JPS5915410Y2 - 圧着端子 - Google Patents

圧着端子

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Publication number
JPS5915410Y2
JPS5915410Y2 JP6872379U JP6872379U JPS5915410Y2 JP S5915410 Y2 JPS5915410 Y2 JP S5915410Y2 JP 6872379 U JP6872379 U JP 6872379U JP 6872379 U JP6872379 U JP 6872379U JP S5915410 Y2 JPS5915410 Y2 JP S5915410Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crimp
neck
terminal
material thickness
crimping
Prior art date
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Expired
Application number
JP6872379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55168976U (ja
Inventor
秀夫 今井
Original Assignee
木谷電器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 木谷電器株式会社 filed Critical 木谷電器株式会社
Priority to JP6872379U priority Critical patent/JPS5915410Y2/ja
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Publication of JPS5915410Y2 publication Critical patent/JPS5915410Y2/ja
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圧着端子の強度向上を目的とする改良に係
り、端子本体と圧着部との間における首部の、曲げ荷重
に対する抵抗力を強化して、鉄部の予期しない曲げ変形
や折損を防止しようとするものである。
ところで、電線の芯線端末に対する接続を加圧抱持手段
によって実現し得るようにした圧着部が、端子本体の後
端に連続して形成されている圧着端子では、上記の接続
時における圧着部の屈曲変形を容易ならしめるため、鉄
部の素材厚さを、端子本体のそれよりも小としておく必
要がある。
そこで、例えば実開昭53−92676号公報に示され
ているような従来の圧着端子では、端子本体と圧着部と
の各素材厚さを、両者間で、前者から後方へ向かって小
となるように成形し、且つその厚さが小となった部分に
首部が設けられている。
またこの首部は、圧着部のほぼU字形なる形状への成形
を容易ならしめるため、端子本体よりも巾狭く成形しで
ある。
然し乍ら、かかる形状の圧着端子では、その首部が薄く
且つ巾狭いため、鉄部の曲げ荷重に対する抵抗力が弱く
、それ故に曲げ荷重が加えられたとき、この首部に予期
しない曲げ変形が生じ易くて、後の工程に不都合を来た
したり、或はまた、この首部に折損を来たして、当該端
子の使用を不可とする、といったような問題が、従来か
ら指摘されている。
一方、実公昭39−6643号公報には、上記した首部
の補強についての一つの提案が示されている。
即ちこの提案は、上記の首部に相当した部分へ舌部補強
縁を設けるものである。
然し乍らこの舌部補強縁は、上記の圧着部に相当した部
分へ連続して設けられているため、その圧着部ン加圧変
形させて電線との圧着接続を実現させる際、この舌部補
強縁が圧着部の変形を邪魔して、所期の充分な圧着状態
を実現させ得なくする虞がある。
また仮に充分な圧着状態を実現させ得るだけの大なる加
圧力を加えたときは、その舌部補強縁までもが偏平に変
形してしまうため、折角の首部の補強が圧着接続後には
期待できなくなる。
本考案は、圧着端子における上記したような従来の問題
点に対処して、首部の曲げ荷重に対する抵抗力を強化す
るため、この首部の素材厚さを、端子本体に近い部分で
は該本体のそれに等しく大ならしめ、圧着部に近い部分
では鉄部のそれに等しく小ならしめると共に、その素材
厚さが大から小に変化する部分の左右には立上り縁を形
成して、当該首部の補強を図るようにしたものである。
以下これを図面に示す実施例について詳述する。
図に於て1は端子本体、2は電線の芯線端末に対する接
続を加圧抱持手段によって実現し得るようにした圧着部
、3は上記の電線を絶縁被覆ごと抱持するための電線抱
持部である。
然して上記の圧着部2は、左右に抱持片2 a 、2
bを備えて、はぼU字形の形状に屈曲成形され、また電
線抱持部3も、同じく左右に抱持片3a、3bを備えて
、はぼU字形の形状に成形されている。
これらの圧着部2と電線抱持部3は、端子本体1の後端
に、これよりも巾狭い首部4を介して、該本体を延長す
る如く順次連続的に設けられ、本考案の対象とする圧着
端子を構成している。
一方、このように構成されている圧着端子の素材厚さは
、端子本体1では大とされ、圧着部2及び電線抱持部3
では小とされている。
かかる圧着端子に於て、本考案は次の如〈実施される。
即ち、上記した首部4の素材厚さは、端子本体1に近い
部分では、該本体のそれに等しく大とされ、圧着部2に
近い部分では、鉄部のそれに等しく小とされている。
また、この首部4における素材厚さが大から小に変化す
る部分の左右には、立上り縁4 a 、4 bが、前記
の各抱持片2 a 、2 bから独立して形成され、該
部分を浅いU字形もしくは倒コ字形に近い形状となして
いる。
上記の如く構成された圧着端子は、従来と同様にして、
電線の芯線端末へ接続される。
即ち圧着部2は、左右の両抱持片2a、2bで電線の芯
線端末を加圧抱持する圧着手段により、該電線への接続
を実現し、電線抱持部3は、左右の両抱持片3a、3b
で電線を絶縁被覆ごと抱持することにより、その接続状
態を補強する。
なお上記した圧着部2での圧着の際、首部4の各立上り
縁4 a 、4 bは、各抱持片2a、2bから独立し
ているため、該各抱持片の加圧変形を邪魔することがな
く、また逆にこれらの各立上り縁4 a 、4 bが加
圧変形させられることもない。
然して端子本体1と圧着部2との間の首部4は、巾狭く
されてはいるけれども、端子本体1に近い部分では素材
厚さが該本体のそれと等しく大とされ、且つまたその素
材厚さが大から小に変化する部分には、圧着時にも変形
させられることのない立上り縁4 a 、4 bが、圧
着部の各抱持片2a、2bから独立して左右に設けられ
ている。
それ故に、前記した電線への接続時もしくはその前後に
於て、首部4に曲げ荷重が加えられても、この首部4は
、端子本体1に近い部分での大なる素材厚さと、圧着部
に近い部分での立上り縁4 a 、4 bとによって、
その曲げ荷重に対し強い抵抗力を示すことになる。
以上の如く、本考案は圧着端子における端子本体と圧着
部との間の首部につき、曲げ荷重に対する補強を行なう
ものであるから、このような本考案によれば、上記首部
の曲げ荷重に対する抵抗力を大巾に強化し得て、鉄部で
の予期しない曲げ変形や折損をよく防止し得、従って後
の工程に支障を来たしたり当該端子自体を使用不能にし
たりすることがない、という効果を期待できる。
然も本考案における上記した首部を補強する該部左右の
立上り縁は、圧着部左右の各抱持片から独立させられて
いるため、圧着時における各抱持片の加圧変形を邪魔す
ることがなく、従ってその圧着部に所期の充分な圧着状
態を実現させることができ、且つそれらの立上り縁自体
はこの圧着時に於いても何等変形させられないため、依
然として首部の補強を維持できるのである。
なお、図示の実施例では後端に電線抱持部を有する圧着
端子が対象とされているが、このような電線抱持部を有
しない圧着端子に対しても本考案を同様に実施し得るこ
とは、勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す平面図、第2図は第1図
のA−A線よりみた断面図、第3図は同B−B線よりみ
た断面図、第4図は同C−C線よりみた断面図である。 1・・・・・・端子本体、2・・・・・・圧着部、2
a 、2 b・・・・・・抱持片、4・・・・・・首部
、4 a 、4 b・・・・・・立上り縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 素材厚さが大なる端子本体と素材厚さが小なる圧着部と
    の間における巾狭くされた首部の素材厚さが、端子本体
    に近い部分では該本体のそれに等しく大とされ、圧着部
    に近い部分では鉄部のそれに等しく小とされており、且
    つこの首部の素材厚さが大から小に変化する部分の左右
    には、上記圧着部の左右の各抱持片から独立した立上り
    縁が夫々形成されていることを特徴とする圧着端子。
JP6872379U 1979-05-21 1979-05-21 圧着端子 Expired JPS5915410Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6872379U JPS5915410Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21 圧着端子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6872379U JPS5915410Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21 圧着端子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55168976U JPS55168976U (ja) 1980-12-04
JPS5915410Y2 true JPS5915410Y2 (ja) 1984-05-08

Family

ID=29302588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6872379U Expired JPS5915410Y2 (ja) 1979-05-21 1979-05-21 圧着端子

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JPS55168976U (ja) 1980-12-04

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