JPS5825070Y2 - けらば瓦の取付装置 - Google Patents

けらば瓦の取付装置

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Publication number
JPS5825070Y2
JPS5825070Y2 JP5858279U JP5858279U JPS5825070Y2 JP S5825070 Y2 JPS5825070 Y2 JP S5825070Y2 JP 5858279 U JP5858279 U JP 5858279U JP 5858279 U JP5858279 U JP 5858279U JP S5825070 Y2 JPS5825070 Y2 JP S5825070Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
keraba
pin
hole
top surface
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Expired
Application number
JP5858279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55157929U (ja
Inventor
賢司 金岡
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP5858279U priority Critical patent/JPS5825070Y2/ja
Publication of JPS55157929U publication Critical patent/JPS55157929U/ja
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はけらば瓦の取付装置に関するものであって、主
な目的とするところは作業者が屋根外に身を乗り出さす
ともけらば瓦を野地板上で簡単且つ安全に葺設すること
ができるけらば瓦の取付装置を提供するにある。
従来は第1図に示すように、けらば瓦1の一側端より釘
2を野地板10端部の鼻か<シ12に打入してけらば瓦
1の取付けが行なわれており、そのため作業者は屋根外
に身を乗り出して釘打ちを行なわねばならず、作業が危
険となるという問題があった。
本考案は上記の点に鑑みて考案されたものであって、以
下図に示す実施例に基いて詳述する。
けらば瓦5は断面り字状で前後に長くなった形状に形成
され、横片6の後部略中央と前部略中夫に夫々上下に貫
通する透孔8,8が穿設してあり、後部の透孔8は前後
方向に長くなった長孔状となっている。
けらば瓦5は横片6を野地板10上面端部に位置する地
元11の側端部に重ね合せ、縦片7を野地板10側端縁
の鼻かくシ12に被せると共に、下段のけらば瓦5の後
部上面に上段のけらば瓦5の前部を重ね合して屋根の側
縁に沿って取付けられるものであり、各けらば瓦5は夫
々一端を鼻かくし12上面に固定する連結具15にて屋
根上に固定される。
連結具15は第4図に示すように下端の固定片16と固
定片16より上方へ略逆U字状に延出する係止片17及
び係止片17の上面より上方に突出するピン18とで構
成され、固定片16の釘孔19より鼻か<シ12上面に
打入する釘20にて鼻かくし12上に固定される。
係止片17は地瓦11側端部上面とこの上に重ねられる
けらば瓦5の下面との間に収められ、上方に突出するピ
ン18が下段のけらば瓦5後部の透孔8と上段のけらば
瓦5前部の透孔8に貫入して、各けらば瓦5が屋根上に
固定されると共に上下のけらば瓦5がピン18にて連結
される。
けらば瓦5の取付けは第5図a、l)に示すように、予
じめ鼻か<シ12に固定した連結具15のピン18を下
段のけらば瓦5後部の透孔8に貫入してこれを屋根上に
取付けた後、上段のけらば瓦5前部の透孔8に下段のけ
らば瓦5上面より突出するピン18を貫入して行なわれ
るものであり、各けらば瓦5は後部に形成した前後に長
くなった長孔状の透孔8内でピン18が前後方向に移動
することで、前後方向の位置調整が行なえるものである
また上段のけらば瓦5上に突出するピン18は第2図に
示すようにけらば瓦5の上面に沿って折曲処理されるも
のである。
このように本考案にあっては、断面が略り字状で前後に
長くなったけらば瓦の横片の前後両端部に上下に貫通す
る透孔を穿設し、釘孔を穿設した固定片より上方へ他見
の側端部上面に沿うように係止片が延出されるとともに
係止片の上面より上方にけらば瓦固定用のピンが突設さ
れた連結具を鼻かくし上面に釘着し、上記ピンを下段の
けらば死後端部の透孔と下段のけらば瓦後端部上面に前
端部を重ね合せた上段のけらば瓦前端部の透孔とに貫入
するとともにピンの先端を折曲することにより両けらば
瓦を固定するようにしたものであり、連結具の固定片を
野地板側端に鼻かくし上面に釘着し、固定片より他見の
側端部上面に沿うように延出された係止片の上面に突設
したピンをけらば瓦の透孔に貫入して折曲することによ
り、けらば瓦を連結具を介して野地板に取着するように
なっており、連結具の野地板への固定および連結具によ
るけらば瓦の固定が野地板上面で行なえるので、作業者
は従来例のように身を屋根外に乗り出さずにけらば瓦を
葺くことができ、作業を安全に行なえるという効果があ
り、また、他見の側端部上面に沿うように延出された係
止片の上面にけらば瓦固定用のピンを突設しているので
、このピンが貫入されるけらば瓦の透孔を通して浸入す
る雨水を他見上に流して排出することができ、けらば瓦
の上面に固定用の透孔を穿設しているにも拘らず透孔を
通して浸入する雨水が野地板に流れることがなく、雨仕
舞が損なわれることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す断面図、第2図は本考案の一実施
例を示す部分断面図、第3図は同上に使用するけらば瓦
の斜視図、第4図は同上に使用する連結具の斜視図、第
5図a、l)は同上のけらば瓦の取付手順を示す概略平
面図であり、5はけらば瓦、6は横片、8は透孔、10
は野地板、15は連結具、16は固定片、17は係止片
、18はピンである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面が略り字状で前後に長くなったけらば瓦の横片の前
    後両端部に上下に貫通する透孔を穿設し、釘孔を穿設し
    た固定片より上方へ地元の側端部上面に沿うように係止
    片が延出されるとともに係止片の上面より上方にけらば
    瓦固定用のピンが突設された連結具を野地板側端の鼻が
    くし上面に封着し、上記ピンを下段のけらば死後端部の
    透孔と下段のけらば瓦後端部上面に前端部を重ね合せた
    上段のけらば瓦前端部の透孔とに貫入するとともにピン
    の先端を折曲することにより両けらば瓦を固定するよう
    にして戊るけらば瓦の取付装置。
JP5858279U 1979-04-30 1979-04-30 けらば瓦の取付装置 Expired JPS5825070Y2 (ja)

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JPS55157929U JPS55157929U (ja) 1980-11-13
JPS5825070Y2 true JPS5825070Y2 (ja) 1983-05-30

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ID=29292608

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