JPS582493Y2 - 厚板の成形装置 - Google Patents

厚板の成形装置

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Publication number
JPS582493Y2
JPS582493Y2 JP1978020381U JP2038178U JPS582493Y2 JP S582493 Y2 JPS582493 Y2 JP S582493Y2 JP 1978020381 U JP1978020381 U JP 1978020381U JP 2038178 U JP2038178 U JP 2038178U JP S582493 Y2 JPS582493 Y2 JP S582493Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die
overhanging
plane
punch
thick plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978020381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54124048U (ja
Inventor
田口光男
Original Assignee
曙ブレーキ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 曙ブレーキ工業株式会社 filed Critical 曙ブレーキ工業株式会社
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Publication of JPS54124048U publication Critical patent/JPS54124048U/ja
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は互いに直交する第1.第2の平面の交差部に、
第1平面から第2平面に沿って張出している張出部を有
する部品を厚板から加工する成形装置に関するものであ
る。
本考案は例えばディスクブレーキのキャリパを案内支持
するサポート固定部材などを厚鋼板から成形するための
成形装置に適用される。
第1,2図に示すように可動部材としてのキャリパが1
対のピンによってサポートに案内されるようになってい
る形式のディスクブレーキにおいて、前記ピンを支持す
る固定部材12はほぼ環状の厚板を直角に折曲げて平面
図15と平面部16とを形成し、かつこの折曲げ部に制
動円板22の列側縁に接近してこれを跨ぐ1対の張出部
17を形成したものであり、平面部16の内縁に設けた
突部18に摩擦パッドの側縁に設けた切欠が係合支持さ
れ、また平面部15の内縁の切欠19にもう一つの摩擦
バンドの両側縁に設けた突片が係合支持されるようにな
っており、キャリパは平面部15に固定したピン13と
、ビン穴14に螺合支持した第2のピンとに支持され、
制動円板220面と直角な方向に摺動することができる
キャリパに設けたシリンダに嵌合するピストンが一方の
摩擦バンドを制動円板22の一面に押し付け、との反力
を受けるキャリパが固定部材12のピンに沿って移動し
、他方の摩擦パッドを制動円板の他面に押し付けて制動
力を発生するようになっている。
固定部材12は平面部15のねし穴20に挿通したボル
トによって車両の非回転部分に固定される。
このような固定部材を厚い鋼板から加工する場合、張出
し、成形の複合加工が行われるので、材料の端縁に亀裂
が発生することがあり、このため成形材料を予め焼鈍す
る必要がある。
本考案の目的はこのような焼鈍処理を行わないで、張出
し加工、曲げ加工を連続的に行うことによって、冷間成
形を可能とする厚板の成形装置を提案することである。
このため、本考案の構成は互いに直交する第1゜第2の
平面の交差部に、第1の平面から第2の平面に沿って張
出している張出部を有する厚板の成形装置において、前
記第1.第2の平面に対応する平面および前記第1の平
面の隅部に前記張出部に対応する凹部をもつ張出しダイ
と、前記張出部に対応する凸部を隅部にもつポンチと、
前記張出しダイの端面に回動可能に軸支持され、かつ前
記第2の平面に対応する平面をもつ曲げダイと、前記張
出しダイを前記ポンチの移動方向に移動可能に弾性支持
するばねと、前記張出しりイの移動に伴って前記曲げダ
イを前記張出しダイの凹部りも低い水平な姿勢から直角
に起立させるガイドからなるものである。
本考案による成形装置の構成を図示の実施例に基づいて
説明すると、第3図において、1はグイホルダ、2,9
はダイホルダ1に固定したガイド。
3は前記ガイド2,9に沿って案内される張出しダイで
あり、この下端からロッド6がダイホルダ1を貫通して
延び、強いばね10によって支持されている。
7はポンチ、8はポンチ7を支持するポンチホルダであ
る。
張出しダイ3およびポンチ7はそれぞれ第1,2図に示
した固定部材12の平面部16に対応する平面を備えて
おり、各平面の右隅部に張出部17に対応する凹部3a
および凸部7aを備えている。
張出しダイ3の右端壁中央部からガイド9に摺接する突
壁3bが一体に設けられ、該突壁3bに係合する二股部
分を備える曲げダイ4が係合され、水平なビン24によ
って回動可能に結合される。
このため1曲げダイ4の左上角隅部およびガイド9の左
上角隅部は削除されて丸みがつげられる。
曲げダイ4は張出しダイ3の凹部3aとほぼ同じ水準に
あって、ガイド9の頂端により水平に支持されている。
なお、第5図に示すように張出しダイ30両側部には、
張出部17の綾線が制動円板220列周縁に沿うように
するための傾斜面5aを備える成形グイ5が結合される
上述した成形装置において、厚板材23から固定部材1
2を成形する場合、環状に打ち抜かれた板材23を張出
しダイ3に載せ、ポンチ7を下降させると、凹部3aと
凸部7aとによって張出部7が成形される。
この間強いばね10によって支持される張出しダイ3は
下降しない。
ポンチ7を強く押し丁げると、ばね10の力に抗して張
出しダイ3が下降し、曲げり第4がピン24を中心に回
動しながら徐々に起立し、張出しダイ3とポンチ7とに
挾まれていない部分が曲げダイ4によって第4図に示す
ように上方に折曲げられる。
最後に、張出しダイ3がダイホルダ1に近づくとき、1
対の成形ダイ5の斜面5aによって張出部17の稜線が
それぞれ制動円板22の列周縁べ沿った形に仕上げられ
る。
上述のように5本考案による成形装置によれば。
予め所定の形状に打ち抜いた板材を張出しダイとポンチ
の間に挿入すれば、まず張出部11がこの稜線が一直線
上に延びる形に形成され5次いで平面部16と平面部1
5とが回転曲げダイ4によって形成され、最後に成形ダ
イ5によって1対の張出部17が互いに傾斜されて制動
円板の列置に沿って延びるように成形されるのである。
−瞬に加工が行われるのでなく、順次行われるので、材
料の加工中に過度の応力が集中することはなく、材料を
焼鈍するなどの前処理を施こさなくても、亀裂を伴うこ
となく、常温で所定の成形品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はディスクブレーキの固定部材についての平面図
、第2図は同正面図、第3図は本考案に係る成形装置の
正面図、第4図は同装置の成形完了の状態を示す正面図
、第5図は第4□□□の線VVによる側面断面図である
。 1・・・ダイホルダ、2・・・ガイド、3・・・張出し
ダイ、4・・・曲げダイ、5・・・成形ダイ、6・・・
ロッド、7・・・ポンチ、8・・・ポンチホルダ、9・
・・ガイド、10・・・ばね、12・・・固定部材、1
5.16・・・平面部、17・・・張出部、22・・・
制動円板、23・・・板材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 互いに直交する第1.第2の平面の交差部に、第1の平
    面から第2の平面に沿って張出している張出部を有する
    厚板の成形装置において、前記第1、第2の平面に対応
    する平面および前記第1の平面の隅部に前記張出部に対
    応する凹部をもつ張出しダイと、前記張出部に対応する
    凸部を隅部にもつポンチと、前記張出しダイの端面に回
    動可能に軸支持され、かつ前記第2の平面に対応する平
    面をもつ曲げダイと、前記張出しダイを前記ポンチの移
    動方向に移動可能に弾性支持するばねと。 前記張出しダイの移動に伴って前記曲げダイを前記張出
    しダイの凹部りも低い水平な姿勢から直角に起立させる
    ガイドからなる厚板の成形装置。
JP1978020381U 1978-02-21 1978-02-21 厚板の成形装置 Expired JPS582493Y2 (ja)

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JP1978020381U JPS582493Y2 (ja) 1978-02-21 1978-02-21 厚板の成形装置

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Publication Number Publication Date
JPS54124048U JPS54124048U (ja) 1979-08-30
JPS582493Y2 true JPS582493Y2 (ja) 1983-01-17

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ID=28851247

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