JPS5825334Y2 - 鋼心アルミ撚線の引張試験端部 - Google Patents
鋼心アルミ撚線の引張試験端部Info
- Publication number
- JPS5825334Y2 JPS5825334Y2 JP1979155508U JP15550879U JPS5825334Y2 JP S5825334 Y2 JPS5825334 Y2 JP S5825334Y2 JP 1979155508 U JP1979155508 U JP 1979155508U JP 15550879 U JP15550879 U JP 15550879U JP S5825334 Y2 JPS5825334 Y2 JP S5825334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum stranded
- stranded wire
- steel
- wire
- tensile test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鋼心アルミ撚線の引張試験端部に関する。
従来、鋼心アルミ撚線(以下、電線という。
)の引張強度を試験する場合には試験機にかげるため線
の端末を第1図に示すように加工していた。
の端末を第1図に示すように加工していた。
即ち、第1図に示すように、複数本の鋼線1とその周囲
のアルミ撚線2とを段剥してから各線の端部を折り返し
た状態とし、次にそれらの外周上1こウッド合金のごと
き成形材料をモールドして切頭円錐形の引留端子3を形
成していた。
のアルミ撚線2とを段剥してから各線の端部を折り返し
た状態とし、次にそれらの外周上1こウッド合金のごと
き成形材料をモールドして切頭円錐形の引留端子3を形
成していた。
しかし、この従来の端部の構造では、硬い鋼線1を折り
曲げるのに特殊な工具と大きな労力を必要とし、また成
形材料のモールド前に鋼線に施されているめっきを除去
する作業を要した。
曲げるのに特殊な工具と大きな労力を必要とし、また成
形材料のモールド前に鋼線に施されているめっきを除去
する作業を要した。
また鋼線が1本毎に独立して成形材料に固定されている
ため、引張荷重が鋼線全体(通常7本)に均一に加わら
ない。
ため、引張荷重が鋼線全体(通常7本)に均一に加わら
ない。
このため電線全体でアルミ撚線と鋼線とが一体で荷重分
担されず、引張試験時に端末破壊を生じ易いという弊害
をきたしていた。
担されず、引張試験時に端末破壊を生じ易いという弊害
をきたしていた。
本考案は、上記従来の弊害を除去すべくなされたもので
、簡単に構成し得ると共に電線全体に引張荷重が均一に
加わるようにした鋼心アルミ撚線の引張試験部を提供す
ることを目的とする。
、簡単に構成し得ると共に電線全体に引張荷重が均一に
加わるようにした鋼心アルミ撚線の引張試験部を提供す
ることを目的とする。
以下、本考案を第2図に示した実施例につき説明する。
第2図において、引張試験の試料となる電線4の中心に
設げられた鋼線5の端部は真直ぐにされた状態で圧縮ス
リーブ6が圧着されている。
設げられた鋼線5の端部は真直ぐにされた状態で圧縮ス
リーブ6が圧着されている。
鋼線5周囲のアルミ撚線7の端部は圧縮スリーブ6の近
傍で外方に折り返されている。
傍で外方に折り返されている。
圧縮スリーブ6およびアルミ撚線7の折り返し端部の外
周に、ウッド合金、リポヴイツツ合金等の易融合金又は
エポキシ樹脂のごとき成形材料をモールドして引留端子
8が形成されている。
周に、ウッド合金、リポヴイツツ合金等の易融合金又は
エポキシ樹脂のごとき成形材料をモールドして引留端子
8が形成されている。
引留端子8は引張試験機にセットするのに便なる形状と
して切頭円錐形に成形されている。
して切頭円錐形に成形されている。
また上記引留端子8は電線4の両端又は片端に設けられ
るものである。
るものである。
本考案は、上記したように、真直ぐにした状態の鋼線端
部に圧縮スリーブを圧着し、アルミ撚線端部を外方に折
り返し、これらの端部外周に成形材料をモールドして、
引留端子を形成したものであるから、鋼線全体ひいては
電線全体が一様な引張荷重を受けることとなり、引張試
験時に端末破壊を生じることを防止できる。
部に圧縮スリーブを圧着し、アルミ撚線端部を外方に折
り返し、これらの端部外周に成形材料をモールドして、
引留端子を形成したものであるから、鋼線全体ひいては
電線全体が一様な引張荷重を受けることとなり、引張試
験時に端末破壊を生じることを防止できる。
また、電線の端末加工の際、鋼線端部の折り曲げや、め
っき取り作業が不要であり、簡単に構成できるという効
果を奏するものである。
っき取り作業が不要であり、簡単に構成できるという効
果を奏するものである。
第1図は従来の鋼心アルミ撚線の引張試験端部を示す断
面図、第2図は本考案の一実施例を示す断面図である。 5・・・・・傾線、6・・・・・・圧縮スリーブ、7・
・・・・・アルミ撚線、8・・・・・・引留端子。
面図、第2図は本考案の一実施例を示す断面図である。 5・・・・・傾線、6・・・・・・圧縮スリーブ、7・
・・・・・アルミ撚線、8・・・・・・引留端子。
Claims (1)
- 1.真直ぐにした状態の鋼線端部に圧縮スリー7を圧着
し、鋼線周囲のアルミ撚線の端部を外方に折り返し、圧
縮スリーブおよびアルミ、撚線の折り返し端部の外周に
成形材料をモールドして引留端子を形成してなることを
特徴とする鋼心アルミ撚線拐1張試験端部。 2、成形材料はウッド合金のごとき易融合金又はエポキ
シ樹脂である実用新案登録請求の範囲第1項記載の鋼心
アルミ撚線の引張試験端部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979155508U JPS5825334Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | 鋼心アルミ撚線の引張試験端部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979155508U JPS5825334Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | 鋼心アルミ撚線の引張試験端部 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5682539U JPS5682539U (ja) | 1981-07-03 |
JPS5825334Y2 true JPS5825334Y2 (ja) | 1983-05-31 |
Family
ID=29667374
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979155508U Expired JPS5825334Y2 (ja) | 1979-11-09 | 1979-11-09 | 鋼心アルミ撚線の引張試験端部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5825334Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5893542B2 (ja) * | 2012-10-04 | 2016-03-23 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 長繊維強化金属基複合材料の引張強度試験方法及び引張試験片 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5084289A (ja) * | 1973-11-24 | 1975-07-08 |
-
1979
- 1979-11-09 JP JP1979155508U patent/JPS5825334Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5084289A (ja) * | 1973-11-24 | 1975-07-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5682539U (ja) | 1981-07-03 |
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