板部7aの長孔7C
上端部に突出するツメ部C及び、平板部7a’の下端部
に突出するツメ部dがそれぞれ送りネジ部材2の軸方向
に突出するように結合片7に一体に附設されている。
また、結合片7は、その連結部7bがナツト部材6に設
けた半径方向の溝6aに嵌合し、長孔7c。
7c’に送りネジ2が遊嵌されることにより、ナツト部
材6に装着される。
ナツト部材6の溝6aと結合片7の連結部7bとの間に
はバネ8が収納され、結合片7は常時図中上方向に付勢
されている。
9はスイッチ作動部材であって、支軸10を中心として
第2図乃至第5図に示すように図中左または右に回動し
スイッチ11.11’に当接してこれを作動させるが、
常時はバネ12によりその回動が阻止され、ナツト部材
6の溝6aに嵌合してこのナツト部材6の回転を制限す
ると共に、溝6a内のバネ8を圧縮し結合片7を図中下
方へ押圧し、リミット制限片3の係合突部aと結合片7
のツメ部C及びリミット調整片5の係合突部すと結合片
7のツメ部dとが互いに接しないように構成する。
さらにまた、ナツト部材6には係合突部6b、6b′を
送りネジ部材2の軸方向に突出させ、これら係合突起6
b、6b’が送りネジ部材2におけるナツト部材6の極
限位置でリミット制限片3の係合突部aまたはリミット
調整片5の係合突部すと当接し、ナツト部材6を送りネ
ジ部材2と一体回転させるものである。
スイッチ作動部材9の回動の制限は支軸10に巻回した
バネ12の両自由端を作動部材9より軸方向に延長させ
た指示棒部eと機枠13に突設した固定棒fとを挾むよ
うにして係合させることにより行なわれる。
すなわち、スイッチ作動部材9の指示棒部eが第3図に
示すように時計方向または反時計方向のいずれかに回動
しようとするとき、バネ12の両端が固定棒fと指示棒
部eとを互に押し合うことになるため、したがって、バ
ネ12による制限力より大きな回転力が作動部材9にく
わえられないかぎりその回動が阻止されることになる。
以上の構造において、主軸1すなわち送りネジ部材2が
いずれの方向に回転してもナツト部材6の係合突部6b
、6b’がリミット制限片3の係合突部aまたはリミッ
ト調整片5の係合突部すのいずれかに当接しないかぎり
、バネ12がスイッチ作動部材9の回動を阻止している
ため、この部材9がスイッチ11.11’を押えること
はなく、ナツト部材6は送りネジ部材2に案内されて軸
方向に移動するのみである。
いま、送りネジ部材2が図中反時針方向に回転している
とすると、ナツト部材6は第1図において左方へ移動し
てリミット制限片3に近づき、しかして制限片3の係合
突部aとナツト部材6の係合突部6bとが係合すればそ
れ以後は、送りネジ部材2の回転が係合突部を経てナツ
ト部材6をバネ12の制限力に抗して回動させ、その結
果、スイッチ作動部材9が回動されスイッチ11が動作
させられる(第3図A、第4図参照)。
このとき作動部材9はナツト部材6の溝6aから離脱す
るので、この作動部材9によるバネ8の付勢力が開放さ
れ、それにより結合片7は図中上方へ移動され結合片7
から突出したツメ部Cが係合突部aの相対回動を阻止す
る位置まで移動してリミット制限片3すなわち主軸1と
ナツト部材6とを結合する。
この結合によって送りネジ部材2が逆回転するときにナ
ツト部材6が回動した位置に取り残されて元の位置に復
帰し得なくなるいわゆる復帰不良が防止される。
この極限位置の主軸1に対する設定は、主軸1に対する
送りネジ部材2の位置を必要位置に設定し、設定部材の
固定手段で主軸1に固定することによりおこなう。
送りネジ部材2が第4図に示した位置から時計方向に回
転すると、前述した結合片7の働らきによりナツト部材
6も同じ方向に回転し、その溝6aにスイッチ作導部材
9が嵌合してスイッチ作動部材9がスイッチ11から離
れてこれを復帰させる。
スイッチ作動部材9及びナツト部材6が第2図に示した
位置に復帰すると、ナツト部材6と制限片3との結合は
解放され、以後送りネジ部材2を逆転させ続けてもナツ
ト部材6は回転することはなくただ送りネジ部材2に沿
って反対方向へ(第1図中右方)へ移動するだけである
そして、ナツト部材6の係合突部6b’がリミット調整
片5の係合突部すに当接すれば前述リミット制限片3の
場合と同じ動作をして(第3図C1第5図参照)結合片
7が図中上方へ移動し、そのツメ部dが係合突部すの相
対回動を阻止する位置まで移動してリミット調整片3す
なわち主軸1とナツト部材6とを結合し、スイッチ作動
部材9がスイッチ11′を動作させる。
このスイッチ11′を作動させる主軸1の回転位置は、
送りネジ部材2に対するリミット調整片5の位置の変更
で調整することができ、調整片5の固定手段で任意に送
りネジ部材2に固定することにより設定を行なうもので
ある。
以上のようなこの考案の構造によれば、スイッチの動作
後にさらに大巾な行きすぎを生じても関連機構を破損す
ることはなく、また送りネジ部材が一回転行き過ぎても
それによって設定位置がづれることばない。
この場合、送りネジ部材が一回転以上の行き過ぎを生じ
ても設定位置が一回転を単位としてずれるのみで、スイ
ッチ動作後はナツト部材送りネジ部材と結合されるため
逆回転時のスイッチ復帰もずれることなく行なわれる。
さらに、各結合突部は互に係合し合う位置に単純な形状
の突部として配置されているため、その結合を確実に行
なわせると共に製作も容易である。
なお、リミットスイッチの動作設定中は送りネジ部材に
おけるリミット調整片の位置で決まり送りネジ部材に対
してそれを調整、固定することにより任意の動作中に設
定することができる。
また設定始動点は主軸に対する送りネジ部材の固定位置
で定まり、この送りネジ部材の設定固定部及び調整片の
設定固定部はいずれも機器の外側(第1図中右方向)に
配置され調整ならびに固定作業が容易かつ簡単にして確
実になるように考慮されている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の縦断面図、第2図A、Bはそれぞれ
第1図のI、II線における断面図で、結合片と係合突
部の関係位置を説明する図、第3図A。 B、Cはスイッチ作動部材の中立位置を保持するバネを
説明する図、第4図は送りネジ部材が反時計方向の極限
位置に達したときの動作を説明する図、第5図は送りネ
ジ部材が時計方向の極限位置に達したときの動作を説明
する図である。 1・・・・・・主軸、2・・・・・・送りネジ部材、3
・・・・・・リミット制限片、4・・・・・・設定部材
、5・・・・・・リミット調整片、6・・・・・・ナツ
ト部材、7・・・・・・結合片、8・・・・・・バネ、
9・・・・・・スイッチ作動部材、10・・・・・・支
軸、11.11’・・・・・・スイッチ、12・・・・
・・バネ、a、b・・・・・・係合突部、c、d・・・
・・・ツメ部、e・・・・・・指示棒部、f・・・・・
・固定棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 可逆回転または往復動する機器の出力側と結合して回転
    する主軸と、この主軸に嵌挿されかつ主軸に対し回転方
    向位置を変更調整可能に固定された送りネジ部材と、周
    縁位置に半径方向に設けられた溝を有しこの送りネジ部
    材に螺合されてこの送りネジ部材の回転にともなってこ
    の送りネジ部材上を移動するナツト部材と、常時はこの
    ナツト部材の上記溝に係合しナツト部材の移動は許多さ
    せるが回転は制止するリミットスイッチ作動片と、ナツ
    ト部材の両面で主軸の軸芯方向に突出して植立された係
    合突部と、ナツト部材の両面を挟持しかつ主軸に対し外
    方に付勢された状態で支持され上記の作動片の溝への係
    合変化によって半径方向に移動可能なりランパ一部材と
    、前記送りネジ部材の一端側に固着され、かつ前記クラ
    ンパ一部材に対応する面に突出部が形成されたリミット
    制限片と、前記送りネジに螺合され、かつ主軸の回転方
    向位置を調整可能に設置されるとともに前記クランパ一
    部材に対応する面に突出部が形成された調整片とを備え
    有し、前記リミットスイッチ作動片がナツト部材の溝に
    係合していないときのみクランパ一部材が外方に付勢さ
    れてこのクランパ一部材の突起部と係合突部との間でリ
    ミット制限片または調整片の突出部を挾持する位置に進
    出するように構成し、主軸の回転をリミット制限片また
    は調整片からその突出部さらに前記係合突部を介してナ
    ツト部材に伝達し、このナツト部材を回転させてナツト
    部材の溝に係合するリミットスイッチ作動片を動作させ
    、主軸の回転によりナツト部材が移動可能な状態に復帰
    させるようにするとともに、前記送りネジ部材の主軸に
    対する回転方向位置の調整によってリミットスイッチの
    設定始動点を調整できるようにしたことを特徴とするリ
    ミットスイッチ機構。
JP1977177131U 1977-12-29 1977-12-29 リミットスイッチ機構 Expired JPS5825541Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977177131U JPS5825541Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 リミットスイッチ機構

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JP1977177131U JPS5825541Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 リミットスイッチ機構

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JPS54102654U JPS54102654U (ja) 1979-07-19
JPS5825541Y2 true JPS5825541Y2 (ja) 1983-06-01

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ID=29186336

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5234067B2 (ja) * 1973-12-27 1977-09-01
JPS5634337U (ja) * 1979-08-24 1981-04-03

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5634337Y2 (ja) * 1975-07-25 1981-08-14

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JPS5234067B2 (ja) * 1973-12-27 1977-09-01
JPS5634337U (ja) * 1979-08-24 1981-04-03

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JPS54102654U (ja) 1979-07-19

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